JPH0414261A - Soi型薄膜トランジスタ - Google Patents
Soi型薄膜トランジスタInfo
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Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、So I (Silicon On工ns
ulating 5ubstrate)構造を有する薄
膜トランジスタに関する。
ulating 5ubstrate)構造を有する薄
膜トランジスタに関する。
薄膜トランジスタは、近年3次元集積回路や、密着セン
サ及び平面デイスプレィ用装置の構成要素として注目さ
れている。特にシリコン薄膜トランジスタにおいては、
結晶性を単結晶のそれに近づけて高性能化を図るととも
に、最近では、膜厚を超薄膜化(0,1μm以下)にす
ることで、固有のメカニズムによって非常に高いモビリ
ティを得ようとする研究がある。
サ及び平面デイスプレィ用装置の構成要素として注目さ
れている。特にシリコン薄膜トランジスタにおいては、
結晶性を単結晶のそれに近づけて高性能化を図るととも
に、最近では、膜厚を超薄膜化(0,1μm以下)にす
ることで、固有のメカニズムによって非常に高いモビリ
ティを得ようとする研究がある。
第13図は従来のSOI構造を有する電界効果トランジ
スタの断面図であり、101は絶縁基板、102はゲー
ト電極、103はゲート絶縁膜、104はチャネル領域
、105及び106はソース、ドレイン領域である。
スタの断面図であり、101は絶縁基板、102はゲー
ト電極、103はゲート絶縁膜、104はチャネル領域
、105及び106はソース、ドレイン領域である。
この様に従来のSOI構造を有する電界効果トランジス
タにおいては、第13図に示す様にチャネル電位はフロ
ーティングにして用いるのが一般的であった。
タにおいては、第13図に示す様にチャネル電位はフロ
ーティングにして用いるのが一般的であった。
[発明が解決しようとしている課題]
[従来の技術]
しかしながら、本発明者らは、S01構造を有する薄膜
トランジスタの全般的な電気特性に関する研究を進めた
結果、半導体層の膜厚が、ある所定の膜厚より薄(なる
と、良く知られたSOi半導体層のフローティングに起
因するドレイン電流の折れ曲がり現象(キンク現象)の
他に、ゲート電圧がO■の時(OFF時)のドレイン耐
圧が、厚膜の場合に比較して急激に劣化することを突き
とめた。これは、OFF時であっても両側を絶縁層で挾
んだ半導体層を形成して構成したSOI型MI 5−F
ETにおいては、発生した少数キャリヤは、ゲー ト絶
縁膜、または他の絶縁層との界面近傍の低ポテンシヤル
領域に蓄積し、その結果、ソース/ドレイン耐圧が劣化
するということである。
トランジスタの全般的な電気特性に関する研究を進めた
結果、半導体層の膜厚が、ある所定の膜厚より薄(なる
と、良く知られたSOi半導体層のフローティングに起
因するドレイン電流の折れ曲がり現象(キンク現象)の
他に、ゲート電圧がO■の時(OFF時)のドレイン耐
圧が、厚膜の場合に比較して急激に劣化することを突き
とめた。これは、OFF時であっても両側を絶縁層で挾
んだ半導体層を形成して構成したSOI型MI 5−F
ETにおいては、発生した少数キャリヤは、ゲー ト絶
縁膜、または他の絶縁層との界面近傍の低ポテンシヤル
領域に蓄積し、その結果、ソース/ドレイン耐圧が劣化
するということである。
[発明の目的]
本発明は、以上のような新しい知見に基づき、SOT構
造のトランジスタにおいて1.薄膜化による高モビリテ
ィ、および低寄生容量といった高特性を維持しつつ、O
FF時のドレイン耐圧の劣化を改善し、より一層微細化
された薄膜トランジスタを実現しようとするものである
。
造のトランジスタにおいて1.薄膜化による高モビリテ
ィ、および低寄生容量といった高特性を維持しつつ、O
FF時のドレイン耐圧の劣化を改善し、より一層微細化
された薄膜トランジスタを実現しようとするものである
。
[課題点を解決するための手段及び作用]本発明によれ
ば、基体上に設けられたゲート電極と、該ゲート電極上
にゲート絶縁膜を介して設けられた半導体層とを有する
SOI型薄膜トランジスタにおいて、 前記半導体層のチャネル領域に対して、前記ゲート電極
と反対側に、該チャネル領域の電位を保持する為の接触
電極が設けられていることを特徴とするSOI型薄膜ト
ランジスタによって、OFF時のソース/ドレイン耐圧
が向上すると同時に、前記接触電極(チャネルコンタク
ト)を設けた事による寄生容量の増加も少な(なるよう
にしたものである。
ば、基体上に設けられたゲート電極と、該ゲート電極上
にゲート絶縁膜を介して設けられた半導体層とを有する
SOI型薄膜トランジスタにおいて、 前記半導体層のチャネル領域に対して、前記ゲート電極
と反対側に、該チャネル領域の電位を保持する為の接触
電極が設けられていることを特徴とするSOI型薄膜ト
ランジスタによって、OFF時のソース/ドレイン耐圧
が向上すると同時に、前記接触電極(チャネルコンタク
ト)を設けた事による寄生容量の増加も少な(なるよう
にしたものである。
[実施例]
(実施例1)
第1図は、本発明によるSOI型薄膜電界効果トランジ
スタの断面図を示す。
スタの断面図を示す。
同図において、1は絶縁基板、2はゲート電極、3はゲ
ート絶縁膜、4はチャネル部、5及び6はソース、ドレ
イン領域である。
ート絶縁膜、4はチャネル部、5及び6はソース、ドレ
イン領域である。
第1図のような構造の電界効果型トランジスタは、ゲー
ト電極2にスイッチング信号を印加し、ソース、ドレイ
ン領域の一方に直流バイアスを印加し、他の一方を接地
し、この時チャネル領域も同時に接地することにより、
機能させることができる。
ト電極2にスイッチング信号を印加し、ソース、ドレイ
ン領域の一方に直流バイアスを印加し、他の一方を接地
し、この時チャネル領域も同時に接地することにより、
機能させることができる。
また第2図は、本実施例の平面図である。第2図におい
て、基板1上に設けられたゲート電極2は、コンタクト
ホール7aを通じて引き出し電極8aに接続されている
。ゲート電極2の上にはゲート絶縁膜を介してチャネル
、ソース、ドレインを形成する半導体層4,5.6が形
成され、コンタクトホール7c、7d、7bを介して、
それぞれ引き出し電極8c、8d、8bと接続されてい
る。ソース、ドレイン領域5.6はチャネル、コンタク
ト部分の半導体領域4と外周が重なっている。
て、基板1上に設けられたゲート電極2は、コンタクト
ホール7aを通じて引き出し電極8aに接続されている
。ゲート電極2の上にはゲート絶縁膜を介してチャネル
、ソース、ドレインを形成する半導体層4,5.6が形
成され、コンタクトホール7c、7d、7bを介して、
それぞれ引き出し電極8c、8d、8bと接続されてい
る。ソース、ドレイン領域5.6はチャネル、コンタク
ト部分の半導体領域4と外周が重なっている。
第3図に、第2図のチャネル・コンタクト部AA°の断
面図を記す。第3図において、9は層間絶縁膜であり、
10はアルミ電極とオーミック接触させるために不純物
を高濃度に拡散させた半導体層である。
面図を記す。第3図において、9は層間絶縁膜であり、
10はアルミ電極とオーミック接触させるために不純物
を高濃度に拡散させた半導体層である。
次に第4図から第9図に従って、本実施例のSOI型薄
膜電界効果トランジスタの作成方法を述べる。
膜電界効果トランジスタの作成方法を述べる。
初めに第4図に示す様に石英基板11上にスパッタリン
グ法によりWSi2膜1100nを堆積させ、その後バ
ターニングする事によりゲート電極12を形成した。
グ法によりWSi2膜1100nを堆積させ、その後バ
ターニングする事によりゲート電極12を形成した。
次に第5図に示す様にゲート絶縁膜13としてSiO□
膜50nmを光CVD法により堆積した。
膜50nmを光CVD法により堆積した。
次に減圧CVD法により多結晶シリコンを1100n堆
積させた後、Arレーザなスリット状に絞り、基板上を
走査させ、溶融再結晶させる事により単結晶化し、更に
全面にイオン打込法により、リンイオンを2 X 10
” atms/am2の濃度で打ち込む。その後素子部
となるところのみを残して前記単結晶をパターニングす
る事により第6図に示すような半導体領域20を形成し
た。
積させた後、Arレーザなスリット状に絞り、基板上を
走査させ、溶融再結晶させる事により単結晶化し、更に
全面にイオン打込法により、リンイオンを2 X 10
” atms/am2の濃度で打ち込む。その後素子部
となるところのみを残して前記単結晶をパターニングす
る事により第6図に示すような半導体領域20を形成し
た。
次にソース、ドレイン領域を形成するためのチャネル領
域となる所にフォトレジスト・パターンを形成してやり
、その後イオン打込法により前記フォトレジスト・パタ
ーンをマスクとしてポロンイオンをI X 10”at
ms/cm2の濃度で打ち込む。
域となる所にフォトレジスト・パターンを形成してやり
、その後イオン打込法により前記フォトレジスト・パタ
ーンをマスクとしてポロンイオンをI X 10”at
ms/cm2の濃度で打ち込む。
次にイオン打ち込みにより破壊された結晶構造を、回復
させ、不純物を活性化させるために、900℃で60分
の熱処理を行なった(第7図)。
させ、不純物を活性化させるために、900℃で60分
の熱処理を行なった(第7図)。
次に層間絶縁膜19として、常圧CVD法によりSiO
□膜を600nm堆積させた後、ゲート電極部、ソース
、ドレイン領域及びチャネルコンタクト部分にコンタク
トホールを形成した(第8図)。
□膜を600nm堆積させた後、ゲート電極部、ソース
、ドレイン領域及びチャネルコンタクト部分にコンタク
トホールを形成した(第8図)。
最後にAl−3i (1%)を、スパッタリング法に
より1μm堆積させた後にパターニングし、弓出し電極
18を形成した後、保護膜22としてP S G (p
hosphosilicate glass)を1μm
堆積した(第9図)。
より1μm堆積させた後にパターニングし、弓出し電極
18を形成した後、保護膜22としてP S G (p
hosphosilicate glass)を1μm
堆積した(第9図)。
上記の手法により作成した電界効果型トランジスタにお
いて、チャネル部の電位を一定電位としての接地電位に
保持した状態で、OFFFF−ソースレインの耐圧がI
OV以上ある事を確認した。
いて、チャネル部の電位を一定電位としての接地電位に
保持した状態で、OFFFF−ソースレインの耐圧がI
OV以上ある事を確認した。
また寄生容量増加の原因となるチャネル領域、及びソー
ス/ドレイン領域以外の半導体領域に関しても、従来基
板側から半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成し
たような構造において、チャネルコンタクトを取る場合
には、ゲート電極とソース/ドレイン領域の位置合せの
マージン、及びゲート電極とコンタクトホールの位置合
せマージンが必要であったが、本発明では、ソース/ド
レイン領域とコンタクトホールの位置合せマージンだけ
で済み、同時にトランジスタの面積も小さくなり、寄生
容量が小さくなった。
ス/ドレイン領域以外の半導体領域に関しても、従来基
板側から半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成し
たような構造において、チャネルコンタクトを取る場合
には、ゲート電極とソース/ドレイン領域の位置合せの
マージン、及びゲート電極とコンタクトホールの位置合
せマージンが必要であったが、本発明では、ソース/ド
レイン領域とコンタクトホールの位置合せマージンだけ
で済み、同時にトランジスタの面積も小さくなり、寄生
容量が小さくなった。
(実施例2)
実施例1においては、ソース、ドレイン領域とチャネル
コンタクト部分の半導体の高濃度層とのリーク電流を防
ぐため、その間に間隔を置く必要があり、寄生容量は、
従来例に比べて小さくはなるが、ゼロには出来ない。
コンタクト部分の半導体の高濃度層とのリーク電流を防
ぐため、その間に間隔を置く必要があり、寄生容量は、
従来例に比べて小さくはなるが、ゼロには出来ない。
そこで本実施例では、第10図のトランジスタの上面図
に示すようにチャネル部14から直接チャネルコンタク
ト17cを取ることを試みた。
に示すようにチャネル部14から直接チャネルコンタク
ト17cを取ることを試みた。
また、第10図のB−B’及びc−c’の断面図を第1
1図及び第12図に示す。
1図及び第12図に示す。
実施例1と同様に、石英基板11上にゲート電極12を
形成した後、ゲート絶縁膜13を堆積させ、その後半導
体領域を形成した。その後ソース、ドレイン領域を形成
し、層間絶縁膜19を堆積させた。次に前記層間絶縁膜
13にコンタクトホール17a〜17dを形成した。こ
の時、第10図に示すように、チャネルコンタクト17
a〜17dをチャネル部分14に設けた。次に電極金属
中のA1がチャネル部14に拡散するのを防止するため
、第11図に示すバリア823として、WSi2を、選
択CVD法でコンタクトホール内にのみ堆積させた。そ
の後Al−3iの引出し電極18a〜18dを形成し、
最後に保護膜22を堆積した。
形成した後、ゲート絶縁膜13を堆積させ、その後半導
体領域を形成した。その後ソース、ドレイン領域を形成
し、層間絶縁膜19を堆積させた。次に前記層間絶縁膜
13にコンタクトホール17a〜17dを形成した。こ
の時、第10図に示すように、チャネルコンタクト17
a〜17dをチャネル部分14に設けた。次に電極金属
中のA1がチャネル部14に拡散するのを防止するため
、第11図に示すバリア823として、WSi2を、選
択CVD法でコンタクトホール内にのみ堆積させた。そ
の後Al−3iの引出し電極18a〜18dを形成し、
最後に保護膜22を堆積した。
上記の製法で作成した電界効果型トランジスタは、チャ
ネル部を一定電位としての接地電位に保持することによ
り、OFF時のソース/ドレイン耐圧が10v以上に向
上すると同時に、それに伴う寄生容量の増加もゼロにす
る事が可能になった。
ネル部を一定電位としての接地電位に保持することによ
り、OFF時のソース/ドレイン耐圧が10v以上に向
上すると同時に、それに伴う寄生容量の増加もゼロにす
る事が可能になった。
[発明の効果]
以上説明した様に、基板側からゲート電極、ゲート絶縁
膜、半導体層を順次積層した構造を持つSOI型薄膜ト
ランジスタにおいて、チャネル領域上に該チャネル部を
一定電位に保持する為の接触電極を設けることによって
、チャネル領域に蓄積する少数キャリヤ、すなわちp−
MOSにおいては正孔が、前記電極より注入された電子
により、またn −M OSにおいては前記電極より放
出される電子により消滅させることができる。このため
、OFF時の絶縁耐圧を著しく向上させる事が可能とな
り、また微細構造となることも含めて前記発明を実施し
た際の寄生容量の増加も、極僅かに抑える事が可能であ
る。
膜、半導体層を順次積層した構造を持つSOI型薄膜ト
ランジスタにおいて、チャネル領域上に該チャネル部を
一定電位に保持する為の接触電極を設けることによって
、チャネル領域に蓄積する少数キャリヤ、すなわちp−
MOSにおいては正孔が、前記電極より注入された電子
により、またn −M OSにおいては前記電極より放
出される電子により消滅させることができる。このため
、OFF時の絶縁耐圧を著しく向上させる事が可能とな
り、また微細構造となることも含めて前記発明を実施し
た際の寄生容量の増加も、極僅かに抑える事が可能であ
る。
以上のような効果から、SOI構造のトランジスタにお
いて、薄膜化による高モビリティ、および低寄生容量と
いった良好な特性を維持しつつ、OFF時のドレイン耐
圧の劣化を改善した高性能な微細化された薄膜トランジ
スタを実現する事が可能となった。
いて、薄膜化による高モビリティ、および低寄生容量と
いった良好な特性を維持しつつ、OFF時のドレイン耐
圧の劣化を改善した高性能な微細化された薄膜トランジ
スタを実現する事が可能となった。
第1図は実施例1の断面及び動作原理を表わす。
第2図は実施例1の平面図を表わす。
第3図は実施例1のチャネルコンタクト部A−A°の断
面図を表わす。 第4図から第9図は実施例1の製法を表わす。 第10図は実施例2の平面図を表わす。 第11図は第10図のB−B’断面図を表わす。 第12図は第10図のc−c’断面図を表わす。 第13図は従来例の断面図及び動作原理を表ゎす。 1.11,101は絶縁基板、 2、12.102はゲート電極、 3.13,103はゲート絶縁膜 4、14.104はチャネル部分、 5、6.15.16.105.106はソース、ドレイ
ン領域、7a、 7b、 7c、 7d、 17a、
17b、 17c、 17dはコンタクトホール。 8a、 8b、 8c、 8d、 18a、 18b、
18c、 18dは引出し電極、10.20は半導体
層、 9.19は層間絶縁膜、 22は保護膜、 23はバリア層である。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第1図 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
面図を表わす。 第4図から第9図は実施例1の製法を表わす。 第10図は実施例2の平面図を表わす。 第11図は第10図のB−B’断面図を表わす。 第12図は第10図のc−c’断面図を表わす。 第13図は従来例の断面図及び動作原理を表ゎす。 1.11,101は絶縁基板、 2、12.102はゲート電極、 3.13,103はゲート絶縁膜 4、14.104はチャネル部分、 5、6.15.16.105.106はソース、ドレイ
ン領域、7a、 7b、 7c、 7d、 17a、
17b、 17c、 17dはコンタクトホール。 8a、 8b、 8c、 8d、 18a、 18b、
18c、 18dは引出し電極、10.20は半導体
層、 9.19は層間絶縁膜、 22は保護膜、 23はバリア層である。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第1図 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 基体上に設けられたゲート電極と、該ゲート電極上に
ゲート絶縁膜を介して設けられた半導体層とを有するS
OI型薄膜トランジスタにおいて、前記半導体層のチャ
ネル領域に対して、前記ゲート電極と反対側に、該チャ
ネル領域の電位を保持する為の接触電極が設けられてい
ることを特徴とするSOI型薄膜トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11684190A JPH0414261A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | Soi型薄膜トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11684190A JPH0414261A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | Soi型薄膜トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414261A true JPH0414261A (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=14696954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11684190A Pending JPH0414261A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | Soi型薄膜トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6730970B1 (en) * | 1999-11-16 | 2004-05-04 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Thin film transistor and fabrication method of the same |
JP2011096795A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Kazufumi Ogawa | Si微粒子を用いたTFT及びその製造方法とそれらを用いたTFTアレイと表示デバイス |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP11684190A patent/JPH0414261A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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