JPH04151235A - ゴムローラの製造方法 - Google Patents

ゴムローラの製造方法

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Publication number
JPH04151235A
JPH04151235A JP2277140A JP27714090A JPH04151235A JP H04151235 A JPH04151235 A JP H04151235A JP 2277140 A JP2277140 A JP 2277140A JP 27714090 A JP27714090 A JP 27714090A JP H04151235 A JPH04151235 A JP H04151235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
roller
rubber layer
rubber
cylindrical mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP2277140A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Asai
浅井 敏信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP2277140A priority Critical patent/JPH04151235A/ja
Publication of JPH04151235A publication Critical patent/JPH04151235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子複写機の熱定着装置などに使用されるゴム
ローラの製造方法に関し、さらに詳しくは、研削肌様の
表面を持つゴムローラを、ゴム層表面を研削仕上げする
ことなく製造する方法に関する。
(従来の技術) 従来より、金属芯軸上にゴム層を備えたローラの製造方
法として種々の方法が提案されているが、それらのうち
で代表的なものとして次の2法があげられる。
第一の方法は、金属芯軸にゴム材料を巻回してゴム層を
設けたのち、研削して所定のローラ外径に仕上げるとい
うものである。それに対して、第二の方法は、予め所定
のローラ寸法に合わせて設計された金型を用いて液状の
ゴム材料を注型し、これを硬化させ脱型して得るという
ものである。
第一の方法は、特殊な金型や装置を必要とせずに種々の
仕様のローラの製造に適用できるという利点があるもの
の、個々のローラを所定のローラ外径に仕上げるために
精密で注意力を要する研削工程が不可欠という難点があ
った。その半面、この研削工程によりゴム層表面に微細
な鱗状の肌合いが形成され、この肌合いにより、製品使
用時にローラへ紙が巻き付くことが防止されるという効
果もあった。
第二の方法は、煩わしい研磨工程を必要とせずに所定の
寸法のローラが得られ、また第一の方法を適用しにくい
低硬度のゴムローラてあっても容品に製造できるなどの
利点を有する。しかしながら、この方法によって得られ
たローラのゴム層表面は金型内面の状態を写しとったも
のとなるため、一般に使用されることの多い内面が平滑
な金型を用いた場合には表面の平滑なローラが得られ、
それを使用した時にローラへ紙が巻き付きやすいという
難点かあった。このような通紙時の紙の巻き付キは、ロ
ーラのゴム層材料として低硬度のゴムを使用した場合や
、50 g/rrr以下の薄紙あるいは0)IP用紙な
との通紙時に起こりやすかった。そこて、従来は金型内
面を予め荒らしローラ表面か表面粗さ 1μ麿以上にな
るように仕上げ、通紙時の巻き付きを防止するように工
夫かされていた。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上述したように金型内面を予め荒らして
粗面にしておく方法においては、同し金型を繰り返して
使用するうちに、金型内面の凸部が磨滅することや注型
時に金型内面に塗布される離型剤が内面の凹部に詰まる
ことなどにより、金型内面を粗面にした効果が薄れてい
くという難点があった。
本発明は、従来の方法のこのような難点を解消するため
に成されたものであり、ゴム層表面の研削工程を必要と
せずに研削肌様の粗面の表面を持つゴムローラを、繰り
返し製造しうる方法を提供することを、その目的とする
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明のゴムローラの製造方法は、円筒状金型
内に、金属芯軸上に加硫され表面を研削されたゴム層を
有し、かつ前記円筒状金型内径より小さい外径を有する
ゴム被覆ローラを挿入して前記円筒状金型内に同心状に
保持し、前記円筒状金型と前記ゴム被覆ローラとの間隙
に液状ゴム材料を注入し硬化させたのち前記ゴム被覆ロ
ーラを取り出すことにより前記円筒状金型内周面に内壁
ゴム層を形成し、さらにこの内壁ゴム層上にその表面の
凹凸を損なわないような離型性被膜を形成し、しかるの
ち前記円筒状金型内に金属芯軸を挿入してこれを同心状
に保持し、前記離型性被膜を備えた円筒状金型内壁ゴム
層と前記金属芯軸との間隙に液状ゴム材料を注入し硬化
させたのち、これを脱型して得られることを特徴とする
(作用) 従来の研削仕上げによって得られるゴム層の表面は、第
2図に示す模式図のような断面を有しテオリ、薄紙や0
)IP用紙などのローラへの巻キ付きを防止するのに効
果的であることは経験的に知られている。一方、サンド
ブラストなどにより粗面にされた従来の金型の表面状態
は、第3図に示す模式図のように、研削肌とは異なった
細かい凹凸パターンの断面ををしている。
本発明の方法においては、所定の寸法の研削済みローラ
を雄型として使用して雌型となる内壁ゴム層を形成し、
この内壁ゴム層の内表面により研削済みのローラの外表
面の凹凸状態を写しとっている。第4図の模式図に示す
ように、本発明の方法により形成された内壁ゴム層の内
表面は、第1図に示す研削済みのローラの表面と同様の
断面を有している。
そして、内壁ゴム層内表面を離型性塗膜で覆うことによ
り、離型剤を塗布する必要なくゴムローラを注型法によ
り製造することが可能になる。
このようにして形成された雌型は、金属円筒内周面に接
着されたゴム材料からなるので、金属に比較すると表面
の磨耗も問題にならない。また、目詰まりの原因となる
離型剤の使用も必要ない。
その結果表面の凹凸が良く保存され、繰り返しての使用
にも耐えうる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図は本実施例に係わる金型の断面図である。
符号1は円筒状金型を表し、その内面には予め形成され
た内壁ゴム層2と離型性塗膜3とが設けられている。そ
して、円筒状金型1の上下に嵌合された栓体4.5によ
り、金属芯軸6が円筒状金型1内に同心状に保持されて
いる。内壁ゴム層2と金属芯軸6との間隙に、液状ゴム
を注入することにより本発明の方法のローラか製造され
る。
次に、第1図の金型を使用する本発明のローラの製造方
法について説明する。
まず、ゴム厚5關のLTVシリコーンゴムローラを常法
に従って作成し、外径φ30 、0 m+*に研削仕上
げした。このローラの表面粗さRzは20μmてあった
。ついてこのローラの表面に、フッ素樹脂ラテックス(
製品名GLS−213、ダイキン工業■社製)を厚さ2
5μmに焼き付は塗装して、雄型とする外径φ30.0
5 +II+s、表面粗さRz15μmのローラ7(図
示せず)を得た。
一方、内径φ3151の円筒状金型1の内面に予め接着
剤を塗布しておき、先に得られたローラ7を円筒状金型
1内に挿入し、栓体4,5により同心状に保持した。そ
して、ローラ7と円筒状金型1との間隙にLTVシリコ
ーンゴムを注入し、80℃で4時間加熱して硬化させた
。その後、室温に戻してローラ7を脱型し、円筒状金型
1の内周壁に厚さ0.5龍の内壁ゴム層2を形成した。
このとき、内壁ゴム層2内表面の表面粗さはRz13μ
lてあった。さらに、このようにして形成された内壁ゴ
ム層2の内表面に、フッ素樹脂ラテックス(製品名GL
S−213、ダイキン工業■社製)を厚さ25μ−に焼
き付は塗装してフッ素樹脂ラテックス塗膜3を形成した
。この結果、雌型となる、表面粗さRzlOμ■の内表
面を有する円筒状金型1が得られた。
しかるのち、このようにして得られた円筒状金型1内に
外径φ20mmの金属芯軸6を挿入し、その上下に栓体
4.5を嵌合させて同心状に保持した。
そして金属芯軸6と円筒状金型1との間隙に液状シリコ
ーンゴム8を注入し、常法に従って加熱硬化させた。そ
の後室温に戻して脱型し、外径φ30m1のシリコーン
ゴムローラ9を得た。ローラ9の表面は鱗状の研削肌仕
上がりになっており、表面粗さRz 8μ■であった。
なお、このようにして得られた円筒状金型1を雌型とし
て使用し、同様な研削肌を有するローラが繰り返し製造
された。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、通紙時の紙の巻き
付きのみられない優れた品質のゴムローラを、研削工程
を必要とせずに安定して得ることか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用される金型の断面図、
第2図は従来の研削仕上げによって得られたローラのゴ
ム層の断面を示す模式図、第3図は粗面にされた従来の
金型の断面の模式図、第4図は本発明の方法により形成
された内壁ゴム層の断面を示す模式図である。 1・・・・・・・・・円筒状金型 2・・・・内壁ゴム層 3・・・・離型性塗膜 4.5・・栓体 6・・・・・金属芯軸 8・・・・液状シリコーンゴム 9・・ −シリコーンゴムローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状金型内に、金属芯軸上に加硫され表面を研
    削されたゴム層を有し、かつ前記円筒状金型内径より小
    さい外径を有するゴム被覆ローラを挿入して前記円筒状
    金型内に同心状に保持し、前記円筒状金型と前記ゴム被
    覆ローラとの間隙に液状ゴム材料を注入し硬化させたの
    ち前記ゴム被覆ローラを取り出すことにより前記円筒状
    金型内周面に内壁ゴム層を形成し、さらにこの内壁ゴム
    層上にその表面の凹凸を損なわないような離型性被膜を
    形成し、しかるのち前記円筒状金型内に金属芯軸を挿入
    してこれを同心状に保持し、前記離型性被膜を備えた円
    筒状金型内壁ゴム層と前記金属芯軸との間隙に液状ゴム
    材料を注入し硬化させたのち、これを脱型して得られる
    ことを特徴とするゴムローラの製造方法。
JP2277140A 1990-10-15 1990-10-15 ゴムローラの製造方法 Pending JPH04151235A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008155A (ja) * 2005-06-02 2007-01-18 Hokushin Ind Inc ロール成形型及びロール成形方法
JP2012198577A (ja) * 2012-07-23 2012-10-18 Canon Inc 像加熱装置及び像加熱装置に用いられる画像加熱用回転体

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JP2007008155A (ja) * 2005-06-02 2007-01-18 Hokushin Ind Inc ロール成形型及びロール成形方法
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