JPH0414057A - 複写機の駆動用軸継手 - Google Patents

複写機の駆動用軸継手

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JPH0414057A
JPH0414057A JP2118128A JP11812890A JPH0414057A JP H0414057 A JPH0414057 A JP H0414057A JP 2118128 A JP2118128 A JP 2118128A JP 11812890 A JP11812890 A JP 11812890A JP H0414057 A JPH0414057 A JP H0414057A
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JP
Japan
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transmission body
shaft
pin
hole
coupling
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JP2118128A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Horiuchi
俊宏 堀内
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、複写機の駆動部、特に感光体ドラムの駆動部
に装備される軸継手に関する。
〈従来の技術〉 複写機には、感光体ドラムと、この感光体ドラムに回転
力を伝える伝動機構とをユニット化し、この感光体ユニ
ットを本体のシャーシフレーム内に組み込むようにした
ものがある。
そのような複写機では、感光体ドラムを駆動するための
モータは、シャーシフレーム側に取り付けられており、
組立に当たっで、ンヤーシフレーム内の所定個所に感光
体ユニットをセットした後、ノヤーシフレーム側のモー
タと、感光体ユニット側の伝動機構とを連動連結する必
要がある。
第6図は、従来の複写機における感光体ドラムの駆動部
の構造を示している。同図においで、■は本体のノヤー
ンフレームであっで、このシャーンフレームlにはモー
タ2が取り付けられており、モータ2の駆動軸3はノヤ
ーンフレームlの窓孔から外部に臨んでいる。また、4
は感光体ユニットのフレームであっで、このユニットフ
レーム4には感光体ドラム5が軸架されるほか、感光体
トラム5に回転力を伝達するための受動軸6かブラケッ
ト7および軸受8により軸架されている。この受動軸6
の内端部にはギア9があっで、このギア9は、感光体ド
ラム5の一側に固設したギアIOに噛合している。
また、ユニットフレーム4には位置決めピン11が突設
されていで、この位置決めピン11は、シャーシフレー
ムIの位置決め孔12に挿入される。
そしで、組立に際しては、位置決め孔12に位置決めピ
ン11を挿入することで、感光体ユニットをンヤーンフ
レームI内の所定位置にセットする。そしで、モータ2
側の駆動軸3と、感光体ユニット側の受動軸6とを軸継
手13により結合する。したがっで、この軸継手13に
は、結合分離が容易なものが用いられる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、駆動軸3と受動軸6とを互いに突き合わせた
状態で一体に結合しているだけでは、両軸3,6の間に
若干のずれかあると、駆動時、感光体ドラム5に回転む
らが生したり振動か発生し、コピー画像にぶれができる
このような不具合を防止する対策としで、両軸3.6の
結合部分に緩衝材を介装することが行われている。
この手段によれば、駆動軸3と受動軸6との間に若干の
軸ずれかあっても、回転むらを起こすことなく、回転力
が伝達される。
しかしながら、この手段で効果を上げるには、緩衝材と
して軟質の材料を用いなければならず、緩衝材か軟質で
あると、回転の立ち上がり時の応答性が悪く、感光体ド
ラム5の回転に遅れが生しる。
これに対しで、緩衝材の材質を硬質にすると、立ち上か
り時の応答は速くなるが、緩衝材が振動源となっで、緩
衝材がない場合よりも大きな振動を引き起こすことかあ
る。
したがっで、緩衝材により回転むらや振動を効果的に抑
制することは難しく、現実には、モータ2や感光体ユニ
ットの取付精度を高めるしかなく、組立作業への負担が
極めて大きい。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっで
、駆動軸と受動軸との間に若干の位置ずれがあっても、
回転むらや振動を生じることなく、円滑に回転力の伝達
ができ、しかも回転立ち上がり時の応答性が良い軸継手
を提供することを課題とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の課題を達成するために、第1伝動体と
第2伝動体とを備え、第1伝動体は、駆動軸もしくは受
動軸のいずれか一方の軸の端部に固着され、第2伝動体
は、他方の軸の端部に軸方向スライド自在で、かつ直径
一方向に所要小範囲変位自在に取り付けられ、第1伝動
体側の端面には係合ピンを有し、係合ピンは、第2伝動
体が変位可能な直径方向と直交する直径方向の2個所に
突設され、第1伝動体の端面には、係合ピンが嵌入する
直径方向の長孔が形成されている複写機の駆動用軸継手
を構成した。
く作用〉 上記の構成においで、駆動軸の回転は、その軸端に取り
付けられた一方の伝動体、例えば第1伝動体から、長孔
、係合ピン、第2伝動体を介して受動軸に伝わる。
この場合、両軸の間に若干の軸ずれがあっても、係合ピ
ンか長孔内で変位することで、また、それから約90度
回転した角度位置では、第2伝動体かその取付軸である
受動軸に対して直径方向に変位することで、それぞれ軸
ずれが吸収される。
このような動作は、駆動軸に第2伝動体を設け、受動軸
に第1伝動体を設けた場合も同様である。
〈実施例〉 以下、本発明を図面示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は本発明の軸継手を備えた感光体ドラムの駆動部の断面
図、第2図は軸継手の要部の分解斜視図、第3図および
第4図はいずれも軸継手の結合前の状態を示す断面図、
第5図(A )(B )は作用説明図である。
第1図においで、lは複写機本体のシャーシフレーム、
2はンヤーシフレーム1に取り付けられたモータ、3は
モータ2の駆動軸、4はユニットフレーム、5は感光体
ドラム、6は受動軸、7はブラケット、8は軸受、9は
受動軸6の内端部に取り付けられたギア、10は感光体
ドラム5の一側に固設されたギア、11はユニットフレ
ーム4に突設された位置決めピン、12はンヤーシフレ
ームl側の位置決め孔であり、これらの構成要素は第6
図に示した従来例と同様であり、詳細な説明は省略する
この実施例の構成上の特徴は、駆動軸3と受動軸6との
間に設けられる軸継手14にあり、この軸継手14は、
駆動軸3例の第1伝動体15と、受動軸6側の第2伝動
体16からなる。
第I伝動体I5は、はぼ円盤形で、駆動Ni3の端部に
固着されている。この第1伝動体15は、第2図に明示
するように、受動軸6側の端面に径方向に長い長孔17
を有する。長孔17は、同一の直径方向に位置する2個
を1組として2組4個あり、2組の長孔17.・・は互
いに90度の角度をおいて配設されている。
第2伝動体16は、はぼ円盤形で、第2図に示すように
、軸芯部に直径一方向に長い長袖孔18を有する。一方
、受動軸6の端部には、フライスカットにより角軸部1
9が形成されており、この角軸部19に長軸孔18を嵌
合させることにより、第2伝動体16は、受動軸6の端
部に軸方向スライド自在で、かつ直径一方向に小範囲変
位自在に取り付けられている。
第1図に戻っで、第2伝動体16の背面側には、コイル
ばね20と、このコイルばね20を受ける座金21とが
設けられ、これらの部材により、第2伝動体I6には受
動軸6の先端側への弾力が付勢されている。
また、第2伝動体16は、駆動軸3側の端面に係合ピン
22と倒れ防止ピン23とを有する。
係合ピン22は、第1伝動体15の長孔17に対応する
もので、第2伝動体16が変位しうる直径方向(すなわ
ち長袖孔18の長手方向)と直交する直径方向2個所に
突設されている。この係合ピン22は、第2伝動体I6
を第1伝動体15に対面させた場合、第1伝動体15の
2組の長孔17のうち、一方の組の長孔17に嵌入し、
その嵌入した状態で長孔17の長さ方向に変位しうるち
ので、このように2つの長孔17,17に嵌入すること
で、第2伝動体16を第1伝動体15に対して回転方向
に結合するようになっている。
倒れ防止ピン23は、第1伝動体15の長孔17に比べ
細いもので、第2伝動体16が変位しうる直径方向(長
軸孔I8の長手方向)と同一の直径方向2個所に突設さ
れている。この倒れ防止ピン23は、係合ピン22が2
組の長孔17のうち、一方の組の2つの長孔17に嵌入
した場合、他方の組の2つの長孔17に遊びのある状態
で挿入されるようになっている。
上記の構成においで、組立に際しては、まず、位置決め
孔12に位置決めピン11を挿入することで、感光体ユ
ニットをシャーンフレームI内の所定位置にセットし、
そののち、駆動軸3と受動軸6とを本発明の軸継手14
により結合するのであるか、それまでは、第3図および
第4図に示すように、第2伝動体16をコイルばね20
の弾力に抗して後退させておく。
ユニットフレーム4の位置決めが完了し、はぼ駆動軸3
と受動軸6との軸位置が揃うと、第2伝動体16を駆動
軸3側に前進させ、その前進した位置で、第2伝動体1
6を回していくと、係合ピン22の角度が第1伝動体1
5の長孔17の角度に合致し、2本の係合ピン22がそ
れぞれ長孔17に嵌入する。これと同時に、倒れ防止ピ
ン23も、長孔17の他の2つに角度が合ってこれに挿
入される。
この場合、第2伝動体16の端面から突出しているのが
2本の係合ピン22.22だけであると、これが第1伝
動体15の端面に突き当たったとき、第2伝動体16は
、直径方向の2点支持となるため、第4図に仮想線で示
すように傾斜しで、係合ピン22と長孔17との嵌合に
支障が生じることかある。
ところが、この実施例のように、係合ピン22のほかに
、倒れ防止ピン23があると、これらか第1伝動体15
の端面に突き当たったときは、第2伝動体16は4点支
持となり、傾斜するようなことがなく、係合ピン22と
長孔17とか支障なく嵌合される。
係合ピン22と倒れ防止ピン23とがそれぞれ長孔17
に挿入されることで、第1伝動体15と第2伝動体16
とが回転方向に結合され、これで軸継手14による両軸
の結合が完了する。
このように両軸3,6が結合されると、駆動軸3の回転
は、その軸端に取り付けられ1こ第1伝動体15から、
長孔17、係合ピン22、第2伝動体16を介して受動
軸6に伝わる。その場合、両軸3,6の間に若干の軸ず
れかあっても、回転力は円滑に伝達される。
次に、その場合の回転伝達の動作を第5図(A)(B)
に基づいて説明する。
ここで、第5図(A)に示すように、駆動軸3と受動軸
6との間に軸ずれ(d )かあるとしで、係合ピン22
の並列方向が軸ずれ方向(図で縦方向)に近い角度にあ
るときは、係合ピン22が長孔17内で変位し、第2伝
動体16が第1伝動体15に対して軸ずれした位置で回
転力を受けることになり、軸ずれが吸収された状態で回
転力が伝達される。
また、第5図(B)に示すように、係合ピン22の並列
方向が軸ずれ方向から離れた角度になると、係合ピン2
2は長孔17内で変位できなくなるから、第2伝動体1
6が第1伝動体15と同軸の位置となるが、この第2伝
動体16は、受動軸6に長袖孔18を介して結合してお
り、このときには長袖孔18の長さ方向がほぼ軸ずれ方
向に一致している。そのため、第2伝動体I6は、受動
軸6に対して軸ずれ方向である長袖孔18の長さ方向に
変位する。したかっで、受動軸6は、第1伝動体15お
よび第2伝動体16に対して軸ずれした位置で回転力を
受けることになり、軸ずれが吸収された状態で、回転力
の伝達が行われる。
なお、上記構成の軸継手14は、感光体ドラム5の駆動
部に限らず、その他のユニット化した部分の受動軸と駆
動軸との結合に用いてもよい。
また、図示の実施例では、駆動軸3に第1伝動体15を
設け、受動軸6に第2伝動体16を設けたか、これとは
逆に、駆動軸3に第2伝動体16を設け、受動軸6に第
1伝動体15を設けてもよく、その場合も、上記の実施
例と同様に、軸ずれを吸収した状態での回転力の伝達が
行われる。
さらに、図示の実施例では、コイルばね20により第2
伝動体16を軸方向にスライドさせるようにしたが、第
2伝動体16を第1伝動体15と結合した後は、第2伝
動体16の背面側にストッパーを設けで、該伝動体16
を後退しないようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上性へたように、本発明の軸継手は、食い違い軸継手
として動作するものであっで、駆動軸と受動軸との間に
若干の軸ずれがあっても、その軸ずれを吸収しながら、
円滑に回転力を伝達することができ、感光体ユニット等
の組込みに高い精度か要求されず、複写機の組立作業が
容易となる。
また、本発明の軸継手は、弾性材を介さずに剛体により
回転力を伝達するから、回転の立ち上がり時の応答性が
良好であり、しかも回転むらや振動が発生せず、コピー
画像のふれか生しない。
このほか、請求項第2項に記載したように、第2伝動体
に倒れ防止ピンを設けると、第1伝動体との結合の際、
第2伝動体が傾斜するようなことがなく、支障なく第1
伝動体との結合が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は、本発明の軸継手を備えた複写機の駆動部の断面図、
第2図は軸継手の要部の分解斜視図、第3図および第4
図はいずれも軸継手の結合前の状態を示す断面図、第5
図(A )(B )は作用説明図である。 第6図は従来の駆動部の断面図である。 3・・・駆動軸、6・・・受動軸、14・・・軸継手、
15・・・第1伝動体、16・・・第2伝動体、17・
・・長孔、22・・・係合ピン、23・・・倒れ防止ピ
ン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1伝動体(15)と第2伝動体(16)とを備
    え、 第1伝動体(15)は、駆動軸(3)もしくは受動軸(
    6)のいずれか一方の軸の端部に固着され、第2伝動体
    (16)は、他方の軸の端部に軸方向スライド自在で、
    かつ直径一方向に所要小範囲変位自在に取り付けられ、
    第1伝動体(15)側の端面には係合ピン(22)を有
    し、 係合ピン(22)は、第2伝動体(16)が変位可能な
    直径方向と直交する直径方向の2個所に突設され、 第1伝動体(15)の端面には、係合ピン(22)が嵌
    入する直径方向の長孔(17)が形成されている、 ことを特徴とする複写機の駆動用軸継手。
  2. (2)請求項第1項に記載の軸継手であって、倒れ防止
    ピン(23)を備え、 倒れ防止ピン(23)は、第2伝動体(16)の端面で
    係合ピン(22)が設けられる直径方向とは直交する直
    径方向の2個所に突設され、 長孔(17)は、第1伝動体(15)の端面に周方向9
    0度間隔で4個形成されている、複写機の駆動用軸継手
JP2118128A 1990-05-07 1990-05-07 複写機の駆動用軸継手 Pending JPH0414057A (ja)

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