JPH0415087A - ミシンの縫製速度制御装置 - Google Patents
ミシンの縫製速度制御装置Info
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- JPH0415087A JPH0415087A JP11940390A JP11940390A JPH0415087A JP H0415087 A JPH0415087 A JP H0415087A JP 11940390 A JP11940390 A JP 11940390A JP 11940390 A JP11940390 A JP 11940390A JP H0415087 A JPH0415087 A JP H0415087A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はミシンの縫製速度制御装置に関するものであり
、特に、速度の調節に関するものである。
、特に、速度の調節に関するものである。
従来の技術
異なる種類の縫製品を縫製する場合、同じ速度で縫製を
行うとは限らない。また、一つの縫製品であっても、ワ
イシャツのように襟、袖、身ごろ等、複数の構成部分か
ら成る縫製品の場合、構成部分によって縫製速度を変え
ることが必要な場合がある。例えば、直線部分を縫う場
合と曲線部分を縫う場合とでは、縫製速度は前者では速
く、後者では遅いのが普通であり、また、被縫製材の厚
さによっても異なるのである。そのため、従来は、作業
者が縫製速度を調節していた。縫製速度は、縫針を保持
した針棒を上下動させる針棒駆動装置を制御し、針棒の
上下動の速度を制御することにより制御されるのである
が、例えば、踏板の踏込みにより速度が変えられるミシ
ンにおいては、作業者が踏込み量を加減することにより
速度が調節されていた。また、踏板を最大限に踏み込ん
だ状態における速度を設定装置により設定し、踏板を最
大限に踏み込んだ状態で縫製を行うことによっても調節
が為されていた。
行うとは限らない。また、一つの縫製品であっても、ワ
イシャツのように襟、袖、身ごろ等、複数の構成部分か
ら成る縫製品の場合、構成部分によって縫製速度を変え
ることが必要な場合がある。例えば、直線部分を縫う場
合と曲線部分を縫う場合とでは、縫製速度は前者では速
く、後者では遅いのが普通であり、また、被縫製材の厚
さによっても異なるのである。そのため、従来は、作業
者が縫製速度を調節していた。縫製速度は、縫針を保持
した針棒を上下動させる針棒駆動装置を制御し、針棒の
上下動の速度を制御することにより制御されるのである
が、例えば、踏板の踏込みにより速度が変えられるミシ
ンにおいては、作業者が踏込み量を加減することにより
速度が調節されていた。また、踏板を最大限に踏み込ん
だ状態における速度を設定装置により設定し、踏板を最
大限に踏み込んだ状態で縫製を行うことによっても調節
が為されていた。
発明が解決しようとする課題
しかし、踏板の踏込み加減により縫製速度を調節する場
合には作業者の熟練を必要とし、常に各縫製工程に適し
た縫製速度が得られるとは限らず、品質が不均一となる
。また、設定装置の操作により縫製速度を調節する場合
には、縫製速度が変わる毎にいちいち設定部材を操作し
なければならず、特に、少量多種の縫製品を縫製する場
合には調節回数が多くなって面倒であり、作業効率が低
下する。
合には作業者の熟練を必要とし、常に各縫製工程に適し
た縫製速度が得られるとは限らず、品質が不均一となる
。また、設定装置の操作により縫製速度を調節する場合
には、縫製速度が変わる毎にいちいち設定部材を操作し
なければならず、特に、少量多種の縫製品を縫製する場
合には調節回数が多くなって面倒であり、作業効率が低
下する。
本発明は、縫製速度を各縫製工程に適した大きさに自動
的に設定することができる縫製速度制御装置を提供する
ことを課題として為されたものである。
的に設定することができる縫製速度制御装置を提供する
ことを課題として為されたものである。
課題を解決するための手段
本発明の縫製速度制御装置は、上記の課題を解決するた
めに、(a)複数の縫製工程の各々に固有の縫製速度デ
ータを記憶する縫製速度データ記憶手段と、(b)複数
の縫製工程の少なくとも一つを指示する縫製工程指示手
段と、(C)その縫製工程指示手段により指示された縫
製工程に対応する縫製速度データに基づいて針棒駆動装
置を制御し、縫製速度を縫製速度データにより設定され
た高さに制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
めに、(a)複数の縫製工程の各々に固有の縫製速度デ
ータを記憶する縫製速度データ記憶手段と、(b)複数
の縫製工程の少なくとも一つを指示する縫製工程指示手
段と、(C)その縫製工程指示手段により指示された縫
製工程に対応する縫製速度データに基づいて針棒駆動装
置を制御し、縫製速度を縫製速度データにより設定され
た高さに制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
なお、ここにおいて「縫製工程」とは、1種類の速度で
縫製できる工程であり、1種類の縫製品全部を縫う場合
であることもあり、1種類の縫製品の構成部分を縫う場
合であることもあり、構成部分の一部を縫う場合である
こともある。したがって、「複数の縫製工程」とは、1
種類の縫製品に含まれる複数の縫製工程であることもあ
り、異なる種類の縫製品についてそれぞれ設定された縫
製工程であることもある。
縫製できる工程であり、1種類の縫製品全部を縫う場合
であることもあり、1種類の縫製品の構成部分を縫う場
合であることもあり、構成部分の一部を縫う場合である
こともある。したがって、「複数の縫製工程」とは、1
種類の縫製品に含まれる複数の縫製工程であることもあ
り、異なる種類の縫製品についてそれぞれ設定された縫
製工程であることもある。
作用
以上のように構成されたミシンの縫製速度制御装置にお
いては、縫製工程指示手段により縫製工程が指示されれ
ば、その縫製工程に対応する縫製速度データに基づいて
針棒駆動装置が制御され、縫製速度は自動的に縫製に適
した速度に調節される。
いては、縫製工程指示手段により縫製工程が指示されれ
ば、その縫製工程に対応する縫製速度データに基づいて
針棒駆動装置が制御され、縫製速度は自動的に縫製に適
した速度に調節される。
発明の効果
このように本発明の縫製速度制御装置によれば、縫製工
程毎に縫製速度が自動的に調節されるため、縫製工程が
変わる毎に作業者がいちいち縫製速度を調節する必要が
なく、均一な縫製品を得ることができるとともに、作業
効率を向上させることができる。
程毎に縫製速度が自動的に調節されるため、縫製工程が
変わる毎に作業者がいちいち縫製速度を調節する必要が
なく、均一な縫製品を得ることができるとともに、作業
効率を向上させることができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第2図において10はミシンのテーブルであり、テーブ
ル10上にはミシン機枠12が設けられている。ミシン
機枠12は、上方に立ち上がる脚柱部14と、その脚柱
部14の上端から片持ち状にかつテーブル10にほぼ平
行に延び出す上方アーム16とから成る。このミシン機
枠12には、針棒18が図示しない針棒台により上下方
向に移動可能に取り付けられ、その下端部に縫針20が
固定されている。これら針棒18および縫針20はミシ
ンモータ22の駆動によって上下往復運動させられる。
ル10上にはミシン機枠12が設けられている。ミシン
機枠12は、上方に立ち上がる脚柱部14と、その脚柱
部14の上端から片持ち状にかつテーブル10にほぼ平
行に延び出す上方アーム16とから成る。このミシン機
枠12には、針棒18が図示しない針棒台により上下方
向に移動可能に取り付けられ、その下端部に縫針20が
固定されている。これら針棒18および縫針20はミシ
ンモータ22の駆動によって上下往復運動させられる。
ミシンモータ22の出力軸に固定のブリ24は、ミシン
主軸(図示省略)に取り付けられた′プーリ26にベル
ト28によって連結されており、ミシンモータ22の回
転は、プーリ242G、ヘルド28.ミシン主軸および
回転運動を直線運動に変換する運動変換機構を介して針
棒18および縫針20に伝達され、針棒18および縫針
20が上下往復運動させられる。ミシンモータ22、プ
ーリ24.26. ヘルド28等が針棒駆動装置を構成
しているのである。また、ミシン主軸には回転検出器3
0が取り付けられており、ミシン主軸の回転に同期して
パルス信号を発生ずる。
主軸(図示省略)に取り付けられた′プーリ26にベル
ト28によって連結されており、ミシンモータ22の回
転は、プーリ242G、ヘルド28.ミシン主軸および
回転運動を直線運動に変換する運動変換機構を介して針
棒18および縫針20に伝達され、針棒18および縫針
20が上下往復運動させられる。ミシンモータ22、プ
ーリ24.26. ヘルド28等が針棒駆動装置を構成
しているのである。また、ミシン主軸には回転検出器3
0が取り付けられており、ミシン主軸の回転に同期して
パルス信号を発生ずる。
本ミシンにはまた、踏板32が回動可能に設けられてい
る。踏板32はロッド34により制御装置36の踏込み
ユニット38(第1図参照)に連結されている。踏込み
ユニット38は踏板32の踏込みストロークに対応する
高さの電圧を発生するものである。
る。踏板32はロッド34により制御装置36の踏込み
ユニット38(第1図参照)に連結されている。踏込み
ユニット38は踏板32の踏込みストロークに対応する
高さの電圧を発生するものである。
制御装置36は、第1図に示すように、CPU40、R
OM42およびRAM44がバスにより接続されたマイ
クロコンピュータを主体とするものである。CPU40
には前記踏込みユニット38が接続され、踏板32の踏
込みストロークに対応する電圧が供給されるようになっ
ている。CPtJ40にはまた、モータ駆動回路50を
介してミシンモータ22が接続されるとともに、制御回
路52を介して表示装置54が接続されている。また、
RAM44には、第3図に示すように縫製速度データメ
モリ56.縫製工程数メモリ58.フラグ60およびカ
ウンタ62がワーキングメモリと共に設けられている。
OM42およびRAM44がバスにより接続されたマイ
クロコンピュータを主体とするものである。CPU40
には前記踏込みユニット38が接続され、踏板32の踏
込みストロークに対応する電圧が供給されるようになっ
ている。CPtJ40にはまた、モータ駆動回路50を
介してミシンモータ22が接続されるとともに、制御回
路52を介して表示装置54が接続されている。また、
RAM44には、第3図に示すように縫製速度データメ
モリ56.縫製工程数メモリ58.フラグ60およびカ
ウンタ62がワーキングメモリと共に設けられている。
ROM42には第4図にフローチャートで示す縫製速度
制御ルーチンの他、糸切り回数により縫製工程の終了を
検出する縫製工程終了検出ルーチンの他、縫製に必要な
種々のルーチンが格納されている。
制御ルーチンの他、糸切り回数により縫製工程の終了を
検出する縫製工程終了検出ルーチンの他、縫製に必要な
種々のルーチンが格納されている。
CPU40にはまた、入出力インタフェース64を介し
て管理装置70の主体を成すマイクロコンピュータの入
出力インタフェース71が接続されている。管理装置7
oは、複数台のミシンの各縫製作業を管理するものであ
り、ミシンとは別に設けられている。この管理装置70
のCPU72には、指示装置74および記憶装置76が
接続されている。指示装置74は、縫製すべき縫製品の
種類等を指示するものである。また、記憶装置76には
縫製速度データ記憶部80が設けられ、縫製工程毎に最
高の縫製速度データが記憶されている。記憶装置76に
はまた、図示は省略するが、縫製工程毎の糸切り回数等
のデータが記憶されるようになっている。以下、第4図
のフローチャートに基づいて縫製速度の制御について説
明する。
て管理装置70の主体を成すマイクロコンピュータの入
出力インタフェース71が接続されている。管理装置7
oは、複数台のミシンの各縫製作業を管理するものであ
り、ミシンとは別に設けられている。この管理装置70
のCPU72には、指示装置74および記憶装置76が
接続されている。指示装置74は、縫製すべき縫製品の
種類等を指示するものである。また、記憶装置76には
縫製速度データ記憶部80が設けられ、縫製工程毎に最
高の縫製速度データが記憶されている。記憶装置76に
はまた、図示は省略するが、縫製工程毎の糸切り回数等
のデータが記憶されるようになっている。以下、第4図
のフローチャートに基づいて縫製速度の制御について説
明する。
ミシンの電源がONにされれば、図示しないメインルー
チンの初期設定が行われ、フラグがクセ4フトされると
ともに、表示装置54が縫製順序等のデータを表示する
状態とされる。その後、縫製速度制御ルーチンにおいて
ステップSL(以下、Slと略記する。他のステップに
ついても同じ)。
チンの初期設定が行われ、フラグがクセ4フトされると
ともに、表示装置54が縫製順序等のデータを表示する
状態とされる。その後、縫製速度制御ルーチンにおいて
ステップSL(以下、Slと略記する。他のステップに
ついても同じ)。
S2およびS3が実行され、縫製速度データの受信を待
つ状態となる。フラグは図示しないメインルーチンの初
期設定においてリセットされており、Slの判定はNO
となる。また、S2においては、縫製速度データが供給
された場合にそのデータを受信して縫製速度データメモ
リ56に格納するのであるが、縫製速度データが供給さ
れない状態では何も行われずにルーチンの実行はS3に
移る。
つ状態となる。フラグは図示しないメインルーチンの初
期設定においてリセットされており、Slの判定はNO
となる。また、S2においては、縫製速度データが供給
された場合にそのデータを受信して縫製速度データメモ
リ56に格納するのであるが、縫製速度データが供給さ
れない状態では何も行われずにルーチンの実行はS3に
移る。
S3においてはエンドデータを受信したか否かによって
縫製速度データの受信が完了したか否かの判定を行って
いるが、この判定はNOであり、31〜S3が繰り返し
実行されるのである。
縫製速度データの受信が完了したか否かの判定を行って
いるが、この判定はNOであり、31〜S3が繰り返し
実行されるのである。
そして、縫製開始に先立って作業者が指示装置74によ
り縫製品の種類を指示すれば、CPU72は指示された
縫製品の全部の縫製工程について縫製速度データを読み
出し、縫製順にCPU40に出力する。CPU40には
また、縫製工程毎の糸切り回数データが供給されるとと
もに縫製順序データが供給され、縫製順序が表示装置5
4に表示される。出力された縫製速度データは、S2の
実行により、受信順にカウンタ62のカウント値を付し
て縫製速度データメモリ56に格納され、全部の縫製工
程の縫製速度データが供給されるまで31〜S3が繰り
返し実行される。エンドデータの供給によりS3がYE
Sとなり、S4において供給された縫製工程の数Nが縫
製工程数メモリ58に格納されるとともに、フラグ60
がONにされる。
り縫製品の種類を指示すれば、CPU72は指示された
縫製品の全部の縫製工程について縫製速度データを読み
出し、縫製順にCPU40に出力する。CPU40には
また、縫製工程毎の糸切り回数データが供給されるとと
もに縫製順序データが供給され、縫製順序が表示装置5
4に表示される。出力された縫製速度データは、S2の
実行により、受信順にカウンタ62のカウント値を付し
て縫製速度データメモリ56に格納され、全部の縫製工
程の縫製速度データが供給されるまで31〜S3が繰り
返し実行される。エンドデータの供給によりS3がYE
Sとなり、S4において供給された縫製工程の数Nが縫
製工程数メモリ58に格納されるとともに、フラグ60
がONにされる。
次いでS5が実行され、1工程の縫製が終了したか否か
の判定が行われる。縫製工程の終了は縫製工程終了検出
ルーチンにおいて糸切り回数をカウントすることにより
判定されており、縫製開始時には縫製は終了した状態に
なっているためS5はYESとなる。そして、S6にお
いてカウンタ62のカウント値がNに達したか否かによ
り、全部の縫製工程が終了したか否かが判定される。カ
ウンタ62はメインルーチンの初期設定においてリセッ
トされており、S6が1回目に行われるときには0であ
ってS6はNoとなる。続いて、S7においてカウント
値Cが1増加させられ、1とされた後、S8において1
番目に行われる縫製工程の縫製最高速度りが縫製速度デ
ータメモリ56から読み出される。次いで、S9におい
てDを256で除した係数に、が算出される。本ミシン
において前記踏込みユニット38は、第5図に示すよう
に、踏込みストロークがAに達したとき電圧が立ち上が
り、更に踏み込まれ、Bを超えて踏み込まれるとき踏込
みストロークに比例した電圧Eを発生するようにされる
とともに、踏板32が最大限踏み込まれたとき、すなわ
ち最高の縫製速度が指示されたとき4ボルトの電圧を発
生するようにされている。256は制御装置36におい
て4ボルト、すなわち最大踏込ストロークに対応する数
であり、また、縫製最高速度りは回転数で供給されるよ
うになっており、S9においては単位踏込みストローク
(1/256)当たりの回転数が算出されるのである。
の判定が行われる。縫製工程の終了は縫製工程終了検出
ルーチンにおいて糸切り回数をカウントすることにより
判定されており、縫製開始時には縫製は終了した状態に
なっているためS5はYESとなる。そして、S6にお
いてカウンタ62のカウント値がNに達したか否かによ
り、全部の縫製工程が終了したか否かが判定される。カ
ウンタ62はメインルーチンの初期設定においてリセッ
トされており、S6が1回目に行われるときには0であ
ってS6はNoとなる。続いて、S7においてカウント
値Cが1増加させられ、1とされた後、S8において1
番目に行われる縫製工程の縫製最高速度りが縫製速度デ
ータメモリ56から読み出される。次いで、S9におい
てDを256で除した係数に、が算出される。本ミシン
において前記踏込みユニット38は、第5図に示すよう
に、踏込みストロークがAに達したとき電圧が立ち上が
り、更に踏み込まれ、Bを超えて踏み込まれるとき踏込
みストロークに比例した電圧Eを発生するようにされる
とともに、踏板32が最大限踏み込まれたとき、すなわ
ち最高の縫製速度が指示されたとき4ボルトの電圧を発
生するようにされている。256は制御装置36におい
て4ボルト、すなわち最大踏込ストロークに対応する数
であり、また、縫製最高速度りは回転数で供給されるよ
うになっており、S9においては単位踏込みストローク
(1/256)当たりの回転数が算出されるのである。
K、の算出の後、S10においてに、算出完了信号が縫
製工程終了検出ルーチンに出力され、それに基づいて縫
製工程終了検出ルーチンでは糸切り回数が1番目に行わ
れる縫製工程の糸切り回数にセットされ、縫製工程未終
了を検出する状態となる。したがって、1番目の縫製工
程が終了するまでS5はNoとなり、K1の算出は行わ
れないこととなる。
製工程終了検出ルーチンに出力され、それに基づいて縫
製工程終了検出ルーチンでは糸切り回数が1番目に行わ
れる縫製工程の糸切り回数にセットされ、縫製工程未終
了を検出する状態となる。したがって、1番目の縫製工
程が終了するまでS5はNoとなり、K1の算出は行わ
れないこととなる。
続いて、311において踏板32の踏込みストロークが
読み込まれる。踏込みユニット38の発生電圧EがA/
D変換器(図示省略)を介して読み込まれるのであり、
さらに、312においてミシン主軸の回転数Fが読み込
まれた後、S13においてモータ駆動回路50への指令
電圧V spが算出される。指令電圧V spは、先に
算出された係数に1に踏込みストロークEを掛けた値、
すなわち作業者が希望する回転数から実際の回転数を引
いた値に比例定数KAを掛けることにより算出される。
読み込まれる。踏込みユニット38の発生電圧EがA/
D変換器(図示省略)を介して読み込まれるのであり、
さらに、312においてミシン主軸の回転数Fが読み込
まれた後、S13においてモータ駆動回路50への指令
電圧V spが算出される。指令電圧V spは、先に
算出された係数に1に踏込みストロークEを掛けた値、
すなわち作業者が希望する回転数から実際の回転数を引
いた値に比例定数KAを掛けることにより算出される。
希望縫製速度と実際の縫製速度との差に比例する指令電
圧が算出されるのであり、S14においてその指令電圧
V spが出力されることによりミシンモータ22の回
転が制御され、縫製速度が縫製工程に適した高さに自動
的に制御される。踏板32が最大限踏み込まれたときの
速度が管理装置70から供給された縫製最高速度に自動
的に設定されるとともに、K1が縫製工程毎に設定され
た縫製最高速度に基づいて算出されているため、踏板3
2の踏込みストロークが最大ストロークより小さい間も
縫製最高速度に比例した縫製速度になり、作業者は縫製
速度を容易にコントロールすることができる。
圧が算出されるのであり、S14においてその指令電圧
V spが出力されることによりミシンモータ22の回
転が制御され、縫製速度が縫製工程に適した高さに自動
的に制御される。踏板32が最大限踏み込まれたときの
速度が管理装置70から供給された縫製最高速度に自動
的に設定されるとともに、K1が縫製工程毎に設定され
た縫製最高速度に基づいて算出されているため、踏板3
2の踏込みストロークが最大ストロークより小さい間も
縫製最高速度に比例した縫製速度になり、作業者は縫製
速度を容易にコントロールすることができる。
以下、一つの縫製工程の実行が終了するまでSl、S5
およびSll−314が繰り返し実行される。一つの縫
製工程が終了すればS5がYESとなり、全部の縫製工
程が終了していなければ87〜S10が前述のように実
行され、次に実行される縫製工程について縫製速度制御
用の係数K。
およびSll−314が繰り返し実行される。一つの縫
製工程が終了すればS5がYESとなり、全部の縫製工
程が終了していなければ87〜S10が前述のように実
行され、次に実行される縫製工程について縫製速度制御
用の係数K。
が算出され、縫製速度は工程に適した高さに自動的に制
御される。そして、供給された全部の縫製工程が実行さ
れればS6がYESとなり、S15においてフラグ60
がOFFとされるとともにカウンタ62がクリアされ、
次に実行する縫製工程の縫製速度データの供給を待つ状
態となる。
御される。そして、供給された全部の縫製工程が実行さ
れればS6がYESとなり、S15においてフラグ60
がOFFとされるとともにカウンタ62がクリアされ、
次に実行する縫製工程の縫製速度データの供給を待つ状
態となる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
管理装置70の縫製速度データ記憶部80が縫製速度デ
ータ記憶手段を構成し、指示装置74およびCPU72
の指示装置74の指示に基づいて縫製工程を制御装置3
6に出力する部分が縫製工程指示手段を構成し、制御装
置36のROM42の81〜S15を記憶する部分なら
びにCP tJ 40おまびRAM44のそれらステッ
プを実行する部分が制御手段を構成しているのである。
管理装置70の縫製速度データ記憶部80が縫製速度デ
ータ記憶手段を構成し、指示装置74およびCPU72
の指示装置74の指示に基づいて縫製工程を制御装置3
6に出力する部分が縫製工程指示手段を構成し、制御装
置36のROM42の81〜S15を記憶する部分なら
びにCP tJ 40おまびRAM44のそれらステッ
プを実行する部分が制御手段を構成しているのである。
なお、上記実施例においては、縫製すべき縫製品の指示
により、全部の縫製工程の実行が一度にミシンに指示さ
れるようになっていたが、−縫製工程骨ずつ、あるいは
複数の縫製工程骨ずつ指示されるようにしてもよい。
により、全部の縫製工程の実行が一度にミシンに指示さ
れるようになっていたが、−縫製工程骨ずつ、あるいは
複数の縫製工程骨ずつ指示されるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、作業者が指示装置74
Lこより縫製品の種類を指示することにより、縫製速度
データがCPU40に出力されるようになっていたが、
予め指示装置74を用いて複数台のミシンがそれぞれ縫
製すべき縫製品の種類や縫製枚数等のデータを管理装置
70に記憶させておき、制御装置36からの信号に基づ
いて管理装置70のCPU72が各ミシンが縫製すべき
縫製品の種類、縫製工程、縫製速度データ等を読み出し
て出力するようにしてもよい。この場合には、CPU7
2の縫製工程を制御装置36に出力する部分が縫製工程
指示手段を構成することとなる。
Lこより縫製品の種類を指示することにより、縫製速度
データがCPU40に出力されるようになっていたが、
予め指示装置74を用いて複数台のミシンがそれぞれ縫
製すべき縫製品の種類や縫製枚数等のデータを管理装置
70に記憶させておき、制御装置36からの信号に基づ
いて管理装置70のCPU72が各ミシンが縫製すべき
縫製品の種類、縫製工程、縫製速度データ等を読み出し
て出力するようにしてもよい。この場合には、CPU7
2の縫製工程を制御装置36に出力する部分が縫製工程
指示手段を構成することとなる。
さらに、上記実施例において縫製速度データは管理装置
70が有し、ミシンの制御装置36に供給されるように
なっていたが、ミシンの制御装置に縫製速度データを記
憶させ、指示装置の工程指示に応して、その工程につい
て設定された縫製速度データに基づいて縫製速度が制御
されるようにしてもよい。
70が有し、ミシンの制御装置36に供給されるように
なっていたが、ミシンの制御装置に縫製速度データを記
憶させ、指示装置の工程指示に応して、その工程につい
て設定された縫製速度データに基づいて縫製速度が制御
されるようにしてもよい。
さらにまた、複数台のミシンが縫製工程を分担し、分業
により縫製品を縫製するミシンの縫製速度制御装置にも
本発明を適用することができる。
により縫製品を縫製するミシンの縫製速度制御装置にも
本発明を適用することができる。
その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
第1図は本発明の一実施例である縫製速度制御装置の構
成を示すブロック図である。第2図は上記縫製速度制御
装置を有するミシンの概略図である。第3図は上記縫製
速度制御装置を構成するミシンの制御装置の主体を成す
コンピュータのRAMの構成示す図である。第4図はそ
のコンピュータのROMに格納された縫製速度制御ルー
チンを示すフローチャートである。第5図は上記ミシン
の踏板の踏込みストロークと発生電圧との関係を示すグ
ラフである。 18:針棒 22:ミシンモータ 28:ヘルド 70:管理装置 20:縫針 24.26:プーリ 36:制御装置
成を示すブロック図である。第2図は上記縫製速度制御
装置を有するミシンの概略図である。第3図は上記縫製
速度制御装置を構成するミシンの制御装置の主体を成す
コンピュータのRAMの構成示す図である。第4図はそ
のコンピュータのROMに格納された縫製速度制御ルー
チンを示すフローチャートである。第5図は上記ミシン
の踏板の踏込みストロークと発生電圧との関係を示すグ
ラフである。 18:針棒 22:ミシンモータ 28:ヘルド 70:管理装置 20:縫針 24.26:プーリ 36:制御装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 縫針を保持した針棒を上下動させる針棒駆動装置を制御
し、縫製速度を制御する装置であって、複数の縫製工程
の各々に固有の縫製速度データを記憶する縫製速度デー
タ記憶手段と、 前記複数の縫製工程の少なくとも一つを指示する縫製工
程指示手段と、 その縫製工程指示手段により指示された縫製工程に対応
する縫製速度データに基づいて前記針棒駆動装置を制御
し、縫製速度を縫製速度データにより設定された高さに
制御する制御手段と を含むことを特徴とするミシンの速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11940390A JPH0415087A (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ミシンの縫製速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11940390A JPH0415087A (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ミシンの縫製速度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0415087A true JPH0415087A (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=14760623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11940390A Pending JPH0415087A (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ミシンの縫製速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415087A (ja) |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP11940390A patent/JPH0415087A/ja active Pending
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