JPH04139361A - 吸収式冷凍装置とその制御方法 - Google Patents

吸収式冷凍装置とその制御方法

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JPH04139361A
JPH04139361A JP2262861A JP26286190A JPH04139361A JP H04139361 A JPH04139361 A JP H04139361A JP 2262861 A JP2262861 A JP 2262861A JP 26286190 A JP26286190 A JP 26286190A JP H04139361 A JPH04139361 A JP H04139361A
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regenerator
solution
refrigerant
absorber
libr
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JP2262861A
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Masaki Nakao
正喜 中尾
Shisei Waratani
至誠 藁谷
Kazuo Oshima
大島 一夫
Tsuneo Uekusa
常雄 植草
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、低温の排熱を駆動熱源とする吸収デ冷凍装置
とその制御方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の吸収式冷凍装置は、LiBr (臭化リチウム)
溶液の濃縮と希釈のサイクルを利用し被冷却媒体を冷却
するものであり、LiBr溶液の濃縮を行う再生器を二
重に備える二重効用吸収式冷凍装置(パラレルフロー)
と、再生器が−っである単効用吸収式冷凍装置とかある
。二重効用吸収式冷凍装置は、単効用吸収式冷凍装置よ
りも高いレベルの駆動用の熱源(高温熱源)を必要とす
るか高い効率か得られる。
第3図は、従来例の二重効用吸収式冷凍装置の構成図で
ある。この従来例の構成において、lは第二再生器、2
は凝縮器、3は吸収器、4は蒸発器、5は第一再生器、
8は温水循環回路、9は被冷却媒体循環回路、11は凝
縮器・吸収器冷却回路、12は冷媒ポンプ、13は吸収
液ポンプ、15は第一熱交換器、16は第二熱交換器を
示している。第二再生器1と凝縮器2とは、同一気槽の
容器内で各液槽が仕切られて形成される。また、吸収器
3と蒸発器4も、同一気槽の容器内で液槽が仕切られて
形成される。
上記において、LiBr水溶液は、吸収器3で希釈され
てから吸収液ポンプ13により第一再生器5および第二
再生器1へ分岐して送り込まれ、それらで濃縮されて混
合され、再び吸収器3へ戻る経路を循環している。第一
再生器5には温水循環回路6で温水か導かれており、そ
の熱で冷媒()か蒸発され、吸収器3から導ひかれたL
iBr稀溶液が濃縮される。第二再生器lには、第一再
生器5で蒸発した高温の冷媒(水蒸気)か導びかれてお
り、その熱で冷媒(水)を蒸発させて同しく吸収器3か
ら導びかれたLiBr稀溶液か濃縮される。第一再生器
5で濃縮された高濃度のLiBr1溶液は第一熱交換器
15で降温された後、第二再生器lで濃縮されたやや濃
度の低いLiBr濃溶液と混合されて中間的な濃度の濃
溶液となり、第二熱交換器16でさらに降温されて吸収
器3の気槽内で滴下、拡散される。ここで、LiBr濃
溶液は、その気槽内において蒸発器4で発生された冷媒
(水蒸気)を吸収し、希釈されて吸収器3内に溜まり、
LiBr稀溶液となる。このLiBr稀溶液は吸収液ポ
ンプ13で循環力が与えられ、第二熱交換器16を通り
上記高温のLiBr濃溶液と熱交換して昇温され、分岐
された一方の経路により第二再生器1へ導びかれ、分岐
された他方の経路により第一熱交換器15へ導びかれて
第二再生器5からの高温のL i B r a溶液と熱
交換を行って昇温され、第二再生器5へ導ひかれる。上
記吸収器3において、LiBra溶液か冷媒を吸収する
反応は発熱を伴うので、吸収器3の気槽内には冷却回路
1】により冷却媒体である冷却水が導びかれており、さ
らにその冷却回路11の経路は凝縮器2の気槽内に導ひ
かれている。
次に、冷媒の循環について説明する。第二再生器Sでの
LiBr稀溶液の濃縮の際に蒸発した冷媒(水蒸気)は
、第一再生器1を通った後、凝縮器2へ導かれる。一方
、第二再生器lでのLiBr稀溶液の濃縮の際に蒸発し
た冷媒(水蒸気)は、凝縮器2の気槽内に移動してその
気槽内を通る冷却回路11により水に凝縮されて溜まる
。この凝縮器2内に溜まった冷媒(水)は、蒸発器4に
導びかれる。蒸発器4の冷媒は、冷媒ポンプ13により
その蒸発器4の気槽内に滴下、拡散されて蒸発され、吸
収器3へ供給されて、前述したようにLiBr濃溶液を
希釈に用いられる。ここで、蒸発器4の気槽内には被冷
却媒体循環回路9が過つており、上記冷媒はその被冷却
媒体?!Ii環回路9に均一に拡散されていて、その被
冷却媒体循環回路9内を循環している被冷却媒体か蒸発
時の気化熱で低温に維持された冷媒で冷却されるように
なっている。
第4図は、以上述べた従来例の二重効用吸収式冷凍装置
の冷凍サイクル図である。図において、横軸は温度(1
)を示し、縦軸は圧力(P)を示している。Aは水の特
性曲線を表わしており、このグラフ上で水の特性曲線A
よりも右側に平行移動するほどLiBr溶液の濃度か高
くなる。太実線が従来例の冷凍サイクル線を示しており
、72は吸収器3での冷媒(水蒸気)の吸収、2〜3L
は第二熱交換器16のLiBr稀溶液の温度上昇、3L
−4Lは第二再生器1に分岐したLiBr稀溶液の第二
再生器1での温度上昇および濃縮、3L−3Hは第一再
生器5に分岐したLiBr稀溶液の第一熱交換器15で
の温度上昇、3H−5Hは第一再生器5内でのLiBr
稀溶液の温度上昇、5H−4Hは第一再生器5でのLi
Br稀溶液の濃縮、4H−6Hは第一熱交換器15での
1溶液の温度降下、6H−4Mは第一再生器5に分岐し
たLiBr溶液と第二再生器1に分岐したLiBr溶液
との混合、4L−4Mは第二再生器1に分岐したLiB
r溶液と第二再生器1に分岐したLiBr溶液との混合
、4M−6Lは第二熱交換器16でのLiBr混合溶液
の温度降下、6L−7は吸収器3でのLiBr混合溶液
の冷却の各状態変化を示したものである。また、tlは
冷媒の蒸発温度、t2は吸収器3の温度、t3は第二再
生器Iでの凝縮温度、t4は第一再生器5て発生した水
蒸気の凝縮温度、t5は第一再生器5の温度を示してい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の技術における二重効用吸収式
冷凍装置では、温水循環回路8の温水が高いレベルの熱
源でなければ、効率の良い運転が行えず、そのため、低
温排熱を利用しでの運転は困難であった。また、少ない
流量で大きな冷凍能力を得るにはLiBr農溶液とLi
Br稀溶液の濃度差を大きく取る必要があるか、高濃度
側においては結晶線の制限を受け、低a度側においては
冷却媒体温度の制限を受けることから、従来はあまり大
きい濃度差はとれなかった。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
駆動用の熱源のレベルか下がっても高い効率を維持し、
低温排熱を利用した運転も可能にするとともに、少ない
流量で高い冷凍能力を得ることのできる吸収式冷凍装置
とその制御方法を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の吸収式冷凍装置の
構成は、 吸収器と第一再生器および第二再生器の間に溶液を分岐
して循環させ、第一再生器で外部の熱源により前記分岐
された一方の溶液を濃縮し、さらにその濃縮の際に発生
した冷媒を熱源として第一再生器で前記分岐された他方
の溶液を濃縮し、これらの第一および第二再生器での濃
縮に伴い発生した冷媒を蒸発器で蒸発させ前記吸収器に
供給して前記溶液を希釈し、前記蒸発器内を通る被冷却
媒体を前記冷媒で冷却する吸収式冷凍装置において、前
記第一再生器で濃縮された溶液を前記第二再生器の濃縮
の濃度と同程度まで該溶液を希釈する補助吸収器と、前
記冷媒の一部を導いて蒸発させ前記補助吸収器の希釈用
に供給する補助蒸発器とを、前記第一再生器から前記吸
収器へ前記溶液を戻す経路に挿入し、前記第二再生器の
熱源として前記第一再生器での濃縮の際に発生した冷媒
および/または外部の低温熱源を使用し、前記吸収器を
冷却する冷却媒体を前記補助蒸発器内を通して予冷却す
ることを特徴とする。
また、同じく上記目的を達成するための本発明の吸収式
冷凍装置の制御方法は、 分岐された一方の溶液を外部の熱源で濃縮する第1の過
程と、前記分岐された他方の溶液を第1の過程の濃縮で
発生する冷媒を熱源とすることによりおよび/または外
部の低温熱源により濃縮する第2の過程と、第1の過程
で濃縮された溶液を第2の過程の濃縮の濃度と同程度に
希釈する第3の過程と、第2の過程の濃縮で発生する冷
媒および第2の過程の熱源として使用した冷媒の一部を
分岐し蒸発させて第3の過程の希釈用に供給するととも
に冷却媒体を予冷却する第4の過程と、第4の過程で予
冷却された冷却媒体の吸熱て第2の過程で濃縮された溶
液と第3の過程で希釈された溶液の混合溶液を希釈する
第5の過程と、前記分岐された第2の過程の濃縮で発生
する冷媒および第2の過程の熱源として使用した後の冷
媒の残部を蒸発させて第5の過程の希釈用に供給すると
ともに被冷却媒体を冷却する第6の過程と、第5の過程
で希釈された溶液を第1および第2の過程に分岐して循
環させる第7の過程と、を有することを特徴とする。
[作用] 本発明は、第一再生器により濃縮されたLiBr溶液と
第二再生器により濃縮されたLiBr溶液を混合する前
に、前者の濃度が後者の濃度に一致する程度まで冷媒(
水蒸気)を吸収させ、その際に補助蒸発器に与える熱を
吸収器および凝縮器を通る冷却媒体の人口部分から取る
ことで、その冷却媒体を予冷却し、冷却媒体人口温度を
下げることにより、冷凍サイクルをLiBr溶液の低濃
度側で組めるようにして、低温熱源を利用しても高い効
率を維持てきるようにして、低温熱源の利用を可能にす
るとともに、LiBr溶液の濃度差を大きくとれるよう
にして、その流量を少なくしても大きい冷凍能力か得ら
れるようにする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図である。本実
施例の構成において、■は第二再生器、2は凝縮器、3
は吸収器、4は蒸発器、5は第一再生器、6は補助吸収
器、7は補助蒸発器、8は高温熱源循環回路、9は被冷
却媒体循環回路、10は低温熱源循環回路、11は凝縮
器・吸収器・補助吸収器冷却回路、12は冷媒ポンプ、
13は吸収液ポンプ、I4は補助蒸発器用冷媒ポンプ、
15は第一熱交換器、16は第二熱交換器を示す。
本実施例は、第3図の従来例に対し、補助吸収器6と補
助蒸発器7を設け、これにより第一再生器5からのL 
r B r a溶液の濃度を第二再生器からのLiBr
濃溶液と同程度にしてから、両者を混合して吸収器3へ
導ひくとともに、その際に補助蒸発器7に与える熱を冷
却回路11の入口部分から取ることにより、冷却器3を
通り凝縮器2などを通る冷却媒体を予冷却する構成とす
る。第二再生器1.凝縮器2.吸収器3.蒸発器4.第
一再生器5の構造は、第3図の従来例と同様である。
また、補助吸収器6と補助蒸発器7とは、同一気槽の容
器内で各液槽が仕切られて形成される。
本実施例において、LiBr水溶液は、吸収器3で希釈
されてから吸収液ポンプ13により第一再生器5および
第二再生器1へ分岐して送り込まれ、一方で第二再生器
1で濃縮され、他方で第一再生器5の濃縮された後補助
吸収器6で第二再生器1での濃縮と同程度まで希釈され
、両者が混合されて再び吸収器へ戻る経路を循環してい
る。第一再生器5には高温熱源循環回路8か導かれてお
り、その熱で冷媒(水)が蒸発され、吸収器3から導び
かれたLiBr稀溶液か濃縮される。第二再生器1には
、第一再生器5で蒸発した冷媒(水蒸気)と低温熱源循
環回路10か導ひかれており、それらの熱で冷媒(水)
を蒸発させて同じく吸収器3から導びかれたLiBr稀
溶液が濃縮される。
第一再生器5て濃縮された高濃度のLiBr濃溶液は、
第一熱交換器15で降温された後、補助吸収器6の気槽
内に滴下、拡散され、補助蒸発器7から供給される冷媒
(水蒸気)を吸収して第二再生器lて濃縮されたやや濃
度の低いL i B r;Jl溶液と同程度まで希釈さ
れる。第二再生器1のLiBr濃溶液と上記補助吸収器
6で希釈されたLiBr濃溶液は、混合されて第二熱交
換器16を通り、そこで降温されて吸収器3の気槽内で
滴下拡散される。ここで、LiBr濃溶液は、その気槽
内において蒸発器4で発生された冷媒(水蒸気)を吸収
し、希釈されて吸収器内に溜まりLiBr稀溶液となる
。このLiBr稀溶液は吸収液ポンプI3で循環力か与
えられ、第二熱交換器16を通り上記高温の(−iBr
?JI溶液と熱交換して昇温され、分岐された一方の経
路により第二再生器1へ導ひかれ、分岐された他方の経
路により第一熱交換器15へ導びかれて第二再生器5が
らの高温のLiBr濃溶液と熱交換を行って昇温され、
第二再生器5へ導びかれる。このときにLiBr濃溶液
が冷媒を吸収する際の反応熱は、吸収器3の気槽内を通
る冷却回路IIで冷却される。
次に、冷媒の循環について説明する。第二再生器5での
LiBr稀溶液の濃縮の際に蒸発した冷媒(水蒸気)は
、第一再生器1を通った後、凝縮器2へ導かれる。一方
、第二再生器1でのLiBr稀溶液の濃縮の際に蒸発し
た冷媒(水蒸気)は、凝縮器2の気槽内に移動してその
気槽内を通る冷却回路11により水に凝縮されて溜まる
。この凝縮器2内に溜まった冷媒(水)は、分岐されて
蒸発器4と補助蒸発器7に導びかれる。蒸発器4の冷媒
は、冷媒ポンプ13によりその蒸発器4の気槽内に滴下
、拡散されて一部が蒸発し、吸収器3へ供給されて、前
述したようにLiBr1溶液を希釈に用いられる。ここ
で、蒸発器4の気槽内には被冷却媒体循環回路9か通っ
ており、上記冷媒はその被冷却媒体循環回路9に均一に
拡散されていて、蒸発するときの気化熱により低温に維
持された冷媒で被冷却媒体か冷却される。一方、補助蒸
発器7に導びかれた冷媒は、補助蒸発器用冷媒ポンプ1
4によりその補助蒸発器7の気槽内に噴霧されて蒸発さ
れ、補助吸収器6へ供給されて前述した第一再生器5か
らのLiBr濃溶液の希釈に用いられる。
上記において、補助蒸発器7の気槽内には冷却回路11
が入口部か導びかれ、中を通る冷却媒体の冷却水が、蒸
発時の気化熱により低温に維持された冷媒で予冷却され
る。冷却回路11は、補助蒸発器7を出た後、吸収器3
の気槽内を通り、凝縮器2を気槽内を通り補助吸収器6
の気槽内に導びかれ、それぞれのLiBr溶液の冷媒吸
収熱あるいは冷媒の凝縮熱を奪う。
第2図は、以上述へた本実施例の二重効用吸収式冷凍装
置の冷凍サイクル図である。図において、横軸は温度(
1)を示し、縦軸は圧力(P)を示している。Aは水の
特性曲線を表わしており、このグラフ上で水の特性曲線
Aよりも右側に平行移動するほとLiB、r溶液のa度
か高くなる。太実線が本実施例の冷凍サイクル線を示し
ており、7−2は吸収器3での冷媒(水蒸気)の吸収、
23Lは第二熱交換器16のLiBr稀溶液の温度上昇
、3L−4Lは第二再生器1に分岐したしiBr稀溶液
の第二再生器lでの温度上昇と濃縮、3L−3Hは第一
再生器5側に分岐したLiBr稀溶液の第一熱交換器1
5での温度上昇、3H−5Hは第一再生器5内でのLi
Br稀溶液の温度上昇、5H−4Hは第一再生器5内で
のLiBr稀溶液の濃度、4H−6Hは第一再生器5で
のLiBr稀溶液の温度降下、6H−7Hは補助吸収器
6でのLiBr濃溶液の冷却、7H−8は補助吸収器6
での冷媒(水蒸気)の吸収、8−6Lは第二再生器1に
より濃縮されたLiBr溶液と補助吸収器6により希釈
されたLiBr溶液との混合溶液の第二熱交換器6での
温度降下、6L−7は上記混合溶液の吸収器3内での冷
却の各状態変化を示している。また、11は冷媒の蒸発
iFA V、[2は吸収器3の温度、t3は第二再生器
1での凝縮温度、t4は第一再生器5で発生した水蒸気
の凝縮温度、t5は第一再生器5の温度、(6は冷却媒
体の予冷温度を示す。
ここで、第1図のLiBr溶液の循環系に着目すると以
下のようになる。吸収器3を出たLiBr稀溶液は第二
熱交換器16により昇温しく第2図2−3L)、一部は
第二再生器1に流入する(3L−4L)。残りのLiB
r稀溶液は第一熱交換器15でさらに昇温した後(3L
、−38)第一再生器5に送られ濃縮される(3H−4
H)。第一再生器5で濃縮されたLiBr溶液は第一熱
交換器で降温した後(4H−6H) 、従来のように第
二再生器1により濃縮されたLiBr溶液とそのまま混
合させるのではなく補助吸収器6へと導かれる。補助吸
収器6ては補助蒸発器7で蒸発した冷媒(水蒸気)を吸
収し、第二再生器1により濃縮されたLiBr溶液と同
a度になるまで希釈する(7H−8)。この際に補助蒸
発器7は冷却媒体より熱を得るので、吸収器・凝縮器を
冷却する冷却媒体の入口部分で予冷却を行うことが可能
となる。第2図を第4図の従来例の場合に比較して見る
と、冷凍サイクルを低7s度側で組めるようになること
がわかる。従って、LiBr濃溶液とLiBr稀溶液の
濃度差を大きくすることができるとともに、従来よりも
低温の冷却媒体を得ることができるので、駆動用熱源と
しては利用困難であった低温排熱を用いて吸収式冷凍装
置を運転することが可能となる。また、第1図に示した
ように第二再生器1に投入する熱源として、第一再生器
5からの高温水蒸気と共に低温熱源を利用することが可
能となり、−重二重併用運転も可能となるなお、本発明
は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、以下
の制御方法を取り得る構成であれば良い。
(1)分岐された一方のLiBr溶液を外部の熱源で濃
縮する。
(2)上記(1)の過程で分岐された他方のLiBr溶
液を(1)の過程の濃縮で発生する冷媒を熱源とするこ
とによりまたはそれに加えて外部の低温熱源により濃縮
する。
(3)上記(1)の過程で濃縮されたLiBr溶液を(
2)の過程の濃縮の濃度と同程度に希釈する。
(4)上記(2)の過程の濃縮で発生する冷媒およびそ
の(2)の過程の熱源として使用した冷媒の一部を分岐
し蒸発させて、(3)の過程の希釈用に供給するととも
に冷却媒体を予冷却する。
(5)上記(4)の過程で予冷却された冷却媒体の吸熱
で(2)の過程で濃縮されたLiBr溶液と(3)の過
程で希釈されたLiBr溶液の混合溶液を希釈する。
(6)上記(4)の過程で分岐された(2)の過程の濃
縮で発生する冷媒および(2)の過程の熱源として使用
した後の冷媒の残部を、蒸発させて第5の過程の希釈用
に供給するとともに被冷却媒体を冷却する。
(7)上記(5)の過程で希釈されたLiBr溶液を(
1)および(2)の過程に分岐してigi環させる。
また、上記実施例の第二再生器lの低温熱源は省略して
も良いことはもちろんであり、その場合でも、第一再生
器5の駆動熱源のレベルか低くなっても高い効率で運転
することができる。
以上のように、本発明は、その主旨に沿って種々に応用
され、種々の実施態様を取り得るものである。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の吸収式冷凍装置
とその制御方法によれば、LiBr濃溶液を希釈するた
めの冷却媒体入口温度を下げることができるため、従来
二重効用吸収式冷凍機の駆動熱源としては利用できなか
った低温度レベルの排熱が利用できるようになる。これ
により、第二再生器へ第一再生器より導かれる高温冷媒
(水蒸気)と共に低温熱源を導くことにより、冷凍装置
の一重二重併用運転が可能となる。また、冷凍装置の冷
凍サイクルにおいてLiBr溶液の濃度差を大きくとる
ことか可能となり、少ない流量で大きな冷凍能力をあげ
ることか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は上記
実施例の冷凍サイクル図、第3図は従来例の二重効用吸
収式冷凍装置の構成図、第4図は上記従来例の冷凍サイ
クル図である。 1・・第二再生器、2・・凝縮器、3・・・吸収器、4
・・蒸発器、5・・・第一再生器、6・・補助吸収器、
7補助蓋発器、8・・・高温熱源循環回路、9・・被冷
却媒体循環回路、lO・・・低温熱源循環回路、11・
・・凝縮器・吸収器冷却回路、12・・・冷媒ボシブ、
13・・吸収液ポンプ、14・・・補助蒸発器用冷媒ポ
ンプ、15・・・第一熱交換器、16・・・第二熱交換
器。 第2図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸収器と第一再生器および第二再生器の間に溶液
    を分岐して循環させ、第一再生器で外部の熱源により前
    記分岐された一方の溶液を濃縮し、さらにその濃縮の際
    に発生した冷媒を熱源として第一再生器で前記分岐され
    た他方の溶液を濃縮し、これらの第一および第二再生器
    での濃縮に伴い発生した冷媒を蒸発器で蒸発させ前記吸
    収器に供給して前記溶液を希釈し、前記蒸発器内を通る
    被冷却媒体を前記冷媒で冷却する吸収式冷凍装置におい
    て、 前記第一再生器で濃縮された溶液を前記第二再生器の濃
    縮の濃度と同程度まで該溶液を希釈する補助吸収器と、 前記冷媒の一部を導いて蒸発させ前記補助吸収器の希釈
    用に供給する補助蒸発器とを、 前記第一再生器から前記吸収器へ前記溶液を戻す経路に
    挿入し、 前記第二再生器の熱源として前記第一再生器での濃縮の
    際に発生した冷媒および/または外部の低温熱源を使用
    し、 前記吸収器を冷却する冷却媒体を前記補助蒸発器内を通
    して予冷却することを特徴とする吸収式冷凍装置。
  2. (2)分岐された一方の溶液を外部の熱源で濃縮する第
    1の過程と、 前記分岐された他方の溶液を第1の過程の濃縮で発生す
    る冷媒を熱源とすることによりおよび/または外部の低
    温熱源により濃縮する第2の過程と、 第1の過程で濃縮された溶液を第2の過程の濃縮の濃度
    と同程度に希釈する第3の過程と、第2の過程の濃縮で
    発生する冷媒および第2の過程の熱源として使用した冷
    媒の一部を分岐し蒸発させて第3の過程の希釈用に供給
    するとともに冷却媒体を予冷却する第4の過程と、 第4の過程で予冷却された冷却媒体の吸熱で第2の過程
    で濃縮された溶液と第3の過程で希釈された溶液の混合
    溶液を希釈する第5の過程と、前記分岐された第2の過
    程の濃縮で発生する冷媒および第2の過程の熱源として
    使用した後の冷媒の残部を蒸発させて第5の過程の希釈
    用に供給するとともに被冷却媒体を冷却する第6の過程
    と、第5の過程で希釈された溶液を第1および第2の過
    程に分岐して循環させる第7の過程と、を有することを
    特徴とする吸収式冷凍装置の制御方法。
JP2262861A 1990-09-28 1990-09-28 吸収式冷凍装置とその制御方法 Pending JPH04139361A (ja)

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WO1998054520A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Roberto Gianfrancesco Heat pump able to operate with very low external temperature

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WO1998054520A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Roberto Gianfrancesco Heat pump able to operate with very low external temperature
US6305181B1 (en) 1997-05-30 2001-10-23 Roberto Gianfrancesco Heat pump able to operate with very low external temperature

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