JPH06305180A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06305180A
JPH06305180A JP10079693A JP10079693A JPH06305180A JP H06305180 A JPH06305180 A JP H06305180A JP 10079693 A JP10079693 A JP 10079693A JP 10079693 A JP10079693 A JP 10079693A JP H06305180 A JPH06305180 A JP H06305180A
Authority
JP
Japan
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toner
roller
electrode
flow control
back electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP10079693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kitamura
哲弥 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP10079693A priority Critical patent/JPH06305180A/ja
Publication of JPH06305180A publication Critical patent/JPH06305180A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーなどの交換が容易で、記録安定性の良
い高画質の記録装置を提供すること。 【構成】 本記録装置の背面電極ローラ6は、アパチャ
電極1との間に0.5mmのギャップを保ち得るように
配設されている。また、このギャップは、プロセスユニ
ットカートリッジ28の製造時において、厳密に制御さ
れる。更には、トナー担持ローラ11と背面電極ローラ
6とは、サイドボード40によって固定されており、プ
ロセスユニットカートリッジ28の交換時などにトナー
担持ローラ11と背面電極ローラ6とのギャップが変化
することのないようになっている。そして、アパチャ電
極1は、トナーケース15に対して、トナー担持ローラ
11に接触した状態で固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置は、開口部を備
え、この開口部の周りに制御電極を備えたトナー流制御
手段と、このトナー流制御手段に対して帯電したトナー
を供給するトナー供給手段と、前記トナー流制御手段の
開口部を通過した帯電したトナーを支持体上に引きつけ
る対向電極とから構成されている。また、上述の記録装
置において、対向電極はトナー流制御手段から0.5m
mの小さなギャップをもって配置され、約1.5キロボ
ルトの高電圧が印加される。更に、メンテナンスフリー
でトナーを交換するために、前記トナー流制御手段とト
ナー供給手段とを一体化して、カートリッジとして交換
できるような構成をした記録装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の記録装置において、カートリッジとし
て、トナー流制御手段とトナー供給装置とが一体化した
ものを交換すると、対向電極とトナー流制御手段との小
さなギャップは容易に変化してしまう。そして、このギ
ャップの変化により、トナー流制御手段の開口部を通過
してきたトナーの軌跡などが変化して、トナー像にむら
が生じていた。また、このギャップが小さくなると、対
向電極に印加された高電圧によって、トナー流制御手段
と、対向電極の間で絶縁破壊が起こって、トナー流制御
手段や、その駆動回路などを破壊して、装置を記録不能
に陥れることがあった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーなどの交換が容易で、記
録安定性の良い高画質の記録装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、トナーの流れを制御するトナ
ー流制御手段と、そのトナー流制御手段に対して、帯電
したトナーを供給するトナー供給手段と、前記トナー流
制御手段により制御されるトナーを支持体に導く対向電
極とを備えるものであり、更には、少なくとも、トナー
流制御手段と対向電極とが一体的に着脱可能に構成され
ている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、トナ
ー等の交換時に、トナー流制御手段と対向電極とが一緒
に着脱されることにより、トナー流制御手段と対向電極
との間のギャップが変化することがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明を適用した記録装置の
構成を示す図である。
【0008】装置外装26の側部には、挿入口21と取
り出し口2とが設けられており、装置内部には、ユーザ
によって交換可能なプロセスユニットカートリッジ28
と、熱定着装置30とが設けられている。プロセスユニ
ットカートリッジ28内部には、トナー流制御手段とし
てのアパチャ電極1と、背面電極としての背面電極ロー
ラ6と、トナー供給装置10とが設けられている。装置
外装26には、蓋27が設けられ、ユーザーがこの蓋2
7を開けることによって、プロセスユニットカートリッ
ジ28を容易にしかも清潔に交換できるように構成され
ている。
【0009】アパチャ電極1は、図2に詳細に示される
ように、絶縁層2の上面に、多数の制御電極3が設けら
れ、更に、このアパチャ電極1を貫くように、列状に設
けられた多数の開口部4を有している。各制御電極3
は、開口部4の周りに配置されている。絶縁層2は、厚
さ12.5μmの高分子樹脂フィルム、望ましくはポリ
イミドによって構成されている。制御電極3は、厚さ1
μmの金属膜、望ましくは、スパッタリング法で形成さ
れた銅によって構成されている。開口部4は、例えば記
録密度300dpiとすると、穴径30μmから150
μm位の貫通穴が望ましい。各制御電極3は制御電圧印
加回路5にそれぞれ接続されている。制御電圧印加回路
5からは、各制御電極3へは、トナー通過電圧として、
プラス20ボルト、トナー遮蔽電圧として、マイナス2
0ボルトが印加されている。
【0010】アパチャ電極1の下部には、トナー供給装
置10が設けられている。このトナー供給装置10は、
トナーケース15によって覆われており、回転可能なト
ナー担持ローラ11と、回転可能な供給ローラ12と、
ブレード13と、アジテータ14とから構成されてい
る。トナーケース15の内部には、トナーTが貯蔵され
ている。アジテータ14は、トナーの凝集を防ぐよう
に、トナーケース15内部のトナーを攪拌しつつ、供給
ローラ12にトナーTを供給するように設けられてい
る。供給ローラ12は、前記トナー担持ローラ11にト
ナーTを供給できるように構成されている。前記ブレー
ド13は、トナー担持ローラ11に圧接されている。ト
ナー担持ローラ11は、例えば、直径20ミリで、表面
がブラスト加工などによって数μmの表面粗さに仕上げ
られたアルミなどの金属製のローラが用いられる。この
トナー供給装置10のトナーケース15には、前記アパ
チャ電極1が、トナー担持ローラ11に接するように、
取り付けられている。
【0011】アパチャ電極1の上方には、導電性のある
アルミなどの金属で構成される背面電極ローラ6が配置
されている。この背面電極ローラ6は、図3に示すよう
に、アパチャ電極1との間に0.5mmのギャップを保
ち得るように配設されている。また、このギャップは、
プロセスユニットカートリッジ28の製造時において、
厳密に制御される。更には、トナー担持ローラ11と背
面電極ローラ6とは、サイドボード40によって固定さ
れており、プロセスユニットカートリッジ28の交換時
などにトナー担持ローラ11と背面電極ローラ6とのギ
ャップが変化することのないようになっている。そし
て、アパチャ電極1は、トナーケース15によって、ト
ナー担持ローラ11に接触した状態で固定されている。
また、サイドボード40の外側において、背面電極ロー
ラ6を駆動するために、ギア41が取り付けられ、トナ
ー担持ローラ11を駆動するためにギア42と連動でき
るように構成されている。
【0012】前記背面電極ローラ6は、プロセスユニッ
トカートリッジ28が記録装置に取り付けられることに
よって、プラス1.5キロボルトの電圧が印加できるよ
うに高圧電源に接続されている。上記構成により、支持
体Pは一対のガイドローラ23によって、挿入口21か
ら背面電極ローラ6に接するように搬送される。そし
て、対向電極ローラ6を通過した後、支持体Pは熱定着
装置30に送られて、すなわち、内部に熱源を備えたヒ
ートローラ32とプレスローラ31との間に搬送され
て、支持体P上のトナーが熱定着されるように構成され
ている。
【0013】次に、上述のように構成される記録装置に
ついて、その動作を説明する。プロセスユニットカート
リッジ28は、工場出荷時において、アパチャ電極1
と、背面電極ローラ6と、トナー供給装置10とが、取
り付け固定されている。特に本発明で、重要視している
アパチャ電極1と、背面電極ローラ6とのギャップは、
図3において、サイドボード40によって、背面電極ロ
ーラ6と、トナー担持ローラ11とが精度良く固定され
ていることと、図1において、トナーケース15によっ
て、アパチャ電極1が、トナー担持ローラ11に接触し
て固定されていることとから、厳密に0.5ミリに設定
されている。
【0014】図1において、トナー供給装置10のトナ
ーケース15に貯蔵されたトナーTは、供給ローラ12
によって、トナー担持ローラ11に供給される。この場
所で、トナーTは、供給ローラ12とトナー担持ローラ
11とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電
する。帯電したトナーTは、トナー担持ローラ11が回
転することによって、ブレード13を経由してアパチャ
電極1の開口部4に搬送される。ブレード13によっ
て、トナー担持ローラ11に担持されたトナー14は、
薄く均一な厚みのトナー層、例えば、トナー粒子が1、
2個の層厚に担持される。
【0015】アパチャ電極1の開口部4に供給されたマ
イナス帯電トナーTは、制御電圧印加回路5から制御電
極3に印加される電圧によって、この制御電極3に対応
して設けられた開口部4の通過が制御される。具体的に
述べると、制御電圧印加回路5からトナー通過電圧とし
て、プラス20ボルトの電圧が制御電極3に印加される
とき、接地されたトナー担持ローラ11と制御電極3と
の間に、すなわち制御電極に対応する開口部4の内部に
おいて、マイナス帯電したトナーTが開口部4を通過で
きるような電界が発生し、トナーTは開口部4を通過す
る。
【0016】また制御電圧印加回路5からトナー遮蔽電
圧として、マイナス20ボルトの電圧が制御電極3に印
加されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電
極3との間に、すなわちその開口部4内部において、マ
イナス帯電したトナーTが、開口部4の通過を阻止され
る電界が発生し、トナーTは開口部4を通過しない。
【0017】挿入口21より装置内部に挿入された支持
体Pは、一対のガイドローラ23によって背面電極ロー
ラ6に搬送される。背面電極ローラ6には高圧電源(図
示せず。)によってプラス1.5キロボルトの電圧が印
加されている。この背面電極ローラ6は、上述したよう
に、アパチャ電極1との間に0.5mmのギャップが精
度良く設けられている。この電圧印加によって背面電極
ローラ6とアパチャ電極1との間にプラス3キロボルト
/mmの電界が形成される。この電界に沿ってアパチャ
電極1の開口部4を通過してきたトナー14が対向電極
ローラ6へ吸引される。そして、背面電極ローラ6に接
するように搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布
される。そして、順次支持体が搬送されることによっ
て、トナー画像が支持体P上に形成される。
【0018】その後、支持体Pは熱定着装置30に搬送
され、ヒートローラ32、及びプレスローラ31とによ
って挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着され
る。そして、トナー像の熱定着された支持体Pは、取り
出し口22へ搬送され、取り出される。
【0019】以上説明したように、本実施例によれば、
背面電極と、トナー流制御手段との間の小さなギャップ
が、プロセスユニットカートリッジの内部に組み込まれ
て、一体化して、工場から出荷されているので、トナー
の交換などのユーザメンテナンスによって変化すること
がなく、正確に一定距離に制御されるようになる。この
結果、トナー流制御手段の開口部を通過してきたトナー
の軌跡などが変化することなく、むらのないトナー像が
形成されるようになる。更に、このギャップが小さくな
ることで、背面電極に印加された高電圧によって、トナ
ー流制御手段と、背面電極の間で絶縁破壊が起こって、
トナー流制御手段や、その駆動回路などを破壊する事も
なくなり、記録安定性の良い高画質の記録装置を提供す
ることができる。
【0020】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなくて、その趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更を加えることができる。
【0021】例えば、本実施例では、トナー流制御手段
と、背面電極と、トナー供給装置とをプロセスユニット
カートリッジとして、一体化する事によって、トナー流
制御手段と、背面電極とのギャップを、ユーザメンテナ
ンスなどによって、変化することのないような構成とし
たが、トナー流制御手段と、背面電極とを一体化したカ
ートリッジを適用することも可能である。
【0022】また、本実施例では、トナーの消耗による
交換時に、トナー流制御手段に接続された制御電圧印加
回路も交換したが、制御電圧印加回路は、非常に高価で
あることから、カートリッジ部品として扱わないように
することも可能である。
【0023】また、本実施例では、背面電極にローラ状
のものを用いたが、板状の電極板を用いてもよいのは、
言うまでもない。
【0024】更には、本実施例においては、トナー供給
装置には、トナーを薄層化して帯電させる、いわゆる1
成分の帯電系を採用しているが、キャリアとトナーを混
合したような、いわゆる2成分系の帯電系などを利用し
てもよい。
【0025】また、本実施例においては、トナー流制御
手段として、絶縁層に開口部を形成したアパチャ電極を
用いたが、例えば、米国特許第5036341号の明細
書に記載されるような編目状の電極体を用いることも容
易である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置によれば、背面電極とトナー流制御手段
との間の小さなギャップが、トナーの交換などのユーザ
メンテナンスなどによって変化することがなく、正確に
一定距離に制御されるようになる。この結果、トナー流
制御手段の開口部を通過してきたトナーの軌跡などが変
化することなく、むらのないトナー像が形成されるよう
になる。また、このギャップが小さくなることで、背面
電極に印加された高電圧によって、トナー流制御手段
と、背面電極の間で絶縁破壊が起こって、トナー流制御
手段や、その駆動回路などを破壊する事もなくなり、記
録安定性の良い高画質の記録装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の構成を具体化した一実施例
を示す概略断面図である。
【図2】図1に示す記録装置に搭載されるトナー流制御
手段としてのアパチャ電極の斜視図である。
【図3】図1に示す記録装置の要部の構成の概要を示す
図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極 2 絶縁層 3 制御電極 4 開口部 6 背面電極ローラ 10 トナー供給装置 11 トナー担持ローラ 15 トナーケース 28 プロセスユニットカートリッジ 40 サイドボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーの流れを制御するトナー流制御手
    段と、 そのトナー流制御手段に対して、帯電したトナーを供給
    するトナー供給手段と、 前記トナー流制御手段により制御されるトナーを支持体
    に導く対向電極とを備える記録装置において、 少なくとも、トナー流制御手段と対向電極とを一体的に
    着脱可能に構成したことを特徴とする記録装置。
JP10079693A 1993-04-27 1993-04-27 記録装置 Pending JPH06305180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10079693A JPH06305180A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10079693A JPH06305180A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH06305180A true JPH06305180A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14283384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10079693A Pending JPH06305180A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 記録装置

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JP (1) JPH06305180A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6079816A (en) * 1997-02-19 2000-06-27 Sharp Kabushika Kaisha Electrostatic image forming apparatus having control electrode protection means

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6079816A (en) * 1997-02-19 2000-06-27 Sharp Kabushika Kaisha Electrostatic image forming apparatus having control electrode protection means

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