JPH04148166A - エンジン駆動熱ポンプの空調装置 - Google Patents

エンジン駆動熱ポンプの空調装置

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JPH04148166A
JPH04148166A JP2269468A JP26946890A JPH04148166A JP H04148166 A JPH04148166 A JP H04148166A JP 2269468 A JP2269468 A JP 2269468A JP 26946890 A JP26946890 A JP 26946890A JP H04148166 A JPH04148166 A JP H04148166A
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pressure
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数田 久
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野] 本発明は、寒冷時の冷房運転を圧縮機に焼きつきなどを
発生せず円滑に行なえるようにするエンジン駆動熱ポン
プの空調装置に関する。
〔従来技術〕
熱ポンプ式の冷暖房用空調装置として、冷媒の圧縮機を
エンジン(内燃機関)によって駆動するようにしたもの
がある。この熱ポンプは冷媒循環回路に室内熱交換器と
室外熱交換器を接続すると共に、その冷媒の循環方向を
冷房還幸時には室内熱交換器が蒸発器で、室外熱交換2
が凝縮器になるようにし、また暖房運転時にし室内熱交
換器が凝縮器で、室外熱交換器が蒸5器になるようにし
ている。
このような熱ポンプ式空調装置を運転するη合、例えば
年末の混雑したデパートなどでは、寒冷時でも冷房運転
をしなければならない場そがある。ところが、寒冷時の
外気は低温であるため、室外熱交換器(凝縮器)から放
熱される量が大きくなり、冷媒の凝縮温度が著しく低下
する。その結果として、冷媒の凝縮圧力が低下し、室内
熱交換器(蒸発器)側の冷媒圧力との圧力差が非常に小
さくなってしまうようになるすなわち、 第6図のモリ
エル線図に示すように、夏期に行う通常の冷房運転では
実線で示すようなサイクルになるが、寒冷時の冷房運転
では上記理由によって鎖線で示すようなサイクルになる
のである。このため、通常の冷房運転では、室外熱交換
器(凝縮器)における冷媒の凝縮圧力はPlであるのに
対し、寒冷時の冷房運転では著しく低い圧力Pl゛にな
る。また、このような凝縮器側の冷媒温度及び圧力の低
下に伴って、室内熱交換器(蒸発器)側の圧力もP2が
らP2゛に低下するが、その低下は凝縮側はどではない
ため、寒冷時の冷房運転で発生する凝縮側と蒸発側との
圧力差(p+”−P2゛)は、夏期時の冷房運転で発生
する圧力差(p+  Pz)に比べて著しく小さいもの
になってしまうのである。
ところが、圧縮機の潤滑は、冷媒に混合させた潤滑油を
冷媒吐出路と冷媒吸入路との間の圧力差を利用して分離
循環させながら行っている。
そのため、上述のように寒冷時の冷房運転のように圧力
差が小さくなってしまうと、潤滑不足を生じて圧縮機の
焼きつきや摩耗を招き、円滑な運転が阻害されるように
なるのである。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、寒冷時の冷房運転を圧縮機の潤滑不足
を招くことな〈実施できるようにしたエンジン駆動熱ポ
ンプの空調装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、エンジン駆動圧縮機
の冷媒吐出路と冷媒吸入路とを、室外熱交換器と室内熱
交換器を連結した冷媒循環回路に四方弁を介して連結し
た熱ポンプにおいて、前記室外熱交換器と前記エンジン
の冷却水熱交換器とを、両熱交換器に共用するように設
けたファンの送風方向に対して直列に配置し、かつ冷房
運転時における前記室外熱交換器での冷媒の凝縮圧力と
前記室内熱交換器での冷媒の蒸発圧力との圧力差が所定
値以下であるか又は外気温度が所定値以下のとき、前記
ファンの送風方向を前記冷却水熱交換器から室外熱交換
器側へ切り替わる構成にしたことを特徴とするものであ
る。
このように寒冷時の冷房運転時に、エンジン冷却水熱交
換器の放熱を室外熱交換器に対して与えるようにするこ
とによって、室外熱交換器での凝縮温度の極端な低下を
防止し、凝縮圧力の低下を防止することができる。
また、他の本発明は、エンジン駆動圧縮機の冷媒吐出路
と冷媒吸入路とを、室外熱交換器と室内熱交換器を連結
した冷媒循環回路に四方弁を介して連結した熱ポンプに
おいて、前記室内熱交換器と前記四方弁との間にエンジ
ン冷却水と熱交換を行う熱交換器を経由して前記冷媒吸
入路に至るバイパス路を設け、かつ冷房運転時における
前記室外熱交換器での冷媒の凝縮圧力と前記室内熱交換
器での冷媒の蒸発圧力との圧力差が所定値以下であるか
又は外気温度が所定値以下のとき、前記室内熱交換器を
出た冷媒を前記バイパス路に流すように切り替える構成
にしたことを特徴とするものである。
この場合も、寒冷時の冷房運転時において、エンジン冷
却水の熱を室内熱交換器で蒸発後の冷媒に与えて温度上
昇させるため、圧縮機で圧縮後の室外熱交換器での凝縮
温度を上昇させ、凝縮圧力の低下を防止することができ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例からなる空調装置の回路図を例
示する。
第1図において、■は室外ユニット、■は室内ユニット
である。室外ユニットIには、エンジン1と、このエン
ジン1によって駆動される圧縮機2が設けられている。
エンジン1は都市ガス、プロパンガスなどを燃料として
運転される水冷のガスエンジンである。圧縮機2の吐出
側には冷媒吐出路3が設けられ、吸入側には冷媒吸入路
4が設けられている。冷媒吐出路3にはオイル分離器5
が設けられ、そのオイル分離器5は両路3,4間の冷媒
の圧力差を利用して冷媒中に混合した潤滑油を分離し、
冷媒吸入路4側へ還流させるようにしている。また、冷
媒吸入路4にはアキュムレータ6が設けられている。
冷媒吐出路3と冷媒吸入路4とは四方弁7を介して冷媒
循環回路8に連結されている。この冷媒循環回路8は室
外ユニツ)Iと室内ユニ・ント■とを循環するようにな
っている。室外ユニットIには室外熱交換器10のほか
、エンジン冷却水と熱交換を行う二重前熱交換器14が
設けられ、また室内ユニットHには室内熱交換器11が
設けられている。室外熱交換器10と室内熱交換器11
には、それぞれ送風用のファン12.13が付設されて
いる。また室外熱交換器10と室外熱交換器11との間
の冷媒通路には膨張弁15.16や、レシーバ17、ド
ライヤ18などが設けられている。
この冷媒循環回路8は、四方弁7を切り替えることによ
って、冷媒を矢印のように太線に沿って循環させるとき
、室外熱交換器10が凝縮器となり、室内熱交換器11
が蒸発器となって冷房運転になる。また、冷媒を矢印と
反対方向に循環させると、室内熱交換器11が凝縮器と
なり、室外熱交換器10が蒸発器となって暖房運転にな
る。
エンジン1のエンジン冷却水循環回路20には、冷却水
ポンプ21が設けられ、さらに冷却水熱交換器22と前
述した二重前熱交換器14とが接続されている。二つの
熱交換器14.22は、サーモスタットで作動する切替
弁23を介して並列に接続され、冷却水が低温時にはル
ー1−R1を介して二重前熱交換器14を循環し、高温
時にはルー)R2を介して冷却水熱交換器22に循環す
るようになっている。
冷却水熱交換器22と室外熱交換器10とは送風用のフ
ァン12を共用し、そのファン12の送風方向に対して
両熱交換器10.22を直列にするように配列している
。このファン12は、通常の運転では、その送風方向を
矢印Aのように室外熱交換器10から冷却水熱交換器2
2側へ流れるように回転する。しかし、寒冷時の冷房運
転時には、外気温度が所定値以下になったとき、或いは
冷媒の凝縮圧力と蒸発圧力との差が所定値以下になった
ときは、矢印Bのようにエンジン冷却水熱交換器22か
ら室外熱交換器10側に流れるように逆転するようにな
っている。
上記二つの熱交換器10.22の配列とじては、第1図
に示すように二つの熱交換器10゜22の間にファン1
2を挾むように配置してもよいが、第2図に示すように
室外熱交換器10とエンジン冷却水熱交換器22とを並
設し、そのエンジン冷却水熱交換器22側にファン12
を配置するような配列でもよい。また、前者の配置の場
合には、室外熱交換器10の熱交換面積を大きくするた
め、第3図に示すように、この室外熱交換器10を斜設
するようにしてもよい。
上述した空調装置によると、寒冷時に冷房運転するとき
、外気温度又は冷媒の圧力差が所定値以下であると、フ
ァン12が逆転して冷却水熱交換器22の放熱が室外熱
交換器10に積極的に与えられる。そのため室外熱交換
器22における冷媒の凝縮温度が極端に低下することが
なく、凝縮圧力を高く維持することができる。
したがって、室内熱交換器側の蒸発圧力との圧力差を大
きく維持することができ、そのため圧縮機2の潤滑を良
好にすることができる。
第4図は、上述した空調装置において、寒4時に冷房運
転するときの制御方法の一例を示したフロー図である。
この制御は、エンジン冷月水温度及び室外熱交換器と室
内熱交換器との川の冷媒圧力差(又は外気温)を検知す
ると共Rさらにこのときのファンの回転状況を検知すく
ことによって図に示すように実施される。
すなわち、エンジン冷却水について、その温度が■:高
、■:適、■:低のいずれであるガを検知すると共に、
冷媒圧力差(又は外気温)についてa:所定値以上、b
:所定値以下のいずれであるかを検知し、このエンジン
冷却水温度3水準と冷媒圧力差2水準からなる6通りの
組合せ ■−a、■−す、■−a、■−す、G−a、■
−bにおいて、それぞれファンの回転状態が イ:正転
1ロ:停止、ハ:逆転のいずれであるかを検知すること
によって、そのイロ、ハの状況に応じてファンの回転を
第4図のフロー図のように制御するのである。このよう
なフロー図のような制御によって、室外熱交換器(凝縮
器)における冷媒圧力と室内熱交換器(蒸発器)におけ
る冷媒圧力との圧力差が常に所定値以上に維持されるよ
うになり、それによって圧縮機の十分な潤滑が保証され
るため、焼きつきや摩耗などを発生することがない。
第5図は、他の実施例からなる空調装置の回路図を示す
この装置では、四方弁7と室内熱交換器11との間の冷
媒管路に三方弁33が設けられると共に、圧縮機2の冷
媒吸入路4にも三方弁34が設けられ、これら三方弁3
3.34を介することにより二重前熱交換器14に連通
ずるバイパス路30.31が設けられている。さらに、
四方弁7から延びる冷媒管路に二重前熱交換器14をバ
イハスして室外熱交換器10に連通ずる別のバイパス路
32が三方弁35.36を介して設けられている。また
、この装置では、室外熱交換器10と冷却水熱交換器2
2とが並行に配置され、かつこれらに共通にファン12
が設けられている。
二のような空調装置を、寒冷時に冷房運転するとき、外
気温度が所定値以下であるか、又は室外熱交換器におけ
る冷媒圧力と室内熱交換器における冷媒圧力との圧力差
が所定値以下であると、三方弁33,34,35.36
の切り替えによって、圧縮機2から吐出された冷媒は、
四方弁7からバイパス32を経て室外熱交換器10に送
られ、ここで凝縮しながら放熱する。
このときの室外熱交換器10からの放熱は、通常はファ
ン12を停止して行うようにし、冷媒圧力が高圧になり
すぎたときだけ回転させるようにする。次いで、室外熱
交換器10を出た冷媒はレシーバ17.ドライヤ18を
経たのち、室内ユニット■に送られる。室内ユニット■
では、膨張弁15で膨張を行うと共に、室内熱交換器1
1で蒸発しながら吸熱を行う。この室内熱交換器11を
出た冷媒は、バイパス路30を経て二重熱交換器14に
至り、ここでエンジン冷却水から吸熱したのち、バイパ
ス路31を経て冷媒吸入路4に入り、圧縮機2に吸入さ
れる。
そして、再び圧縮機2から吐出されて、上記循環を繰り
返す。
このように室内熱交換器11で蒸発した冷媒が二重前熱
交換器14に送られ、そこでエンジン冷却水から吸熱す
るため冷媒圧力は上昇し、さらに圧縮機2から吐出され
るとき一層高圧になって凝縮圧力を上昇させることにな
る。したがって、室外熱交換器の凝縮圧力と室内熱交換
器の蒸発圧力との差は大きく維持され、圧縮機の潤滑が
十分に維持されるようになる。また、室外熱交換器10
のファン12を停止してお(ことにより、さらにこの効
果を確実にすることができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によるエンジン駆動熱ポンプの
空調装置では、寒冷時の冷房運転において室外熱交換器
に冷却水熱交換器の放熱を与えるようにするため、室外
熱交換器の冷媒の凝縮温度を低下させず、圧力を高く維
持することができる。また、もう一つの発明では、寒冷
4゜ 時の冷房運転において、冷媒が室内熱交換器で蒸発した
のち、さらにエンジン冷却水から吸熱をするようにした
から冷媒圧力を高くすることができ、さらに圧縮機で圧
縮されることにより一層高圧になるようにすることがで
きる。したがって、本発明によれば、いずれの場合番こ
も、凝縮圧力と蒸発圧力との差を所定値以上に維持する
ことによって、圧縮機の潤滑不足を招くことなく円滑な
運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例からなるエンジン駆動熱ポンプ
による空調装置の回路図、第2図及び第3図は、それぞ
れ第1図の装置における室外熱交換器とエンジン冷却水
熱交換器との配置関係を例示する説明図、第4図は上記
空調装置を寒冷時に冷房運転するときのフロー図、第5
図は本発明の他の実施例からなる装置の回路図、第6図
は冷房運転時の冷媒のエンタルピと絶対圧力の関係を示
すモリエル線図である。 ■・・・室外ユニット、■・・・室内ユニット、1・・
・エンジン、2・・・圧縮機、3・・・冷媒吐出路、4
・・・冷媒吸入路、5・・・オイル分離器、7・・・四
方弁、8・・・冷媒循環回路、10・・・室外熱交換器
、11・・・室内熱交換器、12.13・・・ファン、
14・・・二重管熱交換器、15.16・・・膨張弁、
30゜31.32・・・バイパス路、33,34,35
゜36・・・三方弁。 代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジン駆動圧縮機の冷媒吐出路と冷媒吸入路とを
    、室外熱交換器と室内熱交換器を連結した冷媒循環回路
    に四方弁を介して連結した熱ポンプにおいて、前記室外
    熱交換器と前記エンジンの冷却水熱交換器とを、両熱交
    換器に共用するように設けたファンの送風方向に対して
    直列に配置し、かつ冷房運転時における前記室外熱交換
    器での冷媒の凝縮圧力と前記室内熱交換器での冷媒の蒸
    発圧力との圧力差が所定値以下であるか又は外気温度が
    所定値以下のとき、前記ファンの送風方向を前記冷却水
    熱交換器から室外熱交換器側へ切り替わる構成にしたエ
    ンジン駆動熱ポンプの空調装置。 2、エンジン駆動圧縮機の冷媒吐出路と冷媒吸入路とを
    、室外熱交換器と室内熱交換器を連結した冷媒循環回路
    に四方弁を介して連結した熱ポンプにおいて、前記室内
    熱交換器と前記四方弁との間にエンジン冷却水と熱交換
    を行う熱交換器を経由して前記冷媒吸入路に至るバイパ
    ス路を設け、かつ冷房運転時における前記室外熱交換器
    での冷媒の凝縮圧力と前記室内熱交換器での冷媒の蒸発
    圧力との圧力差が所定値以下であるか又は外気温度が所
    定値以下のとき、前記室内熱交換器を出た冷媒を前記バ
    イパス路に流すように切り替える構成にしたエンジン駆
    動熱ポンプの空調装置。
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