JPH02695Y2 - - Google Patents

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JPH02695Y2
JPH02695Y2 JP1980028717U JP2871780U JPH02695Y2 JP H02695 Y2 JPH02695 Y2 JP H02695Y2 JP 1980028717 U JP1980028717 U JP 1980028717U JP 2871780 U JP2871780 U JP 2871780U JP H02695 Y2 JPH02695 Y2 JP H02695Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直流安定化電源装置等の出力の電圧
−電流特性測定に用いる電子負荷装置等における
負荷抵抗値をデジタル制御する回路に関するもの
である。
直流安定化電源装置等の出力の電圧−電流特
性、或いは過電流保護回路の垂下特性等を試験、
測定するためには、擬似負荷抵抗を接続して負荷
電流を可変しなければならないが、従来の機械的
な摺動抵抗器等に代わて、電子的に負荷電流量を
可変制御する電子負荷装置においては、この負荷
抵抗値(入力抵抗値)をデジタル的に制御するこ
とが必要になる。
第1図は従来の制御回路を示す回路図であり、
同図において、1は負荷電流を制御するトランジ
スタ等で構成された電流制御部であり、2は電流
制御部に流れる電流を検出し電圧値に変換する抵
抗器等で構成される電流検出部、3は目標値デー
タを電圧値に変換するデジタル−アナログ変換
部、4は入力電圧V1を電流検出電圧V2で除算
する除算部、5は除算部4の出力電圧V3がデジ
タル−アナログ変換部3の出力電圧V4と等しく
なるように電流制御部1を制御する誤差増幅部で
ある。
同図において電流制御部1に流れる電流I1は
電流検出部2の抵抗値をR1とすると、 I1=V2/R1 (1) となり、除算部4の出力電圧V3は、 V3=V1/V2 (2) となる。(1)と(2)により、 I1=V1/(V3×R1) (3) 入力端子A−B間の入力抵抗値R0は、 R0=V1/I1 (4) (3)を(4)に代入し R0=V3,R1 (5) 誤差増幅部5の利得が無限大であるとすると、 V4=V3 (6) 従つて、R0=V4・R1となり、デジタル−アナ
ログ変換部3の出力電圧V4により、デジタル信
号による抵抗値制御が可能となる。
しかしながら、制御系内に除算部が存在するた
めに、制御系の応答が遅く、除算器等の除算部を
構成する部品が高価であるという欠点がある。
本考案は、このような欠点を除去することを目
的とし、このような目的は、半導体素子により構
成され負荷電流を制御する電流制御部と、該負荷
電流を電圧値として検出する電流検出部と、基準
抵抗と該基準抵抗の抵抗値に比例した抵抗値毎に
可変する可変抵抗との直列接続からなる比例辺抵
抗部と、該比例辺抵抗部の基準抵抗と可変抵抗と
の接続点に発生する基準電圧と前記電流検出部の
検出電圧とを誤差増幅して前記電流制御部を制御
する誤差増幅器と、負荷抵抗値の目標値として与
えられたデータ値から前記比例辺抵抗部の基準抵
抗値を減じて可変抵抗値を制御する減算部とによ
り構成することを特徴とする負荷抵抗値のデジタ
ル制御回路によつて構成される。
以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。第2図は、本考案の実施例を示す図であり、
R3は可変抵抗、R2は基準抵抗、6は減算部、
7は比例辺抵抗部であり、第1図と同一部材には
同一符号を付している。
本考案においては、従来回路の除算部4の代わ
りに減算部6と比例辺抵抗部7を用い、検出電圧
V2と比例辺抵抗部7の出力電圧V5が等しくな
るように誤差増幅器5の出力により電流制御部1
を制御するようにしている。
比例辺抵抗部7は、基準抵抗R2の抵抗値に比
例した抵抗値毎に可変抵抗R3の抵抗値を切り換
えるものであり、また減算部6は、与えられる目
標値データが基準抵抗R2の抵抗値を含んだ値と
なるために、基準抵抗R2の抵抗値を減算し、正
確な目標値データを比例辺抵抗部7の出力電圧V
5として出力するために設けている。
図において、電流制御部1の抵抗値をRTとす
れば、入力端子A−B間の入力抵抗値R0は、 R0=RT+R1R2+R3 (7) である。(式中のは並列合成抵抗値をとる意味
の記号)また誤差増幅部5の利得が無限大である
とすると検出電圧V2と比例辺抵抗部7の出力電
圧V5は等しくなり、平衡状態の抵抗ブリツジ回
路とみなされるので、次の関係が成り立つ。
RT/R1=R3/R2 (8) RT=R1,R3/R2 (9) (7)へ(9)を代入して、 R0=R1,R3/R2+R1R2+R3 =R1(1+R3/R2)R2+R3 (10) ここで目標値のデータ値をXとし、可変抵抗値
R3の値として、目標値のデータ値Xより基準抵
抗値R2の値を減じた値、すなわち、 R3=X−R2 ただし、X≧R2 (11) となる値に減算部6で減算し、可変抵抗値R3を
制御すると(10)へ(11)を代入し、 R0=R1(1+X−R2/R2)R2+R3 (12) =R1X/R2R2+R3 (13) R2+R3≫R1X/R2となる条件下では、 R0=R1X/R2 となり、R1/R2を係数として目標値のデータ値
Xを制御することにより、入力電圧Vに関わりな
く入力抵抗値R0が制御できることになる。
即ち、例えば基準抵抗R2の抵抗値をRとし、
可変抵抗R3の比例抵抗値を0,R,2R,3R…
…(n−1)Rに可変できるように設定し、減算
部6からの信号により可変抵抗R3を切り換える
ようにし、減算部6をアナログスイツチを用いて
切り換え制御するとすれば、(11)式より、目標値の
データ値XをR,2R,3R……nRとする場合に
は、アナログスイツチの切り換えにより可変抵抗
値をそぞれ0,R,2R,3R……(n−1)Rに
切り換えるようにするだけで減算したことにな
り、実際に数値減算しなくても見かけ上、減算し
たことになり、減算部6は極めて簡易に構成でき
る。
また、例えば基準抵抗R2の抵抗値をRとし、
可変抵抗R3の比例抵抗値をRステツプの抵抗
群、0.1Rステツプの抵抗群、0.01Rステツプの抵
抗群を直列接続して組合せて可変抵抗R3を構成
し、それぞれの抵抗群をアナログスイツチ等によ
り切り換え制御すれば、3桁の種類の目標値デー
タを制御できることになり、微小な負荷抵抗値の
デイジタル制御も可能である。
以上述べたように本考案によれば、除算部を用
いないで負荷抵抗値の制御が可能であり、アナロ
グ制御部分の帰還ループが抵抗成分のみであるた
めに、応答特性の優れたデジタル制御ができ、安
価で簡易に負荷抵抗値を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御回路例、第2図は本考案に
よる制御回路の実施例を示す。 図中、1は電流制御部、2は電流検出部、5は
誤差増幅部、6は減算部、7は比例辺抵抗部をそ
れぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体素子により構成され負荷電流を制御する
    電流制御部と、該負荷電流を電圧値として検出す
    る電流検出部と、基準抵抗と該基準抵抗の抵抗値
    に比例した抵抗値毎に可変する可変抵抗との直列
    接続からなる比例辺抵抗部と、該比例辺抵抗部の
    基準抵抗と可変抵抗との接続点に発生する基準電
    圧と前記電流検出部の検出電圧とを誤差増幅して
    前記電流制御部を制御する誤差増幅器と、負荷抵
    抗値の目標値として与えられたデータ値から前記
    比例抵抗部の基準抵抗値を減じて可変抵抗値を制
    御する減算部とにより構成することを特徴とする
    負荷抵抗値のデジタル制御回路。
JP1980028717U 1980-03-05 1980-03-05 Expired JPH02695Y2 (ja)

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