JPH04150215A - 弾性表面波素子 - Google Patents

弾性表面波素子

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JPH04150215A
JPH04150215A JP27048990A JP27048990A JPH04150215A JP H04150215 A JPH04150215 A JP H04150215A JP 27048990 A JP27048990 A JP 27048990A JP 27048990 A JP27048990 A JP 27048990A JP H04150215 A JPH04150215 A JP H04150215A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
waveguides
reflected
waveguide
Prior art date
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Pending
Application number
JP27048990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichi Egara
江柄 光一
Norihiro Mochizuki
望月 規弘
Kenji Nakamura
憲司 中村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/772,951 priority patent/US5185548A/en
Priority to EP91117289A priority patent/EP0484689A1/en
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は弾性表面波素子に関し、特に2つの信号のコン
ボリューション信号を取り出す弾性表面波コンボルバに
関する。
[従来の技術] 第2図は、「中用他、電子通信学会論文誌86/2.V
o 1.J69−C,No、2゜pp190〜198」
に記載されている、従来の弾性表面波素子の構成を示す
概略平面図である。
第2図において、1は圧電基板であり、2.3は該基板
lの表面上にX方向に適宜距離隔てて対向配置され形成
されている2つの弾性表面波励振用櫛形電極である。4
−1.4−2.・・・、4−nはこれら電極2.3間に
おいてX方向に延びて互いに平行に基板1の表面に形成
されている弾性表面波導波路である。また、5は基板1
の表面上に上記弾性表面波導波路からX方向に適宜距離
隔てて配置され形成されている音響電気変換器である。
また、第2図に記載されている座標軸は便宜上付記した
ものであり、基板の結晶軸等を意味するものではない。
尚、弾性表面波導波路4−1〜4−nの配列ピッチが、
該弾性表面波導波路にて生ぜしめられた弾性表面波の波
長と同じになるように弾性表面波導波路4−1〜4−n
を配置し形成することにより、各弾性表面波導波路にて
生ぜしめられた弾性表面波は同相で重なり、効率良(励
振させることができる。
この弾性表面波素子において、弾性表面波励振用櫛形電
極2,3に対し角周波数ωの電気信号を入力すると、該
周波数の弾性表面波が励振され、該弾性表面波は弾性表
面波導波路4−1.4−2、・・・、4−nをX軸方向
に互いに反対向きに伝搬し、該弾性表面波導波路にてパ
ラメトリック・ミキシング現象により、y軸方向に伝搬
する角周波数2ωの弾性表面波が発生する。この弾性表
面波が音響電気変換器5に到達し、該音響電気変換器に
て上記2つの入力信号のコンボリューション電気信号を
得ることができる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例の弾性表面波素子では、弾性
表面波導波路の端面で弾性表面波のX方向(図示)への
反射が起こる。
しかも、上記従来の弾性表面波素子では、分割された各
導波路は、弾性表面波導波路より発生する第3の弾性表
面波の波長ピッチで形成されているため、各導波路のX
方向に対して同じ側の端面で反射された弾性表面波は互
いに強め合い、弾性表面波導波路全体での反射率は大き
くなる。
そのため、コンボリューション信号の周波数特性にリッ
プルが生じるなどして、弾性表面波素子の特性に悪影響
をおよぼしていた。
[発明の目的J 本発明の目的は、弾性表面波導波路の端面で発生した弾
性表面波の反射波を打ち消すことにより、コンボリュー
ション特性を改善した弾性表面波素子を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、上記
目的を達成するための手段として、 圧電基板上に第1及び第2の弾性表面波を励振する少な
(とも2つの励振電極と、該励振電極がら励振される該
第1及び第2の弾性表面波を互いに反対向きに伝搬させ
る複数の弾性表面波導波路と、該弾性表面波導波路にて
発生し、上記第1及び第2の弾性表面波を横切る方向に
伝搬する第3の弾性表面波を、電気信号に変換する少な
くとも1つの音響電気変換器とを有する弾性表面波素子
において、 上記各弾性表面波導波路の、上記第3の弾性表面波の伝
搬方向を横切る方向の2つの端面の内、各導波路の同じ
側の端面間の距離が、ランダムであることを特徴とする
弾性表面波素子を提供するものである。
更に、各弾性表面波導波路の中心間の間隔(ピッチ)を
、弾性表面波導波路より伝搬する第3の弾性表面波の波
長λと等しく形成することにより、従来の特性を損なう
ことなく上記目的を達成しようとするものである。
上述した本発明の手段によれば、各弾性表面波導波路の
同じ側の端面で反射された弾性表面波は、それぞれラン
ダムな位相で重なるため、互いに相殺されて弾性表面波
導波路全体としては、はとんど反射波は存在しなくなる
まで打ち消すことができる。
更に各弾性表面波導波路の中心間の間隔(ビッチ)を全
て、弾性表面波導波路より伝搬する第3の弾性表面波の
波長えと等しくすることにより、各導波路より伝搬する
弾性表面波は、同相で互いに強め合って伝搬するので、
効率良(励振することができる。
[実施例] 第1図は、本発明による弾性表面波素子の一実施例を示
す概略平面図である。
第1図において、1は圧電基板である。該圧電基板とし
ては、例えばニオブ酸リチウム等の圧電基板を用いるこ
とができる。
2.3は基板1の表面上にX方向に適宜距離隔てて対向
配置され形成されている弾性表面波励振用電極である。
該電極2,3は櫛形電極であり、例えばアルミニウム、
銀、金等の導電体がらなり、弾性表面波がX方向に伝搬
するように設けられている。
4−1.4−2.・・・、4−nは、電極2.3間にお
いてX方向に延びて互いに平行に基板1の表面に形成さ
れている弾性表面波導波路である。
弾性表面波導波路に関しては、柴山乾夫監修「弾性表面
波工学」電子通信学会、82〜102頁に詳しく述べら
れており、薄膜導波路やトポグラフィツク導波路がある
が、本発明においては基板表面をアルミニウム、銀、金
等の導電体で被覆したΔv/v導波路が好ましい。
ここで、弾性表面波導波路4−1〜4−nは、全て中心
間の間隔(ピッチ)が弾性表面波導波路より発生する弾
性表面波の波長えに等しく、かつ、隣り合う2本の該導
波路4−1〜4−nのそれぞれの端面I、■の間隔はそ
れぞれランダムに形成されている。
5は、基板1の表面上に上記弾性表面波導波路4−1〜
4−nからX方向に適宜距離隔てて配置され形成されて
いる音響電気変換器である。該音響電気変換器は、例え
ばアルミニウム、銀、金等の導電体からなり、X方向に
伝搬する弾性表面波を効率良く電気信号に変換できるよ
うに設けられている。
本実施例の弾性表面波素子において、一方の励振用電極
2に対し中心角周波数ωの電気信号を入力すると第1の
弾性表面波が励振されXの正方向に伝搬して弾性表面波
導波路4−1〜4−nに入射する。また、同様にして他
方の励振用電極3に対し中心角周波数ωの電気信号を入
力すると第2の弾性表面波が励振されXの負方向に伝搬
して弾性表面波導波路4−1〜4−nに入射する。そし
て、弾性表面波導波路4−1〜4−nには両端から上記
第1及び第2の弾性表面波が互いに反対方向に伝搬し、
該弾性表面波導波路にてパラメトリック・ミキシング現
象により、y軸方向に伝搬する中心角層?fI数2ωの
第3の弾性表面波が発生する。この第3の弾性表面波が
音響電気変換器5にて電気信号に変換され、上記2つの
入力信号のコンボリューション電気信号が得られる。
しかしながら、一方で、この第3の弾性表面波の一部は
、音響電気変換器5で反射され弾性表面波導波路方向へ
伝搬して戻り、再び弾性表面波導波路の各端面において
反射される。
しかし、ここで本実施例の導波路4−1〜4−nの端面
Iどうしの間隔は、どの導波路間においても全てランダ
ムになっているため、反射された弾性表面波の位相もす
べてランダムとなり、合成された反射波は互いに相殺さ
れ、全体としては反射波はほとんど存在しなくなる。
これは端面■どうしの間隔における反射波についても同
様のことがいえる。
尚、弾性表面波導波路4−1〜4−nは、中心間の間隔
(配列ピッチ)が、該弾性表面波導波路より伝搬される
第3の弾性表面波の波長λと同じになるように配置し、
形成しであるため、各弾性表面波導波路より発生した弾
性表面波は同相で重なり、効率良(励振される。
また、本実施例では、音響電気変換器5を弾性表面波導
波路4−1〜4−nの片側のみに設けたが、両側に設け
てもよい。
また音響電気変換器5としては、シングル電極を示した
が、ダブル電極(スプリット電極)や、他の反射を抑圧
する構造のものを設けることによリ、素子の特性を一層
良好なものとすることができる。
尚、2つの音響電気変換器で弾性表面波導波路4−1〜
4−nからの距離を異ならせておくことにより、一方の
音響電気変換器からの出力を他方の音響電気変換器から
の出力に対し適宜時間遅延させることができる。
また、上記実施例における弾性表面波励振用電極2,3
をダブル電極(スプリット電極)とすることにより、該
弾性表面波励振用電極2.3における弾性表面波の反射
を抑圧でき、素子の特性をより一層良好なものにするこ
とができる。
また、第1図、第2図に記載されている座標軸は便宜上
付記したものであり、基板の結晶軸等を意味するもので
はない。
さらに、上記実施例において、基板1はニオブ酸リチウ
ム等の圧電体単結晶に限定されるものではなく、例えば
半導体やガラス基板上に圧電膜を付加した構造等、パラ
メトリック・ミキシング効果がある材料及び構造であれ
ばよい。
また、上記実施例では、弾性表面波励振用電極にて励振
される弾性表面波をそのまま弾性表面波導波路に導いて
いるが、該励振電極と該弾性表面波導波路との間にホー
ン型導波路やマルチストリップカブラ等のビーム幅圧縮
器を設けてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、弾性表面波導波
路の、第3の弾性表面波の伝搬方向を横切る方向の2つ
の端面の内、各弾性表面波導波路の同じ側の端面間の距
離が、全てランダムになるように形成することにより、
弾性表面波導波路の端面によって発生する反射波を、位
相の異なる複数の反射波とし抑圧でき、素子の特性を改
善できる。
また、各弾性表面波導波路の中心間の距離(ピッチ)を
、上記弾性表面波導波路より励振される第3の弾性表面
波の波長λとすることにより、素子の効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による弾性表面波素子の実施例を示す
概略平面図。 第2図は、従来例を示す概略平面図。 1・・・基板、2,3・・・励振電極、4−1〜4−n
・・・弾性表面波導波路、5・・・音響電気変換器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 圧電基板上に第1及び第2の弾性表面波を励振
    する少なくとも2つの励振電極と、該励振電極から励振
    される該第1及び第2の弾性表面波を互いに反対向きに
    伝搬させる複数の弾性表面波導波路と、該弾性表面波導
    波路にて発生し、上記第1及び第2の弾性表面波を横切
    る方向に伝搬する第3の弾性表面波を、電気信号に変換
    する少なくとも1つの音響電気変換器とを有する弾性表
    面波素子において、 上記各弾性表面波導波路の、上記第3の弾性表面波の伝
    搬方向を横切る方向の2つの端面の内、各導波路の同じ
    側の端面間の距離が、ランダムであることを特徴とする
    弾性表面波素子。
  2. (2) 上記複数の弾性表面波導波路の上記第3の弾性
    表面波の伝搬方向の幅が、ランダムであることを特徴と
    する請求項1に記載の弾性表面波素子。
  3. (3) 上記複数の弾性表面波導波路の中心間の距離が
    、上記第3の弾性表面波の波長に等しいことを特徴とす
    る請求項1に記載の弾性表面波素子。
JP27048990A 1990-10-11 1990-10-11 弾性表面波素子 Pending JPH04150215A (ja)

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US07/772,951 US5185548A (en) 1990-10-11 1991-10-08 Surface acoustic wave device with reflected wave at side edges on waveguide suppressed and communication system using the same
EP91117289A EP0484689A1 (en) 1990-10-11 1991-10-10 Surface acoustic wave device with reflected wave at side edges on waveguide suppressed and communication system using the same

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