JPH04148401A - ディジタル制御装置 - Google Patents

ディジタル制御装置

Info

Publication number
JPH04148401A
JPH04148401A JP27224190A JP27224190A JPH04148401A JP H04148401 A JPH04148401 A JP H04148401A JP 27224190 A JP27224190 A JP 27224190A JP 27224190 A JP27224190 A JP 27224190A JP H04148401 A JPH04148401 A JP H04148401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
value
limit value
limiter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27224190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Takagi
幸三 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27224190A priority Critical patent/JPH04148401A/ja
Publication of JPH04148401A publication Critical patent/JPH04148401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はリミット向路付比例および積分回路を備えたデ
ィジタル制御装置に関する。
(従来の技術) 比例・積分回路を備えた制御装置は、過大な制御出力を
制限するために出力リミッタを設けることが多い、第2
図はこの種の代表的従来例を示すアナログ式リミット回
路付比例・積分回路の構成図である。
図示するように、このアナログ式リミット回路付比例・
積分回路1は、演算増幅器2を用いたもので、演算増幅
器2の反転側端子と入力端子aとの間に入力抵抗器3が
接続され、演算増幅器2の非反転側端子は入力端子すお
よび出力端子dに接続されている。また、演算増幅器2
の反転側端子と出力端子Cとの間には帰還抵抗器4およ
び積分コンデンサ5が直列回路となって帰還回路を形成
している。
更に、上記帰還回路に対して並列に2素子のツェナダイ
オード6が逆接続されリミット回路を形成している。
このような回路構成において、入力端子a、b間に入力
端子a側を正とする入力電圧■1が加わると、演算増幅
器2の出力端子c、dに入力電圧v1と極性が反転した
負電圧を出力し、入力電圧■1により供給される入力電
流は入力抵抗器3、帰還抵抗器4および積分コンデンサ
5を通じて8力側に流れ込む。
反対に負の入力電圧v1が加わると反対に入力側に流れ
出ることになる。そして、帰還回路の電流による電圧降
下により演算増幅器2の入力電圧が零となるように動作
する。
このような動作の下では、入力抵抗器3の抵抗値をR1
、帰還抵抗器4の抵抗値をR2とすれば、R2とR1の
比(これを比例ゲインに=R2/R1という)に入力電
圧■lを乗算した([(KXV+)と積分コンデンサ5
の積分電圧Vcとの加算値が出力電圧Voになる。
この比例・積分回路1の入力側に出力が飽和するような
大きな入力電圧v1が加わった場合の動作を考える。こ
の場合、帰還抵抗器4の電圧降下と積分コンデンサ5の
積分電圧Vcとの加算値がシエーナダイオード6の特性
電圧以上になると、ツェナーダイオード6にも電流が流
れて、演算増幅器3の出力電圧Voはツェーダイオード
6の特性電圧(リミット電圧)に制限される。
演算増幅器2の出力がリミット電圧で制限されると、帰
還抵抗器4積分コンデンサ5の直列回路の両端電圧もリ
ミット電圧以上となることから。
その後は、積分コンデンサ5の積分電圧Vcは徐々に変
化することになる。そして、入力電圧■1がリミット電
圧から積分コンデンサ5の積分電圧Vcを引いた値に対
してこの値を比例ゲインにで除算した値以下に戻ると、
演算増幅器2の出力はリミット電圧の領域から脱出する
特性をこの比例・積分回路1は備えている。
今日、アナログ信号に代えてディジタル信号による処理
が盛んになり、上記したアナログ回路をディジタル回路
で実現する制御装置が多くなってきている。
第3図はその一例を示すリミット回路付比例・積分回路
のディジタルブロック構成図である。
このディジタル式リミット回路付比例・積分回路7では
、比例回路8と積分回路9との各演算出力が加算回路1
0で加算され、出力リミッタ11を経て出力される構成
となっている。
ここで、比例回路8のには比例ゲイン、積分回路8のT
は時定数、Sはラプラス演算子を各々示す。
また、出力リミッタ11のLYlは+側の上限値、 L
Yzは一側の下限値を各々示す。
この回路において、+または一符号の大きな入力信号S
1が加わると加算回路10からの出力信号S。
は出力リミッタ11により上限値LY1および下限値L
Y2の範囲以内に制限される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記したディジタル式リミット回路付比
例・積分回路7では、積分回路9は出力リミッタ11に
より出力が制限されることと関係なく、入力信号S+に
応じて積分する。このため、入力信号S1が大きく、し
かも積分回路9への印加時間が長い程積分回路9の出力
値が大きくなる。
このような状況では、入力信号S+が零近くに戻ったと
しても出力信号Soは積分回路9の出力値だけで呂カリ
ミッタIfの上限値しYlまたは下限値LY2を大きく
オーバーする程大きくなっているため、リミットされた
領域から直ちに戻れないという現象が生じる。この現象
を一般にワインドアップ現象といい、この現象が生じる
と積分回路9が入力信号S1に応した正常な演算動作を
することができない。従って、従来のディジタル式リミ
ット回路付比例・積分回路7では出力信号Soが入力信
号S1に応じた演算出力をしないため制御結果に大きな
影響を与えるという問題がある。
そこで、本発明はかかる問題を解決し、ディジタル制御
装置においてワインドアップ現象の発生しないリミット
回路付比例・積分回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) このため本発明では、上限側および下限側の入力信号を
制限するため入力リミッタを備え、入力リミッタの上限
値および下限値の各々の設定手段の出力値と積分回路の
演算値とを各減算手段にて減算する。そして、この減算
手段の出力値に応じて入力リミッタの上限値または下限
値の設定するようにしたものである。
(作用) 上記の構成によれば、積分回路の演算値に応じて入力リ
ミッタのリミット値が変更されるから、アンチ・ワイン
ドアップ効果が得られ、制御対象の応答性が改善される
(実施例) 以下1本発明の一実施例によるディジタル式リミット回
路付比例・積分回路のブロック構成図を第1図に示す。
本実施例のディジタル式リミット回路付比例・積分回路
12は、比例回路8と積分回路9と、これらの演算出力
を加算する加算回路10と、これらの回路の入力側に設
けた入力リミッタ13と出力側に設けた出力リミッタ1
1とを備える。
更に出力リミッタ11の上限値LYIと積分回路9の出
力値を入力して出力リミッタ11の上限値LYIから積
分回路9の出力値を減算する減算回路14と、この出力
値を比例回路8で設定された比例ゲインにで除算する除
算回路15とを備え、この除算回路15の出力値を入力
リミッタ13の上限値LX、とした構成となっている。
また、同様に入力リミッタ13の下限値LXzについて
も、出力リミッタ11の下限値LYzと積分回路9の出
力値を入力して下限値LYzから積分回路9の出力値を
減算する減算回路16と、この出力値を比例ゲインにで
除算する除算回路17とを備えることにより、この除算
回路17の出力値を入力リミッタ13の下限値LX2と
なるように構成している。
ここで、比例回路8.積分回路9.加算回路10および
出力リミッタ11は第3図に示す従来例において説明し
た構成と同じものである。
この構成でまず、入力側に+または一符号の小さな入力
信号S+が加わり、かつ積分回路9の出力値も小さな場
合、減算回路14.16では出力リミッタ11の上限値
LYIまたは下限値LYzから積分回路9の小さな出力
値を減算するから大きい値を出力する。このため、上記
減算した大きい値を除算回路15、.17で比例ゲイン
Kにより除算した場合も大きい値となるから、入力リミ
ッタ13の上限値LXzおよび下限値LXzは大きい値
に設定される。
したがって、入力信号S+は入力リミッタ13の上限値
LXlまたは下限LXzに制限されることなく、比例・
積分演算が入力信号に応じて広い動作領域内で行われ、
その演算結果が出力信号SOとして出力される。
一方、入力側に十符号の大きな入力信号S)が長い時間
加わった場合の作用について積分回路9の出力値の変化
過程を主に説明する。
まず、初めは積分回路9の出力値は小さいと仮定すると
前記したように入力リミッタ13の上限値LXIが大き
いから入力信号S1はそのまま入力され積分回路9は入
力信号SIに応じて積分するが、このときは入力値が大
きいことから比較的大きな上昇速度で出力値は徐々に増
加する。この状態では、減算回路14で上限値LY1か
ら積分回路9の出力値を減算した演算信号は徐々に減少
する。そして、これを比例回路8の比例ゲインにで除算
した値も減少してくる。これにより、入力リミッタ13
の上限値LXlは上記演算された結果にしたがって零方
向に減少した値に設定変更される。
入力リミッタ13の上限値LXIが上記のように設定変
更されると、十符号の大きな入力信号Srは上記設定変
更された入力リミッタ13の上限値LXlでリミットさ
れるから、積分回路9の出力値の上昇速度は徐々に抑制
されて時間と共に出力値がゆるやかに増大する。更に、
積分回路9の出力値が出力リミッタ11の下限1iLY
tに近くなると、減算回路14で減算した演算信号は小
さくなり1.これを比例回路8の比例ゲインにで除算し
た値も同様に小さなものとなるため1人カリミッタ13
の上限値LLは上記演算された結果にしたがって小さな
値に設定変更される。続いて、入力信号S1でリミット
された小さな値を積分回路9では積分するから出力値は
わずか増加するにとどまる。
そして、最終的には積分回路9の出力値が出力リミッタ
11の上限値L’hにほぼ一致するようになると、入力
リミッタ13の上限値Lx1はほぼ零に近く設定される
。したがって入力信号S1は零に近いから積分回路9の
出力値は増加することなく現状を維持する。
なお、入力リミッタ13の下限値LXzについては、大
きく変化せずほぼ現状を保つ。即ち、上記した積分回路
9の出力値の変化では、下限側の減算回路16では減算
した値は大さく、かつこれを比例回路8の比例ゲインに
で除算した値も同様に大きなものとなるため、入力リミ
ッタ13の下限値LX2の設定値は大きい値のままであ
る。
その後、制御系が安定して入力信号S1が一符号の小さ
な値の入力となると、直ちに積分回路9の出力値は逆に
減少する。
このようにして、入力リミッタ13の上限値し×1も積
分回路9の出力値の減少に応じて大きな値。
つまり広い領域に設定変更されてくる。
そして、入力信号S1は入力リミッタ13の上限値LX
Iまたは下限LX2に制限されることなく、比例・積分
演算が入力信号に応じて広い動作領域内で行われ、また
その演算結果が出力信号Soとしとして出力される6 以上説明した作用は、逆に一符号の大きな入力信号S1
が入力された場合も同様である。
即ち、この場合は積分回路9の出力値に応じて入力リミ
ッタ13の下限値LXzが一側の大きな値から零の方向
に設定変更される、一方、上限値LX1は大きく変化せ
ず現状近くを保つ。
従って、前述したように積分回路9の出力値が過大とな
ることはなく、入力信号SIが小さくなれば、比例回路
8および積分回路9は直ちに正常時の演算処理を行う。
このように、本実施例では従来のアナログ式リミット付
比例・積分回路と同様にワインドアップ現象の全くない
特性が得られる。
なお、本実施例の出力リミッタ11は従来例で説明した
と同様の作用をするが、これは説明を容易にするため設
けたものであり、本発明の実施に不可欠なものではない
。即ち、上限側および下限側の入力リミッタ13を設定
するための基準となる値を明確にするため用いたもので
あり、出力信号S。
は出力リミッタ11が無くとも制限されることは明らか
であり、要は、減算回路14.16に対して上限値L’
hまたは下限値LYzと同じ値を出力できる設定回路を
設ければよい。
以上のディジタル回路における演算処理回路はアナログ
回路に比べ簡単に構成でき、積分回路の出力値に応じて
入力リミッタのリミット値を変更して設定することは容
易に実現できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、比例・積分回路に
大きな入力信号が長い時間印加された場合でも、ワイン
ドアップ現象が生じることはない。
したがって、制御系に大きな変化が生じても出力信号は
入力信号に応じて比例・積分処理されて出力できること
から応答性に優れた制御結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるディジタル式リミット
回路付比例・積分回路のブロック構成図、第2図は従来
例を示すアナログ式リミット回路付比例・積分回路の構
成図、第3図は従来例を示すディジタル式リミット回路
付比例・積分回路のブロック構成図である。 8・・・比例回路、9・・積分回路、IO・・・加算回
路、12・・・ディジタル式リミット回路付比例・積分
回路、13・・・入力リミッタ、14.16・・・減算
回路、15.17・・除算回路。 代理人 弁理士  則 近  憲 佑 第3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル入力信号を比例演算して出力する比例手段と
    、前記ディジタル入力信号を積分演算して出力する積分
    手段と、前記比例手段および前記積分手段の各出力を加
    算して出力する加算手段とを備えたディジタル制御装置
    において、 前記ディジタル入力信号を制限する上限値および下限値
    を備える入力リミッタと、前記加算手段の出力を所定範
    囲に制限するための上限値および下限値の各々を設定す
    る第1の各設定手段と、これら第1の各設定手段の出力
    値から前記積分手段の演算値を減算する各減算手段と、
    これら各減算手段の出力値に応じて前記入力リミッタの
    対応する上限値または下限値を変更設定する第2の各設
    定手段とを備えたことを特徴とするディジタル制御装置
JP27224190A 1990-10-12 1990-10-12 ディジタル制御装置 Pending JPH04148401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27224190A JPH04148401A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ディジタル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27224190A JPH04148401A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ディジタル制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04148401A true JPH04148401A (ja) 1992-05-21

Family

ID=17511098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27224190A Pending JPH04148401A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ディジタル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04148401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008143363A1 (ja) * 2007-05-24 2008-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha フィードバック制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008143363A1 (ja) * 2007-05-24 2008-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha フィードバック制御システム
JP2008291752A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Toyota Motor Corp フィードバック制御システム
US8489309B2 (en) 2007-05-24 2013-07-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Feedback control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3105198A (en) Transistor amplifier temperature stabilization circuits
JPH02250564A (ja) クランプ装置と自動利得制御装置
JPH04148401A (ja) ディジタル制御装置
JP3827053B2 (ja) 電流制限回路つき定電圧回路
JPH0792686B2 (ja) ディジタル制御装置
JPS6347066Y2 (ja)
KR20010036033A (ko) 반-와인드업회로
TW201731220A (zh) 濾波器時間常數變更電路及d/a轉換電路
JP4388606B2 (ja) 利得制御付デジタル処理回路
JPH05150802A (ja) 偏差可変及び偏差ヒステリシス形pi制御方法
JPH02695Y2 (ja)
JPH10339894A (ja) 微小信号処理回路及びブレ検出回路
JPS6277605A (ja) I−pd制御回路
JP3539782B2 (ja) 制御回路
JPS61128303A (ja) 比例積分装置
JPH0369205A (ja) 電流リミット回路
JPH02285804A (ja) ディジタル自動利得制御装置
JP2001290504A (ja) 制御装置
JP3200965B2 (ja) モーター制御装置
JPH0289488A (ja) 自動利得制御装置
JP3364930B2 (ja) ビデオカメラの露出制御装置
JP2940772B2 (ja) 非線形変換回路
SU1067487A1 (ru) Стабилизированный источник посто нного напр жени с защитой от перенапр жений в нагрузке
JP3018435B2 (ja) サーボ回路
JPH0132415Y2 (ja)