JP2005168672A - 内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内視鏡装置1は、先端側に設けた湾曲部12が湾曲動作する第1の可撓管部としての内視鏡挿入部2と、この内視鏡挿入部2に連結される第2の可撓管部としてのユニバーサルケーブル20と、これら内視鏡挿入部2とユニバーサルケーブル20とを巻回する可撓管巻回部としてのドラム部3と、内視鏡挿入部2の湾曲部12に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部22と、内視鏡挿入部2に配置され、湾曲操作入力部22からの入力指示に基づき、湾曲部12を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源としてのモータユニットと、を具備して構成されている。
【選択図】図1
Description
一般的な内視鏡挿入部には、先端側に湾曲自在な湾曲部が設けられている。この湾曲部は、内視鏡挿入部内に挿通させた湾曲操作ワイヤを牽引、弛緩させることによって、湾曲動作される。また、湾曲操作の省力化を図る目的で、内視鏡装置は、上記内視鏡挿入部の湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部を操作することにより、上記湾曲操作ワイヤを電動で牽引弛緩させて上記湾曲部を湾曲動作させる内視鏡装置が使用されている。
上記特開2000−89131号公報や特開2003−84212号公報に記載の内視鏡装置は、上記ドラム部を収納ケース内に収納しているので、携帯性に優れ、内蔵物を衝撃から保護することができる。
従って、従来の内視鏡装置は、湾曲動作時の湾曲効率を考えると、湾曲駆動源と湾曲部との距離が近い方が有効である。
また、本発明による第2の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第3の内視鏡装置は、前記第2の内視鏡装置において、前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴としている。
また、本発明による第4の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第5の内視鏡装置は、前記第4の内視鏡装置において、前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴としている。
また、本発明による第6の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明による第7の内視鏡装置は、前記第1ないし第7の内視鏡装置において、前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴としている。
また、本発明による第8の内視鏡装置は、先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴としている。
また、フロントパネル5には、ドラム部3への取り扱いが自在となる開閉自在な蓋パネル9を有している。この蓋パネル9には取っ手9aが設けられており、この取っ手9aを掴んで蓋パネル9を開けると前記ドラム部3が露出するようになっている。
前記内視鏡挿入部2は、先端側から順に硬質の先端部本体11、この先端部本体11を所望の方向に向ける湾曲自在な湾曲部12、細長で柔軟性を有する可撓管部13を連設している。
また、前記撮像ユニット11cから延出する信号線や前記ライドガイド11d等は、内視鏡挿入部2を挿通して前記リモコン6を介して前記ドラム部3内部に接続されるようになっている。
本実施例では、前記リモコン6に前記湾曲部12を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源が設けられている。
なお、説明を簡略化するために、湾曲上下方向用モータユニット40aのみ構成を説明し、湾曲左右方向用モータユニット40bの構成は符号にbを添付して説明を省略する。
図7に示すように前記ドラム部3Bには、側部に前記リモコン本体6Aを収納するリモコン収納部54Bが形成されている。前記リモコン6は、前記リモコン本体6Aから前記液晶モニタ21を取り外されて前記リモコン収納部54Bに前記リモコン本体6Aが収納されるようになっている。
従って、内視鏡装置1Bは、上記第2実施例とほぼ同様な効果を得ることができる。
また、トランク型収納ケース83は、湾曲駆動源の交換や修理等を行う場合、上述したようにドラム部3Bの側板90を開けて内視鏡挿入部2と共に湾曲駆動ユニット89が着脱自在であるため、簡易である。
図10に示すように収納ケース83Bは、ボックス型に形成されている。このボックス型収納ケース83Bは、蓋体8bを持ち上げると、箱体8aに設けたドラム部3Bが垂直に立った状態で露出して現れるようになっている。なお、蓋体8bには、緩衝材等が設けられている。また、このドラム部3Bは、上記トランク型収納ケース83と同様に側部にリモコン収納部54Bが形成されていると共に、右側に回路ユニット84が配置されている。
図13に示すように収納ケース83Cは、支柱スライド型に形成されている。この支柱スライド型収納ケース83Cは、4本の支柱94をスライドさせて蓋体8bを持ち上げると、この蓋体8bと箱体8aとの間から、箱体8aに設けたドラム部3Bが垂直に立った状態で露出して現れるようになっている。また、このドラム部3Bは、上記トランク型収納ケース83と同様に側部にリモコン収納部54Bが形成されていると共に、右側に回路ユニット84が配置されている。
図16(A),(B)に示すドラム部100は、内視鏡挿入部2を外周面に巻回させる管状部101と、この管状部101の一端部側板部102とを一体成型した片側部材103と、この片側部材103に対して逆側側板104とをビス105により結合させて構成される。これにより、ドラム部100は、片側部材103に逆側側板104をビス105により固定するのみで組み立てられるので、組立てが簡易となる。
図19,図20(A)〜(C)に示すように収納ケース83Dは、例えば、前記ドラム部110の両端側にドラム支持板120がフレーム121にビス105にて固定されている。そして、前記ドラム部110は、ドラム支持板120の内周面120aを軸として回動自在に保持されている。また、ドラム部110の中心部にはスリップリング123が設けられており、このスリップリング123を介して前記ドラム部110と回路ユニット84とは、接続ケーブル122により接続されている。これにより、前記ドラム部110は、フレーム121に対して水平に保持され、且つドラム部110内部を貫通しないので、このドラム部110内部に配設される光源部等の内蔵物のレイアウトが自由にできる。
上記第1〜第4実施例は、内視鏡挿入部とユニバーサルケーブルとの連結部としてリモコン6を設け、このリモコン6に湾曲駆動源としてのモータユニット40を設けて構成しているが、第4実施例はユニバーサルケーブルの間に連結部として連結体を設け、この連結体に湾曲駆動源としてのモータユニットを設けて構成する。それ以外の構成は上記第1実施例と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
図22に示すように前記連結体130には、湾曲駆動源としてのモータユニット140が配置されている。
ここで、内視鏡挿入部2は、湾曲部12を湾曲動作されて先端部本体11を所望の方向に向けながら、目的部位へ挿入される。このとき、内視鏡装置1Cは、リモコン6のジョイスティック等の湾曲操作入力部22を操作されて湾曲部12の湾曲動作が行われる。
そして、内視鏡挿入部2の湾曲部12は、湾曲操作ワイヤ146の牽引、弛緩により湾曲自在に湾曲動作して先端部本体11を所望の方向に向ける。これにより、内視鏡装置1は、内視鏡挿入部2を目的部位へと導かれる。
(付記項1)
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部に連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第1の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、
前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、
前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴とする付記項1ないし6に記載の内視鏡装置。
先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、
前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、
前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、
前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴とする内視鏡装置。
2 内視鏡挿入部(第1の可撓管部)
3 ドラム部(可撓管巻回部)
4 フレーム部
6 リモコン(操作部)
6A リモコン本体
8 収納ケース
9 蓋パネル
11 先端部本体
12 湾曲部
13 可撓管部
20 ユニバーサルケーブル(第2の可撓管部)
21 液晶モニタ
22 湾曲操作入力部
40 モータユニット(湾曲駆動源)
40a 湾曲上下方向用モータユニット
40b 湾曲左右方向用モータユニット
41a,41b モータ部
43(43a,43b) プーリ部
44 チェーン
45 湾曲駆動回路部
54 リモコン収納部
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (8)
- 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部に連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第1の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。 - 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。 - 前記第1の可撓管部は被検査部位に挿入する挿入部を備え、前記第2の可撓管部は前記被検部位に挿入されない非挿入部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。
- 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管と、
前記第1の可撓管に連結部を介して接続される第2の可撓管と、
前記第1の可撓管と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記連結部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。 - 前記連結部に前記湾曲操作入力部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
- 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する第1の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と連結される第2の可撓管部と、
前記第1の可撓管部と前記第2の可撓管部とを巻回する可撓管巻回部と、
前記第1の可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記第2の可撓管部の端部に配置され、前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源と、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。 - 前記第1の可撓管と前記第2の可撓管とは太さ、可撓性、長さ、耐曲げ半径等の特性が異なることを特徴とする請求項1ないし6に記載の内視鏡装置。
- 先端側に設けた湾曲部が湾曲動作する可撓管部と、
前記可撓管部を巻回する可撓管巻回部と、
前記可撓管部の前記湾曲部に対する湾曲動作を指示入力するための湾曲操作入力部と、
前記湾曲操作入力部からの入力指示に基づき、前記湾曲部を湾曲動作させるための駆動力を発生する湾曲駆動源とを備え、
前記可撓管部を複数の可撓管から構成し、これら複数の可撓管の連結部に前記湾曲駆動源を配置したことを特徴とする内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003410886A JP2005168672A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 内視鏡装置 |
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Publications (1)
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JP2003410886A Pending JP2005168672A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 内視鏡装置 |
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2003
- 2003-12-09 JP JP2003410886A patent/JP2005168672A/ja active Pending
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