JPH04146985A - 乳化重合により作られたラテックスベース接着剤 - Google Patents

乳化重合により作られたラテックスベース接着剤

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JPH04146985A
JPH04146985A JP27208790A JP27208790A JPH04146985A JP H04146985 A JPH04146985 A JP H04146985A JP 27208790 A JP27208790 A JP 27208790A JP 27208790 A JP27208790 A JP 27208790A JP H04146985 A JPH04146985 A JP H04146985A
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adhesive
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monomer
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styrene
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JP27208790A
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English (en)
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Ashok C Makati
アショク・シー・マカティ
Eyck Lee Dou
ドゥー・アイク・リー
Betty W Green
ベッティー・ダブリュー・グリーン
T Iwamasa Robert
ロバート・ティー・イワマサ
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接着剤に関するものである。もつと詳しく述べ
るならば、本発明は接着性ケ付与するのに適し1こ一ポ
リマー成分と、粘着性ケ付与するのに適し1こもう1つ
のポリマー成分とを含む様な接着剤に関するものである
。さらにもつと詳しく述べるならば、本発明はその接着
性成分と粘着付与性成分とが乳化重合により別々に作ら
れる様な接着剤に関するものである。
ポリマーのコロイド水分散液は技術分野においてラテッ
クスと呼ばれ、接着剤として有効であることが一般に知
られている。個々の用途に関し、特に適しπ広範囲多様
な接着剤配合物が作られてき1こ。一般にラテックスは
様々な支持体に対して優れ1こ接着性を付与する一方で
、第二の成分、すなわちその接着剤配合物に、初期他着
性と粘着性と2持1こせる為用いられる一般的に低分子
量の乳化樹脂を加えることがしばしば望まれている。こ
の様な成分のことを粘着付与剤と呼ぶ。
従来技術によるある接着剤配合物には、スチレン/ブタ
ジェンコポリマーの様なラテックスを基材とした接着剤
成分と、エステルガムの様な通常の粘着付与剤、或いは
他の適当な粘着付与剤とが含まれており、これにつ(゛
ては米国特許4,189,419を参照され1こい。そ
の接着剤配合物の性質は、得られた配合物が望みの性質
を持てる様、その粘着付与削成℃・は接着剤成分の種類
と量とを適切に選択することで調節しうろ。
しかしながら、この様な接着剤配合物には幾つかの望ま
しからざる性質がある。例えば、粘着付与性樹脂を分散
させる方法はむやみに複雑で、配合の為の費用が嵩む。
′:!−らに、この様な配合物は、樹脂粒子とラテ、ク
ス粒子との融合が不十分であることが証明されており、
その為に過剰量の粘着付与性樹脂を用℃・るごとが必要
となる。この問題については、先の米国特許4,445
.959の12段に報告されている。又、その粘着付与
性樹脂を分散させるのには、比較的大量の界面活性剤が
必要となる為、接着剤の性質はしばしば有害な作用を有
することになる。最後に、接着剤を適用する際に遭遇す
ることのある高い剪断応力の条件下、これら従来の既知
接着剤配合物では十分な安定性維持ができないことがあ
る。
遊離基乳化重合工程を経る、低分子量ポリマーの製法技
術は既知である。通常この様な技法には、有機過酸化物
、或いは無機の過硫酸塩による誘導が含まnており、さ
らにハロゲン化合物、或いはメルカプタン化合物の様な
適当な連釦移動剤を大量に用いる。
ラテックスを基材とする接着剤、特にスチレンとブタジ
ェンとのコポリマーも知られている。この様な接着剤配
合物の適当な例が米国特許4.419,481 に報告
されている。
英国特許2,137,212には、合成粘着付与性樹脂
酸(・はロジン誘導体の存在下、乳化重合した接着性成
分を調Mすることにより作った、粘着付与件スチレン/
ブタジェンポリマー接着剤が報告さnて(・る。
米国特許4,438.232には、ラテックス接着性樹
脂が報告されている。米国特許4,013,824゜4
.064,377及び4,145.494には、連釧移
動剤トシてメルカプタン2用いたポリマー作製の為の乳
化工程が報告されている。
水中に固体状ポリマー乞分散させる必要のない粘着付与
性樹脂として用いるのに適した、極めて分子量の低いポ
リマーによるラテックスを(界面活性剤を用い)乳化重
合によって作ることが望ましい。
さらに、従来の乳化粘着付与性樹脂を存在させる必要の
ない、ラテックス7基材とした接着剤配合物を供給する
ことが望ましい。
最後に、その接着性成分と粘着付与性成分その両方が、
もっばら乳化重合によって作らnる接着剤配合物を供給
jることが望ましい。
本発明に従って、ラテックスに基材とする接着剤、すな
わち1つ以上の硬質ポリマーと1つ以上の軟質ポリマー
とのランダム共重合体、さらに任意で共重合性カルボン
酸とを含み、そのガラス転移温度、Tyが一70℃から
一5℃の第一重合成分(接着性成分)と、その接着性成
分と相溶性で、その数平均分子量が5.0[][+より
低く、そのTgが一10℃から50℃の第二成分(粘着
付与性成分)、その最低2つの重合成分を有し、さらに
そnらの接着性成分、粘着付与性成分、その両成分が乳
化重合法によって別々に作られる点に特徴がある接着剤
がここに供給される。
本発明のラテックスを基材とする接着剤は、感圧接着剤
としてカーぺ、トの裏地2作る際、従来の支持体に塗布
して接着テープとするのに特に有用である。又それは、
貼合せ用接着剤としてフィルムとフィルムの貼合せに、
或いはフィルムと紙との貼合せに、さらに他の接着剤用
途に用いることもできる。
本発明の配合物には、乾量を基にして測量した時、接着
性成分が95から20%、粘着付与性成分が5から80
%含−!れているのが望ましい。
ここで用いる“ガラス転移温度”(T、9)は、動的機
械分光分析法(DMS)或いは示差走査熱量法により、
デュポン1090型、或いはそれと同価の熱量計を用い
て速度10℃/minで測定した。さらにここで用いる
“相溶性”とは、各ポリマーを混合し1こ際それらが唯
一のTgを示すか、或いは別々に測定し1こTg値の差
が小さい場合にそう言い表わすことができる。
ポリマーの分子量は、サイズ除外クロマトグラフ4− 
(size exclusion chromatog
naphy)(SEC)により、低分子量ポリマー用に
目盛りを付は定2−4000HXL及び1−2500H
XL力ラムケ用℃・て測定し1こ。試料は約0.1gの
重合体を20m1のテトラヒドロフランに溶解して調製
する。
“軟質モノマー”という言葉は付加重合可能なモノマー
馨意味しており、これケホモ重合Y’Jせろとガラス転
移温度(T、9)が25℃より低いホモポリマーが得ら
れろ。軟質モノマーの適当な例には、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸2−エテルヘキシル、及びメタクリル
酸メチルのiK不飽和酸と飽和アルコールとによる炭素
が6から15のエステル、及び1,3−ブタジェン、2
−メチル1.3−7−タジエン、ペンタジェン及び2−
クロロ−1,3−ブタジェンの様に炭素が4から12の
共役脂肪酸が含まれる。アクリル酸n−ブチルと1.6
−ブタジェンとが軟質モノマーとして好ましい。最も好
まし℃・軟質モノマーは1.ろ−ブタジエンである。
゛硬質モノマー”という言葉はカルボン酸以外の付加重
合可能なモノマーを意味しており、これをホモ重合乞さ
せるとTgが25℃より高いホモポリマーが得られろ。
硬質モノマーの適当な例には、アクリル酸t−ブチル 
メタクリル酸メチル及びメタクリル酸1−ブチルの様に
炭素が6から10の不飽和酸エステル、及びスチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、フロモステレ7
等々の様なC8−16のモノビニリデン芳香族モノマが
含まnる。
共重合可能なカルボン酸には、イタコン酸、アクリル酸
、及びマレイン酸の様なC2−]0のエチレン化不飽和
カルボン酸が適している。イタコン酸が共重合可能なカ
ルボン酸として望ましい。
粘着性成分には、1つ以上の硬質モノマーと、(共重合
可能なエチレン化不飽和カルボン酸はもちろん)任意で
1つ以上の軟質モノマーとの共重合体を含んでいること
が望ましい。非常に好ましい具体例において粘着性成分
は大量の連弾移動剤存在下、軟質及び硬質モノマー、さ
らに任意でカルボン酸含有モノマーを乳化重合すること
によって作られている。“大量”という言葉は、分子量
が5,000より低い共重合体のラテックスを与えるに
十分な連弾移動剤の量を意味している。ここで用いる際
、分子量は流体力学クロマトグラフ4−技法により測定
される。適当な連弾移動剤には、四塩化炭素、ブロモホ
ルム、及び炭素が2から20のアルキル或いはアルアル
キルメルカプタンがある。連弾移動剤は炭素原子を8か
ら20含む芳香族メルカプタンが好ましい。t−ドデシ
ルメルカプタンが連弾移動剤として極望ましい。連弾移
動剤は、反応するモノマーの重量に対し1から20重量
%、望ましくは5から15重量%の量で用℃・るのが好
ましい。
粘着性成分ケ作る為の重合に用いる各モノマーの量は、
硬質モノマーが30から10口重量%、軟質モノマーが
70から0重量%、共重合可能なカルボン酸が10重量
%以下である。組成物は60から90%の硬質モノマー
 40から10%の軟質モノマー 1から5%のカルボ
ッ酸を含むのが好ましく・。発明説明書及び特許請求の
範囲を通じて用℃・る場合、この様な値は重合ラテック
スのエチレン化工飽和モノマー全含有量ケ基にし1こ値
で、重合メルカプタン含有量は除外される。粘着性成分
ハ、ステレノ、ブタジェン及び不飽和カルボ/酸の共重
合体であることが最も望ま(−(・0その粘着性成分の
数平均分子量は11ロロ0から4.0口口であることが
望ましυ・。
接着性成分の共重合体は、軟質モノマーを乙0から90
%、硬質モノマーン70から1C%、さらに任意で共重
合可能なカルボン酸コモノマーを10%以下含んでいる
のが適当である。好ましい組成物は50から80%の軟
質モノマー 50から20%の硬質モノマー1から5%
の不飽和カルボン酸を含んで℃・る。前記の百分率はエ
チレン化不飽和モノマーの総重量を基にしている。接着
性5X分は、スチレン、ブタジェン、及び共重合可能ナ
カルポン酸の共重合体であることが望ましい。
メルカプタン乞もし入れるのであれば、接着剤成分の0
01から5.0%の量で用いる。
その接着性成分は、ジビニルベンゼン、トリメチロール
プロパントリアクリレート、等々の様な架橋性モノマー
ヲサらに含んでいても良い。
本発明の接着性及び粘着性成分は、通常の乳化重合技法
を用いて作ることができる。従って、例えば用いるモノ
マーと連釦移動剤とを攪拌しながら分散させ、その混合
物を重合補助剤(例えばキレート化剤、ラテ、クス種、
殺菌剤、消泡剤)の様に通常技術的に用いられる他の配
合剤と同時に既知の乳化剤(すなわち界面活性剤)を含
んだ水性媒体中に十分乳化させる。さらにこの様なモノ
マー乞、遊離基開始剤或いは活性化輻射線の様な通常の
遊離基発生源の助けをかりて重合させる。
この重合は、連続性成℃・はバッチ法そのいずれで行っ
ても良い。
最終生成物は、従来の配合或いはブレンド装置を用いて
各成分?−緒にすることによって作られる。さらに、可
塑剤、界面活性剤、充填剤、抗酸化剤、顔料、チキソト
ロープ補助剤(thixatropicaids)、及
び流動補助剤の様な従来の添加物ケ最終配合物に加える
こともできる。
本発明を記載するに当たり、次の実施例は発明をより良
(説明する為のもので限定を意味するものではない。他
に指示がない限り、この文中の全ての重量部、百分率及
び比は固体の乾量に基づいている。
粘着付与性成分の製造 試料1 fa)98部のスチレン、10部のt−ドデシルメルカ
プタン、及び5部の四塩化炭素を含むモノマー充填供給
材を調製した。
(b)18.7部の水、2部ノイタコン酸、及ヒ0.1
4部の水酸化ナトリウムを含む第二のモノマー充填供給
材ケ調製した。
(c)  22.0部の水、0,5部のドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム界面活性剤、及び0,7部の過
硫酸ナトリウムを含む水性充填供給材を調製した。
攪拌器と、前記の充填材を加える為の幾つかの入口とを
有する1ガロン(3,81?)のステンレス鋼製反応器
に、脱イオン水’に61.0部、1%のN−(ヒドロキ
シエチル)エチレンジアミントリ酢酸の三ナトリウム塩
(キラント(chelant)) ko、01部、数平
均直径が305Aでスチレン/アクリル酸の重量比が9
6:4のコポリマーラテックスを3.5部加えた。この
反応器を窒素で充填し、350fpmで攪拌して90℃
まで加熱した。この反応器に、0分を開始点とし全部で
390分以上かけて七ツマー充填供給材(a)Y加えた
。15分後、七ツマー充填材(b1212℃330分以
上かけて加えた。充填材(c)は、0分を開始点とし全
部で630分以上かけて反応器に加えた。全ての充填材
を加え終えた後、窒素雰囲気下、90℃で1時間反応し
続げた。
得られたラテックス(スチレン/イタコン酸=98/2
 )は、10%の1−ドデシルメルカプタンと5%の四
塩化炭素残留物とを含んでおり、見掛の数平均分子量は
1,600であった。
試料2 試料1と同様な方法で、78部のスチレン、20部のブ
タジェン、及び2部のイタコン酸とから成るモノマー組
成物を用い、極低分子量のラテックス粒子を調久しだ。
t−ドデシルメルカプタンの含有量は10%であった。
四塩化炭素残留物の含有量は5%だった。
試料3−7 七ツマー充填材fa)としてスチレン及びブタジェンモ
ノマーの混合物を充填することを除いては、試料1に記
載されているのと同様な連続添加乳化方法を用い、さら
に粘着付与性成分を作った。七ツマ−の量は、表Iに示
したポリマー組成物を供給する様に変化させ二。実施例
1で用い1こスチレンの当量と同じ当量で、スチレンと
ブタジェンと2含むモノマー充填材(a)乞、四塩化炭
素及びt−ドデシルメルカブタンと共に、始点’YO分
として全部で270分以上かげて反応器に加えた。残り
の充填材(b)と(c)は、前記と同じにした。充填材
(b)は始点を15分とし、全部で210分以上かけて
反応器に加えた。充填材(c)は始点を0分とし、全部
で600分以上かけて反応器に加えた。全ての供給流体
を加え1こ後、反応器内容物は窒素雰囲気下、90℃で
さらに60分間攪拌した。反応器2冷やし、得らn f
、−ラテックスを回収した。
この重合の結果は表Iに示す。
表   I 試料8 68部のスチレン、30部のアクリル酸ブチル及び2部
のt−ドデシルメルカプタンン含むモノマー充填材(a
)2調製し1こ。
18.0部の脱イオン水、2.0部のイタコン酸、及び
0.22部の水酸化ナトリウムケ含むモノマー充填材(
b)を調製し1こ。
0.18部の水酸化ナトリウム、11口部のドブフルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム界面活性剤、及び1.5部
の過硫酸ナトリウムを含んだ七ツマー充填材(c)2調
製した。
攪拌器と、前記充填材を加える為の幾つかの入口とを備
え1こ1ガロンの反応器に、脱イオン水を770部、キ
ラント乞001部、四塩化炭素を10口部、さらに数平
均直径が305Aでスチレン/アクリル酸の比が96=
4のコポリマーラテックス種を6.5部加えた。反応器
に窒素ン充填し、350r+’で攪拌して90℃まで加
熱し1こ。その反応器に、始点20分とし、全部で27
0分かげてモノマー充填材(a)乞加え、始点を0分と
し、全部で6分かけて充填材Fb) ’a?加え1こ。
モノマー充填材(c)は始点を0分とし、全部で270
分かげて反応器に加え1こ。全ての充填物を加え終えた
後、90℃で1時間反応させた。
試料9 モノマー充填材(a)として、スチレン、ブタジェン及
びアクリル酸ブチルモノマーの混合物を用(・ることを
除いては、実施例8の方法乞繰返した。
結果は表Hに示す。
表   ■ 試料A 70倍のブタジェン、28部のスチレン、2部のイタコ
ン酸、2.25部のt−ドデシルメルカプタン、及び3
、0部の四塩化炭素ケ連続供給重合することにより、カ
ルボキシル化さnたスチレン/フリジエンラテックスケ
調製した。得られたラテ、クスの粒子サイズは約105
OAであつアこ。
試料B t−ドデシルメルカプタンのf’Y2.75部とするこ
とを除いては、本質的に試料Aの方法に従ってカルボキ
シル化’g n 1こスチレン/フリジエンラテックス
を調製し1こ。得られ1こラテックスの粒子サイズは約
1050Aであつ1こ。
試料C ブタジェンを65部、スチレンを22部、イタ:’7酸
’に2i、t−ドデシルメルカプタフ22部、さらに四
塩化炭素76部用いることを除いては、本質的に試料A
の技法に従ってカルボキシル化されたスチレン/ブタジ
ェンラテックスを調製した。
得らnr、:−ラテックスの粒子サイズは105OAで
あった。
二成分接着剤の製造と試験 実施例1−9 様々な配合を持つ接着剤を、特定の最終目的に用いるこ
とに関して評価すると同時に、特定の支持体に対して評
価をする為、幾つかの試験を用いた。
(a)  特定の支持体に対する接着性:不法により、
測定しようとする支持体を両面接着テープでガラス板に
固定し1こ。さらに両面接着テープの長方形ス) リッ
プ二枚を、約6 in (15,24crrL)離して
支持体に付げ1こ。そのテープのストリ、プとストリッ
プとの間にある支持体の露出面に、接着剤を平らなフィ
ルム状にして塗布した。その接着剤及び先の両面接着テ
ープのス) IJツブの上に、強化材(′″fなわちチ
ーズクロス)を平らにのせ1こ。その複合材を24時間
かげて乾燥し、さら(で70から72下(21から22
℃)の一定温度、相対湿度50%で一晩状態調整ケし1
こ。接着テープのストリップとストリップとの間で、1
in(2,54crn) 幅のストリップを切り取つ1
こ。両面テープの所でチーズクロスと最初の支持体とを
剥離し、インストロン■接着試験機の向い合わせのジー
へ差し込んだ。さらに剥離速度2in/min。
(5,08cm/mi n、 )及び20 in /m
in、 (50,8cm/ min。
で、剥離接着力(peel adhesion) (1
800)乞測定した。
5.6種の(several)接着剤系を作り、試験法
(a)Kかげ、未処理のポリプロピレンフィルム(モビ
ールピコール■(BicorR)278T) への接着
力を測定し1こ。結果は表■に示す。
表  m 宋 60/400比で配合した この結果は、本発明に従って接着性成分と粘着付与性成
分とを配合することにより、剥離接着力が向上すること
を示唆している。
本試験ケ用し・、組成℃・は板紙にフィルム乞貼合セ1
こ積層構造物に関して、得らt′L1こ接着剤系の性能
を測定し1こ。未配合のアラバマクラフト■紙素材(2
0ボ(ント)、7 X 14 in (17,8crn
X 35.6cm ) K対し、接着剤ケ塗布し1こ。
その接着剤を扁ろ1マイヤー(mayer)  口、ド
を使って縦横方向に引落し1こ。接着剤乞引落し1こ後
、乾℃・て℃・ない接着剤の上に圧カケかけることな(
ポリプロピレンフィルム(モービルビコール■278T
)の未処理面ケのせ1こ。七の積層品を室温で24時間
空気乾燥させアこ。さらにその積層品の上Ky′2in
(1,27c/rL)の切れ目を縦方向に5.6箇所入
れた。
七の積層品ケ水平にし、そのフィルムの端を親指と人差
し指との間にはさんで水平面から約135゜の方向に手
で引張つ1こ。引張る速度は、低速(約180 in/
min、 (457,2cbin /min、 (18
28,8cm/ m1n−) )  との二種の速度ケ
用℃・、温度は40下と726Fの二種の温度を用い1
こ。
続いて、接着剤層破損法で測定を行った。剥離し1こフ
ィルムの表面に繊維の小片(particles)を入
れることにより、繊維引裂け(FT)を測定し1こ。接
着層破損(AF)とは、接着剤層から板組成℃・はフィ
ルムそのいずnかが完全に剥離し1こことを示し、一方
凝集破損(CF)とは、接着剤層が2箇所以上剥離し1
ここと2示している。
±処理のポリプロピレンフィルムに対する基本的な接着
性を測定し1こ同接着剤系ケ、試験法(b)にかケ、未
処理のポリプロピレンフィルムが板紙に接着するその接
着能を測定し1こ。結果は表■に示す。
表 ■ 上表中のデータ乞検分することにより、接着性成分単独
では適切な繊維引裂は性が得られないことがわかる。し
かしながら、この様な成分ケ本発明に従い粘着付与性成
分と配合し左とこ3、得られた接着剤はその系が未処理
のボリブロピレンフィルムヶ紙素材或℃・は板紙の様な
他の支持体へ有効に接着させることができることを示し
た。
IC)  フィルム/紙に貼合せ定積眉墨に関する18
D0剥離接着試験: 積層品は前節fb)に記載さnでいる通りに+−て調製
した。フィルムと板紙にがI−jて、7in (2,5
4cm )幅の切へ目を入れた。そのフィルムをインス
トロ(ね ン 接着試験機で室温下、引張り速度12in/min
、(30,48cm/min、)で18o0に引張った
。接着を破壊させるのに要し1こ引張り刀を破損のモー
ドと共に記録し1こ。
フィルム/紙の接着 5.6種の接着剤系ケ試験法(c)にがけ、コロナ処理
したフィルム(モビールケミカルズ有限責任会社(In
c、)より入手可能なオツパライト(Oppalyt、
e)■TW−3)と板紙支持体との間の接着力を測定し
た。フィルムの試料ケ、様々な接着剤配合物を用いて初
覆し1こ。結果は表■に示す。
表  ■ 上記の試験結果は、従来の粘着付与剤ケ用いる従来の接
着剤配合物技術を駆使して得らnると等しく・、或(・
はそれを上回る接着力が本発明によって可能になること
を示唆している。
(d)  フィルムをフィルムに貼合せ定積眉墨に関す
る接着試験: 不法は、第1フィルム支持体に接着剤を塗布すること、
及びそn’Y 、463マイヤーロツドを用い、約0,
5から0.71bs/ 10ロロft”(0,22から
0,32に9792.9 sq、m )で塗布し1こに
等しいウェブへと弓落とすこととから成っている。さら
にその構造物ケ強制空気炉中で約3分間乾燥し1こ。そ
の被覆しTこウェブの上に第二のフィルム支持体を置(
・1こ。
その積層品の上にJCnケ保護する為−枚の紙ケのせ、
低温(表面温度約150”F(66℃))に設定しにア
イロン乞、手で緩やかな圧カケかけながら紙を横切って
かけ1こ。積層品乞切取って1 in (2,54cm
)幅のストリップを作り、そr¥72in/mIn、 
 でT剥離試験にかげ定。得らnた剥離接着力(fon
ee )はIbs (力)/ i n (kg/cm 
)  で記録した。
接着剤系を試験法fd)Kが1す、フィルムにフィルム
を貼合せた積層品での接着性を測定しL0二枚のコロナ
処理したボップロピレンフィルム(モビールピコール■
278T)は上記の方法により適当に貼合した。T−剥
離接着の結果は表〜1に示す。
表  ■ (e)  感圧接着剤試験: 感圧接着剤候補の接着剤と、粘着テープ会議(Pres
sure 5eusitive Tape Counc
il)(PSTC)法41.5及び7に従って測定した
。剥離接着試験には、比較的強い圧カケかけて塗布した
後、180°の角度でそのテープを剥離することが含ま
れている。速粘着性試験には、比較的弱い圧力をかげて
塗布した後、90°の角度でそのテープを剥離すること
が含まnている。両試験共、テープを剥離するのに要し
1こ力として記録した。剪断力はPSTC腐7に従い、
120’F(49℃)で500グラム<9)の固まりを
用いて測定した。本試験では、炉中で角度2°の剪断力
をかげた。この結果は、定温度で接着乞破損させるのに
要した時間として記録した。
5.6種の接着剤系を試験法(e)Kかげ、その感圧接
着性ケ測定し1こ。試験は72’F(22℃)で行つ1
こ。結果は表■中に示す。
表 ■ 上記の結果は、 本発明が優れた性質を有する感 圧接着剤の製造に適していることを示唆して(・る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)1つ以上の硬質モノマーと1つ以上の軟質モ
    ノマーとのランダム共重合体を含み、そのTgが−70
    ℃から−5℃である接着性成分と、(2)その接着性成
    分と相容性で、その数平均分子量が5,000より低く
    、Tgが−10℃から50℃である粘着付与性成分を含
    み、その接着性成分と粘着付与性成分とが両方共、乳化
    重合法によって別々に作られる接着剤。 2、その接着性成分はラテックスの95%から20%、
    その粘着付与性成分はラテックスの5%から80%を占
    めており、その百分率が乾量を基にして測定されている
    特許請求の範囲第1項に記載の接着剤。 3、その各成分中の硬質モノマーがスチレンで、その各
    成分中の軟質モノマーがブタジエンである特許請求の範
    囲第1項に記載の接着剤。 4、その粘着付与性成分の数平均分子量が1,000か
    ら4,000である特許請求の範囲第1項に記載の接着
    剤。 5、その接着性及び粘着付与性成分が、スチレン、ブタ
    ジエン及びイタコン酸の共重合体を含んでいる特許請求
    の範囲第1項に記載の接着剤。
JP27208790A 1990-10-09 1990-10-09 乳化重合により作られたラテックスベース接着剤 Pending JPH04146985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163477A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Nitto Denko Corp 粘着シート

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JP2010163477A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Nitto Denko Corp 粘着シート

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