JPH04152047A - 加工対象物の加工基準点を定める方法および定めた基準点を利用して加工を行う方法 - Google Patents

加工対象物の加工基準点を定める方法および定めた基準点を利用して加工を行う方法

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JPH04152047A
JPH04152047A JP27162690A JP27162690A JPH04152047A JP H04152047 A JPH04152047 A JP H04152047A JP 27162690 A JP27162690 A JP 27162690A JP 27162690 A JP27162690 A JP 27162690A JP H04152047 A JPH04152047 A JP H04152047A
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JP
Japan
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axis
data
weld bead
steel pipe
working standard
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Pending
Application number
JP27162690A
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English (en)
Inventor
Yuzo Yamamoto
雄三 山本
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JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動加工などを行う対象物の加工基準点を定
める方法と、その方法により定めた基準点を利用して加
工を行う方法に関する。
【従来の技術】
切削そのほかの加工のために物体の三次元形状を測定す
る技術として、従来から知られているものは、(1)モ
デルの形状を測定し、その測定データに基づいてデータ
通りの形状の製品を素材から製作すること、および、(
2)加工後の製品形状を測定し、所定の形状に合致して
いるかどうか照合して検査すること、の二種である。 発明者は、自動加工を行うための倣い式三次元形状測定
装置を発明し、すでに提案した(特願平2−19867
1>。 この装置は、NCIIJ御によりXYZ三輪に
関して可変に設けた工作機械の主軸頭を利用し、これに
探触子を取り付けてその変位データをデータプロセッサ
ーで処理して三次元データとする構成を有し、上記のよ
うな溶接鋼管の加工に好適なものである。 たとえば大径溶接鋼管の溶接ビード部分を切削除去する
場合、鋼管は、溶接の影響で断面が真円にできていない
から、その形状は不特定というほかない。 このような
不特定の形状の物体から不要部分を削除する目的で、そ
の形状を測定し削除のための基準点を定める方法は、未
だ確立されていない。
【発明が解決しようとする課題] 本発明の基本的な目的は、上記の倣い式三次元形状測定装置を使用して溶接鋼管の溶接ビードを切削するような場合に必要となる、加工基準点の決定方法を提供することにある。 本発明の実際的な目的は、決定した加工基準点を用いて、自動切削を行う方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】
本発明の加工対象物の加工基準点を定める方法は、三次
元形状をもつ対象物から不要部分を削除する加工を行う
ために加工基準点を定める方法であって、次の諸段階か
らなる方法である。 1、  XYZ三軸において対象物の表面位置を測定す
ること、 2、  X軸上のY軸の測定データに基づいて平滑化デ
ータ(スムージング曲線)を得ること、3、  Y軸の
測定データから平滑化データを差し弓くこと、 4、 差し引いて得たデータの曲線がX軸とつくる閉領
域の、XY面上でプラス側にあるものの中で面積が最大
の領域を特定すること、および5、 特定された領域の
両側にある極小点を特定し、これを加工基準点とするこ
と。 このようにして定めた加工基準点を利用して加工を行う
本発明の方法は、溶接鋼管から溶接ビードを削除するた
めに溶接ビードの付け根を定め、定められた付け根から
溶接ビードを切削する方法であって、次の諸段階からな
る方法である。 1、 鋼管の軸方向をZ軸としたXYZ三輪において鋼
管内部の表面位置を測定すること、2、  X軸上のY
軸の測定データに基づいて平滑化データ(スムージング
曲線)を得ること、3.  Y軸の測定データから平滑
化データを差し引くこと、 4、 差し引いて得たデータの曲線がX軸とつくる閉領
域の、XY画面上プラス側にあるものの中で面積が最大
の領域を特定し、これを溶接ご一ドとみなすこと、 5、 みなされた溶接ビードの両側にある極小点を特定
し、これを溶接ビードの付け根とすること、および 6、 鋼管の公称半径Rに対して適当な係数αをえらび
、αRの半径をもって、溶接ビードの付け根を通る円弧
に従って切削すること。 [作 用] 溶接鋼管の溶接部分は、やや誇張して示せば、第1図の
ような断面をもっている。 すなわち、鋼板を断面円形
に曲げてなる管(1)に、溶接ビード(2)およびスパ
ッタやスラグがもたらす若干の小さな凸部(3)がある
。 この表面形状を、前記の倣い式三次元形状測定装置によ
り、鋼管の軸方向をZ軸としたXYZY軸において測定
する。 測定は、探触子のY軸上の移動量を、たとえば
50μmずつX軸方向に移動するごとにしらぺることに
よって行なう。 通常の(径が数100mmの)溶接鋼
管においては、この測定は10〜20秒間で完了する。  測定データは、第2図に示すように、Y軸方向の測定
曲線をX軸に投影して平滑データを得る。 すなわち、
X軸に対しプラスの部分とマイナスの部分とが等しくな
るようにすれば、スムージング曲線が得られる。 スムージング曲線とX軸との交りにより、XY画面上プ
ラスまたはマイナスの閉じた領域がいくつか形成される
。 数式で示せば、つぎのようになる。 平滑化データ長を
n+1 (nは偶数)とし、測定データの番目のY軸座
標値をY(i)、平滑化データのそれをYS(i)とす
ると、 J=0 Y軸について測定データから平滑化データを差し引いて
、その値をY D (i)とすると、YD(i)=Y(
i)−YS(i) このY D (i)のグループすなわちいくつかの閉領
域のうちXY画面上プラス側にあるものの中から、面積
が最大の領域の位置を特定する。 第2図では、領域B
の点線で示した部分がそれである。 この位置にある凸部を溶接ビードとみなして、その両側
にある極小点を求める。 それには、っぎの簡略法が好
適である。 イ)  Y(i)の差分をとる △Y(i) =Y (i +1 > −Y(i)口) 
 Y(i)の二階差分をとる Δ2Y(i)=△Y(i+1>−ΔY (i)この二階
差分の最大の値を、△2 Y (J)および△2 Y 
(k)とすると、極小点のXY座座上上位置はJ(Xj
、Vj)およびK(Xk、yk)で示され、これが溶接
ビードの付け根の位置として特定される。 このようにして、加工基準点すなわち切削除去すべき溶
接ビードの付け根が特定されれば、それにもとづいて切
削加工を実施すればよいことになる。 ところが実際上は、前述のように溶接鋼管の断面が真円
になっていないから、上記の基準点を通り鋼管の公称半
径(内径)Rを半径とする断面で切削したのでは、後に
鋼管に矯正加工を行なって真円断面を与えようとすると
きに、不都合が生じる。 そのため、矯正時の変形を見
込んだ断面形状の切削を行なわなければならない。 溶接により管を形成したままの鋼管は、通常は溶接部分
を尖端とする卵形の断面をしていて、これを誇張して示
せば第3図のようである。 従って、溶接ビードの切削
は、第4図に示したように公称半径Rに対して適切な係
数α(通常はα〈1)を掛けたαRを半径とする円形断
面で行う。 つまり、溶接ビードの付け根の間を少し深
く切削して、後の矯正により真円断面が得られるように
する。 αの値は、溶接ままの鋼管の真円からの偏りに応じて選
択すればよい。 多くの場合、用いるべきαの値は経験
的に知られているが、溶接ビードの周囲の形状の測定値
から適切なαを算出できること、また、それが形状測定
装置のデータプロセッサにより行なえることは、以上の
説明から理解されるであろう。
【発明の効果】
溶接鋼管の溶接ビードの切削除去は、従来は熟練者の手
作業で行なっていたため、多大の労力と時間を要してい
た。 発明者によるさきの発明の倣い式三次元形状測定
装置を使用し、ざらに本発明の手法を適用することによ
って、溶接ビードの切削除去が完全に自動化できる。 
それによる省力化、所要時間の短縮および正確度向上の
効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、溶接鋼管の溶接部付近の断面形状をやや誇張
して示した図である。 第2図は、第1図の鋼管内部の形状を測定して得た測定
曲線と、その平滑化データであるスムージング曲線を示
し、前者をX軸上へ投影した曲線をあわせ小すグラフで
ある。 第3図は、溶接鋼管の溶接ままの断面形状を、誇張して
示した図である。 第4図は、溶接鋼管の溶接ビードの切削のあり方を説明
する図である。 1・・・溶接鋼管     2・・・溶接ビード3・・
・小凸部 Y・・・測定曲線     YS・・・スムージング曲
線B・・・溶接ビードとみなされる部分 J、K・・・溶接ビードの付け根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三次元形状をもつ対象物から不要部分を削除する
    加工を行うために加工基準点を定める方法であつて、次
    の諸段階からなる方法 1、XYZ三軸において対象物の表面位置を測定するこ
    と、 2、X軸上のY軸の測定データに基づいて平滑化データ
    (スムージング曲線)を得ること、3、Y軸の測定デー
    タから平滑化データを差し引くこと、 4、差し引いて得たデータの曲線がX軸とつくる閉領域
    の、XY面上でプラス側にあるものの中で面積が最大の
    領域を特定すること、および 5、特定された領域の両側にある極小点を特定し、これ
    を加工基準点とすること。
  2. (2)溶接鋼管から溶接ビードを削除するために溶接ビ
    ードの付け根を定め、定められた付け根から溶接ビード
    を切削する方法であつて、次の諸段階からなる方法 1、鋼管の軸方向をZ軸としたXYZ三軸において鋼管
    内部の表面位置を測定すること、2、X軸上のY軸の測
    定データに基づいて平滑化データ(スムージング曲線)
    を得ること、3、Y軸の測定データから平滑化データを
    差し引くこと、 4、差し引いて得たデータの曲線がX軸とつくる閉領域
    の、XY面上でプラス側にあるものの中で面積が最大の
    領域を特定し、これを溶接ビードとみなすこと、 5、みなされた溶接ビードの両側にある極小点を特定し
    、これを溶接ビードの付け根とすること、および 6、鋼管の公称半径Rに対して適当な係数αをえらび、
    αRの半径をもつて、溶接ビードの付け根を通る円弧に
    従つて切削をすること。
JP27162690A 1990-10-09 1990-10-09 加工対象物の加工基準点を定める方法および定めた基準点を利用して加工を行う方法 Pending JPH04152047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170026A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社ワイテック 溶接部の検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016170026A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社ワイテック 溶接部の検査装置

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