JPH0414469A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH0414469A
JPH0414469A JP2117835A JP11783590A JPH0414469A JP H0414469 A JPH0414469 A JP H0414469A JP 2117835 A JP2117835 A JP 2117835A JP 11783590 A JP11783590 A JP 11783590A JP H0414469 A JPH0414469 A JP H0414469A
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JP
Japan
Prior art keywords
block
heating elements
thermal head
power supply
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2117835A
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English (en)
Inventor
Takafumi Kobayashi
隆文 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0414469A publication Critical patent/JPH0414469A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サーマルヘッド、特にビデオプリンタに好
適なサーマルヘッドに関する。
〔発明の概要] この発明では、サーマルヘッドにおいて、電源供給部を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に給電するようにしたことによって、プリントアウトされたハードコピーの画像の濃度ムラ、濃度差を軽減でき、画質を向上できるようにしたもの〔従来の技術〕
従来のビデオプリンタに設けられているサーマルヘッド
の構成を第4図に示す。
第4図の構成に於いて、電源電圧V)Iが、サーマルヘ
ッド20に設けられている電源供給部としてのコモン部
分21の両端部22.23に印加されている。このコモ
ン部分21には、例えば、1280本の発熱素子24の
夫々の一端が接続されており、発熱素子24の夫々の他
端は、所定本数毎にドライブ用のIC25に接続されて
いる。尚、コモン部分21は、セラミック基板26の表
面に金属膜27がスパッタリングにて形成されてなるも
のである。また、発熱素子24は、水平方向及び垂直方
向共に、1mm当たり、例えば、6.4素子の割合で配
されている。
第4図中、−点鎖線で示される印画紙28に、画像をプ
リントする時には、図示せぬコントローラからドライブ
用のIC25へ駆動制御信号が供給される。このIC2
5によって、電流が制御され、コモン部分21から発熱
素子24、IC25を経てアースへ流れる。
上述の発熱素子24に電流が流れることで発生する熱に
よって、カラーインクリボンに塗布されている昇華性の
染料が印画紙28に熱転写され、カラー画像が形成され
る。尚、上述の発熱素子24に対する通電時間の長さに
よって画像の濃度がコントロールされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
現在、−船釣に使用されているサーマルへ・ンド20で
は、通電時間、印加電圧が一定でも、導通している発熱
素子24の数によって、プリントアウトされたハードコ
ピーの画像に濃度差が発生してしまうという問題点があ
った。
以下、この点について説明する。
第5図には、第4図のサーマルヘッド20の電気的な等
価回路が示されている。
第5図に於いて、発熱素子24の抵抗値をr〔Ω〕とし
、コモン部分21の抵抗値をRO(Ω〕とする。また、
電源回路29の内部抵抗及び電源回路29とコモン部分
21を結ぶケーブルの抵抗値をR1(Ω〕とする。そし
て、電源電圧をVH(V〕とし、導通している発熱素子
4の数をnにて表す。
第5図に示されるように、発熱素子4における電圧降下
■1は以下の第(1)式にて示される。
従って、導通している発熱素子24の数をnとした時、
発熱素子24.1個当たりの発熱IQnは、通電時間を
tとすると、以下の第(2)式にて示される。
上述の第(1)式を第(2)式に代入すると、以下の第
(3)式が得られる。
第(3)式の上下両辺にntをかけると、以下の第(4
)式が得られる。
上述の第(4)式より明らかなように、n個の発熱素子
24が導通している時の、発熱素子24.1個当たりの
発熱量Qnは、発熱素子24が1個だけ導通している時
よりも低下するもので、この発熱量の差が濃度差となる
従って、上述の第(4)式より明らかなように、ハード
コピーの画像の濃度差は、通電時間、印加電圧を一定と
した場合、通電している発熱素子24の数nが多い程、
また、コモン部分21の抵抗値ROが高い程、大きくな
り、結果として、発熱素子24の数の多いサーマルヘッ
ドはど画質が影響されやすいという問題点があった。
そこで、この問題点を改善するために、一方では、コモ
ン部分21の抵抗値ROを下げるべく、コモン部分21
の材料を変更する、コモン部分21の表面にスパッタリ
ングされている金属膜27の厚さを増す等の対策がなさ
れているが、コストがかかる割に効果が少ない、或いは
形状が大型化してしまう等の問題点があった。
また、上述の濃度差、濃度ムラ等の問題点を改善するた
めに、他方では、通電される発熱素子24の数に応じて
通電時間を増す、いわゆる本数補正を施しているが、発
熱素子24の数が多いサーマルヘッドでは、補正量が大
きくなることからプリントアウトに要する時間が長くな
り、また、場合によっては、補正しきれなくなるという
問題点があった。
特にコンピュータグラフィックスの場合には、濃度差が
一層目立ってしまうという問題点があった。
従って、この発明の目的は、プリントアウトされたハー
ドコピーの画像の濃度差を軽減し得るサーマルヘッドを
提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 この発明に係るサーマルヘッドでは、電源供給部を介し
て発熱素子に駆動電流を供給し、印字するサーマルヘッ
ドに於いて、電源供給部を複数のブロックに分割し、各
ブロック毎に給電するようにした構成としている。
〔作用〕
プリントアウトされた画像の濃度差を軽減するためには
、発熱素子に於ける発熱量を大きくし、導通している発
熱素子の個数によって生ずる発熱量の変動をなるべく少
なくすることが必要である。
発熱量を大きくするには、前述の第(4)式に於ける分
母の(RO+R1)の項を発熱素子の抵抗値rに対して
小さくすること、及び/または、発熱素子の数nを小さ
くすることが必要である。
ところで、電源供給部を複数のブロックに分割し各ブロ
ック毎に給電すれば、前述の第(4)式を各ブロックに
対して適用でき、これに基づいて画像の濃度ムラ、濃度
差を軽減できる。
つまり、電源供給部を複数のブロックに分割しているの
で、各ブロックに属する発熱素子の数を減少させること
ができる。第(4)式によれば、lブロック当りの発熱
素子の数が減少するので、各ブロック内で通電される発
熱素子の数が変化しても、発熱素子1個当たりの発熱量
を増すことができて、導通している発熱素子の個数によ
って生ずる各ブロック内の発熱量の変動を小さくできる
。従って、ハードコピーの画像の濃度ムラ、濃度差を軽
減できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について第1図乃至第3図を
参照して説明する。
第1図は、この発明の一実施例を説明する図である。
第1図の構成に於いて、サーマルヘッド10に設けられ
ている電源供給部としてのコモン部分1が、2つのブロ
ック2.3に分割して形成されている。
電源電圧VHが、コモン部分1の各ブロック2.3の、
夫々一端に供給されている。
そして、コモン部分1には、発熱素子41〜4nの一端
が接続されている。コモン部分lの各ブロック2.3に
は、所定本数の発熱素子4、例えば、発熱素子4の全本
数を1280本とした場合、各ブロック2.3には64
0本ずつ均等に接続されている。
コモン部分1の各ブロック2.3には、発熱素子4の夫
々の一端が接続され、また、発熱素子4の夫々の他端は
、所定本数毎にドライブ用のIC5に接続されている。
尚、上述のコモン部分lは、セラミック基板6の表面に
金属膜7がスパッタリングにて形成されてなるものであ
る。また、上述の発熱素子4は、水平方向及び垂直方向
共に、1■当たり、例えば、6.4素子の割合で配・さ
れている。
ドライブ用のIC5の出力側は、アースされている。
第1図中、−点鎖線で示される印画紙8に画像をプリン
トする時には、図示せぬコントローラからドライブ用の
IC5へ駆動制御信号が供給される。このIC5によっ
て、電流が制御され、コモン部分1の各ブロック2.3
から発熱素子4、IC5を経てアースへ流れる。
上述の発熱素子4に駆動電流が流れることで発生する熱
によって、カラーインクリボンに塗布されている昇華性
の染料が印画紙8に熱転写され、カラー画像が形成され
る。尚、上述の発熱素子4に対する通電時間の長さによ
って、画像の濃度がコントロールされる。
以下、発熱量の変動の減少と、ハードコピーの画像の濃
度差の軽減について説明する。
第1図の等価回路が第2図に示され、また、コモン部分
1に於ける抵抗値の分布が第3図に示されている。
第2図に於いて、コモン部分1の各ブロック2.3の抵
抗値をRoo〔Ω〕とし、また、各ブロック2.3内で
導通している発熱素子4の数をnOにて表すことの他は
、従来と同一符号を用いて表すこととし、重複する説明
を省略する。尚、第2図中、9は電源回路である。
また、第3図に於いて、Llはコモン部分1を分割しな
い場合の抵抗値ROの分布を示し、L2はコモン部分1
を2等分した場合の抵抗値ROOの分布を示している。
図からも明らかなように、縦軸はコモン部分1の抵抗値
RO1ROOを示し、横軸はコモン部分1の長さXを示
している。
分布し2の最高値RL2及び、分布し1の最高値RLI
は、コモン部分1の長さxcの(1/2)の点にある。
分布し2の最高値RL2は、分布し1の最高値RLIの
2倍の抵抗値である。
第2図の等価回路からも明らかなように、抵抗値rと抵
抗値ROOが直列接続されている部分、即ち、発熱素子
4を含むブロック2.3の夫々は、電源回路9に対して
並列に接続されているため、コモン部分1の各ブロック
2.3に対しては、前述の第(4)式が適用できる。
前述の第(4)式中、導通している発熱素子4の数nを
noに変え、発熱素子4.1個当たりの発熱1iQnを
QnOに変えて式を求めると以下に示す第(5)式が得
られる。
上述の第(5)式から明らかなように、発熱素子4の発
熱量QnOを大きくするためには、第(5)式中の分母
の(ROO+R1)の項を発熱素子4の抵抗値rに対し
て小さくすること、及び/または、発熱素子40数nO
を小さくすることが必要である。
前述の第(4)式と、上述の第(5)式とを比較すると
、異なっているのは、左辺の分母の項のみである。
即ち、両式の分母を比較すると、 第(5)式・−−−−(n O・(ROO+R1) 十
r ) ”第(4)式−−−−−−(n ・(RO+R
1) + r :l ”両式に於いて、nOはコモン部
分1をブロック2.3に分割した場合の各ブロックで通
電される発熱素子4の数であるため、n>noである。
従って、第3図の抵抗値の分布から判るように、R00
#ROの領域では、QnO>Qnとなる。
このことから、コモン部分1を複数のブロック2・3に
分割し、各ブロック2.3毎に独立的に給電するように
すれば、各ブロック2・3に属する発熱素子4の数が減
るため、各ブロック2・3内で通電される発熱素子4の
数が変化しても、発熱素子、1個当たりの発熱量QnO
を大きくでき、各ブロック2.3内で通電される発熱さ
れる発熱素子4の数の変化による発熱量QnOの変動を
小さくできる。従って、ハードコピーの画像の濃度ムラ
、濃度差を軽減できる。
また、ハードコピーの画像の濃度ムラ、濃度差を軽減で
きるため、補正量を少なくすることができ、補正を容易
化でき、プリントアウトに要する時間を短縮できる。
この一実施例では、コモン部分1を2つのブロック2.
3に等しく分割しているが、これに限定されるものでは
なく、例えば、3分割、4分割等、任意に分割すること
も可能である。
〔発明の効果〕
この発明に係るサーマルヘッドは、電源供給部を複数の
ブロックに分割しているので、各ブロックに属する発熱
素子の数が減るため、各ブロックに於いて通電される発
熱素子の数が変化しても発熱素子1個当たりの発熱量を
大きくでき、各ブロックに於いて通電される発熱素子の
数の変化による発熱量の変動を小さくできるという効果
がある。
従って、ハードコピーの画像の濃度ムラ、濃度差を軽減
できるという効果がある。
また、ハードコピーの画像の濃度ムラ、濃度差を軽減で
きるため、補正量を少なくすることができ、補正を容易
化でき、プリントアウトに要する時間を短縮できるとい
う効果がある。
そして、従来の電源供給部を複数のブロックに分割する
だけでよいので、従来、電源供給部の改善に要していた
分のコストを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、第2図は第1図
の等価回路図、第3図はコモン部分の抵抗値の分布を示
す図、第4図は従来例を説明する図、 第5図は第4図の等価回路図である。 図面における主要な符号の説明 1.21:コモン部分、 2.3ニブロツク、 24.4:発熱素子、 10.20:サーマルヘッド、 Qn、QnO:発熱量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電源供給部を介して発熱素子に駆動電流を供給し、印字
    するサーマルヘッドに於いて、 上記電源供給部を複数のブロックに分割し、上記各ブロ
    ック毎に給電するようにしたことを特徴とするサーマル
    ヘッド。
JP2117835A 1990-05-08 1990-05-08 サーマルヘッド Pending JPH0414469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117835A JPH0414469A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 サーマルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117835A JPH0414469A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 サーマルヘッド

Publications (1)

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JPH0414469A true JPH0414469A (ja) 1992-01-20

Family

ID=14721430

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JP2117835A Pending JPH0414469A (ja) 1990-05-08 1990-05-08 サーマルヘッド

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JP (1) JPH0414469A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101719A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101719A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ

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