JPH041546A - 回転体のバランシング方法 - Google Patents

回転体のバランシング方法

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JPH041546A
JPH041546A JP10027190A JP10027190A JPH041546A JP H041546 A JPH041546 A JP H041546A JP 10027190 A JP10027190 A JP 10027190A JP 10027190 A JP10027190 A JP 10027190A JP H041546 A JPH041546 A JP H041546A
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JP
Japan
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resin
balancing
fine powder
container
dynamic balance
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Pending
Application number
JP10027190A
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English (en)
Inventor
Hisashi Matsumoto
松本 寿
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH041546A publication Critical patent/JPH041546A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ディスク装置の回転部等の動釣合を取る必要のある
回転体のバランシング方法に関し、動釣合を短時間で正
確かつ確実に取れるようにすることを目的とし、 回転体の動釣合を取るに必要な重量付加量及び重量付加
位置をバランシング装置により測定し、前期重量付加位
置に、前記重量付加量に相当する量の高比重微粉入り紫
外線硬化型樹脂を付着させた後、該紫外線硬化型樹脂を
紫外線照射により硬化させる構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置の回転部等の動釣合を取る
必要のある回転体のバランシング方法に関するものであ
る。
磁気ディスク装置の回転部は、スペーサを介し同心に重
ねられた複数枚の磁気ディスクをスピンドルハブとクラ
ンプハブで挟み、これをスピンドルに装着して構成され
、装置内に駆動源と結合して配置されている。そして、
各磁気ディスクに対応する複数の磁気ヘッドを保持する
支持アームをボイスコイルモータ等により移動させて磁
気ヘッドを対応する磁気ディスクの所定位置に対向する
ように位置決めし、駆動源により回転部を回転させるこ
とによって、各磁気ディスクに対する情報のリード・ラ
イトが行われる。
この磁気ディスク装置、特に高性能磁気ディスク装置に
おいては、回転部の動釣合のアンバランスによる回転時
の振動が性能に大きな影響を及ぼすため、高信顧性、高
精度のバランシング技術が要求されている。
〔従来の技術〕
従来、動釣合を取る方法としては、重量除去方式2重量
追加力式が用いられている。重量除去方式では、アンバ
ランス部分のアンバランス量に相当する重量をドリル等
の加工工具を用いて除去する。また、重量追加方式では
、アンバランス量に相当する重量をアンバランスに釣り
合う位置にねし止め、接着等の手段を用いて固定してい
る。
(発明が解決しようとする課題) これらの従来方式を磁気ディスク装置に応用しようとし
た場合、次の問題点がある。
(1)重量除去方式の場合 磁気ディスク装置の場合、磁気ディスクを組み込んだ後
動釣合を取る必要があるが、加工による切粉等の残渣を
完全に除去する必要がある。残渣があると、これが装置
稼働後脱落して磁気ディスク、M1気ヘッド間に侵入し
、浮上変動、ディスク損傷の原因となる。また、残渣を
洗浄等の手段を用いて除去すれば、上記不都合はなくな
るが、組立体であることや、磁気ディスク、軸受のよう
に洗浄困難な部品があること等から実施不可能である。
すなわち、この方式は使えない。
(2)重量追加方式の場合 磁気ディスク装置の場合、はとんどこの方式により動釣
合を取っている。但し、追加重量の調整が難かしい。特
に、最近の磁気ディスク装置は回転待ち時間の短縮のた
め高速回転化しつつあり、アンバランス量も微小にしな
いと振動エネルギーの増大をまねく。そのため、装置に
よってはmg単位の調整が必要となる。また、追加重量
の固定手段についても、ねじ締めではねしの重量のばら
つきがバランス誤差となり好ましくなく、接着について
は接着剤の硬化時間が必要であるため、バランス修正の
確認には待ち時間が必要でロスタイムが生じ、粘着テー
プを用いれば、待ち時間はなくなるが、逆に剥がれやす
いので装置稼働後に障害が発生しやすい。
本発明は、動釣合を短時間で正確かつ確実に取れるよう
にすることのできる回転体のバランシング方法を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明では、回転体の動釣
合を取るに必要な重量付加量及び重量付加位置をバラン
シング装置により測定し、前記重量付加位置に、前記重
量付加量に相当する量の高比重微粉入り紫外線硬化型樹
脂を付着させた後、該紫外線硬化型樹脂を紫外線照射に
より硬化させる構成とする。
〔作 用〕
紫外線硬化型樹脂(嫌気性環境で硬化する性質を合わせ
持つもの)として、あらかじめ高比重の微粉を混練した
ものを用意する。そして、バランシング装置により測定
されたアンバランス量に相当する量の紫外線硬化型樹脂
を定量ポンプ等により吐出させて釣合位置に塗布する。
その後該塗布部に紫外線を照射すると、照射された樹脂
表面が硬化し、かつ、内部の紫外線の当たらない部分に
ついては、嫌気性環境であるため自動的に硬化する。こ
れらの反応時間は数分であり、すぐバランス確認にかか
ることができる。
〔実施例] 以下、図面に関連して本発明の詳細な説明する。
第4図は本発明の方法により釣合を取った磁気ディスク
回転部(回転体)1の斜視図で、該回転部lは、スペー
サ(図示せず)を介し同心に重ねられた複数枚の磁気デ
ィスク2をスピンドルハブ6(第2図参照)とクランプ
ハブ3とで挟み、これをスピンドル4に装着して構成さ
れる。この回転部1の動釣合は、スピンドルハブ6及び
クランプハブ3の所定位置に所定量の紫外線硬化型(嫌
気性硬化型)樹脂を付着、硬化させることにより取られ
ている。5はクランプハブに付着、硬化した紫外線硬化
型樹脂である。この紫外線硬化型樹脂は、あらかじめ高
比重の微粉を混練したものを用意しておくが、本例では
、微粉混入量の多い紫外線硬化型樹脂5aと、微粉混入
量の少ない紫外線硬化型樹脂5bとを用意した。高比重
微粉用材料としては、コスト比重の点から鉛が妥当であ
る。
この紫外線硬化型樹脂を用いたバランシング方法の詳細
は次の通りである。
動釣合を取るに際しては、まず第2図に示すように、回
転部1をバランシング装置1工に装着し、該バランシン
グ装置11により回転部1のアンバランス量を調べる。
これにより、動釣合を取るに必要な樹脂付着量及び付着
位置が測定される。この場合の測定値は、クランプハブ
3に対するものがバランシング装置11の表示部イに、
スピンドルハブ6に対するものが表示部口に、それぞれ
表示される。この場合、付加すべき重量−grと、基準
位置からの付加位置の角度θが表示される。付加位置は
、第3図に示すように、一定半径R上に設定され、これ
に見合った付加重量Wが表示されるようになっている。
次に、上記測定の結果表示された位置に重量Wの紫外線
硬化型樹脂5を付着9硬化させるが、その手順の一例を
第1図により説明する。
紫外線硬化型樹脂の付着は第1図(a)の要領で行われ
る。まず、微粉混入量の多い樹脂5aを容器7aに入れ
、該樹脂5a用の定量ポンプ8aに接続する管路9aの
一端を容器7aに入れる。
そして、管路9aの他端を上記測定により設定されたク
ランプハブ3の樹脂付加位置に対向させ、定量ポンプ8
aを所定時間作動させることにより、付加重量Wに見合
った量の樹脂5aを容器7aから吸い上げて樹脂付加位
置に付着させる。その後、第1図(b)に示すように、
紫外線照射装置10を用いて該樹脂付着部分を紫外面照
射する。これにより、樹脂表面が硬化し、内部の紫外線
の当たらない部分についても嫌気性環境であるため自然
硬化する。これらの反応時間は数分である。またスピン
ドルハブ6についても同様に所定量の樹脂を付着、硬化
させる。付着した樹脂5は、充分な接着力を有しており
、回転部回転時に飛び剥がれることはない。
その後、再び回転部1をバランシング装置11に装着し
、2回目のバランス測定を行う。その結果アンバランス
量が目標値以内ならば次の組立工程に移る。また、アン
バランス量がまだ目標値を越えている場合は、微粉混入
量の少ない樹脂5bを収納する容器7bとこれに対応す
る定量ポンプ8bとを用いて上述と同様の作業を行う。
9bは管路である。このアンバランス修正作業は、定量
ポンプの回転誤差により、微粉混入量多では修正誤差が
大きくなるために必要となるものである。
その後、バランス測定により、アンバランス量が目標値
以内であることを確認した上で、次の組立工程に移る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、動釣合を短時間で
正確かつ確実に取ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の実施例の、回転体のバ
ランシング方法説明図、 第2図は同、バランシング装置による動的アンバランス
測定要領説明図、 第3図は同、重量付加位置説明図、 第4図は同、回転部の斜視図で、 図中、 1は回転部(回転体)、 5.5a、5bは紫外線硬化型樹脂、 11はバランシング装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体(1)の動釣合をとるに必要な重量付加量及び重
    量付加位置をバランシング装置(11)により測定し、 前記重量付加位置に、前記重量付加量に相当する量の高
    比重微粉入り紫外線硬化型樹脂を付着させた後、 該紫外線硬化型樹脂(5)を紫外線照射により硬化させ
    ることを特徴とする回転体のバランシング方法。
JP10027190A 1990-04-18 1990-04-18 回転体のバランシング方法 Pending JPH041546A (ja)

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JPH041546A true JPH041546A (ja) 1992-01-07

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