JPH08323784A - クリーニングブレードおよびその成形用金型 - Google Patents

クリーニングブレードおよびその成形用金型

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JPH08323784A
JPH08323784A JP17094195A JP17094195A JPH08323784A JP H08323784 A JPH08323784 A JP H08323784A JP 17094195 A JP17094195 A JP 17094195A JP 17094195 A JP17094195 A JP 17094195A JP H08323784 A JPH08323784 A JP H08323784A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】離型剤の塗布量が少なくても成形品をスムーズ
に脱型できて、かつ、離型剤の塗布量が多くても不良品
が発生しないクリーニングブレードおよびその成形用金
型を提供する。 【構成】型面にブレード部材成形用の成形空間7が形成
された上型13aおよび下型13bを備え、板状ホルダ
ー4の一側縁部を上記成形空間7内に突出させた状態で
上記両型13a,13bを合わせ、上記成形空間7内に
樹脂液を注入硬化させてブレード部材を上記板状ホルダ
ー4と一体成形するためのクリーニングブレード成形用
金型であって、少なくとも一方の成形空間7の、ブレー
ド部材の摺接部分に対応する上記壁面の部分を鏡面部1
1に形成し、この鏡面部11につながる壁面の部分を粗
面部12に形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機等
の感光ドラムの外周面に残留するトナーを除去するクリ
ーニングブレードおよびそれを成形するための成形用金
型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機は、光導電体表面層付の
感光ドラムを備え、この感光ドラムの外周面を一様に帯
電させ、ついで被複写体の被複写像を介してその外周面
を露光することにより上記外周面上に静電潜像を形成
し、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成
し、これを複写紙等に転写することにより複写を行うも
のである。そして、上記複写後には、図9に示すよう
に、感光ドラム1の外周面上にトナー2が残留するた
め、この残留帯電トナー2の除去の必要が生じ、この除
去をクリーニングブレード3によって行っている。この
クリーニングブレード3は、樹脂ケース8にビス7によ
って取り付けられ、ブレード部材5の弾性を利用してそ
の先端部を感光ドラム1の外周面に摺接させてトナー2
を除去するようになっている。このようなクリーニング
ブレード3としては、一般に、図10に示すように、断
面略L字状の金属製の板状ホルダー4の一側端に、厚肉
板状の軟質ウレタン樹脂製ブレード部材5が固着形成さ
れたものが用いられる。上記ブレード部材5は、感光ド
ラム1に摺接する摺接側面5aが平滑面に形成されると
ともに、エッジ部5cの角が切り立った状態に形成され
ている。これにより、上記摺接側面5aを感光ドラム1
の外周面に対して均一に密着させて摺接させ、切り立っ
たエッジ部5cでトナー2を掻き落として、上記トナー
2を充分に除去できるようにしている。図において、6
は板状ホルダー4の両端部に穿設され、ビス7が挿通さ
れてこのクリーニングブレード3を取り付ける取付穴で
ある。
【0003】上記クリーニングブレード3は、例えば、
つぎのようにして製造される。すなわち、まず、図11
に示すように、上型8aと下型8bとに分かれ、型の中
央部にそれぞれブレード部材成形用の成形空間7が形成
されるとともに、この成形空間7の両側部分にそれぞれ
板状ホルダー4が挟持される隙間9が形成された金型8
を準備する。この金型8は、その上型8aの成形空間7
の奥面が上記ブレード部材5の摺接側面5aに対応する
部分であり、この奥面の全面を鏡面部7aに形成するこ
とにより、上記摺接側面5aの平滑度を確保するように
なっている。ついで、上記成形空間7の壁面に離型剤を
均一に塗布したのち、2枚の板状ホルダー4を、その一
側端を下型8bのブレード形成用の成形空間7の内部に
所定空間を隔てて突き合わせ、上記隙間9に位置決めし
た状態で、上型8aで下型8bを型締めする。つぎに、
この型締めした金型8の成形空間7内にウレタン樹脂製
の成形部材を注入し硬化させたのち脱型することによ
り、図12に示すように、上記2枚の板状ホルダー4が
幅広ブレード部材10によって一体化した成形品を得
る。そののち、上記幅広ブレード部材10を図12の鎖
線の個所で切断して2個に分離し、図13に示すよう
に、2個のクリーニングブレード3をつくることが行わ
れる。このようにして得られたクリーニングブレード3
は、ブレード部材5の摺接側面5aが、上記成形空間7
の鏡面部7aの転写により平滑面に形成されるととも
に、切断面5bも平滑面であり、この切断面5bと上記
摺接部分5aとで形成されるエッジ部5cの角は、切り
立った状態に形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
金型8では、成形空間7の奥面の全面が鏡面部7aに形
成されているため、この成形空間7の壁面に塗布する離
型剤の膜厚が薄すぎた場合には、成形品の表面が鏡面部
7aに密着して剥離に要する力が大きくなり、成形品を
脱型する際に、ウレタン樹脂が変形したり、破れたりし
て、不良品が発生するという問題が生じる。一方、離型
剤の膜厚が厚すぎた場合には、成形品の脱型は問題なく
行われる反面、塗布された多量の離型剤が鏡面部7aに
水滴状に付着したままでウレタン樹脂が注入されるた
め、成形品の表面に多数の微小凹部が生じるという不都
合が発生する。この微小凹部がエッジ部5cに現れる
と、トナー2を充分に掻き落とすことができず、クリー
ニング性能が不充分な不良品になる。したがって、上記
金型8では、常に適量の離型剤を均一に塗布しながら使
用する必要があり、そのため、塗布量の制御を微妙に行
う必要があるため、作業性が悪く、自動化が困難であ
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、離型剤の塗布量が少なくても成形品をスムーズ
に脱型でき、かつ、離型剤の塗布量が多くても不良品が
発生しないクリーニングブレードおよびその成形用金型
の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、感光ドラムに付着したトナーを除去する
ためのクリーニングブレードであって、長手方向に沿う
一側縁側に感光ドラムと摺接する摺接部分が形成されて
いる板状軟質のブレード部材と、このブレード部材の他
側縁側に設けられた板状ホルダーとを備え、上記ブレー
ド部材の摺接部分が上記ブレード部材の一側縁の角部を
含んで上記ブレード部材の片面上に長手方向に沿って形
成される平滑な帯状部分によって形成され、上記摺接部
分と隣合うブレード部材の片面の部分が粗面に形成され
ているクリーニングブレードを第1の要旨とし、型面に
ブレード部材成形用の成形空間が形成された第1および
第2の型を備え、板状ホルダーの一側縁部を上記成形空
間内に突出させた状態で上記両型を合わせ、上記成形空
間内に樹脂液を注入硬化させてブレード部材を上記板状
ホルダーと一体成形するためのクリーニングブレード成
形用金型であって、少なくとも一方の成形空間の、ブレ
ード部材の摺接部分に対応する壁面の部分を鏡面部に形
成し、この鏡面部につながる上記壁面の部分を粗面部に
形成したクリーニングブレード成形用金型を第2の要旨
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明者らは、成形品
をスムーズに脱型することを目的として一連の研究を重
ねる過程で、成形空間の壁面の一部分を粗面部に形成す
ると、この粗面部の微細凹凸内に離型剤が蓄えられ、こ
れにより、成形品の、上記壁面に対する付着が防止さ
れ、離型剤の塗布量が少なくてもスムーズに脱型できる
のではないかと想起した。そして、さらに研究を重ねた
結果、成形空間の壁面に上記粗面部が存在すると、離型
剤の塗布量が少ないときのみならず塗布量が多すぎたと
きでも、余分な離型剤が上記粗面部の微細凹凸内に入り
込んで、成形空間の壁面の鏡面部に水滴状に付着しなく
なり、成形品の表面に微小凹部が生じなくなることを突
き止め、本発明に到達した。
【0008】つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0009】本発明の成形金型では、上記金型の少なく
とも一方の成形空間の、ブレード部材の摺接部分に対応
する成形空間の壁面部分を鏡面部に形成し、この鏡面部
につながる壁面部分を粗面部に形成している。
【0010】上記金型の材質としては、炭素鋼,炭素工
具鋼,高速度鋼,ダイス鋼,鍛造型鋼,高バナジウム
鋼,合金工具鋼,肌焼鋼等があげられ、各種のものが用
いられる。
【0011】上記粗面部の表面粗さとしては、Rz(十
点平均粗さ)で2.5μm以上10μm以下に設定する
ことが望ましい。すなわち、上記範囲よりも粗さが細か
いと、成形品の表面がこの粗面部に密着しやすくなって
脱型性が悪くなり、逆に粗さが粗いと、使用回数を重ね
た際に、注入する樹脂液の滓等の汚れが粗面部の微細凹
凸内に詰まり、かえって脱型性が悪くなるからである。
【0012】また、上記粗面部を得る方法としては、型
材の表面に対して、例えば、サンドブラスト,エッチン
グ等を施すことが行われるが、特に限定するものではな
く、各種の方法が行われる。
【0013】上記鏡面部の表面粗さは、Rmax(最大
粗さ)で1.0μm以下にすることが望ましい。すなわ
ち、1.0μmを超えると、成形品であるブレード部材
の摺接部の平滑性が確保できず、充分なクリーニング性
能が得られなくなるからである。
【0014】また、本発明のクリーニングブレードは、
上記成形金型を用いて成形されるものであり、ブレード
部材の一側縁側の感光ドラムと摺接する摺接部分に、上
記金型の鏡面部が転写されて形成される平滑な帯状部分
が形成され、上記摺接部分と隣合うブレード部材の片面
の部分が、上記金型の粗面部が転写されて粗面に形成さ
れる。
【0015】上記摺接部分の幅寸法は、0.5mm以上
5mm以下に設定するのが望ましい。すなわち、0.5
mm以下では、この摺接部分に隣合う粗面の微小凹凸か
らトナー漏れが生じる危険があり、反対に5mmを超え
ると、粗面の幅寸法が狭くなり脱型性が悪くなるからで
ある。
【0016】つぎに、実施例について説明する。
【0017】
【実施例】図1は本発明のクリーニングブレード成形用
金型の一実施例を示している。このクリーニングブレー
ド成形用金型13は、上型13aおよび下型13bから
なり、型面にブレード部材成形用の成形空間7が形成さ
れている。また、このクリーニングブレード成形用金型
13は、炭素鋼で形成されており、上型13aの成形空
間7の奥面7aの中央部分の一帯(すなわち、成形品で
あるブレード部材の先端の摺接部分に対応する部分であ
る)が、鏡面部11に形成されており、この鏡面部11
を挟んだ両側の壁面部分がそれぞれ粗面部12に形成さ
れている。
【0018】上記クリーニングブレード成形用金型を用
い、例えば、つぎのようにしてクリーニングブレードを
製造することができる。まず、図2に示すように、金型
13内に2枚の板状ホルダー4を位置決めして型締めす
る。ついで、成形空間7内にウレタン樹脂製の成形部材
を注入し硬化させ、図3に示すように、板状ホルダー4
が固着された幅広ブレード部材14を脱型する。この幅
広ブレード部材14は、その側面(図では上側)の中央
部分の一帯が、上記上型13aの鏡面部11が転写され
た平滑面14aに形成され、この平滑面14aを挟んだ
両側の部分が、上記上型13aの粗面部12が転写され
た粗面14bに形成されている。つぎに、上記幅広ブレ
ード部材14の平滑面14aの中央部(図3において鎖
線で示す位置)を切断して、図4に示すように、2個に
分離して、それぞれクリーニングブレード15を得る。
【0019】このようにして得られたクリーニングブレ
ード15は、図5に示すように、ブレード部材20の一
側縁の切断面20bが平滑面に形成されるとともに、感
光ドラムと摺接する摺接部分20aが、上記金型13の
鏡面部11が転写された帯状の平滑面に形成されてい
る。そして、上記切断面20bと上記摺接部分20aと
で形成される角部20cは、その全長にわたって切り立
った状態に形成されている。さらに、上記摺接部分20
aと隣合うブレード部材20の片面の部分が、上記金型
13の粗面部12が転写された粗面21に形成されてい
る。この実施例では、上記摺接部分20aの幅寸法(図
5に示すF)は、2.5mmに設定されており、粗面2
1の幅寸法(図5に示すG)は7.5mmに設定されて
いる。
【0020】このクリーニングブレード15を使用する
際には、図6に示すように、ブレード部材20の摺接部
分20aおよび角部20cが、感光ドラム1に均一に密
着された状態で摺接し、切り立った角部20cでトナー
を掻き落とすことにより、充分に除去することができ
る。
【0021】本発明のクリーニングブレード成形用金型
を用いた場合のウレタンゴム成形品の脱型力を測定し
た。脱型力は、図7に示す測定装置により、注入硬化さ
れて型19の壁面に付着したウレタンゴム成形品16の
一端部をクリップ18で挟み、鉛直上方に向かって引張
り剥離させ、このときのウレタンゴム成形品16の型1
9からの剥離強力をバネばかり17によって測定した。
なお、上記型19の幅寸法(図7のA)は20mmに設
定し,引張り速度は30mm/秒に設定した。図におい
て、Bは鏡面部11の幅寸法であり、Cは粗面部12の
幅寸法である。
【0022】まず、離型剤の塗布量(膜厚)を0.3μ
m、粗面部12の表面粗さ(Rz)を2.8μmの一定
に保ち、鏡面部幅B寸法および粗面部幅C寸法を変化さ
せて測定した。その結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】上記表1の結果から、各実施例では、従来
例と比べて脱型力が低く、ウレタンの曲がりも生じなか
ったことがわかる。また、鏡面部幅B寸法は、10mm
以下に設定したものの方が脱型力がより低く、優れた結
果が得られた。なお、上記鏡面部幅B寸法が1mm未満
では、製品にした際のブレード部材20の摺接部20a
の幅が小さくなりすぎて(すなわち、0.5mm未満に
なる)感光ドラムに摺接させて使用した際に充分密着せ
ず、トナー漏れが生じる危険がある。
【0025】また、離型剤の塗布量(膜厚)を0.3μ
m、鏡面部幅B寸法を5mm,粗面部幅C寸法を7.5
mmの一定に保ち、粗面部12の表面粗さ(Rz,Rm
ax)を下記の表2に示すように変化させて測定した。
その結果を表3に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】上記表2および表3の結果から、各実施例
では、従来例と比べて脱型力が低いことがわかる。特
に、粗面部12の表面粗さ(Rz)を2.5μm以上1
0μm以下の範囲内にした場合において、脱型力がより
低く、ウレタンの曲がりも生じず、優れた結果が得られ
た。2.5μm未満では、脱型力がやや高くなってウレ
タンに曲がりが生じ、10μmを超えると、使用回数を
繰り返すごとに脱型力が上昇し、20回以上になると、
ウレタンの滓等の汚れが粗面部の微小凹凸内に詰まり粗
面部に汚れが発生した。
【0029】さらに、粗面部12の表面粗さ(Rz)を
2.8μm、鏡面部幅B寸法を5mm,粗面部幅C寸法
を7.5mmの一定に保ち、離型剤の塗布量(膜厚)を
変化させて測定した。その結果を図8に示す。
【0030】図8に示す結果から、実施例では、従来例
と比べて離型剤の塗布量が少なくなっても、脱型力の上
昇が少ないことがわかる。従来例では、図示のDの範囲
で離型が可能であったが、実施例では、図示のEの範囲
までスムーズな離型が可能になる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のクリーニングブ
レード成形用金型によれば、少なくとも一方の成形空間
の、ブレード部材の摺接部分に対応する成形空間の壁面
部分を鏡面部に形成し、この鏡面部につながる壁面部分
を粗面部に形成している。したがって、成形空間の壁面
に塗布する離型剤の量が少なくその膜厚が薄すぎたとき
でも、上記粗面部の粗面により、成形品の表面が鏡面部
に密着することがなくなり、脱型時にこの成形品が変形
したり破れたりすることがない。また、離型剤の塗布量
が多くその膜厚が厚すぎたときでも、塗布された多量の
離型剤が上記鏡面部に水滴状に付着することがなくな
り、成形品の表面に微小凹部が生じない。そのため、こ
の金型では、離型剤の塗布量に多少のばらつきが生じて
も、従来のように不良品が発生しないため、塗布量の制
御が容易であり、作業性が向上するとともに、自動化が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニングブレード成形用金型の一
例を示す斜視図である。
【図2】本発明のクリーニングブレード成形用金型を用
いたクリーニングブレードの製造状態を示す説明図であ
る。
【図3】上記製造状態を示す説明図である。
【図4】上記製造状態を示す説明図である。
【図5】本発明のクリーニングブレードの一例を示す斜
視図である。
【図6】上記クリーニングブレードの使用状態を示す説
明図である。
【図7】脱型力の測定方法を示す説明図である。
【図8】離型剤の塗布量と脱型力との関係を示す線図で
ある。
【図9】従来例のクリーニングブレードの使用状態を示
す説明図である。
【図10】従来例のクリーニングブレードを示す斜視図
である。
【図11】従来例の製造状態を示す説明図である。
【図12】上記従来例の製造状態を示す説明図である。
【図13】上記従来例の製造状態を示す説明図である。
【符号の説明】
4 板状ホルダー 7 成形空間 11 鏡面部 12 粗面部 13a 上型 13b 下型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムに付着したトナーを除去する
    ためのクリーニングブレードであって、長手方向に沿う
    一側縁側に感光ドラムと摺接する摺接部分が形成されて
    いる板状軟質のブレード部材と、このブレード部材の他
    側縁側に設けられた板状ホルダーとを備え、上記ブレー
    ド部材の摺接部分が上記ブレード部材の一側縁の角部を
    含んで上記ブレード部材の片面上に長手方向に沿って形
    成される平滑な帯状部分によって形成され、上記摺接部
    分と隣合うブレード部材の片面の部分が粗面に形成され
    ていることを特徴とするクリーニングブレード。
  2. 【請求項2】 摺接部分の幅寸法が0.5mm以上5m
    m以下である請求項1記載のクリーニングブレード。
  3. 【請求項3】 型面にブレード部材成形用の成形空間が
    形成された第1および第2の型を備え、板状ホルダーの
    一側縁部を上記成形空間内に突出させた状態で上記両型
    を合わせ、上記成形空間内に樹脂液を注入硬化させてブ
    レード部材を上記板状ホルダーと一体成形するためのク
    リーニングブレード成形用金型であって、少なくとも一
    方の成形空間の、ブレード部材の摺接部分に対応する壁
    面の部分を鏡面部に形成し、この鏡面部につながる上記
    壁面の部分を粗面部に形成したことを特徴とするクリー
    ニングブレード成形用金型。
  4. 【請求項4】 上記クリーニングブレード成形用金型
    が、一対の板状ホルダーの一側縁部を所定空間を保って
    突き合わせた状態で上記成形空間内に保持し、この成形
    空間内に樹脂液を注入するものであり、上記両板状ホル
    ダーの一側縁部に形成されるブレード部材の摺接部分に
    対応する成形空間の壁面部分を鏡面部に形成し、この鏡
    面部を挟んで両側の壁面部分を粗面部に形成した請求項
    3記載のクリーニングブレード成形用金型。
  5. 【請求項5】 粗面部の表面粗さが、Rzで2.5μm
    以上10μm以下である請求項3記載のクリーニングブ
    レード成形用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234937A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Tokai Rubber Ind Ltd 電子写真機器用ブレード部材の製法
JP2007163676A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Bando Chem Ind Ltd 電子写真装置用ブレードの製法および電子写真装置用ブレード
CN112265317A (zh) * 2020-10-27 2021-01-26 镇江市神龙电器管件有限公司 一种用于生产耐腐蚀性液下泵支柱的专用模具

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