JPH04144844A - 給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタに関し、特に給紙カセットに積層し
て収容されている用紙を給送する給紙装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の給紙装置は、給紙ローラを一定の速度で
回転させて用紙を給送していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の給紙装置は、給紙ローラの回転速度によ
り、用紙の給紙ミスや重送のどちらかが発生しやすくな
るという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の給紙装置は、給紙カセットの用紙を給送する給
紙ローラと、前記給紙カセットの給紙方向側の先端に設
けられ複数の用紙が同時に給送されるのを防ぐ分離づめ
と、前記給紙ローラにより給送される用紙を搬送する１
対の中間搬送ローラと、給紙開始時から給紙終了時まで
を分割し、各部分の時間について前記給紙ローラの回転
を制御するローラ回転制御手段とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す。

給紙カセット１と、この給紙カセット１の前上部に位置
するように図示しないプリンタ本体に装備された給紙ロ
ーラ２と、給紙ローラ２の回転速度を制御するローラ回
転制御手段３と、給紙ローラ２から第１図左方に一定の
間隔をおいて相互に対向して図示しないプリンタ本体に
装備された１対の中間搬送ローラ４を備えている。

給紙カセット１の上面は開口しており、内部には底板５
が動作し得るように装備されている。また、この底板５
は、スプリング６により常時上方に付勢されている。こ
の底板５の上部には、複数枚の用紙７が積層状態で載置
され、給紙カセット１内に収容されている。このため、
用紙７はスプリング６の作用により上方に付勢され、そ
の最上位の用紙７ａは、給紙ローラ２の外周部の下面に
圧接させられている。これにより給紙ローラ２が第１図
の時計回りに回転すれば、用紙７ａは中間搬送ローラ４
の方向へ給送される。

給紙カセット１の給紙方向側の上部先端には分離づめ８
があり、給紙ローラ２により複数の用紙７が同時に給送
されるのを防止している。

ローラ回転制御手段３は、給紙ローラ２の回転速度を算
出する演算回路９と、この演算回路９の演算結果に応じ
て、給紙ローラ２の駆動手段としてのモータ１１を駆動
制御する駆動制御回路１０と、モータ１１とにより構成
されている。

次に、上記実施例の動作を第２図を参照して説明する。

まず、用紙吸入命令がされると演算回路９は、給紙開始
時から給紙終了時までを数回に分け、それぞれの部分に
おける給紙ローラ２の回転速度を算出し、駆動制御回路
１０は、この算出結果に応じて給紙ローラ２の駆動手段
であるモータ１１を駆動する。

このように給紙動作過程における各部分で給紙ローラ２
の回転速度を適切にして確実に給紙する。例えば、給紙
動作開始時は、給紙ローラの回転速度を速くして用紙の
搬送力を弱め、用紙間の摩擦力を小さくすることで用紙
の重送を防ぎ、ある一定量搬送したら、それ以降は給紙
ローラの回転速度を遅くして用紙の搬送力を強めていく
ことで、用紙が給紙ローラにより確実に給送されていく
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、給紙ローラの回転速度を
給紙動作過程における各部分にて可変する事により、給
紙時の重送の発生を未然に防ぐ確率がより一層増し、装
置の信頼性を向上せしめる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ本発明の一実施例の概略
機構図および動作を示すフローチャートである。 １・・・給紙カセット、２・・・給紙ローラ、３・・・
ローラ回転制御手段、４・・・中間搬送ローラ、５・・
・底板、６・・・スプリング、７・・・用紙、８・・・
分離づめ、９・・・演算回路、１０・・・駆動制御回路
、１１・・・モータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙カセットの用紙を給送する給紙ローラと、前記給紙
   カセットの給紙方向側の先端に設けられ複数の用紙が同
   時に給送されるのを防ぐ分離づめと、前記給紙ローラに
   より給送される用紙を搬送する１対の中間搬送ローラと
   、給紙開始時から給紙終了時までを分割し、各部分の時
   間について前記給紙ローラの回転を制御するローラ回転
   制御手段とを有することを特徴とする給紙装置。