JPH04158505A - リアクトル装置 - Google Patents

リアクトル装置

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JPH04158505A
JPH04158505A JP2283285A JP28328590A JPH04158505A JP H04158505 A JPH04158505 A JP H04158505A JP 2283285 A JP2283285 A JP 2283285A JP 28328590 A JP28328590 A JP 28328590A JP H04158505 A JPH04158505 A JP H04158505A
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JP
Japan
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magnetic shield
reactor
coil
magnetic flux
leakage
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Pending
Application number
JP2283285A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsuura
忠 松浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電気鉄道車両に使用するリアクトル装
置に係り、特に漏洩磁束低減を図るようにしたものに関
する。
(従来の技術) 従来の電気鉄道車両に使用されているリアクトルは、大
きく分けて脈流電流を平滑化するために用いる主平滑リ
アクトルと、誘導障害を防止させるためコンデンサと組
合せフィルタ作用させるフィルタリアクトルがある。
一方、車両に藤製する方式としては、主磁束が車両床面
に直交する縦置方式と、車両床面に平行する横置方式が
あり、主にこれらのリアクトルは、数百アンペアの大電
流容量のリアクトル装置である。
第8図は、従来の横置方式の主平滑リアクトルを示して
いる。
第8図はその右上半分にリアクトル装置の縦断面を示し
、その左半分に側面の外形を示す縦断側面図であり、こ
のリアクトル装置1は次のように構成されている。軸中
心の外周に所定数巻回されたリアクトル形成用コイル2
は、巻中心のボビン3の側より、第1段目のコイル2か
らボビン3の長手方向に順次巻かれ、ついで、第2段目
のコイル2、第3段目のコイル2と巻かれていくように
なっている。また、各段のコイル2間には、スペーサ4
が挿入されていて、これによりコイル2の熱放散効率を
向上させている。又、このコイル2の中心のボビン3の
内側には、積層鉄心5を設けている。さらに、コイル2
の軸方向両端部側には、第8図に示すように、ケーシン
グ6が配設され、このケーシング6とコイル2は、複数
の絶縁スタッド7により互に締結されている。また、ケ
ーシング6に付設した端子箱8は、外部のケーブル(図
示せず)に接続されてコイル2に対して電流が供給され
るようになっている。このようにして、リアクトル本体
が構成されている。
このような構成のリアクトル装置1が電気鉄道車両に用
いられる場合には、通常、第8図に示すように電車の車
体の床面11に防振ゴム1oを介して吊り足9によって
前記リアクトル本体が吊り下げられる構成となっている
又、リアクトル装置1に外部のケーブル(図示せず)よ
り数百アンペアの大電流が流れると、リアクトル装置1
周辺に非常に大きな漏洩磁束が発生し、この漏洩磁束に
よって車体床面11の振動及び騒音の原因になっていた
ので、これを低減するために、吊り足9の上部に漏洩磁
束をシールドする平板状の磁気シールドユ2が挿入され
ていた。
(発明が解決しようする課題) 第8図のような電気鉄道車両用リアクトル装置に通電し
た場合、リアクトルより発生する磁束分布のシミュレー
ション結果を見ると、第9図のようになる。第9図に示
すように、リアクトル装置1は、車体床面11がら適当
な距離りをおいて吊り下げられている。コイル2に外部
より通電されることによって、コイル2より磁束が発生
し、第9因に示すように磁束分布線として磁気シールド
12の周辺に漏洩磁束13が放射される。
第9図のシミュレーション結果がらゎがるように、リア
クトル装置1から放射された磁束は、車体の床面11上
及び床下線路(図示せず)上にも漏れ広がっている。車
体床面11上の漏洩磁束13の分布を見ると、磁気シー
ルド12両端面の漏洩磁束13の大きさが、磁気シール
ド12の中央部付近の漏洩磁束13より大きくなってお
り、その大きさは数百ガウスに達する場合もある。
このため、この強力な漏洩磁束13が車体の構成部材で
あるはりや、床材の金属材料部分を電磁振動させ、その
結果、車両からの異常騒音の原因になっている。
又、最近は車体の異常騒音の問題ばかりでなく、漏洩磁
束13によって、ある種の心臓ペースメーカーが反応す
ることがあり、床面11の漏洩磁束13を数十ガウス程
度におさせることが強く要求されるようになって来てい
る。
このため、磁気シールド12では、両端面部分の漏洩磁
束13が大きくなるので、床面11の漏洩磁束13を平
均化することができなく、効率的な磁気シールド作用が
得られないという問題点があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、従来
装置よりさらに漏洩磁束を低減できるリアクトル装置を
提供することを目的とする。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するため、軸中心の外周に所
定数巻回されたリアクトル形成用コイルと、 このコイルの軸方向両端部にはケーシングが配設され、
このケーシングと前記コイルを締結する締結部材とによ
りリアクトル本体を構成し、このリアクトル本体は車両
床面等の取付部材に所定間隔を存し、かつ前記コイル中
心が平行になるように支持固定され、前記リアクトル本
体と前記取付部材との間に間に、平板状の磁気シールド
を設け、前記リアクトル本体から放射状に発生する漏洩
磁束を磁気シールドするようにしたリアクトル装置にお
いて、 前記リアクトル本体の軸方向両端部の前記ケーシング外
周上に、放射状に発生する漏洩磁束に沿うような形状の
磁気シールドを、前記平板状の磁気シールドに極力接近
するように構成したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、リアクトル本体の軸方向両端部のケー
シング外周上に、放射状に発生する漏洩磁束に沿うよう
な形状の磁気シールド板を、平板状の磁気シールドに極
力接近するように構成したので、コイルが通電されると
、リアクトル周辺に漏洩磁束が放射されるが、この漏洩
磁束は、例えば半笠状または笠状の磁気シールド中を通
り、次に平板状の磁気シールドへ導かれる。このような
事から、平板状の磁気シールドの端面付近の漏洩磁束が
低減し、取付部材床面の漏洩磁束を平均化して、効率の
良い磁気シールドが行える。
(実施例) 本発明の実施例について図面を参照して説明する。第1
図は本発明の第1の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の■−■線に沿って切断し矢印方向に見た断面図であ
る。尚、図中第8図、第9図のものと同一構成を示すも
のについては、同一符号を付けて説明の簡略化を図るこ
とにする。
軸中心の外周に所定数巻回されたリアクトル形成用コイ
ル2と、このコイルの軸方向両端部にはケーシング6が
配設され、このケーシング6と前記コイル2を締結する
絶縁スタッド(図示せず)によりリアクトル本体を構成
し、このリアクトル本体の軸方向両端部のケーシング6
外周上に放射状の漏洩磁束13に沿うように半笠状の磁
気シールド14を設け、この半笠状の磁気シールド14
は、平板状の磁気シールド12の端面に極力近接するよ
うに構成したものである。
上述したリアクトル装置1は、外部ケーブルからリアク
トル装置1のコイル2に電流が供給されると、コイル2
から磁束が発生し、リアクトル周辺に漏洩磁束13が放
射されるが、この放射状の漏洩磁束13は、磁気抵抗の
小さい磁気シールド13中を通り、磁気シールド12中
へ導かれるようになる。
以上述べた本発明の第1の実施例によれば、次のような
効果が得られる。すなわち、第3図に示すように磁気シ
ールド12両端部付近の漏洩磁束13が低減し、車両床
面11の漏洩磁束13を平均化できるので、ある種の心
臓ペースメーカーが反応しない十数ガウス程度までの磁
気シールド効果が簡単に得られ、従って車両の構成部材
であるはりや床材の金属材料部分の電磁振動及び電磁騒
音を低減することができる。
又、半笠状の磁気シールド14により、平板状の磁気シ
ールド12中へ漏洩磁束13を導くため、漏洩磁束13
の向きが車両床面11とほぼ平行になるので、磁気シー
ルド12の厚さを薄くすることができ、磁気シールド1
2の軽量化も可能となる。
第4図は本発明の第2の実施例を示すもので、放射状の
漏洩磁束に沿うように、平板状の磁気シールド12の両
端を、笠状の磁気シールド15としたものである。
第5図は本発明の第3の実施例を示したもので、リアク
トル装置1のケーシング6の外周部全体に笠状の磁気シ
ールド16で覆った構成とし、床下路線上の漏洩磁束低
減も合わせて行なうようにしたものである。
第6図は本発明の第4の実施例を示すもので、第4図の
笠状の磁気シールド15を直線形笠状の磁気シールド1
7にしたものである。
第7図は本発明の第5の実施例を示すもので、第2図の
半笠状の磁気シールド14を直線形半笠状の電磁シール
ド18にしたものである。
[発明の効果] 本発明によれば、リアクトル本体の軸方向両端部のケー
シング外周上に、放射状に発生する漏洩磁束に沿うよう
な形状の磁気シールド板を、平板状の磁気シールドに極
力接近するように構成したので、従来装置よりさらに漏
洩磁束を低減できるリアクトル装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のリアクトル装置の第1の実施例を示す
図、第2図は第1図の■−■線に沿って切断し矢印方向
に見た断面図、第3図は第1図の実施例の作用効果を説
明するための図、第4図〜第7図はそれぞθ発明の第2
〜第5の実施例を示す図、第8図は従来のリアクトル装
置の一例を示す部分断面図、第9図は第8図の従来のリ
アクトル装置の漏洩磁束分布を示すシミュレーション結
果の図である。 1・・・リアクトル装置、2・・・コイル、3・・・ボ
ビン、4・・・スペーサ、5・・・積層鉄心、6・・・
ケーシング、7・・・絶縁スタッド、8・・・端子箱、
9・・・吊り足、10・・・防振ゴム、11・・・床面
、12・・・平板状の磁気シールド、13・・・漏洩磁
束、14・・・半笠状の磁気シールド、15・・・笠状
の磁気シールド、16・・・笠状の磁気シールド、17
・・・直線形笠状の磁気シールド、18・・・直線形半
笠状の磁気シールド。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  軸中心の外周に所定数巻回されたリアクトル形成用コ
    イルと、 このコイルの軸方向両端部にはケーシングが配設され、
    このケーシングと前記コイルを締結する締結部材とによ
    りリアクトル本体を構成し、このリアクトル本体は車両
    床面等の取付部材に所定間隔を存し、かつ前記コイル中
    心が平行になるように支持固定され、前記リアクトル本
    体と前記取付部材との間に、平板状の磁気シールドを設
    け、前記リアクトル本体から放射状に発生する漏洩磁束
    を磁気シールドするようにしたリアクトル装置において
    、 前記リアクトル本体の軸方向両端部の前記ケーシング外
    周上に、放射状に発生する漏洩磁束に沿うような形状の
    磁気シールドを、前記平板状の磁気シールドに極力接近
    するように構成したことを特徴とするリアクトル装置。
JP2283285A 1990-10-23 1990-10-23 リアクトル装置 Pending JPH04158505A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1274103A1 (de) * 2001-07-03 2003-01-08 CFW EMV-Consulting AG Abschirmung zur Aufnahme mindestens eines eine nichtionisierende Strahlung oder ein nichtionisierendes Feld erzeugenden Objektes
US7433756B2 (en) 2003-11-13 2008-10-07 Applied Materials, Inc. Calibration of high speed loader to substrate transport system
JP2015228407A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 東洋電機製造株式会社 車両用リアクトル
JP2018026430A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 株式会社東芝 フィルタリアクトルユニット及び鉄道車両
JP2019071364A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2021075142A (ja) * 2019-11-08 2021-05-20 近畿車輌株式会社 鉄道車両の磁界遮蔽構造

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