JPH04160788A - カーボンヒータ - Google Patents

カーボンヒータ

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JPH04160788A
JPH04160788A JP28379990A JP28379990A JPH04160788A JP H04160788 A JPH04160788 A JP H04160788A JP 28379990 A JP28379990 A JP 28379990A JP 28379990 A JP28379990 A JP 28379990A JP H04160788 A JPH04160788 A JP H04160788A
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carbon heat
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保立 四郎
Hiroshi Yamazaki
拓 山崎
Teruo Sugai
菅井 照夫
Shigeo Kato
加藤 茂男
Haruo Tazoe
田添 晴夫
Hiroaki Koike
小池 弘明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体ウェーハ又は単結晶引上げ用ルツボ等
を加熱する平板状又は円筒状のカーボンヒータに関する
〔従来の技術〕
従来、この種のカーボンヒータは、単に方形状をなす平
板状又は円筒状のカーボン基材の対向する辺から平行な
複数のスリットを交互に設けて構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のカーボンヒータにおいては、
スリット両側の発熱体を流れる電流の電磁作用によって
生ずる振動に対処するため、その厚さを大きくして剛性
を高める必要があると共に、当然にスリットからの熱放
射が行われないため、均熱性に欠ける問題がある。
そこで、本発明は、剛性を高めて薄型化が可能であると
共に、均熱性に優れたカーボンヒータの提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本発明のカーボンヒータは、
スリットを交互に設けた平板状又は円筒状のカーボンヒ
ータにおいて、電気比抵抗がカーボン発熱体の103倍
以上で、かつ放射率が0.65〜1.0の物質を前記各
スリットにCVD法により充填したものである。
〔作 用〕
上記手段においては、スリット両側のカーボン発熱体が
スリット充填物質によって一体的に接合されると共に、
このスリット充填物質がカーボン発熱体からの熱伝導に
よって同等の温度に温められる。
カーボン発熱体としては、電気比抵抗が10−2〜10
−3Ω・−1の黒鉛又はC/C(炭素縁強化炭素)複合
材が用られる。カーボン発熱体の厚さは、1〜5m+w
が好ましく、1111111未満であるとヒータとして
の均熱性が低下し、5+n+nを超えるとヒータが厚肉
化し、かつ均熱性が低下する。
スリット充填物質の電気比抵抗がカーボン発熱体の10
3倍未満であると電流がスリット充填物質内を流れ、カ
ーボン発熱体からの発熱量が減少し、かつ均熱性が著し
く阻害される。スリット充填物質の放射率が0.65未
満であると上記充填物質よりの放射が小さくなり、カー
ボン発熱部との放熱差が大きくなる。従って、ヒータ発
熱面よりの放熱ムラが大きく、均熱性が低下する。スリ
ット充填物質としては、5iC(炭化けい素)が好適で
ある。
カーボンヒータは、全面がSiC被膜で覆われているこ
とが好ましく、このようにすることにより放熱面全面に
亘り放射率が等しくなるので、均熱性が一層向上する。
SiC被膜の厚さは、20〜120μmが好ましく、2
0μ麟未満であるとSiC被覆率が低下するため均熱性
に寄与せず、200μmを超えると製造コストが大きく
なる。
CVD (化学気相反応)法によるスリット充填物質の
充填に際しては、カーボン発熱体の板面にマスキングを
施して行うことにより、平滑な発熱面が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1〜3 C/C複合材(電気比抵抗5X10−’Ω−cm)から
なる厚さlam、311IIl及び5IIl111の方
形平板状(縦250++m、横250mn+)のカーボ
ン発熱体を用い、第1図に示すように、各カーボン発熱
体1における対向する上下辺から互いに平行な複数(図
においては10本)のスリット2(幅3II1m、長さ
210mm)を形成すると共に、対向する左右辺に電流
の入出力端子部3a、3bを形成した。
ついで、カーボン発熱体1の両板面にマスキングを施し
、スリット充填物質としてSiC4(電気比抵抗2X1
0’Ω・−cm、放射率0.8)を各スリット2にCV
D法により充填して各カーボンヒータを得た。
二〇〇VD条件は、次の通りである。
原料ガス:MTCSソース  15!/分H,951/
分 温   度:1300°C 時  間:実施例1      4時間実施例2   
  12時間 実施例3     20時間 雰囲気圧: 100〜200Torr 実施例4〜6 実施例1〜3で得られた各カーボンヒータの全面にCV
D法によりSiC被膜(厚さ、40μm)を形成し、各
カーボンヒータを得た。
このCVD条件は、次の通りである。
原料ガス:MTCSソース   5ffi/分Hz  
       951/分 温  度:1300”C 時  間80.5時間 雰囲気圧: 100〜200Torr 比較例1〜3 C/C複合材(電気比抵抗5×101Ω・−cm)から
なる厚さ3+am、0.5mm及び8+amの方形平板
状(縦250mm、横250mm)のカーボン発熱体を
用い、実施例1〜3と同様の寸法で入出力端子部及びス
リットを形成した後、厚さ311II11のものをその
ままで比較例1のカーボンヒータとする一方、厚さ0.
5 m及び8m1tIのものの両板面にマスキングを施
し、スリット充填物質としてSiC(電気比抵抗5×1
0°Ω・−cm、放射率0.8)をそれぞれのスリット
にCVD法により充填して比較例2及び比較例3のカー
ボンヒータを得た。
このCVD条件は、次の通りである。
原料ガス:MTCSソース  157!/分H!   
      95ffi/分温   度:  1300
°C 時  間:比較例2      2時間比較例3   
  32時間 雰囲気圧: 100〜200Torr 比較例4〜6 CIP法による等方性黒鉛(電気比抵抗1.5×10−
’Ω・−ctn)からなる厚さ3III11.0.5m
及び8Iの方形平板状(縦250mm、横250mn+
)のカーボン発熱体を用い、実施例1〜3と同様の寸法
で入出力端子部及びスリットを形成して各カーボンヒー
タを得た。
得られた各カーボンヒータの均熱性をみるため、窒素ガ
ス雰囲気中において、単結晶ウェーハをサセプターに載
置し、上記カーボンヒータによりサセプターの下面から
加熱して単結晶ウェーハの中央部が1100°Cの温度
となるようにした場合、第2図に示す単結晶ウェーハW
の各部(A−G)の温度は、基準温度(1100’C)
との差を示す第1表のようになった。
第1表 従って、厚さを1〜5mmとし、スリットをCVD  
SiCで充填することにより温度差を4〜6°Cと均一
にすることができ、かつCV D−3iC被膜で全面を
覆うことにより、−層均熱性を高め得ることがわかる。
なお、カーボンヒータは、方形板状のものに限らず、例
えば第3図に示すように、円板状のカーボン発熱体5に
スパイラル状にスリットを形成すると共に、中心部と外
周端部とに電流の入出力端子6a、6bを形成し、かつ
スリットに実施例1〜3のものと同様にスリット充填物
質7を充填しても同様の作用効果が得られ、かつ全面を
SiCで被覆することにより、均熱性が一層向上した。
実施例7 C/C複合材(電気比抵抗7X10−’Ω−cm)から
なる厚さ2+am、外形200am、高さ300nIl
lの円筒形のカーボン発熱体を用い、第4図に示すよう
に、カーボン発熱体8の下端部を適宜に切り欠き、電流
の入出力端子部9a、9bを形成すると共に、上下端か
ら複数(図においては16本)のスリット10(輻3m
a+、長さ250mo+)を交互に平行に形成した。
ついで、カーボン発熱体5の内外周面にマスキングを施
し、スリット充填物として5iC11(電気比抵抗5×
10°Ω・1、放射率0.8)を各スリット10にCV
D法により充填してカーボンヒータを得た。
このCVD条件は、次の通りである。
原料ガス:MTCSソース  151I分H,951I
分 温  度:1300°C 時  間二8時間 雰囲気圧: 100〜200Torr 比較例7 実施例と同様のC/C複合材からなる同形状の円筒形の
カーボン発熱体に同様に入出力端子部及びスリットを形
成し、カーボンヒータとした。
比較例8 CIP法による等方性黒鉛からなり、実施例7と同形状
の円筒形のカーボン発熱体に同様に人出力端子部及びス
リットを形成し、カーボンヒータとした。
このカーボンヒータを単結晶引上げルツボ用のヒータと
して使用し、単結晶の引上げ(15回)を行ったところ
、育成された単結晶の良品数及び使用後のヒータの変形
状態(入出力端子間の内径D+ とこれと直交する方向
の内径D2との比D2/D、(第5図参照))は第2表
に示すようになった。
したがって、スリットをCVD  SiCで充填するこ
とにより、均熱性が向上して単結晶の引上げを良好に行
い得、かつ剛性に優れたものとし得ることがわかる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、スリット両側のカーボン
発熱体がスリット充填物質によって一体的に接合される
ので、カーボン発熱体の剛性を高めることができ、ひい
ては薄型化が可能になると共に、スリット充填物質がカ
ーボン発熱体からの熱伝導によって同等の温度に温めら
れるので、スリット充填物質がカーボン発熱体と同程度
の放射体として機能し、ヒータ全体の均熱性を大幅に向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は実施例1〜3に係
るカーボンヒータの平面図で、第2図はそのカーボンヒ
ータを用いて加熱した単結晶ウェーハの温度測定個所の
説明図、第3図は平板状カーボンヒータの他の実施例の
平面図、第4図は実施例7に係るカーボンヒータの斜視
図で、第5図はそのカーボンヒータの使用後の変形状態
の説明図である。 1・・・カーボン発熱体、2・・・スリット、3a、3
b・・・入出力端子部、4・・・スリット充填物質、訃
・・カーボン発熱体、6a、6b・・・入出力端子部、
7・・・スリット充填物質、8・・・カーボン発熱体、
9a。 9b・・・入出力端子部、10・・・スリット、11・
・・スリット充填物質。 出 願 人  東芝セラミックス株式会社代理人枡理士
   高    雄次部 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スリットを交互に設けた平板状又は円筒状のカー
    ボンヒータにおいて、電気比抵抗がカーボン発熱体の1
    0^3倍以上で、かつ放射率が0.65〜1.0の物質
    を前記各スリットにCVD法により充填したことを特徴
    とするカーボンヒータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288163A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Nuflare Technology Inc 半導体製造装置及びヒータ
KR100856802B1 (ko) * 2006-10-19 2008-09-05 (주) 이노쎄라 탄화규소 히터 및 이 히터가 포함된 반도체 확산공정장치
JP2010168234A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ母材の製造装置
JP2011232029A (ja) * 2009-04-07 2011-11-17 Yoshinobu Abe 加熱装置
US9161392B2 (en) 2009-04-07 2015-10-13 Yoshinobu ANBE Heating apparatus for X-ray inspection

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