JP2521211B2 - ディスク用紫外線硬化方法およびその装置 - Google Patents

ディスク用紫外線硬化方法およびその装置

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JP2521211B2 JP8979392A JP8979392A JP2521211B2 JP 2521211 B2 JP2521211 B2 JP 2521211B2 JP 8979392 A JP8979392 A JP 8979392A JP 8979392 A JP8979392 A JP 8979392A JP 2521211 B2 JP2521211 B2 JP 2521211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク製造過程にお
いて、紫外線硬化型塗料・樹脂等の塗膜に紫外線を照射
することによって、上記塗膜を硬化させるディスク用紫
外線硬化方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線硬化型塗料・樹脂等の特徴は、強
度の紫外線を充分に照射すれば、硬化が瞬間的に完了す
る点であり、ディスク用紫外線硬化方法およびその装置
は、この特徴を生かしたものである。そして、紫外線照
射ランプを固定し、このランプから紫外線が照射されて
いる領域に、保護膜または記録膜が形成された光ディス
クあるいは磁気ディスクのような塗布物を所定速度で通
過させることによって、順次、塗布物を硬化させ、紫外
線が照射されている領域に塗布物を通過せるときの速度
を調整することによって、紫外線の照射量を調整してい
る。
【0003】従来のディスク用紫外線硬化装置として
は、紫外線照射領域を塗布物が通過するときにおける塗
布物の移動手段によって、種々のタイプに分類でき、ベ
ルトコンベア、チェーンコンベアを使用して塗布物を直
線的に送るコンベア式、送りねじを使用した直線送り機
構式、ターンテーブル式が知られている。
【0004】コンベア式は、駆動機構が簡単であるがデ
ィスクの停止位置を精度よく制御することが困難であ
り、ディスクの投入、取り出し操作が困難であるため
に、自動生産機械に適用しにくいという欠点がある。こ
れに対して、直線送り機構式は、ディスクの停止位置を
精度よく制御でき、自動生産機械に適用し易い反面、駆
動機構が大きくなるという欠点がある。
【0005】一方、ターンテーブル式は、図6に示すよ
うに、ターンテーブル駆動部1によってターンテーブル
2が等速回転し、このターンテーブル2の上にディスク
受台3、3a、3b、3cが固定され、ディスク受台
3、3a、3b、3cのそれぞれにディスク4、4a、
4b、4cが載置されている。そして、ターンテーブル
2の回転に応じて、ディスク4、4a、4b、4cが回
転し、この回転中に、紫外線照射装置5からの紫外線が
ディスク4、4a、4b、4cに照射される。
【0006】この場合、ターンテーブル駆動部1によっ
てターンテーブル2の回転角度を精度よく制御すること
が容易であるので、光ディスクの停止位置精度が良く、
ディスク4、4a、4b、4cの投入、取り出し操作が
容易であり、自動生産機械に適用し易く、しかも、ター
ンテーブル駆動部1の形状が比較的小さいという利点が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記ターンテーブル式
においては、ディスク受台3、3a、3b、3cがター
ンテーブル2に固定されており、ディスク4、4a、4
b、4cがそのディスク受台3、3a、3b、3cに固
定されて紫外線照射領域を通過する。なお、紫外線ラン
プ5からの紫外線の強度分布は均一であるとする。
【0008】この場合、たとえばディスク4の部位のう
ちでも、図7に示すように、ターンテーブル2の回転中
心から近い場所に位置する近部位4Nと、ターンテーブ
ル2の回転中心から遠い場所に位置する遠部位4Fとが
あり、近部位4Nにおける周速度は、遠部位4Fにおけ
る周速度よりも遅い。したがって、周速度が遅い近部位
4Nにおいては紫外線の積算受光量が多く、周速度が速
い遠部位4Fにおいては紫外線の積算受光量が少なくな
り、塗膜の硬化状態が、ディスク上で均一ではなくなる
という問題がある。
【0009】本発明は、ディスクの停止位置を精度よく
制御可能であり、駆動機構が比較的小さく、しかも、塗
膜の硬化状態がディスク上で均一であるディスク用紫外
線硬化方法およびその装置を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の等速度
で回転可能なターンテーブルの上に複数のディスク受台
が設置され、これらディスク受台に載置されたディスク
に形成された塗布膜に紫外線を照射して塗布膜を硬化さ
せる方法において、ターンテーブルの回転中に、ディス
ク受台の回転中心に対してディスク受台を回転させない
で紫外線を照射するものである。また、本発明は、太陽
歯車を固定し、第1の遊星歯車を太陽歯車とかみ合わせ
つつ太陽歯車を中心として公転させ、第2の遊星歯車を
第1の遊星歯車とかみ合わせつつ太陽歯車を中心として
公転させ、第2の遊星歯車の歯数と太陽歯車の歯数とを
同一に設定し、太陽歯車と第1の遊星歯車と第2の遊星
歯車とをターンテーブルを介して結び、このターンテー
ブルを等速回転させ、ディスクを受けるディスク受台を
第2の遊星歯車に固定し、ディスク通過領域を紫外線照
射ランプで紫外線照射するものである。
【0011】
【作用】本発明は、所定の等速度で回転可能なターンテ
ーブルの上に複数のディスク受台が設置され、これらデ
ィスク受台に載置されたディスクに形成された塗布膜に
紫外線を照射して塗布膜を硬化させる場合、ターンテー
ブルの回転中に、ディスク受台の回転中心に対してディ
スク受台を回転させないで紫外線を照射するので、紫外
線照射領域における通過速度がディスク全面で同じにな
り、塗膜の硬化状態がディスク上で均一になる。しか
も、ターンテーブル方式であることから、ディスクの停
止位置を精度よく制御可能であり、駆動機構を比較的小
さくすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
【0013】この実施例において、軸受ケース53を介
して太陽歯車10が支柱54に固定され、回転主軸51
は軸受ケース53内の軸受52に支持され、等速回転手
段50によって等速回転される。また、回転主軸51に
ターンテーブル40が固定され、回転主軸51の等速回
転に応じてターンテーブル40も等速回転し、ターンテ
ーブル40の所定部位に軸41、軸受42が固定されて
いる。太陽歯車10は回転主軸51と同軸的に配置され
ている。
【0014】第1の遊星歯車20は、軸受21、軸41
を介してターンテーブル40から吊り下げられ、ターン
テーブル40に対しては回転自在である。第2の遊星歯
車30は、軸31、軸受42を介してターンテーブル4
0から吊り下げられ、ターンテーブル40に対しては回
転自在である。また、第1の遊星歯車20は、太陽歯車
10とかみ合いつつ、太陽歯車10を中心として公転す
るものであり、第2の遊星歯車30は、第1の遊星歯車
20とかみ合いつつ太陽歯車10を中心として公転する
ものであり、第2の遊星歯車30の歯数は太陽歯車の歯
数と同一である。なお、第1の遊星歯車20の歯数は任
意である。
【0015】また、軸31はターンテーブル40を貫通
し、第2の遊星歯車30とディスク受台60とは軸31
を介して連結されている。ディスク受台60は、ディス
ク70を受けるものである。紫外線照射ランプ80は、
ディスク70の通過領域に紫外線を照射する紫外線照射
装置の一例である。紫外線照射ランプ80は、ディスク
受台60の停留位置の間に位置し、紫外線照射ランプ8
0の下をディスク70が通過するときには、ターンテー
ブル40の回転角速度が一定であるように等速回転手段
50が制御する。
【0016】なお、ターンテーブル40は、太陽歯車1
0と第1の遊星歯車20と第2の遊星歯車30とを結ぶ
腕の例である。
【0017】図3は、上記実施例の要部を示す平面図で
ある。
【0018】図1においては、説明を容易にするため
に、第1の遊星歯車、第2の遊星歯車を1つづつ示して
あるが、実際には、図3に示すように、第1の遊星歯車
20の他に、第1の遊星歯車20と同様の第1の遊星歯
車20a、20b、20cが設けられ、第2の遊星歯車
30の他に、第2の遊星歯車30と同様の第2の遊星歯
車30a、30b、30cが設けられ、遊星歯車列が4
組構成され、それらが90度の間隔で設けられている。
もちろん、1つのターンテーブル40に対して、遊星歯
車列を4組以外の複数組設けてもよい。
【0019】第1の遊星歯車20a、第2の遊星歯車3
0a、太陽歯車によって構成される遊星歯車列について
も、上記軸受21、42、軸31、41、ディスク受台
60と同様の部材が設けられ、他の遊星歯車列にもこれ
らと同様の部材が設けられている。
【0020】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0021】まず、太陽歯車10は軸受ケース53を介
して支柱54に固定され、回転主軸51は、軸受52に
よって支持されつつ等速回転手段50によって等速回転
する。回転主軸51が等速回転すると、回転主軸51に
固定されているターンテーブル40も等速回転し、ター
ンテーブル40の回転に伴って、軸41と軸受42とが
回転主軸51を中心に公転し、軸41の公転に伴って、
第1の遊星歯車20が太陽歯車10とかみ合って太陽歯
車10の回りを公転し、軸受42の公転に伴って、第2
の遊星歯車30が第1の遊星歯車20とかみ合って太陽
歯車10の回りを公転する。
【0022】このときに、太陽歯車10と第1の遊星歯
車20と第2の遊星歯車30とは遊星歯車列として動作
し、ターンテーブル40は、太陽歯車10と第1の遊星
歯車20と第2の遊星歯車30とを結ぶ腕となる。そし
て、太陽歯車10の歯数と第2の遊星歯車30の歯数と
は同じであるので、ターンテーブル40の回転中には第
2の遊星歯車30の回転中心に対して第2の遊星歯車3
0が回転しない(第2の遊星歯車30は、太陽歯車10
を中心に公転はするが、自転はしない)。
【0023】すなわち、太陽歯車10の歯数をz1、第1
の遊星歯車20の歯数をz2、第2の遊星歯車30の歯数
をz3とし(ただし、z1=z3である)、腕(ターンテーブ
ル40)の回転数をn4とすると、以下のようになり、 太陽歯車10 第1の遊星歯車20 第2の遊星歯車30 腕40 全体固着 n4 n4 n4 n4 腕固定 −n4 n4(z1/z2) −n4(z1/z2)(z2/z3) 0 ──────────────────────────────────── 合成回転数 0 (1+z1/z2)n4 0 n4 結局、腕(ターンテーブル40)の回転数n4が如何なる
値であっても、第2の遊星歯車30はその回転中心に対
して回転はしない。
【0024】このように、第2の遊星歯車30が太陽歯
車10を中心に公転はするが、第2の遊星歯車30の回
転中心に対して回転はしないので、ターンテーブル40
が回転しているときに、第2の遊星歯車30に固定され
ているディスク受台60とこれに載置されているディス
ク70とがそれらの回転中心に対して回転せず(自転せ
ず)に、回転主軸51の周囲を回転する。したがって、
図2に示すように、所定時点で、ディスク70上の任意
の位置に紫外線照射ランプ80のランプ軸と平行に直線
Lを引き、その直線Lの上端をP1、その下端をP2と
した場合、紫外線照射ランプ80が照射した紫外線をデ
ィスク70が受けている間中、ディスク70がディスク
70の回転中心に対して回転しない(自転しない)の
で、上記直線Lは、ターンテーブル40の外部に設置さ
れている紫外線照射ランプ80のランプ軸と常に平行で
あり、上端P1の移動速度と下端P2の移動速度とは等
しくなる。
【0025】したがって、ディスク70上のどの位置で
あっても、紫外線照射時における移動速度は等しいの
で、紫外線の受光量が等しくなる。このために、上記実
施例においては、ディスク70の塗膜の硬化状態が均一
である。しかも上記実施例は、ターンテーブル40を回
転する方式であるので、ディスク70の停止位置を精度
よく制御可能であり、駆動機構(等速回転手段50)を
比較的小さくすることができるという利点がある。
【0026】図4は、上記実施例における紫外線照射ラ
ンプ80の説明図である。なお、ここで、紫外線照射装
置として、いわゆる集光型という一般的なタイプのもの
を示してある。図4(1)は、ケース81、反射板82
を一部切欠いた場合の正面図であり、図4(2)は、ケ
ース81、反射板82を一部切欠いた場合の右側面図で
あり、図4(3)は、紫外線照射ランプ80を正面から
見た場合の紫外線相対強度の分布を示す図であり、図4
(4)は、紫外線照射ランプ80を側面から見た場合の
紫外線相対強度の分布を示す図である。図4(3)に示
す紫外線の強度分布のうち、その強度が高い領域を、デ
ィスク70を照射する照射領域83として使用する。こ
の照射領域83を上記実施例において使用すれば、ディ
スク70面上の全ての点で均一な光量の照射を行なうこ
とができるので、紫外線照射装置として特殊なタイプの
ものを使用する必要がなく、いわゆる集光型という一般
的なタイプのものを使用できる。
【0027】なお、太陽歯車10は、回転主軸51と同
軸的に固定されていればよく、軸受ケース53に固定さ
れている必要はなく、また、ターンテーブル40の形状
として、四角形等の円形以外の形状を採用してもよい。
【0028】図5は、本発明の他の実施例を示す斜視図
である。この実施例は、図1における太陽歯車10、第
1の遊星歯車20、第2の遊星歯車30の代わりに、ス
プロケット、タイミングベルトを使用したものである。
【0029】つまり、太陽歯車10の代わりに、固定ス
プロケット110a、110bを使用し、第1の遊星歯
車20の代わりに、タイミングベルト120a、120
bを使用し、第2の遊星歯車30の代わりに、遊星スプ
ロケット130a、130bを使用したものである。
【0030】すなわち、固定スプロケット110a、1
10bは、互いに固着され、軸受ケース53を介して支
柱54に固定され、遊星スプロケット130a、130
bは、それぞれ軸受140a、140bを介してターン
テーブル140から吊り下げられ、固定スプロケット1
10a、110bを中心として公転し、固定スプロケッ
ト110a、110bの歯数と同一の歯数を具備する。
また、タイミングベルト120aは、固定スプロケット
110aと遊星スプロケット130aとにかみ合い、タ
イミングベルト120bは、固定スプロケット110b
と遊星スプロケット130bとにかみ合っている。ター
ンテーブル140は、固定スプロケット110a、11
0bと遊星スプロケット130a、130bとを結ぶ腕
の一例である。等速回転手段50は、固定スプロケット
110a、110bを中心にしてターンテーブル140
を等速回転するものであり、ディスク受台160a、1
60bは、それぞれ遊星スプロケット130a、130
bに固定されしかもディスク170a、170bを受け
る受台である。なお、図5では省略してあるが、図1に
示した紫外線照射ランプ80と同様の紫外線照射ランプ
が設けられている。
【0031】図5に示す実施例においては、図1に示す
実施例と同様に、遊星スプロケット130a、130b
は、それぞれ固定スプロケット110a、110bを中
心に公転するが、遊星スプロケット130a、130b
の回転中心に対して回転しない(自転しない)ために、
ターンテーブル140が回転しているときに、遊星スプ
ロケット130a、130bに固定されているディスク
受台160a、160bとこれに載置されているディス
ク170a、170bとがそれらの回転中心に対して回
転せずに(自転せずに)、回転主軸51の周囲を回転す
る。したがって、ディスク170a、170b上のどの
位置であっても、紫外線照射時における移動速度は等し
いので、紫外線の受光量が等しくなる。このために、デ
ィスク170a、170bの塗膜の硬化状態が均一であ
る。しかも、ターンテーブル140を回転する方式であ
るので、ディスク170a、170bの停止位置を精度
よく制御可能であり、駆動機構(等速回転手段50)を
比較的小さくすることができるという利点がある。
【0032】なお、図5に示す実施例は、ディスクの設
置台数が比較的少ないターンテーブルに好適である。ま
た、タイミングベルト120a、120bの代わりに、
チェーンを使用するようにしてもよい。
【0033】さらに、所定の等速度で回転可能なターン
テーブルの上に複数のディスク受台が設置され、その複
数のディスク受台に載置されたディスクに形成された塗
布膜に紫外線を照射して塗布膜を硬化させる方法におい
て、ターンテーブルの回転中に、ディスク受台の回転中
心に対してディスク受台を回転させないで紫外線を照射
するようにすれば、上記実施例以外の装置を使用しても
よい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクの停止位置を
精度よく制御可能であり、駆動機構が比較的小さく、し
かも、塗膜の硬化状態がディスク上で均一であるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例の説明図である。
【図3】上記実施例の要部を示す平面図である。
【図4】上記実施例における紫外線照射ランプ80の説
明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】上記従来例の説明図である。
【符号の説明】
10…太陽歯車、 20…第1の遊星歯車、 30…第2の遊星歯車、 40、140…腕の一例としてのターンテーブル、 50…等速回転手段、 60…ディスク受台、 70…光ディスク、 80…紫外線照射ランプ、 110a、110b…固定スプロケット、 130a…遊星スプロケット、 120a、120b…タイミングベルト。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の等速度で回転可能なターンテーブ
    ルの上に複数のディスク受台が設置され、上記複数のデ
    ィスク受台に載置されたディスクに形成された塗布膜に
    紫外線を照射して上記塗布膜を硬化させる方法におい
    て、 上記ターンテーブルの回転中に、上記ディスク受台の回
    転中心に対して上記ディスク受台を回転させないで上記
    紫外線を照射することを特徴とするディスク用紫外線硬
    化方法。
  2. 【請求項2】 固定された太陽歯車と;この太陽歯車と
    かみ合いつつ上記太陽歯車を中心として公転する第1の
    遊星歯車と;この第1の遊星歯車とかみ合いつつ上記太
    陽歯車を中心として公転する第2の遊星歯車であって、
    上記太陽歯車の歯数と同一の歯数を具備する第2の遊星
    歯車と;上記太陽歯車と上記第1の遊星歯車と上記第2
    の遊星歯車とを結ぶ腕と;上記太陽歯車を中心にして上
    記腕を等速回転する等速回転手段と;上記第2の遊星歯
    車に固定されしかもディスクを受けるディスク受台と;
    上記ディスクの通過領域に紫外線を照射する紫外線照射
    装置と;を有することを特徴とするディスク用紫外線硬
    化装置。
  3. 【請求項3】 固定スプロケットと;この固定スプロケ
    ットを中心として公転する遊星スプロケットであって、
    上記固定スプロケットの歯数と同一の歯数を具備する遊
    星スプロケットと;上記固定スプロケットと上記遊星ス
    プロケットとにかみ合うタイミングベルトまたはチェー
    ンと;上記固定スプロケットと上記遊星スプロケットと
    を結ぶ腕と;上記固定スプロケットを中心にして上記腕
    を等速回転する等速回転手段と;上記遊星スプロケット
    に固定されしかもディスクを受けるディスク受台と;上
    記ディスクの通過領域に紫外線を照射する紫外線照射装
    置と;を有することを特徴とするディスク用紫外線硬化
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 上記紫外線照射装置は、紫外線照射ランプを有し、その
    ランプ軸またはその延長線の投影線上に、上記腕の回転
    中心が位置するように配置されていることを特徴とする
    ディスク用紫外線硬化装置。
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