JPH04152929A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH04152929A
JPH04152929A JP2276501A JP27650190A JPH04152929A JP H04152929 A JPH04152929 A JP H04152929A JP 2276501 A JP2276501 A JP 2276501A JP 27650190 A JP27650190 A JP 27650190A JP H04152929 A JPH04152929 A JP H04152929A
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JP
Japan
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artificial muscle
bending
flexible tube
endoscope
bending operation
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Pending
Application number
JP2276501A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Mitsugi Nagayoshi
永吉 貢
Hirobumi Miyanaga
宮永 博文
Atsushi Miyazaki
敦之 宮崎
Eiichi Fuse
栄一 布施
Noriyasu Aoki
義安 青木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は管路内に挿入されて使用される内視鏡の湾曲
操作装置に関する。
[従来の技術] 一般に、内視鏡の湾曲操作装置として例えば特開昭64
−62154号公報に示されている空圧筋のような人工
筋を利用した構成のものが提案されている。この人工筋
は加圧空気の流入によって基準形状から外径寸法か拡大
し、軸線方向の長さ寸法か収縮する弾性変化形状に変形
するものである。
また、内視鏡の挿入部の先端部には複数方向に湾曲変形
可能な湾曲部か設けられている。この湾曲部の先端には
、この湾曲部を複数方向に湾曲操作する4本の湾曲操作
ワイヤの各一端が連結されている。さらに、内視鏡の挿
入部内には人工筋が4個配設されている。これらの人工
筋には湾曲操作ワイヤの各他端が連結されている。そし
て、各人工筋内への加圧空気の供給によって湾曲操作ワ
イャを引っ張り操作することにより、湾曲部を湾曲操作
するようになっている。
また、内視鏡の挿入部の可撓管部内には樹脂製の半硬質
の管体によって形成される人工筋ケースが4個(人工筋
と同数)配設されている。そして、各人工筋ケース部内
に人工筋がそれぞれ挿入されている。この場合、各人工
筋ケースの先端部には湾曲操作ワイヤが移動自在に挿通
されている。さらに、各人工筋ケースの基端部には各人
工筋に加圧空気を供給させる加圧空気供給チューブの一
端が固定されている。そして、加圧空気供給チューブか
らの加圧空気の供給時には各人工筋は各人工筋ケース内
で基準形状から弾性変化形状に変形し、各人工筋の弾性
変化にともない湾曲操作ワイヤを引っ張り操作すること
により、湾曲部を湾曲操作するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記構成のものにあっては各人工筋毎に人工
筋ケースを設け、各人工筋ケース内に人工筋がそれぞれ
挿入される構成になっていたので、内視鏡の挿入部の可
撓管部内には人工筋と同数の4個の人工筋ケースが配設
されている。そのため、内視鏡の挿入部の可撓管部の外
径寸法が大きくなるので、内視鏡の挿入性の向上を図る
うえで問題があった。さらに、湾曲部の操作機構の構成
部品数が比較的多くなるので、内視鏡の組み立て性が悪
くなる問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、内視鏡
の挿入部の可撓管部の外径寸法を小゛さくすることがで
き、内視鏡の挿入性の向上を図ることができるとともに
、湾曲部の操作機構の構成部品数を低減して組み立て性
の向上を図ることができる内視鏡の湾曲操作装置を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は内視鏡の挿入部の先端部に複数方向に湾曲変
形可能な湾曲部が設けられ、この湾曲部の先端に前記湾
曲部を複数方向に湾曲操作する複数の湾曲操作ワイヤの
各一端か連結されるとともに、加圧流体の流入によって
基準形状から外径寸法が拡大し、軸線方向の長さ寸法が
収縮する弾性変化形状に変形する人工筋が前記挿入部内
に複数配設され、これらの人工筋によって前記湾曲操作
ワイヤが引っ張り操作される内視鏡の湾曲操作装置にお
いて、先端部側が前記湾曲部に固定され、後端部側が前
記挿入部の可撓管部内に延出された人工筋保持用可撓管
を設け、この人工筋保持用可撓管内に前記各人工筋を収
容させるとともに、前記各人工筋の後端部側を前記人工
筋保持用可撓管側に固定させる固定手段を設けたもので
ある。
[作用コ 湾曲部の湾曲変形時には人工筋に加圧流体を流入させ、
この人工筋を基準形状から外径寸法か拡大し、軸線方向
の長さ寸法が収縮する弾性変化形状に変形させる。そし
て、この人工筋の弾性変化にともない湾曲操作ワイヤを
引っ張り操作して湾曲部を湾曲変形させる。この場合、
単一の人工筋保持用可撓管内に各人工筋を収容させ、各
人工筋の後端部側を人工筋保持用可撓管側に固定させる
ことにより、内視鏡の挿入部の可撓管部の外径寸法を小
さくして内視鏡の挿入性の向上を図るとともに、湾曲部
の操作機構の構成゛部品数を低減して組み立て性の向上
を図るようにしたものである。
[実施例] 以下、この発明の第1の実施例を第1図乃至第11図を
参照して説明する。
第1図は第2図に示す内視鏡1の挿入部2の先端部分の
概略構成、第2図は内視鏡1およびその周辺装置の概略
構成をそれぞれ示すものである。
第2図中で、3は内視鏡1の挿入部2の先端部である。
また、4はこの内視鏡1を巻き取るドラムユニットであ
る。このドラムユニット4には支持部材4aおよびこの
支持部材4aによって回転自在に支持された巻取ドラム
4bが設けられている。そして、長尺な内視鏡1の挿入
部2はこの巻取ドラム4bに繰出し自在に巻装されてい
る。
また、ドラムユニット4の巻取ドラム4bにはケーブル
5の一端部が連結されている。このケーブル5の他端部
には分岐部6を介して複数の分岐ケーブル7・・・が連
結されている。これらの分岐ケーブル7・・・の先端部
は例えば内視鏡1の制御装置本体8側に接続されている
。この制御装置本体8には空気圧制御部9、カメラコン
トローラ10、光源装置11、コンプレッサ(加圧流体
供給源)12等の各構成器機が内蔵されているとともに
、例えばジョイスティックによって形成された湾曲操作
部8aが接続されている。このカメラコントローラ10
には図示しないビデオプロセッサおよびテレビモニタ等
が接続されている。
一方、内視鏡1の挿入部2には長尺な可撓管部13、先
端部3およびこれらの先端部3と可撓管部13との間に
配設された湾曲部14がそれぞれ配設されている。この
場合、可撓管部13は第6図および第7図に示すように
金属板を略螺旋状に巻回させたフレックス(螺旋管)1
5、このフレックス15の外周に装着された網管からな
るブレード16およびこのブレード16の外周に装着さ
れた合成樹脂製の外被チューブ17によって形成されて
いる。
さらに、内視鏡1の先端部3には照明用レンズ]8およ
び対物レンズ19が装着されている。この場合、第3図
に示すように内視鏡1の先端部3に配設されたカバ一部
材20には照明用レンズ18および対物レンズ19の装
着孔20a120bかそれぞれ形成されている。
また、照明用レンズ18の内面側には内視鏡1の挿入部
2の内部に配設されたライトガイドファイバ21の先端
面が対向配置され、対物レンズ19の内面側には図示し
ない固体撮像素子(CCD)か対向配置されている。そ
して、光源装置11から放射される照明光がライトガイ
ドファイバ21を通して内視鏡1の先端部3側に導かれ
、照明用レンズ18から外部側に照射される。
さらに、対物レンズ1つによって集光された観察像は固
体撮像素子によって電気信号に変換され、ビデオプロセ
ッサに入力されたのち、画像信号に変換されてテレビモ
ニタに表示される。
さらに、照明用レンズ18は略円筒状の受は金具22の
先端部に保持されている。この受は金具22にはライト
ガイドファイバ21の先端部か挿入状態で固定されてい
る。この場合、照明用レンズ18の先端は受は金具22
の先端より適宜の距離ΔXだけ突出された状態で配置さ
れている。そして、カバ一部材20における照明用レン
ズ18の装着孔20aの内周面と照明用レンズ18の突
出部外周面との間の空隙にはフレアー防止用の黒色接着
剤23か充填されており、この黒色接着剤23によって
照明用レンズ18がカバ一部材20側に固定されている
また、対物レンズ1つの先端も同様にこの対物レンズ1
9のレンズ受け24の先端より適宜の距離だけ突出され
た状態で配置されている。そして、このレンズ受け24
における対物レンズ19の装着孔20bの内周面と対物
レンズ19の突出部外周面との間の空隙にもフレアー防
止用の黒色接着剤23か充填されており、この黒色接着
剤23によって対物レンズ19がカバ一部材20側に固
定されている。
さらに、湾曲部14には第1図に示すように略リング状
の複数の湾曲部25・・が軸線方向に沿って並設されて
いる。これらの湾曲部25・・・は回動ビン26・を介
してそれぞれ回動可能に連結されており、先端部3を複
数方向、例えば左右方向の2方向にそれぞれ湾曲変形可
能な構成になっている。
さらに、湾曲部14の最先端の湾曲部25aの内周面に
は第3図に示すように各湾曲方向に対応させた複数(こ
こでは2本)の湾曲操作ワイヤ27.27の各先端が固
定されている。この場合、湾曲部14の最先端の湾曲部
25aの周面には第4図に示すように内方向に向けて切
り起こし成形された切り起こし部28か形成されている
。この切り起こし部28の高さ寸法は湾曲操作ワイヤ2
7の外径寸法よりも太き(なるように設定されている。
そして、湾曲操作ワイヤ27.27の各先端の固定作業
時にはこの切り起こし部28によって形成される略リン
グ状の側面開口部28aに側方から湾曲操作ワイヤ27
の先端部を挿入させ、ロウ付けしたのち、第5図に示す
ように切り起こし部28を湾曲部25aの内方から外方
に向けて押し潰す方向に変形させることにより、湾曲操
作ワイヤ27の先端部を湾曲部14の最先端の湾曲部2
5aに固定した湾曲操作ワイヤ27の先端固定部29が
形成されている。
また、湾曲操作ワイヤ27.27の各後端は各湾曲操作
ワイヤ27を引張り操作するそれぞれ独立の人工筋30
a、30bの先端部に固定されている。これらの人工筋
30a、30bは挿入部2内に軸線方向に沿って互いに
ずらした状態で並設されている。
さらに、これらの人工筋30a、30bの人工筋本体3
1は第8図に示すようにゴムチューブの外周面に網状管
か配設された管状体によって形成されている。この人工
筋本体31の前方開口部は前部閉塞部材32、後方開口
部は後部閉塞部材33によってそれぞれ閉塞されている
。そして、この人工筋本体31の前部閉塞部材32には
ワイヤ挿入孔32aが形成されており、このワイヤ挿入
孔32a内に各湾曲操作ワイヤ27の後端が挿入され、
この挿入部分かロウ付けされて湾曲操作ワイヤ27の後
端固定部34が形成されて0る。
また、人工筋本体31の後部閉塞部材33には人工筋本
体31に加圧流体を供給する連通孔か形成されている。
この後部閉塞部材33の連通孔(こは加圧チューブ35
の先端が連結されて0る。この加圧チューブ35の後端
部側は可撓管部13、ドラムユニット4、ケーブル5、
分岐ケープルアの内部をそれぞれ通して制御装置本体8
の図示しない加圧流体供給口金に接続されている。そし
て、制御装置本体8内のコンプレ・ソサ12から吐出さ
れる高圧空気等の加圧流体かこの加圧チューブ35を通
して人工筋本体31内に供給されるようになっている。
この場合、可撓管部13内にはこの可撓管部13の長さ
よりも若干長い加圧チューブ35か配設されており、湾
曲部14の湾曲変形時にこの加圧チューブ35に張力か
加わることを防止できる程度の弛みか形成されている。
また、各人工筋30a、30bの人工筋本体31内への
加圧流体の供給状態は湾曲操作部8aの操作に応して動
作する空気圧制御部9によって適宜制御されるようにな
っている。
そして、各人工筋30a、30bは人工筋本体31内に
加圧空気等の加圧流体が供給されていない通常状態では
人工筋本体31の外径寸法および軸線方向の長さ寸法Ω
が予め設定された所定の基準司法で保持された基準形状
で保持される。さらに、加圧チューブ35を通して人工
筋本体31内に加圧空気が流入されることにより、この
人工筋本体31は基準形状から外径寸法が拡大する状態
で径方向に膨脂し、軸線方向の長さ寸法が収縮する弾性
変化形状に変形するようになっており、このときの人工
筋本体31の弾性変形にともない湾曲操作ワイヤ27が
引っ張り操作されるようになっている。
また、各人工筋30a、30bは人工筋保持用のコイル
バイブ(人工筋保持用可撓管)36内に収容されている
。このコイルバイブ36の先端部側は湾曲部14の最後
端に配置された湾曲部25bの内周面に固定されている
。なお、このコイルバイブ36は可撓管部13のフレッ
クス15に対しては非固定状態で保持されており、軸心
方向に沿って相互に移動可能になっている。さらに、湾
曲部]4には第6図に示すように可撓性チューブ37、
この可撓性チューブ37の外周部位に配設された外ブレ
ード38、可撓性チューブ37の内周部位に配設された
内ブレード39からなる外被チューブ40が設けられて
いる。そして、この外被チューブ40の内部に各湾曲部
25・・・か配設されている。
さらに、各人工筋30a、30bの後部閉塞部材33に
は加圧チューブ35に連通される連通路41か形成され
ているとともに、支持ワイヤ42の先端かロウ付は等の
手段によって固定されている。そして、各人工筋30a
、30bの連通路41に加圧チューブ35の先端がそれ
ぞれ連結されている。また、支持ワイヤ42の後端はワ
イヤ固定具43を介してコイルバイブ36の後端部内周
面にロウ付は等の手段によって固定されている。
そして、この支持ワイヤ42によって各人工筋30a、
30bの後端部側をフィルバイブ36側に固定させる固
定手段が形成されている。
また、最後端の湾曲駒25bの内周面には後端側に先端
側に比べて大径な大径部44が形成されている。この大
径部44の内周面には例えば雌ねじ部が形成されている
。そして、これらの先端部3、湾曲部14、コイルパイ
プ36等によって第10図に示す湾曲操作部ユニット4
5か形成されている。
さらに、可撓管部13の先端部には第6図に示すように
可撓管口金46が固定されている。この可撓管口金46
の先端部には湾曲操作部ユニット45の最後端の湾曲駒
25bの大径部44とコイルパイプ36との間に挿入さ
れる小径な挿入部47か形成されている。この挿入部4
7の外周面には湾曲駒25bの雌ねじ部に螺合する雄ね
じ部が形成されている。そして、可撓管部13側の可撓
管口金46の雄ねし部と湾曲操作部ユニット45側の湾
曲駒25bの雌ねじ部との螺合部を介して湾曲操作部ユ
ニット45か可撓管部13側に着脱可能に連結されてい
る。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡1の湾曲部14が湾曲されていない通常状
態では各人工筋30a、30bの人工筋本体31は基準
形状で保持される。
そして、内視鏡1の挿入部2の先端部分を湾曲させる場
合には湾曲操作部8aのジョイスティックか操作される
。この湾曲操作部8aの操作にともない操作された湾曲
方向と対応するいずれかの人工筋30a、30bの人工
筋本体31に加圧チューブ20を通して加圧空気が供給
される。ここでは、例えば第10図中で上側の人工筋3
0aに加圧空気が供給された場合を例示して説明する。
加圧空気か供給されるとこの人工筋30Hの人工筋本体
31は第11図に示すように基準形状から外径寸法か拡
大する状態で径方向に膨張し、軸線方向の長さ寸法か収
縮する弾性変化形状に変形する。そのため、このときの
人工筋本体31の弾性変形にともないこの人工筋30a
に連結された湾曲操作ワイヤ27が引っ張り操作され、
この湾曲操作ワイヤ27によって引っ張られる方向(第
11図中で上方向)に湾曲部14か湾曲操作される。
また、他方の人工筋30bの人工筋本体31に加圧チュ
ーブ35を通して加圧空気が供給された場合には加圧空
気か供給された人工筋本体31が同様に弾性変形し、こ
のときの人工筋本体31の弾性変形にともないこのいず
れかの人工筋30bに連結された湾曲操作ワイヤ27か
引っ張り操作され、この湾曲操作ワイヤ27によって引
っ張られる方向に湾曲部14が湾曲操作される。
そこで、上記構成のものにあっては先端部側が湾曲部1
4に固定され、後端部側か挿入部2の可撓管部13内に
延出された単一の人工筋保持用のコイルパイプ36を設
け、このコイルパイプ36内に各人工筋30a、30b
を収容させるとともに、各人工筋30a、30bの後端
部側を支持ワイヤ42を介してコイルパイプ36側に固
定させたので、従来のように各人工筋30a、30b毎
に別個の専用の人工筋ケースを設ける必要がない。
そのため、従来に比べて内視鏡1の挿入部2の可撓管部
13の外径寸法を小さくすることができるのて、内視鏡
1の挿入性の向上を図ることかできる。さらに、従来に
比べて湾曲部14の操作機構の構成部品数を低減するこ
とができるので、内視鏡1の組み立て性の向上を図るこ
ともできる。
さらに、照明用レンズ18を受は金具22の先端より適
宜の距離ΔXだけ突出させた状態で配置し、カバ一部材
20における照明用レンズ18の装着孔20aの内周面
と照明用レンズ18の突出部外周面との間の空隙にフレ
アー防止用の黒色接着剤23を充填してこの黒色接着剤
23によって照明用レンズ]8をカバ一部材20側に固
定するようにしたので、照明用レンズ18の先端を受は
金具22の先端と略同−面上に配置した場合に比べて黒
色接着剤23の補修塗り等の作業を容易化することかで
きる。そのため、照明用レンズ18の外周部位に局部的
に黒色接着剤23の塗りムラ等が発生することを確実に
防止することができるので、フレアー防止効果の向上を
図ることができる。
また、湾曲部]4の最先端の湾曲駒25aの周面に内方
向に向けて切り起こされた切り起こし部28の高さ寸法
を湾曲操作ワイヤ27の外径寸法よりも大きくなるよう
に設定するとともに、湾曲操作ワイヤ27.27の各先
端の固定作業時にはこの切り起こし部28によって形成
される略リング状の側面開口部28aに側方から湾曲操
作ワイヤ27の先端部を挿入させ、ロウ付けしたのち、
この切り起こし部28を湾曲腕25aの内方から外方に
向けて押し潰す方向に変形させることにより、湾曲操作
ワイヤ27の先端部を湾曲部14の最先端の湾曲腕25
aに固定した湾曲操作ワイヤ27の先端固定部29を形
成したので、湾曲操作ワイヤ27の先端部を湾曲部14
の最先端の湾曲腕25aにロウ付は固定する作業を容易
化することができる。そのため、先端部3を例えば上下
左右の4方向にそれぞれ湾曲変形させる湾曲部14のよ
うに湾曲操作ワイヤ27か湾曲腕25の回動ビン26の
頭部と対向配置される場合であっても湾曲操作ワイヤ2
7の先端部を湾曲部14の最先端の湾曲腕25aにロウ
付は固定する作業を安定に行なうことかでき、その作業
性の向上を図ることができる。
さらに、切り起こし部28によって形成される側面開口
部28aに側方から湾曲操作ワイヤ27の先端部を挿入
させ、ロウ付けしたのち、この切り起こし部28を湾曲
腕25aの内方から外方に向けて押し潰す方向に変形さ
せることにより、湾曲操作ワイヤ27の先端部を湾曲部
14の最先端の湾曲腕25aに固定させたので、湾曲操
作ワイヤ27の先端ロウ付は部と対応する部分の湾曲部
14の内部スペースを十分に大きく確保させることかで
きる。そのため、内視鏡1の内蔵物の収容スペースか縮
小されることを防止することかできる。
なお、上記実施例では先端部3を2方向にそれぞれ湾曲
変形させる構成の湾曲部14を示したか、湾曲部14の
最先端の湾曲腕25aの内周面に例えば上下左右の4方
向の各湾曲方向に対応させた4本の湾曲操作ワイヤ27
・・・の各先端を固定させるとともに、これらの湾曲操
作ワイヤ27・・・の各後端をそれぞれ独立の人工筋3
0a・・・の先端部に固定させ、これらの人工筋30a
・・・によって先端部3を例えば上下左右の4方向にそ
れぞれ湾曲変形させる構成の湾曲部14にこの発明を適
用してもよい。
次に、この発明の第2の実施例を第12図および第13
図を参照して説明する。
これは、第1の実施例のコイルバイブ36を例えばテフ
ロン、ポリプロピレン等の合成樹脂製のチューブ51に
変更し、このチューブ51の後端開口部にリング状の支
持口金52を取付けるとともに、各人工筋30a、30
bの支持ワイヤ42゜、42をコイルスプリング53.
53によって形成し、コレらのコイルスプリング53.
53の後端部をチューブ51の支持口金52に固定させ
たものである。
したがって、上記構成のものにあっても第1の実施例と
同様の効果を得ることができる他、各人工筋30a、3
0bの支持用のコイルスプリング53.53によって各
人工筋30a、30bに適度の張力を与えることができ
るので、湾曲操作ワイヤ27の弛みを少なくすることか
できる。
また、第14図はこの発明の第3の実施例を示すもので
ある。
これは、第1の実施例の支持ワイヤ42に代えて各人工
筋30a、30bの後部閉塞部材33に横方向に向けて
係止突起61を突設し、この係止突起61をコイルバイ
ブ36の適宜のコイル素線間に差し込むことにより各人
工筋30a、30bの後端部側をコイルバイブ36側に
固定させる固定手段を形成したものである。
したかって、この場合も第1の実施例と同様の効果を得
ることかできる他、係止突起61の差し込み位置を変更
することにより、簡単に各人工筋30a  30bの取
付は位置を調整することができる。
また、第3の実施例の係止突起61はロウ付けまたはは
んだ付は等の手段によってコイルバイブ36側に固定さ
せる構成にしてもよい。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
[発明の効果] この発明によれば先端部側が湾曲部に固定され、後端部
側が挿入部の可撓管部内に延出された人工筋保持用可撓
管を設け、この人工筋保持用可撓管内に各人工筋を収容
させるとともに、各人工筋の後端部側を人工筋保持用可
撓管側に固定させる固定手段を設けたので、内視鏡の挿
入部の可撓管部の外径寸法を小さくすることができ、内
視鏡の挿入性の向上を図ることかできるとともに、湾曲
部の操作機構の構成部品数を低減して組み立て性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図はこの発明の第1の実施例を示すも
ので、第1図は内視鏡の挿入部の先端部分の要部構成を
示す概略構成図、第2図は内視鏡およびその周辺装置の
概略構成図、第3図は内視鏡の挿入部の先端部分の要部
構成を示す縦断面図、第4図および第5図は湾曲部の最
先端の湾曲部に湾曲操作ワイヤを固定する固定作業を説
明するための要部の縦断面図、第6図は人工筋保持用可
撓管の先端固定部を示す要部の縦断面図、第7図は人工
筋の後端固定部を示す要部の縦断面図、第8図は人工筋
を示す要部の縦断面図、第9図は挿入部の可撓管部から
湾曲操作部ユニットを取り外した状態を示す斜視図、第
10図は湾曲部か通常状態で保持されている状態の湾曲
操作部ユニットを一部断面にして示す側面図、第11図
は湾曲部か湾曲操作された状態の湾曲操作部ユニットを
一部断面にして示す側面図、 第12図および第13図はこの発明の第2の実施例を示
すもので、第12図は湾曲部が通常状態で保持されてい
る状態の湾曲操作部ユニットを一部断面にして示す側面
図、第13図は湾曲部が湾曲操作された状態の湾曲操作
部ユニットを示す要部の縦断面図、 第14図はこの発明の第3の実施例を示す要部の縦断面
図である。 2・・挿入部、3・・先端部、13・・・可撓管部、1
4・・湾曲部、27・湾曲操作ワイヤ、30a。 30b・・・人工筋、36・・・コイルバイブ(人工筋
保持用可撓管)、42・・・支持ワイヤ(固定手段)、
51・・・チューブ(人工筋保持用可撓管) 53・・
コイルスプリング(固定手段)、61・・・係止突起(
固定手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内視鏡の挿入部の先端部に複数方向に湾曲変形可能な湾
    曲部が設けられ、この湾曲部の先端に前記湾曲部を複数
    方向に湾曲操作する複数の湾曲操作ワイヤの各一端が連
    結されるとともに、加圧流体の流入によって基準形状か
    ら外径寸法が拡大し、軸線方向の長さ寸法が収縮する弾
    性変化形状に変形する人工筋が前記挿入部内に複数配設
    され、これらの人工筋によって前記湾曲操作ワイヤが引
    っ張り操作される内視鏡の湾曲操作装置において、先端
    部側が前記湾曲部に固定され、後端部側が前記挿入部の
    可撓管部内に延出された人工筋保持用可撓管を設け、こ
    の人工筋保持用可撓管内に前記各人工筋を収容させると
    ともに、前記各人工筋の後端部側を前記人工筋保持用可
    撓管側に固定させる固定手段を設けたことを特徴とする
    内視鏡の湾曲操作装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168672A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2006034346A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2008035880A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Olympus Corp 内視鏡装置及び内視鏡装置の製造方法

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