JPH04156852A - 消臭用組成物および消臭性シート - Google Patents

消臭用組成物および消臭性シート

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Publication number
JPH04156852A
JPH04156852A JP2280837A JP28083790A JPH04156852A JP H04156852 A JPH04156852 A JP H04156852A JP 2280837 A JP2280837 A JP 2280837A JP 28083790 A JP28083790 A JP 28083790A JP H04156852 A JPH04156852 A JP H04156852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorizing
acid
sheet
deodorant
cyclodextrin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2280837A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shigemitsu
重光 正弘
Makoto Ariyoshi
有吉 信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、無害であり1紙、不織布または織物等のシー
ト状物に使用できる消臭用組成物に関する。更に詳しく
は、サイクロデキストリンと有機酸、またはゼオライト
を含有する消臭用組成物およびそれ使用してなる消臭性
シートに関する。
(従来の技術) 現在、生活環境等の悪化を防止し、快適さを享受するた
め、消臭剤の果たす役割が非常に大きくなりつつある。
生活環境や産業界において、臭いは1重要な問題となり
つつある。
この臭気対策として多くの消臭剤・脱臭剤が作りだされ
ている。しかしながら依然として活性炭が主に使用され
ている。
悪臭物質としては、悪臭防止法に定められている12物
質であるが、その中でもアンモニア、メルカプタン類硫
化物、アミン類、アルデヒド類は特に接する機会の多い
物質である。
消臭方法としては、■吸着、■酸化分解、■中和。
■マスキング等が考えられる。即効性に欠ける。すぐに
脱臭能力が低下する。有効期間が短い1人体に接する場
合に使用できない1等の欠点があった。
最近これらの欠点を改良する方法として、二価金属塩と
L−アスコルビン酸化合物とによる方法が提案されてい
る。しかしこのものは、空気中の酸素により酸化変化著
しく、また空気中並びに臭気物より発する湿気を吸着し
1着色著しく、潮解性あり、その上そのもの自身特有の
臭気発生がみられ、用途によっては消臭剤として使用で
きない等の問題を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 消臭効果が、即効性および有効期間が長い、という効果
があり2人体に接する場合にも使用できる消臭用組成物
およびシート状物に適用できる消臭剤が期待されている
本発明者等は、取扱い易く、安全で、安価に加工できる
もの、また種々の用途に用いられるもの等を鋭意検討す
ることにより、目的の脱臭用組成物およびそれを使用し
たシート状物を得ることができた。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、アクリル系エマルジョンおよび消臭剤。
さらに必要に応じて顔料または染料を含む消臭用組成物
であり、さらには布または紙のシート状物の全面または
一部に前記消臭用組成物を印刷または塗装し、加熱乾燥
してなる消臭性シートに関する。
消臭剤としては2人体に接する用途もあるため、サイク
ロデキストリンおよび有機酸、またはゼオライト等が好
ましい。なお、さらにサイクロデキストリン。
有機酸およびゼオライトを含むものである。
消臭剤用の有機酸としてはリンゴ酸、アスコルビン酸、
クエン酸、アルギン酸、コハク酸から選ばれた少なくと
も1種以上である。
また、サイクロデキストリン99〜30重量%、有機酸
1〜40重量%、ゼオライトまたはシリカ0〜50重量
%である消臭用組成物に関する。
アクリル系エマルジョンとしては、消臭剤や顔料等の紙
や布に対する固着剤としての役割を有するものである。
これらは市販のエマルジョンが使用でき2例えばオリテ
ックス(東洋インキ製造■製)等が使用できる。
消臭剤としてサイクロデキストリンおよび有機酸をベー
スにした場合には1例えばシーツ等に使用することがで
きる。
本発明の利用並びに用途としては、不織布、織物。
紙などのシート状物にコーティングまたは印刷して消臭
用組成物を適用する。布に施した場合には、耐洗濯性の
ある。つまり持続性のある消臭性シートが得られる。
本発明の消臭用組成物は、タバコ、ベント、排泄物。
食品5腐敗物、ベント等の死体等の消臭に優れた効果を
発揮するものである。しかも1着炎色がなく、潮解性な
く、取扱い易く、その上、そのもの自身特有の臭気を発
することがなく、また安価に加工が可能である。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。例中1部とは重
量部を1%は重量%を、それぞれ表す。
実施例I WSレジューサ−(東洋インキ製造■製0/W型アクリ
ル系エマルジョン         50部ゼオライト
(固形分55%の水性分散体)20部サイクロデキスト
リン         20部アスコルビン酸    
         4部WSホワイト(東洋インキ製造
■製酸化チタンの水性分散体)           
    5部WSバインダー(東洋インキ製造■製0/
W型アクリル系エマルジョン)          1
5部からなる消臭用組成物を、ポリエチレン製不織布(
50g/m2)に、10g/m”  (乾燥)の割合で
スクリーン印刷し、90°Cで予備乾燥後、135°C
,5分の加熱処理を施した。
得られたシートを病人用シーツの下に敷いたところ。
尿の臭いが消え、かつ1週間以上消臭機能が維持できた
実施例2 実施例1のゼオライト、サイクロデキストリン、アスコ
ルビン酸の代わりにサイクロデキストリン80%および
アスコルビン酸20%を使用した。他は実施例1と同様
にして木綿に適用した。
得られた消臭性シートは実施例1とほぼ同様な効果が得
られた。
実施例3 実施例1のゼオライト、サイクロデキストリン、アスコ
ルビン酸の代わりにゼオライト30%、サイクロデキス
トリン60%およびリンゴ酸10%を使用した。
他は実施例1と同様にしてポリエチレン製不織布に適用
した。
得られた消臭性シートは実施例1とほぼ同様な効果が得
られた。
実施例4 紙に実施例3の塗液を塗工、乾燥した。
以上のようにして得られた消臭性シートを10cmX1
0−切り取り試料とした。
臭気測定方法は21入り三角フラスコに各試料を入れ、
その中にアンモニアアセトン溶液を加え密栓後ウォータ
ハス上で加熱気化させ、その時点でのフラスコ内濃度を
初期濃度とし、経時でフラスコ内濃度を測定した。試料
片の吸収作用によりフラスコ内濃度が減少すると仮定し
た。測定にはガスチックの検知管を用いた。結果を表に
示す。なお、比較のため、空試験についても試験した。
表 紙またはシートによるアンモニア残存濃度(PPM
)〔発明の効果〕 本発明は着変色がなく、取扱い易くコーティングまたは
印刷可能なものはすべてに使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリル系エマルジョンおよび消臭剤、さらに必要
    に応じて顔料または染料を含むことを特徴とする消臭用
    組成物。 2、消臭剤が、サイクロデキストリンと有機酸、ゼオラ
    イト、から選ばれる少なくとも1種以上である消臭用組
    成物。 3、布または紙のシート状物の全面または一部に請求項
    1記載の消臭用組成物を印刷または塗装し、加熱乾燥し
    てなることを特徴とする消臭性シート。
JP2280837A 1990-10-19 1990-10-19 消臭用組成物および消臭性シート Pending JPH04156852A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006913A (ja) * 2010-12-24 2017-01-12 株式会社エクセルシア 塊状処理剤、顆粒状処理剤、および、塊状処理剤または顆粒状処理剤を備えてなる吸収性物品またはトイレ

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