JPH04141454A - トナージェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、複写機、プリンターなどに応用されるトナー
ジェット記録装置に関する。

［従来の技術］ 従来、このトナージェット記録装置は、トナークラウダ
ーと、アパチャー電極と、対向電極とから構成される。

前記トナークラウダーは、帯電したトナーのクラウドを
発生し、そして、このトナークラウドを、前記アパチャ
ー電極付近に供給する手段である。前記アパチャー電極
は、−列の開口部を備え、前記帯電したトナーのこの開
口部の通過を、電気的に制御する手段である。第５図に
示すように、このアパチャー電極５９は、−列の開口部
（アパチャー）５５を備えた絶縁層５６と、基準電極層
５７と、多数の制御電極層５８とから構成される。前記
基準電極層５７は、前記絶縁層５６の、前記トナークラ
ウダー側に設けられる。

更に、前記制御電極層５８は、前記絶縁層５６の基準電
極層５７の設けられた面の反対面に、前記開口部５５の
周りに、独立に設けられる。

前記対向電極は、紙などの支持体を吸着保持するととも
に、前記アパチャー電極と、対向して配置される。

前記アパチャー電極５９の基準電極層５７は、アースに
、また、前記制御電極層５８は、それぞれの信号ソース
に接続される。また、前記対向電極には、トナー飛翔電
圧（トナーの帯電極性の逆極性の電圧：例えば、プラス
（＋）帯電トナーが、使用されるとき、マイナス（−）
極性の電圧）が、印加される。

［発明が解決しようとする課題］ このトナージェット記録装置によるプリント出力の解像
度は、アパチャー電極の開口部のピッチに依存する。プ
リント出力の解像度を上げるには、この開口部のピッチ
を狭くする必要がある。しかしながら、隣接する開口部
の周りに設けられる制御電極層間での、火花放電を避け
るために、隣接する開口部の間隔を狭くすることができ
なかった。

従って、開口部が、−列に配置されているために、開口
部のピッチを狭くすることができずに、この結果、高解
像度の鮮やかなプリント出力を得ることができなかった
。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、高解像度の鮮やかなプリント出力を得ること
のできるトナージェット記録装置を提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、本発明のトナージェット記
録装置は、アパチャー電極の開１コ部が、紙送り方向に
ずらして配列されることを特徴とする。

［作用］ 」−記の構成を有する本発明によれば、隣接する開口部
の間隔を狭めることなく、開口部のピッチを従来の半分
以下にすることができる。

［実施例コ 以下、本発明を具体化した一実施例を、図面を参照して
説明する。

第１図に於て、ｌ・ナージェット記録装置１９は、記録
部１と、熱定着部２とから構成される。このトナージェ
ット記録装置１９の側部には、挿入口１７と、取り出し
口１８とか、設けられている。

記録部１に於て、前記挿入口１７から入った）１！ｆ通
紙などの媒体Ｐに、画像なとが記録される。そして、熱
定着部２に於いて、この媒体」−の画像なとが定着され
る。更に、媒体Ｐは、ガイド１５を経由して、取り出し
口１８へと送られる。

記録部１は、回転可能なブラシローラ３と、アパチャー
電極９と、対向電極１２とから構成される。前記ブラシ
ローラ３の周囲には、ブラシローラ３の回転方向に沿っ
て、供給ローラ４と、層厚規制部材１１と、掻き部材１
０とが、それぞれ、ブラシローラ３に、接触して設けら
れる。前記ブラシローラ３は、アースに接続されている
。また、前記供給ローラ４は、トナーケースＫによって
、覆われる。そして、このｌ・ナーケースにの内部には
、トナーＴが貯蔵される。

前記ブラシローラ３の上方に、前記アパチャー電極９が
設けられている。前記アパチャー電極９は、多数の開口
部５と、絶縁層６と、基準電極層７と、多数の制御電極
層８とから構成される。第２図に示すように、前記開口
部５は、絶縁層６に開口して設けられ、紙送り方向に交
互にずらして（千鳥足状）配置される。また、前記基準
電極層７は、前記絶縁層６の前記ブラシローラ３側の全
面に設けられる。更に、前記制御電極層８は、前記絶縁
層６の上面に、前記開口部５の周りに、独立に設けられ
る。前記基準電極層７は、アースに、多数の前記制御電
極層８は、それぞれ、多数の信号ソースＳに接続されて
いる。

このアパチャー電極９を挟んで、前記ブラシローラ３の
反対側に、このアパチャー電極９とあるスペースを持っ
て前記対向電極１２が設けられる。

このスペースを、挿入口１７から入って、ガイド１５と
一対の補助ローラ１６とを経由して送られた媒体Ｐが、
通過する。この対向電極１２は、電源Ｅ（マイナス（−
））に接続される。この電圧印加によって、前記アパチ
ャー電極９の開「］部５を通過してきたトナーＴが、媒
体Ｐに移動吸着される。

熱定着部２は、熱源を持ったヒートローラ１３と、プレ
スローラ１４とから構成される。そして、このヒートロ
ーラ１３と、プレスローラ１４とは、媒体Ｐがこの間を
通過できるように、配置される。

次に同図を用いて、本発明のトナージェット記録装置の
動作を説明する。挿入口１７から挿入された媒体Ｐは、
記録部１へ搬送される。記録部１に於て、供給ローラ４
によって、トナーＴが、ブラシローラ３に供給される。

このときトナーＴは、供給ローラ４、及び、ブラシロー
ラ３と接触しつつ、摩擦して、そして、例えば、プラス
（＋）に帯電する。プラス（＋）に帯電したトナーＴは
、ブラシローラ３に担持される。そして、層厚規制部月
１１．によって、このブランローラローラ３に余分に供
給されたトナーＴか、掻き落とされる。

この結果、ブラシローラローラ３」二に、均一なトナー
層が形成される。

そして、アパチャー電極９イ」近に於て、掻き部月１０
によって、ブラシローラ３が掻かれる。そして、弾性に
よって、ブラシがちとに戻るとき、ブラシに適量に担持
されたトナーＴが、跳ね上がる。この結果、トナーＴが
、クラウド状になって、アパチャー電極９に供給される
。

そして、このアパチャー電極９によって、＋−ナーＴの
流れが変調される。この時、このアパチャー電極９の開
口部５が、千鳥足状に配列されているために、隣接する
開口部５の間隔を狭めることなく、開口部のピッチが、
従来の１／２以下になる。この結果、従来に比べて、２
倍の解像度を持ったプリント出力を得ることができる。

次に、対向電極に接続されたマイナス（−）の電源Ｅに
よって、変調されたプラス（＋）帯電したトナーＴは、
対向電極の方へ飛翔する。そして、このトナーＴは、ガ
イド１５と、一対の補助ローラ１６とに導かれてきた媒
体Ｐに吸引される。

その後、媒体Ｐが熱定着部２へと搬送される。

そして、この場所で、前記媒体ＰＩ−の画像が、ヒート
ローラ１３とプレスローラ１４とによって圧接されるこ
とにより、定着される。この定着方法は、一般的な方法
であるため、詳細な説明は省略する。そして、最後に、
画像形成された媒体Ｐが、ガイド１５を経由して、取り
出し口１８へと搬送されて、そして、取り出される。

本発明は、以」二詳述した実施例に限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲に於いて変更を加える
ことができる。

例えば、開口部３５が、第３図に示すように、紙送り方
向にすらして配列されて（フィンガー状）、その周りに
、制御電極層３８が設けられる構成のアパチャー電極３
９を用いることも可能である。

この構成によっても、隣接する開口部の間隔を狭めるこ
となく、開口部のピッチを狭くすることができる。従っ
て、高い解像度を持った鮮やかなプリント出力を得るこ
とかできる。

また、例えば、第４図に示すように、開口部４５が、フ
ィンガー状に、且つ、千鳥足状に配列され、その周りに
、制御電極層４８が設けられる構成のアパチャー電極４
９を用いることも可能である。同様に、この構成によれ
ば、更に高い解像度を持ったプリント出力を得ることが
可能となる。

［発明の効果］ 以」−１詳述したことから明らかなように、本発明のト
ナージェット記録装置によれば、アパチャー電極の開口
部のピッチが、その間隔を狭めることなく、従来の半分
以下にできるために、高い解像度の鮮やかなプリント出
ツｊが得られる。

【図面の簡単な説明】

＝　９ 第１図から第４図までは、本発明を具体化した実施例を
示すもので、第１図は本発明のトナージェット記録装置
の概略構成図、第２図乃至第４図は、このトナージェッ
ト記録装置に備えられるアパチャー電極の開口部の概略
構成図である。また第５図は従来のアパチャー電極の概
略構成図である。 図中、５，３５，４．５．５５は開口部、９．３９　４
９　５９はアパチャー電極、Ｔはトナーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数個の開口部を有するアパチャー電極を備え、こ
   のアパチャー電極を用いて、帯電したトナーの開口部の
   通過を変調することによって、トナー像を形成すること
   のできるトナージェット記録装置において、 このアパチャー電極の開口部が、紙送り方向にずらして
   配列されることを特徴とするトナージェット記録装置。