JPH0414224Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0414224Y2 JPH0414224Y2 JP1987060048U JP6004887U JPH0414224Y2 JP H0414224 Y2 JPH0414224 Y2 JP H0414224Y2 JP 1987060048 U JP1987060048 U JP 1987060048U JP 6004887 U JP6004887 U JP 6004887U JP H0414224 Y2 JPH0414224 Y2 JP H0414224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- clip
- magnet
- mandrel
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は磁石付クリツプの構造に関する。
ロ 従来の技術
クリツプは通常二枚の挟み板の各両側を曲起し
て、互の曲起し部を組合せ心棒を通して二枚の挟
み板を結合し、両板の間にばねを介在させて物を
挟むようになつている。このようなクリツプにお
いて一方の挟み板の外面に永久磁石を取付けてス
チール製家具等の吸着させられるようにしたもの
がある。第3図は従来のこの種のクリツプの一例
を示す。このクリツプは下側の挟み板1が磁石2
のヨークを兼ねて周辺が箱状に曲げてあり、中に
磁石2を収納している。3が上側の挟み板、4が
心棒で、5はばねである。この型のクリツプでは
磁石を挟み板に取付けるのに接着剤を用いる必要
があつて、組立上の作業性が悪い。また挟み板が
ヨークを兼ねているので鉄であることを要し、任
意の材料例えばプラスチツクを用いることができ
ず、プラスチツク製のクリツプに磁石を取付ける
ときは、別に皿状のヨークを用いて、そのヨーク
を挟み板に接着し、ヨークに磁石を取付けるよう
にせねばならない。
て、互の曲起し部を組合せ心棒を通して二枚の挟
み板を結合し、両板の間にばねを介在させて物を
挟むようになつている。このようなクリツプにお
いて一方の挟み板の外面に永久磁石を取付けてス
チール製家具等の吸着させられるようにしたもの
がある。第3図は従来のこの種のクリツプの一例
を示す。このクリツプは下側の挟み板1が磁石2
のヨークを兼ねて周辺が箱状に曲げてあり、中に
磁石2を収納している。3が上側の挟み板、4が
心棒で、5はばねである。この型のクリツプでは
磁石を挟み板に取付けるのに接着剤を用いる必要
があつて、組立上の作業性が悪い。また挟み板が
ヨークを兼ねているので鉄であることを要し、任
意の材料例えばプラスチツクを用いることができ
ず、プラスチツク製のクリツプに磁石を取付ける
ときは、別に皿状のヨークを用いて、そのヨーク
を挟み板に接着し、ヨークに磁石を取付けるよう
にせねばならない。
ハ 考案が解決しようとする問題点
本考案は組立の作業性が良好で挟み板の材質選
択が自由であるような磁石付クリツプを提供しよ
うとするものである。
択が自由であるような磁石付クリツプを提供しよ
うとするものである。
ニ 問題点解決のための手段
厚さ方向に着磁した板状永久磁石とこれを両面
から挟むヨーク板とを通して一つの貫通孔を設
け、この貫通孔にクリツプの両方の挟み板を結合
する心棒を貫通させ、ヨークの端縁が一方の挟み
板に穿設した窓孔からその挟み板の外側に覗くよ
うにした。
から挟むヨーク板とを通して一つの貫通孔を設
け、この貫通孔にクリツプの両方の挟み板を結合
する心棒を貫通させ、ヨークの端縁が一方の挟み
板に穿設した窓孔からその挟み板の外側に覗くよ
うにした。
ホ 作用
ヨークで挟んだ磁石にクリツプの挟み板を結合
する心棒を貫通させるので、磁石の取付けに接着
剤を要せず、クリツプ組立ての際磁石の取付けも
行われるので作業性がよく、磁石をヨークに挟ん
で取付けることで吸着力を得ているので、挟み板
の材質が鉄である必要がなく、材料選択が自由で
ある。
する心棒を貫通させるので、磁石の取付けに接着
剤を要せず、クリツプ組立ての際磁石の取付けも
行われるので作業性がよく、磁石をヨークに挟ん
で取付けることで吸着力を得ているので、挟み板
の材質が鉄である必要がなく、材料選択が自由で
ある。
ヘ 実施例
第1図は本考案の一実施例を示す。図で1は下
挟み板、3は上挟み板で4は心棒である。上下挟
み板1,3はプラスチツク成型品で心棒を通す結
合片6が突設されている。心棒4はこの結合片を
貫通して上下の挟み板1,3を結合しており、こ
の心棒にコイルばね5が嵌挿されている。7は板
状の永久磁石で厚さ方向に磁化してある。8は磁
石7を両面から挟むヨークで下縁が磁石7の下縁
より少しはみ出す寸法になつており、ヨーク8お
よび磁石7を通して貫通孔9が設けられていて、
心棒4が通るようになつている。下挟み板1には
結合片6の外側に磁石7とヨーク8を重ねたもの
が覗く窓10が設けられていて、ヨーク8の下縁
は下挟み板1の下面よりわずかに突出している。
挟み板、3は上挟み板で4は心棒である。上下挟
み板1,3はプラスチツク成型品で心棒を通す結
合片6が突設されている。心棒4はこの結合片を
貫通して上下の挟み板1,3を結合しており、こ
の心棒にコイルばね5が嵌挿されている。7は板
状の永久磁石で厚さ方向に磁化してある。8は磁
石7を両面から挟むヨークで下縁が磁石7の下縁
より少しはみ出す寸法になつており、ヨーク8お
よび磁石7を通して貫通孔9が設けられていて、
心棒4が通るようになつている。下挟み板1には
結合片6の外側に磁石7とヨーク8を重ねたもの
が覗く窓10が設けられていて、ヨーク8の下縁
は下挟み板1の下面よりわずかに突出している。
上述したクリツプを組立てるのは通常のクリツ
プと同じで、上下の挟み板1,3を完成時と同じ
位置関係で治具によつて保持し、挟み板1,3の
間にばね5を挿入し、磁石7の両面にヨーク8を
吸着させたものを挟み板の結合片6の両外側に当
てゝ心棒4を通し、心棒の端を抜止め加工すれば
よく、磁石を接着する工程は不要である。
プと同じで、上下の挟み板1,3を完成時と同じ
位置関係で治具によつて保持し、挟み板1,3の
間にばね5を挿入し、磁石7の両面にヨーク8を
吸着させたものを挟み板の結合片6の両外側に当
てゝ心棒4を通し、心棒の端を抜止め加工すれば
よく、磁石を接着する工程は不要である。
上述したクリツプを使うときは下挟み板1をス
チール家具等に当接させれば、下挟み板の窓10
から覗いているヨーク8の下縁が家具面に吸着
し、ヨーク8および磁石7は心棒によつてクリツ
プ全体と結合されているから、クリツプが家具面
に吸着固定される。
チール家具等に当接させれば、下挟み板の窓10
から覗いているヨーク8の下縁が家具面に吸着
し、ヨーク8および磁石7は心棒によつてクリツ
プ全体と結合されているから、クリツプが家具面
に吸着固定される。
ト 効果
本考案磁石付クリツプは上述したような構造で
磁石がクリツプの心棒に嵌挿されているので接着
工程が不要でクリツプ組立ての作業性が良く、磁
石の両側に鉄板を当てゝヨークとしているので挟
み板をヨーク兼用としたものと異り挟み板の材質
選択が自由である。
磁石がクリツプの心棒に嵌挿されているので接着
工程が不要でクリツプ組立ての作業性が良く、磁
石の両側に鉄板を当てゝヨークとしているので挟
み板をヨーク兼用としたものと異り挟み板の材質
選択が自由である。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は同じく左右方向の垂直断面図、第3図は従来
例の縦断側面図である。 1……下挟み板、3……上挟み板、4……心
棒、5……ばね、6……結合片、7……永久磁
石、8……ヨーク、9……貫通孔、10……窓。
図は同じく左右方向の垂直断面図、第3図は従来
例の縦断側面図である。 1……下挟み板、3……上挟み板、4……心
棒、5……ばね、6……結合片、7……永久磁
石、8……ヨーク、9……貫通孔、10……窓。
Claims (1)
- 厚さ方向に着磁した板状永久磁石とこれを両側
から挟むヨーク板とを通して一つの貫通孔を設
け、この貫通孔をクリツプの二つの挟み板の結合
部の心棒孔に一致させて心棒を通し、二枚の挟み
板を結合させると共にその心棒で上記磁石とヨー
クとを保持させ、挟み板の外側に上記ヨークの縁
が覗くようにしてなるクリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987060048U JPH0414224Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987060048U JPH0414224Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166475U JPS63166475U (ja) | 1988-10-28 |
JPH0414224Y2 true JPH0414224Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=30892113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987060048U Expired JPH0414224Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414224Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221517B2 (ja) * | 1972-09-06 | 1977-06-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221517U (ja) * | 1975-08-01 | 1977-02-16 |
-
1987
- 1987-04-21 JP JP1987060048U patent/JPH0414224Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221517B2 (ja) * | 1972-09-06 | 1977-06-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63166475U (ja) | 1988-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3224168U (ja) | パーテーション結合構造 | |
JPH0414224Y2 (ja) | ||
JPH09264306A (ja) | 留め具における吸着具及び留め具における吸着具の組み付け構造 | |
JPH057410Y2 (ja) | ||
JPH0246018Y2 (ja) | ||
JP3059538U (ja) | 永久磁石とこれを用いた磁着具 | |
JPH0736811Y2 (ja) | 自動車のガラス位置決め装置 | |
JPH0623172Y2 (ja) | ブラシ保持器の固定構造 | |
JPS595938Y2 (ja) | 磁石止め具 | |
JPH054258Y2 (ja) | ||
JPS6134709U (ja) | マネキン等の部品接続構造 | |
JP2569151Y2 (ja) | 標尺結合金具 | |
JPS6132803B2 (ja) | ||
JPS6319753U (ja) | ||
JPS61194830U (ja) | ||
JP3026001B2 (ja) | うちわ | |
JPS6016196U (ja) | 電磁型音響変換器 | |
JPH0678417U (ja) | 壁パネルの接合構造 | |
JPS613889U (ja) | 金属製扉 | |
JPS59118121U (ja) | 複合磁気ヘツド | |
JPH0351808U (ja) | ||
JPH0367420A (ja) | 鉄板製操作盤用スイッチカバー | |
JPH0365228U (ja) | ||
JPS5965510U (ja) | インダクタ | |
JPS61168609U (ja) |