JPH04149801A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の磁気ディスク装置はあるプログラムやデ
ータ処理等に使用される場合、読み出してくる使用頻度
の高いデータが異なったトラックや非常に離れたトラッ
クに書き込まれている場合、それらのデータを連続で読
み出してくるにはヘッドを目的のトラックへ位置決めす
るシーク動作が必要となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の磁気ディスク装置では、アクセス頻度の
高いデータ領域が離れたトラックに存在する場合には、
それらの７−タ領域のデータを全て読み出してくるには
トラック間を移動させて位置決めを行うというシーク動
作が必要となるので、シーク時間およびシーク動作終了
から目的のデータを読み出すまでの回転待ち時間が必要
になってしまうという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の磁気ディスク装置は、ディスク板上に通常のデ
ータを記録するデータ領域の他にアクセス頻度の高いデ
ータを一時的に書き込んでおく一時的書き込み領域を備
えて構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す外観図である。

アクセス頻度の高いデータを一時的に書き込む一時的書
き込み領域（本発明ではディスクの内周部とする）と、
通常のデータを格納するデータ領域２と、ディスク板３
と、スピンドルモータ４とによって構成されている。

あるプログラムを実行したり、データ処理等を行うため
にディスク装置をアクセスする場合、ディスク内部のＲ
ＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）等にアクセスしたデ
ータ領域が例えばＳＣ８Ｉ（Ｓｍａｌｌ　Ｃｏｍｐｕｔ
ｏｒ　Ｓｙｓｔｅｍ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）のインタフ
ェースならばロジカル・ブロック・アドレスを、またあ
る種のパーソナルコンピュータのインターフェースなら
ばシリンダ番号・ヘッド番号・セクタ番号等をアクセス
されるたびに入れるようにする。ディスク装置が何も行
なわないような特に同一データ領域のアクセス回数を計
算して、アクセス頻度の高いデータ領域の判断を行う。

その結果アクセス頻度の高いデータ領域が第２図に示さ
れるようにデータ領域８〜１０のように同一トラックで
はなく、それぞれ離れたトラックに存在している場合、
データ領域８〜１０を連続で読み出してくるには、トラ
ック間のシーク動作が必要となってくる。そこでアクセ
ス頻度の高いデータ領域８〜１０をアクセス頻度の高い
データを一時的書き込み領域１１ヘプログラム実行中ま
たはデータ処理の間であってもディスク装置が何もして
いない時に書き込んでしまう。　したがって、以後のデ
ータ領域８〜１０を読み出してくるためにはアクセス頻
度の高いデータを一時的に書き込む一時的書き込み領域
１１から読み出してくることになり、データ領域８〜１
０でのデータ領域間のシーク動作を必要とせずにデータ
を読み出してくることになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、アクセス頻度の高いデー
タを一時的に書き込む領域を有することにより、必要な
データを読み出してくる時にデータ領域でのトラック間
のシーク動作を行なわずに連続的に読み出せるようにな
る。またシーク動作が必要となっても１トラツクのシー
ク動作でありシーク時間が短くなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す外観図、第２図
はデータ領域の位置関係を示す説明図である。 １・・・一時的書き込み領域、２・・・データ領域、３
・・・ディスク板、４・・・スピンドルモータ、５〜７
・・・トラック、８〜１０・・・データ領域、１１・・
・一時的書き込み領域。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディスク板上に通常のデータを記録するデータ領域
   の他にアクセス頻度の高いデータを一時的に書き込んで
   おく一時的書き込み領域を備えて成ることを特徴とする
   磁気ディスク装置。 ２、プログラム実行中またはデータ処理中にアクセス頻
   度の高いデータを前記一時的書き込み領域へ書き込み、
   以後アクセス頻度の高いデータは前記一時的に書き込み
   領域から読み出して成ることを特徴とする請求項１記載
   の磁気ディスク装置。