JPH04158932A - ベローズの製造方法 - Google Patents

ベローズの製造方法

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JPH04158932A
JPH04158932A JP28083090A JP28083090A JPH04158932A JP H04158932 A JPH04158932 A JP H04158932A JP 28083090 A JP28083090 A JP 28083090A JP 28083090 A JP28083090 A JP 28083090A JP H04158932 A JPH04158932 A JP H04158932A
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JP
Japan
Prior art keywords
bellows
base material
manufacturing
deposit layer
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP28083090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Okada
健 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は計測器、圧力スイノチ等の微圧力センサーと
して使用されるベローズの製造方法に関するものである
〔従来技術および解決しようとする課題〕一般にベロー
ズ、特に、金属ベローズを製造する場合には、まず、1
本の素管を数多くの熱処理、しごき工程を通して必要肉
厚の管を作り、次にそれを波形状に成形してシームレス
へローズを製造したり、あるいは、上記の工程で製造し
たシームレスへローズ、および機械加工によりベローズ
形状に切削した母材に電気めっきを施して金属析出層を
形成し、この後に素管ベローズ、または母材を溶解して
電着による金属ベローズ、すなわち、電着ベローズを製
造している。
この場合、前記のように成形によって製造された成形ベ
ローズにあっては高強度ベロー/(カ、また、電着ベロ
ーズにあっては薄膜(μmオーダー)の軟ばね性のベロ
ーズがそれぞれ製造されるものである。
しかしながら、前者のような成形へローズにあっては、
成形性のある金属の場合に限定され、また、後者の電着
ベローズならば、基材表面の状態がめっきに反映し、小
孔の皆無なベローズを製造するにはめっき技術等が重要
であることは言うまでもなく、芯金の溶解など、技術的
、経済的に種々の問題点を有している。
この発明の目的は、成形性の材料を使用できるとともに
、小孔が皆無であり、しかも、全体を安価とすることの
できるベローズの製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明によるベローズの製造方法にあっては、比較的
に展延性のある金属薄板を円形状に打ち抜き、基材ベロ
ーズを深絞り加工を用いて波形状に成形してつくる。
次に、基材ベローズの内外面のうちの片面、あるいは両
面に無電解コンポジットめっきを用いて金属析出層を形
成する。
また、片面のみに金属析出層を形成した場合には基材ベ
ローズを溶解して金属析出層を残すことにより金属析出
層のみからなるベローズとし、そして、最終工程として
熱処理を施してベローズが製造される。
〔実施例−1〕 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を説明する
まず、比較的に高い展延性を有するとともに、アルカリ
で容易に溶解できる金属アルミニウム薄板を円形に打ち
抜いて円板1を形成する(第1図)。
つぎに打ち抜いた金属アルミニウム薄板の円板1をチュ
ービングして素管2としく第2図)、さらに、この素管
2をプレス成形によって波形状に成形して基材ベローズ
3を作る(第3図)。
つぎに、無電解めっき浴中に浸漬することにより基材ベ
ローズ3の内面のみ、または外面のみ、あるいは内外面
に、たとえば、ニッケルマトリックス中に炭素繊維を有
する金属析出層4を形成する(第4図、第5図)。
なお、内面のみ、または、外面のみに、たとえば、ニッ
ケルマトリックス中に炭素繊維を有する金属析出層4を
形成する場合には外面、または内面にあらかしめ樹脂コ
ートを施しておく。
そして、内外面に、たとえば、ニッケルマトリックス中
に炭素繊維を有する金属析出層4を形成した場合(第5
図)を除いて、別槽に準備した、たとえば、アルカリ溶
解液等に浸漬してアルミニウム薄板で形成した基材ベロ
ーズ3を除去して残った、たとえば、ニッケルマトリッ
クス中に炭素繊維を有する金属析出層4のみでベローズ
5を製造する(第6図)。
なお、内外面に、たとえば、ニッケルマトリックス中に
炭素繊維を有する金属析出層4を形成した場合には、内
部にアルミニウム薄板で形成した基材ベローズ3が位置
しているベローズ6が形成されるものである(第5図)
さらに、上記のようにして製造したベローズ5.6に対
して最後に熱処理をすことにより、結晶化の不充分な無
電解金属析出層が結晶化し、成長し、さらに、表面酸化
物層の成長が加わり、機械的性質においては2〜3倍、
また、気密性においては5割増加したベローズを得るこ
とができる。
[実施例−2〕 この実施例−2においては前記実施例−1と同様なので
前記実施例−1で用いた各図を参照しつつ説明する。
まず、前記実施例−1と同様の工程によって金属銅薄板
で基材ベローズ3を形成する。
つぎに、無電解めっき浴中に浸漬することにより無電解
めっき法によって基材ベローズ3の内面のみ、または外
面のみ、あるいは内外面に、ニッケルマトリックス中に
SiC粒が分散した金属析出層4を形成する。
そして、基材ベローズ3の内面のみ、または外面のみ、
あるいは内外面に、ニッケルマトリックス中にSiC粒
が分散した金属析出層4を有するベローズを形成する(
第4図、第5図)。
さらに、上記のようにして製造したベローズ5.6に対
して最後に熱処理を施すことにより、結晶化の不充分な
無電解金属析出層が結晶化し、成長し、さらに、表面酸
化物層の成長を加わり、機械的性質においては2〜3倍
、気密性においては5割増加したベローズを得ることが
できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、比較的に展延性の大きい金属薄板を
成形加工によってチュービング、および波形状に形成す
るようにしたので、凹凸のない平滑な表面を得ることが
でき、また、従来のように大量に溶解する必要がなくて
製造が容易であり、また、ばね定数等に敏感な従来の電
気めっきによりつき廻りが無電解コンポジットめっきに
よって大きく改善することができる。
そして、最終工程に熱処理を施したことにより、結晶化
の不充分な無電解金属析出層が結晶化し、成長し、さら
に、表面酸化物層の成長が加わり、機械的性質において
は2〜3倍、気密性においては5割増加したベローズを
得ることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属円板を示す概略図、第2図は第1図のもの
を管状にした概略図、第3図は第2図のものを波形状の
基材ベローズとした概略図、第4図は基材ベローズの内
面または外面に無電解コンポジットめっき法によって金
属析出層を形成した状態を示す概略図、第5図は基材ベ
ローズの内外面に無電解コンポジットめっき法によって
金属析出層を形成した状態を示す概略図、第6図は第4
図に示すものの基材ベローズを溶解して金属析出層のみ
とした状態を示す概略図である。 1・・・・・・円板 2・・・・・・素管 3・・・・・・基材ベローズ 4・・・・・・金属析出層 5.6・・・・・・ベローズ 特許出願人     イーグル工業株式会社 −1゛1 代理人 弁理士   中  林  幹  雄  ・ノ 第1図 第2図 2t、篭 第3図 養林べ0−ス゛

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)展延性のある金属材料の板を圧延して得た薄板を
    円形に打ち抜き、この後、絞り加工してチューブ状とし
    、つぎに前記チューブを金型成形により波形状の基材ベ
    ローズに形成し、この基材ベローズの内面、または外面
    の一方、または、内外面に無電解コンポジットめっき法
    によって、金属析出層を形成し、こののち、熱処理を施
    してベローズを形成したことを特徴とするベローズの製
    造方法。
  2. (2)展延性のある金属材料はアルミニウムである請求
    項1記載のベローズの製造方法。
  3. (3)展延性のある金属材料は銅である請求項1記載の
    ベローズの製造方法。
  4. (4)金属析出層は、ニッケルマトリックス中に炭素繊
    維、または、ニッケルマトリックス中にSiC粒が分散
    している請求項1記載のベローズの製造方法。
  5. (5)展延性のある金属材料の板を圧延して得た薄板を
    円形に打ち抜き、この後、絞り加工してチューブ状とし
    、つぎに前記チューブを金型成形により波形状の基材ベ
    ローズに形成し、この基材ベローズの内面、または外面
    に無電解コンポジットめっき法によって金属析出層を形
    成し、こののち、前記基材ベローズを溶解して金属析出
    層のみとし、さらに、この金属析出層に熱処理を施して
    ベローズを形成したことを特徴とするベローズの製造方
    法。
  6. (6)展延性のある金属材料はアルミニウムである請求
    項5記載のベローズの製造方法。
  7. (7)展延性のある金属材料は銅である請求項5記載の
    ベローズの製造方法。
  8. (8)金属析出層は、ニッケルマトリックス中に炭素繊
    維、または、ニッケルマトリックス中にSiC粒が分散
    している請求項5記載のベローズの製造方法。
JP28083090A 1990-10-19 1990-10-19 ベローズの製造方法 Pending JPH04158932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040044A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Shinshu University めっき構造物とその製造方法
JP2007009333A (ja) * 2006-10-23 2007-01-18 Shinshu Univ めっき構造物とその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040044A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Shinshu University めっき構造物とその製造方法
JP2007009333A (ja) * 2006-10-23 2007-01-18 Shinshu Univ めっき構造物とその製造方法
JP4599565B2 (ja) * 2006-10-23 2010-12-15 国立大学法人信州大学 電解めっき方法および電解めっき液

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