JPH04148520A - 磁気ヘッド巻線用ワイヤの製造装置 - Google Patents

磁気ヘッド巻線用ワイヤの製造装置

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JPH04148520A
JPH04148520A JP27419290A JP27419290A JPH04148520A JP H04148520 A JPH04148520 A JP H04148520A JP 27419290 A JP27419290 A JP 27419290A JP 27419290 A JP27419290 A JP 27419290A JP H04148520 A JPH04148520 A JP H04148520A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、磁気ヘッドの巻線用のワイヤの製造装置に
関する。
(従来の技術) コンピュータの磁気記録装置やビデオテープレコーダに
用いる磁気ヘッドは、ヘッドコアをヘッドベースに固定
し、ヘッドコアにコイル°を巻線すると共に、コイルの
ワイヤ両端をヘッドベースにある印刷配線板にハンダ付
けした構造となっている。ヘッドコアはふたつのブロッ
クを溶着することによって作り上げられ、コイルはブロ
ックの間に形成された巻線孔にワイヤを通し、ブロック
の一方に巻付けた後、再びワイヤを巻線孔に通し、ブロ
ックの他方に巻付けることによって形成されている。
このような磁気ヘッドの巻線における問題点のひとつは
、ヘッドコアががなり小さなものでありしかもワイヤが
線径0.015〜0.050mmと極めて細く、曲がり
やすいため1巻線装置には巻線孔にワイヤを通すときに
ワイヤの先端を常にまっすぐに維持させる手段や、ワイ
ヤと巻線孔とを精密に一致させる手段を必要とし、構造
が複雑になることである。
このため、巻線に先立って、ワイヤよりも剛性のある導
入線をワイヤの先端に接続し、ワイヤに先立って導入線
を巻線孔に通すようにした巻線装置が提供されている(
例えば特開昭60−170009号公報等参照)、この
巻線装置は、ワイヤと巻線孔とが精密に一致していなく
ても、極めて細く曲がりやすいワイヤを巻線孔に確実に
通すことができる。さらに、この巻線装置では、導入線
を鋼線(ピアノ線等)のような磁性材によって構成する
と共に、この導入線を磁石によって吸収しつつ移動させ
ることによって、ワイヤを巻線孔に通しかつヘッドコア
にワイヤを巻付けるようにしているので、巻線装!を極
めてシンプルに構成することができる。
ところで、この場合巻線するワイヤのそれぞれに導入線
を接続するという作業を必要とするが、これは手作業に
よって線径0.015〜0.050mmという極めて細
いワイヤに導入線を接続するようになっており、このた
め接続に時間がかかり、しかも歩留りが悪く、巻線を能
率良く行うことができても、準備にかなりの手間を要す
る。
そこで、本出願人よりワイヤを間欠移動する搬送手段と
、ワイヤ上に導入線を供給する手段と、導入線の両端部
にて導入線とワイヤとの重なり部分に接着剤を塗布する
手段と、導入線の中間の接着剤の非塗布部分のワイヤを
除去する手段とを設け、磁気ヘッドの巻線に用いるワイ
ヤを自動的に製造できる製造装置が提案されている。
これにより製造されたワイヤは、このままリールに巻付
け、リール毎巻線装置に装着し、リールから引き出しな
がらへラドコアに巻線される。あるいは、予め巻線に必
要とする長さに切断しておき、−本ずつ巻線装置に供給
することによってヘッドコアに巻線される(特開昭63
−155008号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この製造装置にあっては、導入線の両端部に接
着剤にてワイヤを接着した後、導入線中間部の不要なワ
イヤを除去するようになっていたが、これだと導入線中
間部の不要なワイヤをひげ残りなく除去するのが難しい
。ワイヤならびに導入線は極めて細く、またワイヤに導
入線が重なっているため、この製造装置では導入線中間
部のワイヤを摩擦により引張り切断することで除去する
ようになっており、したがってワイヤのひげが残りやす
いのである。このようなひげがあると、導入線をヘッド
コアの巻線孔に通す際にひげが当たって巻線がやりにく
くなったり、あるいは導入線からワイヤがはずれたりす
るという不具合を起こすことにもなる。
この発明は、このような問題点を解決した磁気ヘッド巻
線用ワイヤの製造装置を提供することを目的としている
(課題を解決するための手段〉 この発明は、磁気ヘッドの巻線用のワイヤを一対のハン
ドにてつかむ挟持手段と、両ハンドの間にてワイヤと切
断するカッタと5この切断後ワイヤの両切断端部をワイ
ヤ方向に所定長離すようにハンドをスライドする駆動手
段と、両ハンド間内に所定長さの導入線を供給する導入
線供給手段と、該導入線を両線端がワイヤの両切断端部
に重なるように保持する導入線保持手段と、これらの重
なり部位に接着剤を塗布する接着剤塗布手段とから構成
される。
(作用) したがって、ワイヤを切断した後、その両切断端部に導
入線の画線端を重ね、接着するので、導入線の中間部に
ワイヤが存在せず、ワイヤの除去工程が不要になる。
(実施例) 第1I2I、第2図は本発明の実施例を示すもので、1
0は所定のワイヤWを巻装した供給側のボビン、11は
ボビン10からのワイヤWを各工程に送る搬送手段、1
2は搬送手段11からの加工後のワイヤWを巻取るリー
ル、13は導入線(ピアノ線)Pの供給側のボビンであ
る。
ボビン10からのワイヤWは、テンション機構14、ガ
イドローラ15を介して搬送手段11側に繰り出され、
テンション機構14にて所定のテンションがワイヤWに
付与されるようになっている。
搬送手段11は、四隅が面形をした略正方形状の基枠か
らなるインデックス台16と、インデックス台16を間
欠回動する駆動部(図示しない)から構成され、駆動部
のモータおよび位置決め手段により図矢印方向に90”
毎に回動、停止が可能になっている。
そして、インデックス台16には、四方均等位置(辺側
)にそれぞれワイヤWをっがむ挟持手段17、導入線P
の保持手段18およびカッタ当て19が配設される。
挟持手段17は、ワイヤWをつかむ一対のハンド20.
21を備え、一方のハンド20はインデックス台16の
面形部22近傍に位置を固定されており、他方のハンド
21はハンド20に近接した位置(初期位置)からガイ
ド23を介してハンド20の対称位!(反対側の面形部
22近傍の位置)までスライド可能になっている。両ハ
ンド20゜21は、それぞれふたつの部材が開閉するこ
とによってワイヤWを挟持するようにした公知の構成を
もつものからなる。ハンド20.21の開閉ならびにハ
ンド21のスライドは、エアシリンダ等(図示しない)
によって行われる。
導入線Pの保持手段18は、導入線Pの位置を決める溝
を設けた保持台24と、溝上の導入線Pを上から押える
線押え25から構成され、保持台24は線押え25とと
もに、インデックス台16の内側からガイド26を介し
て挟持手段17の両ハンド20.21に挟持されるワイ
ヤW線上までスライド可能になっている。保持台24の
溝の下部には導入線Pを吸着するための磁石が設けられ
ている。線押え25はてこ部材からなり、その駆動なら
びに保持台24のスライドは、エアシリンダ等(図示し
ない)によって行われる。なお、保持台24は後述する
ワイヤWの切断端部間の距離よりも小さい所定幅に形成
される。
カッタ当て19は、ワイヤWを切断する際に後述するカ
ッタを受けるもので、挟持手段17の固定位置のハンド
20と、初期位置にあるときのハンド21の間に配設さ
れ、エアシリンダ等(図示しない)によってガイド27
を介しインデックス台16の内側から両ハンド20.2
1に挟持されるワイヤW位置までスライド可能になって
いる。
なお、第2図中導入線Pの保持手段18は3カ所のみ、
カッタ当て19は1カ所のみ図示しである。
そして、インデックス台16の周囲には、ワイヤWを切
断するカッタ28、導入線Pを供給する導入線供給手段
29、接着剤の塗布手段30および接着剤の乾燥手段3
1が配設される。
カッタ28は、インデックス台16の下方に、前記カッ
タ当て19に対向する位置に配置される。
カッタ28は、エアシリンダ等(図示しない)によって
ガイド32を介し下方から所定の位置までスライド可能
になっており、挟持手段17の両ハンド20.21に挟
持されるワイヤWをワイヤW位1までスライドしたカッ
タ当て19に押し付は切断する。
導入線供給手段29は、インデックス台16の側方(図
右側)に、前記ボビン13から供給される導入線Pをつ
かむ一対のハンド33.34を有する案内台35と、導
入線Pを所定の長さに切断するカンタ36とが配置され
る。ハンド33.34は、それぞれふたつの部材が開閉
することによって導入線Pを挟持するようにした公知の
構成をもつものからなる。カッタ36は、ふたつの刃が
開閉することによって導入線Pを切断する公知の構成を
もつものからなる。案内台35は、導入線Pをつかむ位
置からガイド37を介してインデックス台16の所定の
位置までスライド可能になっており、導入線Pをつかん
だ後、インデックス台16側の挟持手段17の両ハンド
20.21に挟持されるワイヤW線上にて、ハンド33
.34を開放し、該当位置にある保持手段18の保持台
24の溝に導入線Pを受は渡す、この場合、導入線Pを
保持台24の溝下部の磁石が吸着する。ハンド33.3
4の開閉、カッタ36の駆動ならびに案内台35のスラ
イドは、エアシリンダ等(図示しない)によって行われ
る。
接着剤の塗布手段30は、インデックス台16の上方に
、図示しない接着剤タンクから送られた接着剤を吐出す
る一対のノズル(デイスペンサノズル)38.39が配
置される。ノズル38.39は、それぞれインデックス
台16の上方の所定の位置から保持手段18の保持台2
4の溝に保持される導入線Pの両端部近傍およびその両
端部近傍から導入線Pに沿って所定長内側にスライド可
能になっており、また導入線Pの両端部近傍に来たとき
にノズル先端から所定少量の接着剤を滴状に吐出する。
ノズル38.39のスライドはエアシリンダ等(図示し
ない)によって行われる。なお、接着剤は紫外線硬化型
の接着剤を使用するが、瞬間接着剤を使用することもで
きる。
接着剤の乾燥手段31は、インデックス台16の側方(
区花側)に、一対のランプ40.41が配置される。ラ
ンプ40.41の後方には遮熱を兼ねる反射板42が設
置される。
次に、動作および作用を説明する。
本装置は、搬送手段11のインデックス台16の四方周
部にて第1〜第4の工程を行う。供給側のボビン10か
らのワイヤWは、インデックス台16にて各工程を終了
後、巻取り側のり−ル12にて巻取るようになっている
まず、ボビン11からテンション機構14、ガイドロー
ラ15を介して引き出したワイヤWを、第1の工程を行
うインデックス台16の下部の挟持手段17がつかむ、
挟持手段17は、インデックス台16の面形部22近傍
のハンド20が固定位置にて、ハンド21がハンド20
に近接した初期位置にてワイヤWをつかむ。
ワイヤWをつかむと、カッタ当て19がインデックス台
16の内側からワイヤW位置までスライドし、はぼ同時
にインデックス台16の下方をらカッタ28がスライド
して、両ハンド20.21の間にてワイヤWをカッタ当
て19に押し付は切断する。
ワイヤWの切断後、カッタ28、カッタ当て19が元の
位置に戻り、ハンド21がハンド20の対称位置までス
ライドする。このハンド21のスライドによってワイヤ
Wの両切断端部がワイヤW方向に所定長離される。また
、ハンド21のスライド分のワイヤWはボビン10側の
テンション機構14によって引き戻される。
第1の工程を終了すると、インデックス台16が90°
図矢印方向に回動し、両切断端部を所定長離されたワイ
ヤWが両ハンド20.21に保持されたまま、第2の工
程を行うインデックス台16の右側部に移る。
第2の工程に入ると、導入線Pの保持手段18の保持台
24が線押え25とともにインデックス台16の内側か
らワイヤW線上までスライドし、同時に導入線供給手段
29の一対のハンド33゜34が所定長さの導入線Pを
つかんだ状態で、案内台35がインデックス台16側に
スライドする。
案内台35が所定位置までスライドすると、両ハンド3
3.34が開放し、導入線Pが保持台24の溝下部の磁
石により吸着される。
これにより、導入線Pが保持台24の溝上に静置され、
この状態で導入線Pの両線端が挟持手段17のハンド2
0.21に保持されたワイヤWの切断端部にそれぞれ重
なるのである。この重なり部位は10mm程度が良い、
この静置後、線押え25の駆動により溝上の導入線Pが
クランプされ、しっかりと保持される。また、案内台3
5は元の位置に戻る。
なお、導入線供給手段29は、インデックス台16の回
動時にハンド33.34がボビン13から供給される導
入線Pをつかみ、その直後カッタ36が導入線Pを切断
する。
第2の工程を終了すると、インデックス台16がさらに
90°図矢印方向に回動し、挟持手段17のハンド20
.21に保持されたワイヤWおよび保持台24の溝上に
保持された導入線Pが、ワイヤWの両切断端部に導入線
Pの画線端が重なった状態のまま、第3の工程を行うイ
ンデックス台16の上部に移る。
第3の工程に入ると、接着剤の塗布手段30の一対のノ
ズル38.39がインデックス台16の上方位置から導
入線Pの両端部近傍に下降し、このときノズル先端から
それぞれ所定少量の接着剤が滴状に吐出され、この接着
剤の滴に導入線Pの両端部ならびに導入線Pの両端部に
あるワイヤWが包まれる。
そして、このままノズル38.39が導入線Pに沿って
内側に、つまり導入線Pの両線端とワイヤWの両切断端
部との重なり部位に沿ってスライドし、ワイヤWの両切
断先端まで来ると、上昇して元の位置に戻る。
これにより、接着剤にて導入線Pの両線端とワイヤWの
両切断端部とが確実に接着される。即ち、ノズル38.
39から滴状の接着剤を導入線Pの両端部側から塗布し
、そのままノズル38.39をワイヤWの切断先端まで
スライドしつつ重なり部位を塗布するので、滴の表面張
力によりワイヤWが導入線Pにぴったりと重なり合い、
第30のように平行状態で完全に接着が行われるのであ
る。
この場合、ワイヤWがいく分反りかえっていても、ワイ
ヤWはノズル38.39のスライドに伴い滴の表面張力
によって導入線Pに密着するようになるため、接着は完
全に行われ、ワイヤWの切断先端側が露出することはな
い。
なお、両ノズル38.39の内側にワイヤWを導入線P
に沿わせるワイヤガイドを取付けても良い、このワイヤ
ガイドは、接着剤の塗布時にワイヤWを導入線Pに押さ
え付けるもので、押接面を■渭に樹脂等から形成し、ノ
ズル38.39の下降に伴い上方からワイヤWを押さえ
付けるように設けられる。ただし、この場合にはワイヤ
Wが導入線Pの上方に位!するように、挟持手段17の
ハンド20.21の位!あるいは導入線Pを保持する保
持台24の溝位置を設定する。
第3の工程を終了すると、インデックス台16がさらに
90°図矢印方向に回動し、インデックス台16の左側
部に移って第4の工程を行う、第2の工程から第4の工
程まで、保持台24の溝上の導入線Pは線押え25によ
ってしっかりと保持されるので、インデックス台16の
回動に起因して導入線Pが落下したり、位置がずれるよ
うなことはない。
第4の工程では、接着剤の乾燥手段31のランプ40.
41がワイヤWと導入線Pとの接着部に照射され、接着
部を乾燥、硬化し、接合終了となる。
そして、第4の工程を終了すると、保持手段18の線押
え25ならびに挟持手段17のハンド20.21が開放
し、さらにインデックス台16が90°図矢印方向に回
動し、保持手段18はインデックス台16内の元の位置
に、挟持手段17はハンド21が初期位置に戻る。これ
により、導入線Pを接合後のワイヤWがインデックス台
16から離されると共に、第1の工程に入る。
これら各工程はそれぞれ並行して行われ、導入線Pを接
合後のワイヤWは順次巻取り側のリール12に送られ、
巻取られる。
なお、リール12に巻取られたワイヤは、リール毎巻線
装置に装着し、リールから引き出しながら、あるいは予
め巻線に必要とする長さに切断しておき、−本ずつ巻線
装夏に供給することによって使用される。
このようにして磁気ヘッドのへラドコアの巻線用ワイヤ
を製造するのであり、本装置によればワイヤWと導入線
Pとの重なり部が的確に接着されるため、ワイヤWのひ
げが残ったり、接着がはがれるような不具合はなく、こ
のため本装置にて製造されたワイヤを用いれば、磁気ヘ
ッドのへラドコアに安定かつ正確に巻線することができ
、巻線の能率を大幅に向上することができる。
また、本装置によればワイヤWを切断した後、その両切
断端部に導入線Pの両線端を重ね、接着するので、導入
線Pの中間部に不要なワイヤは存在せず、その中間部の
ワイヤの除去工程が不要となる。このため、ワイヤの除
去時にひげが残りゃすい難しい後工程を行わずにすみ、
加工性、加工能率を著しく高めることができる。
また、製造中ワイヤWは、常に挟持手段17の両ハンド
20.21に保持された状態で、インデックス台16の
回動により次ぎの工程に送られるため、ワイヤWに無理
なテンションが加わらず、ワイヤWが伸びることはない
、このため、巻線用ワイヤとしての高い信頼性を確保で
き、高品質の磁気ヘッドを得ることができる。
なお、実施例ではワイヤ製造の1ラインを示したが、搬
送手段11に複数のインデックス台16を同軸に配列し
、これに応じてワイヤWのカッタ28、導入線Pの供給
手段29、接着剤の塗布手段30、乾燥手段31を配設
して、複数のラインを構成することも可能である6 また、実施例では搬送手段11を間欠回動するインデッ
クス台16にて構成したが、このようなインデックス台
16を用いず、間欠駆動する搬送コンベア上にワイヤW
の挟持手段17、導入線Pの保持手段18を配置し、そ
の他の手段をその間欠停止位置に配置して、直線のライ
ンを構成しても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明の製造装置は、磁気ヘッドの巻線用
のワイヤを一対のハンドにてつかむ挟持手段と、両ハン
ドの間にてワイヤを切断するカッタと、この切断後ワイ
ヤの両切断端部をワイヤ方向に所定長離すようにハンド
をスライドする駆動手段と、両ハンド間内に所定長さの
導入線を供給する導入線供給手段と、該導入線を両線端
がワイヤの両切断端部に重なるように保持する導入線保
持手段と、これらの重なり部位に接着剤を塗布する接着
剤塗布手段を備えるので、ワイヤに導入線をひけ残りな
く的確に接合することができ、加工性が向上すると共に
、磁気ヘッドの巻線用に最適なワイヤを供給することが
でき、したがって磁気ヘッドの巻線を良好かつ能率良く
行うことが可能になり、巻線の作業能率を大幅に向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す全体配置図、第2図は要
部構成図、第3図は接着状態を示す側面図である。 11・・搬送手段、16・・・インデックス台、17・
・・挟持手段、18・・・保持手段、19・・・カッタ
当て、20.21・・・ハンド、24・・・保持台、2
5・・線押え、28・・・カッタ、29・・導入線供給
手段、30・・塗布手段、31・・乾燥手段、33.3
4・ハンド、38.39・・・ノズル、40.41・・
・ランプ特許出願人   株式会社日特開発センター第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気ヘッドの巻線用のワイヤを一対のハンドにてつ
    かむ挟持手段と、両ハンドの間にてワイヤを切断するカ
    ッタと、この切断後ワイヤの両切断端部をワイヤ方向に
    所定長離すようにハンドをスライドする駆動手段と、両
    ハンド間内に所定長さの導入線を供給する導入線供給手
    段と、該導入線を両線端がワイヤの両切断端部に重なる
    ように保持する導入線保持手段と、これらの重なり部位
    に接着剤を塗布する接着剤塗布手段とからなる磁気ヘッ
    ド巻線用ワイヤの製造装置。 2、挟持手段および導入線保持手段を複数組所定の間隔
    で連設し、これを間欠移動する搬送手段を設けると共に
    、その間欠停止位置に順にワイヤのカッタ、導入線供給
    手段、接着剤塗布手段を配置した請求項1記載の磁気ヘ
    ッド巻線用ワイヤの製造装置。 3、搬送手段は、挟持手段および導入線保持手段を複数
    組配設したインデックス台と、インデックス台を間欠回
    動する駆動部からなる請求項2記載の磁気ヘッド巻線用
    ワイヤの製造装置。
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