JPS6261505B2 - - Google Patents

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JPS6261505B2
JPS6261505B2 JP56206337A JP20633781A JPS6261505B2 JP S6261505 B2 JPS6261505 B2 JP S6261505B2 JP 56206337 A JP56206337 A JP 56206337A JP 20633781 A JP20633781 A JP 20633781A JP S6261505 B2 JPS6261505 B2 JP S6261505B2
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JP
Japan
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door
elevator car
beam member
upper beam
car
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Application number
JP56206337A
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English (en)
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JPS57126385A (en
Inventor
Fuoodo Jakuson Rii
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS57126385A publication Critical patent/JPS57126385A/ja
Publication of JPS6261505B2 publication Critical patent/JPS6261505B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/02Door or gate operation
    • B66B13/06Door or gate operation of sliding doors
    • B66B13/08Door or gate operation of sliding doors guided for horizontal movement

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はエレベーターかごの扉装置に関し、特
にエレベーターかごのかご枠がエレベーターかご
の前部の近傍に位置されているエレベー装置のド
ア操作−ドア取付け装置に関するものである。
[発明の背景] 本出願と同日付の本出願人の特許出願、特願昭
56−206338(特開昭57−126379)には、低層建物
に適した廉価な液圧エレベーター装置が開示され
ている。このエレベーター装置に於けるコスト節
減の主要部分は、かご枠の主要直立構造部材とも
なるトンネル構造即ち管状構造を経てエレベータ
ーかごを通り上方に油圧ジヤツキを延長させるこ
とにより、ピツトを不要にしたことによつて生ず
る。この管状構造は、かご枠をエレベーターかご
の前部に配設したことにより、管状構造が囲わ
れ、エレベーターかご入口とエレベーターかごに
取付けた操作制御部との間にかくされる。
このようなかご枠の上方梁部材を通り抜け、上
方に延びる管状構造は、或る形式の扉開閉装置の
適用やかご扉の取り付けを困難にする。更に扉開
閉装置は比較的重い装置であるが、前記出願に記
載された油圧エレベーター装置の目的の1つは、
重量を少なくすることにより油圧動力ユニツトを
小型化し及びコストを低減させることにあつた。
更にエレベーターかごの頂部に配設された従来の
扉開閉装置では保守のためにエレベーターかごの
屋根に上がる必要があり、このため、保守要員が
使用するエレベーターかごの頂部足場を作るた
め、余分の費用がかかる。前記出願の油圧エレベ
ーター装置の別の目的は、エレベーターかごに取
付けられた全部の操作制御部並びに昇降路に取付
けられたスイツチがエレベーターかごの内部から
か又は昇降路入口から手が触れられるようにする
ことにあつた。
[発明の目的] 従つてこの発明の目的は、前方管状構造及び前
方かご枠構造に適した扉取付け装置及び扉開閉装
置を提供することである。
[発明の概要] 本発明は、要約すると、かご枠が従来のように
中央位置にでなくかご前部の近傍に位置されてい
る新規な改良された前方かご枠型エレベーターか
ごの扉装置に存する。エレベーターかごの扉装置
はプーリー駆動ベルト型の扉開閉装置を有し、こ
の扉開閉装置は、前部管状構造が利用される場合
に管状構造の近傍にある扉開閉装置の部分並びに
扉取付け装置の部分が全て床の前方先端と管状構
造との間の狭いスペースを占めるような構造を備
えている。
[発明の作用] 扉開閉装置を横板上方でかご枠の上方梁部材の
下方に取付けることにより、重量が大きく削減さ
れると共に、エレベーターかごの内側から又は乗
り場から扉開閉装置を点検できるようにするとい
う目的が達成される。上方梁部材及び横板は扉開
閉装置のための囲いを形成し、特別の囲いを作る
ための費用及びそれによる重量を不要にする。ま
た、この囲いは扉開閉装置の電気部品相互間の電
気接続を行うための接続箱としても利用される。
[発明の実施例] 本発明とその利点並びに用途は、添付図面に示
した好ましい実施例についての以下の説明により
一層明らかとなるであろう。
第1図は後側から見た本発明を適用できる油圧
エレベーター装置の立面図である。本発明を明瞭
に示すためにその一部は切欠かれ、かご室を取り
除いた状態で示されている。
エレベーター装置10は、建物16の内部の昇
降路14中に取り付けられたエレベーターかご1
2を備えている。昇降路14のピツト19に取り
付けた油圧ジヤツキ20はエレベーターかご12
の駆動装置となる。油圧ジヤツキ20は、シリン
ダー21、シリンダーヘツド25及び単一のプラ
ンジヤー23を備えた既知の型式のものでも、又
は多段式のジヤツキでもよい。
エレベーターかご12は、床22と、床22上
に取付けたかご室24(かご室24の輪郭線は第
2図に1点鎖線により示してある)と、床22及
びかご室24を支持するためのかご枠とを備えて
いる。本実施例によればかご枠は、金属製の細長
いトンネル状の構造即ち管状構造を有し、油圧ジ
ヤツキを受け入れるためのビツトが短縮又は割愛
されるようになつている。しかし本発明によるエ
レベーター装置10は、管状構造30を有すると
有しないとに拘わらず、前方かご枠型構造に対し
ても利点を有する。管状構造30は好ましくはエ
レベーターかご12の前方端に、管状構造30が
かくされ得るように設けられる。管状構造30は
かご室24の頂部までか又はそれを越えて延長さ
れてもよい。
かご12のかご枠26は構造用鋼材で構成され
た直立した枠組である。かご枠26は、下方梁部
材34及び上方梁部材36とからなる。かご枠2
6の主要な直立構造部材は、管状構造30により
形成され、管状構造30は梁部材34,36の通
孔を通り延長され、これらに溶接されている。第
1及び第2の縦部材38,40は、管状構造30
が主要な垂直方向支持機能を営むような構造を有
する時は、比較的薄い板金により形成されてもよ
い。しかし所望ならば縦部材38,40が主要な
垂直方向支持機能を有する構造とすることもでき
る。
上方梁部材36は、第1端部50及び第2端部
52を有し、図示したように平面54と第1及び
第2の立下がり脚部56,58とを含むほぼU字
形の断面形状を備えている。
縦部材38,40は各々第1端部と第2端部と
を備えており、そのうち縦部材38は第1端部6
0と第2端部62とを備えている。縦部材38,
40、例えば縦部材38は所定の断面形状例えば
平面64と第1脚部66と第2脚部68とを含む
大体U字状の断面形状を備えている。第1脚部6
6及び第2脚部68は先端に一体のフランジ7
0,72を有し、フランジ70,72は互いに整
列され、互いに反対の方向に曲げられている。
ほぼZ字状の取付ブラケツト(図示しない)
は、上方梁部材36の脚部56,58の間に、各
端に近接して各1個溶接してあり、縦部材38,
40がかご枠26の主要垂直支持を与える構造を
有しない場合に斜めの支え部材110,112の
ための固定点を提供すると共に、縦部材38,4
0の第2端の取付け点を提供する。
下方梁部材34及び上方梁部材36は、案内レ
ール88,90の端部を受け入れるための切り込
みを平面の端部に、例えば上方梁部材36の場合
については端部50,52に切り込み86,88
を備えている。下方梁部材34と上方梁部材36
とは、案内ローラー組立体を取付けるためのガイ
ドレール用切り込みに近接した複数の長孔、例え
ば上方梁部材36の場合には、案内ローラー組立
体98を受けいれるための上方梁部材35の上記
切り込み86に近接した開口92,94,96を
備えている。
床22は下方梁部材34と長方形の構造鋼製枠
体99とにより形成される。
単一速度の扉59又は高速ドアと低速ドアとを
もつた2速度ドアから成るかご扉は、入口を開閉
するための直線摺動運動を行うように取付けられ
ている。単一速度の扉又は2速度の扉のための扉
取付け装置について以下に説明する。本発明に従
つた構造の扉開閉装置200は、以下に説明する
ように、扉59に連結されている。
四角形又は丸形、図示した例では四角形の開口
を有する管状構造30は、下方梁部材34及び上
方梁部材36の適当な開口を通り延長している。
管状構造30が四角形の開口をなす場合には、溶
接等により適宜固着された4個の金属製側部材1
24,126,128,130によつて形成する
ことができる。管状構造30はエレベーターかご
12を上下させるためにプランジヤー23の先端
が結合される端板132を備えている。端板13
2は管状構造30を形成する側部材に着脱自在に
固着されている。
管状構造30をエレベーターかご12の最前部
に位置させることにより、エレベーターかご12
内の乗客の視野から管状構造30をかくすことが
できる。管状構造30はかご室24への入口13
8を形成する開口と、エレベーターかご12に取
付けた制御装置140例えばかご呼ボタン装置1
42及びかご位置表示装置144との間に適切に
位置される。第1脚部148及び第2脚部150
を有し、かご枠に回動可能に取り付けられるL字
形のパネル146の第1脚部148は、制御装置
140のうちのいくつかが取付けられている。か
ご室24の内部前面を形成するように配設されて
いてもよく、第2脚部150は入口138の側部
壁を形成するように配設されていてもよい。入口
138の上方においてパネル146の上方に位置
された垂直部分153及び入口138の上方に位
置された水平部分155を有する横板152も管
状構造30を遮へいするのに役立つ。
先に述べた特開昭57−126379記載のエレベータ
ー装置の重要な特徴は、エレベーターかご12に
取付けた全部の操作制御装置および昇降路内のス
イツチにエレベーターかごの内部から容易に触れ
る(アクセス)できることである。押ボタン装置
142及びかご位置表示装置144(どちらもパ
ネル146の裏面に取付けられている)のほか
に、緊急照明源、電話の蓋及び電話機などの付加
装置をパネル146に取付けることができる。パ
ネル146又はその後方の別のパネル上に取付け
得る通風フアンのための格子部分もパネル146
に取付けることができる。この別のパネルには端
子板又は他の制御装置を取付けることができる。
縦部材40は昇降路内のスイツチに整列された縦
部材の開口を覆うような蓋又は扉を有していても
よい。
油圧ジヤツキ20のシリンダー21は、垂直方
向に離隔された固定装置154,156を介して
ピツト19に固定されている。固定装置154は
ピツト19の前面壁に取付け板159を介し固定
した、ピツト19の床上に取付けた構造鋼製の四
角形の枠体158に固着されている。固定装置1
54の垂直上方に位置された第2の固定装置15
6は、やはりピツト19の前面壁に固着された取
付け板161まで延長するアーム(図示しない)
を備えている。
エレベーターかご12は、案内ローラー組立体
98のほかに、案内ローラー組立体172,17
4,176を有し、案内ローラー組立体98,1
72はガイドレール88と組みになり、案内ロー
ラー組立体174,176はガイドレール90と
組みになる。ガイドレールと案内ローラーとは、
プランジヤー23によりエレベーターかごが上下
動される時にエレベーターかご12がその垂直経
路において平滑に且つ正確に案内されるように働
く。
扉開閉装置200は上方梁部材36の下方、横
板152の水平部分155の上方に配設されてい
る。上方梁部材36と横板152とは扉開閉装置
200のための囲い202を共同して形成する。
この共同形成された囲い202により特別の囲い
が不要になるので、その費用と、約45.3〜67.9Kg
(100〜150ポンド)となることがある重量とが削
減される。これは油圧エレベーター機構にとつて
は大きな重量の削減であり、これにより油圧動力
ユニツトを小型にすることができる。
共同形成された囲い202は、扉開閉装置20
0の各種の電気スイツチ、電動機その他の相互間
の電気配線を可能にする、大きな接続箱としても
使用される。そのため電気部品間の電気接続を囲
うための高価な導管を用いることなく、扉開閉装
置200のための特別の囲いが省略できる。また
扉開閉装置200の囲いは上方梁部材36の下方
にあるため横板152を構成する幾つかのパネル
を取外すことにより保守のために容易に手を触れ
ることができ、また後述するように、扉開閉装置
200の或る部分は、乗場側からも触れることが
できる。
扉開閉装置200は上方梁部材36により支持
されているが、扉開閉装置200の内部から発生
した振動は、全部の扉駆動装置を弾性防振パッド
上に取付けた特別の防振機構とすることにより、
かご枠26には伝達されない。この防振機構は、
上方梁部材36の断面形状と適合する断面形状を
有する第1の取付ブラケツト204を有し、防振
パッド206,208,210,212は上方梁
部材36とブラケツト204との間に取付けられ
ている。ブラケツト204は上方梁部材36の端
部50の近傍において入口138の上方に取付け
てあり、ブラケツト204上に取付けられた扉開
閉装置200の部分をエレベーターかご12の内
部から容易に点検することができる。第5図(端
面図)に最もよく示されるように、上方梁部材5
4はその立下がり脚部56,58の先端に内向き
フランジ部分214,216をそれぞれ有し、ほ
ぼU字状の断面を有するブラケツト204は立上
がり脚部222,224の先端に外向きフランジ
部分218,220を備えている。防振パッド2
06,208は重なり合うフランジ部分214,
218の間に固着されている。通常の向きと逆向
きにした駆動電動機226はブラケツト204の
平面228に締着されている。
第2のブラケツト230はブラケツト204か
ら吊設され、第3のブラケツト232はブラケツ
ト230及び縦部材38に締着されている。ブラ
ケツト232を縦部材38に締着する締着装置は
防振バツド234,236を備えている。第4の
ブラケツト238は第1のブラケツト204から
吊設されている。
プーリー240は駆動電動機226の軸242
に取付けてあり、比較的大径のプーリー244と
小径のプーリー246とから成るプーリー組立体
は、ブラケツト230上に回動自在に取付けてあ
り、比較的大径のプーリー248と小径のプーリ
ー250とから成るプーリー組立体はブラケツト
232上に回動自在に取付けてある。第1のVベ
ルト252はプーリー240,244を連結し、
第2のVベルト254はプーリー246,248
を連結し、プーリー機構によつて駆動電動機の回
転数を減速して所定の回転速度でプーリー250
を駆動する。扉駆動ベルト256はプーリー25
0,258に掛け回されている。プーリー258
は管状構造30の他側に回動自在に取付けてあ
り、取付けブラケツト260を介し上方梁部材3
6から吊設されている。
扉駆動ベルト256には扉けん引具262が固
着してあり、扉けん引具262は締付具265を
介して扉吊り板264に連結されている。扉吊り
板264は第1及び第2のブラケツト266,2
68を介して扉59に連結されている。そのた
め、駆動電動機226の軸242が一方向に回転
すると、扉59を開放する方向に扉けん引具26
2が移動し、軸242が逆方向に回転すると入口
138を閉じる方向に扉59を作動させるように
扉けん引具262が移動する。
扉開閉装置200の制御部により使用される信
号並びにエレベーター制御装置により使用される
扉開信号及び扉閉信号を供給するために、扉59
の開位置と閉位置との両方に複数の電気スイツチ
が組合されている。扉59の閉位置に組合された
第1スイツチ取付具270は、固着具272,2
74を介してブラケツト238,230に固着し
てあり、マイクロスイツチ276,278,28
0はスイツチ取付具270に取付けられている。
扉59の開位置に組合された第2スイツチ取付具
282は管状構造30の他側において上方梁部材
36に、第1及び第2の取付けブラケツト28
4,286を介し固着されている。マイクロスイ
ツチ288,290,292はスイツチ取付具2
82に取付けられている。マイクロスイツチ操作
用のカム293は取付けブラケツト295を介し
扉吊り板264に固着されている。
第4図に最もよく示すように、扉駆動ベルト2
56は、管状構造30により隔てられた扉開閉装
置200の各部を互いに連結する連結装置を形成
している。ベルト256は床22の先端294と
管状構造30との間に位置された水平なスペース
中に配設されている。床22の上記部分は下方梁
部材34により形成される。
エレベーターかご12の前面を横切つて扉59
を直線運動させる装置も、床22の先端294と
管状構造30との間の水平なスペース中に配設さ
れている。扉取付け装置は、通常の吊り車及び敷
居を用いる代わりに、研磨された鋼製ロツド29
6及び複数の線形摺動玉軸受ブツシユ298を備
えている。ロツド296は、第3図及び第5図に
最もよく示すように、一対の端支持体例えば第3
図に示す端支持体300と複数の中間支持体例え
ば第5図に示す中間支持体302とにより、上方
梁部材36の立下がり脚部56に固着されてい
る。
線形摺動玉軸受ブツシユ298は、吊り板26
4に固着した補助ブラケツト304を介して扉5
9に固着されている。ブツシユ298は、ブツシ
ユ298と中間支持体302との衝突を防ぐため
に、第5図に示すように、大体C字状の断面形状
を備えている。そのため扉59は管状構造30を
通過する際にぶつからないで、またほとんど摩擦
或いは抵抗なしに、開位置と閉位置とに操作され
る。C字形の玉軸受は一例としてトムソン・イン
ダストリーズ社製シリーズ“OPN”型のものと
してよい。
吊り板264の上方に延長する補助ブラケツト
304は、扉59を閉位置に保つ助けになる磁石
組立体308及び弾性ドアバンパー306を取付
けるためにも使用される。
第6図は第5図に類似した端面図であるが、低
速扉59′及び高速扉59″を有するエレベーター
装置のための2速度扉開閉装置を示している点で
相違する。低速及び高速扉用の2速度扉取付け装
置の特徴は、従来技術のように支持体を水平に積
層する代わりに、垂直に積層し、上方梁部材36
の前方脚部の前面にそれらの両方の支持体を取付
けたことにある。この垂直積層により扉取付け装
置が非常に簡単になり、床先端と管状構造との間
に工合よく扉取付け装置をはめこむことができ
る。
更に詳細には、低速扉59′と高速扉59″とは
どちらもロツド296′と線形摺動ブツシユ組立
体298′とに取付けられている。低速扉59′は
扉けん引具262′を介し駆動され、高速扉5
9″は扉けん引具312及びプーリー組立体31
0に掛けられたベルトより駆動される。
以上説明した本発明は、先に述べた特開昭57−
12637記載の前方かご枠型−前方管状構造のかご
構造に適した扉開閉装置及び扉支持装置を備えて
いる。
[発明の効果] 本発明によれば、かご12に取付けた操作制御
部及び入口138の上方に位置された横板152
とかご枠26の上方梁部材36とにより共同形成
される空間の内部に扉開閉装置200を囲うこと
により、扉開閉装置200のための特別の囲いは
不要になる。このように45.3〜67.9Kg(100〜150
ポンド)の重量の囲いを除くと共に、適当な接続
箱形の囲いがエレベーターかご構造の主要な要素
を用いて形成され、扉開閉装置200の電気的部
品の接続がこの空間内で可能になる。本発明によ
る扉開閉装置200の位置により、エレベーター
かご12の内部から扉開閉装置200の各部を点
検することができる。駆動電動機、減速プーリー
及び扉開閉装置200の閉位置に組合された電気
スイツチは、横板152の水平部分155即ち入
口138上方に位置された横板152の部分を除
去することにより全て点検できる。プーリー25
8及び扉59の開放位置に組合された電気スイツ
チを含む扉開閉装置200の部分は、ヒンジで取
り付けられたパネル146を開放することにより
点検できる。扉開閉装置200の駆動電動機側も
エレベーターかご12の床が乗場床よりも所定距
離だけ下方になるようにエレベーターかごを操作
することにより、保守要員により乗場側から点検
可能となる。扉開閉装置及び他の全部のエレベー
ターかごに取付けた操作制御部がエレベーターか
ご内部から、あるいは乗場側から点検できるた
め、保守要員がエレベーターかごの頂部に上がる
必要がなくなり、慣用のエレベーターかごの頂部
の作業台が不要になり、エレベーターかごの重量
及び費用が更に軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は図示を明瞭にするために一部は割愛し
また一部は切欠いて示した本発明のエレベーター
装置の立面図、第2図はかご枠の上方梁部材と横
板とにより共同形成された囲いを一層明瞭に示す
ための第1図に示したエレベーター装置の断片的
な斜視図、第3図は第1図に示した扉開閉装置を
反対側から即ち乗場側から見た立面図、第4図は
第3図に示す扉開閉装置の平面図、第5図は第3
図及び第4図に示す扉開閉装置の端面図、第6図
は本発明による2速度扉開閉装置の端面図であ
り、その高速扉と低速扉との取付け装置の垂直積
層を示す図である。 10……油圧エレベーター装置(エレベーター
装置)、12……エレベーターかご、26……か
ご枠、36……上方梁部材、59……扉、138
……入口、152……横板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口を形成する前方部分を含むエレベーター
    かごを備えたエレベーター装置に於いて、 上記前方部分が、 上記エレベーターかごの前方端の立下り垂直部
    分及び水平部分を有する上方梁部材をもつたかご
    枠と、 上記エレベーターかご内において上記上方梁部
    材の下方にある横板と、 扉と、 上記立下り垂直部分に固着され、上記入口を開
    閉するために上記エレベーターかごの上記前方部
    分に近接して摺動運動可能に上記扉を装荷するた
    めの扉取付け装置と、 上記扉に作動的に連結された扉開閉装置とを備
    え、該扉開閉装置は上記上方梁部材の下部に取付
    けてあり上記横板により上記エレベーターかごの
    内部において視野から隠されるようにしてなるこ
    とを特徴とする前方かご枠型エレベーターかごの
    扉装置。 2 上記エレベーターかごが、上記エレベーター
    かごの前部に先端を備えた床を有し、上記上方梁
    部材は第1端部、第2端部及びこれらの端部の中
    間の開口を備え、中空管状構造が上記床の上記先
    端から内方に離隔された上記上方梁部材内の開口
    を通つて延長するように配設されていて上記上方
    梁部材を第1部分と第2部分とに区画し、上記扉
    開閉装置は上記上方梁部材の上記第1部分と第2
    部分とに近接して位置された第1部分と第2部分
    とを含み、上記扉開閉装置の上記第1部分と第2
    部分との相互連結装置が上記床の上記先端と上記
    中空管状構造との間の空間に配設されるようにし
    てなる特許請求の範囲第1項記載の前方かご枠型
    エレベーターかごの扉装置。
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