JPS6132928B2 - - Google Patents
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- JPS6132928B2 JPS6132928B2 JP52119997A JP11999777A JPS6132928B2 JP S6132928 B2 JPS6132928 B2 JP S6132928B2 JP 52119997 A JP52119997 A JP 52119997A JP 11999777 A JP11999777 A JP 11999777A JP S6132928 B2 JPS6132928 B2 JP S6132928B2
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Description
本発明は受粉結実性植物の栽培方法に関して、
さらに詳しくはイチゴ,メロン,雑メロン,スイ
カ等の受粉結実性植物を特定の波長域の透過を実
質的に遮蔽し、その一部に特定の波長域の紫外光
透過部を設けた、特定の加圧された農業用被覆材
の被覆下に栽培することにより、蜜峰等の訪花昆
虫の受粉活動を可能ならしめ、受粉結実性植物の
受粉結実率を高め、該植物に発生する菌核病菌、
灰色かび病害菌の繁殖を阻止し、それによつて該
植物の果実の収量の増大化を図る方法に関する。 近時農業資材として農作物の病害抑制、品質の
増大等の目的のため、少なくとも380nm以下の波
長の光線を遮蔽したフイルム又は板等の資材が使
用されている。これら資材はその効果が顕著であ
るので、農業生産者にとつて極めて有用な資材と
して広く使用されようとしている。 しかし、これらの資材を蜜峰を受粉媒体とする
イチゴ,メロン,雑メロン,スイカ,カボチヤ等
の受粉結実性植物の栽培に使用すると蜜峰の飛翔
性がなくなり、受粉結実率が非常に悪くなる。 例えばイチゴの栽培にこれら資材を使用すると
蜜峰の受粉活動が悪くなり、イチゴの果実に奇形
果の発生が多くなり、スイカの栽培に使用すると
スイカの結実率が悪く、農業生産者にとつて大き
な悩みとなつている。 ところが本発明者らは、受粉結実性植物の施設
栽培実験において、少なくとも380nm以下の波長
の光の透過を実質的に遮蔽する農業用被覆材の一
部に少なくとも300nm以上の紫外光透過部を設け
た農業用被覆材の被覆下に蜜峰を受粉媒体とする
受粉結実性植物の栽培物の栽培を行つたところ、
蜜峰の飛翔が活発となり結実を多くなり、該植物
を侵す菌核病及び灰色かび病等の病害を著しく抑
制することができ、しかも該植物の果実を増収を
図ることができることを見い出した。 かくして、本発明によれば受粉結実性植物を少
なくとも380nm以下の波長の光の透過を実質的に
遮蔽し得る農業用被覆材の訪花昆虫の受粉活動を
可能ならしめる該受粉結実性植物の病害菌の繁殖
に実質的に影響を及ぼさない程度の少なくとも
300nm以上の紫外光透過部を設けた農業用被覆材
による被覆下に栽培することからなる受粉結実性
植物の栽培方法が提供される。 本発明の1つの特徴は、受粉結実性植物を後で
詳細に説明する特定の農業用被覆材による被覆下
に施設栽培する点にある。 例えばイチゴは露地栽培及び施設栽培により盛
んに栽培されている施設栽培、殊に促成栽培を例
にとつてその栽培方法を簡単に述べれば次の通り
である。即ち前年に収穫の終了した親株を翌年3
〜4月にトンネル又はハウスから路地へ定植し、
ランナーを伸して子株を作り、7月下旬頃2〜3
番目の子株を仮植し、9月下旬頃トンネル又はハ
ウス内に定植され、農業用被覆材の被覆下で栽培
がつづられる。開花時期には受粉結果させるため
蜜峰を飛翔させて収穫は通常翌年1月〜5月位ま
で行うことができる。 またスイカを例にとれば、1月初旬苗床に播種
し3月中頃ハウス内に定植され、農業用被覆材の
被覆下で栽培がつづけられて4月初旬に着花を始
めるので、受粉結実させるため蜜峰を飛翔させて
5月下旬〜6月上旬に収穫を行うことができる。 本発明の方法に従う受粉結実性植物の栽培は、
後述する特定の農業用被覆材を使用するというこ
とを除けば、それ自体公知の従来の受粉結実性植
物の栽培方法と同様にして行うことができた。 本発明は従来の施設栽培、例えばハウス栽培や
トンネル栽培等における場合と全く同様にして行
うことができ、何ら特別の注意を払う必要はな
く、少なくとも受粉結実性植物が受ける直射光線
中の該波長の光の透過実質的に遮蔽され、且つ訪
花昆虫の受粉活動を可能ならしめ、且つある程度
の温度保持が可能で、急激な温度変化を避けるこ
とができる限り、どのような被覆の仕方をしても
よく、栽培すべき受粉結実性植物の品種、栽培時
期や地域、天候等に応じて適宜調整することが可
能である。 また、被覆の時期としては厳密に制限されるも
のではなく、また栽培すべき受粉結実性植物の品
種、栽培時期、地域、気候等によつても異なる
が、一般に少なくとも受粉結実性植物の播種又は
定植時期から収穫に至るまでの全期間に亘つて被
覆するのが好ましく、特に訪花昆虫により受粉さ
せる開花時期に被覆されているのが好ましい。 また、少なくとも380nm以下の波長の光を遮蔽
する被覆材と本発明の被覆材を組合せて使用して
も良い。例えば蜜峰の飛翔を必要とする開花受粉
結実時期のみ本発明の被覆材の被覆下に栽培し、
その前後の期間においては少なくとも380nm以下
の波長の光を遮蔽する被覆材で被覆し栽培しても
良い。また開花時期の蜜峰の飛翔時に本発明の被
覆材で被覆し、その他の時期は300nm以上の紫外
光透過部を少なくとも380nm以下の波長の光を遮
蔽する被覆材で被覆して栽培しても良い。 また本発明において「受粉結実性植物」なる語
は訪花昆虫、例えば蜜峰を受粉媒体として栽培さ
れる植物を指し、 例えば、メロン,雑メロン,マクワウリ,キユ
ウリ,スイカ,プリンスメロン等のウリ科植物,
カボチヤ等のナス科植物,イチゴ等のバラ科植
物, サクランボ,モモ,リンゴ,ナシ,ビワ等のバ
ラ科植物, ブドウに代表されるブドウ科植物, ウンシユウミカン,ネーブル,イヨカン等のミ
カン科植物,など。 本発明の方法において特に優れた効果を発揮し
得るのは、上記のうちにウリ科植物ナス科植物バ
ラ科植物、就中メロン,雑メロン,プリンスメロ
ン,スイカ,カボチヤ及びイチゴであり、これら
が本発明において好適なものである。 また本発明において「訪花昆虫」なる語は蜜峰
等の峰類,しまはなあぶ等のハエ類等の受粉媒体
となり得る昆虫を指す。 また本発明において「病害菌」なる語は菌核病
菌,ボトリテイス菌,炭そ病菌,つる枯病菌,黒
カビ病,斑点病菌等の植物病原菌等を指し、本発
明において特に優れた効果を発揮するのは菌核病
菌,ボトリテイス菌等である。 本発明のうち1つの特徴は、少なくとも380nm
以下の波長の光の透過を実質的に遮蔽し得る農業
用被覆材に訪花昆虫の受粉活動を可能ならしめる
が受粉結実性植物の病害菌の繁殖に実質的に影響
を及ぼさない程度の少なくとも300nm以上の紫外
光透過部を設けた農業用被覆材を使用する点にあ
る。 特に少なくとも380nm以下の波長の光の透過を
実質的に遮蔽し得る農業用被覆材部分は少なくと
も380nm以下の波長域の光、の透過を実質的に遮
蔽し得る農業用被覆材、特に380nm以下の波長域
の光の透過を実質的に遮蔽し得る農業用被覆材,
特に380nm以下の波長域の光の透過を実質的に遮
蔽し且つ450nm以下の波長の光、さらに望ましく
は420nm以上の波長の光を実質的に透過し得る無
質機質又は有機質のフイルム又は板から成る農業
用被覆材を使用する点にある。 本明細書において「x nm以下の波長の光の
透過を実質的に遮蔽する」なる語は、x nm以
下の波長の光の透過を100%完全に遮蔽する場合
のみならず、x nm及びそれ以下の波長の光の
透過を少なくとも70%,好ましくは80%以上,さ
らに好ましくは90%以上遮蔽する場合をも包含す
る意味で用いるものである。また、「y nm以上
の波長の光を実質的に透過する」なる語は、y
nm以上の波長の光を100%完全に透過する場合の
みならず、y nm及びそれ以上の波長の光を少
なくとも65%、好ましくは80%以上、さらに好ま
しくは85%以上透過する場合も包含する意味で用
いるものである。 しかして、本発明の少なくとも380nm以下の波
長の光の透過を実質的に遮蔽し得る被覆材部分と
して特に好適に使用し得る農業用被覆材は、
380nm以下の光の透過を実質的に完全に、好まし
くは80%以上遮蔽し且つ420nm以上の波長の光を
実質的に阻害しない、好ましくは80%以上透過し
得る無機質又は有機質のフイルム又は板から成る
ものであり、フイルムの光線波長(横軸)対光線
透過率(縦軸)曲線を描いた場合に、曲線が光線
波長380nm〜420nmの間でできるだけ垂直に立ち
上るような光線透過率特性を示すようなフイルム
が特に好適である。 本明細書の「訪花昆虫の受粉活動を可能ならし
めるが該受粉結実性植物の病害菌の繁殖に実質的
に影響を及ぼさない程度の少なくとも300nm以上
の紫外光透過部」とは300nmから400nm好ましく
は340nmから380nmの波長の紫外線を実質的に透
過することをいうものである。 またここで「実質的に透過する」とは100%完
全に透過する場合のみならず、少なくとも65%好
ましくは80%以上、特に好ましくは90%以上透過
する場合をも包含する意味である。 また本発明の紫外線透過部は紫外線透過部の被
覆材の全面積が全被覆材の全表面積に占める割合
は少くとも8%以下、好ましくは1%以下、特に
好ましくは0.1%以下がよい。 また「紫外線透過部を設ける」の設ける位置は
特に制限されるのではなく、被覆材からなる受粉
結実性植物栽培用施設のどの位置でもよいが、好
ましくは栽培用施設の高さの1/2の高さ以上の位
置、更に好ましくは2/3以上の高さの位置、特に
好ましくは天井部分に設けるのがよい。またその
形態はいずれの形態でもよいが、例えば矩形、線
帯スリツト状、また円形、楕円形等どのような形
状でもよく、連続でも不連続でもよい帯状の連続
したものが特に好ましい。 また帯状の場合、例えば巾約5m、高さ2.6m
のハウスにおいて、帯状の巾は約0.5cmから約30
cm位、好ましくは1cmから30cm、特に好ましくは
1cmから10cmがよい。 本発明の実施に使用される農業用被覆材として
は、少なくとも380nm以下の光の透過を実質的に
遮蔽する、殊に380nm以下の波長の光の透過を実
質的に遮蔽し、且つ少なくとも420nm以上の光を
実質的に透過する農業用被覆材に少なくとも
300nm以上の紫外線透過部を設けたものであれば
どのようなタイプの農業用被覆材でも使用するこ
とができる。そして、かかる農業用被覆材は通常
無機質又は有機質のフイルム又は板から成ること
ができる。しかして、例えば無機質フイルム又は
板としては、典型的には、染料または顔料(例:
エメラルドグリーン)を配合したガラス板、下記
に示す紫外線吸収剤を含有する合成樹脂膜を塗布
又は積層したガラス板、等が挙げられ、また、有
機質フイルム又は板としては、特に、紫外線吸収
剤を塗布又は含有せしめた合成樹脂フイルム又は
板が好適である。本発明においては、特に後者の
紫外線吸収剤含有合成樹脂フイルム又は板が適し
ており、以下この合成樹脂フイルム又は板につい
てさらに詳細に説明する。 本発明に使用し得る透明フイルム又は板は、例
えば通常のフイルム形成性熱可塑性樹脂に適当な
紫外線吸収剤を配合したフイルム又は板に成形す
ることにより製造することができる。 使用し得るフイルム形成性熱可塑性合成樹脂と
しては、例えばポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリ
デン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチ
レン,ポリエステル,ポリアミド,ポリカーボネ
ート,ポリメチルメタクリレート,ポリアクリレ
ート,ポリ酢酸ビニル,又はこれら重合体を主体
とする共重合体もしくはブレンド物,等が含ま
れ,特に耐光性,光線透過性,強度等の理由か
ら,ポリ塩化ビニル,ポリメチルメタクリレート
及びボリエチレンが好適であり,就中ポリ塩化ビ
ニルである。 また少なくとも380nm以下の波長の光の透過を
実質的に遮蔽し得る合成樹脂に配合し得る紫外線
吸収剤としては、該紫外線吸収剤の紫外線吸収能
や使用する合成樹脂との相容性等を考慮して広範
囲の種類の中から適宜選択使用することができ
る。使用可能な紫外線吸収剤としては例えば下記
の如きものが挙げられる。 ハイドロキノン系―ハイドロキノン,ハイドロ
キノンジサリチレート サリチル酸系―フエニルサリチレート,パラオ
クチルフエニルサリチレート ベンゾフエノン系―2―ヒドロキシ―4―メト
キシベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4―n―
オクトキシベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4
―メトキシ―2′―カルボキシベンゾフエノン,
2,4―ジヒドロキシベンゾフエノン,2,2′―
ジヒドロキシ―4,4′―ジメトキシベンゾフエノ
ン,2―ヒドロキシ―4―ベンゾイルオキシベン
ゾフエノン,2,2′―ヒドロキシ―4―メトキシ
ベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4―メトキシ
―5―スルホンベンゾフエノン,2,2′,4,
4′―テトラヒドロキシベンゾフエノン,2,2′―
ジヒドロキシ―4,4′―ジメトキシ―5―ナトリ
ウムスルホベンゾフエノン,4―ドデシルオキシ
―2―ヒドロキシベンゾフエノン,2―ハイドロ
キシ―5―クロルベンゾフエノン ベンゾトリアゾール系―2―(2′―ヒドロキシ
―5′―メチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2
―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエニル)―5
―カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾー
ル,2―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエニ
ル)―5,6―ジクロルベンゾトリアゾール,2
―ヒドロキシ―5′―メチルフエニル)―5―エチ
ルスルホンベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒド
ロキシ―5′―第3ブチルフエニル)―5―クロル
ベンゾトリアゾール,2け(2′―ヒドロキシ―
5′―第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール,
2―(2′―ヒドロキシ―5′―アミノフエニル)ベ
ンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―3′,
5′―ジメチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2
―(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジメチルフエニ
ル)―5―メトキシベンゾトリアゾール,2―
(2′―メチル―4′―ヒドロキシフエニル)ベンゾ
トリアゾール,2―(2′―ステアリルオキシ―
3′,5′ジメチルフエニル)―5―メチルベンゾト
リアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5―カルボ
ン酸フエニル)ベンゾトリアゾールエチルエステ
ル,2―(2′―ヒドロキシ―3′―メチル―5′―第
3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2―
(2′―ヒドロキシ―5′―メトキシフエニル)ベン
ゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―フ
エニルフエニル)―5―クロルベンゾトリアゾー
ル,2―(2′―ヒドロキシ―5′―シクロヘキシル
フエニル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒド
ロキシ―4′,5′―ジメチルフエニル)―5―カル
ボン酸ベンゾトリアゾールブチルエステル,2―
(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジクロルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―4′,
5′―ジクロル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―
ヒドロキシ―3′,5′―ジメチルフエニル)―5―
エチルスルホンベンゾトリアゾール,2―(2′―
ヒドロキシ―5′―フエニルフエニル)ベンゾトリ
アゾール,2―(2′―ヒドロキシ―4′―オクトキ
シフエニル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒ
ドロキシ―5′―メトキシフエニル)―5―メチル
ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―
5′―メチルフエニル)―5―カルボン酸エステル
ベンゾトリアゾール,2―(2′―アセトキシ―
5′―メチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2―
(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジタ―シヤリベチルフ
エニル)―5―クロロベンゾトリアゾール。 これらの紫外線吸収剤のうち、ベンゾフエノン
系及びベンゾトリアゾール系のものが好適であ
り、就中ベンゾフエノン系では2,2′ジヒドロキ
シ―4,4―ジメトキシベンゾフエノン,2,
2′―ジヒドロキシ―4―メトキシベンゾフエノン
及び2,2′,4′,4′―テトラヒドロキシベンゾフ
エノン;ベンゾトリアゾール系では2―(2′―ハ
イドロキシ―5′―メチルフエニル)ベンゾトリア
ゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエ
ニル)―5,6―ジクロルベンゾトリアゾール,
2―(2―ヒドロキシ―5′―第3ブチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ
―3′―メチル―5′―第3ブチルフエニル)ベンゾ
トリアゾール,及び2―(2′―ヒドロキシ―5′―
フエニルフエニル)―5―クロルベンゾトリアゾ
ール,2―(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジタ―シ
アリブチルフエニル)―5―クロロベンゾトリア
ゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―オクトキシ
フエニル)ベンゾトリアゾール,等が有効であ
る。 特に好適な紫外線吸収剤は、式 又は 式中、R1及びR2は同一もしくは相異なり、そ
れぞれ低級アルキル基又はアリール基(特にフエ
ニル基)を表わし、殊にR1は好ましくはC5以下
の分岐鎖状の低級アルキル基又はフエニル基であ
り、R3はC6以上、特にC8〜C10のアルキル基を表
わし、Xは水素原子又はハロゲン原子、特に塩素
原子である。 で表わされるベンゾトリアゾール誘導体である。 上記の如き紫外線吸収剤の配合量は、紫外線吸
収剤の種類、使用する合成樹脂の種類、フイルム
又は板の厚さ等に依在して広範に変えることがで
きるが、本発明が目的としている380nm以下の紫
外線の透過を実質的に完全に阻止するためには、
紫外線吸収剤の配合量と得られるフイルム又は板
の厚さとの間に下記式 15≦AB≦600 好適には 20≦AB≦400 式中、Aは紫外線吸収剤の配合量(PHR)を
表わし、Bはフイルム又は板の厚さ(μ)であ
る, で示される関係が満たされていることが特に好ま
しいことが見出された。ここにPHRとは合成樹
脂100重量部当りの重量部数を意味する。 また紫外線吸収剤の配合量(A)は、合成樹脂及び
紫外線吸収剤の種類により異なるが、一般に
0.003〜5PHR、特にフイルムの場合0.1〜5.0PHR
の範囲が好適である。 本発明に使用する合成樹脂フイルム又は板に
は、紫外線吸収剤に加えて、必要に応じて他の通
常の樹脂添加物、例えば可塑剤、滑剤、酸化防止
剤、光安定剤、帯電防止剤、防潤剤、熱安定剤、
染料、顔料、等を少量含ませることもできる。 また本発明に使用する合成樹脂フイルム又は板
は、それ自体公知の種々の方法、例えばカレンダ
ー法、インフレーシヨン法等の溶融押出法、プレ
ス法、溶液流延法等を用いて製造することができ
る。またフイルムの物性劣下の防止のため他樹脂
をコートするか、他のフイルムをラミネートする
こともできる。 かくして形成されたフイルム又は板は、その用
途等に応じて、その厚さを広い範囲に亘つて変え
ることができるが、一般に本発明の目的に対して
は、15〜5000μ、特に20〜500μの範囲が好適で
ある。該フイルム又は板は、必要に応じて、補強
等の目的で、他の合成樹脂のフイルムやシート、
ガラス等に積層して使用することもできる。 また本発明による被覆材を調整する場合、例え
ば少なくとも380nm以下の波長の光を遮蔽する覆
材と300nm以上の紫外線透過部材との張り合わせ
のとき、ヒートシール等によりおこなうこともで
きる。また紫外線透過部は塞冷紗等も使用でき
る。また紫外線透過部は必ずしも被覆材を使用し
ないでもよい。 本発明に従う受粉結実性植物の栽培は、前記特
定の農業用被覆材を使用することにより、それ自
体通常の施設栽培方法と全く同様にして実施する
ことができ、何ら特別の考慮を払う必要はない。
すなわち、本発明の方法は上記被覆材を被覆した
植物栽培用施設、例えば温室、パイプハウス、ト
ンネル内における温室栽培、ハウス栽培、トンネ
ル栽培、等により行なうことができる。 この場合、従来から温室内、ハウス内又はトン
ネル内の温度の調整のために、天窓を開けたり、
肩換気を行なつたり、或いは裾上げ換気を行なう
ことが普通行なわれているが、その際、天窓や肩
部や裾から一時的に前記波長域の直射日光や分散
光が差込むことがあるが、この程度の紫外線の入
射は、本発明においては許容しうるものである。 また、受粉結実性植物の栽培においてはマルチ
フイルムが使用されることもあるが、本発明の方
法の実施に当つても必要に応じてマルチフイルム
を使用することができる。 以上述べたように本発明の方法によれば蜜峰等
の訪花昆虫の飛翔を可能にし、受粉活動を可能な
らしめ、蜜峰等のふんがハウス内に均一に飛散
し、受粉結果性植物の受粉結実率を高め、更に該
植物に発生する病害菌の繁殖を阻止し、それによ
つて該植物の果実欣穫量を高め、更に品質の良い
果実を得ることができる。 また、本発明の方法においてイチゴを栽培する
場合には、後述する実施例に示した如く、奇形果
の発生も少ない、イチゴを侵す菌核病及び灰色か
び病を著しく抑制することができ、しかもイチゴ
の増収を図ることができる。 また、本発明の方法においてメロンを栽培する
と結実率(着果率)、平均重量、糖度、果肉の厚
さ等が非常に良くなり、病害も著しく抑制され、
しかもメロンの増収を図ることができる。 このように本発明の方法は、生産農家に寄与す
るところ極めて大である。 次に実施例により本発明をさらに説明する。 参考例A(農業用フイルムの調製) (1) ポリ塩化ビニル100重量部、ジオクチルフタ
レート(可塑剤)45重量部、ジブチル錫マレー
ト(熱安定剤)1.5重量部、スチアリン酸亜鉛
(熱安定剤)1.0重量部、ステアリン酸(滑剤)
0.1重量部、ソルビタンモノラウレート(無滴
剤)1.0重量部及び2―(2′―ヒドロキシ―3′,
5′―ジメ―シヤリ―ブチルフエニル)―5―ク
ロロベンゾトリアゾール(紫外線吸収剤)105
重量部を相互に充分に混合し、その混合物をエ
クストルーダーにより200℃で溶融押出し、厚
さ100μの透明なフイルムを得た。このフイル
ムを以後フイルムNo.1と呼び、後記実施例及び
比較例で被覆用に使用する。 (2) さらに、一般農業用被覆材として市販されて
いるポリ塩化ビニルフイルム(厚さ100μ;三
菱モンサント化成(株)製“ノービエース”)を用
意した。このフイルムを以後フイルムNo.2と呼
び、後記実施例及び比較例で被覆用に使用す
る。 上記フイルムNo.1〜No.2の波長別光線透過曲線
を添付図面として第1図に示す。 実施例1〜2,比較例1〜2 11月上旬収穫の終了したイチゴ(品種はるの
か)の親株をビニールハウス中にて栽培し、翌年
8月下旬にこの株を露地定植した栽培を続けたと
ころ、ランナーが発生してきたので7月中旬12cm
鉢に仮植した。一方240坪(間口5.3m、天井まで
の高さ2.6m、長さ150m)のパイプハウス4棟内
に畦(畦巾1m40cm、畦高さ20cm、通路70cm)を
作り、元肥として表1に示すような施肥を行つ
た。 9月20日それぞれのパイプハウスに実施例Aで
調製したフイルムNo.1及びNo.2を用いて被覆し
た。各ハウスのフイルムの被覆方法は次の様にし
た。 即ち、ハウスAにはフイルムNo.1を、ハウスB
にはフイルムNo.2を一般に行うと同様にしてハウ
ス全体を被覆した。 又ハウスCにはハウスの天井の中央に長手方向
にそつて巾1cmの連続したフイルムNo.2(紫外線
透過フイルム)をスリツト状にフイルムNo.1
(380nm以下の光を遮蔽するフイルム)にはさん
で設置し、スリツト以外の部分はフイルムNo.1で
被覆した。 すなわちハウスCは後述の第2図のパイプハウ
スの構造において紫外線透過部(スリツト)の巾
aが1cmのハウスに相当する。 さらにハウスDはハウスの天井部の中央に長手
方向にそつて巾1cm×長さ50cmのフイルムNo.2
(紫外光透過フイルム)のスリツトを50cm毎に断
続的にフイルムNo.1(380nm以下の光を遮蔽する
フイルム)にはさんで設置し、スリツト以外の部
分はフイルムNo.1で被覆した。 またハウス内の畦は市販のポリエチレン製黒マ
ルチフイルム(商品名「油化マルチ」厚さ20μ三
菱油化製)で被覆した。 またそれと同時に、仮植されていたイチゴの苗
を40株/坪となるように定植した。 11月15日に保温用として、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体製フイルム(商品名「三菱油化農サク
ビ」厚さ30μ三菱油化製)にて内張りを行い栽培
を続けた。冬期の温度は50℃位(夜)、22〜23℃
(日中)であつた。 翌年1月上旬より収穫を始め、5月中旬まで収
穫を続けた。 追肥は表1に示す如く行つた。 農薬散布はトツプジン、ユーパレン及びダコニ
ールの混合液を定植後3月下旬まで各ハウスに7
回散布した。 潅水は1週間に1度を原則として行つた。 受粉時には、各ハウスに蜜峰箱をセツトし、蜜
峰による受粉を行つた。 表2に各ハウス20株づつ選定し調査した結果を
示す。(調査期間2月1日〜2月28日)
さらに詳しくはイチゴ,メロン,雑メロン,スイ
カ等の受粉結実性植物を特定の波長域の透過を実
質的に遮蔽し、その一部に特定の波長域の紫外光
透過部を設けた、特定の加圧された農業用被覆材
の被覆下に栽培することにより、蜜峰等の訪花昆
虫の受粉活動を可能ならしめ、受粉結実性植物の
受粉結実率を高め、該植物に発生する菌核病菌、
灰色かび病害菌の繁殖を阻止し、それによつて該
植物の果実の収量の増大化を図る方法に関する。 近時農業資材として農作物の病害抑制、品質の
増大等の目的のため、少なくとも380nm以下の波
長の光線を遮蔽したフイルム又は板等の資材が使
用されている。これら資材はその効果が顕著であ
るので、農業生産者にとつて極めて有用な資材と
して広く使用されようとしている。 しかし、これらの資材を蜜峰を受粉媒体とする
イチゴ,メロン,雑メロン,スイカ,カボチヤ等
の受粉結実性植物の栽培に使用すると蜜峰の飛翔
性がなくなり、受粉結実率が非常に悪くなる。 例えばイチゴの栽培にこれら資材を使用すると
蜜峰の受粉活動が悪くなり、イチゴの果実に奇形
果の発生が多くなり、スイカの栽培に使用すると
スイカの結実率が悪く、農業生産者にとつて大き
な悩みとなつている。 ところが本発明者らは、受粉結実性植物の施設
栽培実験において、少なくとも380nm以下の波長
の光の透過を実質的に遮蔽する農業用被覆材の一
部に少なくとも300nm以上の紫外光透過部を設け
た農業用被覆材の被覆下に蜜峰を受粉媒体とする
受粉結実性植物の栽培物の栽培を行つたところ、
蜜峰の飛翔が活発となり結実を多くなり、該植物
を侵す菌核病及び灰色かび病等の病害を著しく抑
制することができ、しかも該植物の果実を増収を
図ることができることを見い出した。 かくして、本発明によれば受粉結実性植物を少
なくとも380nm以下の波長の光の透過を実質的に
遮蔽し得る農業用被覆材の訪花昆虫の受粉活動を
可能ならしめる該受粉結実性植物の病害菌の繁殖
に実質的に影響を及ぼさない程度の少なくとも
300nm以上の紫外光透過部を設けた農業用被覆材
による被覆下に栽培することからなる受粉結実性
植物の栽培方法が提供される。 本発明の1つの特徴は、受粉結実性植物を後で
詳細に説明する特定の農業用被覆材による被覆下
に施設栽培する点にある。 例えばイチゴは露地栽培及び施設栽培により盛
んに栽培されている施設栽培、殊に促成栽培を例
にとつてその栽培方法を簡単に述べれば次の通り
である。即ち前年に収穫の終了した親株を翌年3
〜4月にトンネル又はハウスから路地へ定植し、
ランナーを伸して子株を作り、7月下旬頃2〜3
番目の子株を仮植し、9月下旬頃トンネル又はハ
ウス内に定植され、農業用被覆材の被覆下で栽培
がつづられる。開花時期には受粉結果させるため
蜜峰を飛翔させて収穫は通常翌年1月〜5月位ま
で行うことができる。 またスイカを例にとれば、1月初旬苗床に播種
し3月中頃ハウス内に定植され、農業用被覆材の
被覆下で栽培がつづけられて4月初旬に着花を始
めるので、受粉結実させるため蜜峰を飛翔させて
5月下旬〜6月上旬に収穫を行うことができる。 本発明の方法に従う受粉結実性植物の栽培は、
後述する特定の農業用被覆材を使用するというこ
とを除けば、それ自体公知の従来の受粉結実性植
物の栽培方法と同様にして行うことができた。 本発明は従来の施設栽培、例えばハウス栽培や
トンネル栽培等における場合と全く同様にして行
うことができ、何ら特別の注意を払う必要はな
く、少なくとも受粉結実性植物が受ける直射光線
中の該波長の光の透過実質的に遮蔽され、且つ訪
花昆虫の受粉活動を可能ならしめ、且つある程度
の温度保持が可能で、急激な温度変化を避けるこ
とができる限り、どのような被覆の仕方をしても
よく、栽培すべき受粉結実性植物の品種、栽培時
期や地域、天候等に応じて適宜調整することが可
能である。 また、被覆の時期としては厳密に制限されるも
のではなく、また栽培すべき受粉結実性植物の品
種、栽培時期、地域、気候等によつても異なる
が、一般に少なくとも受粉結実性植物の播種又は
定植時期から収穫に至るまでの全期間に亘つて被
覆するのが好ましく、特に訪花昆虫により受粉さ
せる開花時期に被覆されているのが好ましい。 また、少なくとも380nm以下の波長の光を遮蔽
する被覆材と本発明の被覆材を組合せて使用して
も良い。例えば蜜峰の飛翔を必要とする開花受粉
結実時期のみ本発明の被覆材の被覆下に栽培し、
その前後の期間においては少なくとも380nm以下
の波長の光を遮蔽する被覆材で被覆し栽培しても
良い。また開花時期の蜜峰の飛翔時に本発明の被
覆材で被覆し、その他の時期は300nm以上の紫外
光透過部を少なくとも380nm以下の波長の光を遮
蔽する被覆材で被覆して栽培しても良い。 また本発明において「受粉結実性植物」なる語
は訪花昆虫、例えば蜜峰を受粉媒体として栽培さ
れる植物を指し、 例えば、メロン,雑メロン,マクワウリ,キユ
ウリ,スイカ,プリンスメロン等のウリ科植物,
カボチヤ等のナス科植物,イチゴ等のバラ科植
物, サクランボ,モモ,リンゴ,ナシ,ビワ等のバ
ラ科植物, ブドウに代表されるブドウ科植物, ウンシユウミカン,ネーブル,イヨカン等のミ
カン科植物,など。 本発明の方法において特に優れた効果を発揮し
得るのは、上記のうちにウリ科植物ナス科植物バ
ラ科植物、就中メロン,雑メロン,プリンスメロ
ン,スイカ,カボチヤ及びイチゴであり、これら
が本発明において好適なものである。 また本発明において「訪花昆虫」なる語は蜜峰
等の峰類,しまはなあぶ等のハエ類等の受粉媒体
となり得る昆虫を指す。 また本発明において「病害菌」なる語は菌核病
菌,ボトリテイス菌,炭そ病菌,つる枯病菌,黒
カビ病,斑点病菌等の植物病原菌等を指し、本発
明において特に優れた効果を発揮するのは菌核病
菌,ボトリテイス菌等である。 本発明のうち1つの特徴は、少なくとも380nm
以下の波長の光の透過を実質的に遮蔽し得る農業
用被覆材に訪花昆虫の受粉活動を可能ならしめる
が受粉結実性植物の病害菌の繁殖に実質的に影響
を及ぼさない程度の少なくとも300nm以上の紫外
光透過部を設けた農業用被覆材を使用する点にあ
る。 特に少なくとも380nm以下の波長の光の透過を
実質的に遮蔽し得る農業用被覆材部分は少なくと
も380nm以下の波長域の光、の透過を実質的に遮
蔽し得る農業用被覆材、特に380nm以下の波長域
の光の透過を実質的に遮蔽し得る農業用被覆材,
特に380nm以下の波長域の光の透過を実質的に遮
蔽し且つ450nm以下の波長の光、さらに望ましく
は420nm以上の波長の光を実質的に透過し得る無
質機質又は有機質のフイルム又は板から成る農業
用被覆材を使用する点にある。 本明細書において「x nm以下の波長の光の
透過を実質的に遮蔽する」なる語は、x nm以
下の波長の光の透過を100%完全に遮蔽する場合
のみならず、x nm及びそれ以下の波長の光の
透過を少なくとも70%,好ましくは80%以上,さ
らに好ましくは90%以上遮蔽する場合をも包含す
る意味で用いるものである。また、「y nm以上
の波長の光を実質的に透過する」なる語は、y
nm以上の波長の光を100%完全に透過する場合の
みならず、y nm及びそれ以上の波長の光を少
なくとも65%、好ましくは80%以上、さらに好ま
しくは85%以上透過する場合も包含する意味で用
いるものである。 しかして、本発明の少なくとも380nm以下の波
長の光の透過を実質的に遮蔽し得る被覆材部分と
して特に好適に使用し得る農業用被覆材は、
380nm以下の光の透過を実質的に完全に、好まし
くは80%以上遮蔽し且つ420nm以上の波長の光を
実質的に阻害しない、好ましくは80%以上透過し
得る無機質又は有機質のフイルム又は板から成る
ものであり、フイルムの光線波長(横軸)対光線
透過率(縦軸)曲線を描いた場合に、曲線が光線
波長380nm〜420nmの間でできるだけ垂直に立ち
上るような光線透過率特性を示すようなフイルム
が特に好適である。 本明細書の「訪花昆虫の受粉活動を可能ならし
めるが該受粉結実性植物の病害菌の繁殖に実質的
に影響を及ぼさない程度の少なくとも300nm以上
の紫外光透過部」とは300nmから400nm好ましく
は340nmから380nmの波長の紫外線を実質的に透
過することをいうものである。 またここで「実質的に透過する」とは100%完
全に透過する場合のみならず、少なくとも65%好
ましくは80%以上、特に好ましくは90%以上透過
する場合をも包含する意味である。 また本発明の紫外線透過部は紫外線透過部の被
覆材の全面積が全被覆材の全表面積に占める割合
は少くとも8%以下、好ましくは1%以下、特に
好ましくは0.1%以下がよい。 また「紫外線透過部を設ける」の設ける位置は
特に制限されるのではなく、被覆材からなる受粉
結実性植物栽培用施設のどの位置でもよいが、好
ましくは栽培用施設の高さの1/2の高さ以上の位
置、更に好ましくは2/3以上の高さの位置、特に
好ましくは天井部分に設けるのがよい。またその
形態はいずれの形態でもよいが、例えば矩形、線
帯スリツト状、また円形、楕円形等どのような形
状でもよく、連続でも不連続でもよい帯状の連続
したものが特に好ましい。 また帯状の場合、例えば巾約5m、高さ2.6m
のハウスにおいて、帯状の巾は約0.5cmから約30
cm位、好ましくは1cmから30cm、特に好ましくは
1cmから10cmがよい。 本発明の実施に使用される農業用被覆材として
は、少なくとも380nm以下の光の透過を実質的に
遮蔽する、殊に380nm以下の波長の光の透過を実
質的に遮蔽し、且つ少なくとも420nm以上の光を
実質的に透過する農業用被覆材に少なくとも
300nm以上の紫外線透過部を設けたものであれば
どのようなタイプの農業用被覆材でも使用するこ
とができる。そして、かかる農業用被覆材は通常
無機質又は有機質のフイルム又は板から成ること
ができる。しかして、例えば無機質フイルム又は
板としては、典型的には、染料または顔料(例:
エメラルドグリーン)を配合したガラス板、下記
に示す紫外線吸収剤を含有する合成樹脂膜を塗布
又は積層したガラス板、等が挙げられ、また、有
機質フイルム又は板としては、特に、紫外線吸収
剤を塗布又は含有せしめた合成樹脂フイルム又は
板が好適である。本発明においては、特に後者の
紫外線吸収剤含有合成樹脂フイルム又は板が適し
ており、以下この合成樹脂フイルム又は板につい
てさらに詳細に説明する。 本発明に使用し得る透明フイルム又は板は、例
えば通常のフイルム形成性熱可塑性樹脂に適当な
紫外線吸収剤を配合したフイルム又は板に成形す
ることにより製造することができる。 使用し得るフイルム形成性熱可塑性合成樹脂と
しては、例えばポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリ
デン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチ
レン,ポリエステル,ポリアミド,ポリカーボネ
ート,ポリメチルメタクリレート,ポリアクリレ
ート,ポリ酢酸ビニル,又はこれら重合体を主体
とする共重合体もしくはブレンド物,等が含ま
れ,特に耐光性,光線透過性,強度等の理由か
ら,ポリ塩化ビニル,ポリメチルメタクリレート
及びボリエチレンが好適であり,就中ポリ塩化ビ
ニルである。 また少なくとも380nm以下の波長の光の透過を
実質的に遮蔽し得る合成樹脂に配合し得る紫外線
吸収剤としては、該紫外線吸収剤の紫外線吸収能
や使用する合成樹脂との相容性等を考慮して広範
囲の種類の中から適宜選択使用することができ
る。使用可能な紫外線吸収剤としては例えば下記
の如きものが挙げられる。 ハイドロキノン系―ハイドロキノン,ハイドロ
キノンジサリチレート サリチル酸系―フエニルサリチレート,パラオ
クチルフエニルサリチレート ベンゾフエノン系―2―ヒドロキシ―4―メト
キシベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4―n―
オクトキシベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4
―メトキシ―2′―カルボキシベンゾフエノン,
2,4―ジヒドロキシベンゾフエノン,2,2′―
ジヒドロキシ―4,4′―ジメトキシベンゾフエノ
ン,2―ヒドロキシ―4―ベンゾイルオキシベン
ゾフエノン,2,2′―ヒドロキシ―4―メトキシ
ベンゾフエノン,2―ヒドロキシ―4―メトキシ
―5―スルホンベンゾフエノン,2,2′,4,
4′―テトラヒドロキシベンゾフエノン,2,2′―
ジヒドロキシ―4,4′―ジメトキシ―5―ナトリ
ウムスルホベンゾフエノン,4―ドデシルオキシ
―2―ヒドロキシベンゾフエノン,2―ハイドロ
キシ―5―クロルベンゾフエノン ベンゾトリアゾール系―2―(2′―ヒドロキシ
―5′―メチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2
―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエニル)―5
―カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾー
ル,2―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエニ
ル)―5,6―ジクロルベンゾトリアゾール,2
―ヒドロキシ―5′―メチルフエニル)―5―エチ
ルスルホンベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒド
ロキシ―5′―第3ブチルフエニル)―5―クロル
ベンゾトリアゾール,2け(2′―ヒドロキシ―
5′―第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール,
2―(2′―ヒドロキシ―5′―アミノフエニル)ベ
ンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―3′,
5′―ジメチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2
―(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジメチルフエニ
ル)―5―メトキシベンゾトリアゾール,2―
(2′―メチル―4′―ヒドロキシフエニル)ベンゾ
トリアゾール,2―(2′―ステアリルオキシ―
3′,5′ジメチルフエニル)―5―メチルベンゾト
リアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5―カルボ
ン酸フエニル)ベンゾトリアゾールエチルエステ
ル,2―(2′―ヒドロキシ―3′―メチル―5′―第
3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2―
(2′―ヒドロキシ―5′―メトキシフエニル)ベン
ゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―フ
エニルフエニル)―5―クロルベンゾトリアゾー
ル,2―(2′―ヒドロキシ―5′―シクロヘキシル
フエニル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒド
ロキシ―4′,5′―ジメチルフエニル)―5―カル
ボン酸ベンゾトリアゾールブチルエステル,2―
(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジクロルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―4′,
5′―ジクロル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―
ヒドロキシ―3′,5′―ジメチルフエニル)―5―
エチルスルホンベンゾトリアゾール,2―(2′―
ヒドロキシ―5′―フエニルフエニル)ベンゾトリ
アゾール,2―(2′―ヒドロキシ―4′―オクトキ
シフエニル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒ
ドロキシ―5′―メトキシフエニル)―5―メチル
ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ―
5′―メチルフエニル)―5―カルボン酸エステル
ベンゾトリアゾール,2―(2′―アセトキシ―
5′―メチルフエニル)ベンゾトリアゾール,2―
(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジタ―シヤリベチルフ
エニル)―5―クロロベンゾトリアゾール。 これらの紫外線吸収剤のうち、ベンゾフエノン
系及びベンゾトリアゾール系のものが好適であ
り、就中ベンゾフエノン系では2,2′ジヒドロキ
シ―4,4―ジメトキシベンゾフエノン,2,
2′―ジヒドロキシ―4―メトキシベンゾフエノン
及び2,2′,4′,4′―テトラヒドロキシベンゾフ
エノン;ベンゾトリアゾール系では2―(2′―ハ
イドロキシ―5′―メチルフエニル)ベンゾトリア
ゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―メチルフエ
ニル)―5,6―ジクロルベンゾトリアゾール,
2―(2―ヒドロキシ―5′―第3ブチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール,2―(2′―ヒドロキシ
―3′―メチル―5′―第3ブチルフエニル)ベンゾ
トリアゾール,及び2―(2′―ヒドロキシ―5′―
フエニルフエニル)―5―クロルベンゾトリアゾ
ール,2―(2′―ヒドロキシ―3′,5′―ジタ―シ
アリブチルフエニル)―5―クロロベンゾトリア
ゾール,2―(2′―ヒドロキシ―5′―オクトキシ
フエニル)ベンゾトリアゾール,等が有効であ
る。 特に好適な紫外線吸収剤は、式 又は 式中、R1及びR2は同一もしくは相異なり、そ
れぞれ低級アルキル基又はアリール基(特にフエ
ニル基)を表わし、殊にR1は好ましくはC5以下
の分岐鎖状の低級アルキル基又はフエニル基であ
り、R3はC6以上、特にC8〜C10のアルキル基を表
わし、Xは水素原子又はハロゲン原子、特に塩素
原子である。 で表わされるベンゾトリアゾール誘導体である。 上記の如き紫外線吸収剤の配合量は、紫外線吸
収剤の種類、使用する合成樹脂の種類、フイルム
又は板の厚さ等に依在して広範に変えることがで
きるが、本発明が目的としている380nm以下の紫
外線の透過を実質的に完全に阻止するためには、
紫外線吸収剤の配合量と得られるフイルム又は板
の厚さとの間に下記式 15≦AB≦600 好適には 20≦AB≦400 式中、Aは紫外線吸収剤の配合量(PHR)を
表わし、Bはフイルム又は板の厚さ(μ)であ
る, で示される関係が満たされていることが特に好ま
しいことが見出された。ここにPHRとは合成樹
脂100重量部当りの重量部数を意味する。 また紫外線吸収剤の配合量(A)は、合成樹脂及び
紫外線吸収剤の種類により異なるが、一般に
0.003〜5PHR、特にフイルムの場合0.1〜5.0PHR
の範囲が好適である。 本発明に使用する合成樹脂フイルム又は板に
は、紫外線吸収剤に加えて、必要に応じて他の通
常の樹脂添加物、例えば可塑剤、滑剤、酸化防止
剤、光安定剤、帯電防止剤、防潤剤、熱安定剤、
染料、顔料、等を少量含ませることもできる。 また本発明に使用する合成樹脂フイルム又は板
は、それ自体公知の種々の方法、例えばカレンダ
ー法、インフレーシヨン法等の溶融押出法、プレ
ス法、溶液流延法等を用いて製造することができ
る。またフイルムの物性劣下の防止のため他樹脂
をコートするか、他のフイルムをラミネートする
こともできる。 かくして形成されたフイルム又は板は、その用
途等に応じて、その厚さを広い範囲に亘つて変え
ることができるが、一般に本発明の目的に対して
は、15〜5000μ、特に20〜500μの範囲が好適で
ある。該フイルム又は板は、必要に応じて、補強
等の目的で、他の合成樹脂のフイルムやシート、
ガラス等に積層して使用することもできる。 また本発明による被覆材を調整する場合、例え
ば少なくとも380nm以下の波長の光を遮蔽する覆
材と300nm以上の紫外線透過部材との張り合わせ
のとき、ヒートシール等によりおこなうこともで
きる。また紫外線透過部は塞冷紗等も使用でき
る。また紫外線透過部は必ずしも被覆材を使用し
ないでもよい。 本発明に従う受粉結実性植物の栽培は、前記特
定の農業用被覆材を使用することにより、それ自
体通常の施設栽培方法と全く同様にして実施する
ことができ、何ら特別の考慮を払う必要はない。
すなわち、本発明の方法は上記被覆材を被覆した
植物栽培用施設、例えば温室、パイプハウス、ト
ンネル内における温室栽培、ハウス栽培、トンネ
ル栽培、等により行なうことができる。 この場合、従来から温室内、ハウス内又はトン
ネル内の温度の調整のために、天窓を開けたり、
肩換気を行なつたり、或いは裾上げ換気を行なう
ことが普通行なわれているが、その際、天窓や肩
部や裾から一時的に前記波長域の直射日光や分散
光が差込むことがあるが、この程度の紫外線の入
射は、本発明においては許容しうるものである。 また、受粉結実性植物の栽培においてはマルチ
フイルムが使用されることもあるが、本発明の方
法の実施に当つても必要に応じてマルチフイルム
を使用することができる。 以上述べたように本発明の方法によれば蜜峰等
の訪花昆虫の飛翔を可能にし、受粉活動を可能な
らしめ、蜜峰等のふんがハウス内に均一に飛散
し、受粉結果性植物の受粉結実率を高め、更に該
植物に発生する病害菌の繁殖を阻止し、それによ
つて該植物の果実欣穫量を高め、更に品質の良い
果実を得ることができる。 また、本発明の方法においてイチゴを栽培する
場合には、後述する実施例に示した如く、奇形果
の発生も少ない、イチゴを侵す菌核病及び灰色か
び病を著しく抑制することができ、しかもイチゴ
の増収を図ることができる。 また、本発明の方法においてメロンを栽培する
と結実率(着果率)、平均重量、糖度、果肉の厚
さ等が非常に良くなり、病害も著しく抑制され、
しかもメロンの増収を図ることができる。 このように本発明の方法は、生産農家に寄与す
るところ極めて大である。 次に実施例により本発明をさらに説明する。 参考例A(農業用フイルムの調製) (1) ポリ塩化ビニル100重量部、ジオクチルフタ
レート(可塑剤)45重量部、ジブチル錫マレー
ト(熱安定剤)1.5重量部、スチアリン酸亜鉛
(熱安定剤)1.0重量部、ステアリン酸(滑剤)
0.1重量部、ソルビタンモノラウレート(無滴
剤)1.0重量部及び2―(2′―ヒドロキシ―3′,
5′―ジメ―シヤリ―ブチルフエニル)―5―ク
ロロベンゾトリアゾール(紫外線吸収剤)105
重量部を相互に充分に混合し、その混合物をエ
クストルーダーにより200℃で溶融押出し、厚
さ100μの透明なフイルムを得た。このフイル
ムを以後フイルムNo.1と呼び、後記実施例及び
比較例で被覆用に使用する。 (2) さらに、一般農業用被覆材として市販されて
いるポリ塩化ビニルフイルム(厚さ100μ;三
菱モンサント化成(株)製“ノービエース”)を用
意した。このフイルムを以後フイルムNo.2と呼
び、後記実施例及び比較例で被覆用に使用す
る。 上記フイルムNo.1〜No.2の波長別光線透過曲線
を添付図面として第1図に示す。 実施例1〜2,比較例1〜2 11月上旬収穫の終了したイチゴ(品種はるの
か)の親株をビニールハウス中にて栽培し、翌年
8月下旬にこの株を露地定植した栽培を続けたと
ころ、ランナーが発生してきたので7月中旬12cm
鉢に仮植した。一方240坪(間口5.3m、天井まで
の高さ2.6m、長さ150m)のパイプハウス4棟内
に畦(畦巾1m40cm、畦高さ20cm、通路70cm)を
作り、元肥として表1に示すような施肥を行つ
た。 9月20日それぞれのパイプハウスに実施例Aで
調製したフイルムNo.1及びNo.2を用いて被覆し
た。各ハウスのフイルムの被覆方法は次の様にし
た。 即ち、ハウスAにはフイルムNo.1を、ハウスB
にはフイルムNo.2を一般に行うと同様にしてハウ
ス全体を被覆した。 又ハウスCにはハウスの天井の中央に長手方向
にそつて巾1cmの連続したフイルムNo.2(紫外線
透過フイルム)をスリツト状にフイルムNo.1
(380nm以下の光を遮蔽するフイルム)にはさん
で設置し、スリツト以外の部分はフイルムNo.1で
被覆した。 すなわちハウスCは後述の第2図のパイプハウ
スの構造において紫外線透過部(スリツト)の巾
aが1cmのハウスに相当する。 さらにハウスDはハウスの天井部の中央に長手
方向にそつて巾1cm×長さ50cmのフイルムNo.2
(紫外光透過フイルム)のスリツトを50cm毎に断
続的にフイルムNo.1(380nm以下の光を遮蔽する
フイルム)にはさんで設置し、スリツト以外の部
分はフイルムNo.1で被覆した。 またハウス内の畦は市販のポリエチレン製黒マ
ルチフイルム(商品名「油化マルチ」厚さ20μ三
菱油化製)で被覆した。 またそれと同時に、仮植されていたイチゴの苗
を40株/坪となるように定植した。 11月15日に保温用として、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体製フイルム(商品名「三菱油化農サク
ビ」厚さ30μ三菱油化製)にて内張りを行い栽培
を続けた。冬期の温度は50℃位(夜)、22〜23℃
(日中)であつた。 翌年1月上旬より収穫を始め、5月中旬まで収
穫を続けた。 追肥は表1に示す如く行つた。 農薬散布はトツプジン、ユーパレン及びダコニ
ールの混合液を定植後3月下旬まで各ハウスに7
回散布した。 潅水は1週間に1度を原則として行つた。 受粉時には、各ハウスに蜜峰箱をセツトし、蜜
峰による受粉を行つた。 表2に各ハウス20株づつ選定し調査した結果を
示す。(調査期間2月1日〜2月28日)
【表】
【表】
測定方法
(1) 蜜峰の飛翔数:蜜峰の箱(約20000匹)をハ
ウス入口より約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回のハウスの出口(蜜峰
の箱の置いた所と反対側)からハウス内に飛
翔、活動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回
当りの活動中の峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行つた際、肉眼
で蜜峰の活動性を観察する。 (3) 奇形果率(%):全収穫果実中に奇形果の旨
める割合。 (4) 灰色かび病罹病率(%):全収穫果実中に灰
色かび病罹病果の旨める割合。 (5) 収穫量:収穫期間中に収穫した全収穫果の株
当りの重量。 比較例―2及び―3において蜜峰の活動は鈍く
特に、比較例―3において悪かつたが、実施例―
1及び―2において、フイルムNo.1による紫外線
透過帯を設けることにより、蜜峰の活動は良好と
なり、その結果、イチゴの奇形果率は、極めて低
くなり、また、灰色かび病の罹病果率も低く、収
量も向上した。 実施例3〜4、比較例3 メロンの栽培実験 7月25日に台木用のメロンの種(苗種エメラル
ドゼム)をポツトの中央に1個播種し、翌日穂木
用のメロンの種(品種サンデーメロン)を同じポ
ツトのに播種し、播種終了後塞冷紗でトンネルを
作りアブラ虫より防御し水分を充分与える。7月
29日にサンデーメロンは発芽し、翌日子葉が展開
し、8月1日に殺菌剤トツプM(日本曹達製)を
1500倍に希釈し散布する。8月2日に台木用エメ
ラルドゼムの本葉が0.7枚に達したところで穂木
用のサンデ―メロンを呼び割り接木をする。接木
した当日は塞冷紗8枚重ねて遮光し、翌日1枚と
した以後日光を十分当て生育し、8月12日穂木の
根本を切断し、翌日殺菌剤マンネブタイセンM
(有効成分マンガニーズ,エチレン,ビスシチ
オ,カルバメート:東京有機化学工業(株)製)を
600倍に希釈し、本葉1〜2枚の苗まで育てる。
この育苗期間中は、夕方には乾く程度に朝水分を
与える。 パイプハウスE,F,G,H,いずれも(240
坪:間口5.3m,奥行150m,高さ2.6m)内に畦
(高さ30cm,巾70cm,畦間60cm)を作り、調合肥
料カネマツ495(兼松江商販売)を元肥として120
Kg/10アール施肥し、畦の表面を黒色マルチフイ
ルム(黒色ポリエチレンフイルム:厚さ30μ)の
覆い、上記の本葉1〜2枚のメロンの苗を株間が
10アール当り1500本となるように定植した。パイ
プハウスの各フイルムの被覆は、定植より1週間
前に行つた。 各ハウスのフイルムの被覆は次の様にした。 ハウスEにはフイルムNo.1を、ハウスFにはフ
イルムNo.2を各一般で行うと同様にしてハウス全
体を被覆し、ハウスGにはフイルムNo.2で被覆
し、ハウスの天井部には巾5cmの連続したフイル
ムNo.2をスリツト状にはさんで設置した。この時
のフイルム被覆状況を図―2に示す。 8月中旬殺菌剤マンネプダイセンMを散布し、
本葉が5〜6枚になつたらテープで誘引し、立体
栽培とし、8月の下旬本葉が20〜22枚に育つたら
摘芯する。この時期に雌花、雄花が開花するの
で、蜜峰箱を各ハウスにセツトし、蜜峰により交
配したした。交配後、数日でメロンが着果した。
この果実が卵大に生育したら、地上より45―50cm
の果実1個を残し摘果し、残した果実は玉つりを
する。9月上旬殺菌剤マンネブダイセンMに散布
し、果実の表皮にネツトが発生したので、新聞紙
の袋掛けをし、9月中旬表皮が8分ネツトまで生
育したので袋を取り玉ふきをする。以後は日光が
良く当るように管理をし、9月下旬殺菌剤マンネ
ブダイセンMを散布する。 10月下旬にメロンの果実を無差別に各々10個づ
つ収穫し、平均重量、果肉の厚さ、糖度、ネツト
の状況を調査した。その結果を表3なお、8月下
旬のメロンの生育状況及び8月中旬の着果率も併
せて記す。 測定方法 (1) 蜜峰の飛翔数:蜜峰の箱(約20000匹)をハ
ウス入ロより約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回ハウスの出口(蜜峰の
箱を置いた所と反対側)からハウス内に飛翔、
活動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回当り
の活動中の蜜峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行つた際、肉眼
で蜜峰の活動を観察する。 (3) 灰色かび病罹病率(%):調査株20株中に灰
色かび病株(葉、幹、に罹病しているもの)が
旨める割割。 (4) 着果率(%):9〜12節目において着果した
率(20本の平均)。 (5) 平均重量:20個の平均重量。 (6) 糖 度:手持屈折計(糖度用、アタゴ光学器
機械)で測定する。 (7) 果肉の厚さ:果実を中心で半分に切断し、可
食部の厚さを測定する。 (8) ネツトの状況:肉眼で観察する。
ウス入口より約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回のハウスの出口(蜜峰
の箱の置いた所と反対側)からハウス内に飛
翔、活動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回
当りの活動中の峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行つた際、肉眼
で蜜峰の活動性を観察する。 (3) 奇形果率(%):全収穫果実中に奇形果の旨
める割合。 (4) 灰色かび病罹病率(%):全収穫果実中に灰
色かび病罹病果の旨める割合。 (5) 収穫量:収穫期間中に収穫した全収穫果の株
当りの重量。 比較例―2及び―3において蜜峰の活動は鈍く
特に、比較例―3において悪かつたが、実施例―
1及び―2において、フイルムNo.1による紫外線
透過帯を設けることにより、蜜峰の活動は良好と
なり、その結果、イチゴの奇形果率は、極めて低
くなり、また、灰色かび病の罹病果率も低く、収
量も向上した。 実施例3〜4、比較例3 メロンの栽培実験 7月25日に台木用のメロンの種(苗種エメラル
ドゼム)をポツトの中央に1個播種し、翌日穂木
用のメロンの種(品種サンデーメロン)を同じポ
ツトのに播種し、播種終了後塞冷紗でトンネルを
作りアブラ虫より防御し水分を充分与える。7月
29日にサンデーメロンは発芽し、翌日子葉が展開
し、8月1日に殺菌剤トツプM(日本曹達製)を
1500倍に希釈し散布する。8月2日に台木用エメ
ラルドゼムの本葉が0.7枚に達したところで穂木
用のサンデ―メロンを呼び割り接木をする。接木
した当日は塞冷紗8枚重ねて遮光し、翌日1枚と
した以後日光を十分当て生育し、8月12日穂木の
根本を切断し、翌日殺菌剤マンネブタイセンM
(有効成分マンガニーズ,エチレン,ビスシチ
オ,カルバメート:東京有機化学工業(株)製)を
600倍に希釈し、本葉1〜2枚の苗まで育てる。
この育苗期間中は、夕方には乾く程度に朝水分を
与える。 パイプハウスE,F,G,H,いずれも(240
坪:間口5.3m,奥行150m,高さ2.6m)内に畦
(高さ30cm,巾70cm,畦間60cm)を作り、調合肥
料カネマツ495(兼松江商販売)を元肥として120
Kg/10アール施肥し、畦の表面を黒色マルチフイ
ルム(黒色ポリエチレンフイルム:厚さ30μ)の
覆い、上記の本葉1〜2枚のメロンの苗を株間が
10アール当り1500本となるように定植した。パイ
プハウスの各フイルムの被覆は、定植より1週間
前に行つた。 各ハウスのフイルムの被覆は次の様にした。 ハウスEにはフイルムNo.1を、ハウスFにはフ
イルムNo.2を各一般で行うと同様にしてハウス全
体を被覆し、ハウスGにはフイルムNo.2で被覆
し、ハウスの天井部には巾5cmの連続したフイル
ムNo.2をスリツト状にはさんで設置した。この時
のフイルム被覆状況を図―2に示す。 8月中旬殺菌剤マンネプダイセンMを散布し、
本葉が5〜6枚になつたらテープで誘引し、立体
栽培とし、8月の下旬本葉が20〜22枚に育つたら
摘芯する。この時期に雌花、雄花が開花するの
で、蜜峰箱を各ハウスにセツトし、蜜峰により交
配したした。交配後、数日でメロンが着果した。
この果実が卵大に生育したら、地上より45―50cm
の果実1個を残し摘果し、残した果実は玉つりを
する。9月上旬殺菌剤マンネブダイセンMに散布
し、果実の表皮にネツトが発生したので、新聞紙
の袋掛けをし、9月中旬表皮が8分ネツトまで生
育したので袋を取り玉ふきをする。以後は日光が
良く当るように管理をし、9月下旬殺菌剤マンネ
ブダイセンMを散布する。 10月下旬にメロンの果実を無差別に各々10個づ
つ収穫し、平均重量、果肉の厚さ、糖度、ネツト
の状況を調査した。その結果を表3なお、8月下
旬のメロンの生育状況及び8月中旬の着果率も併
せて記す。 測定方法 (1) 蜜峰の飛翔数:蜜峰の箱(約20000匹)をハ
ウス入ロより約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回ハウスの出口(蜜峰の
箱を置いた所と反対側)からハウス内に飛翔、
活動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回当り
の活動中の蜜峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行つた際、肉眼
で蜜峰の活動を観察する。 (3) 灰色かび病罹病率(%):調査株20株中に灰
色かび病株(葉、幹、に罹病しているもの)が
旨める割割。 (4) 着果率(%):9〜12節目において着果した
率(20本の平均)。 (5) 平均重量:20個の平均重量。 (6) 糖 度:手持屈折計(糖度用、アタゴ光学器
機械)で測定する。 (7) 果肉の厚さ:果実を中心で半分に切断し、可
食部の厚さを測定する。 (8) ネツトの状況:肉眼で観察する。
【表】
表3から紫外線域を通過するフイルムNo.1で被
覆した比較例3においては灰色かび病が多発し、
一方紫外線域を除去するフイルムNo.3で被覆した
比較例4においては着果率が著しく悪くなるとい
う欠点が見られたが、紫外線を除去するフイルム
の一部に紫外線を透過する部分(フイルムNo.1)
を設けることにより灰色かび病を抑制し、生育促
進・果重増大;糖度の増加などの紫外線除去効果
を発揮すると共に、授粉手段として訪花昆虫を用
いる場合において着果率が低下せず紫外線を透過
する一般農ビフイルムで被覆する場合と全く変ら
ず着果率の点で問題を生じないことが判る。 実施例4、比較例5〜6 スイカの栽培実験 1月8日スイカ(品種:縞王)を苗床に播種し
2〜3日後台木用の夕がお(品種:相生)を別の
苗床に播種した。本葉3〜5枚のころスイカを夕
がおに接木し、2月5日に鉢上げした。 2月20日パイプハウスI,J,K(いずれも
360坪鉄骨ハウス開口24m奥行50m、天井部の高
さ5.6m)に表―4を元肥をほどこし、ベツト作
りを行つた。 次いで各パイプハウスに次の様にフイルムを被
覆した。 即ち、ハウスIにはフイルムNo.2をハウスJに
はフイルムNo.1を一般で行うと同様にしてハウス
全体を被覆し、ハウスKにはハウスの天井部の巾
1cmの連続したフイルムNo.1をスリツト状にはさ
んでその部分以外はフイルムNo.2で被覆した。ハ
ウスCのフイルム被覆状況を図― に示す。 3月12日上記の如くフイルム被覆した各々のハ
ウスにスイカの苗を定植した。 3月25日ワキ枝が5〜6本となつたので側枝か
きと行い子づる3本に整理した。 また、同時に敷きワラを行つた。 4月5日着花し始めたので蜜峰を入れ公配を行
つた。同時に砂糖、峰蜜、水(重量比で2:1:
2)の混合物を約30cm巾の平皿に数グラムづつ入
れ、その上にワラを置いたものを9ケ所平均に散
ばして置いた。 4月下旬果実が肥大してきたので良果2果/枝
を残して他は摘果した。 5月上旬に追肥を行い、また5月中旬にかけて
王直しを行つた。 潅水は定植后2〜3回/週行い,着床后は樹勢
を見ながら適時に行つた。 5月下旬〜6月上旬に収穫を行つた。 この結果を表4に記す。
覆した比較例3においては灰色かび病が多発し、
一方紫外線域を除去するフイルムNo.3で被覆した
比較例4においては着果率が著しく悪くなるとい
う欠点が見られたが、紫外線を除去するフイルム
の一部に紫外線を透過する部分(フイルムNo.1)
を設けることにより灰色かび病を抑制し、生育促
進・果重増大;糖度の増加などの紫外線除去効果
を発揮すると共に、授粉手段として訪花昆虫を用
いる場合において着果率が低下せず紫外線を透過
する一般農ビフイルムで被覆する場合と全く変ら
ず着果率の点で問題を生じないことが判る。 実施例4、比較例5〜6 スイカの栽培実験 1月8日スイカ(品種:縞王)を苗床に播種し
2〜3日後台木用の夕がお(品種:相生)を別の
苗床に播種した。本葉3〜5枚のころスイカを夕
がおに接木し、2月5日に鉢上げした。 2月20日パイプハウスI,J,K(いずれも
360坪鉄骨ハウス開口24m奥行50m、天井部の高
さ5.6m)に表―4を元肥をほどこし、ベツト作
りを行つた。 次いで各パイプハウスに次の様にフイルムを被
覆した。 即ち、ハウスIにはフイルムNo.2をハウスJに
はフイルムNo.1を一般で行うと同様にしてハウス
全体を被覆し、ハウスKにはハウスの天井部の巾
1cmの連続したフイルムNo.1をスリツト状にはさ
んでその部分以外はフイルムNo.2で被覆した。ハ
ウスCのフイルム被覆状況を図― に示す。 3月12日上記の如くフイルム被覆した各々のハ
ウスにスイカの苗を定植した。 3月25日ワキ枝が5〜6本となつたので側枝か
きと行い子づる3本に整理した。 また、同時に敷きワラを行つた。 4月5日着花し始めたので蜜峰を入れ公配を行
つた。同時に砂糖、峰蜜、水(重量比で2:1:
2)の混合物を約30cm巾の平皿に数グラムづつ入
れ、その上にワラを置いたものを9ケ所平均に散
ばして置いた。 4月下旬果実が肥大してきたので良果2果/枝
を残して他は摘果した。 5月上旬に追肥を行い、また5月中旬にかけて
王直しを行つた。 潅水は定植后2〜3回/週行い,着床后は樹勢
を見ながら適時に行つた。 5月下旬〜6月上旬に収穫を行つた。 この結果を表4に記す。
【表】
測定方法
(1) 蜜峰の飛翔数:蜜峰の箱(約20000匹)をハ
ウス入口より約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回、ハウス内に飛翔、活
動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回当りの
活動中の蜜峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行行つた際肉眼
で蜜峰の活動性を観察する。 (3) 菌核病罹病率:無差別に選んだ調査株60株に
おいて収穫を目的として肥大させた全果数に対
する菌核病罹病果数の割合。 (4) 着果率:無査別に選んだ調査株60株において
4〜18節目に着果した割合。 (5) 平均果重:無差別に選んだ調査株60株から収
穫された果実の平均重量。 (6) 糖 度:手持屈折計(糖度用、アタゴ光学器
械製)で測定する。
ウス入口より約1mの所にセツトしてから3日
目の午前2回、午後2回、ハウス内に飛翔、活
動している蜜峰の数を肉眼で数え、1回当りの
活動中の蜜峰の平均数を算出する。 (2) 蜜峰の飛翔状態:(1)の測定を行行つた際肉眼
で蜜峰の活動性を観察する。 (3) 菌核病罹病率:無差別に選んだ調査株60株に
おいて収穫を目的として肥大させた全果数に対
する菌核病罹病果数の割合。 (4) 着果率:無査別に選んだ調査株60株において
4〜18節目に着果した割合。 (5) 平均果重:無差別に選んだ調査株60株から収
穫された果実の平均重量。 (6) 糖 度:手持屈折計(糖度用、アタゴ光学器
械製)で測定する。
【表】
表―4より紫外線域を透過するフイルムNo.2で
全面被覆した比較例5においては菌核病が多発
し、一方紫外線域を除去するフイルムNo.1を全面
被覆した比較例6においては着果率が著しく悪く
なるという欠点が見られたが、紫外線を透過する
部分(フイルムNo.2)を設けることによつて菌核
病を抑制し、生育促進、果実肥大、糖度の増加な
どの紫外線除去による効果が発揮されると共に授
粉昆虫を用いる場合において着果率が低下せず、
紫外線を充分透過するフイルムNo.2で被覆する場
合と全く変らず。着果率の点で問題を生じないこ
とが判る。
全面被覆した比較例5においては菌核病が多発
し、一方紫外線域を除去するフイルムNo.1を全面
被覆した比較例6においては着果率が著しく悪く
なるという欠点が見られたが、紫外線を透過する
部分(フイルムNo.2)を設けることによつて菌核
病を抑制し、生育促進、果実肥大、糖度の増加な
どの紫外線除去による効果が発揮されると共に授
粉昆虫を用いる場合において着果率が低下せず、
紫外線を充分透過するフイルムNo.2で被覆する場
合と全く変らず。着果率の点で問題を生じないこ
とが判る。
第1図は実施例及び比較例で用いたフイルムNo.
1,No.2の波長別光線透過曲線の図である。第2
図は実施例1,2,3で用いたパイプハウスの構
造でaは紫外線透過部(スリツト)、bは2.6m、
cは5.3m、dは150mである。第3図は比較例
1,2,3,4で用いたパイプハウスの構造図で
bは2.6m、cは5.3m、dは150mである。第4
図は実施例で用いた大型ハウス構造図でaは紫外
線透過部(スリツト)bは5.6m、cは24m、d
は50m。第5図は比較例5,6で用いた大型ハウ
ス構造図でbは5.6m、cは24m、50m。第6図
は使用出来るハウス構造。
1,No.2の波長別光線透過曲線の図である。第2
図は実施例1,2,3で用いたパイプハウスの構
造でaは紫外線透過部(スリツト)、bは2.6m、
cは5.3m、dは150mである。第3図は比較例
1,2,3,4で用いたパイプハウスの構造図で
bは2.6m、cは5.3m、dは150mである。第4
図は実施例で用いた大型ハウス構造図でaは紫外
線透過部(スリツト)bは5.6m、cは24m、d
は50m。第5図は比較例5,6で用いた大型ハウ
ス構造図でbは5.6m、cは24m、50m。第6図
は使用出来るハウス構造。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 受粉結実性植物を少なくとも380nm以下の波
長の光の透過を実質的に遮蔽し得る農業用被覆材
による被覆下に栽培する方法において、該農業用
被覆材に訪花昆虫の受粉活動を可能ならしめる可
能ならしめるが該受粉結実性植物の病害菌の繁殖
に実質的に影響を及ぼさない程度の少なくとも
300nm以上の紫外光透過部を設けることを特徴と
する、受粉結実性植物の栽培方法。 2 受粉結実性植物を少なくとも380nm以下の波
長の光の透過を実質的に遮蔽し、420nm以下の波
長の光を実質的に透過し得る農業用被覆材による
被覆下に栽培する方法において栽培する特許請求
の範囲第1項記載の方法。 3 該受粉結実性植物がイチゴである、特許請求
の範囲第1〜2項いずれかに記載の方法。 4 該受粉結実性植物がメロン又は雑メロン又は
スイカである、特許請求の範囲第1〜2項いずれ
かに記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11999777A JPS5454844A (en) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | Cultivation of pollination fructification plant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11999777A JPS5454844A (en) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | Cultivation of pollination fructification plant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5454844A JPS5454844A (en) | 1979-05-01 |
| JPS6132928B2 true JPS6132928B2 (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=14775333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11999777A Granted JPS5454844A (en) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | Cultivation of pollination fructification plant |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5454844A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62115216A (ja) * | 1981-09-29 | 1987-05-26 | アキレス株式会社 | ナスの病害防止・発色栽培方法 |
| JP5442311B2 (ja) * | 2009-04-24 | 2014-03-12 | パナソニック株式会社 | 農業用ハウス |
| JP5219288B2 (ja) * | 2009-04-24 | 2013-06-26 | パナソニック株式会社 | 農業用ハウス |
| JP5424993B2 (ja) * | 2010-06-17 | 2014-02-26 | パナソニック株式会社 | 植物病害防除用照明装置 |
-
1977
- 1977-10-07 JP JP11999777A patent/JPS5454844A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5454844A (en) | 1979-05-01 |
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