JPH04152833A - 害虫防除用マルチフイルム - Google Patents

害虫防除用マルチフイルム

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Publication number
JPH04152833A
JPH04152833A JP2277737A JP27773790A JPH04152833A JP H04152833 A JPH04152833 A JP H04152833A JP 2277737 A JP2277737 A JP 2277737A JP 27773790 A JP27773790 A JP 27773790A JP H04152833 A JPH04152833 A JP H04152833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum powder
parts
film
pref
pts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2277737A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunenobu Ando
安藤 恒信
Hayashi Tsuchida
土田 林
Hiroyuki Ootawa
大田和 啓之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUI KAKO KK
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
MARUI KAKO KK
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MARUI KAKO KK, Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd filed Critical MARUI KAKO KK
Priority to JP2277737A priority Critical patent/JPH04152833A/ja
Publication of JPH04152833A publication Critical patent/JPH04152833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、J1作物栽培の際に、アブラムシ類やハムシ
類などウィルス病を媒介する害虫が農作物に飛来し寄生
するのを防除し得るマルチフィルムに関するものである
[従来の技術] 農作物に大きな被害をもたらす植物ウィルス病光生の半
分以上は、アブラムシ、ウンカ、ヨコバイ等吸汗性昆虫
 殊に、モモアカアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ
、ダイコンアブラムシ等有翅アフラムシ類によって媒介
されることが知られている。
特に、農産物を促成栽培するために盛んに行われている
農業用ハウス、トンネル、マルチング等を使用した場合
、農産物の生育に好適な環境になるばかりでなく、病原
菌や有害虫の生育活動にも好適な条件となり、このため
アブラムシ類、アザミウマ類、ハムシ類等の吸汗性害虫
(以後、害虫と略)の飛来寄生がひどく、これにより媒
介されるウィルス病の発生率も大となっている。
これらのウィルス病を媒介する害虫を防除する方法とし
ては、従来より、忌避剤、殺虫剤などの農薬を使用する
方法や、害虫を誘引する効果のあるフェロモンや粘着テ
ープなどを用いて1捉する方法が提案され、一部実用化
されている。
しかし、これらの方法によるウィルス病の撲滅の効果は
小さく、このため促成栽培による農作物の生育性の向上
に大きな障害となっている。
そこで近年、これらの害虫の駆除の一般的な方法として
金属アルミ粉を配合したフィルムを地表に設置し、太陽
の反射光を粟の裏側や茎など害虫が付着し易い部分に照
射して、有翅類害虫の飛来数を減少し、ウィルス病の被
害を減少する方法が行われている。
そして、この場合には金属アルミ粉をオレフィン樹脂に
fi練底成形た。所謂シルバーフィルムが害虫忌避用マ
ルチフィルムとして一般に使用されている。
そして、この効果について最近の研究では1例えば沖縄
系農業試験場研究報告(1987年発行、第12巻、 
 29−35頁)でも述べられているように有翅類害虫
は太陽光線のうちでも、  特に紫外線を嫌う性質があ
ることが知られている。
[発明が解決しようとする問題41 しかし、金属アルミ粉は、熱可塑性樹脂への分散性に劣
り、太陽光の紫外線反射率は、約18〜25%と低い。
そしてこの効果の向上を目的に多量の金属アルミ粉を配
合しても、紫外線反射率は一向に増加しないばかりか、
フィルム物性1例えば伸びや強度も低下して好ましくな
い。
しかも、高価なアルミ粉を多量に使用することは経済的
にも好ましくない。
そこで1本発明者たちは、少量の金属アルミ粉の使用で
優れた紫外線反射率を有するフィルムを得るために鋭意
努力したところ、パール顔料を併用すると相乗効果を生
じ、金属アルミ粉を単独使用した従来品よりはるかに優
れた紫外線反射率を有するフィルムが得られることを知
り1本発明を完成したのである。
[問題を解決するための手段] すなはち1本発明は熱可塑性樹!1100重量部(以後
1部と略)に対して、金属アルミ粉0.5〜4.θ部及
びパール顔料0.3〜3.0部を配合することを特徴と
する害虫防除用マルチフィルムである。
本発明のフィルムのベースとなる熱可塑性fM詣として
は、フィルム成形可能ななものであれば。
特に制限はないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体などのすレフイン樹脂、塩化
ビニル系樹脂が好ましい。
金属アルミ粉としては、一般的には遮光性に優れたリー
フィングタイプのものが適しており、形状としてはりん
片状のものが好ましく、その粒径は平均で4〜50μ、
特に2o〜40μの範囲内のものが太陽光線の反射性に
通している。
パール顔料としては、市販されている各覆製品が使用可
能である。特に、!E母に酸化チタンを被覆したものが
耐熱性、耐候性等に優れ人体に無毒であり、取扱いが容
易であるので好ましい。ほかに塩基性炭酸塩、燐J11
!塩なども使用可能であるが。
これらのものは溶融成形時のカミ熱により、変色し易く
好ましくない。
本発明では、#可塑性mJllr1oo重量部に対して
金属アルミ粉の使用量は0.5〜4.0%であり、好ま
しくは1.0〜2.0部である。使用量が0.5部より
少ないと紫外線反射率が極端に減少して好ましくない又
、4.0部より多い場合には、*外線反射率があまり向
上しないばかりでなく得られるフィルムの物性も低下し
て好ましくない。
そしてこの際に併用するパールlI料の使用量は0.3
〜3.0部であり、好ましくは0.8〜2.0部である
この範囲で併用した時に金属アルミ粉を崖独使用の場合
よりもはるかに優れた紫外線反射率(27〜40%)が
得られる。この相乗効果はパール顔料の使用量が0.3
部より少ないと十分に発揮できない。
しかし、3.0部より多くしても紫外線反射率はあまり
増加せず、経済的にも高価となり好ましくない。
本発明のマルチフィルムの製造には、熱可塑性樹脂、金
属アルミ粉及びパール顔料を一定割合で混合したものを
、パン/)ラミキサ−。ロールあるいは押出機等を使用
して溶#!混諌し1次いでインフレーション加工、Tダ
イ加工等通常の成形方法でフィルム状に成形する。
フィルムの厚さは10〜40μのものが好ましい。尚1
本発明のフィルムの性質を損なわない程度ならば、酸化
防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤等を任意に配合して
もよい。
以下番;、実施例及び比較例を述べる。
実施例1 低密度ポリエチレン(MI値2,0.密度0.920以
後の実施例及び比較例に使用)20部。
リーフィングタイプであり、平均粒経30μの金属アル
ミ粉1.6部。
パール顔料として二酸化チタンを被覆した雲母(日本光
研(株)製:バールブレイスM E −100)1.1
部 以上3成分を加熱二本ロール上で溶融混練し。
マスターバッチを製造する。
上記マスターバッチに高圧ポリエチレン80部を加え溶
融混練し、この配合物をインフレーション押出成形によ
って厚さ30μの単層フィルムを得る。
実施例2 低密度ポリエチレン 20部 実施例1で使用の金属アルミ粉 3.5部実施例1で使
用のパール顔料 2.5部以上、3成分を加熱2本ロー
ル上で溶融混練し。
マスターバッチを製造する。
上記マスターバッチに酢酸ビニル含有量15重量%のエ
チレン酢酸ビニル共重合体80部を溶融混練し、この配
合物をインフレーション押出成形によって厚さ30μの
単層フィルムを得る。
実施例3 実施例1でパール顔料の使用量を0.6部とする以外は
、実施例1と同じである。
比較例1 実施例1での金属アルミ粉の使用量を0.4部とする以
外は、実施例1と同じである 比較例2 実施例1でのパール顔料の使用量を0.2部とする以外
は、実施例1と同じである。
比較例3 実施例1で金属アルミ粉を使用しない以外は。
実施例1と同じである。
比較例4 実施例1でパール顔料を使用しない以外は、実施例1と
同じである。
以上、実施例1.2及び3によって得られた本発明の害
虫防除用マルチフィルム及び比較例1゜2.3及び4の
参考用フィルムについて、紫外線(波長370〜380
ni)に於ける反射率、害虫防除効果及び農作物の生育
性の3項目について次の方法により測定を行う。
(A)、紫外線反射率 厚さ30μの単層フィルムを分光光度計(日立製作新製
: 200−10型)を用いて紫外線反射率を測定し、
結果を第1表及び第1図に示す。
(B)、害虫防除効果 茨城系取手市内の農場において2幅50Ca、長る方法
で、栽培作物にキュウリを定植し、夏場30日間に於け
るアブラムシとミナミキイロアザミウマの飛来数(キュ
ウリ80葉中)を調べ、結果を第1表に示す。
(C)、農作物生育性 キュウリ及びメロンの生育性について、収穫時の良品率
を裸地栽培を100として比較検訂し、結果を第1表に
示す。
[効果1 このように本発明の害虫防除用マルチフィルムは、金属
アルミ粉又はバール顔料を単独に使用した時には得られ
ない優れた紫外線反射率を示すものである。
しかも、従来品に比較して少量の金属アルミ粉の配合で
、アブラムシやミナミキイロアザミウマ等ウィルス病媒
介に関係する吸汗性害虫の農作物への飛来、寄生が減少
し、農作物の生育性にも着しく良好な効果を示すもので
ある。
したがって1本発明品は従来品よりも経済的にも安価な
汎用タイプであり、しかも害虫防除効果に優れたマルチ
フィルムである。
【図面の簡単な説明】
第1図にフィルムの紫外線(波長370〜380na)
の反射率を示す。 第 図 波長(rr m )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂100重量部に対し、金属アルミ粉を0.
    5〜4.0重量部及びパール顔料を0.3〜3.0重量
    部配合することを特徴とする害虫防除用マルチフィルム
JP2277737A 1990-10-18 1990-10-18 害虫防除用マルチフイルム Pending JPH04152833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277737A JPH04152833A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 害虫防除用マルチフイルム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277737A JPH04152833A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 害虫防除用マルチフイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04152833A true JPH04152833A (ja) 1992-05-26

Family

ID=17587625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2277737A Pending JPH04152833A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 害虫防除用マルチフイルム

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JP (1) JPH04152833A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999030563A1 (en) * 1997-12-17 1999-06-24 Merck Patent Gmbh Method and composition for combatting insects and viruses transmitted to plants thereby

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999030563A1 (en) * 1997-12-17 1999-06-24 Merck Patent Gmbh Method and composition for combatting insects and viruses transmitted to plants thereby

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