JPH0414862Y2 - - Google Patents

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JPH0414862Y2
JPH0414862Y2 JP14298487U JP14298487U JPH0414862Y2 JP H0414862 Y2 JPH0414862 Y2 JP H0414862Y2 JP 14298487 U JP14298487 U JP 14298487U JP 14298487 U JP14298487 U JP 14298487U JP H0414862 Y2 JPH0414862 Y2 JP H0414862Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コネクタ端子台に配設して螺子端
子を構成する端子金具に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の端子金具としては、例えば、実
開昭62−26874号公報に記載されるものがある。
この端子金具は、螺子挿通穴30を有する矩形の
頂辺部31の両側に一対の足部32,32を立ち
下げ、足部32,32の下部に対向して一対の接
触部33,33の立ち下げ、足部32,32には
係止穴34,34を形成するとともに側縁に係止
爪35,35を設けた端子金具29と、外形矩形
で螺子穴37を有するとともに側縁に係止突起3
8,38を設けた角ナツト36とを組み合わせて
構成し、角ナツト36を端子金具29の頂辺部3
1の下部に重ね、係止突起38,38を係止穴3
4,34に結合することにより、両者を係合する
ものである。
なお、端子金具29はその下部の接触部33,
33がコネクタの雌端子となるため、全体に薄手
の弾性を有する金属板素材より作られ、角ナツト
36は螺子穴37を有するため、所定の厚みが必
要となり、厚手の金属板より作られる。
そして、この端子金具29は、角ナツト36を
装着した状態で成形樹脂からなる絶縁基台の端子
金具装着穴(図示せず)に圧入装着される。
そのとき、端子金具29の係止爪35,35が
端子金具装着穴の側壁に食い付いて抜け止めがな
される。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の端子金具では、その
端子金具29において、上部は角ナツト36を介
して螺子が装着されて螺子端子部分となり、下部
は一対の接触部33,33がコネクタ(雌)端子
部分となり、さらに端子金具29自体はそれら両
端子部分を一体に結合するとともに電気導通を図
る役割を果たすものであるが、同時に、それが配
置される絶縁基台の端子金具装着穴にそれ自身を
固定保持するという役割も果たしている。
ところで、端子金具29はその下部に接触部3
3,33を有するため適度な弾性を必要とし、こ
のため、端子金具29の素材は薄手の弾性を有す
る金属板を使用している。ところが、端子金具2
9を絶縁基台に固定保持するための係止爪35,
35も一連の同一素材にて形成されるため、本
来、所定の剛性と強度を必要とする係止爪35,
35としては強度不足となり、端子金具29の圧
入固定時に変形したり、あるいは圧入後の固定保
持力が弱く絶縁基台より抜けるという問題が生じ
ることがある。
なお、端子金具の板厚を大きくする等により係
止爪を補強しようとすれば、逆に本来の接触機能
としての弾性が失われる傾向となり、単一挿抜圧
力が増大し多極化できなくなるという問題が発生
する。
また、従来の端子金具29は、角ナツト36を
装着した上で、端子金具29を絶縁基台に配設す
るものであるが、この角ナツト36を端子金具に
装着する作業がやりにくいという問題がある。す
なわち、螺子で締付されるために、端子金具29
の頂辺部31と角ナツト36とが上下に重ねて配
置されることになるが、角ナツト36の係止突起
38,38が係合される端子金具29の係止穴3
4,34は、足部32,32の立ち下がり基部に
形成されている。このため、角ナツト36を端子
金具29に互いの係止部分を嵌め合いながら装着
する際に、係止穴34,34が位置する一対の足
部32,32の立ち下がり基部を相反する方向へ
押し広げなければならないが、当該部分は頂辺部
31両端の直近部分であるため、広げにくく、角
ナツト36装着の作業能率が悪くなるものであ
る。
本考案はこのような従来の問題点を解決するも
のであり、端子金具を、本来の電気接続の機能を
果たす部分と端子台に固定する機能を果たす部分
とに分けて端子金具として所定の弾性を備え電気
接続を良好なものとするとともに、端子台の絶縁
基台への大きな固定保持力が得られ、また2つの
端子片の組み立てが容易な端子金具を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の端子金具
は、弾性を有する薄手の金属板からなり、螺子挿
通穴2を有する頂辺部3の両端を立ち下げて一対
の立ち下げ部4,4を設け、これら立ち下げ部
4,4の下端から頂辺部3に沿つて互いの対向方
向へ伸びる一対の支持部5,5を設けるととも
に、これら支持部5,5に係止穴7,7を設け、
さらにこれら支持部5,5の端部を対向して立ち
下げて一対の脚部6,6を設けた接触用端子片1
と、剛性の大きな厚手の金属板からなり、螺子穴
12を有する矩形の頂辺部11の一方の対向する
縁部より立ち下げて係止爪15,15を有する一
対の係止部13,13を設けるとともに、他方の
対向する縁部より立ち下げて下端に係止突起1
6,16を有する一対の立ち下げ部14,14を
設けた固定用端子片10とからなり、互いの頂辺
部3,11及び立ち下げ部4,4,14,14を
内外に重ね、且つ係止穴7,7と係止突起16,
16とを係合することにより、固定用端子片10
を接触用端子片1の内側に装着するものである。
[作用] 上記の構成を有する本考案の端子金具では、接
触用端子片1は弾性を有する薄手の金属板からな
るため、その一対の脚部6,6は、その素材のも
つ適当な弾性をそのまま受け継ぎ、一方で、固定
用端子片10は剛性を有する厚手の金属板からな
るため、それにより製作した係止部13,13の
係止爪15,15も所定の強度を有する。
しかして、絶縁基台の端子金具装着穴に両端子
片を組み合わせた状態で圧入すれば、接触端子片
1部分からは接触端子としてバネ性に優れた特性
が得られ、固定用端子片10の部分からはその係
止爪15,15が絶縁基台に強固に食い付いて大
きな固定保持力が得られる。
また、接触用端子片1の内側に固定用端子片1
0を挿入して両者を装着する場合には、接触用端
子片1の係止穴7,7は頂辺部3から立ち下げ部
4,4を介して距離をおいた一対の支持部5,5
に形成されるため、固定用端子片10の装着時に
接触用端子片1の係止穴7,7形成部分を弾性変
形し易く、接触用端子片1の正面開口部より固定
用端子片10をスライドさせて挿入することで、
両者の結合は容易にできる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図ないし第5図において、1は接触用端子
片であり、10は固定用端子片であつて、これら
2つの端子片で端子金具が構成される。
接触用端子片1は、弾性を有する薄手の金属板
を打ち抜くとともに曲げ成形してなるものであ
り、中央に螺子挿通穴2を有する矩形の頂辺部3
の両端を立ち下げて一対の立ち下げ部4,4を設
け、これら立ち下げ部4,4の下端から頂辺部3
に沿つて互いの対向方向へ伸びる一対の支持部
5,5を設け、支持部5,5の端部を対向して立
ち下げて一対の脚部6,6を設ける。そして、支
持部5,5には係止穴7,7を設ける。
また、固定用端子片10は、剛性の大きな厚手
の金属板からなり、矩形の頂辺部11の中央に螺
子穴12を設け、頂辺部11の一方の対向する縁
部より立ち下げて一対の係止部13,13を設
け、頂辺部11の他方の対向する縁部より立ち下
げて立ち下げ部14,14を設け、係止部13,
13の側縁に係止爪15,15を設け、立ち下げ
部14,14の下端に係止突起16,16を設け
るものである。
これら接触用端子片1と固定用端子片10と
は、接触用端子片1の正面側に開口される部分よ
り固定用端子片10を挿入し、互いの頂辺部3,
11及び立ち下げ部4,4,14,14を内外に
重ね、かつ係止穴7,7に係止突起16,16を
係止することにより、固定用端子片10を接触用
端子片1の内側に装着するものである。)。
このように組み合わせた両端子片は、端子台2
0の絶縁基台21の端子金具装着穴22に上方か
ら圧入固定する(第6図)。このとき、係止爪1
5,15は端子金具装着穴22の側壁に食い付い
て抜け止め作用をする。第6図はコネクタ端子台
の部分断面図であり、接触用端子片1の脚部6,
6は端子金具装着穴22の下端開口部に臨んで配
置され、当該端子台20の下部には一対の脚部
6,6の間に挿入してこれと接触する雄型端子2
3を備えるコネクタ端子台24が組み合わされ
る。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の端子金具は、端子承
部分を構成する脚部を有する接触用端子片を、弾
性を有する薄手の金属板を材料とするため、接触
用端子に必要な優れたバネ性が得られるととも
に、この接触用端子に結合する固定用端子片に端
子台の絶縁基台に固定するための係止爪を有する
係止部を設けて該固定用端子片を剛性の大きな厚
手の金属板を材料として係止爪を強度の大きなも
のとしたことにより、当該端子金具を端子台の絶
縁基台に圧入する際に係止爪が変形して役立たな
くなるようなことがなく、係止爪の絶縁基台への
係止により大きな固定保持力が得られ、端子金具
の絶縁基台からの抜け不良を防ぐことができる。
このように、本考案の端子金具は、その機能に
合わせて2つの端子金具に分けたことにより、端
子台を電気的特性及び機械的特性を優れたものに
することができる。
また、接触用端子片と固定用端子片の結合に際
して、固定用端子片の係止突起と係合する接触用
端子片の係止穴の位置は、接触用端子片にあつて
その頂辺部より距離をおいているため、その一対
の立ち下げ部あるいは支持部を適宜弾性変形する
ことができ、固定用端子片を接触用端子片の内側
にスライドさせて挿入すれば、容易に組み合わせ
ることができ組立作業能率がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る端子金具の2つ
の端子を分解して示す斜視図、第2図は本考案の
実施例に係る端子金具の接触用端子片の正面図、
第3図は同じく側面図、第4図は同じく固定用端
子片の正面図、第5図は同じく側面図、第6図は
端子台の部分断面図、第7図は従来の端子金具の
一部を切欠して示す斜視図である。 1……接触用端子片、2……螺子挿通穴、3…
…頂辺部、4,4……立ち下げ部、5,5……支
持部、6,6……脚部、7,7……係止穴、10
……固定用端子片、11……頂辺部、12……螺
子穴、13,13……係止部、14,14……立
ち下げ部、15,15……係止爪、16,16…
…係止突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性を有する薄手の金属板からなり、螺子挿通
    穴を有する頂辺部の両端を立ち下げて一対の立ち
    下げ部を設け、これら立ち下げ部の下端から頂辺
    部に沿つて互いの対向方向へ伸びる一対の支持部
    を設けるとともに、これら支持部に係止穴を設
    け、さらにこれら支持部の端部を対向して立ち下
    げて一対の脚部を設けた接触用端子片と、厚手の
    金属板からなり、螺子穴を有する矩形の頂辺部の
    一方の対向する縁部より立ち下げて係止爪を有す
    る一対の係止部を設けるとともに、他方の対向す
    る縁部より立ち下げて下端に係止突起を有する一
    対の立ち下げ部を設けた固定用端子片とからな
    り、互いの頂辺部及び立ち下げ部を内外に重ね、
    かつ係止穴と係止突起とを係合することにより、
    固定用端子片を接触用端子片の内側に装着したこ
    とを特徴とする端子金具。
JP14298487U 1987-09-21 1987-09-21 Expired JPH0414862Y2 (ja)

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JP3010439B1 (ja) * 1998-08-26 2000-02-21 吉田電機工業株式会社 ねじアップ式端子台装置

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