JPH0415842Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0415842Y2
JPH0415842Y2 JP1984083367U JP8336784U JPH0415842Y2 JP H0415842 Y2 JPH0415842 Y2 JP H0415842Y2 JP 1984083367 U JP1984083367 U JP 1984083367U JP 8336784 U JP8336784 U JP 8336784U JP H0415842 Y2 JPH0415842 Y2 JP H0415842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
side plate
door
opening
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984083367U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60195402U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8336784U priority Critical patent/JPS60195402U/ja
Publication of JPS60195402U publication Critical patent/JPS60195402U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0415842Y2 publication Critical patent/JPH0415842Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、庭先などに置かれて使用される組立
物置の改良に関し、詳しくは、網戸やガラス障子
のように、比較的大きな且つ平面的な形状で、他
物との当接によつて破損しやすい物品の保管に便
利な補助収納庫を備えた組立物置に関する。
(従来技術) 一般に、網戸は必要とする季節が限られてお
り、長期間使用されないので、建物外壁に網戸用
戸袋が付いていない場合には、サツシから取り外
して保管することが望ましい。
ところで、従来では、網戸を組立物置に入れて
保管する場合、他の物品と一緒に収納していたの
で、収納物品の角部などが当つて網を傷付けるこ
とがあつた。しかも、網戸は比較的大きく且つ平
面的な形状であり、出し入れの頻度も小さいの
で、網戸を壁面に立掛け、その内側の床面に他の
収納物品を積み置くのが普通であり、従つて網戸
の出し入れに際し、多量の物品を出し入れしなけ
ればならなつたのである。また、網戸以外でも、
ガラス障子やガラス板、カーペツトなどを保管す
る場合にも、同様な不都合が生じていた。
(考案の目的) 本考案は、組立物置に網戸等の保管に便利な補
助収納庫を設けることによつて、上述の如き問題
を解決し、しかも、補助収納庫を設けることによ
つて組立物置の内部空間(本来の物品収納空間)
を狭めることもないことは言うまでもなく、この
組立物置への収納物の出し入れの障害になつた
り、補助収納庫への収納物の出し入れに際して、
組立物置の本来の収納物出し入れ用の前面開放ス
ペースを上手く利用し、スペース上も格段に有利
で、しかも施工性、耐候性に富み、且つ、組立物
置との一体感が格段に優れ、外観上美麗な補助収
納庫付き組立物置を提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) 上記の目的を達成するための、構成として、本
考案は、折曲げにより一体に形成された横側板と
後側板と天板と、天板の側縁に一体に上方に立ち
上げて設けた取付片を兼ねた水切り片と、横側板
と後側板の下端部に取付けられた底板と、前記後
側板と対向する開口部側に揺動開閉自在に枢着さ
れた縦長の扉とを有し、且つ、横側板の奥行き寸
法に対して開口部の横幅が可及的に小に形成され
て成り、前記扉が、組立物置の開閉扉を備える前
面側に向かう姿勢で、前記天板の水切り片が前記
組立物置の上枠の垂下片と壁パネルとの間に差し
込まれて挟持され、且つ、底板が組立物置の下枠
に固着されて成る構成としたものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
Aは、屋根1、隅柱2や間柱3及び壁パネル4等
によつて形成された且つ前側面に開口部を有する
周壁5、前記開口部を開閉する扉6、床板7、平
面視において方形に組まれた下枠8及び上枠9等
によつて構成された周知構成の鋼板製組立物置で
ある。Bは、前記組立置物Aの一側面(図面上、
左側面であるが、他側面でもよい。)における前
記周壁5の外側に設けた網戸等を収納するための
扁平な補助収納庫である。
この補助収納庫Bは、組立物置使用者が必要に
応じて選択できる仕様の1つとして用意されるも
のであつて、前記周壁5と間隙を隔てて対向する
横側板10、後側板11、天板12、底板13、
前記後側板11と対向する開口部14に揺動開閉
自在に設けた縦長の扉15、戸当り16等よりな
る付属品(アタツチメント)を前記周壁5の外側
に取り付けることによつて構成されている。そし
て、第1図、第2図、第5,6図に夫々明示する
通り、本考案の補助収納庫は網戸やガラス障子更
にはカーペツト等を収納するに適するように、前
記横側板10の奥行き寸法に対して開口部14の
横幅が可及的に小に形成されている。
前記付属品の具体的な構造、周壁5外側への取
付け手段等は適宜設定されるが、この実施例で
は、次の通り構成してある。
即ち、図示の横側板10と後側板11と天板1
2は、1枚物の塗装鋼板の曲げ加工によつて予め
一体に形成されており、天板12の側縁には、天
板12に対して略直角に立上つた取付け片を兼ね
る水切り片17が折曲形成されている。また、天
板12、横側板10,底板13の開口部14側の
端部には夫々扉15の前面と面一状をなす板部1
2a,10a,13aが折曲形成されている。
又、第2乃至6図に明示するように、前記扉15
は、横側板10の前記後側板11と対向する開口
部14側の端部に折曲形成した板部10aに前記
後側板11に対向して取付けられている。戸当り
16は板部10aと対向して天板12と底板13
の前記開口部14側で、且つ、夫々横側板10と
対向する端部間にわたつて取付けられている。
そして、上記の付属品を周壁5外側へ取り付け
るにあたつては、先ず、底板13を下枠8にビス
18止めする。ビス18としては、底板取付け専
用のものであつてもよいが、この実施例では、間
柱3の下端部を下枠8に取り付けるためのビス1
8を底板13の取付けに利用している。
次に、第1図及び第3図に示すように、前記水
切り片17を、上枠9に折曲形成された垂下片9
aとこの垂下片9aによつて覆われた間柱3及び
壁パネル4の上端部との間に差し込む。そして、
間柱3の上端部を上枠9に取り付けるためのビス
19を締めることにより、水切り片17は、上枠
9の垂下片9aと間柱3及び壁パネル4の上端部
とによつて、ガタツキのない状態に挟持される。
尚、間柱3以外の箇所では、水切り片17が垂下
片9aと壁パネル4の上端部とで挟持される。
しかる後、横側板10の下端部を底板13にビ
ス20止めすると共に、天板12と底板13とに
わたつて戸当り16をビス21止めし、且つ、横
側板10に蝶番22を介して扉15を枢着するの
である。
尚、床板13を下枠8に取り付けるビス18の
使用本数を増やした場合であつても、補助収納庫
Bやこれに収納した網戸等の重量がビス18にか
かつてビス18が変形しないように、底板13を
基礎ブロツク23で支持することが望ましい。図
示しないが、下枠8にブラケツトをビス等で取り
付け、このブラケツトで底板13を支持すべく構
成してもよい。
(考案の効果) 本考案による補助収納庫付け組立物置は、上述
した構成よりなり、網戸、ガラス障子、ガラス板
等の比較的大きい平面的な形状で、しかも、他物
等の当接によつて損傷しやすい物品を、補助収納
庫に入れて保管することができ、組立物置内の収
納物品と分離されているため、出し入れも容易で
ある。
また、組立物置の周壁の外側に補助収納庫を設
けるため、組立物置本来の物品収納空間が補助収
納庫によつて挟められることもない。
しかも、補助収納庫は、組立物置の周壁の外側
に構成されるアタツチメント化されたものである
から、組立物置の使用者が必要に応じて使用、不
使用を選択でき、補助収納庫を構成するための付
属品を取り外した状態においては、通常の組立物
置として用いられる。
そして、本考案の特筆すべき効果は以下の点に
ある。
横側板と後側板と天板と、天板の側縁の取付
片を兼ねた水切り片とが折曲げにより一体に形
成されて成り、しかも天板の側縁に形成された
取付片を兼ねる水切り片を組立物置の上枠の垂
下片の裏側に差し込むようにしてこの補助収納
庫の上端側の取付けを行うもので、あるから、
補助収納庫それ自体の組立も容易、且つ、簡便
である上に、この補助収納庫を組立物置に取付
けるに際しても、その組付けは容易、且つ、簡
便であるから、全体として施工性が格段に改善
され、一般需要者においても手軽に組立てるこ
とができる。
天板12の側縁に形成された取付片を兼ねる
水切り片17を上枠9の垂下片9aの裏側に差
し込むようにしてこの補助収納庫の上端側の取
付けを行うものであるから、垂下片9aを補助
収納庫Bに対する雨仕舞いのための部材として
有効に利用でき、補助収納庫B内への雨水の侵
入防止に有効で耐候性に富むばかりでなく、水
切り片17が垂下片9aで隠蔽され、併せて横
側板10の奥行き寸法に対して開口部14の横
幅が可及的に小に形成されて成るから、アタツ
チメント化された補助収納庫であるにかかわら
ず、デザイン的な一体感のある美麗な外観が得
られる。
しかも本考案の補助収納庫は、その扉が、組
立物置の開閉扉を備える前面側に向かう姿勢
で、つまり両扉が同一面に並ぶようにして取付
けられるものであるから、例えば、補助収納庫
をその扉を組立物置の側方に向けて取り付けた
りする場合には側方の扉前面のみならず通路用
の開放空間を必要とするが、本考案において
は、補助収納庫も、組立物置も、共にそれらへ
の収納物の出し入れが、組立物置の本来の収納
物出し入れ用の前面開放スペースを上手く利用
でき、両者の扉は横一列に並ぶ形を取るから、
共に相互の収納物の出し入れを邪魔するような
ことがなく、夫々収納物の出し入れを効率よく
行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の一部切欠斜視図、第2図は全体斜視図、第3図
は要部の縦断正面図、第4図は要部の概略横断面
図、第5図は付属品の斜視図、第6図は付属品の
分解斜視図である。 A……組立物置、B……補助収納庫、10……
横側板、11……後側板、12……天板、13…
…底板、14……開口部、15……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折曲げにより一体に形成された横側板と後側板
    と天板と、天板の側縁に一体に上方に立ち上げて
    設けた取付片を兼ねた水切り片と、横側板と後側
    板の下端部に取付けられた底板と、前記後側板と
    対向する開口部側に揺動開閉自在に枢着された縦
    長の扉とを有し、且つ、横側板の奥行き寸法に対
    して開口部の横幅が可及的に小に形成されて成
    り、前記扉が、組立物置の開閉扉を備える前面側
    に向かう姿勢で、前記天板の水切り片が前記組立
    物置の上枠の垂下片と壁パネルとの間に差し込ま
    れて挾持され、且つ、底板が組立物置の下枠に固
    着されて成ることを特徴とする補助収納庫付き組
    立物置。
JP8336784U 1984-06-05 1984-06-05 補助収納庫付き組立物置 Granted JPS60195402U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8336784U JPS60195402U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 補助収納庫付き組立物置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8336784U JPS60195402U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 補助収納庫付き組立物置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195402U JPS60195402U (ja) 1985-12-26
JPH0415842Y2 true JPH0415842Y2 (ja) 1992-04-09

Family

ID=30631933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8336784U Granted JPS60195402U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 補助収納庫付き組立物置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60195402U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155028U (ja) * 1974-06-07 1975-12-23
JPS5446133U (ja) * 1977-09-06 1979-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60195402U (ja) 1985-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4972634A (en) Portable walling
US7182244B2 (en) Mailbox
US20040177567A1 (en) Storage attachment for deck railing
JPH0415842Y2 (ja)
US6729082B1 (en) Inwardly projecting window
JPS6224705Y2 (ja)
JPS6126547Y2 (ja)
JP3330741B2 (ja) 外壁材組込型外部ドア
JPS6339301Y2 (ja)
JPS639681Y2 (ja)
JPS6228199Y2 (ja)
JPS6243119Y2 (ja)
JPS5829256Y2 (ja) 出窓
JPH0542758Y2 (ja)
JPS6219762Y2 (ja)
JPH0317032Y2 (ja)
JPS6391689U (ja)
JPS6219837Y2 (ja)
JPH022873Y2 (ja)
JPS5856308Y2 (ja) 出窓
JPS6216925Y2 (ja)
JPH0619032Y2 (ja) 雨戸保持用構成体
JPH0354601Y2 (ja)
JPH0330031Y2 (ja)
JPH035626Y2 (ja)