JPH0415453Y2 - - Google Patents

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JPH0415453Y2
JPH0415453Y2 JP14897087U JP14897087U JPH0415453Y2 JP H0415453 Y2 JPH0415453 Y2 JP H0415453Y2 JP 14897087 U JP14897087 U JP 14897087U JP 14897087 U JP14897087 U JP 14897087U JP H0415453 Y2 JPH0415453 Y2 JP H0415453Y2
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guide rail
section
sheet material
press
conveying device
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JP14897087U
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、SMCシート材料や熱可塑性シート
材料等の粘着性のシート材料のプレス投入装置に
関する。
従来の技術 近年、自動車工業分野において、金属製品にか
わつてSMCシート等の成形材料をプレス成形し、
軽量化や組み立てを簡易化した部品が自動車に使
用されつつある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、加工するSMCシート等の成形材料は
軟らかく粘着性の強いもので、従来の鉄鋼板のよ
うに真空吸着方式や磁力吸着方式等のハンドリン
グ手段によつて簡単に着脱することができず、ま
た複数枚積層してプレス成形装置に供給して成形
するため、成形材料を簡単にプレス成形装置に供
給することができなくて、成形材料の自動投入に
よる生産効率の向上が要望されているものであつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、プレ
ス成形装置にSMCシート材料や熱可塑性シート
材料の粘着性のシート材料を一定間隔で複数枚に
わたつて載置する材料載置部を近接して配設し、
粘着性のシート材料を着脱針で着脱自在に突き刺
す材料着脱部を上記材料載置部のシート材料の設
置間隔で移動可能に案内レールにそつて搬送自在
に搬送装置に配設するとともに、材料着脱部に順
次突き刺して重ね合わせて取着したシート材料を
プレス成形装置に投入可能に上記搬送装置を案内
レールにそつて往復駆動自在に配設して、軟らか
く、粘着性の強いシート材料であつても着脱自在
に簡単にハンドリングできて、複数枚並べた材料
載置部の成形材料を順次積み重ね合わせてプレス
成形装置に自動的に投入することができ、粘着性
シート材料のプレス成形の格段の生産性の向上が
はかれる粘着性シート材料のプレス投入装置を提
供するにある。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第1図以下は、本考案の一実施例である。プレ
ス成形装置1の材料投入装置2は、第1図のよう
にプレス成形装置1の側部に近接して配設してい
て、材料載置部3に一定間隔で載置したSMCシ
ート材料や熱可塑性のスタンパブルシート材料等
の軟らかくて粘着性のあるシート材料4を積み重
ね、成形サイクルに対応して金型5に自動的に投
入できるようにしている。材料載置部3は、図の
ようにプレス成形装置1に製品搬出装置6を介し
てプレス成形装置1に垂直状に配設していて、成
形サイクルに合わせて加熱炉等(図示せず)から
8枚一組等の複数枚が一列状となつて搬出した所
定の寸法の軟化状態のシート材料4を成形サイク
ルに合わせて上面に載置するように形成してい
る。この材料載置部3、製品搬出装置6の上方部
に、図のように垂直な柱材7に剛直な案内レール
8を水平に架設していて、この案内レール8に第
1図、第2図のように搬送装置9を前後のアーム
10,11を介して摺動自在に吊設している。搬
送装置9は、第1図のように案内レール8の長さ
のほぼ3分の2位の長さに間隔を設けて対向した
歯車12,13にエンドレスのタイミングベルト
14を水平状に巻回して懸架し、プレス成形装置
1と反対側の後端部側に所定の減速比の減速装置
15を介してサーボモータのような搬送駆動装置
16を配設してタイミングベルト14を回動自在
に駆動できるようにしている。そして、第1図の
ように、案内レール8部の後端部側からほぼ3分
の2位のところに突設したブラケツト17にタイ
ミングベルト14の上面側の一部を取着し、この
タイミングベルト14を取着したブラケツト17
を固定支点として搬送装置9を材料載置部3の上
方部からプレス成形装置1の金型5の上方部にわ
たつて往復駆動自在に案内レール8にそつて移動
できるようにしている。上記したタイミングベル
ト14の下面側には、第1図、第2図のようにシ
ート材料着脱用の材料着脱部18を取着してお
り、搬送駆動装置16の正逆転駆動によるタイミ
ングベルト1の左右への回転移動によつて材料着
脱部18をタイミングベルト14の後部側と前部
側との間にわたつて往復移動制御自在としている
とともに、上記したようにタイミングベルト14
部自体を移動することによつて、いわゆる動滑車
の作動原理にしたがつて搬送装置9の案内レール
8の走行に対して材料着脱部18をその倍の速度
で、かつ倍の距離を移動できるようにして、材料
載置部3のシート材料4を搬送できるようにして
いる。材料着脱部18は、第1図、第2図のよう
に、たとえば自動車の前後一対のバンパー用の細
長状のシート材料4を同時に搬送して成形するた
めに2列に並設しているもので、それぞれの材料
着脱部18は、一対の並設した金型5の間隔に対
応して投入できるようにシリンダーのような幅調
整装置19によつて幅調整可能に拡縮自在に設け
ている。上記のそれぞれの材料着脱部18には、
一定間隔でシート材料4を突き刺す2又状とした
着脱針20を図のように上下移動シリンダー21
で上下駆動自在とした上下移動板22に一定間隔
で配設していて、上下移動板22を上下して材料
載置部3のシート材料4を順次突き刺し、積み重
ねて取着できるようにしているものである。そし
て、上下移動板22の下部には、ミニチユアシリ
ンダーのような押え板駆動装置23で上下に駆動
可能な押え板24を配設していて、着脱針20で
シート材料4を突き刺して取着するときにシート
材料4に当接してシート材料4が浮き上がるのを
防止するとともに、シート材料4を金型5に投入
するときに着脱針20から容易に離脱できるよう
にしている。また、搬送装置9の前部の上面側に
は、第1図、第2図のように成形した製品25を
上金型26から落下したときに搭載する製品取り
出し部27を設けるとともに、リンク機構28を
介して傾転駆動装置29で側方に傾転自在とし、
搬送装置9を後退する際に傾転して製品搬出装置
6に落下し、次工程へ搬出できるようにしてい
る。搬送装置9には、位置決め停止装置や制御装
置等は図示していないが、リミツトスイツチ等の
公知の位置検出手段やシーケンス制御装置によつ
て適宜に駆動制御できるようにしているものであ
る。
作 用 しかして、第1図の一点鎖線のように後退した
搬送装置9を、搬送駆動装置16を前進駆動して
材料着脱部18を材料載置部3の端部の1枚目の
所定位置に移動し、押え板24、上下移動板22
を下降駆動して、1枚目のシート材料4を着脱針
20で突き刺し、ついで押え板24上下移動板2
2を上昇駆動してシート材料4を持ち上げる。そ
して、搬送駆動装置16を再び前進駆動して、1
枚目のシート材料4を取着した材料着脱部18を
2枚目のシート材料4の位置に移動して、上記と
同様にして着脱針20で突き刺す。同様にして3
枚目、4枚目のシート材料4を順次着脱針20で
突き刺し、4枚のシート材料4を積み重ねた状態
で保持する。そして、プレス成形サイクルに合わ
せて、搬送駆動装置16を駆動し、材料着脱部1
8を前端側へ移動して第1図のようにプレス成形
装置1の型開きした一対の金型5の下金型30上
へ、押え板24、上下移動板22をそれぞれ下降
して4枚重ね合わせたシート材料4を載置するも
のである。
この際、前にプレス成形し、上金型26に取着
した製品25をエジエクトピン31を介して落下
して搬送装置9の上面側の製品取り出し部27に
載せ、搬送駆動装置10を駆動して搬送装置9を
後退し、途中で傾転駆動装置29を駆動して製品
25を製品搬出装置6へ落下し、搬送装置9を後
端部まで後退させる。このようにして、プレス成
形サイクルに対応して、シート材料を順次積み重
ね合わせ、プレス成形装置1に順次投入して所定
の製品25にプレス成形していくものである。
このように、軟らかく、粘着性の強いシート材
料であつても、簡単に着脱自在に搬送でき、プレ
ス成形の自動化がはかられて、生産性の向上がは
かれるものである。
特に、上記実施例では、上記したように搬送装
置を動滑車の作動原理のように形成しているた
め、材料載置部があつて材料投入部分が長くなる
にもかかわらず、案内レールにそつて搬送する搬
送装置の移動量の倍にわたつて材料着脱部を移動
できるため、できるだけ設定スペースを少なくで
きるとともに、搬送装置の倍の速度で移動でき
て、スピードアツプがはかれ、しかも1の搬送駆
動装置で作動できるため駆動制御が簡単に行える
ものである。
上記の実施例では、搬送装置の駆動用として、
簡単に精度よく駆動できるタイミングベルトを用
いたが、Vベルトやチエーン等の無端ベルトとす
ることもでき、また必要により多段式に懸架する
ことも可能である。またシート材料、金型は、2
つ一対のものとしたが、1つのものや、さらに複
数の組のものとすることもできるものである。
また、搬送装置、着脱部搬送装置は、上下方向
に重なるように平行状に配設したが、左右方向に
重なるように平行状に配設するようにもでき、ま
た着脱針は、軟化状のシート材料を引つぱるよう
にして吊り下げるように側方に拡縮自在にして着
脱するようにもできるものである。
なお、上記の実施例では、自動車部品成形用に
ついてのべたが、他のプレス成形品用にも利用で
きるものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、軟らかく、粘
着性の強いシート材料であるにもかかわらず、着
脱自在に簡単にハンドリングでき、また材料着脱
部で複数のシート材料を順次積み重ね合わせてプ
レス成形装置に自動的に投入することができて、
取扱いにくいシート材料であるにもかかわらず、
粘着性シート材料のプレス成形の格段の生産性の
向上をはかることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例の一部省略
した概略側面図および一部省略した正面図であ
る。 1……プレス成形装置、2……材料投入装置、
3……材料載置部、4……シート材料、5……金
型、8……搬送装置、16……搬送駆動装置、1
8……材料着脱部、20……着脱針。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレス成形装置にSMCシート材料や熱可塑
    性シート材料の粘着性のシート材料を一定間隔
    で複数枚にわたつて載置する材料載置部を近接
    して配設し、粘着性のシート材料を着脱針で着
    脱自在に突き刺す材料着脱部を上記材料載置部
    のシート材料の設置間隔で移動可能に案内レー
    ルにそつて搬送自在に搬送装置に配設するとと
    もに、材料着脱部に順次突き刺して重ね合わせ
    て取着したシート材料をプレス成形装置に投入
    可能に上記搬送装置を案内レールにそつて往復
    駆動自在に配設したことを特徴とする粘着性シ
    ート材料のプレス投入装置。 (2) 搬送装置が、案内レールにそつた長尺のエン
    ドレスタイミングベルトのような無端ベルト懸
    架式の搬送装置で形成して案内レールにそつて
    摺動自在に配設するとともに、上記無端ベルト
    懸架式の搬送装置の一側面のベルト部に案内レ
    ール部の所定部に固着したブラケツトの端部を
    取着し、他側面のベルト部に材料着脱部を取着
    し、案内レールにそつて搬送装置の走行駆動と
    ともに材料着脱部を搬送装置の移動量の倍の移
    動量で移動自在に形成した特許請求の範囲第1
    項記載の粘着性シート材料のプレス投入装置。
JP14897087U 1987-09-28 1987-09-28 Expired JPH0415453Y2 (ja)

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JP14897087U JPH0415453Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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JP14897087U JPH0415453Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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WO2017217153A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 本田技研工業株式会社 熱可塑性樹脂複合材の製造方法及び製造装置

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