JPH04147476A - 磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法 - Google Patents
磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法Info
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- JPH04147476A JPH04147476A JP26934890A JP26934890A JPH04147476A JP H04147476 A JPH04147476 A JP H04147476A JP 26934890 A JP26934890 A JP 26934890A JP 26934890 A JP26934890 A JP 26934890A JP H04147476 A JPH04147476 A JP H04147476A
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Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ディスク装置に係り、特に磁気ヘッドを動
作させるキャリッジのロック方法に関する。
作させるキャリッジのロック方法に関する。
[従来の技術]
現在使用されている大半の磁気ディスク装置は、ウィン
チエスタ−技術を踏襲した装置である。これは磁気ディ
スクと磁気ヘッドが、装置の非動作時には接触し、動作
時には離れる、いわゆるコンタクト・スタート・ストッ
プ(CS S)方式の装置である。この方式により、磁
気ディスク装置は急速な発展を遂げ、装置の信頼性は飛
躍的に向上したが、現在でもなお以下のような問題があ
り、装置の取扱や安全設計に多くの労力が払われている
。
チエスタ−技術を踏襲した装置である。これは磁気ディ
スクと磁気ヘッドが、装置の非動作時には接触し、動作
時には離れる、いわゆるコンタクト・スタート・ストッ
プ(CS S)方式の装置である。この方式により、磁
気ディスク装置は急速な発展を遂げ、装置の信頼性は飛
躍的に向上したが、現在でもなお以下のような問題があ
り、装置の取扱や安全設計に多くの労力が払われている
。
a、外部からの衝撃により、磁気ヘッドが磁気ディスク
に傷をつけ、書き込まれであるデータを破壊したり、書
き込みが不能となる。
に傷をつけ、書き込まれであるデータを破壊したり、書
き込みが不能となる。
b、不慮の電源落ちで、磁気ヘッドが磁気ディスクのデ
ータエリア面にランディングし、磁気ヘッドが磁気ディ
スク表面に傷をつけ、書き込まれであるデータを破壊し
たり、書き込みが不能となる。
ータエリア面にランディングし、磁気ヘッドが磁気ディ
スク表面に傷をつけ、書き込まれであるデータを破壊し
たり、書き込みが不能となる。
C1外部からの衝撃により、磁気ヘッドを搭載している
キャリッジ機構部が変形してトラックずれを起こし、デ
ータの読み出し/書き込みが不能になる。
キャリッジ機構部が変形してトラックずれを起こし、デ
ータの読み出し/書き込みが不能になる。
この対策として、従来、磁気ヘッドを搭載しているキャ
リッジ機構部を機械的にロックする方法が採られてきた
。
リッジ機構部を機械的にロックする方法が採られてきた
。
第5図は、従来の磁気ディスク装置のキャリッジ機構部
の概略図である。図において、(1)は磁気ディスク、
(2)は磁気ディスク(1)を回動するスピンドルモー
ター、(3)はデータの読み出し/書き込みを行う磁気
ヘッド、(4)はベースフレーム、(5)は磁気ヘッド
(3)を搭載するキャリッジ(スイングアームとも言う
) 、(B)はキャリッジ(5)の回転中心であるピボ
ット、(7)はキャリッジ(5)を駆動する励磁コイル
、(8)はソレノイド、(9)はソレノイド(8)によ
り動作するアーマチュア、(lO)はキャリッジ(5)
のロックレバ−1(11)はロックレバ−(10)のリ
セットスプリング、(12)はロックレバ−(lO)の
支点、(13)はキャリッジ(5)に固定された固定歯
車、(101)はロックレバ−(10)に形成された爪
、(52)はりトラクトスプリングである。
の概略図である。図において、(1)は磁気ディスク、
(2)は磁気ディスク(1)を回動するスピンドルモー
ター、(3)はデータの読み出し/書き込みを行う磁気
ヘッド、(4)はベースフレーム、(5)は磁気ヘッド
(3)を搭載するキャリッジ(スイングアームとも言う
) 、(B)はキャリッジ(5)の回転中心であるピボ
ット、(7)はキャリッジ(5)を駆動する励磁コイル
、(8)はソレノイド、(9)はソレノイド(8)によ
り動作するアーマチュア、(lO)はキャリッジ(5)
のロックレバ−1(11)はロックレバ−(10)のリ
セットスプリング、(12)はロックレバ−(lO)の
支点、(13)はキャリッジ(5)に固定された固定歯
車、(101)はロックレバ−(10)に形成された爪
、(52)はりトラクトスプリングである。
上記の構成によれば、キャリッジ(5)は励磁コイル(
7)で駆動され、ピボット(6)を中心にして揺動運動
をう。装置が駆動状態にあるときは、磁気ヘッド(3)
は所望のデータトラックに位置決めされ、そこでデータ
の読み出し/書き込みが行われる。
7)で駆動され、ピボット(6)を中心にして揺動運動
をう。装置が駆動状態にあるときは、磁気ヘッド(3)
は所望のデータトラックに位置決めされ、そこでデータ
の読み出し/書き込みが行われる。
装置の電源が切れたときは、同時にソレノイド(8)に
流れていた電流も断たれ、ロックレバ−(10)と回転
結合しているアーマチュア(9)の磁気的拘束が解け、
リセットスプリング(11)によってロックレバ−(1
0)は支点(12)を中心に回転し、ロックレバ−(l
O)に形成されている爪(101)がキャリッジ(5)
に固定されている固定歯車(13)の歯溝に係合して、
キャリッジ(5)がロックされる。また、装置の電源が
断たれたときに、リトラクトスプリング(52)によっ
て、磁気ヘッド(3)を磁気ディスク(1)のデータの
書かれていないエリア゛(本例では、内周側のエリア)
にリトラクトさせる機能を付加させることもできた。
流れていた電流も断たれ、ロックレバ−(10)と回転
結合しているアーマチュア(9)の磁気的拘束が解け、
リセットスプリング(11)によってロックレバ−(1
0)は支点(12)を中心に回転し、ロックレバ−(l
O)に形成されている爪(101)がキャリッジ(5)
に固定されている固定歯車(13)の歯溝に係合して、
キャリッジ(5)がロックされる。また、装置の電源が
断たれたときに、リトラクトスプリング(52)によっ
て、磁気ヘッド(3)を磁気ディスク(1)のデータの
書かれていないエリア゛(本例では、内周側のエリア)
にリトラクトさせる機能を付加させることもできた。
そして、再び装置に電源が投入されると、ソレノイド(
8)に電流が流れてアーマチュア(9)に磁気的吸引力
が作用し、リセットスプリング(11)によって固定歯
車(13)に係合していたロックレバ−(10)をロッ
ク状態から解除し、その後の所望の動作シーケンスを経
て、装置は上位からの命令を待つ状態に入る。
8)に電流が流れてアーマチュア(9)に磁気的吸引力
が作用し、リセットスプリング(11)によって固定歯
車(13)に係合していたロックレバ−(10)をロッ
ク状態から解除し、その後の所望の動作シーケンスを経
て、装置は上位からの命令を待つ状態に入る。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記の構成では以下のような課題があっ
た。
た。
a、磁気ディスク装置の稼動中はソレノイド(8)に電
流が流れ続けるため、装置の低消費電力化の点で問題が
ある。
流が流れ続けるため、装置の低消費電力化の点で問題が
ある。
b、ソレノイド(8)、ロックレバ−(10)を使うロ
ック機構では可動体の重心位置を可動体の回転位置に一
致させることが困難であるため、キャリッジ(5)にロ
ックが掛かつていても、外部からの振動、衝撃の大きさ
、方向によりソレノイド(8)、ロックレバ−(10)
が動いてしまい、ロックが外れることがある。
ック機構では可動体の重心位置を可動体の回転位置に一
致させることが困難であるため、キャリッジ(5)にロ
ックが掛かつていても、外部からの振動、衝撃の大きさ
、方向によりソレノイド(8)、ロックレバ−(10)
が動いてしまい、ロックが外れることがある。
本発明は上記の課題を解決するために成されたもので、
磁気ディスク装置が稼動中であっても、ロック機構に電
流を流す必要をなくして装置の低消費電力化を可能とし
、外部からの振動、衝撃に対してもロックの外れること
がほとんどない、磁気ディスク装置のキャリッジのロッ
ク方法を提供することを目的とする。
磁気ディスク装置が稼動中であっても、ロック機構に電
流を流す必要をなくして装置の低消費電力化を可能とし
、外部からの振動、衝撃に対してもロックの外れること
がほとんどない、磁気ディスク装置のキャリッジのロッ
ク方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1の発明に係るキャリッジのロック方法は、磁気ディ
スク装置の電源が切れると同時若しくは直後に、慣性力
によって回転が持続している磁気ディスク回転用スピン
ドルモータによって誘起される逆起電力を利用してキャ
リッジ組立体とロックレバ−を所望の位置に移動し、こ
れらのキャリッジ組立体とロックレバ−を係合させて、
キャリッジをロックするものである。
スク装置の電源が切れると同時若しくは直後に、慣性力
によって回転が持続している磁気ディスク回転用スピン
ドルモータによって誘起される逆起電力を利用してキャ
リッジ組立体とロックレバ−を所望の位置に移動し、こ
れらのキャリッジ組立体とロックレバ−を係合させて、
キャリッジをロックするものである。
第2の発明に係るキャリッジのロック方法は、第1の発
明において、キャリッジ組立体を所望の位置に移動させ
る駆動力を、キャリッジ組立体に固定したコイルに上記
の逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、この
コイルの位置する場所の磁界との間で発生する電磁力に
より得ることとし、ロックレバ−を所望の位置に移動さ
せる駆動力を、ベースフレームに固定したソレノイドに
上記逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、こ
のソレノイドのコイルが発生する磁界と、ロックレバ−
に固定した永久磁石との間で発生する電磁力ににより得
るようにするものである。
明において、キャリッジ組立体を所望の位置に移動させ
る駆動力を、キャリッジ組立体に固定したコイルに上記
の逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、この
コイルの位置する場所の磁界との間で発生する電磁力に
より得ることとし、ロックレバ−を所望の位置に移動さ
せる駆動力を、ベースフレームに固定したソレノイドに
上記逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、こ
のソレノイドのコイルが発生する磁界と、ロックレバ−
に固定した永久磁石との間で発生する電磁力ににより得
るようにするものである。
第3の発明に係るキャリッジのロック方法は、第1又は
第2の発明のキャリッジ組立体とロックレバ−との係合
を、磁気回路を構成することによって行い、ロックレバ
−側に永久磁石を備え、キャリッジ組立体側に軟磁性材
料から成るフラッフスバスを備え、ロックレバ−とキャ
リッジ組立体の移動により、この両者の間で形成される
磁気空隙を閉じて磁気吸引力を作用させ、ロックレバ−
とキャリッジ組立体を磁気的に拘束してロックするもの
である。
第2の発明のキャリッジ組立体とロックレバ−との係合
を、磁気回路を構成することによって行い、ロックレバ
−側に永久磁石を備え、キャリッジ組立体側に軟磁性材
料から成るフラッフスバスを備え、ロックレバ−とキャ
リッジ組立体の移動により、この両者の間で形成される
磁気空隙を閉じて磁気吸引力を作用させ、ロックレバ−
とキャリッジ組立体を磁気的に拘束してロックするもの
である。
第4の発明に係るキャリッジのロック方法は、第1の発
明、第2の発明又は第3の発明おいて、に、磁気ディス
ク装置の電源がオンすると同時若しくは直後に、キャリ
ッジ組立体に固定したコイルに電流が流れ、その電磁力
によりキャリッジ組立体が動作しロックレバ−との間の
磁気的拘束を解いてロック位置から離れ、次の動作の準
備にはいるようにするものである。
明、第2の発明又は第3の発明おいて、に、磁気ディス
ク装置の電源がオンすると同時若しくは直後に、キャリ
ッジ組立体に固定したコイルに電流が流れ、その電磁力
によりキャリッジ組立体が動作しロックレバ−との間の
磁気的拘束を解いてロック位置から離れ、次の動作の準
備にはいるようにするものである。
第5の発明に係るキャリッジのロック方法は、第4の発
明において、キャリッジ組立体がロック位置から離れる
と、これに係合していたロックレバ−がリセットスプリ
ングによって初期位置に引き戻され、さらにリセットス
プリングの余荷重を受けてこの初期位置でリセット状態
に入るようにするものである。
明において、キャリッジ組立体がロック位置から離れる
と、これに係合していたロックレバ−がリセットスプリ
ングによって初期位置に引き戻され、さらにリセットス
プリングの余荷重を受けてこの初期位置でリセット状態
に入るようにするものである。
第6の発明に係るキャリッジのロック方法は、第1の発
明から第5の発明のいずれかにおいて、ロックレバ−の
可動回りの回転中心を、ロックレバ−の重心に一致させ
るものである。
明から第5の発明のいずれかにおいて、ロックレバ−の
可動回りの回転中心を、ロックレバ−の重心に一致させ
るものである。
第7の発明に係るキャリッジのロック方法は、第1の発
明から第6の発明のいずれかにおいて、キャリッジ組立
体をロータリーVCMで構成する場合、キャリッジ組立
体の可動回りの回転中心を、キャリッジ組立体の重心に
略一致させるものである。
明から第6の発明のいずれかにおいて、キャリッジ組立
体をロータリーVCMで構成する場合、キャリッジ組立
体の可動回りの回転中心を、キャリッジ組立体の重心に
略一致させるものである。
[作 用]
第1の発明においては、磁気ディスク装置の電源が切れ
ると、慣性力により回転を持続しているスピンドルモー
タの逆起電力でキャリッジ組立体とロックレバ−を所望
の位置に移動して係合させ、キャリッジをロックする。
ると、慣性力により回転を持続しているスピンドルモー
タの逆起電力でキャリッジ組立体とロックレバ−を所望
の位置に移動して係合させ、キャリッジをロックする。
第2の発明においては、キャリッジ組立体に固定したコ
イルにスピンドルモータによる逆起電力を印加して常に
同じ方向に電流を流し、このコイルの位置する場所の磁
界との間で発生する電磁力でキャリッジ組立体を移動し
、ベースフレームに固定したソレノイドにスピンドルモ
ータの逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、
このソレノイドのコイルが発生する磁界と、ロックレバ
−に固定した永久磁石との間で発生する電磁力でロック
レバ−を移動する。
イルにスピンドルモータによる逆起電力を印加して常に
同じ方向に電流を流し、このコイルの位置する場所の磁
界との間で発生する電磁力でキャリッジ組立体を移動し
、ベースフレームに固定したソレノイドにスピンドルモ
ータの逆起電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、
このソレノイドのコイルが発生する磁界と、ロックレバ
−に固定した永久磁石との間で発生する電磁力でロック
レバ−を移動する。
第3の発明においては、ロックレバ−側に永久磁石を備
え、キャリッジ組立体側に軟磁性材のフラックスパスを
備え、ロックレバ−とキャリッジ組立体の移動で、永久
磁石とフラックスパスの間に形成される磁気空隙を閉じ
て磁気吸引力を作用させて、ロックレバ−とキャリッジ
組立体を磁気的に拘束し、ロックする。
え、キャリッジ組立体側に軟磁性材のフラックスパスを
備え、ロックレバ−とキャリッジ組立体の移動で、永久
磁石とフラックスパスの間に形成される磁気空隙を閉じ
て磁気吸引力を作用させて、ロックレバ−とキャリッジ
組立体を磁気的に拘束し、ロックする。
第4の発明においては、磁気ディスク装置の電源がオン
すると、キャリッジ組立体に固定したコイルに電流が流
れ、その電磁力によりキャリッジ組立体がロックレバ−
との電磁的拘束を解いてロック位置から離れ、次の動作
に入る。
すると、キャリッジ組立体に固定したコイルに電流が流
れ、その電磁力によりキャリッジ組立体がロックレバ−
との電磁的拘束を解いてロック位置から離れ、次の動作
に入る。
第5の発明においては、キャリッジ組立体がロック位置
から離れると、リセットスプリングが口ツクレバーを初
期位置に引き戻し、さらにロックレバ−はリセットスプ
リングの全荷重を受け、この初期位置でリセット状態に
入る。
から離れると、リセットスプリングが口ツクレバーを初
期位置に引き戻し、さらにロックレバ−はリセットスプ
リングの全荷重を受け、この初期位置でリセット状態に
入る。
第6の発明においては、ロックレバ−の回転中心と重心
が一致しているので、振動や衝撃時にもロックレバ−が
安定している。
が一致しているので、振動や衝撃時にもロックレバ−が
安定している。
第7の発明においては、キャリッジ組立体の回転中心と
重心が一致しているので、振動や衝撃時にもキャリッジ
組立体が安定している。は[実施例コ 本発明は、磁気ヘッドを搭載して目標のトラックにシー
クさせるキャリッジ機構のアクセス動作が、揺動運動で
あれ並進運動であれ適用が可能である。ただし、並進運
動を行うキャリッジ機構では、その重心位置を回転中心
に一致させることは不可能であり、振動、衝撃を原因と
する磁気ディスク装置の障害に対する信頼性は、これか
ら述べるロータリーボイスコイルモータ(以下、ロータ
リーVCMと言う)に適用したときの信頼性より多少劣
る。
重心が一致しているので、振動や衝撃時にもキャリッジ
組立体が安定している。は[実施例コ 本発明は、磁気ヘッドを搭載して目標のトラックにシー
クさせるキャリッジ機構のアクセス動作が、揺動運動で
あれ並進運動であれ適用が可能である。ただし、並進運
動を行うキャリッジ機構では、その重心位置を回転中心
に一致させることは不可能であり、振動、衝撃を原因と
する磁気ディスク装置の障害に対する信頼性は、これか
ら述べるロータリーボイスコイルモータ(以下、ロータ
リーVCMと言う)に適用したときの信頼性より多少劣
る。
第1図はロータリーVCMで構成した本発明に係るキャ
リッジ組立体の斜視図、第2図はロータリーVCMとロ
ックレバ−の動作説明図、第3図は磁気ディスク装置の
電源立ち上げ時のパワーシーケンス説明図、第4図はこ
の発明に関与する回路ブロック図である。これらの各図
を用いて、本発明の一実施例を説明する。なお、第5図
と同一符号は、同−又は相当部分を示すものとし説明を
省略する。
リッジ組立体の斜視図、第2図はロータリーVCMとロ
ックレバ−の動作説明図、第3図は磁気ディスク装置の
電源立ち上げ時のパワーシーケンス説明図、第4図はこ
の発明に関与する回路ブロック図である。これらの各図
を用いて、本発明の一実施例を説明する。なお、第5図
と同一符号は、同−又は相当部分を示すものとし説明を
省略する。
o−9+)−VCM(700) ハ磁気回路組立体(7
0)とキャリッジ組立体(50)から成り、磁気回路組
立体(70)は適宜に着磁された上下の永久磁石(71
)と、この永久磁石(71)を接合してかつフラックス
パス(51)を構成する上下のヨーク(72)、永久磁
石(71)の間に空隙を作りかつ上下のヨーク(72)
を固定するスタッド(73)から構成されている。
0)とキャリッジ組立体(50)から成り、磁気回路組
立体(70)は適宜に着磁された上下の永久磁石(71
)と、この永久磁石(71)を接合してかつフラックス
パス(51)を構成する上下のヨーク(72)、永久磁
石(71)の間に空隙を作りかつ上下のヨーク(72)
を固定するスタッド(73)から構成されている。
磁気ディスク装置が稼動状態にある時、ロータリーV
CM (700)は上位命令によって動作が可能である
。インターフェイス(図示せず)を通じてCP U (
101)に入力された命令は、磁気ディスク装置が所望
の動作を行うために、CP U (101)内で処理さ
れる。上位よりシーク命令が発せられるとCP U (
101)はその命令を処理し、D/A変換器(106)
にその処理され内容に対応するデータをセットする。D
/A変換器(10B)はセットされたデータをアナログ
量に変換し、このアナログ量を受けてロータリーV C
M (700)のドライバ(108)が動作し、ロータ
リーV CM (700)は所望のトラックへ磁気ヘッ
ド(図示せず)をシークさせ、データの読み出し/書き
込みが可能となる。
CM (700)は上位命令によって動作が可能である
。インターフェイス(図示せず)を通じてCP U (
101)に入力された命令は、磁気ディスク装置が所望
の動作を行うために、CP U (101)内で処理さ
れる。上位よりシーク命令が発せられるとCP U (
101)はその命令を処理し、D/A変換器(106)
にその処理され内容に対応するデータをセットする。D
/A変換器(10B)はセットされたデータをアナログ
量に変換し、このアナログ量を受けてロータリーV C
M (700)のドライバ(108)が動作し、ロータ
リーV CM (700)は所望のトラックへ磁気ヘッ
ド(図示せず)をシークさせ、データの読み出し/書き
込みが可能となる。
さて、高速で動作するロータリーv CM (700)
は、その動作安定性のために速度制御を必要とする。こ
のため、電流検出器(109)によっテ、ロータリーV
CM (700)に流れている電流が検出される。検
出された電流アナログ信号は、A/D変換器(1,LO
)を通じてディジタル量に変換された後、CP U (
101)に導かれ、プログラムで構成した速度検出回路
によりロータリーV CM (700)の速度が計算さ
れる。そして、別途適宜な方法により検出されている位
置情報と併せて、ロータリーvCM (700)の高速
安定動作が保証される。このようにして、上位命令によ
り磁気ヘッドはシークを繰り返し、データの読み出し/
書き込みの一連の動作の繰返しを行っている。
は、その動作安定性のために速度制御を必要とする。こ
のため、電流検出器(109)によっテ、ロータリーV
CM (700)に流れている電流が検出される。検
出された電流アナログ信号は、A/D変換器(1,LO
)を通じてディジタル量に変換された後、CP U (
101)に導かれ、プログラムで構成した速度検出回路
によりロータリーV CM (700)の速度が計算さ
れる。そして、別途適宜な方法により検出されている位
置情報と併せて、ロータリーvCM (700)の高速
安定動作が保証される。このようにして、上位命令によ
り磁気ヘッドはシークを繰り返し、データの読み出し/
書き込みの一連の動作の繰返しを行っている。
この一連のシーク動作の範囲は、第2図(a)に示すよ
うに磁気ヘッド(図示せず)が磁気ディスク(図示せず
)′のデータエリア全てにシークできる揺動角θ(直線
OBと直線OCで挾まれる角度)で与えられ、データエ
リアの一方の限界であるキャリッジ組立体(50)がロ
ックされる位置までの角度(直線OBと直線OAで挟ま
れる角度)がθ0で与えられる。
うに磁気ヘッド(図示せず)が磁気ディスク(図示せず
)′のデータエリア全てにシークできる揺動角θ(直線
OBと直線OCで挾まれる角度)で与えられ、データエ
リアの一方の限界であるキャリッジ組立体(50)がロ
ックされる位置までの角度(直線OBと直線OAで挟ま
れる角度)がθ0で与えられる。
磁気ディスク装置にDC電源が供給されると(13図−
■) 、CPU(101)が動作し、適宜な方法でスピ
ンドルモータ(2)のローターの位置を検出して、CP
U (101)はこのローターに一定方向の回転力が
生ずるように順次ΦAD、ΦBD。
■) 、CPU(101)が動作し、適宜な方法でスピ
ンドルモータ(2)のローターの位置を検出して、CP
U (101)はこのローターに一定方向の回転力が
生ずるように順次ΦAD、ΦBD。
ΦCDの相切り替え信号を、スピンドルドライバ(10
2)に送る。スピンドルドライバ(102)は、CP
U (101)からの信号を受けて動作し、スピンドル
モータ(2)の各励磁巻線ASB、Cに流す電流を順次
切り替えることで、スピンドルモータ(2)は次第に回
転を早めていく。そして、別途に、適宜な手段で回転数
が検出されているスピンドルモータ(2)の回転数が規
定回転数に達すると、CPU (101)は位相ロック
の制御状態に入り、規定回転スピード信号を出力する(
第3図−■)。
2)に送る。スピンドルドライバ(102)は、CP
U (101)からの信号を受けて動作し、スピンドル
モータ(2)の各励磁巻線ASB、Cに流す電流を順次
切り替えることで、スピンドルモータ(2)は次第に回
転を早めていく。そして、別途に、適宜な手段で回転数
が検出されているスピンドルモータ(2)の回転数が規
定回転数に達すると、CPU (101)は位相ロック
の制御状態に入り、規定回転スピード信号を出力する(
第3図−■)。
相検出器(104)は、各励磁巻線ASBSCの励磁電
圧とスピンドルモータ(2)のコイル起点りからの逆起
電力eを受けて、スピンドルモータ(2)のローターと
各励磁巻線ASBSC間の相対位置に対応した信号ΦA
S、ΦBS、ΦC8を順次CP U (101)に送出
する。CP U (101)はこれらの信号を受けて、
ローターの位置検出の他にCPU(101)内部でプロ
グラムで構成したF/V変換回路により速度信号を作り
、速度偏差が常にある一定の値より小さくなるように、
PWM速度制御を行っている。
圧とスピンドルモータ(2)のコイル起点りからの逆起
電力eを受けて、スピンドルモータ(2)のローターと
各励磁巻線ASBSC間の相対位置に対応した信号ΦA
S、ΦBS、ΦC8を順次CP U (101)に送出
する。CP U (101)はこれらの信号を受けて、
ローターの位置検出の他にCPU(101)内部でプロ
グラムで構成したF/V変換回路により速度信号を作り
、速度偏差が常にある一定の値より小さくなるように、
PWM速度制御を行っている。
スピンドルモータ(2)が規定回転数に達し、規定回転
スピード信号が出力されると同時若しくは直後に、キャ
リッジ組立体(50)は自動的にキャリプレート動作を
行う(リキャプレート)のために、励磁コイル(7)に
電流が供給され、これによって発生した力でロックレバ
−(90)との係合をはずし、ロック位置の直線OAか
らデータエリアの直線OC側に回転を始め、キャリッジ
組立体(50)の先端に搭載されている磁気ヘッドがト
ラックゼロに戻る。そして、その位置で装置に異常がな
ければトラツク000信号を出力する(第3図−■)。
スピード信号が出力されると同時若しくは直後に、キャ
リッジ組立体(50)は自動的にキャリプレート動作を
行う(リキャプレート)のために、励磁コイル(7)に
電流が供給され、これによって発生した力でロックレバ
−(90)との係合をはずし、ロック位置の直線OAか
らデータエリアの直線OC側に回転を始め、キャリッジ
組立体(50)の先端に搭載されている磁気ヘッドがト
ラックゼロに戻る。そして、その位置で装置に異常がな
ければトラツク000信号を出力する(第3図−■)。
さらに、シーク動作及びセトリング動作を全て完了した
ことを示すシークコンプリート信号が出力されると(第
3図−■)、磁気ディスク装置はシーク及びデータの読
み出し/書き込みの動作が可能になる。このような磁気
ディスク装置の稼動状態時には、キャリッジ組立体(5
0)は直線OBと直線oCの間で動作し、ロックレバ−
(90)はリセットスプリング(11)によって引かれ
ているため、回転軸(92)を中心にして回転し、スト
ッパ(93)で決まる所望の位置でリセット状態にある
。
ことを示すシークコンプリート信号が出力されると(第
3図−■)、磁気ディスク装置はシーク及びデータの読
み出し/書き込みの動作が可能になる。このような磁気
ディスク装置の稼動状態時には、キャリッジ組立体(5
0)は直線OBと直線oCの間で動作し、ロックレバ−
(90)はリセットスプリング(11)によって引かれ
ているため、回転軸(92)を中心にして回転し、スト
ッパ(93)で決まる所望の位置でリセット状態にある
。
次に、磁気ディスク装置の電源が切れた場合、電源が切
れると同時若しくは直後に、慣性力によって回転が持続
しているスピンドルモータ(2)の各励磁巻線A、BS
Cの少なくとも一つに誘起される逆起電力でリトラクト
回路(ill)を動作させ、キャリッジ組立体(50)
とロックレバ−(90)を所望の位置に移動し、両者を
係合しロックする。
れると同時若しくは直後に、慣性力によって回転が持続
しているスピンドルモータ(2)の各励磁巻線A、BS
Cの少なくとも一つに誘起される逆起電力でリトラクト
回路(ill)を動作させ、キャリッジ組立体(50)
とロックレバ−(90)を所望の位置に移動し、両者を
係合しロックする。
キャリッジ組立体(50)を移動させる駆動力は、キャ
リッジ組立体(50)に固定した励磁コイル(7)に、
スピンドルモータ(2)による逆起電力を印加すること
でリトラクト回路(111)を動作させ、常に同じ方向
に電流を流して、この励磁コイル(7)の位置する場所
の磁界との間で発生する電磁力によって得られる。この
駆動力で、キャリッジ組立体(50)はストッパ(55
)に当接するロック位置まで移動する。
リッジ組立体(50)に固定した励磁コイル(7)に、
スピンドルモータ(2)による逆起電力を印加すること
でリトラクト回路(111)を動作させ、常に同じ方向
に電流を流して、この励磁コイル(7)の位置する場所
の磁界との間で発生する電磁力によって得られる。この
駆動力で、キャリッジ組立体(50)はストッパ(55
)に当接するロック位置まで移動する。
ロックレバ−(90)を移動させる駆動力は、ベースフ
レーム(4)に固定したロックソレノイド(80)に、
スピンドルモータ(2)による逆起電力を印加すること
でリトラクト回路(ill)を作動させ、常に同じ方向
に電流を流して、ロックソレノイド(80)の発生する
磁界と、ロックレバ−(90)に固定した永久磁石(9
1)との間で発生する電磁力によって得られる。
レーム(4)に固定したロックソレノイド(80)に、
スピンドルモータ(2)による逆起電力を印加すること
でリトラクト回路(ill)を作動させ、常に同じ方向
に電流を流して、ロックソレノイド(80)の発生する
磁界と、ロックレバ−(90)に固定した永久磁石(9
1)との間で発生する電磁力によって得られる。
以上のような動作により、キャリッジ組立体(50)と
ロックレバ−(90)はロック位置に移動し、そこでこ
の両者の係合メカニズムによってロックされる。第2図
(b) 、 (c)はこの係合部の拡大図である。ロッ
クレバ−(90)側に永久磁石(91)を備え、キャリ
ッジ組立体(50)側に軟磁性材料から成るフラックス
パス(51)を備え、ロックレバ−(90)とキャリッ
ジ組立体(50)の移動により、フラックスバス(51
)と永久磁石(9)との間で形成される磁気空隙が閉じ
ることで磁気吸引力が作用し、キャリッジ組立体(50
)とロックレバ−(90)を磁気的に拘束してロックす
るのである。
ロックレバ−(90)はロック位置に移動し、そこでこ
の両者の係合メカニズムによってロックされる。第2図
(b) 、 (c)はこの係合部の拡大図である。ロッ
クレバ−(90)側に永久磁石(91)を備え、キャリ
ッジ組立体(50)側に軟磁性材料から成るフラックス
パス(51)を備え、ロックレバ−(90)とキャリッ
ジ組立体(50)の移動により、フラックスバス(51
)と永久磁石(9)との間で形成される磁気空隙が閉じ
ることで磁気吸引力が作用し、キャリッジ組立体(50
)とロックレバ−(90)を磁気的に拘束してロックす
るのである。
[発明の効果]
第1の発明によれば、常に安定して、同じ位置にキャリ
ッジ組立体、すなわち磁気ヘッドをロックすることがで
きる。また従来は、ロックの保持力として永久磁石の磁
気吸引力を使う場合、データエリアの限界とロック位置
の挟む角度が小さいと、データエリアの限界に近いトラ
ックに磁気ヘッドがシークすると、永久磁石の磁気吸引
力の作用を受け、磁気ヘッドのシーク動作にばらつきが
出たり、サーボの調整に労力を払う必要があったが、本
発明ではロックレバ−も移動するのでその必要がなくな
る。
ッジ組立体、すなわち磁気ヘッドをロックすることがで
きる。また従来は、ロックの保持力として永久磁石の磁
気吸引力を使う場合、データエリアの限界とロック位置
の挟む角度が小さいと、データエリアの限界に近いトラ
ックに磁気ヘッドがシークすると、永久磁石の磁気吸引
力の作用を受け、磁気ヘッドのシーク動作にばらつきが
出たり、サーボの調整に労力を払う必要があったが、本
発明ではロックレバ−も移動するのでその必要がなくな
る。
第2の発明によれば、キャリッジ組立体とロックレバ−
の双方とも、スピンドルモータの慣性力による起電力を
利用して電磁力を発生して駆動されるので、磁気ディス
ク装置稼動中、常にキャリッジのロック機構に電流を供
給する必要がなくなり装置の低消費電力化が図れる。
の双方とも、スピンドルモータの慣性力による起電力を
利用して電磁力を発生して駆動されるので、磁気ディス
ク装置稼動中、常にキャリッジのロック機構に電流を供
給する必要がなくなり装置の低消費電力化が図れる。
第3の発明によれば、キャリッジ組立体とロックレバ−
の係合は、簡単な構成ででき安価であり、しかもロック
動作の確実性が保てる。
の係合は、簡単な構成ででき安価であり、しかもロック
動作の確実性が保てる。
第4の発明によれば、磁気ディスク装置の電源オン時、
ロック解除のための特別な駆動装置及びその制御回路等
が不要となる。
ロック解除のための特別な駆動装置及びその制御回路等
が不要となる。
第5の発明によれば、従来、磁気ヘッドのシーク動作に
際し、リトラクトスプリングの付勢方向により動作にば
らつきが出たり、サーボの調整に労力を払う必要があっ
たが、本発明ではそのような労力を要することなく、常
に同じ位置に磁気ヘッドをリトラクトすることができる
。
際し、リトラクトスプリングの付勢方向により動作にば
らつきが出たり、サーボの調整に労力を払う必要があっ
たが、本発明ではそのような労力を要することなく、常
に同じ位置に磁気ヘッドをリトラクトすることができる
。
第6の発明、第7の発明によれば、それぞれロックレバ
−、キャリッジ組立体の回転中心とその重心が一致して
いるので、振動や衝撃に対して安定し、ロックの信頼性
を高めることができる。
−、キャリッジ組立体の回転中心とその重心が一致して
いるので、振動や衝撃に対して安定し、ロックの信頼性
を高めることができる。
さらに、これら第1〜第7の発明を組み合わせれば、よ
り高信頼性で低消費電力に寄与できるキャリッジのロッ
ク方法が得られることは言うまでもない。
り高信頼性で低消費電力に寄与できるキャリッジのロッ
ク方法が得られることは言うまでもない。
第1図はロータリーVCMにより構成した本発明に係る
キャリッジ組立体(磁気ヘッドは図示せず)を示す斜視
図、第2図(a)はキャリッジ組立体とロックレバ−の
動作説明図、第2図(b) 、 (c)はキャリッジ組
立体とロックレバ−の係合部拡大図、第3図は磁気ディ
スク装置の電源立ち上げ時のパワーシーケンス説明図、
第4図は本発明に関与する回路のブロック図、第5図は
従来の磁気ディスク装置のキャリッジ機構部の概略図で
ある。 (2)・・・スピンドルモータ、(3)・・・磁気ヘッ
ド、(4)・・・ベースフレーム、(5)・・・キャリ
ッジ、(B)・・・ピボット、(7)・・・励磁コイル
、(11)・・・リセットスプリング、(50)・・・
キャリッジ組立体、(51)・・・フラックスパス、(
70)・・・磁気回路組立体、(80)・・・ロックソ
レノイド、(90)・・・ロックレバ−1(91)・・
・永久磁石、(700)−o−夕!J−VCM。 特許出願人 沖電気工業株式会社代理人 弁
理士 佐々木宗治
キャリッジ組立体(磁気ヘッドは図示せず)を示す斜視
図、第2図(a)はキャリッジ組立体とロックレバ−の
動作説明図、第2図(b) 、 (c)はキャリッジ組
立体とロックレバ−の係合部拡大図、第3図は磁気ディ
スク装置の電源立ち上げ時のパワーシーケンス説明図、
第4図は本発明に関与する回路のブロック図、第5図は
従来の磁気ディスク装置のキャリッジ機構部の概略図で
ある。 (2)・・・スピンドルモータ、(3)・・・磁気ヘッ
ド、(4)・・・ベースフレーム、(5)・・・キャリ
ッジ、(B)・・・ピボット、(7)・・・励磁コイル
、(11)・・・リセットスプリング、(50)・・・
キャリッジ組立体、(51)・・・フラックスパス、(
70)・・・磁気回路組立体、(80)・・・ロックソ
レノイド、(90)・・・ロックレバ−1(91)・・
・永久磁石、(700)−o−夕!J−VCM。 特許出願人 沖電気工業株式会社代理人 弁
理士 佐々木宗治
Claims (7)
- (1)磁気ディスク装置の電源が切れると同時若しくは
直後に、慣性力によって回転が持続している磁気ディス
ク回転用スピンドルモータによって誘起される逆起電力
を利用してキャリッジ組立体とロックレバーを所望の位
置に移動し、これらのキャリッジ組立体とロックレバー
を係合させて、キャリッジ組立体をロックすることを特
徴とする磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック
方法。 - (2)キャリッジ組立体を所望の位置に移動させる駆動
力は、キャリッジ組立体に固定したコイルに上記の逆起
電力を印加して常に同じ方向に電流を流し、このコイル
の位置する場所の磁界との間で発生する電磁力により得
ることとし、 ロックレバーを所望の位置に移動させる駆動力は、ベー
スフレームに固定したソレノイドに上記逆起電力を印加
して常に同じ方向に電流を流し、このソレノイドのコイ
ルが発生する磁界と、ロックレバーに固定した永久磁石
との間で発生する電磁力ににより得ることを特徴とする
請求項1記載の磁気ディスク装置におけるキャリッジの
ロック方法。 - (3)上記のキャリッジ組立体とロックレバーとの係合
は磁気回路を構成することによって行い、ロックレバー
側に永久磁石を備え、キャリッジ組立体側に軟磁性材料
から成るフラックスパスを備え、ロックレバーとキャリ
ッジ組立体の移動により、この両者の間で形成される磁
気空隙を閉じて磁気吸引力を作用させ、ロックレバーと
キャリッジ組立体を磁気的に拘束してロックすることを
特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気ディスク装
置におけるキャリッジのロック方法。 - (4)磁気ディスク装置の電源がオンすると同時若しく
は直後に、キャリッジ組立体に固定したコイルに電流が
流れ、その電磁力によりキャリッジ組立体が動作しロッ
クレバーとの間の磁気的拘束を解いてロック位置から離
れ、次の動作の準備にはいることを特徴とする請求項1
から請求項3のいずれかに記載の磁気ディスク装置にお
けるキャリッジのロック方法。 - (5)キャリッジ組立体がロック位置から離れると、こ
のキャリッジ組立体に係合していたロックレバーがリセ
ットスプリングによって初期位置に引き戻され、さらに
リセットスプリングの余荷重を受けて、この初期位置で
リセット状態に入ることを特徴とする請求項4記載の磁
気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法。 - (6)ロックレバーの可動回りの回転中心を、ロックレ
バーの重心に一致させることを特徴とする請求項1から
請求項5のいずれかに記載の磁気ディスク装置における
キャリッジのロック方法。 - (7)キャリッジ組立体をロータリーVCMで構成する
場合、キャリッジ組立体の可動回りの回転中心を、キャ
リッジ組立体の重心に略一致させることを特徴とする請
求項1から請求項6のいずれかに記載の磁気ディスク装
置におけるキャリッジのロック方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26934890A JPH04147476A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26934890A JPH04147476A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147476A true JPH04147476A (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=17471127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26934890A Pending JPH04147476A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 磁気ディスク装置におけるキャリッジのロック方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04147476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997007507A1 (en) * | 1995-08-15 | 1997-02-27 | Syquest Technology, Inc. | Magnetic latch for a movable ramp and associated servo control for head loading |
US5734527A (en) * | 1996-10-07 | 1998-03-31 | International Business Machines Corporation | Disk drive magnetic actuator latch mechanism having a latch lever with magnetic members on each end thereof for latching and unlatching the actuator using voice coil motor magnet |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP26934890A patent/JPH04147476A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997007507A1 (en) * | 1995-08-15 | 1997-02-27 | Syquest Technology, Inc. | Magnetic latch for a movable ramp and associated servo control for head loading |
US5734527A (en) * | 1996-10-07 | 1998-03-31 | International Business Machines Corporation | Disk drive magnetic actuator latch mechanism having a latch lever with magnetic members on each end thereof for latching and unlatching the actuator using voice coil motor magnet |
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