JPH04144174A - 放射線検出器 - Google Patents

放射線検出器

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JPH04144174A
JPH04144174A JP2267852A JP26785290A JPH04144174A JP H04144174 A JPH04144174 A JP H04144174A JP 2267852 A JP2267852 A JP 2267852A JP 26785290 A JP26785290 A JP 26785290A JP H04144174 A JPH04144174 A JP H04144174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scintillator
elements
light
detector
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP2267852A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nakamura
茂 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2267852A priority Critical patent/JPH04144174A/ja
Publication of JPH04144174A publication Critical patent/JPH04144174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、フォトダイオードとシンチレータとが一体化
されて成る放射線検出器に関する。
(従来の技術) 例えばX線CT装置は第9図に示すように、被検体3を
介してX線管1と検出器2が対向して配置され、X線管
1は被検体3に対してX線を曝射しながら検出器2と一
体となって矢印のような方向に回転して、検出器2で検
出されたX線投影データを再構成することにより被検体
3の任意のスライス面に沿った断層像を撮影するように
構成されている。
ここで被検体3のX線投影データを検出する検出器2と
しては、通常X線を光に変換するシンチレータとこの光
を電気信号に変換するフォトダイオードとが一体化され
た構造のものが広く採用されている。詳細には共通基板
上に複数チャンネル(CH)分の例えば16CH又は2
4CH分のシンチレータとフォトダイオードとを一体構
造にした検出器ブロックを形成し、この検出器ブロック
を複数個隣接するように配置して所望CHの検出器を構
成するようにしている。−例として16CHの検出器ブ
ロックを32個配置すれば512CHの検出器が得られ
ることになる。
第6図はこのような検出器ブロック(以下単に検出器と
称する)の製造方法を示すもので、先ず複数の有感部7
a、7b、7c・・・が互いに絶縁されて形成されたフ
ォトダイオード基板7を用意し、この基板7上に厚さt
の接着剤10を介して必要とするC H数の幅寸法に形
成されたシンチレータ基板4を接着する。次にダイヤモ
ンドブレード12を用いて第7図のようにフォトダイオ
ード基板7の有感部7a、7b、7c・・・直上以外の
シンチレータ基板4の領域を切断して、フォトダイオー
ド基板7に達する溝13を形成する。続いて各溝13に
対してスペーサ(光反射板)9を挿入し、接着剤8を介
して各シンチレータ素子4a、4b。
4c、・・・に付着して各素子間を分離する。
第8図(a)及び(b)、(c)はこのようにして製造
された検出器の一部を示す斜視図及び断面図で、第8図
(b)のように更に各シンチレータ素子の表面には光漏
れを防止するための光反射剤5が塗布される。
(発明が解決しようとする課題) ところで従来の検出器では、各シンチレータ素子を分離
するスペーサを接着剤を用いて接着するときに、この接
着剤がシンチレータ素子の表面まで盛り上ることがある
。またスペーサ9のバラツキによって凹みが生じ、そこ
に透明の接着剤8かたまるので、シンチレータ素子で発
生した光の一部かその盛り上り部または凹部を介して隣
りのシンチレータ素子に漏れるので各CH間でクロスト
ークが発生するという問題かある。
例えば第8図(b)、  (c)のように、シンチレー
タ素子4aで発生した光の一部が矢印でのように漏れて
隣のシンチレータ素子4bに漏れるようになる。このた
め検出器で検出されたX線投影データに基いて画像再構
成を行った場合、画像にアーチファクトが生じるので画
質が低下するようになる。
本発明は以上のような問題に対処してなされたもので、
各シンチレータ素子間で発生するクロストークを防止す
るようにした放射線検出器を提供することを目的とする
ものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、互いに絶縁された
複数の有感部が形成されたフォトダイオード基板の各有
感部上に各々スペーサによって分離された複数のシンチ
レータ素子を配置する放射線検出器において、各シンチ
レータ素子表面を光反射膜によって覆いこの光反射膜を
介してスペーサを設けたことを特徴とするものである。
(作 用) 各シンチレータ素子間をスペーサによって分離する際、
予め各シンチレータ素子表面を光反射膜によって覆いこ
の光反射膜を介してスペーサを設けるようにする。これ
によって各シンチレータ素子で発生した光は内部で乱反
射しても、光反射膜によって阻止されるので外部に漏れ
ることはない。従って隣り合ったシンチレータ素子間で
光の漏れは生じないのでクロストロークは防止され、画
像アーチファクトは発生しない。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の放射線検出器の実施例を示す断面図で
、7は複数の有感部7a、7b、7c。
・・・か互いに絶縁されて形成されたフォトダイオード
基板でこの基板7の有感部7a、  7b、  7c。
・・・上には各々対応して複数のシンチレータ素子4a
、4b、4c、・・・か接着剤10を介して配置されて
いる。6は各シンチレータ素子4a、4b。
4c、・・・表面に塗布された光反射膜で例えばアルミ
ニウムが用いられている。各シンチレータ素子4a、4
b、4c、 ・・・間には溝13が形成され、この溝1
3にはスペーサ9が挿入されて接着剤8を介して前記光
反射膜6と接着されている。また各シンチレータ素子の
表面には光反射剤5が塗布されている。なおフォトダイ
オード基板7は予め支持板15上に接着剤16を介して
接着されている。
このような本実施例放射線検出器は次のような方法によ
って製造される。
第2図に示すように支持板15上に接着剤16を介して
フォトダイオード基板7を接着し、更に接着剤10を介
してこの上にシンチレータ基板4を接着する。フォトダ
イオード基板7上には複数の有感部7a、7b、7c、
・・・か不感部14を介して形成されている。次に幅W
tの寸法のダイヤモンドブレード12を用いてフォトダ
イオード基板7の有感部7a、  7b、  7c、・
・・直上以外のシンチレータ基板4の領域を切断して、
フォトダイオード基板7に達する溝13を複数形成する
。すなわちフォトダイオード基板7の不感部14直上の
領域のシンチレータ基板4及び接着剤10を切断して溝
13を形成する。この切断作業は例え(i′シンチレー
タ基板4及び接着剤10として透明材料を用いることに
より、上方から観察しながら作業を行えば有感部7a、
7b、7c、・・・と不感部14とを識別することがで
きるので、目的の領域のみを容易に切断することができ
る。なお切断に用いるダイヤモンドブレード12の幅W
tは第3図に示すように、不感部14の幅whに比べて
小さいものを用いるようにする。もしwt>whである
と有感部7a、  7b、  7c、・・・の受光面積
が小さくなって光電変換特性か低下する原因となる。
なお17は電極を示している。
次に第4図に示すように溝13によって分離された各シ
ンチレータ素子4a、4b、4c、・・・の表面に光反
射膜6として例えばアルミニウムを真空蒸着法により数
オングストローム(A)の膜厚に形成する。この光反射
膜6は溝13内を含む各シンチレータ素子の表面に形成
される。
続いて第5図に示すように谷溝13に対してスペーサ9
を挿入して、接着剤8によって各シンチレータ素子4a
、  4b、  4c、・・・間に接着する。
この場合スペーサ9としては通常X線吸収率の大きい重
金属例えば鉛やタングステン等の薄板を用いて、これに
光を効率良く反射させるための白色ペイント例えばTi
e、、(酸化チタン)等が塗布される。また接着剤8と
してはシリコン樹脂等が用いられる。続いて各シンチレ
ータ素子の表面には光漏れを防止するための光反射剤5
が塗布されることにより、第1図の構造の放射線検出器
が得られる。
このような本実施例によれば、シンチレータ基板の各有
感部上に対応して接着された各シンチレータ素子間をス
ペーサによって分離するに際し、予め各シンチレータ素
子表面を光反射膜によって覆いこの光反射膜を介してス
ペーサを設けるようにしたので、各シンチレータ素子で
発生した光は内部で乱反射しても光反射膜によって阻止
されるため外部に漏れることはない。例えば第1図でシ
ンチレータ素子4aに発生した光は光反射膜6によって
阻止されるため、矢印のように内部で乱反射しても外部
には漏れず、フォトダイオードに導かれて効率的に電気
信号に変換される。
−例としてアルミニウムを光反射膜として用いて数人蒸
着したとき、シンチレータ素子で発光した光の特定波長
において91.8%の反射率で光漏れを防止することが
できた。
これによって各CH間でクロストロークが発生するのを
防止することかできるので、検出器で検出されたX線投
影データに基いて画像再構成を行った場合、画像にアー
チファクトが生じないので画質の低下は防止される。
なお形成すべきCH数は任意に選ぶことかでき、またフ
ォトダイオード及びシンチレータの材料も任意に選ぶこ
とができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、予め各シンチレータ
素子の表面を光反射膜によって覆いこの光反射膜を介し
てスペーサを設けるようにしたので、各シンチレータ素
子から光漏れは生じないため各CH間でのクロストロー
クの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放射線検出器の実施例を示す断面図、
第2図乃至第5図は本実施例検出器の製造方法を示す断
面図、第6図及び第7図は従来検出器の製造方法を示す
断面図、第8図(a)乃至(c)は従来検出器の一部を
示す断面図、第9図はX線CT装置の構成を示す概略図
である。 2・・・検出器、4・・・シンチレータ基板、4a、4
b、4c、・・・シンチレータ素子、6・・・光反射膜
、7・・・ダイオード基板、7a。 7b。 7c。 ・・・有感部、 3・・・溝、 14・・・不感部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  互いに絶縁された複数の有感部が形成されたフォトダ
    イオード基板の各有感部上に各々スペーサによって分離
    された複数のシンチレータ素子を配置する放射線検出器
    において、各シンチレータ素子表面を光反射膜によって
    覆いこの光反射膜を介してスペーサを設けたことを特徴
    とする放射線検出器。
JP2267852A 1990-10-04 1990-10-04 放射線検出器 Pending JPH04144174A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9400855A (nl) * 1993-05-27 1994-12-16 Hitachi Medical Corp Stralingsdetectie-inrichting en werkwijze voor de vervaardiging daarvan.
EP1134596A2 (en) * 1997-02-14 2001-09-19 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detection device and method of making the same
US6940072B2 (en) 1997-02-14 2005-09-06 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detection device and method of making the same

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US6940072B2 (en) 1997-02-14 2005-09-06 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detection device and method of making the same
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