JP3332255B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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Description
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
録用電極の中には、複数の開口部と、これらの開口部の
周りに各々独立して設けられる制御電極を備え、これら
の制御電極に対して、画像データに基いて選択的にトナ
ー通過電圧、あるいはトナー遮蔽電圧を印加することに
より、開口部に対して帯電したトナーを通過させるか、
否かを制御しようとするものがあった。
たような従来の記録装置の記録用電極において、トナー
通過電圧が印加された制御電極に対応する開口部を通過
したトナーの、支持体まで飛翔する軌跡は、隣接する開
口部の制御電極に印加される電圧によって異なってい
た。そして、この現象は、隣接する制御電極との間に電
界が形成されることにより生じるものであり、この結
果、入力された画像データを忠実に記録することができ
なかった。
になされたものであり、記録用電極の隣接する制御電極
の間に電界が形成されることなく、印加される画像デー
タを忠実に記録することが可能な記録装置を提供するこ
とを目的としている。
に、本発明の記録装置は、絶縁層に対して複数の開口部
が列状に配列され、その絶縁層上面における前記開口部
の周りに各々独立した制御電極を備える記録用電極と、
前記記録用電極の開口部にトナーを供給するトナー供給
機構と、前記制御電極に印加する電圧を制御するための
制御電圧印加回路と、を備え、前記制御電圧印加回路か
ら前記制御電極に電圧を印加し、前記開口部内に電界を
発生させることにより前記トナーの開口部への通過を制
御し、その開口部を通過したトナーにより支持体上に画
像を形成する記録装置において、前記記録用電極は、隣
接する前記制御電極との間に電界が形成されるのを防止
し、前記開口部を通過するトナー流の歪みを抑制するた
めのシールド電極を、前記各制御電極間の絶縁層上面に
備えている。
用電極に設けられたシールド電極が、隣接する制御電極
との間に電界が形成されるのを防止し、開口部を通過す
るトナー流の歪みを抑制する。
参照して説明する。
ャ電極の斜視図である。アパチャ電極1は、絶縁層2
と、絶縁層2に列状に設けられた開口部4と、さらに、
このアパチャ電極1の上面に於いて、前記開口部4の周
りに設けられた制御電極3と、それぞれの制御電極の間
に設けられたシールド電極5とから構成されている。そ
して、前記絶縁層2は、厚み約25μmのポリイミドな
どの樹脂フィルムによって構成されている。また、前記
制御電極3、及びシールド電極5は、スパッタされた銅
膜等によって構成されている。尚、前記開口部4の穴径
は、300dpiの解像度の記録を達成させる場合、約
80μmが望ましい。
り、装置外装26の側部には、挿入口21と取り出し口
22とが設けられており、装置内部には、本発明のアパ
チャ電極1と、対向電極6と、トナー供給装置10とが
設けられている。アパチャ電極1は、台8によって固定
されている。
給装置10が設けられる。このトナー供給装置10は、
トナーケース15によって覆われており、回転可能なト
ナー担持ローラ11と、回転可能な供給ローラ12と、
ブレード13とから構成されている。トナーケース15
の内部には、トナー14が貯蔵されている。供給ローラ
12は、前記トナー担持ローラ11にトナー14が供給
されるように構成されている。前記ブレード13は、ト
ナー担持ローラ11に圧接されて設けられている。更
に、トナー担持ローラ11は、アパチャ電極1の開口部
4に接触して設けられている。
通過できるようなスペースを介して、対向電極6が設け
られている。この対向電極6には、電源7によってプラ
ス1キロボルトの電圧が印加される。この電圧印加によ
って、アパチャ電極1の開口部4を通過してきた帯電ト
ナーが、対向電極6に搬送されてきた支持体に付着して
画像などが形成される。
支持体Pは一対のガイドローラ23によって、挿入口2
1からアパチャ電極1の上部に設けられた対向電極6に
まで搬送されるように構成されている。そして、対向電
極6を通過して画像形成された支持体Pは、内部に熱源
を備えたヒートローラ24とプレスローラ25との間に
まで搬送されて、支持体上のトナーが熱定着されるよう
に構成されている。
ついて、その動作を説明する。
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー担持ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー担持ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー担持ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由してアパ
チャ電極1の開口部4に搬送される。ブレード13によ
って、トナー担持ローラ11に担持されたトナー14
は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
イナス帯電トナー14は、制御電圧印加回路9から制御
電極3に印加される電圧によって、この制御電極3に対
応して設けられた開口部4の通過が制御される。具体的
に述べると、制御電圧印加回路9からトナー通過電圧と
して、プラス75ボルトの電圧が制御電極3に印加され
るとき、接地されたトナー担持ローラ11と制御電極3
との間に、すなわち制御電極3に対応する開口部4の内
部において、マイナス帯電したトナー14が開口部24
を通過できるような電界が発生し、トナー14は開口部
4を通過する。
圧として、マイナス75ボルトの電圧が制御電極3に印
加されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電
極3との間に、すなわちその開口部4内部において、マ
イナス帯電したトナー14が、開口部4の通過を阻止さ
れる電界が発生し、トナー14は開口部4を通過しな
い。
には、シールド電極5が設けられているために、制御電
極間に電界が形成されることなく、開口部4を通過した
トナーの流れをゆがませるようなことはない。
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。
キロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によ
って対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4を通過
してきたトナー14が対向電極6へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
送され、ヒートローラ24、及びプレスローラ25とに
よって挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着さ
れる。そして、トナー像の熱定着された支持体Pは、取
り出し口22へ搬送され、取り出される。
パチャ電極の制御電極間にシールド電極が設けられるた
めに、隣接する制御電極との間に電界が形成されない。
この結果、このアパチャ電極が記録装置に搭載されたと
きに、アパチャ電極を通過したトナーの流れが歪まなく
なって、入力された画像データに忠実な記録を達成でき
るようになる。
るものではなくて、その趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更を加えることは容易である。
例のアパチャ電極における絶縁層2の制御電極3の反対
面に電極36を形成したようなアパチャ電極31を用い
ることも可能である。
ュ状に編んだものを用いることも可能である。この場
合、メッシュのワイヤ毎に少なくとも1本のシールドワ
イヤを設けることとなる。
い、間の制御電極に印加される電圧を0ボルトにするこ
とによって、制御電極同士の電界をシールドすることも
可能である。
ナーを薄層化することによって、帯電させる、いわゆる
1成分系のトナー供給装置を用いたが、トナーにキャリ
アを混合した、いわゆる2成分系のトナー供給装置な
ど、何を用いても良い。
ー担持ローラに接触させていたが、ある程度のスペース
を持って、記録用電極を配置することも可能である。
発明の記録装置によれば、記録用電極の隣接する制御電
極との間にシールド電極を設けているので、隣接する制
御電極との間に電界が形成されることを防止でき、印加
される画像データを忠実に記録することが可能になる。
斜視図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁層に対して複数の開口部が列状に配
列され、その絶縁層上面における前記開口部の周りに各
々独立した制御電極を備える記録用電極と、前記記録用電極の開口部にトナーを供給するトナー供給
機構と、 前記制御電極に印加する電圧を制御するための制御電圧
印加回路と、を備え、 前記制御電圧印加回路から前記制御電極に電圧を印加
し、前記開口部内に電界を発生させることにより前記ト
ナーの開口部への通過を制御し、その開口部を通過した
トナーにより支持体上に画像を形成する記録装置 におい
て、前記記録用電極は、隣接する前記制御電極との間に電界
が形成されるのを防止し、前記開口部を通過するトナー
流の歪みを抑制するためのシールド電極を、前記各制御
電極間の絶縁層上面に備えたことを特徴とする記録装
置 。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP474493A JP3332255B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 記録装置 |
US08/148,514 US5404155A (en) | 1992-11-13 | 1993-11-08 | Image forming apparatus having an aperture electrode with controlled image potential |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP474493A JP3332255B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210893A JPH06210893A (ja) | 1994-08-02 |
JP3332255B2 true JP3332255B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=11592428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP474493A Expired - Fee Related JP3332255B2 (ja) | 1992-11-13 | 1993-01-14 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3332255B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP474493A patent/JP3332255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06210893A (ja) | 1994-08-02 |
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