JPH04153423A

JPH04153423A - 家屋の骨組体の構造

Info

Publication number: JPH04153423A
Application number: JP27669990A
Authority: JP
Inventors: Kazufumi Ito; 和文伊東
Original assignee: National House Industrial Co Ltd
Current assignee: National House Industrial Co Ltd
Priority date: 1990-10-15
Filing date: 1990-10-15
Publication date: 1992-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、家屋骨組体に設けた階段室形成用の空所上方
にホイストを有する吊」二げ枠を取外し自在に取付ける
ことにより、階段室用の空所を建築資材の搬入用の空間
として利用可能とした家屋の骨組体の構造に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕例えば
複数階建の家屋′：５゛の施主においては、骨組体を形
成したうえ、床材、梁材、屋根材、その他の造作材、工
具などの建築資材が順次内部に搬入され家屋が形成され
るが、このような建築資材の搬入は、従来、例えば先行
して建込んだ階段を利用して人手により行われるか、と
きには別設した工事用エレベータ−を用いて行っていた
。しかし人手によるものは作業能率、安全性に劣るとと
もに、工事用エレベータ−は、その取イ」け及び撤去に
多大の手間を要し、又ときに設置しえない敷地があるな
どの解決すべき課題がある。

本発明は、階段室を形成する空所にホイストを有する吊
」二げ枠を、取外し自在に取４＝Ｊけることを基本とし
て、家屋の骨組体を利用して建築資材の持上げを能率化
できかつ安全性をも高めうる家屋の骨組体の構造提供を
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために本発明の家屋の骨組体の構造
は、４隅に柱が配されかつ中央のイ（１属柱を含む階段
用の部材を取付けることにより階段室を形成しうる空所
を複数階建の家ハシの・１“目１１体に１１ヨ成し、か
つ前記柱の」１端に、前記空所を移動しかつ建築資材を
階」−に持ち上げるホイストを有する吊」二げ枠を、取
外し自在に取付けている。

〔作用〕

階段室を形成しうる空所が設けられた家屋の骨組体の該
空所を囲む社の上端に、建築資材を階上に持ち上げるホ
イストを有する吊」−げ枠を、取外し自在に取付ける。

従って、ホイストにより建築資材を吊上げて骨組体内に
搬入でき、人手作業を減じ、安全性を向」−シうるとと
もに、省力化にも役立つ。

又前記吊上げ枠は、柱の上端に取伺けているため、支柱
を別に設ける必要がなく、組立、撤去が便利となる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

図において家屋の骨組体の構造は、複数階建の家屋の骨
組体Ｍに、４隅に柱２・・・が配されかつイζ］属柱３
を含む階段用の部材Ａを取イ」けることによって階段室
Ｓを形成しうる空所Ｃを設けるとともに、前記柱２・・
・の上端に、前記空所Ｃを移動しかつ建築資材Ｗを階上
に持ち上げるホイストＮを有する吊」−げ枠Ｖを取外し
自在に取伺けている。

骨組体Ｍは、本実施例では、３階建の集合住宅なとの家
屋を構成でき、前記柱２・・・を含む多数の柱間に、１
階、２階、３階用の各梁材４Δ・・、４Ｂ・・・、４Ｃ
・・・を架は渡している。１階、２階用の梁材４Ａ、４
Ｂは、第２図、第５図に示すようにラチス梁であり、又
３階用の梁材４０にはｔｌｖＪ形鋼なとの形鋼拐を用い
ている。さらに前記階段室Ｓ用の柱２・・・は、本例で
は骨組体Ｍの中央に配され、又柱２は各鋼管からなりか
つ家屋の基礎からのひる通し柱として形成される。

なお前記階段用の部材Ａは、第１図にその一部を示すよ
うに、前記旬属柱３と、第１、第２の側柱５．６と、第
１、第２の中横梁材９．１ｏと、第１、第２の背構梁材
１１．１２と、下の登り階段枠体１４と、上の登り階段
枠体１５と、ＪＪｉ曲り枠体１６などを含み、前記吊下
げ枠Ｖによる建築資材の搬入完了部において、前記空所
Ｃに建込まれることによって、＋ｉｉＪ記階段全階段し
うる。

吊上げ枠Ｖは、第３図に詳示するように、前記各社２・
・ｌ−に配される４本の支柱片２ｏ・・・の上端を縦材
２１．２１、横材２２．２２により接合した基体２３に
、前記横材２２．２２を跨がりがっ横材２２．２２に設
けるレール２４．２４を走行する走行枠２５を設けてい
る。なお各支柱片２゜の下端には小径部を介して、前記
柱２」二面に取外し自在にボルト止めされる脚板２７を
設ける。

前記レール２４は、第４図に示すように、断面り字の長
尺な形鋼材の立片であって、又前記走行枠２５は、前記
レール２４．２４を跨がりうる主部２９両端の支持板３
０．３ｏに、前記レール２４．２４を転動するフランシ
イｊローラ３１．３１を走行方向に並へて枢支している
。前記主部２９は、」１下にフランジを有するＩ型鋼が
らなり、又主部２９には、電動式のホイストＮが吊下さ
れがつ前記下のフランジを走行する走行金具３２を取付
けすることにより、ホイストＮは、前記空所Ｃ内を、自
在に縦行、横行でき、これによって、第２図に示すよう
に、前記空所Ｃを利用して建築資材Ｗを階上に持ち」二
げうる。

又該建築資材Ｗの階」−への搬入が終了すると、前記吊
−１−げ枠Ｖは取外され、前記空所Ｃに、イ＼］属柱３
を含む階段用の部材へを取付けることにより階段を形成
する。なお階段用の部材Ａも予め、各階に夫々該吊」二
げ枠Ｖを用いて搬入することもできる。

第５図は、前記空所Ｃの４隅の柱２・・、梁材４Ａ、４
Ｂ、４Ｃ以外の柱、梁材を省略してかつ階段室Ｓ形成用
の部材への一部を空所Ｃに組立てた状態を示している。

前記刊属柱３は階下から空所Ｃの中央をのびかつ２階部
分の中間高さで終端する。なおイ」属柱３以外は、１階
部分と２階部分とには、同一の部材Ａが配され、前記第
１、第２の側柱５．６は、階段室Ｓの側面において、前
記イ」属柱３と向き合って基礎と１階の梁材４Δとの間
、１階の梁材４Δと２階の梁＋４’　４　Ｂとの間を継
いでいる。又第１の側柱５と付属柱３との間には、第１
の中横架材９が架は渡され、さらに４−ｊ属柱３と第２
の側柱１０との間には、第２の中横架材１−Ｏが、第１
の中横架材９よりも高所で架設されるとともに、階段の
奥面には前径第１、第２の背横架材１１．１２が設けら
れる。

前記奥面は本例では第８図に示す背壁パネル４０を用い
て形成している。

該背壁パネル４０は、矩形の枠組４１の両面に面材４２
．４３を添設しかつ内部中央に溝形鋼の補強材４５が架
設されている。背壁パネル４０は各梁材４Ａ、４Ｂ、４
Ｃに適宜の取付金具を用いて固定され、奥壁面を形成し
ている。

前記第１の中横架材９は、第７図に示すように、断面コ
字の溝形鋼であって、その両側の矩形の板材４７によっ
て、前記第１の側柱５と付属柱３とにボルト止めにより
固定される。

第２の中横架材１０は、その両端を第２の側柱６と付属
柱３とにそれぞれボルト止めされている。

前記第１、第２の背横架月１１．１２は、溝形鋼からな
りかつそのウェブを、夫々対向する前記第１、第２の中
横架材９．１０の各」−而に整一させて、前記背壁パネ
ル４０にボルト止めされ固定される。

さらに階段用の部材Δは、第１の中横架材９と、第１の
背横架祠１０とを継ぐ継ぎ梁１３および第２の中横架制
御０と、前記第２の背横架月１２とを継ぐ継ぎ梁１７．
１７を含むとともに、前記継ぎ梁１３は、前記下の登り
階段枠体１４の１゛、端を支持する。

下の登り階段枠体１４は、第６〜７図に示すように側板
５０，５０間に段部５１を配設してなるブロック体であ
り、該上の登り階段枠体１４の」−端は水平に突出した
係着片５２が前記継ぎ梁１３に載置、ボルト止めさるこ
とにより固定される。

さらに継ぎ梁１３は、前記第２の中横架４，１１０及び
同高の第２の背横架祠１１と協働して前記折曲り枠体１
６を支持する。

該折曲り枠体１６は、階段の折曲り部を形成するととも
に、継ぎ梁１３」二に、ボルト止めされる下板５３を具
える。なお、前記ＪＪ１曲り枠体１６は、下板５３」―
に、前記（＝Ｊ属柱７からのびるけ込み部５４・・、略
三角状の複数の段部５５・・・を形成したブロック体で
あり、又最」二段の段部１６端縁から垂下する垂下板下
端の固着片５６の両側を、前記継ぎ梁１７．１７にボル
ト止めされることにより支持される。

なお前記第２の中横架材１０は、前記上の登り階段枠体
１５の下端を支持する。核上の登り階段枠体１５は、前
記下の登り階段枠体１４と略同じ構成を有し、その上端
は、前記第＋４’４Ａ、４Ｂに夫々ボルト止めされ、又
その下端両側は、前記継ぎ梁１７を介して前記第２の中
横架材１０に支持される。

なお」二、下の登り階段枠体１４．１５、折曲り枠体１
６には適宜手摺りＴが取付けられる。

〔発明の効果〕

救主のごとく本発明の家屋の骨組体の構造は、４隅に柱
が配されかつ階段室を形成しうる空所を家屋の骨組体に
形成するとともに、該柱の」１端に、空所を移動しかつ
建築資料を階１・、に持ち上げる吊」二げ枠を取り外し
自在に取（＝Ｊけている。従って、家屋の骨組体を、建
築資祠搬入用の吊上げ枠を支持する支持材としても利用
でき、その有効利用を図りうる。又建築資料の搬入には
前記吊」−げ枠を用いるため、安全性の向１．及び省力
化を達成できるとともに、該吊」二げ枠は他の建築物に
も利用でき、効率的な利用を図りうる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は吊上
げ枠の取イ」けた階段室を示す断面図、第３図は吊上げ
枠を例示する斜視図、第４図はレールを例示する断面図
、第５図は階段室を小ず斜視図、第６図はその断面図、
第７図は階段用の部材を例示する分解斜視図、第８図は
背壁パネルを例示する斜視図である。２・・・柱、　３・・・イ」属柱、　Δ・・・階段用の
部材、Ｃ・・・空所、Ｍ・・骨組体、　Ｎ・・・ホイス
ト、Ｓ・・・階段室、　■・・・吊上げ枠。

Claims

【特許請求の範囲】

１　４隅に柱が配されかつ中央の付属柱を含む階段用の
部材を取付けることにより階段室を形成しうる空所を複
数階建の家屋の骨組体に形成し、かつ前記柱の上端に、
前記空所を移動しかつ建築資材を階上に持ち上げるホイ
ストを有する吊上げ枠を、取外し自在に取付けてなる家
屋の骨組体の構造。