JP2005168672A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005168672A
JP2005168672A JP2003410886A JP2003410886A JP2005168672A JP 2005168672 A JP2005168672 A JP 2005168672A JP 2003410886 A JP2003410886 A JP 2003410886A JP 2003410886 A JP2003410886 A JP 2003410886A JP 2005168672 A JP2005168672 A JP 2005168672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
flexible tube
unit
bending operation
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003410886A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Miyake
清士 三宅
Seiji Kimura
聖二 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003410886A priority Critical patent/JP2005168672A/ja
Publication of JP2005168672A publication Critical patent/JP2005168672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】湾曲駆動時の湾曲効率の低下を防止し、内視鏡挿入部の収納性がよくて引き出し易く作業性が良好な内視鏡装置を実現する。
【解決手段】内視鏡装置1は、先端側に設けた湾曲部12が湾曲動作する第1の可撓管部としての内視鏡挿入部2と、この内視鏡挿入部2に連結される第2の可撓管部としてのユニバーサルケーブル20と、これら内視鏡挿入部2とユニバーサルケーブル20とを巻回する可撓管巻回部としてのドラム部3と、内視鏡挿入部2の湾曲部12に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部22と、内視鏡挿入部2に配置され、湾曲操作入力部22からの入力指示に基づき、湾曲部12を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源としてのモータユニットと、を具備して構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、可撓管の先端側に設けた湾曲部を湾曲駆動源により湾曲動作させる内視鏡装置に関する。
内視鏡装置は、医療用分野及び工業用分野で広く使用されている。工業用分野で用いられる内視鏡装置としては、細長の内視鏡挿入部をジェットエンジン内や発電所の配管などへ挿入して、被検部位の観察や各種処置を行えるものがある。
一般的な内視鏡挿入部には、先端側に湾曲自在な湾曲部が設けられている。この湾曲部は、内視鏡挿入部内に挿通させた湾曲操作ワイヤを牽引、弛緩させることによって、湾曲動作される。また、湾曲操作の省力化を図る目的で、内視鏡装置は、上記内視鏡挿入部の湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部を操作することにより、上記湾曲操作ワイヤを電動で牽引弛緩させて上記湾曲部を湾曲動作させる内視鏡装置が使用されている。
このような従来の内視鏡装置は、例えば、特開2000−89131号公報や特開2003−84212号公報に記載されているように上記内視鏡挿入部を巻回するドラム部内に上記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源等の内蔵物を設けた装置が提案されている。
上記特開2000−89131号公報や特開2003−84212号公報に記載の内視鏡装置は、上記ドラム部を収納ケース内に収納しているので、携帯性に優れ、内蔵物を衝撃から保護することができる。
特開2000−89131号公報 特開2003−84212号公報
しかしながら、上記特開2000−89131号公報や特開2003−84212号公報に記載の内視鏡装置は、上記ドラム部内に上記湾曲駆動源が設けられるようになっている。このため、上記従来の内視鏡装置は、上記湾曲駆動源が上記ドラム部内に設けられているため、上記湾曲部との距離が遠くなり、湾曲動作時の湾曲効率の低下が生じる。
従って、従来の内視鏡装置は、湾曲動作時の湾曲効率を考えると、湾曲駆動源と湾曲部との距離が近い方が有効である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、湾曲駆動時の湾曲効率の低下を防止し、内視鏡挿入部の収納性がよくて引き出し易く作業性が良好な内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明による第1の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、前記第1の可撓管部に連結される第2の可撓管部と、前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記第1の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第2の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第3の内視鏡装置は、前記第2の内視鏡装置において、前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴としている。
また、本発明による第4の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第5の内視鏡装置は、前記第4の内視鏡装置において、前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴としている。
また、本発明による第6の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第7の内視鏡装置は、前記第1ないし第7の内視鏡装置において、前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴としている。
また、本発明による第8の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴としている。
本発明の内視鏡装置は、湾曲駆動時の湾曲効率の低下を防止でき、内視鏡挿入部の収納性がよくて引き出し易く作業性が良好という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図5は本発明の第1実施例に係わり、図1は第1実施例の内視鏡装置を示す全体構成図、図2は図1のリモコン本体を示す説明図であり、図2(A)は図1のリモコン本体を示す斜視図、図2(B)は図2(A)のリモコン本体の透視図、図3はリモコン本体から液晶モニタを取り外され、この取り外された液晶モニタが蓋体のモニタ収納配置部に収納された際の状態を示す内視鏡装置の斜視図、図4は図3の状態からユニバーサルケーブルを巻回し、リモコンを収納する直前の状態を示す内視鏡装置の斜視図、図5は図4の状態からリモコンを取り付けて内視鏡挿入部を巻回した際の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。
図1に示すように本発明の第1実施例の内視鏡装置1は、先端側に設けた後述の湾曲部が湾曲自在に湾曲動作される細長で可撓性を有する第1の可撓管部としての内視鏡挿入部2と、この内視鏡挿入部2及び後述のユニバーサルケーブル20を巻回収納する可撓管巻回部としてのドラム部3と、このドラム部3を回動自在な状態で保持するとともに、電源を供給する図示しない電源部を備えたフレーム部4と、このフレーム部4の上端に設けられ、各種スイッチ及びコネクタ類やACケーブル(符号5a)等を備えたフロントパネル5と、前記内視鏡挿入部2の基端部に配置され、後述する第2の可撓管部としてのユニバーサルケーブル20との連結部を構成するリモコン(リモートコントローラ)6と、収納される機器に加わる衝撃力を抑える緩衝材等を備え、ケース本体を形成する箱体8aと蓋体8bとで構成された収納ケース8と、を備えて構成されている。
なお、蓋体8bには、前記リモコン6から取り外した後述の液晶モニタ21を収納するモニタ収納配置部8cが形成されており、このモニタ収納配置部8cに液晶モニタ21を収納することによって安定した状態での収納を行える。
また、フロントパネル5には、ドラム部3への取り扱いが自在となる開閉自在な蓋パネル9を有している。この蓋パネル9には取っ手9aが設けられており、この取っ手9aを掴んで蓋パネル9を開けると前記ドラム部3が露出するようになっている。
前記内視鏡挿入部2は、前記フロントパネル5に設けられた座屈防止用の挿入部パッキン部10から延出している。この挿入部パッキン部10は、蓋パネル側に設けられた蓋パネル側ゴム片10aと、フロントパネル本体側に設けられたフロントパネル本体側ゴム片10bとの2体から構成されている。これらゴム片10a,10bは、それぞれ溝部10cが形成されている。前記蓋パネル9が閉じた状態のときに、これらゴム片10a,10bは、合わさって挿入部パッキン部10が構成されることで前記溝部10cが合わさり、前記内視鏡挿入部2の挿通する貫通部が形成されるようになっている。
前記内視鏡挿入部2は、先端側から順に硬質の先端部本体11、この先端部本体11を所望の方向に向ける湾曲自在な湾曲部12、細長で柔軟性を有する可撓管部13を連設している。
前記先端部本体11には、前記内視鏡挿入部2を挿通配設するライトガイド11dの先端側が固定保持されており、このライトガイド11dから伝達される照明光により被検部位を照明するための照明光学系11aや、この照明光学系11aにより照明された被検部位の反射光を被写体像として取り込む対物光学系11b及び、この対物光学系11bにより取り込まれた被写体像を撮像するCCD(電荷結像素子)などの撮像素子を有する撮像ユニット11cなどの内蔵物が設けられている。なお、前記内視鏡挿入部2の先端部本体11には、視野方向、視野角などの光学特性を変換する図示しない各種光学アダプタを着脱自在に取り付け可能である。
また、前記撮像ユニット11cから延出する信号線や前記ライドガイド11d等は、内視鏡挿入部2を挿通して前記リモコン6を介して前記ドラム部3内部に接続されるようになっている。
前記ドラム部3の内部空間には、前記内視鏡挿入部2に照明光を供給する光源部17、前記内視鏡挿入部2の先端部本体11に設けた撮像ユニット11cに対する信号処理を行うCCU18等が収納されている。これら光源部17、CCU18には、前記電源部から電源が供給されるようになっている。なお、前記電源部は、前記フレーム部4に設けているが、前記ドラム部3の内部空間に設けても良い。
上述したように前記内視鏡挿入部2の基端部に配置される前記リモコン6は、後端部から延出する第2の可撓管としてのユニバーサルケーブル20を介して前記ドラム部3内部に接続されている。なお、前記内視鏡挿入部2と前記ユニバーサルケーブル20とは、太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なる。
前記リモコン6は、リモコン本体6Aの上端側に着脱自在に液晶モニタ21が設けられている液晶モニタ付きリモコンである。前記液晶モニタ21は、前記ユニバーサルケーブル20を介して前記ドラム部3内のCCU18と電気的に接続されるようになっている。これにより、前記リモコン6は、前記液晶モニタ21の表示画面21aに内視鏡画像を表示できるようになっている。
また、前記リモコン6には、前記湾曲部12を湾曲動作させるために操作指示入力するジョイスティックやトラックボール等の湾曲操作入力部22や後述のCCUに対するレリース等の操作指示入力する画像ボタンや電源ボタン等の各種スイッチ23が設けられている。
本実施例では、前記リモコン6に前記湾曲部12を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源が設けられている。
図2に示すようにリモコン6は、リモコン本体6Aに湾曲駆動源としてのモータユニット40を設けている。モータユニット40は、前記湾曲部12の湾曲動作方向に対応するように2個設けてある。つまり、一方は湾曲上下方向用モータユニット40aであり、他方は湾曲左右方向用モータユニット40bである。
なお、説明を簡略化するために、湾曲上下方向用モータユニット40aのみ構成を説明し、湾曲左右方向用モータユニット40bの構成は符号にbを添付して説明を省略する。
前記湾曲上下方向用モータユニット40aは、モータ部41aと、このモータ部41aの出力軸42aに取り付けられたプーリ部43aとを有して構成されている。これらプーリ部43aには、巻き取りワイヤ44の基端部が固定されて巻回されている。前記巻き取りワイヤ44の先端側には、前記内視鏡挿入部2を挿通する図示しない湾曲操作ワイヤが接続されている。
ここで、湾曲操作ワイヤは、前記湾曲部12の上下、左右方向に対応する位置において、前記湾曲部12を構成している図示しない最先端の湾曲駒にそれぞれロー付け等により固定保持されている。そして、湾曲操作ワイヤは、前記リモコン6内部まで案内されている。なお、湾曲操作ワイヤは、1対で構成され、これらの基端部が巻き取りワイヤ44に接続されている。
また、前記リモコン本体6Aには、湾曲駆動回路部45が設けられている。この湾曲駆動回路部45には、図示しないポテンショメータが電気的に接続されており、湾曲操作入力部22からの操作指示信号に基づき、前記ポテンショメータの検知結果をモニタリングしつつ、前記モータユニット40aを駆動制御して前記湾曲部12の湾曲状態を制御するようになっている。
また、前記内視鏡装置1は、紙面に対して反対側のドラム部3側部に設けられた図示しない挿入部巻取りハンドルを軽く回すだけでドラム部3が回転し、前記ドラム部3の外周面に前記内視鏡挿入部2及びユニバーサルケーブル20を巻回収納するようになっている。
図3に示すように前記ドラム部3には、外周面部19に前記リモコン本体6Aを収納するリモコン収納部54が形成されている。前記リモコン6は、前記リモコン本体6Aから前記液晶モニタ21を取り外されて前記リモコン収納部54に前記リモコン本体6Aが収納されるようになっている。
先ず、前記リモコン6は、前記リモコン本体6Aから前記液晶モニタ21を取り外され、この取り外された液晶モニタ21は前記蓋体8bのモニタ収納配置部8cに収納される。そして、内視鏡装置1は、ドラム部3を回転されて図4に示すようにユニバーサルケーブル20が巻回される。次に、内視鏡装置1は、前記リモコン収納部54に前記リモコン本体6Aが収納されて、更にドラム部3を回転されて図5に示すように内視鏡挿入部2が巻回される。
このように構成される内視鏡装置1は、図1に示したように内視鏡挿入部2をドラム部3から引き出され、ジェットエンジン内や発電所の配管などへ挿入して、被検部位の観察や各種処置に用いられる。このとき、図1で示したように内視鏡装置1は、前記ドラム部3の外周面部19に前記内視鏡挿入部2が巻回収納されているので、すぐに取り出し易く作業性がよい。
内視鏡挿入部2は、ドラム部3内の光源部17からの照明光をライトガイド11dに供給されて先端部本体11から被検部位を照明する。そして、内視鏡挿入部2は、照明された被検部位の反射光を被写体像として先端部本体11から取り込み、撮像ユニット11cの撮像素子に結像する。
内視鏡装置1は、ドラム部3内のCCU18が信号線を介して撮像ユニット11cの撮像素子を駆動制御して結像された被写体像を撮像する。そして、撮像素子により被写体像が撮像されてこの撮像ユニット11cからの撮像信号が信号線を介してドラム部3内のCCU18へ伝達される。
CCU18は、伝達された撮像信号を信号処理して標準的な映像信号を生成し、この映像信号をユニバーサルケーブル20を介して液晶モニタ21に出力し、この液晶モニタ21の表示画面に内視鏡画像を表示させる。
ここで、内視鏡挿入部2は、湾曲部12を湾曲動作されて先端部本体11を所望の方向に向けながら、目的部位へ挿入される。このとき、内視鏡装置1は、リモコン6の湾曲操作入力部22を操作されて湾曲部12の湾曲動作が行われる。
この湾曲操作入力部22からの操作指示信号は、湾曲駆動回路部45に伝達される。そして、湾曲駆動回路部45は、受信した操作指示信号を演算処理し、ポテンショメータの検知結果をモニタリングしつつ、モータユニット40を駆動制御する。
なお、ここで、例えば、湾曲部12が上下方向に湾曲操作されたとする。すると、湾曲上下方向用モータユニット40aは、湾曲駆動回路部45によりモータ部41aが駆動制御され、出力軸42aから伝達される回転力によりプーリ部43aが回動自在に回転して巻き取りワイヤ44を牽引、弛緩し、湾曲操作ワイヤを牽引、弛緩する。
そして、内視鏡挿入部2の湾曲部12は、湾曲操作ワイヤの牽引、弛緩により湾曲自在に湾曲動作して先端部本体11を所望の方向に向ける。これにより、内視鏡装置1は、内視鏡挿入部2を目的部位へと導かれる。
本実施例では、上述したようにリモコン6に湾曲駆動源を構成しているモータユニット40が設けられており、このリモコン6が、ドラム部3の内部からユニバーサルケーブル20を介して接続されているので、内視鏡挿入部2の先端に設けられた湾曲部12との距離を短くでき、湾曲動作時における湾曲効率の向上を図ることができ、且つ内視鏡挿入部2の収納性がよくて引き出し易く、作業性がよいという効果を得ることができる。
また、内視鏡装置1は、内視鏡挿入部2の基端部にリモコン6を設けているので、湾曲部12の湾曲動作や各種の操作をスムーズに行えて操作性がよいという効果を得ることができる。また、内視鏡装置1は、リモコン本体6Aをドラム部3に収納してユニバーサルケーブル20及び前記内視鏡挿入部2を前記ドラム部3に巻回収納でき、作業性及び携帯性に優れているという効果を得ることができる。なお、内視鏡装置1は、湾曲駆動源としてのモータユニット40に巻き取りワイヤ44を用いずに、直接湾曲操作ワイヤをプーリ部43aに巻回しても良い。また、内視鏡装置1は、湾曲駆動回路部45にポテンショメータを用いるのではなくエンコーダを用いても良い。
図6ないし図8は本発明の第2実施例に係わり、図6は第2実施例の内視鏡装置を示す全体構成図、図7はリモコン本体を収納する直前の状態を示す内視鏡装置の斜視図、図8はリモコン本体を収納した際の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。
上記第1実施例は前記ドラム部3の外周面部19に前記リモコン本体6Aが収納されるように構成しているが、第2実施例はドラム部側部にリモコン本体が収納されるように構成する。それ以外の構成は上記第2実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
すなわち、図6に示すように第2実施例の内視鏡装置1Bは、収納ケース8側部側に対して蓋パネル9Bが開閉されるように構成されており、後述するようにこの蓋パネル9Bを開けてドラム部3B側部に着脱自在に収納して、前記ユニバーサルケーブル20及び前記内視鏡挿入部2を前記ドラム部3Bに巻回収納するように構成している。
以降、図7及び図8を参照して説明する。
図7に示すように前記ドラム部3Bには、側部に前記リモコン本体6Aを収納するリモコン収納部54Bが形成されている。前記リモコン6は、前記リモコン本体6Aから前記液晶モニタ21を取り外されて前記リモコン収納部54Bに前記リモコン本体6Aが収納されるようになっている。
先ず、前記リモコン6は、前記リモコン本体6Aから前記液晶モニタ21を取り外され、この取り外された液晶モニタ21は前記蓋体8bのモニタ収納配置部8cに収納される。そして、内視鏡装置1Bは、ドラム部3Bを回転されてユニバーサルケーブル20が巻回される。次に、内視鏡装置1Bは、前記リモコン収納部54Bに前記リモコン本体6Aが収納されて前記内視鏡挿入部2が巻回される。すなわち、湾曲駆動源は、ドラム部3Bと共に回動するようになっている。
これにより、内視鏡装置1Bは、リモコン本体6Aをドラム部3Bに収納してユニバーサルケーブル20及び前記内視鏡挿入部2を前記ドラム部3Bに巻回収納できる。
従って、内視鏡装置1Bは、上記第2実施例とほぼ同様な効果を得ることができる。
図9ないし図20は本発明の第3実施例に係わり、図9は第3実施例の内視鏡装置を構成するトランク型収納ケースを示す構成図、図10はボックス型収納ケースを示す構成図、図11は図10のボックス型収納ケースの側面断面図、図12は図10のボックス型収納ケースの縦断面説明図、図13は支柱スライド型収納ケースを示す構成図、図14は図13の支柱スライド型収納ケースの側面断面図、図15は図14の支柱スライド型収納ケースの縦断面説明図、図16はドラム部の第1の構成を示す説明図であり、図16(A)はドラム部の側面断面図、図16(B)はドラム部の側面説明図、図17はドラム部の第2の構成を示す説明図であり、図17(A)はドラム部の側面断面図、図17(B)はドラム部の側面説明図、図18はドラム部の第3の構成を示す説明図であり、図18(A)はドラム部の側面断面図、図18(B)はドラム部の側面説明図、図19は図16〜図18のドラム部を収納する収納ケースを示す構成図、図20は図19の収納ケースの内部構成を示す説明図であり、図20(A)は図19の収納ケースの側面説明図、図20(B)は図19の収納ケースの正面説明図、図20(C)は図19の収納ケースの底面説明図である。
上記第2実施例は、収納ケース8側部側に対して蓋パネル9Bが開閉され、露出したドラム部3B側部にリモコン本体6Aを収納するように構成しているが、第3実施例は、ドラム部を収納している収納ケースに対してドラム部を露出させる他の構成を説明する。それ以外の構成は上記第2実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
図9に示すように収納ケース83は、トランク型に形成されている。このトランク型収納ケース83は、蓋体8bを開けると、箱体8aに設けたドラム部3Bが側面を露出して現れるようになっている。このドラム部3B側部には、リモコン本体6Aを収納するリモコン収納部54Bが形成されている。また、このドラム部3Bの右側には、装置全体を制御する回路ユニット84が配置されている。この回路ユニット84には、カードスロット84aや各種スイッチ84bが設けられている。
これにより、トランク型収納ケース83は、蓋体8bを開けるだけでドラム部3Bが露出し、内視鏡挿入部2をすぐに引き出すことができる。
また、トランク型収納ケース83は、湾曲駆動源の交換や修理等を行う場合、上述したようにドラム部3Bの側板90を開けて内視鏡挿入部2と共に湾曲駆動ユニット89が着脱自在であるため、簡易である。
なお、収納ケースは、図10〜図12に示すように構成してもよい。
図10に示すように収納ケース83Bは、ボックス型に形成されている。このボックス型収納ケース83Bは、蓋体8bを持ち上げると、箱体8aに設けたドラム部3Bが垂直に立った状態で露出して現れるようになっている。なお、蓋体8bには、緩衝材等が設けられている。また、このドラム部3Bは、上記トランク型収納ケース83と同様に側部にリモコン収納部54Bが形成されていると共に、右側に回路ユニット84が配置されている。
図11及び図12に示すようにドラム部3Bは、4ヶ所の保持ローラ91によって箱体8aに回転自在に保持されている。また、前記ドラム部3Bには、スリップリング87が設けられており、このスリップリング87を介して前記ドラム部3Bと前記回路ユニット84とは、接続ケーブル88により接続されている。また、ドラム部3Bは、上記トランク型収納ケース83と同様に内部にCCU18や光源部17が設けられている。
また、ボックス型収納ケース83Bは、箱体8aにラッチ92が設けられており、このラッチ92に掛止する突起部93が蓋体8bに設けられている。従って、ボックス型収納ケース83Bは、箱体8aに蓋体8bを被せ、この蓋体8bの突起部93に箱体8aのラッチ92を掛止することにより、蓋体8bと箱体8aとを強固に結合させることができる。そして、ボックス型収納ケース83Bは、ラッチ92を外して蓋体8bを開けると、この蓋体8bの深さがドラム部3Bの半分以上を占めているので、ドラム部3B側面にリモコン本体6Aを収納可能である。
なお、収納ケースは、図13〜図15に示すように構成してもよい。
図13に示すように収納ケース83Cは、支柱スライド型に形成されている。この支柱スライド型収納ケース83Cは、4本の支柱94をスライドさせて蓋体8bを持ち上げると、この蓋体8bと箱体8aとの間から、箱体8aに設けたドラム部3Bが垂直に立った状態で露出して現れるようになっている。また、このドラム部3Bは、上記トランク型収納ケース83と同様に側部にリモコン収納部54Bが形成されていると共に、右側に回路ユニット84が配置されている。
図14及び図15に示すようにドラム部3Bは、上記ボックス型収納ケース83Bと同様に箱体8aの回転軸により回動自在となっていると共に、4ヶ所の保持ローラ91によって箱体8aに保持されている。前記ドラム部3Bは、上記ボックス型収納ケース83Bと同様に前記回転軸にスリップリング87が設けられており、このスリップリング87を介して前記回路ユニット84と接続ケーブル88により接続されている。
また、支柱スライド型収納ケース83Cは、上記ボックス型収納ケース83Bと同様に箱体8aにラッチ92が設けられており、このラッチ92に掛止する突起部93が蓋体8bに設けられている。従って、支柱スライド型収納ケース83Cは、箱体8aに蓋体8bを被せ、この蓋体8bの突起部93に箱体8aのラッチ92を掛止することにより、蓋体8bと箱体8aとを強固に結合させることができる。
更に、前記4本の支柱94には、前記蓋体8bをスライドさせて持ち上げた際に前記箱体8aに対してその位置を保持するための掛止部材である保持摘み95がそれぞれ設けられている。また、前記箱体8aには、前記4本の支柱94が挿通する本体側挿通部96が形成されている。これら前記本体側挿通部96には、前記保持摘み95を所定の位置に掛止するためのL字形の貫通部96aがそれぞれ形成されている。
これにより、支柱スライド型収納ケース83Cは、4本の支柱94をスライドさせて蓋体8bを持ち上げた後、前記保持摘み95を掛止することにより蓋体8bをその位置に保持できる。従って、支柱スライド型収納ケース83Cは、前記蓋体8bが前記ドラム部3Bを覆っているので、雨避け等の効果がある。
なお、前記ドラム部は、図16〜図18に示すように構成してもよい。
図16(A),(B)に示すドラム部100は、内視鏡挿入部2を外周面に巻回させる管状部101と、この管状部101の一端部側板部102とを一体成型した片側部材103と、この片側部材103に対して逆側側板104とをビス105により結合させて構成される。これにより、ドラム部100は、片側部材103に逆側側板104をビス105により固定するのみで組み立てられるので、組立てが簡易となる。
また、図17(A),(B)に示すドラム部100Bは、内視鏡挿入部2を外周面に巻回させる管状部101と、この管状部101の両端側板部106とを一体成型した一体部材107と、この一体部材107の開口を塞ぐ被覆部材108をビス105により結合させて構成される。これにより、ドラム部100Bは、一体部材107に被覆部材108をビス105により固定するのみで組み立てられるので、組立てが簡易となる。
また、図18(A),(B)に示すドラム部100Cは、一組の円板である第1側板111と第2側板112との間に、内視鏡挿入部2を外周面に巻回させる管状部101を2分割にした2個の略半円周状部材113a,113bをビス105により結合させて構成される。これにより、ドラム部100Cは、全ての部材を板金のみで形成できるので、製造上容易となる。
なお、収納ケースは、図19及び図20に示すように構成してもよい。
図19,図20(A)〜(C)に示すように収納ケース83Dは、例えば、前記ドラム部110の両端側にドラム支持板120がフレーム121にビス105にて固定されている。そして、前記ドラム部110は、ドラム支持板120の内周面120aを軸として回動自在に保持されている。また、ドラム部110の中心部にはスリップリング123が設けられており、このスリップリング123を介して前記ドラム部110と回路ユニット84とは、接続ケーブル122により接続されている。これにより、前記ドラム部110は、フレーム121に対して水平に保持され、且つドラム部110内部を貫通しないので、このドラム部110内部に配設される光源部等の内蔵物のレイアウトが自由にできる。
図21及び図22は本発明の第4実施例に係わり、図21は第4実施例の内視鏡装置をを示す全体構成図、図22は図21の連結体の内部構成を示す説明図である。
上記第1〜第4実施例は、内視鏡挿入部とユニバーサルケーブルとの連結部としてリモコン6を設け、このリモコン6に湾曲駆動源としてのモータユニット40を設けて構成しているが、第4実施例はユニバーサルケーブルの間に連結部として連結体を設け、この連結体に湾曲駆動源としてのモータユニットを設けて構成する。それ以外の構成は上記第1実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
すなわち、図21に示すように第4実施例の内視鏡装置1Cは、ユニバーサルケーブル20Cが連結体130によりその中間を連結された20Caと20Cbとの2体構造に形成されている。
図22に示すように前記連結体130には、湾曲駆動源としてのモータユニット140が配置されている。
前記モータユニット140は、前記湾曲部12の湾曲動作方向に対応するように2個設けてある。つまり、一方は湾曲上下方向用モータユニット140aであり、他方は湾曲左右方向用モータユニット140bである。なお、説明を簡略化するために、湾曲上下方向用モータユニット140aのみ構成を説明し、湾曲左右方向用モータユニット140bの構成は符号にbを添付して説明を省略する。
前記湾曲上下方向用モータユニット140aは、モータ部141aと、このモータ部141aの回転を減速しトルクを増す減速ギヤ部142aと、前記モータ部141aの回転量、回転位置を検出するエンコーダ部143aと、を有して構成されている。そして、湾曲上下方向用モータユニット140aには、チェーン144を巻回するスプロケット145aが減速ギヤ部142aに連結しており、このチェーン144に接続されている湾曲操作ワイヤ146を牽引弛緩するようになっている。なお、湾曲操作ワイヤ146は、コイルパイプ147に保持され、そのコイルパイプ147は連結体130まで延出してコイルパイプ受け148に固定されている。
また、連結体130には、湾曲駆動回路部45Cが配置され、この湾曲駆動回路部45Cとリモコン6とは、湾曲操作入力部22からの操作指示信号の入出力をやり取りする湾曲信号ケーブルにより連結されている。なお、符号152は、照明光を伝達するライトガイドであり、符号151は撮像信号ケーブルである。
このように構成される内視鏡装置1Cは、上記第1実施例で説明したのと同様に内視鏡挿入部2をドラム部3から引き出され、ジェットエンジン内や発電所の配管などへ挿入して、被検部位の観察や各種処置に用いられる。
ここで、内視鏡挿入部2は、湾曲部12を湾曲動作されて先端部本体11を所望の方向に向けながら、目的部位へ挿入される。このとき、内視鏡装置1Cは、リモコン6のジョイスティック等の湾曲操作入力部22を操作されて湾曲部12の湾曲動作が行われる。
この湾曲操作入力部22からの操作指示信号は、前記連結体130の湾曲駆動回路部45Cに伝達される。そして、湾曲駆動回路部45Cは、受信した操作指示信号を演算処理し、エンコーダ部143aの検知結果をモニタリングしつつ、モータユニット140を駆動制御する。
なお、ここで、例えば、湾曲部12が上下方向に湾曲操作されたとする。すると、湾曲上下方向用モータユニット140aは、湾曲駆動回路部45Cによりモータ部141aが駆動制御され、減速ギヤ部142aを介してスプロケット145aが回動してチェーン144を牽引、弛緩し、湾曲操作ワイヤ146を牽引、弛緩する。
そして、内視鏡挿入部2の湾曲部12は、湾曲操作ワイヤ146の牽引、弛緩により湾曲自在に湾曲動作して先端部本体11を所望の方向に向ける。これにより、内視鏡装置1は、内視鏡挿入部2を目的部位へと導かれる。
この結果、本実施例では、リモコン6内にモータを配置するのではないため、リモコン6自体が軽量化され、また、ドラム部3内に駆動源を配置するよりも湾曲部12に近い側に駆動源を配置できるため、湾曲駆動ロスが少なくなる。
なお、本実施例では、センサとしてエンコーダ部143aを使用したがスプロケット145aの回転位置を検知するポテンショメータを用いても良く、また、チェーン144、スプロケット145aの代わりに湾曲操作ワイヤ146を直接巻回するプーリを設けても良い。また、プーリに巻回する部分のワイヤ曲げ耐性を確保するために、曲げに強いワイヤを湾曲操作ワイヤ146に連結して構成しても良い。なお、図21に示すようにリモコン6を挿入部2とユニバーサルケーブル20Cとの連結部に設けずに、フロントパネル5等から延出するケーブルを介して設けても良い。
なお、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
[付記]
(付記項1)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部に連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第1の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
(付記項2)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
(付記項3)
前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
(付記項4)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、
前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、
前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
(付記項5)
前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。
(付記項6)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
(付記項7)
前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴とする付記項1ないし6に記載の内視鏡装置。
(付記項8)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、
前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、
前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、
前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴とする内視鏡装置。
第1実施例の内視鏡装置を示す全体構成図である。 図1のリモコン本体を示す説明図である。 リモコン本体から液晶モニタを取り外され、この取り外された液晶モニタが蓋体のモニタ収納配置部に収納された際の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。 図3の状態からユニバーサルケーブルを巻回し、リモコンを収納する直前の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。 図4の状態からリモコンを取り付けて内視鏡挿入部を巻回した際の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。 第2実施例の内視鏡装置を示す全体構成図である。 リモコン本体を収納する直前の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。 リモコン本体を収納した際の状態を示す内視鏡装置の斜視図である。 第3実施例の内視鏡装置を構成するトランク型収納ケースを示す構成図である。 ボックス型収納ケースを示す構成図である。 図10のボックス型収納ケースの側面断面図である。 図10のボックス型収納ケースの縦断面説明図である。 支柱スライド型収納ケースを示す構成図である。 図13の支柱スライド型収納ケースの側面断面図である。 図14の支柱スライド型収納ケースの縦断面説明図である。 ドラム部の第1の構成を示す説明図である。 ドラム部の第2の構成を示す説明図である。 ドラム部の第3の構成を示す説明図である。 図16〜図18のドラム部を収納する収納ケースを示す構成図である。 図19の収納ケースの内部構成を示す説明図である。 第4実施例の内視鏡装置を示す全体構成図である。 図21の連結体の内部構成を示す説明図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 内視鏡挿入部(第1の可撓管部)
3 ドラム部(可撓管巻回部)
4 フレーム部
6 リモコン(操作部)
6A リモコン本体
8 収納ケース
9 蓋パネル
11 先端部本体
12 湾曲部
13 可撓管部
20 ユニバーサルケーブル(第2の可撓管部)
21 液晶モニタ
22 湾曲操作入力部
40 モータユニット(湾曲駆動源)
40a 湾曲上下方向用モータユニット
40b 湾曲左右方向用モータユニット
41a,41b モータ部
43(43a,43b) プーリ部
44 チェーン
45 湾曲駆動回路部
54 リモコン収納部
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (8)

  1. 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部に連結される第2の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
    前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
    前記第1の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
    前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
    前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  3. 前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、
    前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、
    前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
    前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
    前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  5. 前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
    前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
    前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
    前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  7. 前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴とする請求項1ないし6に記載の内視鏡装置。
  8. 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、
    前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、
    前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
    前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、
    前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴とする内視鏡装置。
JP2003410886A 2003-12-09 2003-12-09 内視鏡装置 Pending JP2005168672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410886A JP2005168672A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410886A JP2005168672A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005168672A true JP2005168672A (ja) 2005-06-30

Family

ID=34731848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003410886A Pending JP2005168672A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005168672A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244419A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 液中調査機器へのケーブル繰り出し機構及び液中調査機器へのケーブル繰り出し方法
CN103582446A (zh) * 2012-05-14 2014-02-12 奥林巴斯医疗株式会社 内窥镜系统
CN105473046A (zh) * 2013-08-06 2016-04-06 奥林巴斯株式会社 插入装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172905U (ja) * 1982-05-13 1983-11-18 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の格納装置
JPH04152929A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
JPH11276419A (ja) * 1998-03-26 1999-10-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡システム
JP2001258819A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2003528677A (ja) * 2000-04-03 2003-09-30 ニオガイド システムズ,インコーポレイテッド 方向付け可能な内視鏡および改良された挿入方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172905U (ja) * 1982-05-13 1983-11-18 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の格納装置
JPH04152929A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
JPH11276419A (ja) * 1998-03-26 1999-10-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡システム
JP2001258819A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2003528677A (ja) * 2000-04-03 2003-09-30 ニオガイド システムズ,インコーポレイテッド 方向付け可能な内視鏡および改良された挿入方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244419A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 液中調査機器へのケーブル繰り出し機構及び液中調査機器へのケーブル繰り出し方法
CN103582446A (zh) * 2012-05-14 2014-02-12 奥林巴斯医疗株式会社 内窥镜系统
CN105473046A (zh) * 2013-08-06 2016-04-06 奥林巴斯株式会社 插入装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7214183B2 (en) Endoscope apparatus having an insertion channel
CN100531666C (zh) 内窥镜
US7285088B2 (en) Endoscope apparatus
JPH06105800A (ja) 内視鏡装置
EP2759249A1 (en) Endoscope system
JP2004121413A (ja) 電動湾曲内視鏡
JP2007029167A (ja) 内視鏡
JP2002125922A (ja) 自走式大腸内視鏡
JP2009251574A (ja) 広視野内視鏡
JP2005168672A (ja) 内視鏡装置
JP2002191547A (ja) 内視鏡装置及び内視鏡装置の駆動方法
JP4212575B2 (ja) 超音波内視鏡
JP4477332B2 (ja) 携帯型内視鏡装置
JP3730720B2 (ja) 内視鏡装置用収納ケース
JPH0481711A (ja) 内視鏡装置
CN103648357A (zh) 医疗器具
JPH04246322A (ja) 内視鏡装置
JP4783462B2 (ja) 内視鏡装置の収納ケース
JP4647904B2 (ja) 内視鏡装置
CN102429623A (zh) 用于内窥镜的自推进单元
JPH05305054A (ja) 電動湾曲式内視鏡装置
JP3069110B2 (ja) 内視鏡
JP3970057B2 (ja) 内視鏡
JP4451363B2 (ja) 内視鏡装置
JP4464493B2 (ja) 内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120605