JPH04155853A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH04155853A
JPH04155853A JP28092690A JP28092690A JPH04155853A JP H04155853 A JPH04155853 A JP H04155853A JP 28092690 A JP28092690 A JP 28092690A JP 28092690 A JP28092690 A JP 28092690A JP H04155853 A JPH04155853 A JP H04155853A
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cap
semiconductor chip
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
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Koji Nakamura
功治 中村
Atsushi Honda
厚 本多
Takayuki Okinaga
隆幸 沖永
Shoji Matsugami
松上 昌二
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置技術に関し、特に、半導
体集積回路装置の放熱構造に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体集積回路装置においては、素子の高集積化
や半導体集積回路の動作速度の高速化が進められている
。そして、これらに伴い回路動作時に発生する熱の放熱
効率を如何にして向上させるかが重大な課題となってい
る。
一方、近年、半導体集積回路装置においては、素子の高
集積化や製品のカスタム化およびセミカスタム化に伴い
、入出力ピンの数が著しく増加しつつある。しかし、例
えばプラスチックモールド形のD I P (Dual
 In−1ine Package)では、64ピン程
度が多ビン化の技術的限界とされている。
このため、入出力ピンの増加に対応できるセラミックの
パッケージ基板やチップキャリヤが急速に使用され始め
た。しかし、セラミックのパッケージ基板では、半導体
チップのコストよりもパッケージのコストの方が高価に
なることがある。そこで、セラミックよりも安価なプラ
スチック配線基板をパッケージ基板として使用する半導
体集積回路装置が注目されている。プラスチックのパッ
ケージ基板を用いた場合、ピン密度がセラミックと同一
であっても半導体集積回路装置のコストを低減できる上
、配線パターンを微細化でき、かつパッケージの設計変
更や仕様の追加に柔軟に対応できる。
プラスチックからなるパッケージ基板を用いた半導体集
積回路装置については、例えば日経マグロウヒル社、1
984年6月11日発行、[マイクロチバイス、日経エ
レクトロニクス別冊 Nα2J P160〜P168に
記載かあり、パッケージ基板の材料特性や製造方法、そ
して当該半導体集積回路装置の種々の放熱構造について
開示されている。
当該半導体集積回路装置は、プラスチックのパッケージ
基板に設けられたチップ実装部上に半導体チップをフェ
イスアップボンディングし、その半導体チップを金属キ
ャップ等により封止した構造となっている。なお、半導
体チップを樹脂で封止し、さらにキャップで封止する場
合もある。ところで、パッケージ基板がセラミックであ
れ、プラスチックであれ、半導体集積回路装置において
は、半導体チップの裏面がチップ実装部に接合されてい
る構造上、通常、半導体チップの裏面側から放熱する構
造になっている。ところで、プラスチックのパッケージ
基板の場合、セラミックに比して熱伝導率が低い、すな
わち熱抵抗が高いことが知られている。そこで、プラス
チックのパッケージ基板を用いた従来の半導体集積回路
装置の放熱構造としては、パッケージ基板のチップ実装
部分を切削して半導体チップが入り込むのに充分な広さ
で、かつパッケージ基板を貫通しない程度の深さの凹部
を形成し、半導体チップの裏面側のパッケージ基板の厚
さを薄くすることで、半導体チップ裏面からの放熱効率
を向上させる構造が開示されている。また、その他の放
熱構造としては、凹部の底に金属板を設置する構造、凹
部以外のパッケージ基板の裏面にも金属板を設置する構
造等が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の放熱技術においては以下の問題が
あることを本発明者は見出した。
すなわち、従来は、半導体チップの裏面側から放熱を行
う構造となっているので、放熱性の上で効率の良い構造
といえず、例えばプラスチック材料等のような熱抵抗の
高いパッケージ基板を用いる半導体集積回路装置におい
ては、パッケージ基板上に実装できる半導体チップが低
発熱の半導体チップに限定される問題があった。
したかって、高発熱の半導体チップ等をプラスチックの
パッケージ基板上に実装する場合には、上記したように
パッケージ基板に凹部を設けたり、その凹部の底に金属
板を設けたりして放熱効果を向上させる必要が生じる。
しかし、このようにするとパッケージ基板の加工や構造
が複雑になり、また、部品点数や加工数が増加するので
、半導体集積回路装置のコストが増加する問題があった
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その
目的は、半導体集積回路装置の放熱効果を向上させるこ
とのできる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、半導体集積回路装置のコストを増
加させることなく、放熱効果を向上させることのできる
技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、パッケージ基板上に
ボンディングされた半導体チップをキャップによって封
止してなる半導体集積回路装置であって、前記キャップ
の内壁面に前記半導体チップの主面に近接または接触す
る放熱用凸部を設けた半導体集積回路装置構造とするも
のである。
請求項2記載の発明は、前記キャップが金属であり、前
記放熱用凸部がキャップと一体的に成形されてなる半導
体集積回路装置構造とするものである。
請求項5記載の発明は、前記放熱用凸部と前記半導体チ
ップの主面との間に、前記放熱用凸部よりも熱伝導率の
高い熱伝導体を介在した半導体集積回路装置構造とする
ものである。
請求項6記載の発明は、前記キャップと前記パッケージ
基板とによって形成されたチップ封止領域内に、前記半
導体チップを被覆し、かつ前記放熱用凸部に接触する樹
脂を介在した半導体集積回路装置構造とするものである
〔作用〕
上記した請求項1記載の発明によれば、半導体チップの
主面側に形成された半導体集積回路の動作時に発生する
熱を半導体チップの主面側から放熱用凸部を介して外部
に放散することかできる。
上記した請求項2記載の発明によれば、部品点数が増え
ることもないし、放熱構造か複雑化することもない。
上記した請求項5記載の発明によれば、半導体チップの
主面側から外部に向かう熱伝導経路における熱抵抗を下
げることができる。
上記した請求項6記載の発明によれば、半導体チップの
主面と放熱用凸部との間に空隙が介在される場合よりも
熱伝導経路における熱抵抗を下げることができる。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
断面図、第2図は第1図に示した半導体集積回路装置を
構成するキャップの外観を示す斜視図、第3図は第2図
に示したキャップの内壁面を示す斜視図である。
第1図に示す本実施例1の半導体集積回路装置はP G
A (Pin Grid Array) 1である。
PCAIを構成するパッケージ基板2は、例えば高耐熱
性ガラスエポキシ樹脂等のようなプラスチック材料から
なる。パッケージ基板2の平面寸法は、例えば4.5 
an X 4.5 an程度である。
パッケージ基板2の上面中央部には、チップ実装部3が
形成されている。チップ実装部3は、例えば銅(Cu)
からなり、その表面には、例えばニッケル(Ni)−金
(Au)メツキ処理が施されている。
チップ実装部3上には、半導体チップ4がその主面を上
に向けた状態で実装されている。半導体チップ4は、例
えばフィラー入り低応力樹脂からなる接着剤によってチ
ップ実装部3に接合されている。
半導体チップ4は、例えば単結晶シリコン(Si)から
なる。半導体チップ4の主面側には、例えばCM OS
 (Complimentary MOS)ゲートアレ
イ等のような半導体集積回路が形成されている。半導体
チップ4に形成された半導体集積回路は、ホンディング
ワイヤ5を介してパッケージ基板2上の配線パターン6
aの一端に電気的に接続されている。
配線パターン6aの他端には、ランドパターン6bが形
成されている。配線パターン6aおよびランドパターン
6bは、チップ実装部3をパターンニングする際に同時
に形成される。配線パターン6aおよびランドパターン
6bは、例えばCuからなり、配線パターン6aにおい
てボンディングワイヤ5が接合される部分およびランド
パターン6bの表面には、例えばNi−Auメツキ処理
が施されている。
パッケージ基板2において、ランドパターン6bか形成
された位置には、パッケージ基板2の上下面を貫通する
スルーホール7が穿孔されている。
スルーホール7は、例えば全部で400個程度穿孔され
ている。スルーホール7の内壁面には、例えばCu等の
ような導体かメツキされており、スルーホール7内に嵌
合されたリードピン8とランドパターン6bとの導通が
確実に取られている。
なお、リードピン8は、例えば4270イあるいは銅合
金からなり、その表面には所定の導体メツキ処理が施さ
れている。
また、パッケージ基板2の上面において、半導体チップ
4の外周には、半導体チップ4を囲むようにダム9か形
成されている。ダム9は、例えばシリコン系の接着剤に
よりパッケージ基板2上に接合されている。そして、ダ
ム9によって囲まれた領域内には、半導体チップ4およ
びボンディングワイヤ5を充分に被覆する量のシリコー
ンゲル(樹脂)10が充填されている。これにより、半
導体チップ4の耐湿性等が確保されている。また、本実
施例1においてシリコーンゲル10は、半導体チップ4
の主面側で発生した熱の伝導経路における熱抵抗を下げ
る役割も果たしている。
さらに、パッケージ基板2の上面には、半導体チップ4
を封止するためのキャップllaかシリコーン系の接着
剤等により接合されている。ここて、本実施例1のキャ
ップllaを第1図〜第3図により説明する。
キャップllaの内壁面の中央部分には、放熱用凸部1
2aが設けられている。放熱用凸部12aは、絞り加工
等により、キャップllaと一体的に成形されている。
放熱用凸部12aは、上記したシリコーンゲルlOと接
触し、かつその先端面が半導体チップ4の主面に近接す
るように配置されている。すなわち、本実施例1のPG
AIにおいては、半導体チップ4の主面側に形成された
半導体集積回路の動作時に発生する熱がシリコーンゲル
10を拡散して放熱用凸部12aに伝導し、さらに放熱
用凸部12aからキャップllaを経て後述するヒート
シンク13に伝導して外部に放散される構造になってい
る。
キャップIlaは、例えばアルミニウム(Af)からな
る。キャップllaの構成材料としてAlを採用した理
由は、加工性か良好であり、かつ熱伝導率が高い等、優
れた特徴を有するからである。キャップIlaの表面に
は、絶縁性や耐腐食性等の観点からアルマイト処理か施
され、アルミナ膜が形成されている。しかし、本実施例
1においては、放熱用凸部12aの表面にはアルミナ膜
が形成されていない。これは、熱伝導経路における熱抵
抗を下げるためである。放熱用凸部12aの表面にアル
ミナ膜を形成しないようにするには、アルマイト処理に
際して放熱用凸部12a部分のみにマスクを形成してお
けば良い。
キャップllaの上面には、熱伝導性の高い接着剤によ
りヒートシンク13か接合されている。
ヒートシンク13は、例えばAfからなり、放熱面積を
増大させることにより放熱効果を向上させるようになっ
ている。
このように本実施例1によれば、以下の効果を得ること
が可能となる。
(1)、キャップllaの内壁面に、半導体チップ4の
主面に近接する放熱用凸部12aを設けたことにより、
半導体チップ4の主面側で発生した熱を半導体チップ4
の主面側から外部に放散することかできるので、放熱効
果を大幅に向上させることか可能となる。
(2)、放熱用凸部12aと半導体チップ4の主面との
間に、半導体チップ4を被覆し、かつ放熱用凸部12a
と接触するシリコーンゲルlOを介在させたことにより
、半導体チップ4の主面と放熱用凸部12aとの間に空
隙が介在される場合よりも熱伝導経路における熱抵抗を
下げることができるので、放熱効果をさらに大幅(従来
の約2倍)に向上させることが可能となる。
(3)、上記(11,(21により、熱抵抗の高いプラ
スチック材料からなるパッケージ基板2上に、回路動作
時に高熱を発生する半導体チップ4を実装することが可
能となる。
(4)、放熱用凸部12aを絞り加工等によりキャップ
llaと一体的に成形したことにより、部品点数を増や
すこともないし、加工性や放熱構造も複雑化しない。し
たかって、PCAIのコストを増加させることなく、放
熱効果を向上させることか可能となる。
(5)、放熱用凸部12aを絞り加工等によりキャップ
llaと一体的に成形したことにより、キャップlla
の機械的強度を向上させることが可能となる。
(6)、上記(11〜(4)により、PGAIの信頼性
を向上させることが可能となる。
〔実施例2〕 第4図は本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の断面図、第5図はキャップの放熱用凸部と半導体チッ
プとの間に介在された熱伝導体の変形例を説明するため
の半導体集積回路装置の断面図である。
本実施例2においては、第4図に示すように、キャップ
llaの放熱用凸部12aと半導体チップ4の主面との
間に、放熱用凸部12aの構成材料よりも熱伝導率の高
い材料からなる熱伝導体I4aか介在されている。熱伝
導体14aは、例えば炭化シリコン(S i C) 、
窒化アルミニウム(A7N)またはCu等からなる。
本実施例2によれば、放熱用凸部12aと半導体チップ
4との間に熱伝導体14aを介在したことにより、前記
実施例1よりも放熱効果を向上させることが可能となる
ただし、熱伝導体は、第4図に示した熱伝導体14aの
ように配置される場合に限定されるものではなく、例え
ば第5図に示すように、放熱用凸部12aと半導体チッ
プ4との間に熱伝導体14bを配置しても良い。この場
合の熱伝導体14bは、別部材として介在しても良いし
、スパッタリング法などによりキャップllaの内壁面
に形成しても良い。第5図に示したPGAIの場合、第
4図に示した場合よりも熱伝導体14bの放熱面積を大
きくできるので、放熱効果をさ′らに向上させることが
可能となる。
〔実施例3〕 第6図は本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の断面図である。
本実施例3においては、通常のキャップllbの内壁面
と半導体チップ4の主面との間にキャップllbとは別
体の放熱用凸部12bが介在されている。放熱用凸部1
2bは、シリコーンゲル10に接触し、かつその先端面
が半導体チップ4の主面に近接するように配置されてい
る。放熱用凸部12bは、例えばAI;!、SiC,A
iNまたはCu等からなり、キャップ11の内壁面に熱
伝導性の高い所定の接着剤によって接合されている。
本実施例3によれば、半導体チップ4の主面側で発生す
る熱を半導体チップ4の主面側から放熱用凸部12bを
介して外部に放散することができるので、従来よりも放
熱効果を向上させることが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例1〜3に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更可能であることはいうまでもない。
例えば前記実施例1〜3においては、放熱用凸部を半導
体チップの主面に近接した状態で配置した場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば放
熱用凸部を半導体チップの主面に接触した状態で配置し
ても良い。ただし、半導体チップに悪影響を与えないよ
うに放熱用凸部を接触させる。この場合、放熱用凸部を
半導体チップの主面に接触させるので、熱伝導経路にお
ける熱抵抗を下げることができ、放熱効果を向上させる
ことか可能となる。
また、前記実施例1〜3においては、キャップを金属と
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく種々変更可能であり、例えばセラミックやプラス
チック等により構成しても良い。キャップをプラスチッ
ク材料等のような熱抵抗の高い材料で構成した場合は、
第7図に示すように、放熱用凸部12bとヒートシンク
13とをプラスチック材料等からなるキャップllcに
穿孔された孔を通じて熱伝導性の高い所定の接着剤によ
り接合すると良い。これにより、半導体チツブ4の主面
側で発生する熱を半導体チップ4主面側から放熱用凸部
12bを通じて外部に放散できるので、放熱効果を向上
させることか可能となる。
また、前記実施例1〜3においては、半導体チップにC
MOSが形成されている場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば
半導体チップにバイポーラトランジスタが形成されてい
る場合においても本発明を適用できる。
また、前記実施例1〜3においては、半導体チップにゲ
ートアレイ等のような論理回路が形成されている場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく種々
変更可能であり、例えば半導体メモリが形成されている
場合においても本発明を適用できる。
また、前記実施例1〜3においては、パッケージ基板が
プラスチック材料である場合について説明したか、これ
に限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば
パッケージ基板がセラミックからなる場合においても本
発明を適用できる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるPGAに適用した場
合について説明したが、これに限定されず種々適用可能
であり、例えばLCC(Leadless Chip 
Carrier)等の他の半導体集積回路装置に適用す
ることが可能である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
(1)、すなわち、請求項1記載の発明によれば、半導
体チップの主面側に形成された半導体集積回路の動作時
に発生する熱を半導体チップの主面側から放熱用凸部を
介して外部に放散することかできるので、放熱効果を大
幅に向上させることが可能となる。
(2)、請求項2記載の発明によれば、部品点数が増え
ることもないし、放熱構造か複雑化することもないので
、半導体集積回路装置のコストを増加させることなく、
放熱効果を大幅に向上させることか可能となる。
(3)、請求項5記載の発明によれば、半導体チップの
主面側から外部に向かう熱伝導経路における熱抵抗を下
げることができるので、放熱効果をさらに大幅に向上さ
せることが可能となる。
(4)、請求項6記載の発明によれば、半導体チップの
主面と放熱用凸部との間に空隙が介在される場合よりも
熱伝導経路における熱抵抗を下げることができるので、
放熱効果をさらに大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
断面図、 第2図は第1図に示した半導体集積回路装置を構成する
キャップの外観を示す斜視図、第3図は第2図に示した
キャップの内壁面を示す斜視図、 第4図は本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の断面図、 第5図はキャップの放熱用凸部と半導体チップとの間に
介在された熱伝導体の変形例を説明するための半導体集
積回路装置の断面図、 第6図は本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の断面図、 第7図は本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の断面図である。 1・・・PGA (半導体集積回路装置)、2・・・パ
ッケージ基板、3・・・チップ実装部、4・・・半導体
チップ、5・・・ポンディングワイヤ、6a・・・配線
パターン、6b・・・ランドパターン、7・・・スルー
ホール、8・・・リードビン、9・・・ダム、lO・・
・シリコーンゲル(樹脂)、1la−11c・・・キャ
ップ、12a、12b・・・放熱用凸部、13・・・ヒ
ートシンク、14a、14b・・・熱伝導体。 代理人 弁理士 筒 井 大 和

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パッケージ基板上にボンディングされた半導体チッ
    プをキャップによって封止してなる半導体集積回路装置
    であって、前記キャップの内壁面に前記半導体チップの
    主面に近接または接触する放熱用凸部を設けたことを特
    徴とする半導体集積回路装置。 2、前記キャップが金属であり、前記放熱用凸部がキャ
    ップと一体的に成形されてなることを特徴とする請求項
    1記載の半導体集積回路装置。 3、請求項2記載のキャップがその表面にアルミナ膜が
    形成されたアルミニウムであることを特徴とする半導体
    集積回路装置。 4、請求項3記載のキャップにおいて、その放熱用凸部
    表面以外にのみアルミナ膜を形成したことを特徴とする
    半導体集積回路装置。 5、前記放熱用凸部と前記半導体チップの主面との間に
    、前記放熱用凸部よりも熱伝導率の高い熱伝導体を介在
    したことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    半導体集積回路装置。 6、前記キャップと前記パッケージ基板とによって形成
    されたチップ封止領域内に、前記半導体チップを被覆し
    、かつ前記放熱用凸部に接触する樹脂を介在したことを
    特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の半導体
    集積回路装置。 7、前記パッケージ基板がプラスチック材料からなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載
    の半導体集積回路装置。
JP28092690A 1990-10-19 1990-10-19 半導体集積回路装置 Pending JPH04155853A (ja)

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