JPH04153000A - 長方形状布類の展開装置 - Google Patents

長方形状布類の展開装置

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JPH04153000A
JPH04153000A JP21208790A JP21208790A JPH04153000A JP H04153000 A JPH04153000 A JP H04153000A JP 21208790 A JP21208790 A JP 21208790A JP 21208790 A JP21208790 A JP 21208790A JP H04153000 A JPH04153000 A JP H04153000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding means
rectangular cloth
holding
elevating
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP21208790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizo Nakamura
能造 中村
Kenzo Oyabu
大藪 健三
Takanori Tomosawa
友沢 孝則
Koji Motoki
元木 孝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOKAI KK
Tokai Corp
Original Assignee
TOOKAI KK
Tokai Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TOOKAI KK, Tokai Corp filed Critical TOOKAI KK
Publication of JPH04153000A publication Critical patent/JPH04153000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、例えばランドリー工場などにおいて、洗浄
・乾燥後の長方形状布類(ノーン、包布なと)をアイロ
ン装置又はその補助装置側に供給する前に展開させるた
めの長方形状布類の展開装置に関するものである。
(従来技術) 一般にランドリー工場では、入荷したシーツ、包布など
(以下、リネンと称す)を連続洗濯機で洗浄し、その後
脱水機を経て乾燥機で乾燥させ、その乾燥させたリネン
をはくして展開し、アイロン掛けを行った後に折り畳ん
で出荷している。
ところで、乾燥工程を終えたリネンは、ベルトコンベア
で一定の場所に搬送され、そこで山積みされるが、この
リネンをアイロン装置又はその補助装置であるスプレツ
タ−、フィーダーなとに送り込む場合には、該リネンを
予め展開させる必要がある。このリネン展開作業は、従
来では、山積みされたリネン塊から、作業者5〜6人で
1枚づつ取り出して手作業で行っていた。
ところが、アイロン装置又はその補助装置前でのリネン
展開作業は、高温多湿の雰囲気での作業となるため、作
業者にとって悪条件下での作業となり、しかも多人数の
作業者か必要となるという問題があった。
又、公知技術として、特公昭59−24685号公報、
あるいは特開昭62−211100号公報で示される布
片の展開装置が知られている。ところが、特公昭59−
24685号公報のものでは、同一装置で一定の大きさ
のものしか展開させることができず、ランドリー工場な
どにおいて寸法の異なるリネンが混合する場合には不向
きである。又、特開昭62−211100号公報のもの
では、布片をチャックに把持させるのに人手が必要であ
り、しかも該チャックに把持された布片はコンベアによ
って移送されながら展開されるようになっているので、
展開装置の設置スペースとして広面積が必要となるとい
う問題があった。
(発明の目的) 本願発明は、上記した従来の問題点に鑑み、大小大きさ
の異なる長方形状布類てあっても順次自動で展開させる
ことかでき、しかもその長方形状布類の展開作業を定位
置で行い得るようにした長方形状布類の展開装置を提供
することを目的としてなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本願の請求項1の発明にかかる長方形状布類の展開装置
は、 長方形状布類の任意の部分を保持し得る第1保持手段及
び該第1保持手段を昇降せしめる第1昇降駆動手段を有
する吊り上げ装置と、 第1保持手段の昇降位置の下方部定位置にあって長方形
状布類を保持した状態で第1保持手段を上昇させたとき
に該長方形状布類を棒状に集約させて通過させる開閉可
能な環状体及び該環状体を開閉せしめる開閉手段を有す
る定位置ガイド装置と、 長方形状布類を第1保持手段で保持した状態で該第1保
持手段を上昇させたときに発生する長方形状布類の最下
端部となる第1下端部が前記環状体の下面直近位置に差
しかかったときに、該第1下端部の位置を検出する第1
下端部検出器と、第1保持手段の昇降位置の左右一側に
離間した位置にあって、前記第1下端部を保持する第2
保持手段及び該第2保持手段を前記第1保持手段の昇降
位置側に向けて4退操作せしめる進退駆動手段と該第2
保持手段を昇降せしめる第2昇降駆動手段とを存する第
】伸展装置と、 該第1伸展装置により長方形状布類の第1下端部を伸展
させた後の第1保持手段の下方に残っている長方形状布
類の残余部を前後両側から挟んでガイドするスリットガ
イド及び該スリットガイドを第1保持手段の昇降位置側
に向けて進退操作せしめる進退駆動手段と該スリットガ
イドを昇降せしめる第3昇降駆動手段とを有する可動ガ
イド装置と、 スリットガイドとともに昇降するように取付けられ且つ
第1下端部を伸展させた後の長方形状布類の最下端部と
なる第2下端部の位置を検出する第2下端部検出器と、 第1保持手段の昇降位置を挟んで前記第1伸展装置とは
反対側位置において、長方形状布類の第2下端部を保持
し得る第3保持手段及び該第3保持手段を第1保持手段
の昇降位置側に向けて進退操作せしめる4退駆動手段と
該第3保持手段を昇降せしめる第4昇降駆動手段とを有
する第2伸展装置と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類の任意の
部分を保持して吊り上げ、該長方形状布類の第1下端部
を左右一側に伸展し、第2下端部を左右他側に伸展した
後、第1保持手段の保持を解除せしめる如く制御する制
御装置、 とを備えたことを特徴としている。
又、本願の請求項2の発明にかかる長方形状布類の展開
装置は、 長方形状布類の任意の部分を保持して該長方形状布類を
上方に吊り上げることができる予備吊り上げ装置と、 該予備吊り上げ装置の左右一側に設置されていて該予備
吊り上げ装置で吊り上げられた長方形状布類の垂れ下り
部分を側方から保持し得る第1保持手段及び該第1保持
手段を昇降せしめる第1昇降駆動手段を有する吊り上げ
装置と、 第】保持手段の昇降位置の下方部定位置にあって長方形
状布類を保持した状態で第1保持手段を上昇させたとき
に該長方形状布類を棒状に集約させて通過させる開閉可
能な環状体及び該環状体を開閉せしめる開閉手段を宵す
る定位置ガイド装置と、 長方形状布類を第1保持手段で保持した状態で該第1保
持手段を上昇させたときに発生する長方形状布類の最下
端部となる第1下端部が前記環状体の下面直近位置に差
しかかったときに、該第1下端部の位置を検出する第1
下端部検出器と、第1保持手段の昇降位置より前記予備
吊り上げ装置の設置側に離間した位置にあって、前記第
1下端部を保持する第2保持手段及び該第2保持手段を
前記第1保持手段の昇降位置側に向けて進退操作せしめ
る進退駆動手段と該第2保持手段を昇降せしめる第2昇
降駆動手段とを有する第1伸展装置と、 該第1伸展装置により長方形状布類の第1下端部を伸展
させた後の第1保持手段の下方に残っている長方形状布
類の残余部を前後両側から挟んでガイドするスリットガ
イド及び該スリットガイドを第1保持手段の昇降位置側
に向けて進退操作せしめる進退駆動手段と該スリ・1)
ガイドを昇降せしめる第3昇降駆動手段とを有する可動
ガイド装置と、 スリットガイドとともに昇降するように取付けられ且つ
第1下端部を伸展させた後の長方形状布類の最下端部と
なる第2下端部の位置を検出する第2下端部検出器と、 第1保持手段の昇降位置を挟んで前記第1伸展装置とは
反対側位置において、長方形状布類の第2下端部を保持
し得る第3保持手段及び該第3保持手段を第1保持手段
の昇降位置側に向けて進退操作せしめる進退駆動手段と
該第3保持手段を昇降せしめる第4昇降駆動手段とを有
する第2伸展装置と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類の任意の
部分を保持して予備的に吊り上げ、その吊り上げた長方
形状布類の垂れ下り部分を側方から保持して上方に吊り
上げた後に予備吊り上げ部分の保持を解除し、該長方形
状布類の第1下端部を左右一側に伸展し、第2下端部を
左右他側に伸展した後、第1保持手段の保持を解除せし
める如く制御する制御装置、 とを備えたことを特徴としている。
さらに、本願の請求項3の発明にかかる長方形状布類の
展開装置は、 長方形状布類の任意の部分を保持し得る第1保持手段及
び該第1保持手段を昇降せしめる第1昇降駆動手段を有
する吊り上げ装置と、 第1保持手段の昇降位置の下方部定位置にあって長方形
状布類を保持した状態で第1保持手段を上昇させたとき
に該長方形状布類を棒状に集約させて通過させる開閉可
能な環状体及び該環状体を開閉せしめる開閉手段を有す
る定位置ガイド装置と、 長方形状布類を第1保持手段で保持した状態で該第1保
持手段を上昇させたときに発生する長方形状布類の最下
端部となる第1下端部が前記環状体の下面直近位置に差
しかかったときに、該第1下端部の位置を検出する第1
下端部検出器と、第1保持手段の昇降位置の左右一側に
離間した位置にあって、前記第1下端部を保持する第2
保持手段及び該第2保持手段を前記第1保持手段の昇降
位置側に向けて進退操作せしめる進退駆動手段と該第2
保持手段を昇降せしめる第2昇降駆動手段とを有する第
1伸展装置と、 該第1伸展装置により長方形状布類の第1下端部を伸展
させた後の第1保持手段と前記第2保持手段間に垂れ下
っている長方形状布類の垂れ下り部を前記第1保持手段
の昇降位置より第2保持手段側において前後両側から挟
んでガイドするスリ・ノドガイド及び該スリットガイド
を第1保持手段の昇降位置側に向けて進退操作せしめる
進退駆動手段と該スリットガイドを昇降せしめる第3昇
降駆動手段とを有する可動ガイド装置と、 スリットガイドとともに昇降するように取付けられ且つ
第1下端部を伸展させた後の長方形状布類の前記中間垂
れ下り部の最下端部となる中間垂れ下り下端部の位置を
検出する中間垂れ下り下端部検出器と、 第1保持手段の昇降位置より前3己第1伸展装置側で且
つ該第1伸展装置より遠い位置において、長方形状布類
の中間垂れ下り下端部を保持し得る第3保持手段及び該
第3保持手段を第1保持手段の昇降位置側に向けて進退
操作せしめる進退駆動手段と該第3保持手段を昇降せし
める第4昇降駆動手段とを有する第2伸展装置と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類の任意の
部分を保持して吊り上げ、該長方形状布類の第1下端部
を左右一側に伸展し、第1保持手段の保持を解除すると
同時に中間垂れ下り下端部を第1下端部の伸展位置より
遠い位置まで伸展せしめる如く制御する制御装置 とを備えたことを特徴としている。
(作 用) 本願の請求項1の発明では、丸めたままの長方形状布類
を吊り上げ装置の第1保持手段の直下方位置に供給した
後、制御装置をON操作すれば、まず第1保持手段か第
1昇降駆動手段により下動せしめられる。そのとき定位
置ガイド装置の環状体は開閉手段により開放されていて
、第1保持手段が開放されている環状体内を上方から下
方に通過するようになる。そして、第1保持手段が長方
形状布類に接触又は近接したときに該第1保持手段で長
方形状布類の任意の部分を保持し、続いて該第1保持手
段が第1昇降駆動手段によって長方形状布類の任意の部
分を保持したまま上昇する。
該第1保持手段が上昇を開始した直後に定位置ガイド装
置の開閉手段により環状体が閉じられ、第1保持手段に
保持されている長方形状布類が環状体内を通って上方に
導かれる際に該長方形状布類が環状体によってしごかれ
て棒状に集約されるようになる。このとき、第1保持手
段で保持している部分が長方形状布類の中心部でないか
ぎり、その保持位置から最も遠い距離にある角部が吊り
下げた長方形状布類の最下端部(第1下端部)となる。
そして、第1保持手段がさらに上昇して長方形状布類の
第1下端部か環状体の下面直近位置まで持ち上げられる
と、その第1下端部を第1下端部検出器で検出して、そ
の信号により第1昇降駆動手段の」−昇駆動を停止させ
る。この状態では、棒状に吊り下げられた長方形状布類
の最下端部(第1下端部)は、まだ環状体内に挿通され
た状態にあり、該第1下端部の位置が水平方向にふらつ
くことがない。続いて第1伸展装置の昇降駆動手段(第
2昇降駆動手段)が下降駆動する(予め第2保持手段が
第1下端部保持可能高さに位置しているときは第2昇降
駆動手段は作動しない)とともに進退駆動手段が前進駆
動して第2保持手段を前記環状体の上面直近位置まで移
動せしめ、該第2保持手段でそこにある長方形状布類の
第1下端部を保持する。第2保持手段が第1下端部を保
持すると、進退駆動手段を後退駆動するとともに第2昇
降駆動手段を上昇駆動して、第2保持手段を、第1下端
部を保持したまま離間・上動位置まで移動せしめて長方
形状布類の左右一側を伸展させる。このとき、第1保持
手段の下方に吊り下げられている長方形状布類の残余部
の下端部には、上記伸展された第1下端部の角部から長
方形の長辺側に隣接する角部が位置するようになる(こ
の下端部が第2下端部となる)。次に、可動ガイド装置
の進退駆動手段が前進駆動し、スリットガイドが第1保
持手段の下方に吊り下げられている長方形状布類の残余
部を前後かられずかな間隔をもって挟み、その後に第3
昇降駆動手段が下降駆動して該スリットガイドで長方形
状布類を下方にしごくように作動する。そして、第2下
端部検出器が長方形状布類の第2下端部を検出すると第
3昇降駆動手段を直ちに停止させ、続いて、第2伸展装
置の昇降駆動手段(第4昇降駆動手段)が下降駆動して
該第2伸展装置の保持手段(第3保持手段)を前記スリ
ットガイドの上部直近高さ位置まで移動させ、且つ該第
3保持手段を進退駆動手段により前進させて、第3保持
手段を第2下端部にりJ応させる。そして、該第3保持
手段で第2下端部を保持させた後に、該第3保持手段を
離間・上昇(進退駆動手段の後退駆動及び第4昇降駆動
手段の上昇駆動)させて長方形状布類の左右他側に伸展
させる。そして、第1保持手段の保持を解除させれば、
長方形状布類は、その長辺側の2つの角部がそれぞれ第
2保持手段と第3保持手段で保持され、横長の長方形状
に展開された状態で支持されるようになる。又、この請
求項1の発明の展開装置では、展開せしめるべき長方形
状布類の長辺側の長さが、展開完了状態にある第1及び
第2の各伸展装置のそれぞれ保持手段間の間隔より大き
いものであれば、大小、大きさの異なる長方形状布類が
混合している場合でも順次支障なく処理できるようにな
る。
ところで、請求項1の発明の展開装置では、吊り上げ装
置の保持手段(第1保持手段)で長方形状布類を保持さ
せる際に、その保持位置によっては長方形状布類の展開
作業が失敗する場合がある。
即ち、該第1保持手段で長方形状布類の任意の部分を保
持して該長方形状布類を棒状に吊り下げた場合に、その
第1下端部がある垂れ下り部分が長方形状布類の鉛直中
心線を挟んで第1伸展装置とは反対側に位置していると
きには、該第1下端部を第1伸展装置で伸展させたとき
に、あとで反対側に伸展すべき第2下端部もともに第1
伸展装置側に移動するようになり、吊り上げ装置の直下
に第2下端部が存在しなくなる。従って、この場合は長
方形状布類の展開作業が失敗し、最初から作業をやり直
す必要がある。
本願の請求項2の発明は、吊り上げ装置の保持手段によ
る長方形状布類への保持位置にかかわりなく、長方形状
布類を確実に展開させることができるようにしたもので
、予備吊り上げ装置と第1伸展装置とがそれぞれメイン
の吊り上げ装置を中心にしてその左右方向同側に位置し
ており、まず予備吊り上げ装置で長方形状布類の任意の
部分を保持して該長方形状布類を適宜高さたけ吊り上げ
、次にその予備吊り上げ装置で吊り上げた長方形状布類
の垂れ下り部分を定位置ガイド装置の環状体より下方に
おいてメインの吊り上げ装置の保持手段(第1保持手段
)で側方から保持した後、予備吊り上げ装置での保持を
解除する。すると、メインの吊り上げ装置の第1保持手
段での長方形状布類保持位置は、該長方形状布類を吊り
下げたときの最下端部(第1下端部)が長方形状布類の
鉛直中心線を挟んで第1伸展装置側に位置するようにな
り、該メインの吊り上げ装置で長方形状布類を吊り下げ
た後、第1伸展装置で第1下端部を伸展させた際に、第
2下端部はそのまま吊り上げ装置の直下に残るようにな
る。尚、その後の長方形状布類展開作業は請求項1の場
合と同様に行なわれる。
上記請求項1及び2の各発明の展開装置は、長方形状布
類を横長に展開させるようにしたものであるのに対して
、本願の請求項3の発明では、長方形状布類を縦長に展
開させるようにしたものである。即ち、この請求項3の
発明では、吊り上げ装置の左右方向同側に、第1伸展装
置と可動ガイド装置と第2伸展装置とをそれぞれ配置し
、且つ可動ガイド装置及び第2伸展装置をそれぞれ第1
伸展装置より遠い位置に位置せしめている。そして、吊
り上げ装置で長方形状布類の任意の部分を吊り上げ、第
1伸展装置の第2保持手段で吊り上げ装置の直下方にあ
る長方形状布類の第1下端部を保持して左右方向一側に
伸展させる。そのとき、吊り上げ装置の第1保持手段と
第1伸展装置の第2保持手段との間に、長方形状布類に
おける該第2保持手段で保持している第1下端部の短辺
側に隣接する角部が垂れ下がるようになる。次にその垂
れ下り部を可動ガイド装置のスリットガイドによりガイ
ドして(下方にしごいて)、その中間垂れ下り下端部を
検出器で検出し、該中間垂れ下り下端部を第2伸展装置
の第3保持手段で保持する。
そして、吊り上げ装置の第1保持手段の保持を解除する
と同時に中間垂れ下り下端部を第2伸展装置により前記
第1下端部の伸展位置より遠い位置まで伸展させれば、
長方形状布類の展開作業は完了する。この展開状態では
、長方形状布類の短辺側に隣接する2つの角部がそれぞ
れ第1伸展装置の第2保持手段と第2伸展装置の第3保
持手段とで相互に離間した位置において吊持され、従っ
て長方形状布類は、縦長に展開された状態で吊り下げら
れることになる。
(発明の効果) 本願の請求項1ないし請求項3の各発明の共通の効果と
して、 (1)吊り上げ装置又は予備吊り上げ装置の直下方に、
丸めたままの長方形状布類を供給した後、制御装置をO
N作動させることにより、該長方形状布類を順次自動的
に1枚の長方形状に展開させることができ、該長方形状
布類の展開作業を無人(あるいは少人数)で行うことが
できる、(2)大小、異なる大きさの長方形状布類が混
合していても、それらの布類を順次単一の展開装置で支
承なく展開させることができる、 (3)長方形状布類の展開操作を定位置で行えるので、
展開装置の設置スペースを小さくできる、(4)定位置
ガイド装置あるいは可動ガイド装置などにより、しわか
あり且つ丸めた状態の長方形状布類であっても、該長方
形状布類を棒状又は面状にしごくことができるので、吊
り下げた状態にある長方形状布類の下端部(第1下端部
、第2下端部あるいは中間垂れ下り下端部)を容易に現
出させることができ、それによって該下端部の位置検出
操作(下端部検出器による検出操作)及び保持操作を確
実に行い得るようになる、 という効果がある。
又、本願の請求項2の発明の単独の効果として、長方形
状布類の任意の部分を予め予備吊り上げ装置で吊り上げ
た後に、その吊り上げた長方形状布類をメインの吊り上
げ装置で吊り直すようにしているので、第1下端部が長
方形状布類の鉛直中心線より第1伸展装置設置側に位置
するようになり、従って第1伸展装置の操作時に第2下
端部が第1伸展装置側に移動されることがなくなって、
吊り上げ時の保持位置にかかわらず、長方形状布類を常
に正常に展開させることができるという効果がある。
(実施例) 本願発明の実施例を図面にもとずいて説明すると、第1
図ないし第6図には本願請求項1の発明に対応する実施
例(第1実施例)が示され、第7図ないし第11図には
本願請求項2の発明に対応する実施例(第2実施例)が
示され、さらに第12図ないし第17図には本願請求項
3の発明に対応する実施例(第3実施例)が示されてい
る。又第18図には、本願の各実施例において被処理物
となる長方形状布類Aの展開状態を示している。
第1図ないし第6図に示す第1実施例の展開装置は、台
板86上に左右方向に適宜間隔をもって合計4つ(第1
〜第4)の縦ガイド壁81〜84を立設してなる基台8
0と、長方形状布類Aの任意の部分Aoを保持して吊り
上げることができる吊り上げ装置】と、該吊り上げ装W
】の下方部定位置にあって吊り上げ装置1によって吊り
上げられる長方形状布類Aを棒状に集約させる定位置ガ
イド装置5と、該吊り上げ装置1によって吊り下げた長
方形状布類Aの下端部(第1下端部)A1を検出するた
めの第1下端部検出器6と、該長方形状布類の第1下端
部A1を保持した状態で左右一側に伸展させる第】伸展
装置2と、吊り上げ装置1に吊り下げられている長方形
状布類の残余部(第1下端部側を伸展させた後の残余部
)を前後両側から挟んで下方にしごくようにカイトする
可動ガイド装置3と、可動ガイド装置3とともに昇降し
て吊り上げ装置1に吊り下げられている長方形状布類の
下端部(第2下端部>Atを検出する第2下端部検出器
7と、吊り上げ装置1を挟んで第1伸展装置とは反対側
位置において前記第2下端部A、を保持した状態で第1
伸展装置2とは反対側方向に伸展させる第2伸展装置4
と、吊り上げ装置1、定位置ガイド装置5、第1伸展装
置2、可動ガイド装置3、及び第2伸展装置4を順次作
動させて丸めた状態の長方形状布類Aであっても一枚の
縦向き平面状態に展開せしめ得るように制御する制御装
置9とを備えて構成されている。
基台8の各縦ガイド壁81〜84は、それぞれ前面にス
ライド溝85を有する中空壁て形成されている。右端の
第1縦ガイド壁と左端の第4縦ガイド壁84との間の間
隔は、この展開装置で処理すべき長方形状布類Aの長辺
側の長さより大きく、右から第2番目の第2縦ガイド壁
82は左右両端の各縦ガイド壁81.84間のほぼ中間
に位置し、右から第3番目の第3縦ガイド壁83は第2
縦ガイド壁82と第4縦ガイド壁84との間のやや第2
縦ガイド壁82寄りに位置している。
吊り上げ装置1は第2縦ガイド壁82に装着され、第1
伸展装置2は第1縦ガイド壁81に装着され、可動ガイ
ド装置3は第3縦ガイド壁83に装着され、第2伸展装
置4は第4縦ガイド壁84に装着されている。
吊り上げ装置1は、第2縦ガイド壁82のスライド溝8
5に昇降自在にガイドされた昇降台10と、該昇降台1
0に取付けられた保持手段(第1保持手段)12と、昇
降台10を第1保持手段12とともに昇降せしめる昇降
駆動手段(第1昇降駆動手段)11とを有している。
第1伸展装置2は、第1縦ガイド壁81のスライド溝8
5に昇降自在にガイドされた昇降台2゜と、該昇降台2
0に取付けられていて左右水平方向に進退駆動する進退
駆動手段25と、該進退駆動手段25によって前記吊り
上げ装置1側に向けて進退操作せしめられるとともに長
方形状布類を保持する保持手段(第2保持手段)22と
、昇降台20を進退駆動手段25及び第2保持手段22
とともに昇降せしめる昇降駆動手段(第2昇降駆動手段
)21とを有している。
可動ガイド装置3は、第3縦ガイド壁83のスライド溝
85に昇降自在にガイドされた昇降台30と、該昇降台
3oに取付けられていて左右水平方向に進退駆動する進
退駆動手段35と、該進退駆動手段35によって前記吊
り上げ装置1側に向けて進退操作されるとともに長方形
状布類を前後両側から挟んでガイドするスリットガイド
32と、昇降台30を進退駆動手段35及びスリットガ
イド32とともに昇降せしめる昇降駆動手段(第3昇降
駆動手段)31とを有している。
第2伸展装置4は、第4縦ガイド壁84のスライド溝8
5に昇降自在にガイドされた昇降台40と、該昇降台4
0に取付けられていて左右水平方向に進退駆動する進退
駆動手段45と、該進退駆動手段45によって前記吊り
上げ装置1側に向けて進退操作されるとともに長方形状
布類を保持する保持手段(第3保持手段)42と、昇降
台4oを進退駆動手段45及び第3保持手段42ととも
に昇降せしめる昇降駆動手段(第4昇降駆動手段)41
とを有している。
吊り上げ装置1、第1伸展装置2、可動ガイド装置3及
び第2伸展装置4の各昇降駆動手段1121.31.4
1は、それぞれモータ61と上下2つのスプロケット6
2.63とそれに巻回された無端チェノ64とで構成さ
れている。上下各スプロケット62.63及び無端チェ
ノ64は、それぞれ縦ガイド壁(81〜84)内の中空
部内に収容されている。そして、吊り上げ装置1、第1
伸展装置2、可動ガイド装置3及び第2伸展装置4の各
昇降台(10,20,30,40)は、それぞれ昇降駆
動手段(11,21,31,41)の無端チェノ64に
固着されていて、モータ61の正逆回転駆動によって各
昇降台をそれぞれ鉛直方向に昇降せしめ得るようになっ
ている。
吊り上げ装置lの第1保持手段12は、エア吸引による
吸着式のものが採用されている。又、第1伸展装置2の
第2保持手段22及び第2伸展装置4の第3保持手段4
2は、それぞれクリップ式のエアチャックが採用されて
いる。
可動ガイド装置3のスリットガイド32は、前後2枚の
細長板材からなる挾み板33.33を空気圧式の開閉手
段34で開閉せしめるようにしている。又、該スリット
ガイド32は、各挟み板33.33が閉塞状態にあって
も両者間に長方形状布類が挿通し得る適当な隙間が形成
されるようになっている。
定位置ガイド装置5は、吊り上げ装置1の第1保持手段
12が昇降する位置の直下において左右に開閉可能な2
つ割りの環状体51と、該環状体51を開閉する一対の
開閉手段(エアシリンダ)54.54とを有している。
環状体51は上下、に短小な左右2つの半割部材52.
52を有している。
環状体51及び各開閉手段54.54はリンク部材55
を介して第2縦ガイド壁82の下端寄り両側面に取付け
られている。そして、各開閉手段54.54の開放操作
時(エアシリンダの縮小時)には各半割部材52.52
が相互に離間してその間に第1保持手段12の通過を許
容する間隔を有し、逆に各開閉手段54.54の閉塞操
作時(エアンリンダの伸長時)には各半割部材52.5
2が合体して円形の環状体51を構成し得るようになっ
ている。各半割部材52.52が合体したときの環状体
51の内径は、長方形状布類Aを棒状に集約させながら
(しごきながら)通過せしめ得る程度の大きさとなって
いる。
定位置ガイド装置5の環状体51の下面近傍位置には、
長方形状布類の下端部(第1下端部)A1を検出するた
めの光電管からなる第1下端部検出器6が設けられてい
る。この第1下端部検出器6は、吊り上げ装置1か長方
形状布類Aの任意の部分AOを保持して上動し、長方形
状布類が環状体5】によって棒状にガイドされながら吊
り上げられたときに、該環状体51の下面直近位置に長
方形状布類が存在するか否かを検出し得るようになって
おり、第3図に示すように棒状に集約された長方形状布
類の下端部(第1下端部)AIが環状体51の下面直近
位置まで引き上げられたときに該第1T端部検出器6か
非検出状態となる。
スリットガイド32の挟み板33.33の各内面には、
長方形状布類の下端部(第2下端部)AIを検出するた
めの光電管からなる一対の第2下端部検出器7が設けら
れている。この第2下端部検出器7は、第1図に示すよ
うに両挾み板33,33が相互に離間している状態及び
第4図に示すように両挾み板33.33が相互に近接し
ていても両挾み板33.33間に障害物が存在してる(
長方形状布類で遮断されている)ときにはそれぞれOF
F信号を発し、他方第5図に示すように両挾み板33.
33が相互に近接し且つ両挾み板33.33が長方形状
布類の下端部(第2下端部)A、付近まで下動して上記
遮断が解除されたときにON信号を発するようになって
いる。
第2伸展装置4の保持手段42の下面近傍位置には、該
保持手段(第3保持手段)42が長方形状布類(第2下
端部At)を保持し得る位置まで前進したときに、該第
2下端部A、の存在を検出する光電管からなる第3下端
部検出器8が設けられている。
制御装置9は、各駆動部分を次のように制御する。
吊り上げ装置lの昇降駆動手段11は、第1保持手段1
2を、その直下に供給される長方形状布類Aを保持し得
る一定高さ位置(第2図の符号12の位置)から該長方
形状布類Aが吊り上げられてその第1下端部A、が第1
下端部検出器6によって検出されるまで上動した位置(
第3図の符号12の位置)までの範囲で昇降せしめる如
く制御される。第1保持手段12の上部停止位置は、該
第1保持手段】2に吊り下げられている長方形状布類の
第1下端部A1までの長さによって変化し、第1下端部
検出器が第1下端部A、の存在を検出したときにその検
出信号により第1昇降駆動手段11を停止せしめるよう
になっている。
第1保持手段12は、その下動開始時あるいは下動停止
時に保持作用が開始され、該第1保持手段12が最下側
位置まで降下したときに第1保持手段12が長方形状布
類の任意の部分Aoを確実に保持し得るようになってい
る。又、第1保持手段12は、後述するように第2伸展
装置4の第3保持手段42が、長方形状布類の第2下端
部A。
を保持して第5図の鎖線42′で示す伸展位置まで移動
した後に長方形状布類の保持を解除するように制御され
る。
定位置ガイド装置5の開閉手段54.54は、第1昇降
駆動手段11の下動駆動時には環状体51が開放状態に
あり(エア/リンダ51が縮小している)、第1保持手
段12が最下側位置まで降下した後、上昇を開始した直
後、即ち第1保持手段12が第2図において鎖線12′
で示す環状体51の高さ位置より上昇したときに閉塞動
作(エア/す/ダ51が伸長動作)するように制御され
る。尚、該開閉手段54.54による環状体開放操作は
、後述するように第1伸展装置2の保持手段22て長方
形状布類の第1下端部A、を保持した後、第1保持手段
12が下動開始するまでの適宜の時期に行わせればよい
第1伸展装置2の昇降駆動手段21は、第2保持手段2
2を、進退駆動手段25とともに環状体5〕の上面直近
高さ位置(第2図、第3図において符号22て示す定位
置)から前記第1保持手段12が上動したときの高さと
ほぼ同高さの定位置(第4図、第5図において符号22
で示す定位置)までの一定高さ範囲で昇降せしめるよう
に制御される。尚、展開作業のスタート時には、保持手
段22つき進退駆動手段25を第2図に示すように下動
位置で待機させておく。
第1伸展装置2の進退駆動手段25は、第2保持手段2
2を、第3図において符号22で示す後退位置から符号
22′で示すように吊り上げ装置1によって吊り下げら
れている長方形状布類の第1下端部A、を保持し得る前
進位置までの範囲で進退せしめる如く制御される。又、
第1伸展装置2の進退駆動手段25の前進駆動(エア/
リング伸長駆動)は、前記第1下端部検出器6からの第
1下端部検出信号が発せられた後に開始し、該進退駆動
手段25の後退駆動は、次に説明する第2保持手段22
が保持動作を行った後に開始する。
第1伸展装置2の保持手段(第2保持手段)22は、そ
の進退駆動手段25が前進駆動するときには開放状態に
あって、該進退駆動手段25が最前進した後に保持動作
が行なわれるように制御される。又、該第2保持手段2
2の保持作用は、第6図に示すように長方形状布類を完
全に展開させるまでは維持され、展開された長方形体布
類をこの展開装置から取外す際に該第2保持手段22の
保持解除動作が行なわれる。
可動ガイド装置3の昇降駆動手段(第3昇降駆動手段)
3】は、スリットガイド32つきの進退駆動手段35を
、上動位置にある第1保持手段12の高さ位置と環状体
51の高さ位置とのほぼ中間の高さ位置(第4図におい
て符号35で示す定位置)からスリットガイド32に設
けられた第2下端部検出器7が長方形状布類の第2下端
部A!を検出する高さ位置(例えば第4図において鎖線
図示35′で示す位置)までの範囲で昇降せしめる如く
制御される。尚、展開作業のスタート時には、スリット
ガイド32つき進退駆動手段35を第2図に示すように
上動位置で待機させておく。
又、該第3昇降駆動手段31の下降駆動は、後述するよ
うにスリットガイド32が第4図における実線図示位置
において閉作動した後に開始し、該第3昇降駆動手段3
1の上昇駆動は、後述するように第2伸展装置4の昇降
駆動手段41が後退駆動した後の適宜の時に行われる。
可動ガイド装置3の進退駆動手段35は、スリットガイ
ド32を、第2図、第3図に示す後退位置から第4図に
示す前進位置までの範囲で進退せしめる如く制御される
。又該可動ガイド装置3の進退駆動手段35は、展開作
業のスタート時にはスリットガイド32を後退させた位
置で待機させるように縮小している。そして、該進退駆
動手段35は、第1伸展装置2による伸展作業が終了し
た後に前進駆動されて、開放状態にあるスリ・yトガイ
ド32を、吊り上げ装置1で吊り下げられている長方形
状布類の残余部を挟み得る位置まで前進せしめる如くし
、又前進駆動状態にある進退駆動手段35は後述するよ
うに第2伸展装置4の保持手段42が長方形状布類の第
2下端部Atを保持した後の適宜の時期に後退駆動せし
められる。
スリットガイド32は、その進退駆動手段35が前進駆
動するときには開放状態にあり、該進退駆動手段35が
前進駆動されて両挾み板33.33で吊り下げ状態にあ
る長方形状布類の残余部を挟み得る位置(進退駆動手段
35の伸長側ストロークエンド)まで前進した後に閉塞
操作されるようになっている。又、このスリットガイド
32の開放操作は、後述する第2伸展装置4の保持手段
42で長方形状布類の第2下端部A、を保持した後の適
宜の時期に行われる。
スリットガイド32が前進位置において閉塞操作される
と、それに続いて可動ガイド装置3の昇降駆動手段31
が下降駆動され、そのときスリットガイド32が長方形
状布類の残余部分を下方にしごきながら下動する。そし
て、該スリットガイド32の内面にある第2下端部検出
器7が長方形状布類の第2下端部A、を検出したときに
、その検出信号により可動ガイド装置3の昇降駆動手段
31を停止させるように制御する。
第2伸展装置4の昇降駆動手段(第4昇降駆動手段)4
1は、第3保持手段42を、進退駆動手段45とともに
所定上限高さ位置(第6図に示すように上限高さ位置に
ある第1保持手段22とほぼ同高さ位lt)から、第2
下端部A、の検出位置まで降下したスリットガイド32
の上面直近位置までの高さ範囲だけ昇降せしめる如く制
御される。
即ち、該第4昇降駆動手段41は、展開作業のスタート
時には、第3保持手段42を第2図に示すように上限高
さ位置に維持されている。第3保持手段42の上限高さ
位置と、前記可動ガイド装置3のスリットガイド32の
上限高さ位置との間の高差は一定である。そして、第3
保持手段42の上限高さ位置からの下動ストローク量(
第4昇降駆動手段41の下降駆動量)は、上記スリット
ガイド32との高差分に、スリットガイド32がその上
限高さ位置から下動したストローク分を加えた合計高さ
になるように設定されている。従って第3保持手段42
は、その上動停止位置においては第2保持手段22と同
高さ位置となり、逆にその下動停止位置においては第2
下端部A、の検出位置にあるスリットガイド32の上面
直近位置に位置するようになる。又、この第2伸展装置
4の昇降駆動手段41は、第2下端部検出器7が第2下
端部A、を検出したときの検出信号にもとすいて上限高
さ位置にある第3保持手段42を、進退駆動手段45と
ともに指示されたストローク分だけ下動させ、さらに第
3保持手段42が第2下端部A、を保持した後に該第3
保持手段42を進退駆動手段45とともに上記ストロー
ク分だけ上動させるように作動せしめられる。
第2伸展装置4の進退駆動手段45は、第3保持手段4
2を、第5図において実線図示する後退位置(符号42
の位置)から第2下端部A、を保持し得る前進位置(符
号42′の位置)までの範囲で移動せしめ得る伸縮スト
ロークを有している。そして、この進退駆動手段45は
、第4昇降駆動手段4】の下降駆動後に前進動作を開始
し、第3下端部検出器8が長方形状布類Aを検出したと
きにその検出信号により前進動作を停止し、さらに第3
保持手段42の第2下端部保持動作が終了した後に後退
動作を開始し、最縮小して停止する。尚、この実施例で
は、第3下端部検出器8によって第2伸展装置4の第3
保持手段42は、通常は開放状態にあり、該第3保持手
段42の前進動作が終了後に閉塞動作するように制御さ
れる。尚、この実施例では、第2伸展装置4の進退駆動
手段45の前進駆動量は、第3保持手段42の下面直近
位置に取付けられた第3下端部検出器8からの信号を受
けて制御されるようになっているが、吊り上げ装置1に
よって吊り下げられている長方形状布類の第2下端部A
、は、第1保持手段12のほぼ直下方に位置するように
なるので、他の実施例では第2伸展装置4の進退駆動手
段45の前進駆動量を、第1伸展装置2の進退駆動手段
25と同様に第3保持手段42が吊り上げ装置1の保持
手段12の直下位置に達する一定の範囲だけ前進し得る
ように設定してもよい。その場合(こは第3下端部検出
器8を省略することができる。
この第1実施例の展開装置では、各駆動部分が制御装置
9によって上記のように制御されることにより、塊状(
丸めた状態)の長方形状布類Aを展開させる際に、該塊
状の長方形状布類Aを単に吊り上げ装置1の直下に供給
した後、制御装置9を始動させればよい。すると、まず
第2図に示すように吊り上げ装置1の保持手段12が下
動し、最下端位置において該第1保持手段12が保持作
動して長方形状布類の任意の部分Aoを保持し、続いて
第1保持手段12が長方形状布類を保持したまま上動を
開始し、その第1保持手段12の上動が開始した直後(
第1保持手段12が鎖線12′の位置にあるとき)に定
位置ガイド装置5の環状体51が閉じ、それ以降は吊り
上げ装置】によって吊り上げられる長方形状布類Aが環
状体51によって棒状に集約されるようになる。このと
き、第1保持手段12によって保持された長方形状布類
の保持点Aoが、第18図に示すように展開した長方形
状布類Aの横幅及び縦幅の各2等分線P−P、Q−Q上
に位置しないとき(例えば第18図の符号Aoの位置)
には、吊り上げ装置1で長方形状布類Aを吊り下げたと
きに、第1保持手段I2による保持点Aoより最も遠い
隅部が第】下端部A、となる。尚、第1保持手段12に
よる保持点AOが、長方形状布類の横幅又は縦幅の2等
分線(P−P又はQ−Q)上に位置したときには、長方
形状布類Aを棒状に吊り下げたときに、その下端部に2
つの隅部が同高さに位置するようになり、展開作業が失
敗することがある(その場合は、もう−度最初から操作
し直す必要がある)。長方形状布類Aが第1保持手段1
2に保持されて吊り上げられ、第3図に示すように該長
方形状布類の第1下端部A、が第1下端部検出器6に検
出されると第1保持手段12の上動が停止され、続いて
待機していた第1伸展装置2が作動して第2保持手段2
2が鎖線22′(第3図)の位置まで前進し、そこで該
第2保持手段22が第1下端部A、を保持した後、第2
保持手段22が第3図の鎖線22′で示す位置まで移動
せしめられて、長方形状布類における第1下端部A1か
左右一側に伸展されるようになる。尚、この場合、第1
保持手段12で棒状に吊り下げられた長方形状布類Aの
第1下端部A、が、該長方形状布類Aの鉛直方向中心線
を挟んで第2伸展装置4側に位置しているときには、第
1伸展装置2で第1下端部A、を伸展させたときに反対
側に伸展させるのに必要な第2下端部A、も該第1下端
部A、と同側に移動することがあり、この場合も展開作
業が失敗するおそれがある。
吊り上げ装置1から吊り下げられている長方形状布類A
の第1下端部A、が左右一側に伸展されると、第1保持
手段12の下方には長方形状布類の残余部が垂れ下がっ
ており、その下端部が第2下端部A、(第4図)となる
。この第2下端部A、は、第18図における左上隅の角
部が該当するようになる。尚、第18図において、符号
AOO点を保持して吊り上げた状態では、右下隅の角部
A、が最下端となり、右下隅の角部A、が下から2番目
の高さになるが、該角部A3は、角部A、が伸展される
ときに同時にその伸展側に移動し、従って、第1下端部
伸展後における第1保持手段12の直下方には長方形状
布類における第1下端部となった角部A1から長辺側に
隣接する角部A、が第4図に示す下端部(第2下端部)
A、となる。
長方形状布類の第1下端部A、が伸展されると、次に可
動ガイド装置3のスリットガイド32が長方形状布類の
残余部を軽(しごきながら下動して、スリットガイド3
2に設けている第2下端部検出器7が第2下端部A、を
検出したとき(スリットガイド32が第4図における鎖
11i32’ で示す位置にある)に、可動ガイド装置
の下動が停止するとともに第2伸展装置4が作動を開始
する。そして、第2伸展装置14の第3保持手段42に
よって長方形状布類の第2下端部A、を保持しく第3保
持手段42が第5図の符号42′の位置にある)、続い
て該第3保持手段42が第5図における符号42゛で示
す位置まで移動せしめられて、長方形状布類の第2下端
部At側が左右他側に伸展されるようになる。そして、
最後に吊り上げ装置1の保持手段】2の保持を解除させ
れば、第6図に示すように長方形状布類Aはその長辺側
の2つの角部(AA1)がそれぞれ各伸展装置2,4の
保持手段22.42で保持された状態で展開・吊持され
る。
このようにして展開された長方形状布類は、その保持さ
れている2つの角部A、、A、を少し強く引っばること
によってこの展開装置から取外すことができ、展開させ
たまま次工程(例えばアイロン工程)へ移すことができ
る。
このように、第1実施例の展開装置では、吊り上げ装置
1の昇降の直下に、塊状(丸めたまま)の長方形状布類
Aを供給すれば、その後に自動で展開させることができ
、且つ処理すべき長方形状布類の大きさが異なっている
場合でも支障なく展開作業が行え、さらにその展開作業
を定位置において行え、しかも展開すべき長方形状布類
にし、わがあり且つ丸めた状態で供給する場合であって
も、定位置ガイド装置5及び可動ガイド装置3により、
検出すべき第1下端部A、及び第2下端部A、を容易に
現出させることができる。
第7図ないし第11図に示す第2実施例の展開装置は、
第1実施例の展開装置における吊り上げ装置1の近傍に
予備吊り上げ装置101を設けるとともに、吊り上げ装
置1の保持手段(第1保持手段)12を下向き姿勢と横
向き姿勢に変換するための回転装置15を備えている。
予備吊り上げ装置101は、第1実施例の吊り上げ装置
1と同構造となっており、エア吸着式の保持手段112
を縦ガイド壁87のスライド溝85に沿って昇降自在に
装着するとともに、該保持手段112を昇降駆動手段1
11で昇降せしめ得るようになっている。この予備吊り
上げ装置】01は、メインの吊り上げ装置1の、第1伸
展装置2側の近傍に並設されている。そして、この予備
吊り上げ装置101は、その保持手段112の昇降位置
の直下方に供給された長方形状布類Aの任意の部分Ao
を第8図に示すように該保持手段IX2で保持し、続い
て第9図に示すように長方形状布類を保持したままで昇
降駆動手段111により保持手段+12を所定高さまで
上昇させて長方形状布類Aを吊り下げ得るようになって
いる。
回転装置15は、メインの吊り上げ装置1の昇降台10
に取付けられていて、保持手段12の保持を下向き姿勢
と予備吊り上げ装置101側に向く横向き姿勢(第9図
)とに変更し得るようになっている。即ち、該回転装置
15は、昇降台10を昇降させるときには保持手段12
を常に下向き姿勢に維持し、保持手段12を環状体51
より下方まで降下させた位置において該保持手段12を
予備吊り上げ装置101側に向けるように操作するとと
もに、該保持手段12で予備吊り上げ装置101によっ
て吊り下げられている長方形状布類Aの垂れ下り部を吸
着・保持した後に該保持手段12を再度下向き姿勢に戻
すように作用する。このような一連の操作は、順次制御
装R9からの指令で行われる。尚、この第2実施例の展
開装置のその他の構成は第1実施例のものと同様に構成
されている。
この第2実施例の展開装置では、メインの吊り上げ装置
1て長方形状布類Aを吊り上げる前に、該長方形状布類
Aをメインの吊り上げ装置1より第1伸展装置2側にお
いて予備吊り上げ装置】01て一時的に吊り上げ、その
−時的に吊り上げた長方形状布類Aの垂れ下り部をその
側方からメインの吊り上げ装置】で吊り変えるようにし
ているので、該メインの吊り上げ装置】の保持手段12
による長方形状布類の保持位置が長方形状布類の中心O
(第12図)より第2伸展装置4側に偏位するようにな
り、該メインの吊り上げ装置1によって吊り下げられた
長方形状布類A(第11図)の第1下端部A1はその長
方形状布類Aの鉛直方向中心線より第1伸展装置2側に
位置するようになる。
従って、該長方形状布類Aの第1下端部A、を第1伸展
装置で伸展させても、メインの吊り上げ装置1の保持手
段(第1保持手段)12の直下方に必ず第2下端部A、
が現出されるようになり、展開ミスか生じにくくなる。
尚、その後の展開操作は第1実施例の場合と同様に行わ
れるので、その説明は省略する。
第12図ないし第17図に示す第3実施例の展開装置は
、長方形状布類を縦長に展開させ得るようにしたもので
、第1伸展装置2、可動ガイド装置3、及び第2伸展装
置4をそれぞれ吊り上げ装置1の左右方向一側に配置さ
せている。
基台80には、左右方向に合計4つの縦壁が設けられて
おり、図示例において左側から第1、第2、第3番目の
合計3つの縦壁がそれぞれ昇降部分をガイドする縦ガイ
ド壁181.] 82,183となる。第1縦ガイド壁
181には吊り上げ装置1が装着されている。第2縦ガ
イド壁182には、第1伸展装置2と可動ガイド装置3
とが装着されている。可動ガイド装置3は、第1伸展装
置2より常に下側で昇降するように配置している。第3
縦ガイド壁183には、第2伸展装置4が装着されてい
る。
第1伸展装置2、可動ガイド装置3、及び第2伸展装置
4の各進退駆動手段25.35.(4545)は、それ
ぞれ第2保持手段22、スリットガイド32、及び第3
保持手段42を吊り上げ装置l側に向けて進退駆動せし
めるように設置されている。
第2伸展装置4の進退駆動手段は、第2伸展装置4を第
3縦ガイド壁183ととも(二進退せしめるモータ駆動
式の全体駆動装置145と、第3保持手段42を第3縦
ガイド壁183に対しで進退せしめるエアシリンダ式の
部分駆動装置45とで構成されている。第3縦ガイド壁
183は、その上下端部をそれぞれレール184,18
4によって左右方向に移動自在にガイドして設置されて
いる。全体駆動装置145は、モータ146を正逆回転
させることにより、第3縦ガイド壁183をチェノ14
7で左又は右方向に移動せしめるようになっている。
この第3実施例の展開装置では、第12図の状態で、吊
り上げ装置1の第1保持手繰12が昇降する位置の直下
に丸めたままの長方形状布類Aを供給し、その後に制御
装置9を作動させると、まず第13図に示すように定位
置ガイド装置5の環状体51が開いた後に第1保持手段
12が下動せしめられ、該第1保持手段12で長方形状
布類Aの任意の部分(例えば第18図における符号Ao
の部分)を保持する。次に、該第1保持手段12が第】
昇降駆動装置11によって上動せしめられた直後(第1
保持手段12が第13図において符号12′で示す位置
まで上動したとき)は、環状体51が閉じてそれ以降は
第1保持手段12に吊り上げられる長方形状布類Aが棒
状に集約されるようになる。そして、第14図に示すよ
うに第1下端部検出器6が棒状に吊り上げられた長方形
状布類Aの最下端部(第1下端部)A1を検出すると、
第1昇降駆動装置11が停止し、続いて第1伸展装置2
の第2保持手段22が符号22′(第14図)で示すよ
うに第1下端部A、付近を保持し得る位置まで移動せし
められて、そこで該第2保持手段22′で第1下端部A
、を保持するようになる。
そして、該第2保持手段22が第1下端部A、を保持し
たまま符号22′で示すように後退及び上動せしめられ
て該第1下端部A、を第1保持手段12の側方に展開さ
せる。このとき(第2保持手段22の上動時)、スリッ
トガイド32も符号32′(第14図)で示すように第
2保持手段22とともに上動せしめられる。第1下端部
A1を展開させた状態では、第15図に示すように、第
1保持手段12と第2保持手段22の間に長方形状布類
の垂れ下り部が発生するが、この中間垂れ下り部の下端
部は、第18図に示すように第1下端部A1から短辺側
に隣接する角部A、が位置するようになる。次に、第1
5図に示すようにスリットガイド32が前進せしめられ
て、該ス’J ノ)ガイド32で長方形状布類Aの中間
垂れ下り部を前後から挟んだ状態で下方にしごいていき
、該スリットガイド32に設けた中間垂れ下り下端部検
出器107が中間垂れ下り下端部A、を検出したときに
該スリントガイド32の下動が停止する。続いて第2伸
展装置4の第3保持手段42が、第15図の実線図示位
置から同図の符号42′の位置まで下動せしめられた後
、該第2伸展装置4の進退駆動装置145.45により
第16図の符号42′の位置まで移動せしめられて、そ
こで該第3保持手段42で中間垂れ下り下端部A、を保
持させる。そして、該第3保持手段42で中間垂れ下り
下端部A、を保持したままで、第3保持手段42を第1
7図に示す伸展位置まで移動させると、長方形状布類を
縦長状態で展開、吊持することができる。
尚、この第3実施例における説明前略部分は、上記第1
実施例の同符号部分のものとほぼ同様となっているので
その説明を援用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の請求項1にかかる発明に対応する展開装
置の実施例(第1実施例)の斜視図、第2図ないし第6
図は第1図の展開装置の作動順序を示す説明図、第7図
は本願の請求項2にかかる発明に対応する展開装置の実
施例(第2実施例)の斜視図、第8図ないし第11図は
第7図の展開装置の作動順序を示す説明図、第12図は
本願の請求項3にかかる発明に対応する展開装置の実施
例(第3実施例)の斜視図、第13図ないし第17図は
第12図の展開装置の作動順序を示す説明図、第18図
は本願の第1ないし第3実施例の展開装置で処理される
長方形状布類の展開図である。 1・・・・・吊り上げ装置 2・・・・・第1伸展装置 3・・・・・可動ガイド装置 4・・・・・第2伸展装置 5 ・ ・ 6 ・ ・ 7 ・ ・ 9 ・ ・ 11 ・ 12 ・ 21 ・ 22 ・ 25 ・ 31 ・ 32 ・ 35 ・ 41 ・ 42 ・ 45 ・ 51 ・ 54 ・ A ・ ・ Ao  ・ ・・・定位置ガイド装置 ・・・第1下端部検出器 ・・・第2下端部検出器 ・・・制御装置 ・・・第1昇降駆動手段 ・・・第1保持手段 ・・・第2昇降駆動手段 ・・・第2保持手段 ・・・進退駆動手段 ・・・第3昇降駆動手段 ・・・スリットガイド ・・・進退駆動手段 ・・・第4昇降駆動手段 ・・・第3保持手段 ・・・進退駆動手段 ・・・環状体 ・・・開閉手段 ・・・予備吊り上げ装置 ・・・長方形状布類 ・・・任意の部分 ・第1下端部 A! ・第2下端部 出 願 人 株式会社 ト カ イ 代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長方形状布類(A)の任意の部分(Ao)を保持し
    得る第1保持手段(12)及び該第1保持手段(12)
    を昇降せしめる第1昇降駆動手段(11)を有する吊り
    上げ装置(1)と、 第1保持手段(12)の昇降位置の下方部定位置にあっ
    て長方形状布類(A)を保持した状態で第1保持手段(
    12)を上昇させたときに該長方形状布類(A)を棒状
    に集約させて通過させる開閉可能な環状体(51)及び
    該環状体(51)を開閉せしめる開閉手段(54)を有
    する定位置ガイド装置(5)と、長方形状布類(A)を
    第1保持手段(12)で保持した状態で該第1保持手段
    (12)を上昇させたときに発生する長方形状布類(A
    )の最下端部となる第1下端部(A_1)が前記環状体
    (51)の下面直近位置に差しかかったときに、該第1
    下端部(A_1)の位置を検出する第1下端部検出器(
    6)と、第1保持手段(12)の昇降位置の左右一側に
    離間した位置にあって、前記第1下端部(A_1)を保
    持する第2保持手段(22)及び該第2保持手段(22
    )を前記第1保持手段(12)の昇降位置側に向けて進
    退操作せしめる進退駆動手段(25)と該第2保持手段
    (22)を昇降せしめる第2昇降駆動手段(21)とを
    有する第1伸展装置(2)と、該第1伸展装置(2)に
    より長方形状布類の第1下端部(A_1)を伸展させた
    後の第1保持手段(12)の直下方に残っている長方形
    状布類の残余部を前後両側から挟んでガイドするスリッ
    トガイド(32)及び該スリットガイド(32)を第1
    保持手段(12)の昇降位置側に向けて進退操作せしめ
    る進退駆動手段(35)と該スリットガイド(32)を
    昇降せしめる第2昇降駆動手段(31)とを有する可動
    ガイド装置(3)と、 スリットガイド(32)とともに昇降するように取付け
    られ且つ第1下端部(A_1)を伸展させた後の長方形
    状布類の最下端部となる第2下端部(A_2)の位置を
    検出する第2下端部検出器(7)と、第1保持手段(1
    2)の昇降位置を挟んで前記第1伸展装置(2)とは反
    対側位置において、長方形状布類の第2下端部(A_2
    )を保持し得る第3保持手段(42)及び該第3保持手
    段(42)を第1保持手段(12)の昇降位置側に向け
    て進退操作せしめる進退駆動手段(45)と該第3保持
    手段(42)を昇降せしめる第1昇降駆動手段(41)
    とを有する第2伸展装置(4)と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類(A)の
    任意の部分(Ao)を保持して吊り上げ、該長方形状布
    類の第1下端部(A_1)を左右一側に伸展し、第2下
    端部(A_2)を左右他側に伸展した後、第1保持手段
    (12)の保持を解除せしめる如く制御する制御装置(
    9)、 とを備えたことを特徴とする長方形状布類の展開装置。 2、長方形状布類(A)の任意の部分(Ao)を保持し
    て該長方形状布類を上方に吊り上げることができる予備
    吊り上げ装置(101)と、 該予備吊り上げ装置(101)の左右一側に設置されて
    いて該予備吊り上げ装置(101)で吊り上げられた長
    方形状布類(A)の垂れ下り部分を側方から保持し得る
    第1保持手段(12)及び該第1保持手段(12)を昇
    降せしめる第1昇降駆動手段(11)を有する吊り上げ
    装置(1)と、 第1保持手段(12)の昇降位置の下方部定位置にあっ
    て長方形状布類(A)を保持した状態で第1保持手段(
    12)を上昇させたときに該長方形状布類(A)を棒状
    に集約させて通過させる開閉可能な環状体(51)及び
    該環状体(51)を開閉せしめる開閉手段(54)を有
    する定位置ガイド装置(5)と、長方形状布類(A)を
    第1保持手段(12)で保持した状態で該第1保持手段
    (12)を上昇させたときに発生する長方形状布類(A
    )の最下端部となる第1下端部(A_1)が前記環状体
    (51)の下面直近位置に差しかかったときに、該第1
    下端部(A_1)の位置を検出する第1下端部検出器(
    6)と、第1保持手段(12)の昇降位置より前記予備
    吊り上げ装置(101)の設置側に離間した位置にあつ
    て、前記第1下端部(A_1)を保持する第2保持手段
    (22)及び該第2保持手段(22)を前記第1保持手
    段(12)の昇降位置側に向けて進退操作せしめる進退
    駆動手段(25)と該第2保持手段(22)を昇降せし
    める第2昇降駆動手段(21)とを有する第1伸展装置
    (2)と、 該第1伸展装置(2)により長方形状布類の第1下端部
    (A_1)を伸展させた後の第1保持手段(12)の下
    方に残っている長方形状布類の残余部を前後両側から挟
    んでガイドするスリットガイド(32)及び該スリット
    ガイド(32)を第1保持手段(12)の昇降位置側に
    向けて進退操作せしめる進退駆動手段(35)と該スリ
    ットガイド(32)を昇降せしめる第2昇降駆動手段(
    31)とを有する可動ガイド装置(3)と、 スリットガイド(32)とともに昇降するように取付け
    られ且つ第1下端部(A_1)を伸展させた後の長方形
    状布類の最下端部となる第2下端部(A_2)の位置を
    検出する第2下端部検出器(7)と、第1保持手段(1
    2)の昇降位置を挟んで前記第1伸展装置(2)とは反
    対側位置において、長方形状布類の第2下端部(A_2
    )を保持し得る第3保持手段(42)及び該第3保持手
    段(42)を第1保持手段(12)の昇降位置側に向け
    て進退操作せしめる進退駆動手段(45)と該第3保持
    手段(42)を昇降せしめる第1昇降駆動手段(41)
    とを有する第2伸展装置(4)と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類(A)の
    任意の部分(Ao)を保持して予備的に吊り上げ、その
    吊り上げた長方形状布類の垂れ下り部分を側方から保持
    して上方に吊り上げた後に予備吊り上げ部分の保持を解
    除し、該長方形状布類の第1下端部(A_1)を左右一
    側に伸展し、第2下端部(A_2)を左右他側に伸展し
    た後、第1保持手段(12)の保持を解除せしめる如く
    制御する制御装置(9)、 とを備えたことを特徴とする長方形状布類の展開装置。 3、長方形状布類(A)の任意の部分(Ao)を保持し
    得る第1保持手段(12)及び該第1保持手段(12)
    を昇降せしめる第1昇降駆動手段(11)を有する吊り
    上げ装置(1)と、 第1保持手段(12)の昇降位置の下方部定位置にあっ
    て長方形状布類(A)を保持した状態で第1保持手段(
    12)を上昇させたときに該長方形状布類(A)を棒状
    に集約させて通過させる開閉可能な環状体(51)及び
    該環状体(51)を開閉せしめる開閉手段(54)を有
    する定位置ガイド装置(5)と、長方形状布類(A)を
    第1保持手段(12)で保持した状態で該第1保持手段
    (12)を上昇させたときに発生する長方形状布類(A
    )の最下端部となる第1下端部(A_1)が前記環状体
    (51)の下面直近位置に差しかかったときに、該第1
    下端部(A_1)の位置を検出する第1下端部検出器(
    6)と、第1保持手段(12)の昇降位置の左右一側に
    離間した位置にあって、前記第1下端部(A_1)を保
    持する第2保持手段(22)及び該第2保持手段(22
    )を前記第1保持手段(12)の昇降位置側に向けて進
    退操作せしめる進退駆動手段(25)と該第2保持手段
    (22)を昇降せしめる第2昇降駆動手段(21)とを
    有する第1伸展装置(2)と、該第1伸展装置(2)に
    より長方形状布類の第1下端部(A_1)を伸展させた
    後の第1保持手段(12)と前記第2保持手段(22)
    間に垂れ下っている長方形状布類の垂れ下り部を前記第
    1保持手段(12)の昇降位置より第2保持手段(22
    )側において前後両側から挟んでガイドするスリットガ
    イド(32)及び該スリットガイド(32)を第1保持
    手段(12)の昇降位置側に向けて進退操作せしめる進
    退駆動手段(35)と該スリットガイド(32)を昇降
    せしめる第3昇降駆動手段(31)とを有する可動ガイ
    ド装置(3)と、 スリットガイド(32)とともに昇降するように取付け
    られ且つ第1下端部(A_1)を伸展させた後の長方形
    状布類の前記中間垂れ下り部の最下端部となる中間垂れ
    下り下端部(A_3)の位置を検出する中間垂れ下り下
    端部検出器(107)と、第1保持手段(12)の昇降
    位置より前記第1伸展装置(2)側で且つ該第1伸展装
    置(2)より遠い位置において、長方形状布類の中間垂
    れ下り下端部(A_3)を保持し得る第3保持手段(4
    2)及び該第3保持手段(42)を第1保持手段(12
    )の昇降位置側に向けて進退操作せしめる進退駆動手段
    (45、145)と該第3保持手段(42)を昇降せし
    める第4昇降駆動手段(41)とを有する第2伸展装置
    (4)と、 上記各駆動部分を順次操作して、長方形状布類(A)の
    任意の部分(Ao)を保持して吊り上げ、該長方形状布
    類の第1下端部(A_1)を左右一側に伸展し、第1保
    持手段(12)の保持を解除すると同時に中間垂れ下り
    下端部(A_3)を第1下端部(A_1)の伸展位置よ
    り遠い位置まで伸展せしめる如く制御する制御装置(9
    )、 とを備えたことを特徴とする長方形状布類の展開装置。
JP21208790A 1990-06-26 1990-08-10 長方形状布類の展開装置 Pending JPH04153000A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP16734390 1990-06-26
JP2-167343 1990-06-26

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JPH04153000A true JPH04153000A (ja) 1992-05-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104210890A (zh) * 2014-08-27 2014-12-17 德清县伊得利丝绸有限公司 码布装置
CN105110065A (zh) * 2015-07-16 2015-12-02 合肥奥瑞数控科技有限公司 控制式压布器的压布装置
WO2024056831A1 (en) * 2022-09-16 2024-03-21 Inwatec Aps A method and an apparatus for the processing of laundry items

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