JPH04150021A - 高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット - Google Patents

高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット

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JPH04150021A
JPH04150021A JP27478290A JP27478290A JPH04150021A JP H04150021 A JPH04150021 A JP H04150021A JP 27478290 A JP27478290 A JP 27478290A JP 27478290 A JP27478290 A JP 27478290A JP H04150021 A JPH04150021 A JP H04150021A
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JP
Japan
Prior art keywords
arsenic
sputtering
thin film
sputtering target
prescribed
Prior art date
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Pending
Application number
JP27478290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Murakami
義男 村上
Rie Mori
理恵 森
Masashi Komabayashi
正士 駒林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、例えばMOSFET等の半導体デバイスの
ゲート電極薄膜をスパッタリングにより形成する際に用
いられる高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリング
ターゲットに間する。
〈従来の技術〉 従来より、半導体デバイスのゲート電極薄膜として高融
点金属シリサイド膜が使用されている。
この高融点金属シリサイド膜(例えばWSi2)は、以
下のようにスパッタリングによって形成される。
そして、このスパッタリングでは、WSi2の金属間化
合物からなる素地に、遊離S1が分散した組織を有する
WSix(2<X≦39通常X=2゜6)の組成を有す
るスパッタリングターゲットを用いる。
このスパッタリングにより例えば81基板上にW S 
i ×薄膜を形成し、さらに、このWSix薄膜に熱処
理(アニール)を施して、この薄膜を多結晶のWSi2
とし、薄膜中の余分なシリコンS1をSj基板中に拡散
させている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、スパッタリングによる’vVsixH膜の形
成に際しては、スパッタリング中に遊離S1相部分で異
常放電現象が発生する。これは、スパッタリングターゲ
ットにおける遊離S1相が絶縁相となるためである。
そして、この異常放電が原因で、2,000〜3.0O
OAの厚さのWSix薄膜中に、この膜厚に対しては相
対的に大きな(直径:0.5〜4μm程度)パーティク
ル(異質粒)が形成されることとなる。このWSixI
[膜表面より突出したパーティクルは熱処理後もそのま
まの状態で存在する。
このような状態でWSi2薄膜表面に回路を形成する場
合、近年の半導体デバイスの高集積化に伴って回路が高
密度化すると共に、細線化すると、次の問題が生じる。
すなわち、このパーティクルが原因で回路に断線が生し
、きわめて生産歩留まりの低いものとなる。
そこで、本発明者は、上述の観点から、スパッタリング
によるW S i ×薄膜の形成に際して、回路の断線
原因となるパーティクルの発生を抑制することができろ
スパッタリングターケラト材をすてに提案した(特開平
1−198471号公報)。
これは、従来組成のターゲツト材にP(りん)成分を含
有させたものである。この場合、含有りん成分は、素地
のWSix中には固溶せず、遊離S1相に固溶し、この
遊離S1相に導電性を付与することとなる。
しかしながら、このような過剰なシリコンを含む高融点
金属シリサイド膜用のスパッタリングターゲットにあっ
て、りんはシリコン相中に1019/cm3程度しか固
溶されなかった。このため、シリコン相の導電性が充分
に高められず、スパッタリング時の帯電防止、ひいては
シリコンパーティクルの発生防止が不十分なものとなっ
ていた。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、本発明者は、スパッタリングターゲットのS1
相(過剰シリコン)を低抵抗としてスパッタリング中の
パーティクルの発生を抑えるには、高融点金属シリサイ
ド膜形成用スパッタリングターゲット中にりんよりもシ
リコンに対して固溶され易いひ素を含有させることが有
効であることを見い出した。
すなわち、スパッタリングターゲット中に含有されるひ
素は、WSix中ではなくシリコン相中に例えば10 
””/ c m3程度固溶し、このシリコン相の抵抗を
充分に下げ、スパッタリング時のパーティクルの発生を
抑える。また、このターゲットを使用して得られた高融
点金属シリサイド薄膜中に含有されるひ素は、N型の導
電性を付与するため、例えばポリサイド構造でのりんド
ープの下地ポリシリコン中にこのひ素(第■族元素)が
拡散したとしてもその特性を損なうことがないという知
見を得た。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであって
、シリコンを過剰に含む高融点金属シリサイドからなる
スパッタリングターゲットにおいて、ひ素を含有させた
高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターケ・
・ノドてδろ。
高融点金属シワサイトとしては、例えばWSiy、Ti
Six、MoSix、TaSi>等がある。
さらに、シリコンを過剰に含むとは、WSixにおいて
例えば2<X≦34通常X=2.6とするものである。
このようにスパッタリングターゲットはひ素を含むため
、このひ素がターゲットの過剰シリコン相に導電性を付
与することとなる。したがって、スパッタリング中にお
いても該シリコン相が帯電しにくく局部的なスパークを
防止することができる。その結果、スパッタリング薄膜
中へのパーティクルの混入を阻止することができる。
〈実施例〉 つぎに、この発明のスパッタリングターゲットを実施例
により具体的に説明する。
「スパッタリングターゲットの製造」 原料粉末として、いずれも2〜10μmの範囲内の平均
粒径を有する高純度W粉末(純度=99゜999%)、
高純度S1粉末(純度:99.999%)、それぞれそ
のひ素含有量が、重量%(以下%は重量%を示す)で、
0.01%、  0. 05%、0.1%、0.5%、
および0.9%の5種類のシリコンのひ素(As)含有
粉末を用意する。
そして、これら原料粉末を組成式: W S 42.6
を基準にして配合し、■型ミキサーにて30分分間式混
合した後、真空中、温度: 1,250℃に30分間保
持の条件で焼成する。
ついで、この焼成した原料をショークラッシャにて粗粉
砕し、ボールミルにて2時間の微粉砕を行う。その後、
黒鉛型を用いて温度: 1. 370℃、圧カニ 15
0kg/cm2の焼結条件で真空ホットプレスを行い、
これに研削加工を施す。
このようにして、直径:125mmX厚さ25mmの寸
法を有し、かつ、第1表に示されるひ素含有量の本発明
のスパッタリングターゲツト材1〜8、および、ひ素成
分を含有しない従来と同様の組成のターゲツト材をそれ
ぞれ製造した。
「スパッタリング」 つぎに、この結果得られた各種のスパッタリングターゲ
ットを用いて、Arガス圧:3X10−3Torr、放
電電圧: 500Vの条件で直流スパッタリングを行っ
た。
その場合、基体として直径:10cmのシリコンウェー
ハを使用した。
そして、そのシリコンウェーハの表面に厚さ=2.0O
OAのWSi2.s薄膜を形成した。
さらに、この薄膜における直径:2μm以上のパーティ
クル数をWIS装置を用いて測定した。
このWIS装置は、薄膜表面にレーザ光を走査させ、乱
反射してくるレーザ光をカウントすることによりパーテ
ィクルの直径を測定するものである。
N膜のシート抵抗は、四探針法により測定した。
シート抵抗0口は、電流■、電圧V、膜厚dを用いて以
下の式で与えられる。
これらの測定結果を第1表に示した。
(以下、余白) 第1表 〈発明の効果〉 第1表に示される結果から、本発明に係るスパッタリン
グターゲツト材1〜8を用いた場合、いずれも薄膜中の
パーティクルの発生数が相対的に減少している。すなわ
ち、直径:2μm以上の大径のパーティクルの発生数が
、ひ素を含有しない従来のターゲツト材を用いた場合に
比して著しく少ないことが明かである。
したがって、本発明に係るスパッタリングターゲツト材
を集積度の高い半導体デバイスのゲート電極薄膜の形成
に用いても、印刷回路の断線がなくなり、生産歩留まり
の向上に寄与するなど工業上有用な効果がもたらされる
特許出願人    三菱金属株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シリコンを過剰に含む高融点金属シリサイドからなる
    スパッタリングターゲットにおいて、ひ素を含有させた
    ことを特徴とする高融点金属シリサイド膜形成用スパッ
    タリングターゲット。
JP27478290A 1990-10-12 1990-10-12 高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット Pending JPH04150021A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27478290A JPH04150021A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット

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JP27478290A JPH04150021A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット

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JPH04150021A true JPH04150021A (ja) 1992-05-22

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ID=17546487

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JP27478290A Pending JPH04150021A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 高融点金属シリサイド膜形成用スパッタリングターゲット

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