JPH04151025A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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Publication number
JPH04151025A
JPH04151025A JP2270480A JP27048090A JPH04151025A JP H04151025 A JPH04151025 A JP H04151025A JP 2270480 A JP2270480 A JP 2270480A JP 27048090 A JP27048090 A JP 27048090A JP H04151025 A JPH04151025 A JP H04151025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
differential
cam
force
electromagnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2270480A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakuo Kurihara
栗原 作雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP2270480A priority Critical patent/JPH04151025A/ja
Publication of JPH04151025A publication Critical patent/JPH04151025A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
    • F16D27/115Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電磁クラッチに関する。
(従来の技術) 特開昭63−97425号公報に「トランスファ・ケー
ス」が記載されている。これは、差動制限装置付きのデ
ファレンシャル装置を有するトランスファ・ケースであ
る。この差動制限装置は、電磁クラッチとカムと多板ク
ラッチとからなり、電磁クラッチを締結するとカムに差
動トルクが掛り、カムのスラスト力で多板クラッチが締
結され、差動制限が行われる。
(発明か解決しようとする課題) この電磁クラッチの操作は電磁石の電流制御たけで行わ
れている。従って、レスポンスの面で限界があり、緊急
の操作(特に開閉)に要求される速いレスポンスに対応
するのが困難である。又、差動トルクは電磁クラッチを
介してカムに掛るから、大電流を流すか又は電磁クラッ
チを大型にしないと充分な差動制限力が得られない。そ
こで、この発明はレスポンスが速く、クラッチトルクが
大きく、小型で消費電力の少ない電磁クラッチの提供を
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の電磁クラッチは、電磁石により締結される摩
擦クラッチと、フライウェートに作用する力を受けてこ
のクラッチの操作力を発生するカムとを備えたことを特
徴とする。
(作用) 回転によってカムはフライウェートに作用する力(正ま
たは負の)を受けて摩擦クラッチの操作力が生じる。こ
の操作力により摩擦クラッチの締結力を強化することが
できる。又、操作(特に開閉時の)レスポンスを改善す
ることができる。
さらに、消費電力が少なく、クラッチ締結装置が小型で
すむ。
(実施例) 第1図と第2図とにより一実施例の説明をする。
第1図はこの実施例を用いたデファレンシャル装置を示
し、第2図はこの装置を用いた車両の動力系を示す。以
下、第1図の左右の方向はこの車両の左右の方向であり
、第1図(a)の上方はこの車両の前方(第2図の上方
)に相当する。
先ず、第2図によりこの動力系の構成を説明する。
この動力系は、エンジン1、トランスミッション3、左
右の前輪9,11、プロペラシャフト13、リヤデフ1
5(第1図のデファレンシャル装置)、後車軸17,1
9、左右の後輪2123などから構成されている。
次に、リヤデフ15の説明をする。
リヤデフ15のデフケース25はデフキャリヤ27内に
ベアリング29.29を介して支承されている。デフケ
ース25にはリングギヤ31かボルトで固定されており
、ギヤ31はプロペラシャフト13に連結されたドライ
ブピニオンシャフト33と一体のドライブピニオンギヤ
35と噛合っている。こうして、デフケース25はエン
ジン1からの駆動力により回転駆動される。
第1図(a)に示すように、デフケース25の内部には
同軸左右に一対のボス37.39が相対回転自在に配置
されている。左右のボス37,39はそれぞれ左右の後
車軸17.19とスプライン連結されている。左右の後
車軸17.19とデフケース25との間にはそれぞれ止
め輪41,43が装着されている。
デフケース25の内部にはプラネタリ−ギヤ型の差動機
構45が配置されている。すなわち、デフケース25の
内周にはインターナルギヤ47が形成され、ギヤ47に
は外側のピニオンギヤ49が噛合っている。ギヤ49は
ピニオンシャフト51上に回転自在に支承されており、
シャフト51は右のボス39のフランジ部であるキャリ
ヤ53及び左側のキャリヤ55に両端を支持されている
外側のギヤ49には内側のピニオンギヤが噛合っており
、このギヤはキャリヤ53.55に支持されたピニオン
シャフト上に回転自在に支承され、左のボス37の外周
に形成されたサンギヤ57と噛合っている。キャリヤ5
3.55と各ピニオンギヤとの間にはそれぞれワッシャ
59.59が配置されている。
こうして、差動機構45が構成されており、デフケース
25(インターナルギヤ47)の回転はピニオンギヤを
介してサンギヤ57(ボス37)とキャリヤ53(ボス
39)とに分配され、ボス37.39から左右の後輪2
1.23にそれぞれ伝達される。
差動機構45の左側には左のボス37及び左のキャリヤ
55のボス部61とを連結するメインクラッチ63が配
置されている。キャリヤ55とクラッチ63との間には
厚さ調整用シム65が配置されている。
クラッチ63とデフケース25の左側壁67との間には
ワッシャ69が配置されており、ワッシャ69は外周部
の爪71を左側壁67の係合孔73に折り込んで廻り止
めされている。
キャリヤ53の右方にはカムリング75が配置されてお
り、このリング75とデフケース25との間にはこれら
を連結するパイロットクラッチ77(摩擦クラッチ)が
配置されている。クラッチ77の左側にはアーマチャ7
9が配置され、その内周部でカムリング75にスプライ
ン連結されている。アーマチャ79とキャリヤ53との
間にはフライウェート81が配置され、アーマチャ79
にはフライウェート81の遠心力により右方向のスラス
ト力83を発生するカム85が形成されている。スラス
ト力83は回転数に応じて増加する。
デフケース25の右側壁87の右方にはリング状の電磁
石89が配置され、デフキャリヤ27に固定されると共
にベアリング90.90によりデフケース25のボス部
91上に支承されている。
右側壁87には電磁石89の磁束の短絡を防ぎアーマチ
ャ79へ導くために非磁性のリング93が埋め込まれて
いる。電磁石89がアーマチャ79を吸引するとパイロ
ットクラッチ77が締結され、カムリング75はデフケ
ース25(ギヤ47)に連結される。
キャリヤ53とカムリング75との間には、第1図(b
)に示すように、ボール95を介してカム97が形成さ
れている。リング75とデフケース25の間には左から
ニードルベアリング9つ、ワッシャ101が配置されて
いる。
カムリング75がパイロットクラッチ77を介してデフ
ケース25に連結されると、リング75はカム97を介
してキャリヤ53と連結されているから、クラッチ77
の締結力(滑り)に応じて差動機構45の差動が制限さ
れる。
又、クラッチ77を締結すると差動機構45の差動トル
クがカム97に掛り、第1図tb)に示すように左右の
スラスト力103,105が発生する。左方向のスラス
ト力103によりキャリヤ53、キャリヤ55、シム6
5を介してメインクラッチ63がデフケース25(ワッ
シャ6つ)との間で押圧されて締結する。こうして、ク
ラ・ソチ77の締結力にクラッチ63の締結力が加わっ
て、差動機構45の差動制限力か強化される。
なお、左右のスラスト力103,105はそれぞれデフ
ケース25に入力し、互いに相殺される。
又、フライウェート81の遠心力によりカム85に生じ
るスラスト力83は電磁石89が作動していない状態で
もパイロットクラッチ77を締結し回転数が大きい程大
きな差動制限力を与える。
電磁石89が作動するとスラスト力83はその締結力を
強化する。
このように、スラスト力83の操作力によりパイロット
クラッチ77はデフケース25の回転数に応じた力で締
結され、電磁石87の無通電時もクラッチ板のガタづめ
が行われるのでそれだけレスポンスが向上する。又、ス
ラスト力83が加算されるから、電磁石89に大電流を
与えずに、あるいは電磁石89やクラッチ77を大型に
せずに大きなりラッチトルクか得られる。更に、カム8
5により速度感応型の差動制限を行うことかできる。
電磁石89によりパイロットクラッチ77の締結力(滑
り)を調節すると、メインクラッチ63の締結力も変化
し、差動制限力を制御できる。クラッチ77が開放され
るとクラッチ63も開放される。各クラッチ63.77
の締結力が充分大きいと差動はロックされ、適度に小さ
いと差動は許容される。クラッチ77を開放すると差動
はフリーになる。
電磁石89によるパイロットクラッチ77の操作は運転
席から手動操作可能か、又は路面条件や車両の操舵条件
などに応じて自動操作可能に構成されている。
こうして、リヤデフ15が構成されている。
次に、リヤデフ15の機能を第2図の車両の動力性能に
即して説明する。
悪路などで後輪21.23の一方が空転状態になっても
、電磁石89に通電すればリヤデフ15を介して他方の
後輪に送られる駆動力により走破性が向上する。このと
き、スラスト力83による差動制限力の強化によって走
破性の向上効果が増大し、レスポンスも改善される。こ
の向上効果は空転時の回転数か大きい程大きい。又、差
動フリー走行中に突然空転が起ってもスラスト力83に
よる自動的な差動制限により走行安定性が保たれる。
リヤデフ15の差動制限力を強めると車両の直進安定性
が高く保たれる。特にスラスト力83により高速走行時
の直進性が安定する。
リヤデフ15の差動制限力を弱めれば後輪間の差動回転
が許容され、円滑な旋回が行える。旋回に際しては電磁
石89の電流を切ってもスラスト力83による緩やかな
差動制限力により車両はアンダーステア気味に保たれ、
安全性が向上する。
次に、第3図により第2実施例の説明をする。
第3図はこの実施例を用いたデファレンシャル装置を示
す。この装置は第2図の車両のリヤデフ107である。
以下、第1実施例と同一の部材には同一の番号を付して
引用しながら第1実施例との相異点を主に説明する。な
お、第3図の左右の方向はこの車両の左右の方向である
アーマチャ109は内周でカムリング75にスプライン
連結されている。アーマチャ109とキャリヤ53との
間にはフライウェート111が配置され、アーマチャ1
09には、第3図(b)。
(c)に示すように、回転方向のカム113,115が
形成されている。同図の矢印117は車両が前進走行す
る際の回転方向を示し、矢印118は車両が後退する際
の回転方向を示す。
従って、加速時のようにアーマチャ109がウェート1
11より先行回転しようとするときは、カム113によ
り右方向のスラスト力119が生じてパイロットクラッ
チ77が締結される。電磁石89の作動中は電磁石89
に大電流を流さずにその締結力が強化され、レスポンス
が改善される。
従って、電磁石89やクラッチ77を大型にする必要が
ない。又、制動時のようにウエート111がアーマチャ
109より先行回転しようとするときは、カム115に
より左方向のスラスト力121が生じる。従って、制動
時に電磁石89の電流を切れば瞬時にクラッチ77が開
放され、差動機構45は差動フリーになる。アーマチャ
109が磁化されていてもスラスト力121によりクラ
ッチ開放のレスポンスは極めて速い。こうして、リヤデ
フ107が構成されている。
第2図の車両において、悪路などでのリヤデフ107に
よる走破性向上効果はスラスト力119により強化され
、レスポンスも改善される。加速時はスラスト力119
により直進安定性が向上する。又、制動時にクラッチ7
7を開放するときはスラスト力121により開放は瞬時
に行われる。
従って、急制動に際して差動を瞬時にフリーにできるか
ら、このデファレンシャル装置を前後輪間あるいは前輪
側に用いるとアンチロックブレーキシステムの機能が阻
害されない。
なお、アーマチャ以外にカムを形成する部材を設けても
よい。また、言うまでもなく差動制限装置ばかりでなく
、電磁クラッチ単体として用いることができる。
[発明の効果コ この発明の電磁クラッチは、フライウェートとカムによ
りクラッチの操作力が強化されるように構成したから、
大きなりラッチトルクが得られると共にレスポンスが速
く、消費電力も少なく、小型である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係り、同図(a)はこの実施例を
用いたデファレンシャル装置の断面図、同図(b)は同
図(a)のA−A断面図、第2図は第1図及び第3図の
デファレンシャル装置を用いた車両の動力系を示すスケ
ルトン機構図、第3図は第2実施例に係り、同図(a)
はこの実施例を用いたデファレンシャル装置の断面図、
同図(b)(c)は同図(a)のA−A矢視図である。 77、・、パイロットクラッチ(摩擦クラッチ)81.
111・・・フライウェート 83.119,121・・・スラスト力(操作力)85
.113,115・・・カム 89−・・電磁石 代理人 弁理士  三 好 秀 和

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電磁石により締結される摩擦クラッチと、フライウェー
    トに作用する力を受けてこのクラッチの操作力を発生す
    るカムとを備えたことを特徴とする電磁クラッチ。
JP2270480A 1990-10-11 1990-10-11 電磁クラッチ Pending JPH04151025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2270480A JPH04151025A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 電磁クラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2270480A JPH04151025A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 電磁クラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04151025A true JPH04151025A (ja) 1992-05-25

Family

ID=17486887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2270480A Pending JPH04151025A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 電磁クラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04151025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5464084A (en) * 1993-02-26 1995-11-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Main clutch connecting system having a pilot clutch
KR20030027576A (ko) * 2001-09-29 2003-04-07 현대자동차주식회사 차량용 이중 클러치

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