JPH10305005A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH10305005A
JPH10305005A JP9116936A JP11693697A JPH10305005A JP H10305005 A JPH10305005 A JP H10305005A JP 9116936 A JP9116936 A JP 9116936A JP 11693697 A JP11693697 A JP 11693697A JP H10305005 A JPH10305005 A JP H10305005A
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coil
wire
endoscope
flexible
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Hiroki Moriyama
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、挿入部を最大限に曲げた使用
状況においても硬度可変機能を損なわない内視鏡を提供
することにある。 【解決手段】本発明は挿入部6にその長軸に沿って内蔵
される硬度調整可能な金属製コイル32を設け、このコ
イル32の硬度を硬度調整機構により調整し、上記挿入
部6の少なくとも一部の硬度を調節するようにした内視
鏡において、上記硬度調整機構により上記コイル32を
最大に硬質化したときに、上記挿入部6を所定の最小半
径に湾曲させても上記コイル32が座屈しないように上
記硬度調整機構による硬質調整範囲を設定したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は挿入部の可撓性の度
合いを調節する硬度調整手段を組み込んだ内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡の挿入部は可撓性を有
し、屈曲した挿入経路に沿って挿入することを可能なら
しめている。反面、挿入部が可撓性を有するためにその
挿入部の向きや姿勢が定まりにくく、目標とする部位に
向けて挿入部の先端を導入することが難しくなる場合が
ある。これに対処するために実開平3−43802号公
報において提案された内視鏡では挿入部内にコイル状の
可撓性変化部材を配置すると共に、その可撓性変化部材
内に挿通したワイヤの張力を変えることにより可撓性変
化部材の硬さを変えて挿入部の剛性の度合を調節するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(従来の問題点)しかしながら、従来の、挿入部の剛性
の度合を調節可能な内視鏡において、その硬度可変幅を
どの程度に設定しているかについてはなんら述べられて
いない。
【0004】一般に、捧状の部材は硬ければ硬いほど小
さな曲げに対して塑性変形しやすくなるものである。コ
イル状の可撓性変化部材を硬質化する場合にもそれを硬
くすればする程、小さな曲げに対して座屈しやすくな
る。従って、コイル状の可撓性変化部材を硬くする場
合、挿入部を急激に強く曲げた異常な場合のみならず、
通常に湾曲させて使用する場合においても、その硬くす
るレベルによっては内視鏡操作中、コイル状の可撓性変
化部材が座屈してしまうこともある。
【0005】(発明の目的)本発明は上記問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは挿入
部を最大限に曲げた使用状況においても硬度可変機能を
損なわない内視鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は挿入部
にその長軸に沿って内蔵される硬度調整可能な細長部材
を設け、この細長部材の硬度を硬度調整手段により調整
し、上記挿入部の少なくとも一部の硬度を調節するよう
にした内視鏡において、上記硬度調整手段により上記細
長部材を最大に硬質化したときに、上記挿入部を所定の
最小半径に湾曲させても上記細長部材が座屈しないよう
に上記硬度調整手段による硬質調整範囲を設定したもの
である。硬度可変手段を最大に硬くし、硬度可変手段を
含む挿入部を最小半径で曲げても、硬度可変手段が塑性
変形(座屈)しないレベルに硬度可変幅を設定したの
で、術者が挿入部を異常に曲げて使用しても硬度可変機
能の働きが損なわず、また、硬度可変機能の損傷を防げ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1乃至図10を参照して本発明の第
1の実施形態に係る内視鏡を説明する。 (構成)図1で示す如く、内視鏡装置1は、電子式内視
鏡2と、これに照明光を供給する光源装置3と、内視鏡
2から送出される撮像信号を処理する信号処理装置4
と、この信号処理装置4から出力される映像信号を画面
上に表示するモニタ5とを備える。
【0008】上記内視鏡2は細長の挿入部6と、この挿
入部6の基端に連設された太径の操作部7と、この操作
部7の側部から延出されたユニバーサルケーブル8とを
備えてなる。ユニバーサルケーブル8の延出先端には上
記光源装置3に接続するコネクタ9が設けられている。
上記挿入部6の基端部分には折止めチューブ10が被嵌
されている。上記挿入部6は先端側に硬質の先端部11
が設けられ、この先端部11の後方側には湾曲可能な湾
曲部12が設けられ、この湾曲部12の後方側には可撓
性の軟性部13が連設されている。湾曲部12は操作部
7に設けられた湾曲操作ノブ14を回動操作することに
より上下左右方向へ湾曲させられるようになっている。
【0009】内視鏡2内にはその挿入部6、操作部7及
びユニバーサルケーブル8にわたりライトガイド15が
配設されている。ライトガイド15の先端は先端部11
の照明窓に臨み、そのライトガイド15の基端部はコネ
クタ9のライトガイドコネクタ部16に設けられてい
る。光源装置3はランプ17と集光レンズ18を備え、
ランプ17の光を集光レンズ18で集光し、ライトガイ
ド15の入射端に入射させるようになっている。ライト
ガイド15はこれに入射した光を上記照明窓から体腔の
視野に照射する。
【0010】コネクタ9には電気コネクタ19が設けら
れ、この電気コネクタ19には外部ケーブル20が接続
されている。上記光源装置3は電気コネクタ19及び外
部ケーブル20を介して上記信号処理装置4に接続され
る。
【0011】上記挿入部6の先端部11には対物レンズ
系21と固体撮像素子22が設けられている。固体撮像
素子22は対物レンズ系21により撮像面に結像する視
野像を撮像する。固体撮像素子22には撮像信号を伝送
する信号線23が接続されている。信号線23は挿入部
6、操作部7、及びユニバーサルケーブル8にわたり配
設され、電気コネクタ19を介して外部ケーブル20内
に設けられた第2の信号線24に接続される。第2の信
号線24は信号処理装置4の信号処理回路25とドライ
ブ回路26に接続される。そして、固体撮像素子22は
ドライブ回路26により制御されて撮像動作を実行し、
信号処理回路25でその撮像信号を処理して映像信号、
例えばNTSC信号を生成し、モニタ5に内視鏡観察像
5aを表示させるようになっている。
【0012】一方、挿入部6の湾曲部12内には複数の
環状関節駒27が挿入部6の長手軸方向に配置されてお
り、各関節駒27は隣接するもの同士が枢着されて回動
自在に連結されている。最先端の関節駒27は先端部1
1の後端に接続され、最後端の関節駒27は軟性部13
の先端に対して接続管28を介して固定的に接続されて
いる。尚、最後端の湾曲駒27を、上記接続管28の機
能を兼ねて軟性部13の先端に固定するようにして直接
的に両者を接続するようにしてもよい。
【0013】最先端の関節駒27または先端部11の部
材には湾曲操作ワイヤ29の先端が接続されている。湾
曲操作ワイヤ29は湾曲部12の関節駒27に形成した
ガイドリングと、軟性部13内に配置された図示しない
アングルワイヤガイドを通じて、操作部7内の牽引操作
機構のドラム30に巻装した牽引部材(図示せず)に接
続されている。そして、湾曲操作ノブ14により牽引操
作機構を操作して湾曲操作ワイヤ29の牽引及び弛緩を
行うことにより上記湾曲部12を牽引する側の向きに湾
曲させることができるようになっている。
【0014】次に、上記挿入部6における軟性部13の
硬度(可撓性)を調整する硬度可変手段(或いは可撓性
可変手段)を説明する。すなわち、軟性部13の外皮を
形成する軟性管31の中には細長部材からなる硬度(可
撓性)調整材が挿通されている。この硬度調整材として
はパイプ状に密巻き状態の金属製コイル32と、このコ
イル32内に挿通された可撓性ワイヤ33とからなり、
金属製コイル32の先端と可撓性ワイヤ33の先端は後
述する如く、湾曲部12の後端または軟性部13の先端
あるいは接続管28の内壁に例えばろう付け等の取着手
段で強固に固定されている。接続管28等に取着したコ
イル32の先端付近部位に可撓性ワイヤ33の先端部分
を取着固定するようにしてもよく、可撓性ワイヤ33の
先端を接続管28等に取着し、この取着部分より少し後
方となる途中位置の可撓性ワイヤ33の部分にコイル3
2の先端をろう付け等で固定してもよく、それらの取着
固定形式は問わない。
【0015】図2で示す如く、操作部7には上記硬度調
整材の硬度を調整する調節手段が設けられている。この
調節手段は例えば折止めチューブ10に隣接する操作部
7の前端部位に硬度調整操作(或いは可撓性調整操作)
を行う円筒形状の硬度調整ノブ35を設けてなり、この
硬度調整ノブ35を回動することにより後述する調節機
構を操作して軟性部13内に配置された上記硬度可変手
段(或いは可撓性可変手段)における硬度可変手段のコ
イル32とワイヤ33の状態を設定する操作を行うよう
になっている。硬度調整ノブ35の外周には指掛け溝3
6が形成されている。
【0016】上記調節機構の具体的な構造を説明する。
コイル32の手元側端部は操作部7の前端部内に固定的
に配置されたコイルストッパ40の部材に固定的に取着
されている。つまり、コイルストッパ40の部材に形成
された孔41内にコイル32の手元側端を嵌め込み、そ
の嵌め込み状態で、孔41内の前端段部穴42の端面に
突き当たり、その前端段部穴42内に半田等のろうや接
着剤などを流し込んで固着されている。このようにコイ
ルストッパ40の部材にコイル32の後端を取着した結
果、コイル32の後端はその固着位置より後方側への移
動と回転が規制(阻止)される。また、コイル32は挿
入部6の軸まわりに回転しない状態で取り付けられてい
る。一方、コイル32内に挿通されたワイヤ33はコイ
ルストッパ40の孔41を貫通して後方へ突き出して延
出されており、コイル32に対して前後へ移動自在であ
る。
【0017】上記コイルストッパ40は、軟性管31の
後端を操作部7に固定する後端口金43に対してビス4
4で固定されている。この後端口金43はその外周に配
置した円筒管45の前端部付近に上記ビス44及び別の
ビス46で固定されている。
【0018】上記ワイヤ33の手元側の端部、つまり後
端は牽引部材47に形成した接続孔48に差し込まれ
て、その牽引部材47にろう付け等により強固に固定さ
れている。そして、牽引部材47は上記ワイヤ33と一
体となり、ワイヤ33と共に前後方向への移動が可能で
ある。図4(B)で示す如く、牽引部材47は一部が欠
けた円筒状のリング部材からなる移動リング51の内壁
面に接合された状態で、ビス52によりその移動リング
51に固定されている。移動リング51の外周面は操作
部7の円筒管45の内面に適合して密着して嵌合し、移
動リング51の前後方向への移動を許容する構成になっ
ている。つまり、移動リング51を前後方向への直線的
に移動を案内するガイド手段を構成している。そして、
上記牽引部材47は移動リング51と上記ワイヤ33と
一体になり、共に前後方向へ移動可能である。
【0019】円筒管45の外側にはその円筒管45の外
周面に被嵌して回転自在に装着されたカム筒体53が設
けられている。カム筒体53は硬度調整ノブ35の内面
に形成された段部付きの穴54に嵌め込まれ、そのカム
筒体53の前端は段部付きの穴54の前端に突き当たり
前進移動が規制されている。また、カム筒体53の後端
は上記円筒管45に被嵌されたシール用リング50に当
たりその後進移動が規制されている。カム筒体53は複
数のリング49を介してシール用リング50に支えられ
ている。
【0020】上記シール用リング50は操作部7の把持
部56を形成する筒体57の前端に突き当って係止する
ことにより後退できないように位置決めされている。シ
ール用リング50の前半分は硬度調整ノブ35の後端部
内面に嵌め込まれ、シール用リング50の後半分は上記
筒体57の前端部内面に入り込んで嵌合している。シー
ル用リング50の前半分の外周と硬度調整ノブ35の
間、及びシール用リング50の後半分の外周と上記筒体
57の間にはそれぞれシール部材58が介在している。
【0021】硬度調整ノブ35の前端は折止めチューブ
10を支持する円環形状の支持部材59の後端に突き当
たり、これにより前方への移動が規制されている。この
支持部材59は後端口金43にねじ込み被嵌し、ビス6
0で後端口金43に締結されることにより回転止めがな
されて取り付けられている。ビス60の取付け用孔部分
は充填剤61で封止されている。
【0022】上記硬度調整ノブ35はカム筒体53を介
して円筒管45の外周面に被嵌しており、また、上述し
たようにカム筒体53は円筒管45の外周面に摺接し、
その円筒管45の周りで回動自在でかつ前後方向への移
動が規制された状態で回転操作可能に取り付けられてい
る。
【0023】上記カム筒体53の外周には複数の係止用
突起部(凸部)62が部分的に形成されている。この突
起部62は硬度調整ノブ35の内面に形成された溝(凹
部)63に嵌め込まれている。これによってカム筒体5
3は硬度調整ノブ35とは別体ではあるが、その突起部
62と溝63との係合によって相互が非回転の接続がな
され、カム筒体53は硬度調整ノブ35と一体となって
回転させられる。
【0024】上記カム筒体53には対向する2箇所に別
れて同じ向きとピッチで2つのカム溝64a,64bが
螺旋状に設けられている。図5(A)はそのカム筒体5
3のカム溝64a,64bの形状を示す。カム溝64
a,64bは2条カムであり、各カム溝64a,64b
は同じ形であり、カム筒体53の軸に対して、一方を1
80度回転した位置に他方が重なるような対称となる位
置にそれぞれ設けられている。図5(A)ではカム溝6
4a,64bが単純な滑らかな溝形状(滑らかな螺旋形
状)をしているが、この構造の代わりに図5(B)に示
すように、例えば溝64bの途中に凹部64cがあった
り、溝64bの端部に凹部64dが設けられている構造
にして、これらの位置に後述するピン66a,66bが
位置された場合に操作者にクリック感を与えるようにし
てある。
【0025】また、円筒管45には対向する2箇所に別
れて硬度調整ノブ35の回転中心軸方向に沿って長い長
孔67a,67bが設けられている。移動リング51に
は2つのピン68a,68bがねじ止めにより植設され
ている。そして、各ピン68a,68bは対応する長孔
67a,67bとカム溝64a,64bの両者に嵌め込
まれている。上記長孔67a,67bの前後端と中心軸
方向長さは上記ワイヤ33の後端を移動させるべき範囲
(図2中符号Eで示す領域)をカバーする長さに設定さ
れている。また、カム筒体53に設けるカム溝64a,
64bもそれ以上の中心軸方向長さで設けられている。
【0026】上記硬度調整ノブ35を回動操作した場
合、硬度調整ノブ35はカム筒体53のカム溝64a,
64bによって長孔67a,67bに沿ってピン68
a,68bを前方または後方へ移動し、これにより同じ
く牽引部材47を前方または後方へ移動させる。そし
て、牽引部材47に後端を取着した、コイル32内に挿
通されたワイヤ33を前進または後退させる操作機構を
構成している。そして、牽引部材47を後退させたとき
の力がコイル32に圧縮力として印加し、コイル32の
硬度を調整するようになっている。まず、牽引部材47
が後方側へ移動されない状態では、牽引部材47はコイ
ルストッパ40に当たり、後方側への移動が規制された
コイル32は最も可撓性が高い状態、つまり最も屈曲し
易い、硬度が最も低い軟の状態にある。
【0027】また、この状態から牽引部材47が後方へ
移動すると、ワイヤ33の後端も同時に後方に移動する
結果、相対的にコイルストッパ40にはコイル32を前
方側へ押し付ける圧縮作用が生じる。つまり、ワイヤ3
3にその後端を後方側へ移動させる力を加えることによ
りコイル32に圧縮力を与えることになり、この圧縮力
により弾性を有するコイル32の可撓性を低い状態、つ
まり屈曲しにくい硬度(より正確には屈曲に対する硬
度)が高い、硬い状態に設定できる。この場合、牽引部
材47の後方側への移動量に応じてコイル32への圧縮
力の大きさを変更することができる。コイル32の可撓
性の大きさ(硬度の大きさ)を変更する硬度調整手段を
構成する。
【0028】一方、図2で示すように、操作部7におい
て把持部56に隣接する前方位置には処置具挿入口71
を形成する挿入口枠体72が設けられている。この挿入
口枠体72は操作部7の内部において上記処置具挿入口
71側と吸引管路74側とに分岐している分岐部材75
に接続され、この分岐部材75の前端には挿入部6内に
設けられた処置具チャンネルチューブ76の手元端の端
部が接続部77により接続されている。この分岐部材7
5はビス78により円筒管45に固定されている。この
円筒管45はその後端がビス79により操作部7の湾曲
操作機構等が取り付けられる枠体80に接続されてい
る。この円筒管45は硬度調整ノブ35が回転されても
回転しない構造で取り付けられている。
【0029】上記挿入部6内には図4に示すように様々
の内蔵物が配置されている。つまり、上下、左右に対応
する位置に配置された4本の湾曲操作ワイヤ29、中央
付近に配置された2本の信号線23、中央の上部寄りに
配置された2本のライトガイド15、下寄りに配置され
た処置具チャンネルチューブ76、右上に配置されたコ
イル32及びワイヤ33、左下側に配置された送気を行
うための送気チューブ81及び送水するための送水チュ
ーブ82などが内蔵されている。また、操作部7内にも
図4(B)に示すような内蔵物が配置されている。操作
部7内においての内蔵物の配置は特に分岐部材75付近
で図4(A)と少し異なるが、これは後述する如く本発
明の特徴的な構成に起因するものである。
【0030】図6は軟性部13を構成する軟性管の内部
構造を示す。軟性管は最も内側に螺旋管83(2重、3
重のこともある)、その外側に編状管84、最外周に外
皮樹脂85を配設して構成されている。
【0031】本発明の特徴的な構成について記述する。
図3は硬度(可撓性)調整材のコイル32とワイヤ33
の固定状態を示す。コイル32の先端はワイヤ33の先
端側部分の一部にろう86などにより強固に固定されて
いる。コイル32の後端はろう87などでコイルストッ
パ40の部材に強固に固定されている。ワイヤ33の後
端はろう88などで牽引部材47の部材に強固に固定さ
れている。ここで、コイル32及びワイヤ33の自然状
態では図3で示す状態のように、コイルストッパ40の
後端と牽引部材47の前端との間には「d」の距離があ
る。これを操作部7内に組み込むとき、図2で示す如
く、その間の間隔が殆どなくなるように、ワイヤ33の
後端をコイル32内に押し込んだ状態で、それに関連す
る部材である、牽引部材47、移動リング51、ピン6
8a,68b、カム筒体53等が組まれている。つま
り、組み込まれた状態で、コイル32は「d」の分、伸
ばされて長くなる。コイル32は自然な元の形態では密
着型のコイルであるが、図2での組み立て時点ではコイ
ル素線同士の間に若干の隙間を有するコイルになってい
る。そして、この「d」の距離は前述した「E」の距離
よりも小さい。挿入部6がストレートの状態では差「E
−d」の値がワイヤ33によりコイル32に圧縮力をか
けるためのワイヤ牽引ストローク(硬質調整範囲)とな
る。そして、この硬度調整手段は上記挿入部6の軟性部
13を所定の最小半径に湾曲させても上記細長部材から
なるコイル32が座屈しないようにその硬質調整範囲を
設定したものである。
【0032】図7は硬度調整ノブ35を回動操作するこ
とで、硬度(可撓性)調整材のコイル32により挿入部
6の軟性部13を硬質化したときの硬度可変幅を示す。
S1は最も軟らかい状態における硬さレベルである。S2
は本内視鏡2における最も硬いレベルである。S3 は
軟性管13を最小半径で曲げたときにその中の硬質化さ
れたコイル32が座屈をし始める硬さレベルである。S
4 は理想的な最硬レベルである。本内視鏡2はあえてS
4 まで硬くすることをせず、S1 からS2 を硬度可変幅
に設定している。尚、S1 〜S4 は軟性部13が略スト
レート状態で達成される硬さレベルである。
【0033】ところで、操作部7内において、移動リン
グ51の内側に突出している牽引部材47は図4(B)
に示す如く、右斜め上に位置して配置されている。この
右上方向は分岐部材75、処置具挿入口71、挿入口枠
体72(処置具挿入口71から処置具チャンネルチュー
ブ76に至る経路)が設けられている配置方向と略一致
する。つまり、少なくとも牽引部材47の一部は分岐部
材75と重なる配置となっている。このため、図4
(A)でもコイル32及びワイヤ33は右斜め上の位置
に配置されるようになっている。
【0034】(作用)図8は上記電子式内視鏡2を、患
者91の大腸に挿入している一使用場面を示す。図9は
内視鏡2の挿入部6を大腸内に挿入する様子を示す。ま
ず、挿入部6の軟性部13が軟らかい状態で、挿入部6
を曲がりくねったS状結腸92に沿うように挿入してい
く。ここで、図3で示す如く、距離「d」を押し込んで
いる分、コイル32のコイル素線間には若干の隙間があ
るので、そのときのコイル32はループを形成しても自
然に硬くなることはない。コイル素線間の隙間によりコ
イル32は収縮しようとするが、むしろコイル32内の
ワイヤ33に張力がなくなり、コイル32とワイヤ33
からなる細長部材が全体として軟らかになる。
【0035】仮に、「d」の押し込みが無い状態、つま
りコイル32が密着したコイルのままで、図2での状態
にコイルストッパ40及び牽引部材47を組み込んでも
挿入部6が直線のままではワイヤ33に力が働かないの
で、この状態では上記の場合と同様、細長部材が全体と
して軟らかさがある。
【0036】しかし、図9(A)のように軟性部13及
び挿入部6の部分がループ形成すると、コイル32内の
ワイヤ33は硬度調整ノブ35を操作しなくても自然に
引っ張られるので、ワイヤ33には牽引力が働き、コイ
ル32はそのコイル素線同士が圧着し、全体として硬質
化してしまう。それではループを作りながらS状結腸9
2に挿入しているときにループが広がって患者91の苦
痛を増大させる。
【0037】しかし、本発明では図3で示すように、
「d」の分、ワイヤ33を押し込んで初期状態となるよ
うに設定しているので、軟性部13または挿入部6の部
分にループができても硬くなることはない。
【0038】挿入部6の先端が下行結腸93から脾湾曲
94付近に到達したら、挿入部6を捻りながら引くよう
にして、図9(B)のように挿入部6を略ストレートに
してS状結腸92を短縮させる。ここで、硬度調整ノブ
35を操作して、挿入部6の軟性部13を硬質化し、手
元操作の、先端への追従性が良い状態で、横行結腸9
5、肝湾曲97、上行結腸96、盲腸98に挿入してい
く。その深部挿入中に、軟性部13は硬いので、S状結
腸92は再びたわみにくく、大腸途中でループがほとん
どできないようにして盲腸98まで挿入できる。
【0039】一方、コイル32に圧縮力をかけていない
状態(軟状態)においては、コイル32は非常に柔軟性
に富み、軟性部13を最小限に小さく曲げても、その中
のコイル32は全く座屈などの損傷を受けることはな
い。しかし、一般的に硬いものほど、小さな曲げに対し
て折れ易くなる(塑性変形しやすくなる)。コイル32
の場合も硬くすればするほど、小さな曲げに対して図1
0で示す如くの座屈部90のごとく素線の一部が飛び出
すようにして座屈(素線の脱落)しやすくなる。一度、
コイル素線の一部が脱落すると、圧縮に対して次々に他
の隣接する素線部分も脱落しだすようになり、十分な硬
さが得られなくなる。
【0040】図9(C)のように、生体内では硬い状態
であればあるほど、軟らかい生体側が力を吸収する為、
小さな曲り形状は発生しなくなる。従って、コイル32
の座屈という現象も起こらない。
【0041】一方、機能という点では、硬度可変幅はで
きるだけ大きい方がいい。例えば、図9(B)(C)
で、S状結腸92が再びたわまないようにするために、
従来はスライディングチューブと呼ばれるコシの強いチ
ューブを挿入部6の外周にかぶせ、そのチューブをS状
結腸92内に入れ、挿入部6の先端が脾湾曲94から盲
腸98に至る間にS状結腸92を直線状に保つようなこ
ともなされる場合があった。軟性部13にスライディン
グチューブを組み合わせたときの硬さはS状結腸92が
もはや絶対にたわまない程に非常に硬いものであり、そ
の硬さ(又はそれ以上の硬さ)を挿入部6で再現する程
にコイル32を硬くする、図7でのS4 レベルが理想で
ある。
【0042】ここで、図8のように生体外で起こり得る
現象を考えてみる。生体外の内視鏡2の挿入部6及び操
作部7は術者によって位置が決定される。ベット89上
の患者91に挿入部6を挿入しているとき、軟性部13
の一部はベット89に接触していることがよくある。軟
性部13に対して操作部7は通常、軟性部13の手元側
に小さな曲がりが生じないような位置で操作部7が把持
されている。しかし、めったに起こらないが、図8のよ
うに、術者が挿入に四苦八苦していると、操作部7が無
意識的に軟性部13の上まできてしまうようなこともあ
り得る(操作部7とベッド89で軟性部13を挟むよう
に)。この時、軟性部13手元側は最小半径で曲がるこ
とがある(およそ180゜ぐらいである)。このように
生体外では人為的に軟性部13に小さな曲げが形成され
ることがあり得る。
【0043】もちろん、硬度調整ノブ35の操作で軟性
部13を硬くすればするほど、軟性部13に小さな曲げ
はできにくくなる。そこで、図8のような現象は異常使
用ということで、そのような現象のことは考慮せず、軟
性部13をできるだけ硬くなるように硬度可変幅を設定
するのも一つの考え方である(ただし、仮に硬状態で図
8での現象が起きたら図10で示すようにコイル32が
座屈してしまう)。
【0044】しかし、術者の力や操作の癖、挿入の上達
レベルの個人差は非常に大きい。軟性部13を最大に硬
くしていれば、図8のような異常使用の現象は絶対起こ
らないとは言いきれない。本発明ではその異常使用まで
十分考慮して、コイル32を最大限に硬くできるように
硬度可変幅を設定するのではなく、あえて、図8で示す
ように軟性部13で最小半径の曲げ(角度としては18
0゜程度)が生じても座屈しない程度の硬度可変幅(図
7でのS1 からS2 の可変幅)に設定したのである。従
って、軟性管13を最小半径で曲げたときにその中の硬
質化されたコイル32が座屈することがなく、軟性管1
3を最小半径で曲げたときまでも硬度を可変する機能を
奏する。
【0045】ここで、図6を参照して、挿入部6の軟性
部13の最小曲げ半径Rについて説明する。軟性部13
の最小曲げ形状は螺旋管83の素線(帯)の端部が接触
するまで軟性部13を曲げた形状である。つまり、図6
(A)で示す如くの直線状での螺旋管83の帯隙間c
が、曲げることで曲げの内側では狭くなり(外側では広
がり)、やがて「c」が零になるまで曲げられた状態
(図6(B))が最小曲げ形状であり、最小曲げ半径R
である。
【0046】また、硬度可変手段はコイル32とワイヤ
33以外の細長部材でもよい。例えば熱軟化性樹脂や熱
硬化性樹脂と加熱手段であったり、直線状態に記憶され
た形状記憶合金と加熱手段でもいい。いずれにせよ上述
したように、硬くするほど所定の曲げに対して塑性変形
がしやすくなる性質の細長部材ならなんでもよい。
【0047】なお、図4(B)のように、中心から見た
ときの牽引部材47の設けられている方向が、分岐部材
75(処置具挿入口71、挿入口枠体72)が設けられ
ている方向と略同じであるので、円筒管45の内側のス
ペースを有効に使える。もともと、牽引部材47がない
場合、処置具チャンネルチューブ76以外の全内蔵物は
分岐部材75を避けるように配置される。そこで、牽引
部材47が分岐部材75の前方にあるのであれば、でき
るだけ牽引部材47が分岐部材75と重なる方向に設け
られることで、他の内蔵物にとってのスペースの余裕を
確保できる。このスペースの余裕がなくなってくると、
各内蔵物は無理な走行を強いられたり、牽引部材47や
分岐部材75や移動リング51と擦れやすくなり、損傷
する可能性が高くなる。牽引部材47の少なくても一部
が分岐部材75と重なるような方向に牽引部材47を配
置することで、円筒管45内のスペースが有効に使え
る。
【0048】尚、硬度可変機能を繰り返し使ううちに、
コイル32に対してワイヤ33が次第に伸びてしまう
(塑性変形)ことがある。そのような場合には、リング
49の1つか2つをカム筒体53の前方に持ってくる。
つまり、そのリング49とカム筒体53と入れ換える。
そうすればピン68a,68b及び牽引部材47の初期
位置を後方へずらして設定できる。このようにして容易
に修理でき、良好な硬度可変機能を再現できる。
【0049】<付記> 1.挿入部にその長軸に沿って内蔵される硬度調整可能
な細長部材を設け、この細長部材の硬度を硬度調整手段
により調整し、上記挿入部の少なくとも一部の硬度を調
節するようにした内視鏡において、上記硬度調整手段に
より上記細長部材を最大に硬質化したときに、上記挿入
部を所定の最小半径に湾曲させても、上記細長部材が座
屈しないように上記硬度調整手段による硬質調整範囲を
設定したことを特徴とする内視鏡。 2.上記細長部材は、ワイヤと、このワイヤが挿通さ
れ、上記ワイヤを牽引することで上記ワイヤに対して相
対的に圧縮され、上記細長部材の硬度が調整されるコイ
ルとを具備することを特徴とする付記項1記載の内視
鏡。
【0050】3.上記所定の最小半径は180度である
ことを特徴とする付記項2記載の内視鏡。 4.上記所定の最小半径での湾曲状態は上記内視鏡の操
作部が挿入部側に位置して挿入部が折り返させられ、上
記操作部の一部が上記挿入部に接した状態であることを
特徴とする付記項2記載の内視鏡。 5.上記コイルは密着性コイルであり、上記細長部材の
硬度を低くしたときに上記密着性コイルの素線間に間隙
を有することを特徴とする付記項2記載の内視鏡。
【0051】6.ワイヤと、このワイヤが挿通するシー
スと、上記ワイヤを牽引することで上記シースを圧縮す
る牽引手段とを内蔵する挿入部と、この挿入部の基端側
で連結し、処置具用挿入口を備えた操作部とを有する内
視鏡において、上記処置具用挿入口と処置具チャンネル
とを接続する接続部材と上記牽引手段とを略同一方向に
少なくとも一部が重なるように配置したことを特徴とす
る内視鏡。 <付記項6に関しての従来の問題点>挿入部の硬度(可
撓性)を変更するためのコイルがある分、操作部内の処
置具挿入口と処置具挿通チャンネルの接続部付近のスペ
ースはせまくなり、内蔵物が損傷する可能性が生じてく
る。付記項6によれば、操作部内のスペースを十分に確
保でき、操作部内の他の内蔵物の損傷を防ぐことができ
る。
【0052】7.挿入部内に密着性コイルとワイヤ材を
設け、ワイヤ材をコイルに対して牽引してコイルに圧縮
力をかけて硬質化する手段を有する内視鏡において、上
記コイル内にワイヤを一部押し込んだ状態が初期状態に
なるようにしたことを特徴とする内視鏡。 <付記項7に関しての従来の問題点>従来は、コイルと
ワイヤにどの程度の遊びがあるかが記されていない。そ
のため、挿入部が軟状態でもループを形成すると、自然
とワイヤが引っ張られてコイルが硬質化してしまうこと
も考えられる。そうなると、ループが生体内でどんどん
広がり、患者の苦痛を増大させる可能性がある。付記項
7によれば、軟状態の挿入部をループにしても自然と挿
入部が硬くならないので、患者の苦痛を低減することが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部を所定の最小半径に湾曲させる異常な使用状況でも
硬度可変機能が確保され、その硬度可変機能の耐久性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る内視鏡の説明図。
【図2】上記内視鏡の操作部に組み込まれた硬度調節機
構の説明図。
【図3】上記硬度調整機構のコイルとワイヤの固定状態
の説明図。
【図4】(A)は図1中A−A線に沿う部分の断面図、
(B)は図2中B−B線に沿う部分の断面図.
【図5】上記硬度調整機構のカム筒体の説明図。
【図6】上記内視鏡の挿入部における軟性部を構成する
軟性管の構造と作用を示す断面図。
【図7】硬度調整ノブを回動操作することで、硬度調整
材のコイルにより挿入部の軟性部を硬質化したときの硬
度可変幅を示す説明図。
【図8】上記内視鏡を患者の大腸に挿入している一使用
場面の説明図。
【図9】上記内視鏡の挿入部を大腸内に挿入する過程の
様子を示す説明図。
【図10】小さな曲げに対して上記硬度調整材のコイル
が座屈する様子を示す説明図。
【符号の説明】
2…内視鏡、6…挿入部、7…操作部、8…ユニバーサ
ルケーブル、11…先端部、12…湾曲部、13…軟性
部、14…湾曲操作ノブ、31…軟性管、32…金属製
コイル、33…可撓性ワイヤ、35…調整ノブ、40…
コイルストッパ、47…牽引部材、51…移動リング、
53…カム筒体、64a,64b…カム溝、66a,6
6b…ピン、67a,67b…長孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部にその長軸に沿って内蔵される硬度
    調整可能な細長部材を設け、この細長部材の硬度を硬度
    調整手段により調整し、上記挿入部の少なくとも一部の
    硬度を調節するようにした内視鏡において、 上記硬度調整手段により上記細長部材を最大に硬質化し
    たときに、上記挿入部を所定の最小半径に湾曲させても
    上記細長部材が座屈しないように上記硬度調整手段によ
    る硬質調整範囲を設定したことを特徴とする内視鏡。
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