JPH04139728A - 多結晶電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

多結晶電界効果トランジスタの製造方法

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JPH04139728A
JPH04139728A JP26051690A JP26051690A JPH04139728A JP H04139728 A JPH04139728 A JP H04139728A JP 26051690 A JP26051690 A JP 26051690A JP 26051690 A JP26051690 A JP 26051690A JP H04139728 A JPH04139728 A JP H04139728A
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JP
Japan
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crystals
areas
source
gate electrode
grain
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JP26051690A
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English (en)
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Hidemasa Mizutani
英正 水谷
Hisashi Shindo
進藤 寿
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は多結晶電界効果トランジスタの製造方法に関し
、特に多結晶の結晶性及び結晶粒径な改善した多結晶電
界効果トランジスタの製造方法に関する。 [従来技術] 従来より、密着センサーや、液晶デイスプレー用の薄膜
トランジスタ(TPT)としては、非晶質シリコン(a
−Si)が用いられてきたが、最近LPCVD法等によ
りガラス基板上に多結晶シリコン膜を堆積し、TPTを
形成する技術が開発されている。しかし、一般に用いら
れる多結晶シリコンは、LPCVD法においてシラン(
SiH4)を650℃程度で熱分解して堆積するもので
あるが、この方法だと粒径が500人と小さく、そのた
めモビリティ等の特性が単結晶SLには遠く及ばない。 多結晶シリコンTPTの特性が単結晶のそれに比べて劣
るのは、主に各結晶粒同士がぶつかって生じる結晶粒界
が電荷をトラップして障壁をつくるのが原因と言われて
いる。それ故、結晶粒径を大きくして、結晶粒界を減ら
すことがTPTの高性能化につながる。 このような観点に立った手法の一つとして、LPCVD
法で600℃以下でa−3iを堆積した後、600℃以
上でアニールして多結晶化する方法があるが、この方法
では、粒径が0,1〜0.3μm程度でまだ不十分であ
る。また最近、多結晶シリコン膜にシリコンをI X 
10 ”atom/cm”の高ドーズイオン注入して非
晶質化することで、結晶核の発生密度の小さい非晶質膜
を形成し、次に、600℃程度の長時間アニールで、結
晶核の発生密度を抑えつつ同相成長させ粒径1〜5μm
の大粒径多結晶シリコン膜を得る方法が検討されている
。 [発明が解決しようとする課題] しかしこのような方法においては大粒径化という意味で
は適当であるが、逆に潜在的な結晶核を完全になくすた
めにシリコンの1×10atom/cm”といった高ド
ーズのイオン注入が必要となり、大面積化や低コスト化
にはそぐわない点がある。一般に熱アニール工程に比べ
てイオン注入工程は非常にコストが高い。 本発明はTPT製造プロセスの一環に簡易に組み込め、
低コストプロセスで大粒径多結晶シリコンTPTを形成
することが可能な多結晶電界効果トランジスタの製造方
法を提供せんとするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明の多結晶電界効果トランジスタの製造方法は、非
晶質基体上に非晶質半導体層を堆積する工程と、前記非
晶質半導体層に対してゲート電極を形成する工程と、前
記非晶質半導体層のソース・ドレイン形成領域に特定の
型の半導体不純物をドーピングする工程と、次いで前記
非晶質半導体層に対し前記ゲート電極側より光照射する
ことで前記ソース・ドレイン形成領域を前記ゲート電極
直下の領域よりも高温でアニールし、前記ソース・ドレ
イン形成領域に大粒径多結晶が成長したのち、構成長に
よって前記ゲート電極直下の領域も大粒径多結晶化せし
めることを特徴とする。 [作用] 非晶質基体上にas−depo状態(半導体層を堆積し
、半導体不純物をドーピングした後の状態)の非晶質半
導体の膜をアニールすると、膜中若しくは界面付近から
核発生がはじまり更に構成長し、成長した結晶粒同士が
ぶつかって結晶粒界が形成される。このとき、この多結
晶半導体の結晶粒径はその温度での結晶核の発生密度と
固相の構成長速度との兼ね合いで決まる。 本発明はas−depo状態の非晶質半導体の膜を用い
、まず、ソース・ドレイン形成領域で大粒径多結晶を成
長させたのち、構成長によりゲート電極直下の領域も大
粒径多結晶化させるものであり、従来技術のように、シ
リコン・イオン注入で結晶核の発生密度を制御すること
なく、大粒径多結晶電界効果トランジスタを形成しよう
とするものである。
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の一実施例の多結晶電界効果トランジス
タの製造方法を説明するための縦断面図である。 第2図は上記製造方法により作製される多結晶電界効果
トランジスタの多結晶半導体層を説明するための斜視図
である。 第1図において、非晶質基体たるStow基板1上に減
圧CVDを用いて、5i)14→Si+2)1t 1の
反応によりSiH4流量50 SCCM、温度560℃
、圧力0、3Tot=rで1000人のa−Si膜2を
堆積した。 次に同じ(減圧CVDを用いて5l)14÷0.→Si
O*の反応でゲート絶縁膜3を500人堆積した。 更にゲート電極としてタングステンシリサイド(WSi
x)を基板加熱200℃のスパッタで3000人堆積し
た後、RIEでパターンニングしてゲート長3μ謬のゲ
ート電極5を形成した。 そしてこのゲート電極5をマスクとしてn型不純物であ
るリン(P)を30KeVの加速電圧、ドーズ量I X
 10 ”atom/c+++”でイオン注入する。 この時ソース形成領域6、ドレイン形成領域8には約5
 X I O”atom/am″の高濃度リンがドーピ
ングされたことになる。 この状態でゲート電極5側より水銀ランプ光で基板を照
射し、ランプ加熱した。水銀ランプの波長は可視光領域
にあり従ってシリコンの進入深さは1μl以下である。 ランプパワーを、ゲート絶縁膜3のみで覆われているソ
ース・ドレイン形成領域6,8が580℃になるように
調整した状態で1時間アニール処理すると高濃度不純物
層のソース・トレイン形成領域6,8では核発生がはじ
まり更に構成長し、成長した結晶粒同士がぶつかって結
晶粒界が形成された。このときこの多結晶シリコンの結
晶粒径は約1μ■であった。形成されたソース・ドレイ
ン領域で結晶粒径が通常のイントリンシックな非晶質シ
リコン層を同条件でアニールしたときの結晶粒径〜0.
1μmよりも大きいのは+  10 ”cm−”以上の
高濃度の不純物注入によって核の発生密度はそう変化し
ないのに対して、構成長速度が増進されるためだと考え
られる。一方ゲート電極5直下のチャネル形成領域7は
、ランプ光がゲート電極で一部吸収され推定温度530
℃でアニールされる。第3図に示すように核発生の活性
化エネルギーは構成長のそれに比べて大きいため低温側
では構成長にたいして核発生の頻度が急激に落ちる(J
、Appl、Phys、65(10)。 4036.1989.) 、 したがってソース・ドレ
イン形成領域に比べて低温になっている、そしてソース
・ドレイン領域よりはるかに低濃度不純物層であるチャ
ネル形成領域7では核発生が抑えられ、その結果その後
の5時間のアニールでソース・ドレイン領域の大粒径結
晶粒より横方向への固相成長によって大粒径化した。第
2図中、9は結晶粒界、10は結晶粒である。なお第2
図では、ゲート絶縁膜及びゲート電極は省略して図示し
である。 この後、眉間絶縁膜、配線、保護膜を堆積してTPTを
形成したところ、高い移動度で良好な特性が得られた。 本実施例において、非晶質から結晶化した大粒径多結晶
の各結晶粒の面方位は<111>方向に配向していた。 この為、TPT特性のバラツキも少なく抑えることがで
きた。即ち、一般に電界効果トランジスタをつくった場
合、そのキャリアモビリティは結晶方位によって2〜3
倍変化する。 もちろん面内方位も影響するが、法線方向の面方位が揃
っている方がモビリティのバラツキは抑えられ、かつ閾
値電圧は安定する。何故a−Stを用いてアニールした
ものが<111>配向するのかまだはっきりとわかって
いないが、その結晶方位がエネルギー的に安定している
ためだと考えられる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば通常のa−Si、
 Po1y−SL電界効果トランジスタの製法に対して
なんら特別の工程を必要とせず、大粒径多結晶を用いた
高性能電界効果トランジスタが、低コストで再現性良く
形成でき、大面積デバイスを容易に作製することが可能
となる。 また、本発明により作製された大粒径多結晶は、各結晶
粒が一定方向に配向しており、電界特性の安定した電界
効果トランジスタを提供でき、生産時に非常に歩留まり
を上げることができる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の多結晶電界効果トランジス
タの製造方法を説明するための縦断面図である。 第2図は上記製造方法により作製される多結晶電界効果
トランジスタの多結晶半導体層を説明するための斜視図
である。 第3図は核発生の活性化エネルギー、構成長の活性化エ
ネルギーと温度との関係を示す特性図である。 lはSi0g基板、2はa−3i膜、3はゲート絶縁膜
、5はゲート電極、6はソース形成領域、7はチャネル
形成領域、8はドレイン形成領域、9は結晶粒界、lO
は結晶粒である。 代理人 弁理士  山 下 積 平 第1図 J ↓ ↓ 書 ↓ ↓ F″4 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  非晶質基体上に非晶質半導体層を堆積する工程と、前
    記非晶質半導体層に対してゲート電極を形成する工程と
    、前記非晶質半導体層のソース・ドレイン形成領域に特
    定の型の半導体不純物をドーピングする工程と、次いで
    前記非晶質半導体層に対し前記ゲート電極側より光照射
    することで前記ソース・ドレイン形成領域を前記ゲート
    電極直下の領域よりも高温でアニールし、前記ソース・
    ドレイン形成領域に大粒径多結晶が成長したのち、構成
    長によって前記ゲート電極直下の領域も大粒径多結晶化
    せしめることを特徴とする多結晶電界効果トランジスタ
    の製造方法。
JP26051690A 1990-10-01 1990-10-01 多結晶電界効果トランジスタの製造方法 Pending JPH04139728A (ja)

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