JPH04153047A - トナージェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は複写機、プリンター等に応用される非接触直接
変調式の静電記録装置であるトナージェット記録装置に
関するものである。

［従来の技術］ 従来、このトナージェット記録装置は、トナー担持体と
アパチャー電極とから構成される。前記トナー担持体は
帯電したトナーを担持して、前記アパチャー電極付近に
この帯電したトナーを供給する手段である。前記アパチ
ャー電極は、そ′れに画像信号が印加されることによっ
て、帯電した前記ｌ・ナーの流れを変調する制御手段で
ある。そして、この変調されたトナーが普通紙などの支
持体上に投射され、画像なとか形成される。

前記トナージェット記録装置は、例えば特願平２−１０
９０６号の願書に添付した明細書及び図面に開示される
ように、トナー担持体と、掻き部材と、アパチャー電極
とから構成される。前記トナー担持体はブラシローラで
ある。掻き部材はこのブラシローラを掻く。

この構成によれば、前記ブラシローラは大量のトナーを
担持する。そして、大量のトナーはこのブラシローラに
よって前記アパチャー電極付近に供給される。そこで、
前記掻き部材によって前記ブラシローラか掻かれる。そ
して、弾性によってブラシかもとに戻るとき、ブラシに
大量に担持されたトナーが跳ね上がる。この結果、大量
のトナーのクラウドが前記アパチャー電極付近に発生す
る。従って、低電圧駆動の、しかも高速処理可能なトナ
ージェット記録装置が提供される。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前記トナージェット記録装置によれば、
前記ブラシローラに無制限にトナーか供給されていた。

そしてその後、前記掻き部材によってブラシが掻かれて
いた。この結果、トナークラウドが発生し過ぎ、トナー
の消費量が甚大となっていた。従って、装置のランニン
グコストがたいへん高くなっていた。

また、掻き部材で掻いた後のトナーの飛翔方向がアパチ
ャーに向かっているため、アパチャー電極に余計なトナ
ーが付着したりして、装置の頻繁なメンテナンスが必要
となったり、加えて、その飛翔の勢いでアパチャー電極
かＯＦＦ時にもアパチャーをトナーが通過するなとの問
題点かあった。

本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、アパチャー電極の背面に必要な一定量のトナー
を供給することによって、低ランニングコストで、しか
も印字品質の良く、メンテナンスフリーのトナージェッ
ト記録装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するため、本発明のトナージェット記録
装置は、アパチャー電極と、トナー担持体と、トナーの
落下量および位置を制御する落下制御部材とを有し、前
記アパチャー電極は垂直に設けられ、開口部は水平方向
に開けられている構成とした。

［作用］ 上記の構成を有する本発明によれば、帯電されたトナー
が前記トナー担持体によって担持され、前記落下制御部
材に搬送される。そして、前記落下制御部材によりトナ
ーか一定量落下させられる。

その後、その落下方向に対して直交したアパチャーによ
りトナー流が制御される。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図において、１〜ナージエツト記録装置１９は記録
部１と熱定着部２とから構成されている。

このトナージェット記録装置１９の側部には挿入口１７
が、下部には取り出し口１８かそれぞれ設けられている
。記録部１において、前記挿入口１７から入った普通紙
なとの媒体Ｐに画像なとか記録される。そして熱定着部
２において、この媒体上の画像なとが定着される。更に
、媒体Ｐはカイト１５を経由して取り出し口１８へと送
られる。

記録部１は回転可能な担持体３、落下制御部材３０、ア
パチャー電極９、対向電極１２及び基本電極３１とから
構成されている。前記担持体３の周囲には、担持体３の
回転方向に従って、供給ローラ４と層厚規制部材１１と
かそれぞれ担持体３に接触しで設けられている。前記基
本電極３０は電源Ｅ１に接続されている。また、前記供
給ローラ４はトナーケースＫによって覆われている。そ
して、このトナーケースにの内部にはトナーＴか貯蔵さ
れる。

前記担持体３の右上部に、前記落下制御部材３０が、そ
の右側にアパチャー電極９が垂直方向に設けられている
。

第２図に示すように、前記アパチャー電極９は多数のア
パチャー５、絶縁層６、基準電極層７及び多数の制御電
極層８とから構成されている。前記アパチャー５は絶縁
層６に開口して設けられ、−列に配置されている。また
、前記基準電極層７は前記絶縁層６の前記基本電極３１
側に設けられている。更に、前記制御電極層８は前記絶
縁層６の右面でかつ前記アパチャー５の周りに独立に設
けられている。前記基準電極層７はアースに、多数の前
記制御電極層８はそれぞれ多数の信号ソースＳに接続さ
れている。

このアパチャー電極９を挟んで前記担持体３の反対側に
、このアパチャー電極９とあるスペースをもって前記対
向電極１２か設けられている。このスペースを、挿入口
１７から入ってガイド１５と一対の補助ローラ１６とを
経由して送られた媒体Ｐか通過する。この対向電極１２
は電源Ｅ２（−）に接続されている。この電圧印加によ
って、前記アパチャー電極９のアパチャー５を通過して
きたトナーＴが媒体Ｐに移動吸着される。

熱定着部２は熱源を持ったヒートローラ１３とプレスロ
ーラ１４とから構成されている。そして、このヒートロ
ーラ１３とプレスローラ１４とは、媒体Ｐがこの間を通
過できるように配置されている。

次に同図を用いて本発明のトナージェット記録装置の動
作を説明する。挿入口１７から挿入された媒体Ｐは記録
部１へ搬送される。記録部１において、供給ローラ４に
よってトナーＴが担持体３に供給される。このときトナ
ーＴは供給ローラ４及びブラシローラ３と接触しつつ摩
擦して、例えばプラス（＋）に帯電する。プラス（＋）
に帯電したトナーＴは、担持体３に担持される。そして
、層厚規制部材１１によって、この担持体３に余分に供
給されたトナーが掻き落とされる。この結果、担持体３
上に均一なトナー層か形成される。

そして、落下制御部材３ｏまで搬送され、この落下制御
部材３０上を移動してトナーＴが落下し、クラウド状と
なりアパチャー電極９の左側に供給される。

発生したトナークラウドは、電源Ｅ１による電界によっ
てアパチャー電極９の基準電極層７に引き寄せられる。

そして、信号ソースＳからアパチャー電極９の制御電極
層８に印加される電圧によって、トナーの流れが変調さ
れる。この時、変調されるトナーは、アパチャー電極９
左側付近にトナークラウドとして浮遊しているので、前
記信号ソースＳから前記制御電極層８に印加される電圧
は小さくて済む。すなわち低電圧駆動が可能である。

そして、対向電極に接続されたマイナス（−）電源Ｅ２
によって変調され、プラス（＋）帯電したトナーＴは、
対向電極の方へ飛翔する。そして、このトナーＴはガイ
ド１５と一対の補助ローラ１６とに導かれてきた媒体Ｐ
に吸引される。

その後、媒体Ｐが熱定着部２へと搬送される。

そして、ここで前記媒体Ｐ上の画像がヒートローラ１３
とプレスローラ１４とによって圧接されることにより定
着される。この定着方法は一般的な方法であるため詳細
な説明は省略する。そして最後に、画像形成された媒体
Ｐがガイド１５を経由して、取り出し口１８へと搬送さ
れて取り出される。

以上詳述したことから明かなように本実施例によれば、
帯電されたトナーＴか前記トナー担持体３によって担持
され、前記落下制御部材３０に搬送される。そして、前
記落下制御部材３０によりトナーＴか一定囲落下させら
れる。その後、その落下方向に対して直交したアパチャ
ー５によりトナー流か制御されることにより、アパチャ
ー電極９に余計なトナーＴが付着したりして装置の頻繁
なメンテナンスか必要となったり、加えてその飛翔の勢
いでアパチャー電極かＯＦＦ時にもアパチャー５をトナ
ーＴが通過することのない、低ランニングコストでしか
もメンテナンスフリーのトナージェット記録装置１９か
提供される。

尚、本発明は以上詳述した実施例に限定されるものでな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜の変更
を加えることができる。

例えば、落下制御部材３０をトナーＴを帯電させ易い材
料で形成することにより、トナーＴの帯電量を大幅に上
げることかできる。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明のトナージェット記録装置
は、トナーの落下量および位置を制御する落下制御部材
を備え、且つアパチャー電極を垂直に設け、開口が水平
方向に開けられた構成としたので、トナー流が制御され
、低ランニングコストで印字品質の良く、しかもメンテ
ナンスフリーとなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第２図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図はトナージェット記録装置の構成図、
第２図はトナージェット記録装置に用いられるアパチャ
ー電極の斜視図である。 図中、３はトナー担持体、５は開口部（アパチャー）、
９はアパチャー電極、３０は落下制御部材、Ｔはトナー
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、アパチャー電極と、トナー担持体と、トナーの落下
   量および位置を制御する落下制御部材とを有し、前記ア
   パチャー電極は垂直に設けられ、開口部は水平方向に開
   けられていることを特徴とするトナージェット記録装置
   。