JPH04139901A - 一体成形誘電体同軸フィルタの製造方法 - Google Patents

一体成形誘電体同軸フィルタの製造方法

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JPH04139901A
JPH04139901A JP26204990A JP26204990A JPH04139901A JP H04139901 A JPH04139901 A JP H04139901A JP 26204990 A JP26204990 A JP 26204990A JP 26204990 A JP26204990 A JP 26204990A JP H04139901 A JPH04139901 A JP H04139901A
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JP
Japan
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slit
inner conductor
coupling
forming
dielectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP26204990A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Miyamoto
博文 宮本
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04139901A publication Critical patent/JPH04139901A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、複数の誘電体同軸共振器を一体成形した一
体成形誘電体同軸フィルタの製造方法に関する。
fbl従来の技術 複数の内導体形成用貫通孔を設けた単一の誘電体ブロッ
クに対し、上記各内導体形成用貫通孔に内導体を形成し
、誘電体ブロックの外周面に外導体を形成した多段の誘
電体共振器がバンドパスフィルタなどとして用いられて
いる。
単一の誘電体ブロックに複数の誘電体同軸共振器を設け
たものにおいては、隣接する共振器間の結合をとるため
の1つの方法として、隣接する内導体(内導体形成用貫
通孔)間に一定深さのスリットを形成している。そして
各共振器間の結合強度を最適値に設定して所定の周波数
特性を有するフィルタを構成している。
隣接する共振器間の結合強度の調整を行うため、従来よ
り主にスリットの深さまたは幅を変える方法と、開放端
に電極を付加する2方法が採られている。
(C1発明が解決しようとする課題 ところが、スリットの深さまたは幅を変えるためには、
誘電体ブロックの成形金型を作り直さなければならす、
コスト高になりしかも開発期間もかかる。また、開放端
に電極を付加する方法では、電極を印刷によりパターン
形成するが、その寸法精度は低く、各製品間にばらつき
が生し易い。
さらに何れの方法によっても必要な精度を得るためには
金型修正・パターン修正を繰り返さなければならなかっ
た。
この発明の目的は、単純な作業で共振器間の結合強度の
調整を行えるようにして上述の問題を解消した一体成形
誘電体同軸フィルタの製造方法を提供することにある。
(d1課題を解決するための手段 この発明の一体成形誘電体同軸フィルタの製造方法は、
複数の内導体形成用貫通孔と、隣接する内導体形成用貫
通孔間に一定深さのスリットを形成した誘電体ブロック
に対し、内導体および外導体を形成した後、上記スリッ
ト形成面の対向面側における内導体間または上記スリッ
トの一部を切削して、隣接する共振器間の結合強度を調
整することを特徴とする。
fe1作用 この発明の一体成形誘電体同軸フィルタの製造方法では
、内導体および外導体の形成された誘電体ブロックに対
し、スリットの一部またはスリット形成面の対向面側に
おける内導体間が切削されることによって、隣接する共
振器間の結合強度が調整される。
一般に、一体成形誘電体同軸フィルタにおいて、各共振
器間は電界および磁界で結合しており、開放面側にスリ
ットを設けると電界結合が弱まって全体に磁界結合によ
り結合する。逆に、短絡面側にスリットを設けると磁界
結合が弱まって全体に電界結合により結合する。したが
って、スリットの一部またはスリットの反対面(スリッ
ト形成面の対向面側における内導体間)を切削すること
によって上記電界結合または磁界結合のバランスが変化
し、このことにより共振器間の結合強度が調整される。
スリットの形成位置と結合強度の調整方法との関係は次
の通りである。
■スリットが短絡面側に設けられ、スリット内に電極が
無い場合、 結合を強めるときスリット内を切削する。
結合を弱めるとき、スリット形成面の対向面(開放面)
側における内導体間を切削する。
■スリットが短絡面側に設けられ、スリット内に電極が
ある場合、 結合を強めるときはスリンI・内の電極を切削する。
結合を弱めるときは、スリット形成面の対向面(開放面
)側における内導体間を切削する。
■スリットが開放面側に設けられ、スリット内に電極が
ない場合、 結合を強めるときはスリット内を切削する。
結合を弱めるときは、スリット形成面の対向面(短絡面
)側におklる内導体間を切削する。
■スリットが、開放面側に設けられ、スリット内に電極
がある場合、結合を弱めるときは、スリット形成面の対
向面(短絡面)側における内導体間を切削する。
(f1実施例 この発明の実施例に係る一体成形誘電体同軸フィルタの
4種類の例を第1図〜第4図に示す。第1図〜第4図に
おいてlは誘電体セラミクスからなる誘電体ブロックで
あり、この例では2つの内導体形成用貫通孔5.5を形
成し、両内導体形成用貫通孔間に一定深さ・一定幅のス
リット4を形成している。内導体形成用貫通孔5.5の
内周面にはそれぞれ内導体2.2を形成し、誘電体ブロ
ック1の外周面には外導体3を形成している。第1図お
よび第2図の例ではそれぞれ図における上面に内扉体2
と外導体3間を短絡する電極3aを設けて、この面を短
絡面としている。また、第3図および第4図の例ではそ
れぞれ図における上面を開放面としている。また、第2
図および第4図に示すフィルタではスリット4の内面に
電極3bを形成しているが、第1図および第3図のもの
ではスリット4の内面に電極を形成していない。
さて、第1図〜第4図に示した一体成形誘電体同軸フィ
ルタの結合強度の調整は次のように行う第5図〜第7図
は結合強度調整のための切削箇所を表す図であり、図中
Sは切削箇所を示している。第5図はフィルタの短絡面
または開放面におけるスリット4のエツジ部分を切削す
る例、第6図はスリット4の底面部分を切削する例、第
7図はスリット形成面の対向面側におジノる内導体間を
切削する例をそれぞれ示している。
第1図に示したように、スリットが短絡面側に設けられ
、スリンI・内に電極がない場合には、第5図または第
6図のよ・)にスリット内の一部を切削することによっ
て結合強度を高くし、また第7図に示すようにスリット
形成面の対向面側の内導体間の一部を切削することによ
って結合強度を低下させる。また、第2図に示したよう
に、スリットが短絡面側に設けられ、スリット内に電極
がある場合には、第5図または第6図のようにスリット
内の一部を電極とともに切削することによって結合強度
を高め、第7図に示すようにスリット形成面の対向面側
における内導体間の一部を切削するごとによって結合強
度を低下させる。また、第3図に示したように、スリッ
トが開放面側に形成され、スリット内に電極がない場合
には、第5図または第6図のようにスリット内の一部を
切削することによって結合強度を高め、第7図に示すよ
うにスリット形成面の対向面側におげろ内導体間の一部
を電極とともに切削することによって結合強度を低下さ
ゼる。さらに、第4図に示したように、スリットが開放
面側に設けられ、スリット内に電極がある場合には、第
7図のようにスリット形成面の対向面側におげろ内導体
間の一部を電極とともに切削することによって結合強度
を低下させる。
(g+発明の効果 この発明によれば、一体成形誘電体同軸フィルタのスリ
ットまたはスリット形成面の対向面側の一部を切削する
ことによって結合調整を行うようにしたため、フィルタ
の特性を測定しつつ結合調整を行うことができ、微少な
ばらつきを吸収することができ、特性のそろったフィル
タを容易に製造することができる。また、金型修正や電
極形成用パターンの修正が不要であるため製造コストが
低減するとともに設計の自由度が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の実施例に係る4種類の一体
成形誘電体同軸フィルタの構造を表す斜視図である。第
5図〜第7図は結合調整時の切削箇所の例を表す図であ
る。 誘電体ブロック、 内導体、 外導体、 スリット、 内導体形成用貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の内導体形成用貫通孔と、隣接する内導体形
    成用貫通孔間に一定深さのスリットを形成した誘電体ブ
    ロックに対し、内導体および外導体を形成した後、上記
    スリット形成面の対向面側における内導体間または上記
    スリットの一部を切削して、隣接する共振器間の結合強
    度を調整することを特徴とする一体成形誘電体同軸フィ
    ルタの製造方法。
JP26204990A 1990-09-29 1990-09-29 一体成形誘電体同軸フィルタの製造方法 Pending JPH04139901A (ja)

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