JPH0414406A - プリント基板積層用プレス - Google Patents

プリント基板積層用プレス

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JPH0414406A
JPH0414406A JP2119093A JP11909390A JPH0414406A JP H0414406 A JPH0414406 A JP H0414406A JP 2119093 A JP2119093 A JP 2119093A JP 11909390 A JP11909390 A JP 11909390A JP H0414406 A JPH0414406 A JP H0414406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crosshead
slide
lower mold
printed circuit
ceramic substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2119093A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Oishi
実 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2119093A priority Critical patent/JPH0414406A/ja
Publication of JPH0414406A publication Critical patent/JPH0414406A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリント基板積層用プレスに関し、 圧力解放後のプリント基板の板厚の平均化を図るととも
に、後の焼成工程において割れが発生し難くなるように
することを目的とし、 クロスヘッドとこれに固定される上金型との間、あるい
は、クロスヘッドに向かって昇降するスライドと下金型
との間の一方または双方に板厚調整部材を介在させ、板
厚調整部材の高さを前記両金型の中央部から周辺部に向
かってしだいに減少させる構成とした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリント基板積層用プレス、特に配線パター
ンやビア導体が形成されたグリーンシートを複数枚積層
した後加圧するためのプリント基板積層用プレスに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のセラミック基板積層用プレスは、第5図に示すよ
うに、ベンド106上にボルスタ107を固定し、ボル
スタ107の四隅にタイロッド108を立設しその上端
部にクロスヘッド101を連結している。クロスヘッド
101とボルスタ107との間にはスライド102が昇
降可能に設けられ、このスライド102の4隅にタイロ
ッドI08を挿通することにより、タイロッド108が
スライド102の昇降案内をするように構成しである。
スライド102を昇降駆動する油圧シリンダ109は、
クロスヘッド101に支持させることもあるが、多くの
場合にはボルスタ107に支持させている。
上記クロスヘッド101とこれに固定される上金型10
3aとの間及びスライド102と下金型103bとの間
には熱板104をそれぞれ介在させている。また、クロ
スヘッド101とこれに固定された熱板104との間及
びスライド102とこれに固定された熱板104との間
には断熱材105をそれぞれ介在させている。もっとも
、いずれか一方の熱板104及び断熱材105を省略す
る場合もある。
なお、断熱材105は例えば石綿とコンクリートとの混
合物で形成される。
セラミック基板120を構成するグリーンシートは下金
型103bに形成した角穴形の成形室121内に所定の
順に積み重ねられ、その上に銅箔で作られた中子122
を載せてから油圧シリンダ109を伸長させ、下金型1
03bと上金型103aとで加圧しながら、熱板104
によって加熱することにより、グリーンシートどうしを
圧着させてセラミック基板120が形成される。
中子122は、第6図に示すように、直径が異なる円形
に切り取られた厚さ0.03m5の銅箔122a〜12
2eを同心状に重ねることにより、その厚さを中央部か
ら周辺部にわたって段階的に減少させてあり、この中子
122を挿入することにより、セラミック基板の圧力解
放後の板厚が均一化される。
即ち、従来のセラミック基板積層用プレスムこよって中
子122を使用せずに積層されたセラミック基板120
は、周囲方向に応力が逃されず、板面の中央部の内部応
力が大きくなり、圧力解放後にこの内部応力によってセ
ラミック基板120の中央部が板厚方向に大きく膨張し
、凸レンズ状になる。例えば、360鶴四方で圧力解放
後の板厚が15〜26龍になるセラミック基Vi120
の場合には、中央部と周辺部との板厚の差が400μm
にもなる。
これに対して中子122を使用した場合には、同じ寸法
のセラミック基板120の圧力解放後の中央部と周辺部
との板厚の差を200μm以下に押さえることができる
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の中子122を使用する場合には、セラ
ミック基板120の密度が中央部と周辺部とで異なるの
で、後の焼成工程でセラミック基板120の中央部と周
辺部とで収縮率が異なってくる。しかも、セラミック基
板120の表面に中子122の段付部が圧痕として残留
し、この圧痕の部分では密度がいわば不連続的に変化し
ているので、後の焼成工程において圧痕の部分で収縮率
が不連続的に変化し割れが発生することがある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、圧
力解放後のプリント基板の板厚の平均化を図れるととも
に、後の焼成工程において割れが発生し難くなるように
したプリント基板積層用プレスを提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第1図あるいは第2図に示すように1
、クロスヘッド1とこれに固定される上金型3aとの間
、あるいは、クロスヘッド1に向かって昇降するスライ
ド2と下金型3bとの間の一方または双方に板厚調整部
材5を介在させ、板厚調整部材5の高さを前記両金型3
aの中央部から周辺部に向かってしだいに減少させる、
という手段を講じている。
〔作・  用〕
本発明においては、板厚調整部材5の高さをクロスヘッ
ド2あるいはスライド3の中央部から周辺部に向かって
しだいに減少させているので、加圧時に上金型3aある
いは下金型3bが板厚調整部材5の高さの変化に倣って
変形する。従って、中子122を使用する場合と同様に
、上金型3aと下金型3bとからプリント基板に作用す
る圧力の圧力分布が中央部で大きく、周辺部で小さくな
るように変化し、プリント基板内に発生する内部応力が
中央部と周辺部とで平均化される。
しかしながら、中子122を使用する場合と異なり、プ
リント基板に接触する上金型3aの下面あるいは下金型
3bの成形室の底面の変形は連続的であり、プリント基
板の表面に圧痕を残すことなく、また、プリント基板に
作用する圧力の圧力分布も連続的に変化する。従って、
プリント基板の密度の変化も連続的になる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図はプリント基板としてセラミック基板を用いた本
発明の一実施例に係るセラミック基板積層用プレスの構
成図である。
このプレスの従来と共通する構成は次の通りである。
即ち、ベツド6上にボルスタ7が固定され、ボルスタ7
の四隅に立設したタイロッド8の上端部にクロスヘッド
1を連結している。クロスヘッド1とボルスタ7との間
にはスライド2が昇降可能に設けられ、このスライド2
の4隅にタイロッド8を挿通することにより、タイロッ
ド8がスライド2の昇降案内をするように構成している
。スライド2を昇降駆動する油圧シリンダ9は、ボルス
タ7に支持させている。クロスヘッド1とこれに固定し
た上金型3aとの間及びスライド2と下金型3bとの間
にはそれぞれ熱板4を介在させる。
このプレスの構成のうち従来と異なる点は次の通りであ
る。
即ち、クロスヘッド1とこれに固定した上金型3aとの
間及びスライド2と下金型3bとの間にはそれぞれ板厚
調整部材5を介在させている。この板厚調整部材5の高
さは後述するようにしてクロスヘッド2あるいはスライ
ド3の中央部から周辺部に向かってしだいに減少するよ
うにしている。
本発明において、板厚調整部材5はクロスへラド1とこ
れに固定した上金型3aとの間、あるいは、クロスヘッ
ド1に向かって昇降するスライド2と下金型3bとの間
の一方または双方に設ければよく、例えば第1図に2点
鎖線で示すように、上金型3a(あるいは下金型3b)
と熱板4との間に設けることが可能である。
しかしながら、この実施例では、熱板4から上金型3a
あるいは下金型3bへの伝熱効率を高めため、板厚調整
部材5をクロスヘッドlあるいはスライド2と熱板4と
の間に配置している。この場合、第1図の実線あるいは
1点鎖線に示すように、板厚調整部材5をクロスヘッド
1 (あるいはスライド2)と熱板4との間に配置され
る断熱材105とは別に設けることも可能であるが、こ
こでは、部品点数を削減するため、板厚調整部材5をク
ロスヘッドlあるいはスライド2と熱板4との間に配置
される断熱材で構成している。
断熱材で作られる板厚調整部材5は第3図、第4図に例
示するように、高さが段階的に異なる1群の円柱状のセ
ラミック柱5a〜5eで構成され、第4図に示すように
、最も背が高いセラミック柱5aをクロスヘッド1ある
いはスライド2の中心部に位置させ、それを中心にして
順に背が高いセラミック柱5b〜5eを並べることによ
り、板厚調整部材5の高さをクロスヘッド2あるいはス
ライド3の中央部から周辺部に向かってしだいに減少す
るようにしている。なお、各セラミック柱5a〜5eの
直径dは全て約40mとし、その高さhは25.00m
、25.03鶴、25.06m、25.09鶴及び25
.10mの5段階にしている。
このプレスにおいては、セラミック基板10を構成する
グリーンシートは下金型3bに形成した角穴形の成形室
11内に所定の順に積み重ねられ、油圧シリンダ9を伸
長させることにより下金型すと上金型3aとでグリーン
シートを加圧しながら、熱板4によって加熱することに
より、グリーンシートどうしを圧着させてセラミック基
板10が形成される。
ここで、板厚調整部材5の高さをクロスヘッド2あるい
はスライド3の中央部から周辺部に向かってしだいに減
少させているので、加圧時に上金型3aあるいは下金型
3bが板厚調整部材5の高さの変化に倣って変形する。
従って、中子122を使用する場合と同様に、上金型3
aと下金型3bとからセラミック基板10に作用する圧
力の圧力分布が中央部で大きく、周辺部で小さくなるよ
うに変化し、セラミック基板10内に発生する内部応力
が中央部と周辺部とに平均化される。その結果、例えば
、360鶴四方で圧力解放後の板厚が15〜26mにな
るセラミック基板120の場合には、中央部と周辺部と
の圧力解放後の板厚の差を200μm以下に押さえるこ
とができた。
しかしながら、中子122を使用する場合と異なり、セ
ラミック基板に接触する上金型3aの下面あるいは下金
型3bの成形室の底面の変形は連続的であり、セラミッ
ク基板の表面に圧痕を残すことなく、また、セラミック
基板に作用する圧力の圧力分布も連続的に変化する。従
って、セラミック基板の密度の変化も連続的になる。そ
の結果、後の焼成工程において、セラミック基板10の
中央部と周辺部とで収縮率が異なるが、その変化が連続
的に変化するので、割れの発生をほぼ完全になくすこと
ができた。
以上セラミック基板についてのみ説明したが、この発明
をセラミック基板以外の他のプリント基板に応用するこ
とはもちろん可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、クロスヘッド2あるい
はスライド3の中央部から周辺部に向かってしだいに高
さが減少する板厚調整部材をクロスヘッドと上金型との
間、あるいはスライドと下金型との間の一方または双方
に介在させているので、加圧時にプリント基板内に生じ
る内部応力を中央部と周辺部とで平均化させて圧力解放
後の板厚を平均化させることができる。
しかも、板厚調整部材とプリント基板との間に上金型あ
るいは下金型が介在し、プリント基板と直接接触する加
圧面が円滑な連続面を形成するので、プリント基板の中
央部から周辺部にわたって生じるプリント基板の密度変
化が連続的に変化するので、後の焼成工程で収縮率が連
続的に変化し、割れが発生し難くなる。
図である。
図中、 l・・・クロスヘッド、 2・・・スライド、 3a・−・上金型、 3b・・・下金型、 4・・・熱板、 5・・・板厚調整部材。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図であり、第2図は本発明の一実
施例に係るセラミック基板積層用プレスの構成図であり
、第3図はその板厚調整部材を構成するセラミック柱の
側面図であり、第4図はそのセラミック柱の配置を示す
板厚調整部材の平面図であり、第5図は従来のセラミッ
ク基板積層用プレスの構成図であり、第6図はその中子
の斜視ネ、尤日月の構成図 第 図 セラミック序主■イー・」面図 第 図 実例り列の構成」 第 図 第 図 従土イゲJの檎メ(図 第 図 122a:h片箔 f李ル勢捜1図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕クロスヘッド(1)とこれに固定される上金型(
    3a)との間、あるいは、クロスヘッド(1)に向かっ
    て昇降するスライド(2)と下金型(3b)との間の一
    方または双方に板厚調整部材(5)を介在させ、板厚調
    整部材(5)の高さを前記両金型(3a,3b)の中央
    部から周辺部に向かってしだいに減少させることを特徴
    とするプリント基板積層用プレス。 〔2〕上記クロスヘッド(1)とこれに固定される熱板
    (4)との間、あるいは、スライド(2)とこれに固定
    される熱板(4)との間の一方または双方に前記板厚調
    整部材(5)を介在させ、この板厚調整部材(5)を断
    熱材で構成した請求項1に記載のプリント基板積層用プ
    レス。
JP2119093A 1990-05-08 1990-05-08 プリント基板積層用プレス Pending JPH0414406A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645765A (ja) * 1992-07-27 1994-02-18 Hitachi Ltd 多層セラミック基板の製造装置
KR100691422B1 (ko) * 2005-06-30 2007-03-09 박용수 다양한 성형이 가능한 자동황토블럭제조장치와 이를 이용한황토벽돌의 제조방법
JP2007288157A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Ngk Insulators Ltd セラミックス焼成体及びその製造方法
JP2011014597A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Hitachi Chem Co Ltd 多層配線板の製造方法及び圧力調整用治具
JP2013154510A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Fujitsu Ltd 積層基板製造方法及び積層基板製造装置

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