JPH04148125A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は外装ケースと前面パネルとを備えた空気調和
機に関する。

（ロ）従来の技術 この種の空気調和機の従来技術としては、実公昭６１−
１２９７号公報に記載きれたものがある。この空気調和
機は、外装ケースと、この外装ケースに取付けられる前
面パネルと、前記外装ケースの下部に螺子止めきれたサ
ービスカバーとを備えたものである。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機では、外装ケースの下端と前面パネ
ルの下端が螺子止めされると共に、この螺子止めされた
部分を覆うサービスカバーが外装ケースに螺子止めきれ
ていた。更にサービスカバーには前面パネルに、そのパ
ネルが浮き上がろうとする方向に対して斜めに接する接
触片が設けられていた。

このため、横長な形状の空気調和機では、前面パネルが
外装ケースから浮き上がらないようにするために螺子止
め箇所が多く、組立てに手間がかかっていた。またサー
ビスカバーも外装ケースに螺子止めされており、螺子止
め箇所が多かった。

更にまた、サービスパネルの接触片は前面パネルの浮き
上がりを止めるものではなかった。

この発明は、前面パネルの浮き上がりを防止できること
は勿論、組立ても容易な空気調和機を提供するものであ
る。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は外装ケースと、この外装ケースに取付けられ
る前面パネルとを備え、前記外装ケースにはサービス用
の開口と、この開口を璽ぐサービスカバーとを設けた空
気調和機において、前記サービスカバーには前面パネル
を止める固定具を設けたものである。

（ネ）作用 この空気調和機は、前面パネルが外装ケースに取付けら
れる。そして、この前面パネルは、外装ケースのサービ
ス用の開口を璽ぐサービスカバーの固定具で止められる
。

（へ）実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図において、（１）は外装ケース（２）とこのケースに
取付けられる前面パネル（３）とで筐体を構成した空気
調和機、（４）は熱交換器や送風機〔共に図示せず〕を
配置する熱交換室、（５）は電装部品〔図示せず〕を配
置する電装室、（６）は前記前面パネル（３〉に枢支さ
れた吸込グリルで、サツシュ（７）に設けられた開閉ボ
タン（８）を押すことによって吸込グリル（６）の下部
が前方へ動くように回動するものである。（９）は吸込
グリル（６）に形成された吸込口である。　（１０）は
熱交換室（４）に通じる吹出口、（１１）はこの吹出口
に設けられた水平羽根、（１２）は吹出口（１０）に通
じる吹出通路壁（２１）に取付けられたビスカバーで、
このビスカバーは前面パネル（３）を外装ケース（２）
に止めるビス〔図示せず〕を覆うと共に、面一な吹出通
路（２１）を形成するものである。（１３）は電装室（
５）の下部に設けられた表示部、（１４）は電装室（５
）下部側の外装ケース（２）のサービス用開口（２２）
を璽ぐサービスカバーで、このサービスカバーの電装室
（５）側には各種の電気工事やアース工事に必要な端子
類が配置されており、このサービスカバー（１４）が取
外きれると作業者はこれらの工事を行ない易い。

（１５）は前面パネル（３）の孔（１６）に嵌まる固定
具で、この固定具は前面パネル（３）の浮き上がろうと
する方向に対してほぼ直角に前面パネル（３）に引掛か
っている。この引掛かりにより、前面パネル（３）の右
端の下部が外装ケース（２）に止められている。

（１７）はサービスカバー（１４）に一体形成した引掛
用の爪で、この爪は外装ケース（２）に引掛かる。

（１８）はサービスカバー（１４）の裏面に一体形成さ
れた突出リブで、このリブの内側のカバー（１９）はリ
プの内側に設けられた溝（２０）に沿って切欠かれて、
冷媒′配管やドレンホース〔共に図示せず〕を通す通路
が形成される。

このように構成された空気調和機は、その前面パネル（
３）の上部は外装ケース（２）に複数箇所で引掛かけて
止められ〔図示せず〕、前面パネル（３）の下部は、そ
の熱交換室（４）側が吹出通路壁（２１）でビス止めさ
れ、電装室（５）側の端部がサービスカバー（１４）の
固定具（１５）で止められる。このため前面パネル（３
〉の右端の下部も止められて、前面パネル（３）の浮き
上がりが防止される。しかも、前面パネル（３）の右端
の下部はサービスカバー（１４）の固定具（１５）で止
められるため、ビス止め等に比べて、前面パネル（３）
を外装ケース（２）に止めることも容易で、この結果、
空気調和機の組立ても容易である。

尚、この実施例ではサービスカバー（１４）に前面パネ
ル（３）の孔（１６）に嵌まり合う引掛片状の固定具（
１５）を設けた例を示したが、サービスカバーに前面パ
ネルの引掛片と嵌まり合う孔を設けて、これを固定具と
して使用しても構わない。

（ト）発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、空気調和機の外
装ケースに取付けた前面パネルは、サービスカバーの固
定具で止められるため、前面パネルの浮き上がりを防止
することができる。

しかも、前面パネルはサービスカバーの固定具で止めら
れるため、前面パネルを外装ケースに取付けることが容
易であり、延いては空気調和機の組立てを容易にするこ
ともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す空気調和機の正面図
、第２図は同空気調和機の要部断面図、第３図は同空気
調和機における外装ケースと前面パネルとサービスカバ
ーとの関係を示す斜視図である。 （２）・・・外装ケース、　（３）・・・前面パネル、
　（１４）・・・サービスカバー　　（１５）・・・固
定具、　（２２）・・・サービス用開口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外装ケースと、この外装ケースに取付けられる前
   面パネルとを備え、前記外装ケースにはサービス用の開
   口と、この開口を塞ぐサービスカバーとを設けた空気調
   和機において、前記サービスカバーには前面パネルを止
   める固定具を設けたことを特徴とする空気調和機。