JP2874576B2 - 擁壁工事用移動足場 - Google Patents

擁壁工事用移動足場

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JP2874576B2
JP2874576B2 JP1044695A JP1044695A JP2874576B2 JP 2874576 B2 JP2874576 B2 JP 2874576B2 JP 1044695 A JP1044695 A JP 1044695A JP 1044695 A JP1044695 A JP 1044695A JP 2874576 B2 JP2874576 B2 JP 2874576B2
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retaining wall
scaffold
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moving
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満洲美 川瀬
一博 長谷川
潔 中江
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OOBAYASHIGUMI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、擁壁の鉄筋組工事や
型枠工事等に用いられる移動足場に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物処分場等の内外を区画する擁壁
は、予め構築された底版上に鉄筋を組立てて型枠工事を
施した後、該型枠内にコンクリートを打設し、その硬化
後に型枠を解体撤去することで構築される。この種の擁
壁にあっては、擁壁の高さが底版上の作業員の手が届く
高さを越えているものが一般的であるので、擁壁の側面
に沿って鉄筋や型枠の組立用の作業足場を組む必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業足場に
は、固定式足場と移動式足場とがあり、このうち固定式
足場は、擁壁の全長に渡りこれを組み立てる必要があ
り、その組立解体作業に多くの作業員、組立て資材を必
要としていた。加えて、これらの作業を擁壁の表裏面で
行う必要があった。
【0004】そこで、この発明は以上の欠点を解決する
ものであって、その目的とするところは、作業足場の組
立解体作業を省略することができる擁壁工事用移動足場
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の擁壁工事用移動足場は、構築される擁壁
の表裏を囲うとともに、該擁壁の上方に配置された連結
枠を介して互いに連結した足場フレームと、該足場フレ
ームの内側にあって前記擁壁を挟んで適宜高さ位置に対
向配置された複数段の作業通路と、該各作業通路間及び
作業通路と地表部との間に配置された昇降階段とを備え
たことを特徴とする(請求項1)。
【0006】また、前記連結枠は移動用クレーンのフッ
クに吊り下げられるワイヤ玉掛部を備えた構成とするこ
とができる(請求項2)。
【0007】さらに、前記擁壁の延長方向に沿って並列
配置された一対の足場フレームの間にあって、前記各作
業通路間に平行に掛け渡される中間作業通路を設けた構
成も採用できる(請求項3)。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、フレーム内には鉄筋工や
型枠工に必要な作業通路及び昇降用階段が設置される。
この足場を用いた一工区の工事終了後、フレームごと擁
壁の延長方向にこれを移動させることにより、直ちに次
の工区の工事を行なうことができる。この際に請求項2
の構成とした場合には、クレーンで吊って移動させるこ
とができる。さらに請求項3の構成を採用した場合には
作業通路部分を作業通路の一部として利用でき、一工区
における工事量を大幅に増加できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1はこの発明にかかる移動足場の断面
図、図2は同移動足場を二連配置した状態の側面図であ
る。
【0010】図において、底版1の横断面における中央
からやや一方に偏った位置(図中で左側)に擁壁2を構
成する縦横の鉄筋2aが配筋される。各移動足場3はこ
の擁壁2を囲うようにして配置され、この部分を足場と
して前記鉄筋2aが縦横に組立てられるようになってい
る。
【0011】各移動足場3は、底版1の両側方に着地
し、前記擁壁2の工事予定区域を囲うべく互いに斜めに
立設された前後左右の鉄骨製縦フレーム4aと、前後の
縦フレーム4aの外側部を溶接等により連結した複数の
鉄骨製横フレーム4bと、擁壁2の上方に配置され、左
右の縦フレーム4a同士を溶接等により連結した鉄骨製
の梁4cとを備えたものである。
【0012】各縦フレーム4aの頂部にはクレーン吊り
下げ用の連結枠5の四隅部が溶接等によって一体に連結
され、その前後をそれぞれ一対のピラー6によって前記
梁4cに連結している。
【0013】また、連結枠5の四隅上部は吊り下げ用ワ
イヤwに連結する玉掛け部5aが設けられている。ワイ
ヤwは吊桁7に連結し、この吊桁7を同じくワイヤw及
び図示しないクレーンフック等を介してクレーンと連結
し、移動足場3の全体を吊り上げて擁壁2の延長方向に
沿った任意の位置まで移動できるようになっている。梁
4cの下部には各縦フレーム4の内側に向けて中間梁4
dが二段に亘って水平に突設され、その先端を擁壁2に
接近した状態で対向配置させるとともに、縦フレーム4
aに連結した斜桁8などによって保持されている。
【0014】そして、梁4c及び各中間梁4d上にはこ
れと直交してそれぞれ擁壁2と接近した位置に作業通路
9が対向状態に横設され、三階建て構造となっている。
この各作業通路9は、細長状に形成された外枠の内側に
エキスパンドメタルを配して床としたもので、その両側
上部に沿って保護用の手摺10を配置している。また、
この各作業通路9の上下間隔は作業員の背の高さに応じ
て最適な作業状態となる間隔に設定されている。
【0015】また、作業通路9の外側において、最上部
の梁4cの上部側中間梁4dとの間、中間梁4d同士、
下部側中間梁4dと地上部間には各作業通路9に通ずる
昇降用の階段11が配置され、地上部から各階への移動
を可能にしている。
【0016】以上の各移動足場3は特に図2に示すよう
に所定間隔離して設置され、その間に各作業通路9と連
結する中間作業通路12を掛け渡すことによって各移動
足場3間を自由に往来することができるとともに、中間
作業通路12も作業用足場として利用できるため、一工
区の工事量を多くとれる。
【0017】中間作業通路12は前記各作業通路9と同
様に細長状に形成された外枠の内側にエキスパンドメタ
ルを配して床面としたものでその両側上部に沿って保護
用の手摺14を設けている。
【0018】なお、この中間作業通路12は、固定状態
では両端をロックされ、また移動時において、一方の移
動足場3側に引き込んで収納できる構造とすることが望
ましい。したがって、各移動足場3及び中間作業通路1
2を図示のごとくセットした状態で縦横の鉄筋組立工あ
るいはその後の型枠組立工などの作業を行なうことがで
きる。
【0019】工事完了後は中間作業通路12を一方の移
動足場3側に引き込んだ後、それぞれの移動足場3をク
レーンによって吊り上げ、次の工事区域まで横方向に移
動させ、設置した後、再び移動足場3間を中間作業通路
12で連結すれば、再度施工が可能となり、クレーンに
よる移動時間のみが作業待機時間となる。
【0020】なお、実施例では各作業足場3をクレーン
で吊り上げて移動するようにしたが、直線部の多い擁壁
の構築工事の場合には、これの両側に沿って軌条を敷設
するとともに縦フレームの下端に走行車輪を設け、軌条
に沿って移動させることもできる。
【0021】また、この作業足場3の全体を覆うように
シート等を垂らしておけば、雨除け,日除けにもなり、
全天候対策を取ることができる。
【0022】さらに、この発明は前述する廃棄物処分場
の擁壁のみでなく、高速道路の遮音壁や、LNG基地、
宅地造成、用排水路、道路改良、護岸等の適用も可能で
あることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上実施例により詳細に説明したよう
に、この発明にかかる擁壁工事用移動足場にあっては、
フレーム内には鉄筋工や型枠工に必要な作業通路及び昇
降用階段が設置され、これらの工事に対する最適な足場
となり、この足場を用いた一工区の工事終了後、フレー
ムごと擁壁の延長方向にこれを移動させることにより、
直ちに次の工区の工事に転用でき、全面足場を採用した
場合に比べて工期を短縮することができる。
【0024】この際に請求項2の構成とした場合には、
クレーンで吊って移動させることができ、移動作業を簡
単に行なうことができる。
【0025】さらに、請求項3の構成を採用した場合に
は、作業通路部分を作業通路の一部として利用でき、軽
量である割りには一工区の工事量を大幅増加できるなど
の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる移動足場の断面図である。
【図2】同移動足場を二連配置した状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
2 擁壁 2a 鉄筋 3 移動足場 4a 縦フレーム 4b 横フレーム 4c 梁 4d 中間梁 5 連結枠 9 作業通路 11 昇降階段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−324477(JP,A) 実開 昭50−48424(JP,U) 実開 昭59−132847(JP,U) 実開 昭60−63632(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/02 301 E02D 29/02 310 E04G 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築される擁壁の表裏を囲うとともに、
    該擁壁の上方に配置された連結枠を介して互いに連結し
    た足場フレームと、該足場フレームの内側にあって前記
    擁壁を挟んで適宜高さ位置に対向配置された複数段の作
    業通路と、該各作業通路間及び作業通路と地表部との間
    に配置された昇降階段とを備えたことを特徴とする擁壁
    工事用移動足場。
  2. 【請求項2】 前記連結枠は移動用クレーンのフックに
    吊り下げられるワイヤ玉掛部を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の擁壁工事用移動足場。
  3. 【請求項3】 前記擁壁の延長方向に沿って並列配置さ
    れた一対の足場フレームの間にあって、前記各作業通路
    間に平行に掛け渡される中間作業通路を設けたことを特
    徴とする請求項1または2記載の擁壁工事用移動足場。
JP1044695A 1995-01-26 1995-01-26 擁壁工事用移動足場 Expired - Lifetime JP2874576B2 (ja)

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MXPA06006935A (es) * 2006-06-16 2007-12-17 Rogelio Mendez Chavez Sistema elevador y posicionador de materiales para usarse en edificacion para el sector, vivienda, turismo, industrial, comercial y construccion en general.
JP6667916B1 (ja) * 2019-03-13 2020-03-18 株式会社Winビジネスデベロップメント タンク解体装置およびタンク解体方法
JP7358818B2 (ja) * 2019-07-25 2023-10-11 株式会社大林組 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法
CN116556411A (zh) * 2023-06-15 2023-08-08 中国建筑第二工程局有限公司 一种加筋土挡墙施工结构及施工方法

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