JPH04141577A - 酸化チタン半導体薄膜の製造方法 - Google Patents
酸化チタン半導体薄膜の製造方法Info
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- JPH04141577A JPH04141577A JP26204890A JP26204890A JPH04141577A JP H04141577 A JPH04141577 A JP H04141577A JP 26204890 A JP26204890 A JP 26204890A JP 26204890 A JP26204890 A JP 26204890A JP H04141577 A JPH04141577 A JP H04141577A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/34—Sputtering
- C23C14/3407—Cathode assembly for sputtering apparatus, e.g. Target
- C23C14/3414—Metallurgical or chemical aspects of target preparation, e.g. casting, powder metallurgy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
この発明は、酸素センサや湿度センサ用の材料として用
いられる酸化チタン半導体Ti1WI!の製造方法に関
する。
いられる酸化チタン半導体Ti1WI!の製造方法に関
する。
(bl従来の技術
従来より酸化チタン半導体は還元焼成やNbTa等の不
純物ドープによる原子化制御によって製造されている。
純物ドープによる原子化制御によって製造されている。
しかしこれらは焼結体状でしか得られず薄膜状のものは
得られていない0例えば酸化チタンを感湿材料として使
用する湿度センサを製造する場合には、粉末のT i
Otを蒸溜水でねり、櫛形電極が形成された基板上に筆
塗りまたはスプレーで塗布している。
得られていない0例えば酸化チタンを感湿材料として使
用する湿度センサを製造する場合には、粉末のT i
Otを蒸溜水でねり、櫛形電極が形成された基板上に筆
塗りまたはスプレーで塗布している。
また、いわゆるゾルゲル法によって比較的膜厚の薄い酸
化チタン半導体薄膜が製造可能となっている。
化チタン半導体薄膜が製造可能となっている。
fc1発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来の単純な塗布法やゾルゲル法によれ
ば、ゲルの性状と粒子径によって膜厚が決定されるが、
膜厚を非常に薄くすることと膜厚をコントロールして均
一な薄膜を形成することは困難であり、センサとしての
良好な特性(変化率等)が得られない。また、粒子径が
小さく揃った酸化チタン半導体の粉末を製造するために
製造コストが嵩むという間邪もあった。
ば、ゲルの性状と粒子径によって膜厚が決定されるが、
膜厚を非常に薄くすることと膜厚をコントロールして均
一な薄膜を形成することは困難であり、センサとしての
良好な特性(変化率等)が得られない。また、粒子径が
小さく揃った酸化チタン半導体の粉末を製造するために
製造コストが嵩むという間邪もあった。
この発明の目的は、センサとして用いた場合に高感度で
安定した特性を得ることのできる酸化チタン半導体薄膜
の製造方法を提供することにある(d)課題を解決する
ための手段 我々は薄膜で大きな格子欠陥を得るためにスパッタリン
グに注目し、特にスパッタリング雰囲気の検討を行った
結果、不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲気下で酸化
チタンセラミックターゲットを用いてスパッタリングす
ることにより、酸化チタン半導体セラミクスよりも大き
な格子欠陥を生み、比抵抗の著しい減少が得られること
を見出した。
安定した特性を得ることのできる酸化チタン半導体薄膜
の製造方法を提供することにある(d)課題を解決する
ための手段 我々は薄膜で大きな格子欠陥を得るためにスパッタリン
グに注目し、特にスパッタリング雰囲気の検討を行った
結果、不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲気下で酸化
チタンセラミックターゲットを用いてスパッタリングす
ることにより、酸化チタン半導体セラミクスよりも大き
な格子欠陥を生み、比抵抗の著しい減少が得られること
を見出した。
酸化チタンは大気焼成下では絶縁体であるが、Nb等の
不純物をドープするか還元焼成を行うと単導体化する。
不純物をドープするか還元焼成を行うと単導体化する。
しかし熱エスルギーと還元反応だけでは酸化物から大き
な酸素欠陥を得るこはできない。
な酸素欠陥を得るこはできない。
酸化チタンセラミクスに高エスルギーを加えプラズマシ
こした場合、酸化チタン分子プラズマあるいはチタン・
酸素プラズマが住成されると考えられる。この時酸化チ
タンは酸素を遊離するため、必然的に酸素欠陥を形成す
るものと考えられる。
こした場合、酸化チタン分子プラズマあるいはチタン・
酸素プラズマが住成されると考えられる。この時酸化チ
タンは酸素を遊離するため、必然的に酸素欠陥を形成す
るものと考えられる。
また、この時雰囲気が不活性或いは微量酸素下であれば
、雰囲気との反応がないため、酸素欠陥を形成したまま
基板上に薄膜が成長する。仮に雰囲気に多量の酸素を用
いれば、この酸素と反応して絶縁体の酸化チタンTit
膜となり、また例えば窒素を用いれば窒化チタン薄膜と
なり目的から外れるまた、酸素欠陥の安定を図るためる
こ不純物が必要である。このため4価のTiに対して5
価のNbまたはTaをドープする。
、雰囲気との反応がないため、酸素欠陥を形成したまま
基板上に薄膜が成長する。仮に雰囲気に多量の酸素を用
いれば、この酸素と反応して絶縁体の酸化チタンTit
膜となり、また例えば窒素を用いれば窒化チタン薄膜と
なり目的から外れるまた、酸素欠陥の安定を図るためる
こ不純物が必要である。このため4価のTiに対して5
価のNbまたはTaをドープする。
この発明の酸化チタン半導体薄膜の製造方法は、不純物
をド−プした酸化チタンセラミック焼結体をターゲット
としてO〜2VO1%の酸素を含む不活性雰囲気下で基
板上にスパッタリングすることを特徴とする。敦た、上
記不純物としてNbまたはTaを0.01〜30原子%
ドープすることを特徴とする。
をド−プした酸化チタンセラミック焼結体をターゲット
としてO〜2VO1%の酸素を含む不活性雰囲気下で基
板上にスパッタリングすることを特徴とする。敦た、上
記不純物としてNbまたはTaを0.01〜30原子%
ドープすることを特徴とする。
(e)作用
この発明の酸化チタン半導体薄膜の製造方法では、既述
したように不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲気下で
酸化チタンセラミックターゲットを用いたスパッタリン
グが行われるため、基板上には大きな格子欠陥を持った
比抵抗の著しく小さな酸化チタン半導体薄膜が得られる
。しかもターゲットには不純物(NbまたはTa)がド
ープさているため酸化チタンに対し原子価制御が行われ
、安定した格子欠陥が得られる。
したように不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲気下で
酸化チタンセラミックターゲットを用いたスパッタリン
グが行われるため、基板上には大きな格子欠陥を持った
比抵抗の著しく小さな酸化チタン半導体薄膜が得られる
。しかもターゲットには不純物(NbまたはTa)がド
ープさているため酸化チタンに対し原子価制御が行われ
、安定した格子欠陥が得られる。
(f)実施例
この発明の酸化チタン半導体薄膜の製造方法の一実施例
を以下に示す。
を以下に示す。
まず、酸化チタン99mo1%に対して酸化ニオブを1
−01%ドープした材料を湿式混合した後、脱水し、1
000°Cで仮焼成した後、再び粉砕して、固形分量と
して5wt%のバインダ(樹脂成分士溶剤)を加え、湿
式混合で16時間混合した後、直径100m、厚さIo
tmに成形した。
−01%ドープした材料を湿式混合した後、脱水し、1
000°Cで仮焼成した後、再び粉砕して、固形分量と
して5wt%のバインダ(樹脂成分士溶剤)を加え、湿
式混合で16時間混合した後、直径100m、厚さIo
tmに成形した。
成形後1000°C=では1°C/rinの速度で焼成
し、その後1350°Cまでは5℃/l1lnで昇温し
、1350°Cで2時間の焼成を行った。この例では大
気中で焼成を行ったが、大気中1000°Cで一旦焼成
した後、中性あるい還元雰囲気下で1350°Cで焼成
しても 酸化チタン半導体セラミクスをを得ることがで
きる。
し、その後1350°Cまでは5℃/l1lnで昇温し
、1350°Cで2時間の焼成を行った。この例では大
気中で焼成を行ったが、大気中1000°Cで一旦焼成
した後、中性あるい還元雰囲気下で1350°Cで焼成
しても 酸化チタン半導体セラミクスをを得ることがで
きる。
焼成後、スパッタリングの効率を高めるために、セラミ
ック焼結体表面を鏡面研磨した。
ック焼結体表面を鏡面研磨した。
その後、5cm角のアルミナの基板上に上記酸化チタン
セラミックターゲットを用い、Ar雰囲気下でRFスパ
ッタリング法によりn型の酸化チタン半導体薄膜を製膜
した。
セラミックターゲットを用い、Ar雰囲気下でRFスパ
ッタリング法によりn型の酸化チタン半導体薄膜を製膜
した。
スパッタリングの条件は、
基板温度 :150″C〜400°C
高周波出カニ 150W−1,5kW
レート :l〜5μwl/hr
とすることができる。
基板上に形成された酸化チタン単温体頂膿の比抵抗を測
定したところ、0.5Ωcanであり、この価はターゲ
ットに用いた酸化チタン半導体セラミクスの比抵抗10
ΩcI11より20倍小さな値となった(f)発明の効
果 この発明によれば不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲
気下で不純物のドープされた酸化チタンセラミック焼結
体ターゲットを用いてスパッタリングを行うことによっ
て、従来にない大きな格子欠陥をもつ酸化チタン半導体
薄膜を得ることができ、湿度検知、ガス検知ともに高感
度なセンサ用薄膜が得られる。
定したところ、0.5Ωcanであり、この価はターゲ
ットに用いた酸化チタン半導体セラミクスの比抵抗10
ΩcI11より20倍小さな値となった(f)発明の効
果 この発明によれば不活性雰囲気下あるいは微量酸素雰囲
気下で不純物のドープされた酸化チタンセラミック焼結
体ターゲットを用いてスパッタリングを行うことによっ
て、従来にない大きな格子欠陥をもつ酸化チタン半導体
薄膜を得ることができ、湿度検知、ガス検知ともに高感
度なセンサ用薄膜が得られる。
Claims (2)
- (1)不純物をドープした酸化チタンセラミック焼結体
ターゲットを0〜2vol%の酸素を含む不活性雰囲気
下で基板上にスパッタリングすることを特徴とする酸化
チタン半導体薄膜の製造方法。 - (2)不純物としてNbまたはTaを0.01〜30原
子%ドープしたターゲットを用いる請求項(1)記載の
酸化チタン半導体薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26204890A JPH04141577A (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 酸化チタン半導体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26204890A JPH04141577A (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 酸化チタン半導体薄膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04141577A true JPH04141577A (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=17370310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26204890A Pending JPH04141577A (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 酸化チタン半導体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04141577A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6641939B1 (en) | 1998-07-01 | 2003-11-04 | The Morgan Crucible Company Plc | Transition metal oxide doped alumina and methods of making and using |
JP2005206890A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Tohoku Univ | コバルトドープ二酸化チタン膜の作製方法、コバルトドープ二酸化チタン膜、及び多層膜構造 |
JP2007290875A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化チタン系焼結体およびその製造方法 |
JP2008057045A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-13 | Agc Ceramics Co Ltd | 酸化物焼結体スパッタリングターゲット |
US7431808B2 (en) | 2001-08-17 | 2008-10-07 | W.C. Heraeus Gmbh & Co., Kg | Sputter target based on titanium dioxide |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP26204890A patent/JPH04141577A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6641939B1 (en) | 1998-07-01 | 2003-11-04 | The Morgan Crucible Company Plc | Transition metal oxide doped alumina and methods of making and using |
US7431808B2 (en) | 2001-08-17 | 2008-10-07 | W.C. Heraeus Gmbh & Co., Kg | Sputter target based on titanium dioxide |
JP2005206890A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Tohoku Univ | コバルトドープ二酸化チタン膜の作製方法、コバルトドープ二酸化チタン膜、及び多層膜構造 |
JP2007290875A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化チタン系焼結体およびその製造方法 |
JP2008057045A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-13 | Agc Ceramics Co Ltd | 酸化物焼結体スパッタリングターゲット |
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