JPH04156634A - キャッシュメモリ診断アドレス生成装置 - Google Patents

キャッシュメモリ診断アドレス生成装置

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JPH04156634A
JPH04156634A JP2283022A JP28302290A JPH04156634A JP H04156634 A JPH04156634 A JP H04156634A JP 2283022 A JP2283022 A JP 2283022A JP 28302290 A JP28302290 A JP 28302290A JP H04156634 A JPH04156634 A JP H04156634A
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JP
Japan
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cache memory
instruction
count
address
diagnostic
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JP2283022A
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English (en)
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Koichi Odawara
小田原 孝一
Kiyoshi Sudo
清 須藤
Yasutomo Sakurai
康智 桜井
Kenji Hoshi
星 健二
Eiji Kanetani
英治 金谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図及び第6図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図乃至第4図) 発明の効果 〔概 要〕 診断アクセスアドレスをカウントアツプ方式で生成する
キャッシュメモリ診断アドレス生成装置に関し、 診断の高速化、少ない信号線、ピンによるアドレスの転
送を達成することを目的とし、メモリバスに接続された
キャッシュ診断処理装置によるキャッシュメモリの診断
の際にキャッシュ診断処理装置からメモリバスへ送出さ
れたキャッシュメモリを診断するための命令に応答して
診断アドレスをキャッシュメモリ6へのビット並列診断
アドレス入力に供給してキャッシュメモリの診断を行な
うシステムにおいて、キャッシュメモリを診断するため
の情報の内のカウント部クリア識別情報に応答してクリ
ア信号を発生するクリア生成手段と、キャッシュメモリ
を診断するための情報の内のカウント部カウントアツプ
識別情報に応答してカウントアツプ信号を発生するカウ
ントアツプ生成手段と、クリア信号でクリアされ、カウ
ントアツプ信号でカウントアツプされたカウント値をビ
ット並列診断アドレス入力に出力するカウント部とを設
けて構成した。
[産業上の利用分野] 本発明は、診断アクセスアドレス信号をカウントアツプ
方式で発生するキャッシュメモリ診断アドレス生成装置
に関する。
情報処理システムにおいては、その処理対象となるデー
タは、アドレスによって指定されてアクセスされる方式
を採用している。又、そのようなデータを格納している
キャシュメモリ等についての診断においても同様である
(従来の技術] 従来のキャシュメモリ診断方式の例を第5図に示す。キ
ャッシュメモリ20は、プロセッサ22によるデータを
高速に読み出したいと言う要求を満たすために、データ
処理システムにおいて採用されたメモリであり、プロセ
ッサ22で必要とするデータがキャッシュメモリ20に
存在する限り、キャッシュメモリ20からプロセッサ2
2−\の読み出しが行なわれるような制御が執られる。
読み出したいデータが、キャッシュメモリ20にない場
合に、データ制?lllLSI24、メモリバス28(
通常、アドレスバスとデータバスとに分かれているが、
単一のバスであることもある。)、そしてメモリバス2
8を経て図示しない主メモリ(乃至外部記憶装置)から
キャッシュメモリ20に書き込んだ後、プロセッサ22
によってキャッシュメモリ20から読み出すようなデー
タ読み出し制御方式によって、プロセッサ22によるデ
ータの高速な読み出しの要求を満たすメモリアクセス方
式の1つである。
このようなアクセスに用いられるキャッシュメモリ20
についても、定期的に乃至不定期的にその正常性をチエ
ツクすることが、システムの信転性の向上乃至高度な維
持に必要なことであり、そのための診断方式も開発され
ている。
これを説明すると、プロセッサ22の診断は、システム
を構成している他の処理装置(システムを統御するプロ
セッサ)による第1のレジスタ書き込み命令(第6図の
レジスタ書き込み命令#1)の実行によってメモリバス
28を経てアドレス制御1LsI26へ供給されたアド
レスのデコードでレジスタ31を指定し、その指定され
たレジスタ31にメモリバス28、データ制御LSI2
4を経て診断したいキャッシュメモリ20の診断用デー
タ(書き込みアドレス)の各ビットを、ビット並列に、
データ制御LSI24から出力された書き込み指示信号
に応答してセットすると共に、マルチプレクサ32へ診
断アドレス供給用マルチプレクサ信号を送出する。マル
チプレクサ32を経てレジスタ31からアドレスが供給
されるキャッシュメモリ20の記憶位置101に、第2
のレジスタ書き込み命令(第6図のレジスタ書き込み命
令#2)の実行によってメモリバス28を経て制御信号
を受けたデータ制御LSI24から書き込み指示信号が
供給されたことに応答して前記第2のレジスタ書き込み
命令#2の実行によってメモリバス28、データ制71
1LSI24を経て転送されて来た診断用データが書き
込まれる。このような診断用データの書き込みは、各診
断用データ毎に行なわれる。このように1つの診断用デ
ータの書き込みに2つのレジスタ書き込み命令が必要で
ある。又、キャッシュメモリ20からのデータの読み出
しにおいても、1つの書き込まれた診断用データの読み
出し毎に、第1及び第2のレジスタ読み出し命令の実行
が必要である。第1のレジスタ読み出し命令の実行によ
って、読み出しアドレスがレジスタ31にセットされ、
第2のレジスタ読み出し命令の実行によって、レジスタ
31の読み出しアドレスで指定されるキャッシュメモリ
20の記憶位置からの読み出しが行なわれる。その読み
出されたデータがキャッシュメモリ20についての診断
に用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来キャシュメモリ診断方式では、1つの診断用デ
ータの書き込みに2つの命令を必要とするし、又その書
き込まれたデータの読み出しにも2つの命令が必要とな
る。又、レジスタ30へのアドレスのセットに要する信
号線数が、アドレスを構成するビット数だけ必要になる
。従って、診断のためにのみ必要なピン数が多くなって
来る。
これは、キャシュメモリ診断制御回路系をLSI上に形
成する場合に不利となる。
本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作されたもので
、診断の高速化、少ない信号線、ピンによるアドレスの
転送を達成し得るキャッシュメモリ診断アドレス生成装
置を提供することをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
請求項1に係わる発明は、第1図(A)に示すように、
メモリバス2に接続されたキャッシュ診断処理装置4に
よるキャッシュメモリ6の診断の際に前記キャッシュ診
断処理装置4から前記メモリバス2へ送出された前記キ
ャッシュメモリ6を診断するための命令に応答して診断
アドレスを前記キャッシュメモリ6へのビット並列診断
アドレス入力に供給して前記メモリバス2へ送出して前
記キャッシュメモリ6の診断を行なうシステムに、次の
構成要素を設ける。その構成要素は、前記キャッシュメ
モリ6を診断するためのカウント部クリア用命令に応答
してクリア信号を発生するクリア生成手段12と、前記
キャッシュメモリ6を診断するためのカウント部カウン
トアツプ用命令に応答してカウントアツプ信号を発生す
るカウントアツプ生成手段14と、前記クリア信号でク
リアされ、前記カウントアツプ信号でカウントアツプさ
れたカウント値を前記ビット並列診断アドレス入力に出
力するカウント部16とで、前記請求項1に係わる発明
は構成される。
〔作 用〕
システムのキャッシュメモリ6の診断が開始されると、
キャッシュメモリ診断処理装置4からメモリバス2へ、
キャッシュメモリ6を診断するためのカウント部クリア
用命令が送出される。該カウント部クリア用命令が前記
キャッシュメモリ診断処理装置4からメモリバス2へ送
出されたことに応答したクリア生成手段12からクリア
信号が発生される。このクリア信号は、カウント部16
へ供給されてこれをクリアさせる。
その後に、前記キャッシュメモリ6を診断するためのカ
ウント部カウントアツプ用命令が前記キャッシュメモリ
診断処理装置4からメモリバス2へ送出される毎に、こ
れに応答したカウントアツプ生成手段14からカウント
アツプ信号が、1つ発生される。このカウントアツプ信
号は、カウント部16へ供給されてこれをカウントアツ
プさせる。
カウント部16のカウント値は、その発生毎に該発生対
応の診断アクセスアドレスとしてキャッシュメモリ6に
おいて用いられる。
このように、キャッシュメモリの診断アクセスアドレス
をカウントアツプ方式で生成し得る。
従って、診断アクセスアドレスをデータ制?lLSIか
らアドレス制?llLSIへ転送し、そしてそのアドレ
ス制JLSIからキャッシュメモリ6へ診断アクセスア
ドレスを供給するようなLSIによるシステム構成を採
用しているシステムにおいて、その診断アクセスアドレ
スの転送に要するピン数を1本乃至これに近い本数の、
僅かなピンで、前述のような診断アクセスアドレスのデ
ータ制御LSIからアドレス制御1LsIへの転送を達
成することが可能になる。又、前記カウント部クリア用
命令を第1種類の命令とし、前記カウント部カウントア
ツプ用命令を第2種類の命令とし、この第2種類の命令
により、次の前記第2種類の命令で用いられるカウント
値をカウント部17から出力するようにすれば、診断に
必要とする命令の数の削減になる。診断に要する時間の
短縮化となり、早期に診断を終了し得るから、システム
の信軌性向上に役立つ。
〔実施例〕
第2図は、本発明の一実施例を示す。この図において、
第4図と同一の構成要素には、同一の参照番号を付して
その説明を省略する。この実施例においても、従来と同
様に、メモリバス28へ他の処理装置(システム全体を
統御するプロセッサ)が接続されている。この他の処理
装置は、キャッシュメモリ20を診断する際に、従来と
同様、所要数のレジスタ書き込み命令(又は、レジスタ
読み出し命令。以下繰り返さないが、同等に用いる場合
がある。)を実行するが、その最初のレジスタ書き込み
命令は、その実行によって、メモリバス28へ送出され
たアドレス、及びデータを用いてレジスタカウンタ30
(このレジスタカウンタ30は、カウントアツプ形式で
構成されて成るものであるが、以下においては単にレジ
スタ30として参照する。)のクリアを生せしめるのに
用いられ、第2番目以降のレジスタ書き込み命令は、そ
の実行によって、メモリバス28へ送出されたデータを
前記レジスタ30のアドレスで指定されるキャッシュメ
モリ20の記憶領域に書き込み、メモリバス28へ送出
されたアドレスに応答してのレジスタ30のカウントア
ツプとを生ゼしめるのに用いられることに、本発明の特
長がある。
アドレス制御LSI26は、アドレスバス23を経てプ
ロセッサ22のアドレス入出力と、メモリバス28へ接
続されたドライハロ0との間に設けられたアドレス送出
制御部34と、レシーバ62を経てメモリバス28へ接
続されたアドレスデコード部36と、レジスタ30と、
マルチプレクサ32とを有して構成される。データ制′
aLSI24は、キャッシュ制御部40と、レシーバ4
4及びドライバ46を経てメモリバス2日へ接続される
一方、ドライバ46及びレシーバ48、及びデータバス
25を経てキャッシュメモリ20、及びプロセッサ22
のデータ入出力へ接続されたデータ制御部42とを有し
て構成される。
前記キャッシュ制御部40は、デコード指示線38、及
びデータバス41を経て入力を受け、それらの入力に応
じてクリア指示線52、又はカウントアツプ線50及び
マルチプレクサ(MPX)指示!54に信号を出力し、
制御信号線39がらの入力に応答して書き込み指示線5
6、又は読み出し指示線58に信号を出力する。カウン
トアツプ線50及びクリア指示線52は、レジスタ30
へ接続され、マルチプレクサ指示線54は、マルチプレ
クサ32へ接続されている。制御信号線39は、前記他
の処理装置(システム全体を統御するプロセッサ)によ
るキャシュメモリ診断において、従来と同様に書き込み
、又は読み出しを区別する信号を転送して来る線である
。データバス41には、前記他の処理装置によるキャシ
ュメモリ診断のための先頭レジスタ書き込み命令の実行
において、メモリバス28上にデータを送出するが、そ
のデータの特定のビットを“1°゛を設定して成るデー
タである。この特定のビットを“1”は、診断レジスタ
(後述する診断レジスタ70)の指定を意味してる。そ
のデータの他のビットは、他のレジスタの指定に用いら
れるが、本発明には意味のないビットである。マルチプ
レクサ32には、又アドレス送出制御部34のアドレス
出力が接続されている。マルチプレクサ32の出力は、
キャッシュメモリ20のアドレス入力へ接続されている
。書き込み指示線56は、キャッシュメモリ20の書き
込みイネーブル入力に、又読み出し指示線5Bは、キャ
ッシュメモリ20の読み出しイネ−プル入力に接続され
ている。
第3図にキャンシュ制御部40の細部構成が示されてい
る。キャッシュ制御部40は、デコーダ(DEC)64
、診断レジスタ70、クリア生成部72、マルチプレク
サ(MPX)指示生成部74、カウントアツプ生成部7
6、書き込み指示生成部78、及び読み出し指示生成部
80を有して構成されている。デコーダ(DEC)64
の入力にデコード指示線38が接続され、デコーダ64
の診断レジスタ指示出力は、診断レジスタ指示線66を
経て診断レジスータ70へ接続されている。
その診断レジスタ70には、又制御信号線39及びデー
タバス41が接続されている。診断レジスタ70の出力
はクリア生成部72へ供給される。
クリア生成部72の出力にクリア指示線52が接続され
ている。デコーダ64のキャシュ指示出力は、キャッシ
ュ指示線68を経てマルチプレクサ指示生成部74、及
びカウントアツプ生成部76の入力、並びに書き込み指
示生成部78、及び読み出し指示生成部80の一方の入
力に接続されている。書き込み指示生成部78、及び読
み出し指示生成部80の他方の人力には、制御信号線3
9が接続されている。マルチプレクサ指示生成部74の
出力にマルチプレクサ指示線54が、カウントアツプ生
成部76の出力にカウントアツプ線50が、書き込み指
示生成部78の出力に書き込み指示線56が、そして読
み出し指示生成部80の出力に読み出し指示線58が、
それぞれ接続されている。
第1図乃至第3図において、メモリバス28は、第1図
のメモリバス2に対応し、他の処理装置は、第1図のキ
ャッシュ診断処理装置4にする。キャッシュメモリ20
は、第1図のキャッシュメモリ6に対応する。診断レジ
スタ70、クリア生成部72は、第1図のクリア生成手
段12に対応する。
診断レジスタ70、クリア生成部72は、第1図のクリ
ア生成部13に対応し、カウントアツプ生成部76は、
第1図のカウントアツプ生成手段14に対応する。レジ
スタ30は、第1図のカウント部16に対応する。
前述システム構成における本発明の動作を以下に説明す
る。
プロセッサ22によるキャッシュメモリ20へのアクセ
ス動作は、従来と同様である。マルチプレクサ指示線5
4には、通常アクセスアドレス供給用マルチプレクサ指
示信号が供給され、アドレス送出制御部34からのアク
セスアドレスが、キャッシュメモリ20へ供給される。
このマルチプレクサ指示信号の供給は、アドレスデコー
ド部36からのデコーダ指示(キャシュメモリ診断制御
情報)が、キャシュメモリ診断指示を示していないこと
に応答したマルチプレクサ指示生成部74がマルチプレ
クサ指示線54上に前記通常アクセスアドレス供給用マ
ルチプレクサ指示信号を発生させる。キャッシュメモリ
20への書き込みアクセスか、又は読み出しアクセスか
に応じて書き込み指示線56に書き込み指示信号が、又
は読み出し指示線58に読み出し指示信号が、キャッシ
ュ制御部40から出力されてキャッシュメモリ20への
書き込みアクセス、又は読み出しアクセスが為される。
その場合のデータは、書き込みアクセスのときプロセッ
サ22からデータバス25を経てキャッシュメモリ20
へ転送される。読み出しアクセスで、キャッシュメモリ
をヒツトしたときキャッシュメモリ20からデータバス
25を経てプロセッサ22へ、又ミスヒツトのとき主記
憶装置(乃至外部記憶装置)(図示せず)からメモリバ
ス28、そしてデータ制御LSI24を経てキャッシュ
メモリ20へ転送された後に、そのキャッシュメモリ2
0から読み出されてデータバス25を経てプロセッサ2
2へ転送される。
このようなアクセス制御が、行なわれている最中ニ、メ
モリバス28へ接続されている他の処理装置によるキャ
シュメモリの診断を行なうための最初のレジスタ書き込
み命令(第4図のレジスタ書き込み命令#1、前記請求
項1のカウント部クリア用命令並びに前記〔作 用〕の
項で述べた第1種類の命令に対応する命令)が実行され
たとき、当該他の処理装置からアドレスをメモリバス2
8上に供給したクロックの次のクロックにおいて、メモ
リバス28上の特定のビットを“1′”に設定したデー
タをメモリバス28上に供給する。前記アドレス(第4
図のADDR1参照)、及びデータ(第4図のDATA
1参照)が、次のようにして本発明における診断制御に
用いられる。そのアドレスは、レシーバ62を経てアド
レスデコード部36へ与えられる。このアドレスは、診
断を示すビットパターンの所要数下位ビットの内の上位
ビットで診断対象部の診断を識別し、その下位ビット(
例えば、最下位ビット)に診断対象部に丸する診断制御
能力(診断レジスタ指示、又はキャッシュメモリ診断指
示)を与えている。アドレスデコード部36は、そのア
ドレスについてのデコード出力をデコード指示線38を
経てデコーダ64へ供給する。このデコード出力は、前
記所要数の下位ビットから成る。デコーダ64からは、
診断レジスタ指示線66を経て診断レジスタ70へ診断
レジスタ指示が出力される。この診断レジスタ指示と、
次のクロック時にデータバス41を経て診断レジスタ7
0へ供給されたデータの、前記特定のピント“I 11
とに応答したクリア生成部72からクリア指示線52上
にクリア指示信号が出力されてレジスタ30を初期値、
例えばオールOにクリアする。このレジスタ30のカウ
ント値は、キャッシュメモリ20の先頭記憶位置(第4
図の101参照)をアクセスするのに用いられるアドレ
スとなる。
そのクリアされたアドレス(キャッシュメモリ20の先
頭アドレス)への診断データの書き込みは、前記他の処
理装置による次のレジスタ書き込み命令(第4図のレジ
スタ書き込み命令#2、前記請求項1のカウント部カウ
ントアツプ用命令並びに前記〔作 用〕の項で述べた命
令に対応する命令)の実行によって行なわれる。該レジ
スタ書き込み命令の実行によって、メモリバス28を経
て転送された来たアドレスは、前述と同様にしてアドレ
スデコード部36でデコードされる。そのデコード出力
情報(前述参照)を受けたデコーダ64からキャシュ指
示が出力されてマルチプレクサ指示生成部74から診断
アドレス供給用マルチプレクサ指示信号がマルチプレク
サ指示線54上に出力される。そのマルチプレクサ指示
信号によって、レジスタ30内のカウント値(前述のオ
ール0の値)が、キャッシュメモリ20のアドレス入力
へ供給される。この供給が為されると同時に、前記キャ
シュ指示を受けたカウントアツプ生成部76から出力さ
れ、カウントアツプ指示線50を経て転送されて来たカ
ウントアツプ信号によって、レジスタ30は、1だけカ
ウントアツプされる。
このようにしてカウントアツプされたカウント値は、次
のレジスタ書き込み命令(第4図のレジスタ書き込み命
令#2)による次の診断用データを書き込むキャッシュ
メモリ200次の記憶位置(第4図の102参照)をア
クセスするのに用いられるアドレスとなる。以下、各レ
ジスタ書き込み命令において、同様である。
前述のようにして、次のレジスタ書き込み命令の前記他
の処理装置による実行でキャッシュメモ1J20へ書き
込まれるアドレスがレジスタ30に生成されるが、その
アドレスの生成に1本のカウントアツプ線50があれば
よい。従って、データ制?1lLSI24、及びアドレ
ス制御LSI26に、キャッシュメモリ20の診断書き
込みアドレスのために設けなければならないピン数は、
1本で足りる。これは、LSI設計上に有利性をもたら
す。
このようなアドレス生成を生ゼしめた前記次のレジスタ
書き込み命令#2の実行によって、制御信号線39上の
書き込みを指定する制御信号に応答する書き込み指示生
成部78から出力された書き込み指示信号は、書き込み
指示線56を経てキャッシュメモリ20へ転送されてこ
れを書き込み状態にセットするので、前述のようにして
キャッシュメモリ20のアドレス入力へ供給されて来て
いるアドレスで指定されたキャッシュメモリ20の記憶
領域に、前記次のレジスタ書き込み命令の実行によって
メモリバス28へ送出された診断用データ(第4図のD
ATA2参照)が、レシーバ44、データ制御部42、
ドライバ47、そしてデータバス25を経てキャッシュ
メモリ20へ供給されて前記アドレスに書き込まれる。
前記カウントアツプされたアドレスへの診断用データの
書き込みは、前記他の処理装置の制御上で決まる時刻に
、次のレジスタ書き込み命令の実行によって行なわれる
が、メモリバス28へ送出されるアドレスによるレジス
タ30のカウントアツプ動作がその書き込みと同時に行
なわれる。従来のように、アドレスをレジスタ31ヘセ
ツトするためのレジスタ書き込み命令を必要としない。
それだけ、診断処理の高速化も図れる。
それ以降のアドレスへの診断用データの書き込みも、全
く同様にして行なわれる。
又、前述のようにしてキャッシュメモリ20へ書き込ま
れた診断用データの読み出しも、診断用データの書き込
みについて説明したところとほぼ同じである。その差異
は、レジスタ書き込み命令がレジスタ読み出し命令に代
わること、それに伴って制御信号線39上の制御信号が
読み出しを指定する制御信号となること、制御信号線3
9上の読み出しを指定する制御信号に応答して読み出し
指示生成部80から読み出し指示線58上に読み出し指
示信号を送出することである。第2番目以降の各レジス
タ読み出し命令の実行によって、レジスタ30に生成さ
れたアドレス〔先頭レジスタ書き込み命令の実行によっ
て生成されたオール0のカウント値、又は第2番目以降
のレジスタ読み出し命令(データを読み出す前のレジス
タ読み出し命令)の実行毎にカウントアツプされたカウ
ント値〕は、書き込みの場合と同様に、マルチプレクサ
32を経てキャッシュメモリ20のアドレス入力へ供給
され、そのアドレスで指定されるキャッシュメモリ20
の記憶領域からデータが読み出される。このデータは、
キャッシュメモリ20の診断に用いられるデータであり
、データバス25、レシーバ48、データ制御部42、
ドライバ46、そしてメモリバス28を経て前記他の処
理装置へ取り込まれてキャッシュメモリ20の診断に用
いられる。
なお、前記実施例においては、キャシュメモリについて
説明したが、キャシュメモリと同様、当該システムでの
アドレス空間内において、アクセス可能なその他のハー
ドウェア、例えばアドレスが、複数割り付けられている
レジスタ等に対しても、本発明を同等に通用し得る。又
、本発明の要部は、キャッシュメモリ20(1つの複数
のアクセス可能なアクセス部を有する診断対象部)の各
診断アクセスアドレスの各ビットを、ビット並列に、各
アドレス記憶域毎にレジスタ30へ転送するのではなく
、そのカウントアツプ信号を転送することにあるから、
このカウントアツプ信号の発生を為さしめるアドレス発
生系の構成は、各種構成し得る。例えば、最初のレジス
タ書き込み命令(又は、レジスタ読み出し命令)は、前
述の実施例と同様とすし、第2番目以降においては、診
断データのキャッシュメモリ20への書き込み(又は、
読み出し)を行なうレジスタ書き込み命令(又は、レジ
スタ読み出し命令)と、レジスタ書き込み命令(又は、
レジスタ読み出し命令)のデータをキャッシュメモリ診
断指示ビットを含めて構成して、前記実施例と同様に、
レジスタ30の診断アクセスアト、レスのカウントアツ
プによる生成に用いるレジスタ書き込み命令(又は、レ
ジスタ読み出し命令)〔第6図に示す従来例と同様の、
もう1つの命令)とを診断データの書き込み毎に用い、
データ制御LSI24にそのための回路を設けるように
て構成される如きものである。又、1アドレスずつ飛び
越しての診断であってもよい。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、キャッシュメモリの診
断アクセスアドレスを、カウントアツプ方式で生成する
ことが出来る。第2の命令により、次の命令で用いられ
るアドレスとして用いられるカウント値を出力するよう
にしたから、診断に必要とする書き込み命令、及び読み
出し命令の数の削減になる。診断に要する時間の短縮化
となり、早期に診断を終了し得るから、システムの信頼
性向上に役立つ。キャッシュメモリへ診断アクセスアド
レスを供給する診断アクセスアドレス供給部をLSIで
構成し、且つそのLSIへの診断アクセスアドレスの設
定を行なう診断アクセスアドレス設定部を別個のLSI
で構成するシステムにおいては、アドレスの転送元のL
SIと、その受取先のLSIとの間に設けなければなら
ない転送出力ビン数、及び転送入力ビン数、乃至ハード
ウェア量の大幅な削減を達成することが出来る。これは
、又LSI設計にも有利性をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図はキャシュ制御部の詳細図、 第4図は本発明の動作タイミングチャート、第5図は従
来のキャシュメモリ診断方式を示す図、 第6図は従来方式の動作タイミングチャートである。 第1図乃至第3図において、 2はメモリバス(メモリバス28)、 4はキャッシュ診断処理装置(他の処理装置)、6はキ
ャッシュメモリ(キャッシュメモリ20)、12はクリ
ア生成手段(診断レジスタ70、クリア生成部72)、 14はカウントアツプ生成手段(カウントアツプ生成部
76)、 16はカウント部(レジスタ30)である。 (A) 4ζ発明め乃ヒ1Lブb・ツクE召 第1図 2ト)りらai −ラεタヒ、fりlJ第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メモリバス(2)に接続されたキャッシュ診断処
    理装置(4)によるキャッシュメモリ(6)の診断の際
    に、前記キャッシュ診断処理装置(4)から前記メモリ
    バス(2)へ送出された前記キャッシュメモリ(6)を
    診断するための命令に応答して診断アドレスを前記キャ
    ッシュメモリ(6)へのビット並列診断アドレス入力に
    供給して前記キャッシュメモリ(6)の診断を行なうシ
    ステムにおいて、 前記キャッシュメモリ(6)を診断するためのカウント
    部クリア用命令に応答してクリア信号を発生するクリア
    生成手段(12)と、 前記キャッシュメモリ(6)を診断するためのカウント
    部カウントアップ用命令に応答してカウントアップ信号
    を発生するカウントアップ生成手段(14)と、 前記クリア信号でクリアされ、前記カウントアップ信号
    でカウントアップされたカウント値を前記ビット並列診
    断アドレス入力に出力するカウント部(16)とを設け
    たことを特徴とするキャッシュメモリ診断アドレス生成
    装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01233638A (ja) * 1988-03-15 1989-09-19 Mitsubishi Electric Corp セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ
JPH0367347A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Fujitsu Ltd メモリ試験方式

Patent Citations (2)

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